JP2020104122A - 角形缶の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】角形缶本体に設けられる段差の段差面と角形缶本体の内壁面とのなす角度を、より90度に近付けることを可能とする角形缶の製造方法を提供する。【解決手段】段差形成工程においては、段差部を形成する側壁の外壁面側に設けられるダイ310と、前記段差部を形成する内壁面のうち該段差部の形成部よりも底部側においてダイ310との間で前記側壁を挟み込むマンドレル410と、前記段差部を形成する内壁面のうち該段差部の形成部よりも前記底部側とは反対側を押圧して、ダイ310との間で前記側壁を圧縮させるパンチ420と、を用い、パンチ420による複数回の押圧動作を繰り返すことで前記段差部を形成することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、角形缶本体に、封口蓋が載置される段差が設けられた角形缶の製造方法に関する。
従来、二次電池(蓄電池)等においては、収容性等の観点から、容器として角形缶が用いられている。角形缶は、角形缶本体と、角形缶本体の開口部を閉じる封口蓋とを備えている。この角形缶においては、角形缶の内壁面に封口蓋が載置される段差が設けられている。この段差の段差面と、内壁面とのなす角度は、90度に近い程、封止性を高めることができる。しかしながら、従来製法では、90度に近付けるのが難しかった。
特開2014−203706号公報 特開2013−196777号公報 特開2001−179350号公報 特開平9−293487号公報 特開平9−265966号公報
本発明の目的は、角形缶本体に設けられる段差の段差面と角形缶本体の内壁面とのなす角度を、より90度に近付けることを可能とする角形缶の製造方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の角形缶の製造方法は、
角形筒状部と底部とを備える角形缶本体と、前記角形缶本体の開口部を閉じる封口蓋とを備える角形缶の製造方法であって、
前記角形筒状部と底部とを有する中間成形品を製造する中間成形品製造工程と、
前記角形筒状部における2組の互いに対向する内壁面のうち、少なくともいずれか1組の互いに対向する内壁面に前記封口蓋を載置する段差部をそれぞれ形成する段差形成工程と、
を含み、
前記段差形成工程においては、
前記段差部を形成する側壁の外壁面側に設けられるダイと、前記段差部を形成する内壁面のうち該段差部の形成部よりも前記底部側において前記ダイとの間で前記側壁を挟み込むマンドレルと、前記段差部を形成する内壁面のうち該段差部の形成部よりも前記底部側とは反対側を押圧して、前記ダイとの間で前記側壁を圧縮させるパンチと、を用い、
前記パンチによる複数回の押圧動作を繰り返すことで前記段差部を形成することを特徴とする。
本発明によれば、パンチによる複数回の押圧動作を繰り返すことで段差部を形成することにより、角形缶本体に設けられる段差の段差面と角形缶本体の内壁面とのなす角度を、より90度に近付けることができる。
前記中間成形品製造工程において形成される前記側壁の外壁面は同一平面により構成されると共に、
前記中間成形品製造工程において形成される前記側壁の内壁面は、
前記段差部の形成部よりも前記底部側に形成され、前記外壁面と平行な第1平行面と、
前記段差部の形成部よりも前記底部側とは反対側に形成され、前記外壁面と平行であって、前記外壁面との距離が、第1平行面と前記外壁面との距離よりも短い第2平行面と、
第1平行面と第2平行面とを繋ぐ接続面とを備えており、
前記段差形成工程においては、前記接続面の部分が圧縮されるとよい。
こうすることで、単に板状の部位にパンチによる複数回の押圧動作を繰り返すことで段差部を形成する場合に比べて、無理なく、段差部を形成させることができる。
前記パンチによる押圧動作においては、前記ダイに向かって移動する前記パンチの移動量が、繰り返し行われる押圧動作1回毎に増加するとよい。また、前記パンチによる押圧動作においては、前記ダイに向かって移動する前記パンチの移動量が、繰り返し行われる押圧動作の回数が増えるにつれて、段階的に増加することも好適である。更に、前記パンチによる押圧動作においては、前記ダイに向かって移動する前記パンチの移動量が、繰り返し行われる押圧動作の全てについて同一であっても構わない。
前記中間成形品製造工程において形成される前記接続面は、前記角形筒状部の4隅に至る位置まで設けられており、前記段差形成工程において、前記4隅にも前記段差部が形成されるとよい。
