JP2020113207A - 車載装置、レーン関連処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
・分岐点(図1(a))
・合流点(図1(b))
・センターラインが形成されている交差点(図1(c))
等の交差点ではレーンマーク310に関連する処理を抑止する必要がない。分岐点と合流点にはレーンマーク以外の白線がなく走行レーンを認識することで車両の乗員の運転支援等が可能になる。また、センターラインが形成されている交差点は優先道路を含む交差点であるが、レーンマークが継続しているので、走行レーンの認識も継続すべきである。
まず、前提として、レーンマーク認識処理及び走行レーン特定処理の少なくとも一方(以下、レーン関連処理という)の抑止の対象となる交差点は、主に横断歩道がある交差点である。横断歩道は、レーンマークと誤認識されやすいためである。
図3(a)に示すように、車両の前方の交差点には信号機302と横断歩道305がある。このような交差点では、交差点を表すノード303の属性に信号機が登録されている。車載装置は、信号機302のある交差点では横断歩道305もあると推定して、レーン関連処理を抑止する。
図3(b)に示すように、分岐の場合、車両の前方の交差点には信号機がない(横断歩道もない)。このような交差点では、交差点を表すノード303の属性に信号機が登録されていない。車載装置は、信号機のない交差点では横断歩道もないと推定して、レーン関連処理を継続する。
本実施形態ではレーンマーク認識処理又は走行レーン特定処理のどちらを抑止してもよい。レーンマーク認識処理を抑止すれば走行レーン特定処理も行われない。レーンマーク認識処理を抑止しなくても走行レーン特定処理を抑止すれば、走行レーンに基づく制御も行われないので、走行レーンを誤認識することで車両の乗員に違和感等を覚えさせることがない。本実施形態ではレーンマーク認識処理と走行レーン特定処理のどちらを抑止してもよいものとする。
図4は、車載装置10の構成例を説明する図である。車載装置10は車両8に搭載された装置であり、本実施形態ではレーンマークを認識する機能を有している。レーンマークを認識することで種々の運転支援が可能となる。例えば、車載装置10がナビゲーション装置の場合、目的地までのルート案内に利用される。また、車線から逸脱を抑制したり走行車線の中央を維持して走行したりする制御等を行うこともできる。本実施形態では一例として車載装置10がナビゲーション装置であるとして説明する。
図5は、車載装置10が有する機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。車載装置10は、画像データ取得部11、レーンマーク認識部12、走行レーン特定部13、通信部14、レーン関連処理抑止部15、位置検出部16、ルート探索部17、ルート案内部18、操作受付部19、及び、ナビ画面作成部20を有している。
様々なレーンマークの認識方法が提案されているが、ここではその一例を紹介する。
図6は、後方カメラ31が撮像した画像データの一例を示し、図7は、レーンマークの認識方法の一例の手順を示すフローチャート図である。図7の処理はレーンマーク認識処理が抑止されていなければ走行中、繰り返し実行される。
図8は画像データから認識されたレーンマーク310の一例を模式的に示している。図8ではレーンマーク310から変換された直線320を示している。図8では3つの走行レーンが認識されているが、車両が走行中の走行レーンは画像データの幅方向の中央の画素321が存在する走行レーンである。したがって、この走行レーン(図8では「2」と記した走行レーン)が道路の左端又は右端の走行レーンから何番目かを判断すればよい。以下では、画像データの右端(後方カメラの画像データなので、進行方向に対して左端)から何番目かを判断するものとして説明する。
次に、図11を用いてレーン関連処理が抑止される範囲について説明する。本実施形態では横断歩道を始めとする交差点内に形成されているレーンマークでないペイントをレーンマークと誤認識することを抑止したいので、レーン関連処理が抑止される範囲は交差点内である。
片側一車線:10〔m〕
片側二車線:15〔m〕
片側三車線:20〔m〕
こうすることで、交差点が広くても横断歩道305等のペイントをレーンマーク310として誤認識することを抑止できる。なお、抑止範囲306は四角形でもよい。
図13は、レーン関連処理抑止部15がレーン関連処理を抑止する手順を示すフローチャート図の一例である。図13の処理は車両の走行中、繰り返し実行される。目的地までのルートが設定されていてもよいし、設定されていなくてもよい。なお、上記のように、レーン関連処理が抑止されない場合、車両の走行中は常にレーン関連処理が実行されている。
以上説明したように、本実施形態の車載装置は、交差点の信号機の有無を推定することで、レーン関連処理の抑止又は継続を制御できる。横断歩道のある交差点の大半では信号機があるので、このような交差点では確実にレーン関連処理を抑止できる。信号機がないが横断歩道がある交差点ではリンクの形状などを補足的に用いることでレーン関連処理を抑止できる。
信号機の有無に応じたレーン関連処理の抑止又は継続を、一時停止線の有無に基づいて行うこともできる。横断歩道がある交差点には、基本的に一時停止線がある。また、交差点を表すノードの属性として、一時停止線の有無が道路構造DB34に登録されている場合がある。したがって、通過しようとしている前方の交差点が一時停止線の属性を有するか否かに基づいて、レーン関連処理抑止部15はレーン関連処理の抑止又は継続を制御できる。
図14(a)に示すように、車両の前方の交差点には一時停止線330と横断歩道305がある。このような交差点では、交差点を表すノード303の属性に一時停止線330が登録されている。車載装置10は、一時停止線330のある交差点では横断歩道305もあると推定して、レーン関連処理を抑止する。
図14(b)に示すように、車両の前方の交差点には一時停止線がない(横断歩道もない)。このような交差点では、交差点を表すノード303の属性に一時停止線が登録されていない。車載装置10は、一時停止線のない交差点では横断歩道もないと推定して、レーン関連処理を継続する。
