JP2020093841A - 包装検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイが包装袋内に正常に入っているかを自動で検査することができる包装検査装置を提供する。【解決手段】接触式変位センサー10と、接触式変位センサー10に包装袋2を接触させた際の変位量を取得し、接触式変位センサー10の変位量に基づいて、包装袋2内のトレイ3の状態を判断する制御部30と、を有する、包装検査装置。接触式変位センサー10と包装袋2とを相対移動させる駆動部20をさらに有するように構成することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、包装袋に入れたトレイの状態を検査する包装検査装置に関する。
従来、食品をトレイに載せたまま包装袋で包装することで包装物を製造する装置が知られている(たとえば特許文献1)。
特開2005−53508号公報
通常、食品をトレイに載せた状態で包装した包装物は、食品が包装袋の表面側に位置するように配置され、トレイが包装袋の裏面側に位置するように配置される。しかしながら、充填工程や包装工程において、トレイが包装袋の表面側に位置してしまう場合や、トレイを包装袋に入れる際にトレイが変形してしまう場合があった。従来では、トレイが包装袋内に正常に入っているか否かを作業者が確認しており、このことが、製造時間や製造コストの増大の要因となっていた。
本発明は、トレイが包装袋内に正常に入っているかを自動で検査することができる包装検査装置を提供することを目的とする。
本発明に係る包装検査装置は、接触式変位センサーと、前記接触式変位センサーを包装袋に接触させた際の変位量を取得し、前記接触式変位センサーの変位量に基づいて、包装袋内のトレイの状態を判断する制御部と、を有する。
上記包装検査装置において、前記接触式変位センサーと前記包装袋とを相対移動させる駆動部をさらに有し、前記駆動部は、前記接触式変位センサーが前記包装袋内の前記トレイを押圧する位置まで、前記接触式変位センサーと前記包装袋とを相対移動させるように構成することができる。
上記包装検査装置において、前記接触式変位センサーは、前記包装袋を接触させた際の反作用により収縮した量を変位量として測定し、前記制御部は、前記変位量が所定の基準値以上である場合に、トレイの状態が正常であると判断するように構成することができる。
上記包装検査装置において、前記制御部によりトレイの状態が正常でないと判断された場合に、当該判断結果に基づく出力を行う出力部と、前記出力に基づいて、所定の動作を行う応答部とをさらに有するように構成することができる。
上記包装検査装置において、複数の前記接触式変位センサーを備え、前記制御部は、前記複数の接触式変位センサーから取得した、前記包装袋の異なる位置における前記複数の接触式変位センサーの変位量に基づいて、前記包装袋内のトレイの状態を判断することができる。
上記包装検査装置において、前記複数の接触式変位センサーを、前記包装袋を介して、対向する位置に配置することができる。
上記包装検査装置において、前記複数の接触式変位センサーを、上下方向に並べて配置することができる。
上記包装検査装置において、前記接触式変位センサーは、前記包装袋に接触する接触部と、接触部に接続された延伸部と、を備え、接触部の先端が面、球または円盤状であるように構成することができる。
本発明に係る包装検査方法は、搬送装置により連続的に搬送される、包装袋内にトレイが配置された包装袋の包装検査方法であって、上記包装検査装置を用いた包装検査方法である。
上記包装検査方法において、前記搬送装置が、前記包装袋を保持する保持部を有し、前記接触式変位センサーの位置を固定したまま、前記保持部に保持された包装袋を前記接触式変位センサーに接触させて、包装袋内のトレイの状態を判断するように構成することができる。
上記包装検査方法において、前記搬送装置が、前記保持部を進出移動させる進出駆動部を有し、当該進出駆動部により、前記保持部に保持された包装袋を進出移動させることで前記接触式変位センサーに接触させて、包装袋内のトレイの状態を判断するように構成することができる。
上記包装検査方法において、前記包装袋が、開口を有する包装袋であり、前記エア噴射装置によりエアを吹き込んで包装袋を整形してから前記接触式変位センサーを包装袋に接触させて、包装袋内のトレイの状態を判断するように構成することができる。
本発明によれば、トレイが包装袋内に正常に入っているかを自動で検査することができる。
検査対象の包装物を説明するための斜視図である。 本実施形態に係る包装検査装置を示す構成図である。 トレイに押圧する位置まで接触式変位センサーを移動させた状態を示す図である。 図2に示す包装袋検査装置の平面図である。 トレイが正常な位置にある場合の変位量を説明するための側面図である。 トレイと内容物の位置が逆にある場合の変位量を説明するための側面図である。 トレイが変形している場合の変位量を説明するための側面図である。 トレイが包装袋内に入っていない場合の変位量を説明するための側面図である。 内容物が包装袋内に入っていない場合の変位量を説明するための側面図である。 トレイおよび内容物が包装袋内に入っていない場合の変位量を説明するための側面図である。 本発明の第2実施形態例を説明するための側面図である。 本発明の第3実施形態例を説明するための平面図である。 本発明の第4実施形態例を説明するための側面図である。 本発明の第5実施形態例を説明するための側面図である。 本発明の第6実施形態例を説明するための平面図である。 本発明の第7実施形態例を説明するための側面図(第1の位置関係)である。 本発明の第7実施形態例を説明するための側面図(第2の位置関係)である。 本発明の第8実施形態例を説明するための側面図(第1の位置関係)である。 本発明の第8実施形態例を説明するための側面図(第2の位置関係)である。 その他の実施形態例を説明するための側面図である。 その他の実施形態例を説明するための側面図である。 その他の実施形態例を説明するための側面図である。 その他の実施形態例を説明するための側面図である。 その他の実施形態例を説明するための側面図である。
