JP2020116198A - 電気刺激装置 - Google Patents

電気刺激装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020116198A
JP2020116198A JP2019010634A JP2019010634A JP2020116198A JP 2020116198 A JP2020116198 A JP 2020116198A JP 2019010634 A JP2019010634 A JP 2019010634A JP 2019010634 A JP2019010634 A JP 2019010634A JP 2020116198 A JP2020116198 A JP 2020116198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
pad
sole
conductive pattern
foot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019010634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7272804B2 (ja
Inventor
松下 剛
Takeshi Matsushita
剛 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MTG Co Ltd
Original Assignee
MTG Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MTG Co Ltd filed Critical MTG Co Ltd
Priority to JP2019010634A priority Critical patent/JP7272804B2/ja
Publication of JP2020116198A publication Critical patent/JP2020116198A/ja
Priority to JP2023072934A priority patent/JP2023086884A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7272804B2 publication Critical patent/JP7272804B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Electrotherapy Devices (AREA)

Abstract

【課題】使用者が足裏の設置における方向性を認識できて、使いやすい電気刺激装置を提供すること。【解決手段】電気刺激装置11はシート状のパッド12を有する。表面シート27の上面には足裏Fを介して下肢に電流に付与するための導電パターン41が設けられている。パッド12は、左足に対応する左ゾーン21と、右足に対応する右ゾーン22とを備えている。左ゾーン21及び右ゾーン22の外側縁部23を前方に向かって開く形状とするとともに、導電パターン41を前方に向かって開く方向を指示する形状とした。【選択図】図1