また、前記中間成形品製造工程には、前記角形筒状部を成形する絞りしごき加工工程が含まれると共に、
この絞りしごき加工によって、前記角形筒状部の4隅に、前記段差部の段差面と同一面となる段差面を予め形成することも好適である。
前記段差形成工程の後に、前記中間成形品のうち、前記底部側とは反対側における最終製品に対して不要な部分を除去するトリミング工程を含むと共に、
前記トリミング工程において除去される部分のうち、前記段差部を形成する側壁については、少なくともその一部が、前記段差形成工程よりも前の段階で予め除去されているとよい。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、角形缶本体に設けられる段差の段差面と角形缶本体の内壁面とのなす角度を、より90度に近付けることができる。
図1は本発明の実施例に係る角形缶を概略的に示す斜視図である。 図2は本発明の実施例に係る角形缶における中間成形品の概略図である。 図3は本発明の実施例に係る角形缶の製造方法における段差形成工程に用いられる加工装置の模式的断面図である。 図4は本発明の実施例に係る角形缶の製造方法における段差形成工程に用いられる加工装置のメカニズムを説明する説明図である。 図5は本発明の実施例に係る角形缶の製造方法における段差形成工程の工程図である。 図6は本発明の実施例に係るパンチの駆動のさせ方の一例を説明する図である。 図7は本発明の実施例に係るパンチの駆動のさせ方の一例を説明する図である。 図8は本発明の実施例に係るパンチの駆動のさせ方の一例を説明する図である。 図9は本発明の実施例に係る中間成形品の変形例を示す外観図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図9を参照して、本発明の実施例に係る角形缶の製造方法について説明する。角形缶の製造方法の説明に先立って、本実施例に係る製造方法により得られる角形缶について説明する。
<角形缶>
図1を参照して、本実施例に係る製造方法により製造される角形缶について説明する。図1は本発明の実施例に係る角形缶を概略的に示す斜視図である。ただし、説明の便宜上、図1においては、角形缶本体10に封口蓋20が取り付けられる前の状態を示している。本実施例に係る製造方法により製造される角形缶は、角形缶本体10と、角形缶本体10の開口部を閉じる封口蓋20とを備えている。これら角形缶本体10と封口蓋20は、アルミニウム合金、冷間圧延鋼板、ステンレス鋼などの金属板を加工することにより得られる。角形缶本体10は、互いに対向する内壁面を有する2組の側壁(短辺側側壁11,長辺側側壁12)を有する角形筒状部と、底部13とから構成される。なお、2組の側壁のうち、幅の短い方を、上記の通り、短辺側側壁11と称し、幅の長い方を長辺側側壁12と称する。
本実施例においては、一対の短辺側側壁11の内壁面に段差部11aがそれぞれ設けられている。この段差部11aにおける段差面に封口蓋20が載置された状態で、レーザ溶接やアーク溶接などにより、角形缶本体10に封口蓋20が固定される。なお、本実施例に係る角形缶は、二次電池(蓄電池)の容器として好適に用いることができる。この場合、角形缶本体10の内部に、電極やセパレータなど、電池を構成する各種発電要素が収容された後に、封口蓋20が固定される。
<角形缶の製造工程の概要>
本実施例に係る角形缶の製造工程の概要について説明する。本実施例に係る角形缶の製造工程は、角形缶本体10を製造する工程と、予め製造された封口蓋20を、上記の通り、角形缶本体10に固定する工程とからなる。そして、角形缶本体10を製造する工程は、中間成形品100を成形する中間成形品製造工程と、中間成形品100に対して、上記の段差部11aを形成する段差形成工程と、不要な部分を除去するトリミング工程とからなる。
また、中間成形品製造工程は、少なくとも、所定の外形を有する素材(ブランク)を得るために、金属板に打ち抜き加工を施す工程と、ブランクに対して複数回の絞りしごき加工を施す工程と、上記の底部13の部分を形成するプレス工程と、を含んでいる。これらの各工程については、適宜、公知技術(例えば、特開2018−51575号公報参照)
を採用すればよいので、その説明については省略する。なお、トリミング工程についても、公知技術を採用すればよいので、その説明は省略する。