《第1実施形態》
以下に、第1実施形態に係る包装検査装置1を図に基づいて説明する。最初に、第1実施形態に係る包装検査装置1の検査対象となる包装物4について説明する。第1実施形態に係る包装検査装置1は、搬送装置5により連続的に搬送される、包装袋内にトレイ3が配置された包装物4の包装検査に用いられる。図1は、検査対象の包装物4を説明するための図である。包装物4は、図1に示すように、内容物Mをトレイ3の上に載せた状態で包装袋2により包装したものである。内容物Mは、包装袋2内に入れることができる物であれば特に限定されず、たとえば食品(たとえばナッツ、海産乾物、菓子、冷凍食品、ペット用食品など)や化粧品、薬、玩具、文具などを挙げることができる。また、包装袋2は、トレイ3よりも軟らかく形成されるのであれば、大きさ、厚さ、素材などは特に限定されないが、素材の一例として、たとえばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、ナイロンなどのプラスチック素材、セロハン、紙、不織布、アルミなどを用いることができる。
また、第1実施形態に係るトレイ3は、凹部を有する上面視長方形の形状をしており、内容物Mをトレイ3の凹部に載せた状態で包装される。こうすることで、図1に示すように、包装袋2を開封することで、トレイ3ごと内容物Mを包装袋2から引き出すことができる。なお、第1実施形態では、トレイ3は凹部を有する構成としているが、包装検査装置1が検査可能な包装物4では、トレイ3が凹部を有しない板状の構成とすることもできる。また、第1実施形態では、トレイ3の形状、大きさ、厚さ、および素材は限定されず、素材の一例として、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどのプラスチック素材、紙などを用いることができる。なお、トレイ3の形状は、上面視長方形の形状に限定されず、上面から視て、円形、楕円形、多角形などの形状であってもよい。
第1実施形態に係る包装検査装置1は、包装物4内にトレイ3が正常に入っているかを順次個別に検査する装置である。たとえば、包装検査装置1は、既設の搬送装置5に取り付け可能であり、搬送装置5により包装物4を接触式変位センサー10の前まで搬送することで、包装検査装置1は、搬送された包装物4を、接触式変位センサー10を用いて順次検査することができる。
図2は、第1実施形態に係る包装検査装置1を示す構成図である。図2に示すように、包装検査装置1は、接触式変位センサー10と、接触式変位センサー10を駆動する駆動部20と、接触式変位センサー10から変位量を取得し、取得した変位量に基づいてトレイ3の状態を検査する制御部30と、トレイ3が包装袋2内に正常に入っていないと判断された場合に所定のアクションを行う応答部40と、を有する。以下に、第1実施形態に係る包装検査装置1を構成する各構成について説明する。
接触式変位センサー10は、検査対象である包装物4に接触した際の変位量を測定することができるセンサーであれば特に限定されず、公知の接触式変位センサーを使用することができる。第1実施形態において、接触式変位センサー10は、検査対象である包装物4内のトレイ3の延在方向に対して直交となるX方向(図2中の矢印Xの方向)に向かって突き出るように配置される。また、第1実施形態に係る接触式変位センサー10は、小径の接触部(スピンドル)11と大径の延伸部(本体部)12とを有し、延伸部12と駆動部20とが連動している。駆動部20は、X方向に自在に駆動することができ、これにより、接触式変位センサー10をX方向に往復移動させることができる。そして、駆動部20は、図3に示すように、接触式変位センサー10を包装袋2内のトレイ3を押圧する位置まで進出移動させることで、接触式変位センサー10が包装袋2内のトレイ3を押圧し、その反作用として接触式変位センサー10が変位する。接触式変位センサー10はトレイ3を押圧(または接触)した際の変位量を測定し、制御部30に出力する。なお、図3は、接触式変位センサーがトレイ3に押圧する位置P1まで、接触式変位センサーを進出移動させた状態を示す図である。
駆動部20はX方向に自在に駆動することができ、駆動部20と連動する接触式変位センサー10を包装物4があるX方向に駆動する。具体的には、駆動部20は、包装物4の検査を行う場合に、図3に示すように、接触式変位センサー10の接触部11が包装物4に接触しない初期位置P0から、包装袋2内にトレイ3が正常に入っている場合に接触式変位センサー10の接触部11が包装袋2内のトレイ3を押圧する位置P1までの距離Lだけ、接触式変位センサー10をX方向に駆動する。なお、駆動部20は、特に限定されず、公知のアクチュエーターなどを用いることができる。また、駆動部20は、包装物4の検査が終了すると、次の包装物4の検査のために、接触式変位センサー10を後退移動して初期位置P0に戻す。