Description

本発明は、下肢の筋肉に対して電気刺激を付与するための電気刺激装置に関するものである。
特許文献1には、シート上の敷板の上面の左右位置にそれぞれ銀ペーストよりなる電極をプリントした電気刺激装置が開示されている。そして、椅子に着座した姿勢の使用者が左右の電極上にそれぞれ左右の足裏を載せ、この状態で、電極に電圧が印加されることにより、足裏を介して左右の下肢の筋肉に電気刺激が付与されて、筋肉マッサージが実行されるとしている。
中国特許出願公開第108815703号明細書
特許文献1の電気刺激装置においては、左右の下肢の足裏を乗せる部分が単に左右対称に形成されているのみで、足裏を載せる場合の方向性に対する配慮は図られていない。しかしながら、通常、人間が両足を揃えて着座した状態において、着座者の足裏は、前方に向かって開き気味になる。特許文献1の電気刺激装置のように、方向性が存在しない敷板においては、使用者は不自然な足の向きを強いられるように感じてしまうこともあって、戸惑うものであり、使いやすいとは言い難い。そして、足の向きが不自然な場合、刺激電流の通電にともなう筋収縮時に、足裏が電極から浮き上がって、例えば、指先だけで電極に接した状態になって、筋肉に対する所要の通電量を確保できず、充分なマッサージを行い得ないおそれがある。また、足の向きが不自然な場合、筋収縮などによって足が動いてしまうと、指先が他方の電極に触れてしまうおそれもある。このような場合は、刺激電流が下肢のふくらはぎなどの筋肉側にほとんど到達することはなく、両電極と足裏とを巡る刺激電流の閉回路が形成されて、足先が不要に動いてしまうこともあり、有効な筋肉マッサージを行い得ないおそれもあった。
本発明の目的は、使用者が足裏の方向性を認識できて、使いやすい電気刺激装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、シート状のパッドを有し、そのパッドの上面には足裏を介して下肢に電流に付与するための電極を設けた電気刺激装置において、前記パッドには足裏の設置方向を指示する形状を付与したことを特徴とする。
以上のように構成した電気刺激装置において、使用者は、装置の外観形状に従って足裏の自然な設置方向を意識できるため、使用者は無理な体勢を強いられることなく、下肢に対して刺激電流を与えることができる。
以上のように、本発明によれば、使用者は電気刺激装置の外観形状に従って足裏の設置方向を決めれば、無理なく電気刺激を実行できるため、電気刺激装置として使いやすいものとなる効果を発揮する。
電気刺激装置の平面図。 同じく制御器を取り外した状態を示す平面図。 電気刺激装置の裏面図。 電気刺激装置を前側から見た図。 折り畳み状態の電気刺激装置の側面図。 折り畳み状態の電気刺激装置の平面図。 電気刺激装置を収納するバッグの正面図。 電気刺激装置の使用状態を示す側面図。 左右のゾーンを分割した変更例を示す平面図。 左右のゾーンを磁石で連結できる変更例を示す平面図。 左右のゾーンを蝶番で連結した変更例を示す平面図。 左右のゾーンを軸で連結した変更例を示す平面図。 左右のゾーンをファスナで連結する構成を示す平面図。
(実施形態)
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本実施形態を示すものである。図1,図2及び図4に示すように、本実施形態の電気刺激装置11は、扁平なシート状のパッド12と、そのパッド12の前部上面の中央部に着脱可能に取り付けられた制御器13とを備えている。本実施形態の電気刺激装置11においては、図1及び図2の上部を前側とする。
図1及び図2に示すように、前記パッド12は、左足の足裏Fが乗せられる左ゾーン21と、右足の足裏Fが乗せられる右ゾーン22とを有しており、それらの外側縁部23は前方に向かって広がるように傾斜されており、その傾斜角度は、前後方向線に対して15度である。この傾斜角度は、3〜30度の値が好ましい。図1に2点鎖線の足裏Fから明らかなように、外側縁部23の傾斜角度は、使用者の足裏Fが設置される角度を指示している。パッド12の前後両端の中央部には、それぞれ前方及び後方に向かって広がる凹部24,25が形成されている。これらの凹部24,25は、左ゾーン21及び右ゾーン22の前後両位置に傾斜部241,251を設けることにより形成される。また、左ゾーン21及び右ゾーン22は、足の爪先側である前部側が踵側である後部側より幅広く形成されている。