中間成形品製造工程により製造される中間成形品100について、図2を参照して説明する。図2は本発明の実施例に係る角形缶における中間成形品の概略図である。図2においては、中間成形品の平面図と、2か所の模式的断面図(平面図中のAA断面図とBB断面図)とを示している。中間成形品100は、最終製品において短辺側側壁11となる一対の短辺側側壁形成部110と、最終製品において長辺側側壁12となる一対の長辺側側壁形成部120と、最終製品において底部13となる底部形成部130と、トリミング工程の際に除去される除去部150とを備えている。なお、図2中の点線150aがトリミング工程によって切断される切断面に相当する。この点線150aよりも開口部側が除去部150である。また、一対の短辺側側壁形成部110と一対の長辺側側壁形成部120により構成される部分が、中間成形品100における角形筒状部に相当し、底部形成部130が、中間成形品100における底部に相当する。
本実施例に係る製造方法においては、側壁としての短辺側側壁形成部110の内壁面に、次工程である段差形成工程において、段差部11aが形成される。この短辺側側壁形成部110の外壁面111は同一平面により構成されている。そして、短辺側側壁形成部110の内壁面は、外壁面111と平行な第1平行面112と、同じく、外壁面111と平行な第2平行面113と、これら第1平行面112と第2平行面113とを繋ぐ接続面としての傾斜面114とを備えている。第1平行面112は、段差部11aの形成部よりも底部13(底部形成部130)側に形成される。また、第2平行面113は、段差部11aの形成部よりも底部13側とは反対側(つまり、開口部側)に形成される。この第2平行面113は、外壁面111との距離が、第1平行面112と外壁面111との距離よりも短くなるように構成されている。従って、短辺側側壁形成部110においては、第1平行面112が形成される部位の肉厚よりも、第2平行面113が形成される部位の肉厚の方が薄くなるように構成される。
以下に説明する段差形成工程においては、傾斜面114の部分が圧縮される。これにより、第1平行面112と傾斜面114との境界の位置が段差面11bとなる段差部11aが形成される。
また、中間成形品100においては、一対の短辺側側壁形成部110と、一対の長辺側側壁形成部120とにより構成される角形筒状部の4隅に、段差部11aの段差面11bと同一面となる段差面115がそれぞれ設けられている。この段差面115は、中間成形品製造工程における絞りしごき加工工程によって形成される。
<段差形成工程>
図3〜図8を参照して、段差形成工程について説明する。図3は本発明の実施例に係る角形缶の製造方法における段差形成工程に用いられる加工装置の模式的断面図である。図4は本発明の実施例に係る角形缶の製造方法における段差形成工程に用いられる加工装置のメカニズムを説明する説明図であり、より具体的には、パンチを駆動させるメカニズムを説明する図である。図5は本発明の実施例に係る角形缶の製造方法における段差形成工程の工程図である。図5においては、各部材について、断面にて示している。図6〜図8は本発明の実施例に係るパンチの駆動のさせ方の一例をそれぞれ説明する図である。
<<加工装置>>
特に、図3及び図4を参照して、本実施例に係る段差形成工程に用いることのできる加工装置の一例を説明する。本実施例に係る加工装置は、概略、上型300と下型400で構成されている。上型300は、ダイ310と、ボトムパッド320とを備えている。下
型400は、マンドレル410と、パンチ420と、パンチ420をマンドレル410に対して相対移動させる駆動機構470と、中間成形品100にマンドレル410を挿入する時にはバキュームし、引き抜く際にはエアーを送るためのエア・バキューム孔450とを備えている。また、下型400は、マンドレル410とパンチ420を支持する上台430及び下台440も備えている。
上型300と下型400は、上下方向に互いに接離移動可能に構成されている。中間成形品100は、除去部150を下にして下型400のマンドレル410に被せられる。
ボトムパッド320は、ピン340が上型300のフレームに設けられたガイド330によって上下ストロークを案内され、エアシリンダ350によって押圧力を調整されながら中間成形品100の底部形成部130の下面に押し当てられる。これにより、加工中に中間成形品100が上下に位置ずれしてしまうことが防止される。ボトムパッド320によって中間成形品100が位置決めされた後、ピン311に沿って移動するように設けられたガイド312に案内されながら、ダイ310が下降する。ダイ310は、図3に示すように、パンチ420とマンドレル410における支持部412の双方に対向する位置まで下降する。なお、本実施例においては、ダイ310の下方に設けられたブロック313が、下台440に設けられたブロック441に突き当たるまで、ダイ310が下降することによって、ダイ310の位置決めがなされる。ただし、ダイ310の位置決め方法は、このような手法に限定されるものではない。