信号機の有無に応じたレーン関連処理の抑止又は継続を、VICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)が配信する信号機の有無に基づいて行うこともできる。VICSでは前方の信号機(地物の一例)の現示情報を配信する場合がある。したがって、通過しようとしている前方の交差点に信号機があるか否か(現示情報が配信されるか否か)に基づいて、レーン関連処理抑止部15がレーン関連処理の抑止又は継続を制御できる。
図16(a)に示すように、車両の前方の交差点には信号機302と横断歩道305がある。このような交差点では、手前のVICS送信機340が信号機302の現示情報を配信する場合がある。車載装置10は、VICS送信機から信号機302の現示情報を受信した場合、横断歩道305もあると推定して、レーン関連処理を抑止する。
図16(b)に示すように、車両の前方の交差点には信号機がない(横断歩道もない)。このような交差点では、手前にはVICS送信機340が存在しないことが多い。存在しても信号機302の現示情報を送信することはない。車載装置10は、VICS送信機340から信号機の現示情報を受信しない場合、横断歩道もないと推定して、レーン関連処理を継続する。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10 車載装置
31 後方カメラ
302 信号機
305 横断歩道
306 抑止範囲
310 レーンマーク
Claims (9)
- 移動体が走行する路面に形成されたレーンマークを認識する車載装置であって、
前記レーンマークを撮像する撮像手段から画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データ取得手段が取得した画像データから認識された前記レーンマークに関連した処理を行うレーンマーク関連手段と、
前記移動体の現在地を検出する位置検出手段と、
前方の交差点を表すノードに予め定められた属性が存在する旨の情報を取得したか否かに応じて、前記交差点を走行中、前記レーンマーク関連手段による前記レーンマークに関連した処理を抑止するか否か制御する抑止手段と、
を有することを特徴とする車載装置。 - 前記抑止手段は、前記移動体が走行する道路の構造が登録されたデータベースに、前方の交差点を表すノードに予め定められた属性を有する旨が登録されている場合、前記レーンマークに関連した処理を抑止することを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
- 前記属性は信号機であり、
前記抑止手段は、前方の交差点を表すノードが前記信号機を有する旨が前記データベースに登録されている場合、前記レーンマークに関連した処理を抑止することを特徴とする請求項2に記載の車載装置。 - 前記属性は一時停止線であり、
前記抑止手段は、前記データベースに、前方の交差点を表すノードに前記一時停止線を有する旨が登録されている場合、前記レーンマークに関連した処理を抑止することを特徴とする請求項2に記載の車載装置。 - 外部と通信する通信手段を有し、
前記抑止手段は、前方の交差点が予め定められた地物を有する旨を前記通信手段が受信した場合、前記レーンマークに関連した処理を抑止することを特徴とする請求項1に記載の車載装置。 - 前記地物は信号機であり、
前記抑止手段は、前方の交差点が前記信号機を有する旨を前記通信手段が受信した場合、前記レーンマークに関連した処理を抑止することを特徴とする請求項5に記載の車載装置。 - 前記レーンマーク関連手段が行う前記レーンマークに関連した処理は、レーンマーク認識処理、又は、走行レーン特定処理の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車載装置。
- 前記撮像手段は、移動体の後方を撮像するカメラであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車載装置。
- 移動体が走行する路面に形成されたレーンマークを認識する車載装置が行うレーン関連処理方法であって、
画像データ取得手段が前記レーンマークを撮像する撮像手段から画像データを取得するステップと、
前記画像データ取得手段が取得した画像データから認識された前記レーンマークに関連した処理をレーンマーク関連手段が行うステップと、
位置検出手段が、前記移動体の現在地を検出するステップと、
前方の交差点を表すノードに予め定められた属性が存在する旨の情報を取得したか否かに応じて、前記交差点を走行中、抑止手段が、前記レーンマーク関連手段による前記レーンマークに関連した処理を抑止するか否か制御するステップと、
を有することを特徴とするレーン関連処理方法。
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---|---|---|---|
JP2019005476A JP2020113207A (ja) | 2019-01-16 | 2019-01-16 | 車載装置、レーン関連処理方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022259373A1 (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 | 日本電信電話株式会社 | 認識装置、認識方法、及び認識プログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012116436A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Fujitsu Ten Ltd | 車線逸脱防止装置 |
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2019
- 2019-01-16 JP JP2019005476A patent/JP2020113207A/ja active Pending
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