図4に示すように、パッド12は、左ゾーン21と右ゾーン22とに分割して配置された柔軟性及び電気絶縁性を有する一対のクッション材26と、そのクッション材26の上面に貼着され、左右一体をなすとともに、クッション材より硬く、電気絶縁性を有する1枚の表面シート27とを有している。クッション材26は、例えば発泡ポリウレタンにより構成され、表面シート27は、例えばポリエチレンテレフタレートによって構成されている。左右のクッション材26の対向する内側端面29は下方に向かって広がるように傾斜されており、それらの間には間隔28が形成されている。左右のクッション材26の内側端面29間において表面シート27の上面には、浅い溝よりなるとともに、前後方向に延びる折り曲げライン31が形成されている。図5及び図6に示すように、この折り曲げライン31において展開状態の表面シート27を同表面シート27が内側となるように、クッション材26が外側となるように折り曲げて、パッド12全体を二つ折り状に折り畳むことができる。
図3に示すように、左右のクッション材26には、滑り止め加工32が施されている。図3において、滑り止め加工32は、エラストマなどの摩擦係数が高く、柔軟性のあるゴム性材料を多数スポット的に設けた構成を示しているが、クッション材26の裏面に凹凸加工を施したりして構成してもよい。そして、この滑り止め加工32が床面に接触することにより、パッド12の滑動が抑制される。
図1及び図2に示すように、表面シート27の左ゾーン21及び右ゾーン22の上面全体にはそれぞれ銀や銅の導電金属を含む導電ペーストよりなる導電パターン41がプリントされている。左右の導電パターン41は前記折り曲げライン31の部分を避けて、それぞれ左右独立して配置されており、パッド12の折り畳み時には導電パターン41は内側に位置する。そして、この導電パターン41は、使用者の足裏Fに電圧を印加するための電極を構成する。この導電パターン41は、左ゾーン21及び右ゾーン22の輪郭に倣い、前部側が後部側より幅広い輪郭部42と、輪郭部42内に位置するとともに、輪郭部42に電気接続された複数の平行な直線状のラインよりなるインナ部43とを有している。インナ部43は、左ゾーン21及び右ゾーン22の外側縁部23と平行に延長されている。従って、左ゾーン21及び右ゾーン22のインナ部43は前広がり状に傾斜されており、図1に2点鎖線で示すように、使用者の足裏Fの角度を指示する。
図2及び図4に示すように、前記左ゾーン21及び右ゾーン22の前部両側における前記輪郭部42上の表面シート27には、導電パターン41に対する電力供給の電極となる接続端子44が折り曲げライン31を介した左右対称位置に取り付けられている。この接続端子44は、スナップボタンの凸側の形状に形成されている。前記制御器13の裏面には、前記接続端子44に対して接続・離間可能に対応する接続端子45が設けられており、この接続端子45は、スナップボタンの凹側の形状に形成され、制御器13内の電気回路の出力電極を構成する。なお、図4においては、接続端子44の突出高さが誇張して描かれているが、パッド12を折り畳んだ場合、表面シート27及びクッション材26の変形により、接続端子44は沈下するので、接続端子44が折り畳みの支障になることはない。
制御器13の内部には、電源,発振回路,制御回路(いずれも図示しない)が装備されており、発振回路で生成された刺激電流が接続端子44,45を介して導電パターン41に供給される。この刺激電流は、EMS(Electrical Muscle Stimulation)電流であって、15〜20Hzの電流パルスよりなる。制御器13の上面には、刺激電流の強弱あるいは周波数変更など電流供給パターンを調節するとともに、刺激電流出力のオン・オフ機能を兼ねる操作スイッチ46,47が配置されている。なお、前記電源には、リチウムイオン電池などの二次電池が使用され、制御器13の外側面には、この二次電池に充電するためのコネクタ(図示しない)が設けられている。
図1に示すように、本実施形態の電気刺激装置11には、前記制御器13を無線操作するためのリモートコントロールユニット(以下、リモコンという)51が設けられており、このリモコン51には前記操作スイッチ46,47と同様な機能を有する操作スイッチ52,53が設けられている。
図7は、二つ折り状に折り畳まれた電気刺激装置11を収納するためのバッグ81を示し、ファスナ82の開閉によって二つ折り状のパッド12を出し入れできる。バッグ81の内部には前記制御器13及びリモコン51を収容するためのポケット(図示しない)が設けられている。
次に、以上のように構成された電気刺激装置11の使用方法を説明する。