マンドレル410は、中間成形品100をマンドレル410に被せる際に中間成形品100の内周面を案内する案内部411と、段差形成部よりも底部形成部130側の領域を支持する上記の支持部412とを備えている。マンドレル410の支持部412の下面とパンチ420の上面は、互いに摺動自在に接しており、両者の境界線の高さは中間成形品100に形成される段差11aの段差面11bと一致する。マンドレル410は、後述する駆動機構470によってパンチ420が水平方向に移動する際には、中間成形品100を介してダイ310により移動が規制される。
マンドレル410とパンチ420の摺動面には、従来周知の位置決めピン構造460が設けられている。すなわち、マンドレル410がダイ310による移動制限を解除された際、マンドレル410とパンチ420とが平面視ほぼ同位置に重なるホームポジション(原点)に復帰するよう自動的に互いに位置決めされる。本実施例では、パンチ420の摺動面に、スプリング等の付勢手段462によってマンドレル410の摺動面に向けて付勢したピン461を設け、ホームポジションでのマンドレル410の摺動面のピン461先端に対向する位置に、ピン先端の球頭部よりも断面曲率が大きくピン径よりも大径の皿状の凹部を設けた構成としている。水平方向に外力がない状態では、付勢手段462の付勢力によってピン416先端が凹部の最深部(中央部)に当接する状態となるようにマンドレル410とパンチ420が相対移動し、マンドレル410とパンチ420の中心が一致する。なお、当該構成はあくまで一例であり、他の従来技術を適宜適用してよい。
次に、パンチ420を駆動させる駆動機構470について説明する。駆動機構470は、固定されたダイ310とマンドレル410に対し、パンチ420を相対的に水平方向に移動させるために備えられている。より具体的には、駆動機構470は、パンチ420、上台430及び下台440を含む、太い点線Uで囲む複数の部材(図3参照)を一体的に往復移動させる役割を担っている。
駆動機構470は、いわゆるリンク機構(クランク機構)を利用した直動機構である。この駆動機構470は、サーボモータ471と、サーボモータ471の回転軸471aに固定される偏心ピン(クランク軸)472と、この偏心ピン472の軸回転運動を下台4
40の直線的な往復運動に変換する連接部材473及びリンク部474とを備えている。下台440は、直線的な往復移動方向への移動のみが許容されるように構成されている。
図4は、この駆動機構470による回転運動を直線的な往復運動に変換させるためのメカニズムを説明する図であり、主要な構成部材について、上方から見た様子を模式的に示している。偏心ピン472において、連接部材473との接合部分における中心軸線は、サーボモータ471の回転軸471aの中心軸線を中心にして旋回するように構成される。太線で示す偏心ピン472a,連接部材473a及びリンク部474aは、サーボモータ471の回転軸471aの中心軸線に対して、偏心ピン472aの上記接合部分における中心軸線が、図中、真上に位置する場合の各部材の位置を示している。また、細線で示す偏心ピン472b,連接部材473b及びリンク部474bは、サーボモータ471の回転軸471aの中心軸線に対して、偏心ピン472bの上記接合部分における中心軸線が、図中、最も右側に位置する場合の各部材の位置を示している。
この図から分かるように、サーボモータ471の回転軸471aの回転位置に応じて、偏心ピン472における上記接合部分は、図中、R方向に旋回する。これに伴って、連接部材473が移動することにより、直線的な往復移動方向への移動のみ許容された下台440は、図中、L方向に往復移動する。サーボモータ471においては、回転軸471aを、所望の角度で正逆回転させる制御を行うことができる。従って、回転軸471aを所望の角度で回転させる(揺動させる)ことによって、下台440の往復移動の量を制御することができる。これにより、パンチ420の移動量を制御することができる。
<<段差形成>>