この電気刺激装置11を使用する場合には、図8に示すように、パッド12を展開状態にするとともに、表面シート27を上側にして床面上に設置する。また、制御器13の接続端子45を導電パターン41の接続端子45に接続する。この状態で、椅子に着座状態の使用者は左右の導電パターン41のインナ部43にそれぞれ左右の足裏Fを載せて、制御器13の操作スイッチ46,47またはリモコン51の操作スイッチ52,53を操作すれば、制御器13から左右の導電パターン41にEMS電流である刺激電流が供給される。そして、この刺激電流が、導電パターン41及び使用者の足裏Fを介して使用者の下肢に供給される。このため、使用者の下肢の筋肉,特に膝下筋肉、なかでもふくらはぎの筋肉が収縮及び弛緩を繰り返して、その筋肉をトレーニングできるとともに、血流を改善できる。
電気刺激装置11の使用が終了した場合は、制御器13をパッド12から外して、パッド12を表面シート27の折り曲げライン31において左右の導電パターン41どうしが接するように折り畳めば、パッド12は展開状態の半分の大きさになる。従って、パッド12をバッグ81内に制御器13やリモコン51とともに収納すれば、便利に携行できるとともに、バッグ81内に収納しなくても場所をとらずに保管できる。
本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)パッド12の左ゾーン21及び右ゾーン22の外側縁部23が前広がりになっている。また、左ゾーン21と右ゾーン22との間には、前方に向かって広がる凹部24が形成されている。従って、使用者は、その外側縁部23や凹部24の形状に沿って、足裏Fを自然に開いて左ゾーン21及び右ゾーン22に載せればよいことが認識される。よって、使用者は、無理な体勢をとることなく、足裏Fを楽にかつ容易に導電パターン41上に載せて電気刺激状態にすることができる。このため、刺激電流の通電にともなって下肢の筋肉が収縮しても、足が不要な動きをしてしまうことがなく、例えば、足裏Fが導電パターン41から浮き上がって、指先だけ導電パターン41に接した状態となるようなことはない。また、足の向きが不自然な状態における筋肉の収縮によって、足指が他方の電極である導電パターン41に触れて、足裏Fと両導電パターン41との間に短絡的な刺激電流の閉回路が形成されて、下肢に所要のトレーニング動作以外の動作が生じてしまうということもない。従って、本実施形態の電気刺激装置11による電気刺激状態においては、常に下肢のふくらはぎなどの筋肉に対して充分な通電量を確保できて、有効なトレーニングを行うことができる。しかも、前記のように、使用者は、自然に無理な体勢をとることなく、足裏Fを楽にかつ容易に導電パターン41上に載せることができるため、使用中に足が意図しない方向に動いてしまうことを避けることができる。従って、足の動きによってパッド12が折れ曲がったり、逆に、パッド12が引っ張っられて無理に緊張されたりする不都合を回避できる。
(2)しかも、導電パターン41のインナ部43も前広がり状態に延長された形状に形成されている。このため、使用者は、導電パターン41の形状に促されて足裏を前開き状態で自然に左ゾーン21及び右ゾーン22に載せればよいことを認識できて、前記と同様に無理なく電気刺激状態にすることができて、有効なトレーニングを行うことができる。また、インナ部43は前開き状態のラインが複数平行に描かれて形成されているため、そのラインが使用者の足裏Fを合わせる場合の目印となる。すなわち、使用者ごとに両足の足裏Fの間隔が相違することが多く、使用者は、その足裏F間の間隔に適合するラインを選択してそのラインに足裏Fを沿わせることができる。このようにすれば、インナ部43のラインを利用して、適切で無理のない間隔で足裏Fを揃えて快適に電気刺激を受けることができる。
(3)パッド12の左ゾーン21及び右ゾーン22の外形及び導電パターン41の形状は、踵側が狭く、爪先側が幅広く形成されているため、それらの形状から、使用者の足裏Fの設置の向きが誘導される。従って、使用者は、ひと目で足裏Fの設置方向を認識できて、誤りなく左ゾーン21及び右ゾーン22に足裏Fを誤りなく設置することができる。仮に、導電パターン41の形状が実施形態とは異なる網目などの形状であっても、使用者は、左ゾーン21及び右ゾーン22の外形のみから足裏Fの設置方向を認識できる。
(4)パッド12を、折り曲げライン31を境にして、導電パターン41が相互に接して内向きになるように折り畳むことができる。従って、パッド12を折り畳んだ携行や保管において、導電パターン41が傷ついたり、剥がれたりすることを極力防止できる。つまり、パッド12の裏面側には厚いクッション材26の内側端面29が近接して配置されているため、導電パターン41を外側にした状態でクッション材26が内側になるように折り畳まれることは、内側端面29どうしが干渉するため、折り畳みが困難である。