上記のように構成される加工装置を用いて、中間成形品100に段差部11aを形成する方法について、特に、図5を参照して説明する。図5(a)は、位置決めピン構造460の機能によって、各部材がホームポジションに位置している状態を示している。ホームポジションにおいては、中間成形品100における短辺側側壁形成部110の外壁面111とダイ310との間には微小な隙間が形成されている。
駆動機構470によって、パンチ420の移動が開始されると、パンチ420は、ダイ310に向かって移動する。このとき、パンチ420による摩擦抵抗によって、マンドレル410における支持部412もダイ310に向かって移動する。これにより、支持部412に押されて短辺側側壁形成部110もダイ310に向かって移動して、短辺側側壁形成部110は、ダイ310と支持部412によって挟み込まれた状態となる(図5(b)参照)。このように、ダイ310は、中間成形品100において、段差部11aを形成する側壁である短辺側側壁形成部110の外壁面側に設けられている。そして、マンドレル410における支持部412は、段差部11aを形成する内壁面のうち段差部11aの形成部よりも底部13側(底部形成部130側)においてダイ310との間で側壁(短辺側側壁形成部110)を挟み込む役割を担っている。
その後、パンチ420は、更にダイ310に向かって移動することで、段差部11aを形成する内壁面のうち段差部11aの形成部よりも底部13側とは反対側を押圧して、ダイ310との間で側壁(短辺側側壁形成部110)を圧縮させる(図5(c)参照)。
本実施例に係る段差形成においては、パンチ420による一度の圧縮動作で、段差部11aが形成されることはない。つまり、パンチ420は、短辺側側壁形成部110を所定量だけ圧縮させた後に、ダイ310から離れる方向に戻るように制御される(図5(d)参照)。このとき、マンドレル410における支持部412が、ダイ310との間で短辺側側壁形成部110を挟み込んだ状態を維持させる程度に、パンチ420を移動させるのが望ましい。
その後、再び、パンチ420は、ダイ310に向かって移動するように制御されて、短辺側側壁形成部110は、パンチ420とダイ310によって、更に圧縮される。このように、本実施例に係る段差形成工程においては、パンチ420による複数回の押圧動作が繰り返し行われることで、短辺側側壁形成部110における圧縮量は少しずつ増えていく。なお、図5に示すように、段差形成工程においては、短辺側側壁形成部110のうち、傾斜面114の部分が圧縮される。
図5(e)はパンチ420による最後の押圧動作がなされた状態を示し、図5(f)はパンチ420による最後の押圧動作が終了し、短辺側側壁形成部110に段差部11aが形成された状態と示している。なお、段差部11aの段差面11bは、中間成形品100の角形筒状部の4隅に既に形成されている段差面115と同一面となる。以上のように、段差部11aが形成された後に、中間成形品100は、加工装置から取り外されて、トリミング工程において、除去部150が除去されて最終製品が得られる。
ここで、パンチ420による押圧動作におけるパンチ420の移動量の制御の仕方について、図6〜図8を参照して、いくつかの例を説明する。なお、パンチ420の移動量の制御については、上記の通り、サーボモータ471における回転軸471aの回転角度を制御することにより行うことができる。
(例1)パンチ420をダイ310に向かって移動させる移動量を、繰り返し行われる押圧動作1回毎に増加させる制御を採用することができる。図6は、このような制御を行う場合における経過時間とパンチ420の移動量との関係をグラフによって示している。このように、押圧動作1回毎に、パンチ420の移動量を徐々に増加させることによって、短辺側側壁形成部110の圧縮量は徐々に増える。これにより、無理なく所望形状の段差部11aを形成させることができる。
(例2)パンチ420をダイ310に向かって移動させる移動量を、繰り返し行われる押圧動作の回数が増えるにつれて、段階的に増加させる制御を行うこともできる。図7は、このような制御を行う場合における経過時間とパンチ420の移動量との関係をグラフによって示している。この図7に示す例においては、押圧動作3回毎に、パンチ420の移動量を徐々に増加させている。このような制御の場合においても、短辺側側壁形成部110の圧縮量は徐々に増える。これにより、無理なく所望形状の段差部11aを形成させることができる。
(例3)パンチ420をダイ310に向かって移動させる移動量を、繰り返し行われる押圧動作の全てについて同一となるように制御することもできる。図8は、このような制御を行う場合における経過時間とパンチ420の移動量との関係をグラフによって示している。製品の素材や肉厚等によっては、このような制御によっても、所望形状の段差部11aを形成させることができる。