(5)導電パターン41が折り曲げライン31の部分を避けて形成されているため、パッド12の折り曲げや展開が繰り返されることによって導電パターン41が分断されたり、剥がれたりすることを回避できる。
(変更例)
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のように変更することも可能である。
・図9に示すように、パッド12を前記実施形態の折り曲げライン31の位置において分割すること。この構成においては、両クッション材26の内側端面29を傾斜させる必要はない。このように構成しても、パッド12がその裏面側の滑り止め加工32によって床面上において滑りにくいため、使用しづらくなることはない。そして、電気刺激装置11の保管や携行時には、左ゾーン21と右ゾーン22とを導電パターン41が内側になるように重ねればよい。なお、図9においては、左ゾーン21と右ゾーン22とを離間して描いたが、電気刺激のための使用時には、両ゾーン21,22は、図1のように隙間なく設置される。
・前記図9の分割構成において、パッド12の接続端子44と制御器13の接続端子45との間に着脱可能で、容易に撓む給電線を設けること。このように構成すれば、制御器13をパッド12から離間して配置できる。そして、給電線が容易に撓み変形するため、左ゾーン21と右ゾーン22との間の配置間隔を任意にできる。従って、使用者は、両足裏Fの間隔に合わせて左ゾーン21及び右ゾーン22の位置を適切に設定できて、電気刺激装置11を使用しやすくなる。
・図10に示すように、前記図9の分割構成において、左ゾーン21及び右ゾーン22の対向部に相互に吸着するマグネット60を、例えばクッション材26に対する埋設や貼着などによって設けること。このようにすれば、マグネット60の吸着力によって、左ゾーン21と右ゾーン22とを連結することができる。
・図11に示すように、前記図9の分割構成において、左ゾーン21及び右ゾーン22の対向部間に蝶番61を介在させること。この構成においては、蝶番61を介してパッド12を展開状態と折り畳み状態とに容易に切り換えることができる。
・図12に示すように、前記図9の分割構成において、左ゾーン21及び右ゾーン22に金属製のアーム62,63を設けるとともに、そのアーム62,63を金属製の軸64によって回転可能に連結すること。また、制御器13を一方のゾーン21,22に搭載して、一方の接続端子45をそのゾーン21,22の導電パターン41に接続するとともに、他方の接続端子45を前記アーム62,63及び軸64を介して他方のゾーン21,22の導電パターン41に接続すること。この構成においては、使用者の足裏Fの開き角度に応じて、軸64を中心にして、左ゾーン21と右ゾーン22との間の角度を変更できて、使いやすいものとなる。また、左ゾーン21及び右ゾーン22は容易に変形できるため、電気刺激装置11の不使用時には、左ゾーン21及び右ゾーン22を軸64を中心に回転させて、両ゾーン21,22をわずかの変形をともないながら交差状に重ねることができて、携行や保管に便利となる。
・電極としての導電パターン41のプリントに変えて、表面シート27の上面に導電性繊維を有する布地や編地を貼着したり、同じく導電繊維を有する糸条を、蛇行状や螺旋状をなすように配置して貼着したりすること。導電繊維よりなる布地や編地を貼着した構成においては、プリントされた導電パターンとは異なり、破断や剥離のおそれがほとんどなく、しかもこのような布地や編地に水分を含ませれば、足裏F、ひいては下肢に対する刺激電流の導通を良好にして、効果的なトレーニングが可能になる。なお、布地や編地を構成する繊維は、全繊維を導電繊維によって構成しても、全繊維のうちの一部を導電繊維によって構成してもよい。
・電極としての導電パターン41のプリントに変えて、表面シート27の上面に導電性繊維を有する布地や編地をその外周の縁部において左ゾーン21及び右ゾーン22の上面の外周部に貼着などによって固定し、布地や編地の中央側の領域を伸縮あるいは移動できるようにすること。このように構成すれば、前記と同様に布地や編地に水分を含ませることができる。加えて、刺激電流の通電にともなって足指や足裏Fが開いたり閉じたりしても、布地や編地がそれに追従するように伸縮または移動できるため、常に通電状態を維持でき、トレーニングを途切れることなく有効に行うことができる。
・金属を含む導電パターン41のプリントに変えて、表面シート27の両ゾーン21,22の上面にポリアセチレンなどよりなる導電性高分子のシートを貼着すること。
・左ゾーン21及び右ゾーン22の表面シート27をポリアセチレンなどよりなる導電性高分子のシートにより構成するとともに、左ゾーン21及び右ゾーン22の導電性高分子シートの間に電気絶縁材を介在させること。従って、左ゾーン21及び右ゾーン22の導電性高分子シートが足裏Fに対する電極を構成する。
・図9に示すように、左ゾーン21及び右ゾーン22の表面シート27の上面に足裏Fを載せる位置及び方向を示す足形などの表示65を付すこと。
・左ゾーン21及び右ゾーン22を足形に構成すること。
・図9に示すように、制御器13の上面に、刺激電流の強弱などの設定状態を示す表示器56を設けること。
・図13に示すように、左ゾーン21及び右ゾーン22における表面シート27の外側縁部23にそれぞれファスナのファスナエレメント48,49を設けるとともに、一方のファスナエレメント48,49にスライダ50を設けること。この構成においては、パッド12の折り畳み時に、スライダ50によってファスナエレメント48,49を相互に噛み合わせることにより、ファスナによって両ゾーン21,22を折り畳み状態に維持できる。
・図13に2点鎖線で示すように、左ゾーン21及び右ゾーン22における表面シート27上に面ファスナのファスナエレメント54,55を設けること。この構成においては、パッド12の折り畳み時に、ファスナエレメント54,55を相互に接合させることにより、ファスナによって両ゾーン21,22を折り畳み状態に維持できる。
・前記実施形態では、パッド12側の一対の接続端子44をスナップボタンの凸側の形状に、制御器13側の一対の接続端子45をスナップボタンの凹側の形状に構成した。これに対し、パッド12側の一対の接続端子44を凸側及び凹側の形状とし、制御器13側の一対の接続端子45を前記接続端子44と凹凸の関係で対応する凹側及び凸側の形状とすること。このように構成すれば、パッド12を折り畳んだ際に、パッド12の接続端子44が嵌り合うため、パッド12を折り畳み状態に保持できて、コンパクトな状態を維持できる。また、この構成においては、パッド12に対する制御器13の向きが所定位置関係から逆向きになると、接続端子44,45を結合できないため、制御器13を誤りなく所定の向きで設置できる。
・パッド12のクッション材26として、合成ゴム,シリコーンゴム,ウレタンゴムなどのゴム性材料あるいはエラストマや、軟質ウレタンフォームのような低反発弾性体、さらには、結合材使用や加熱などによって結合されたフェルト材や三次元織物などの繊維構成材を用いること。
・クッション材26を左右一体にすること。この場合、左右のゾーン21,22間の位置において、クッション材26の下面や上面あるいは上下両面に、前後方向に延びる溝や前後方向に並ぶ複数の凹部などを形成して、パッド12を左右のゾーン21,22間の位置において前記実施形態と同様に折り曲げが容易になるようにすることが好ましい。
・表面シート27として、合成皮革,人工皮革,天然皮革,布地や編地(合成樹脂を含浸あるいはコーティングするのが好ましい)などの合成樹脂シート以外のものを用いること。
・表面シート27の上面に、足裏Fの長さ方向と交差する方向に延びる複数の目盛線を足裏Fの長さ方向に沿って配列すること。このように構成すれば、下肢の筋肉の収縮による足指の動きを視覚で認識できて、トレーニング状態を明確に確認できる。
(他の技術的思想)
前記実施形態及び変更例から把握され、請求項に記載の技術的思想以外の技術的思想は以下の通りである。
(A)シート状をなすパッドに左ゾーンと右ゾーンとを備え、それらの両ゾーンの上面に足裏を介して下肢に電流に付与するための電極を設けた電気刺激装置において、
前記パッドを左ゾーンと右ゾーンとの間において折り畳み可能にした電気刺激装置。
(B)前記電極をプリントされた導電パターンによって構成し、その導電パターンを前記両ゾーン間の折り曲げ部を避けた部分に設けた前記技術的思想(A)項に記載の電気刺激装置。
(C)前記パッドの折り畳み状態において、前記導電パターンが内側になるように、左右のゾーン間に折り曲げラインを設けた前記技術的思想(B)項に記載の電気刺激装置。
11…電気刺激装置、12…パッド、13…制御器、21…左ゾーン、22…右ゾーン、23…側縁部、26…クッション材、27…表面シート、31…折り曲げライン、41…導電パターン、42…輪郭部、42…インナ部。