<本実施例に係る角形缶の製造方法の優れた点>
本実施例に係る製造方法によれば、パンチ420による複数回の押圧動作を繰り返すことで段差部11aを形成することにより、角形缶本体に設けられる段差部11aの段差面11bと角形缶本体の内壁面とのなす角度を、より90度に近付けることができる。これにより、封口蓋20により開口部を閉じた際の封止性を高めることができる。
また、本実施例においては、中間成形品100において、予め傾斜面114を設けておき、段差形成工程においては、この傾斜面114の部分を圧縮するようにしているので、単に板状の部位にパンチ420による複数回の押圧動作を繰り返すことで段差部を形成す
る場合に比べて、より一層、無理なく、段差部11aを形成させることができる。
(その他)
上述のトリミング工程において除去される部分(除去部150)のうち、段差部11aを形成する側壁(短辺側側壁形成部110)については、少なくともその一部が、上記の段差形成工程よりも前の段階で予め除去されていると好適である。この点について、図9を参照して、説明する。図9は、図2に示す中間成形品100における除去部150のうちの一部を予め除去した場合の中間成形品100Xの外観図である。図示のように、この中間成形品100Xにおいては、除去部150の一部(図中、太線150Xで囲った部分)が予め除去されている。このように、除去部150の少なくとも一部を予め除去しておくことにより、段差形成工程において、パンチ420によって、短辺側側壁形成部110が圧縮される際に、肉が逃げ易くなるため、より一層、無理なく段差部11aを形成することが可能となる。
なお、当該部分を除去する工程については、段差形成工程よりも前であれば、いつでも構わない。例えば、素材(ブランク)を得るために、金属板に打ち抜き加工を施す際に、当該部分を予め除去しておくことで、工程数を増やすことなく、当該部分を除去することができる。
上記実施例においては、一対の短辺側側壁11にそれぞれ段差部11aを形成する場合について説明したが、一対の長辺側側壁12のそれぞれに段差部を形成することもできる。また、一対の短辺側側壁11と一対の長辺側側壁12の両者にそれぞれ段差部を形成することもできる。
また、上記実施例においては、中間成形品100に設ける接続面としての傾斜面114が平面状の面で構成される場合を示した。つまり、図2中のAA断面図で見た場合、傾斜面114が直線で表される場合について示した。しかしながら、当該接続面については、このような構成に限定されることはない。例えば、接続面は、湾曲面状の傾斜面により構成することもできる。この場合には、図2中のAA断面図で見ると、当該傾斜面は、円弧や楕円弧により表される。また、接続面は、階段状の面によって構成することもできる。
また、上記実施例においては、中間成形品100において、予め、傾斜面114を設けておき、段差形成工程において、傾斜面114の部分を圧縮する場合について説明した。しかしながら、製品の素材や肉厚等によっては、予め、傾斜面114を設けることなく、パンチ420による複数回の押圧動作のみによって、段差部を形成することもできる。この場合には、上述した図9に示すように、除去部150の少なくとも一部を予め除去しておくとよい。
また、上記実施例においては、中間成形品製造工程における絞りしごき加工工程によって、角形筒状部の4隅に、段差部11aの段差面11bと同一面となる段差面115を形成しておく場合について説明した。しかしながら、角形筒状部の4隅に設ける段差面についても、上記の段差形成工程により形成してもよい。この場合には、中間成形品製造工程において形成される接続面としての傾斜面114は、中間成形品100における角形筒状部の4隅に至る位置まで設けられる。なお、角形筒状部の4隅は湾曲面(いわゆるR面)により構成されている。そして、段差形成工程においては、短辺側側壁形成部110だけでなく、角形筒状部の4隅に至る位置まで段差部11aが形成される。
更に、上記実施例において、段差形成工程に用いた加工装置は、一例に過ぎず、パンチの移動量を制御できる加工装置であれば、適宜、他の公知技術を採用することができる。また、上記加工装置においては、パンチ420が直線的な往復移動のみ動作可能な場合の
構成について示したが、直線的な往復移動と回転移動の両者の動作が可能な加工装置を用いることもできる。この場合には、例えば、角形筒状部の4隅へのコイニング加工も当該加工装置により行うことができる。なお、パンチを直線的な往復移動と回転移動の両者を同時に可能とする機構については、例えば、特開2014−46313号公報に開示されているパンチカッターを駆動させる機構のように、公知技術を採用することができるので、その説明は省略する。
10 角形缶本体
11 短辺側側壁
11a 段差部
11b 段差面
12 長辺側側壁
20 封口蓋
100,100X 中間成形品
110 短辺側側壁形成部
111 外壁面
112 第1平行面
113 第2平行面
114 傾斜面
115 段差面
150 除去部
310 ダイ
410 マンドレル
412 支持部
420 パンチ
470 駆動機構

Claims (8)

  1. 角形筒状部と底部とを備える角形缶本体と、前記角形缶本体の開口部を閉じる封口蓋とを備える角形缶の製造方法であって、
    前記角形筒状部と底部とを有する中間成形品を製造する中間成形品製造工程と、
    前記角形筒状部における2組の互いに対向する内壁面のうち、少なくともいずれか1組の互いに対向する内壁面に前記封口蓋を載置する段差部をそれぞれ形成する段差形成工程と、
    を含み、
    前記段差形成工程においては、
    前記段差部を形成する側壁の外壁面側に設けられるダイと、前記段差部を形成する内壁面のうち該段差部の形成部よりも前記底部側において前記ダイとの間で前記側壁を挟み込むマンドレルと、前記段差部を形成する内壁面のうち該段差部の形成部よりも前記底部側とは反対側を押圧して、前記ダイとの間で前記側壁を圧縮させるパンチと、を用い、
    前記パンチによる複数回の押圧動作を繰り返すことで前記段差部を形成することを特徴とする角形缶の製造方法。
  2. 前記中間成形品製造工程において形成される前記側壁の外壁面は同一平面により構成されると共に、
    前記中間成形品製造工程において形成される前記側壁の内壁面は、
    前記段差部の形成部よりも前記底部側に形成され、前記外壁面と平行な第1平行面と、
    前記段差部の形成部よりも前記底部側とは反対側に形成され、前記外壁面と平行であって、前記外壁面との距離が、第1平行面と前記外壁面との距離よりも短い第2平行面と、
    第1平行面と第2平行面とを繋ぐ接続面とを備えており、
    前記段差形成工程においては、前記接続面の部分が圧縮されることを特徴とする請求項1に記載の角形缶の製造方法。
  3. 前記パンチによる押圧動作においては、前記ダイに向かって移動する前記パンチの移動量が、繰り返し行われる押圧動作1回毎に増加することを特徴とする請求項1または2に記載の角形缶の製造方法。
  4. 前記パンチによる押圧動作においては、前記ダイに向かって移動する前記パンチの移動量が、繰り返し行われる押圧動作の回数が増えるにつれて、段階的に増加することを特徴とする請求項1または2に記載の角形缶の製造方法。
  5. 前記パンチによる押圧動作においては、前記ダイに向かって移動する前記パンチの移動量が、繰り返し行われる押圧動作の全てについて同一であることを特徴とする請求項1または2に記載の角形缶の製造方法。
  6. 前記中間成形品製造工程において形成される前記接続面は、前記角形筒状部における湾曲面で構成された4隅に至る位置まで設けられており、前記段差形成工程において、前記4隅にも前記段差部が形成されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の角形缶の製造方法。
  7. 前記中間成形品製造工程には、前記角形筒状部を成形する絞りしごき加工工程が含まれると共に、
    この絞りしごき加工によって、前記角形筒状部の4隅に、前記段差部の段差面と同一面となる段差面を予め形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の角形缶の製造方法。
  8. 前記段差形成工程の後に、前記中間成形品のうち、前記底部側とは反対側における最終製品に対して不要な部分を除去するトリミング工程を含むと共に、
    前記トリミング工程において除去される部分のうち、前記段差部を形成する側壁については、少なくともその一部が、前記段差形成工程よりも前の段階で予め除去されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の角形缶の製造方法。
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