Claims (3)

  1. シート状のパッドを有し、そのパッドの上面には足裏を介して下肢に電流に付与するための電極を設けた電気刺激装置において、
    前記パッドには足裏の設置方向を指示する形状を付与した電気刺激装置。
  2. 前記パッドは、左足に対応する左ゾーンと、右足に対応する右ゾーンとを備え、その左右の両ゾーンの外側縁部を前方に向かって開く形状とした請求項1に記載の電気刺激装置。
  3. 前記電極を前方に向かって開く方向を指示する形状とした請求項1または2に記載の電気刺激装置。
JP2019010634A 2019-01-24 2019-01-24 電気刺激装置 Active JP7272804B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019010634A JP7272804B2 (ja) 2019-01-24 2019-01-24 電気刺激装置
JP2023072934A JP2023086884A (ja) 2019-01-24 2023-04-27 電気刺激装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019010634A JP7272804B2 (ja) 2019-01-24 2019-01-24 電気刺激装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023072934A Division JP2023086884A (ja) 2019-01-24 2023-04-27 電気刺激装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020116198A true JP2020116198A (ja) 2020-08-06
JP7272804B2 JP7272804B2 (ja) 2023-05-12

Family

ID=71889417

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019010634A Active JP7272804B2 (ja) 2019-01-24 2019-01-24 電気刺激装置
JP2023072934A Pending JP2023086884A (ja) 2019-01-24 2023-04-27 電気刺激装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023072934A Pending JP2023086884A (ja) 2019-01-24 2023-04-27 電気刺激装置

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7272804B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003079749A (ja) * 2001-09-13 2003-03-18 Eco Brain Kk 足裏刺激装置
JP2004329606A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Interport International Kk 足裏治療装置
JP2006289077A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 G-Man Co Ltd 機能性履物
JP2007319490A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Kozo Oshio 健康履き具
KR100835206B1 (ko) * 2008-02-05 2008-06-09 (주) 한국나노 의료기 저주파 발판
WO2010008282A1 (en) * 2008-07-15 2010-01-21 Sara Lee/De N.V. Carrier to allow of being positioned against a body part
JP2011045562A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Miyako:Kk 低周波パルス印加装置およびその使用方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003079749A (ja) * 2001-09-13 2003-03-18 Eco Brain Kk 足裏刺激装置
JP2004329606A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Interport International Kk 足裏治療装置
JP2006289077A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 G-Man Co Ltd 機能性履物
JP2007319490A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Kozo Oshio 健康履き具
KR100835206B1 (ko) * 2008-02-05 2008-06-09 (주) 한국나노 의료기 저주파 발판
WO2010008282A1 (en) * 2008-07-15 2010-01-21 Sara Lee/De N.V. Carrier to allow of being positioned against a body part
JP2011045562A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Miyako:Kk 低周波パルス印加装置およびその使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023086884A (ja) 2023-06-22
JP7272804B2 (ja) 2023-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11071672B2 (en) Method and apparatus for improving human balance and gait and preventing foot injury
JP4216725B2 (ja) 筋肉刺激装置
RU2749177C2 (ru) Устройство электростимуляции мышц
EP4000451A1 (en) Cosmetic mask for eyes
JP2010500099A (ja) 身長成長促進のための刺激部を備えた機能性履物
KR20190016047A (ko) 신체에 전류를 전달하기 위한 디바이스들 및 치료를 위한 관련 방법들
JP2016002277A (ja) スキンケア用器具
KR101907511B1 (ko) 근육 및 관절의 통증 완화를 위한 가변형 저주파 기기
KR20220001636A (ko) 피부접촉용 전극 조립체 및 이를 포함하는 피부미용 마스크
KR100558764B1 (ko) 기능성 신발
JP7272804B2 (ja) 電気刺激装置
JP2013081606A (ja) 美容装置
US20040059387A1 (en) Low frequency acupuncture point electrically stimulating device
JP2023081376A (ja) 電極により腕マッサージ部の動作を制御するマッサージ装置
KR200417052Y1 (ko) 휴대용 전위치료기
CN210872277U (zh) 一种电刺激矫形装置
WO2023277082A1 (ja) 電気刺激装置
CN114450061A (zh) 颈部美容仪
GB2136297A (en) Electronic Stimulation of Muscles
CN111939463A (zh) 电极组件、颈部按摩仪及可穿戴按摩设备
CN117500558A (zh) 电刺激装置
JP2020036868A (ja) 電気刺激装置
CN210785994U (zh) 微电流足部按摩器
WO2023234102A1 (ja) 電気刺激装置
JP7228970B2 (ja) 電気刺激装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221115

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7272804

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150