制御部30は、処理装置と記憶装置を有しており、記憶装置に記憶しているプログラムに基づいて、包装物4の検査を行う。具体的には、制御部30は、駆動部20の駆動を制御することで接触式変位センサー10を制御する制御機能と、接触式変位センサー10から変位量を取得する取得機能と、変位量に基づいて包装袋2内にトレイ3が正常に入っているかを判断する判断機能と、判断結果を応答部40に出力する出力機能とを有する。以下に、制御部30の各機能について説明する。
制御部30は、制御機能により、駆動部20に、接触式変位センサー10を包装物4に向けて移動させて接触式変位センサー10がトレイ3を押圧する位置P1まで移動させる。そして、制御部30は、取得機能により、接触式変位センサー10から、接触式変位センサー10がトレイ3を押圧した際の反作用による接触式変位センサー10の変位量ΔPを取得する。
また、制御部30は、判断機能により、接触式変位センサー10の変位量ΔPが、所定の基準値ST以上であるかを判断し、変位量ΔPが所定の基準値ST以上である場合に、包装袋2内のトレイ3は正常に配置されていると判断する。なお、所定の基準値STは、内容物M、包装袋2、トレイ3の種類の組み合わせに応じて適宜設定することができ、予め試験などにより、トレイ3が包装袋2内に正常に入っていると判断できる値に設定される。なお、トレイ3の状態の判断方法の詳細については後述する。そして、制御部30は、出力機能により、トレイ3の状態の判断結果を、応答部40に出力する。
応答部40は、制御部30による判断の結果、包装袋2内にトレイ3が正常に入っていないと判断された場合に、所定のアクションを行う。たとえば、応答部40は、モニター装置であり、包装袋2内にトレイ3が正常に入っていないと判断された場合に、その旨を示す警告をモニター画面に表示することができる。また、応答部40は、スピーカーとすることもでき、この場合、包装袋2内にトレイ3が正常に入っていないと判断された場合に、警告音を出力することもできる。さらに、応答部40は、アクチュエーターとすることもでき、この場合、包装袋2内にトレイ3が正常に入っていないと判断された場合に、当該包装物4を通常の搬送ラインから外すことができる。
第1実施形態において、搬送装置5は、図4に示すように、複数の保持部51を有しており、一対の保持部51により包装物4を保持することができる。保持部51により保持される包装物4は、上端部をシールする前の開口した包装物4(ただし、下端部はシール済み)であるのが基本形態である。また、搬送装置5は、駆動部20による接触式変位センサー10の移動方向(X方向)と直交するY方向に、包装物4を順次搬送し、接触式変位センサー10の前となる所定の測定位置P3まで搬送する。なお、第1実施形態では、測定位置P3において接触式変位センサー10とトレイ3とを接触させるため、図2または図3に示すように、搬送装置5は、測定位置P3において、トレイ3の背面と駆動部20により移動させた接触式変位センサー10とが接触するように包装物4を保持しながら搬送する。言い換えると、搬送装置5は、測定位置P3において、トレイ3の延在方向と接触式変位センサー10の移動方向とが交差するように、包装物4を保持しながら搬送する。なお、第1実施形態では、一対の保持部51が包装袋2の両端をつまむことで包装物4を保持しているが、保持部51による保持方法はこれに限定されない。
包装物4が測定位置P3に到達すると、搬送装置5は、トレイ3の状態を検査するために所定時間、包装物4を測定位置P3で停止させるとともに、包装検査装置1に信号を出力する。包装検査装置1の制御部30は、搬送装置5から信号を受信すると、測定位置P3において接触式変位センサー10とトレイ3とを接触させるため、接触式変位センサー10を距離LだけX方向に駆動させる。そして、所定時間経過後、搬送装置5は、次の包装物4を測定位置P3まで搬送する。これにより、包装検査装置1は、包装袋2内のトレイ3の状態を順次検査することができる。なお、図4は、包装検査装置1を上方から見た上面図であり、X方向およびY方向は水平方向と一致させているが、たとえばX方向に多少の傾斜を持たせるようにしてもよい。また、接触式変位センサー10の移動方向は必ずしもY方向と直交しなくともよい。
次に、図5〜図10に基づいて、第1実施形態に係る包装検査装置1による包装袋2内のトレイ3の状態の検査方法について説明する。
まず、図5に基づいて、トレイ3が包装袋2に正常に入っている場合について説明する。図5は、トレイ3が包装袋2に正常に入っている場合の接触式変位センサー10の変位量を説明するための図である。トレイ3が包装袋2内に正常に入っている場合、図5に示すように、トレイ3が包装袋2の裏面側に位置し、内容物Mが包装袋2の表面側に位置する。このような場合、図3に示すように、接触式変位センサー10を所定の距離LだけX方向に移動させた場合、接触式変位センサー10は、まず、包装袋2と接触する。ここで、包装袋2はトレイ3よりも軟らかく形成されており、接触式変位センサー10が包装袋2を押圧した場合には反作用を余り受けずに包装袋2を内側に押し込むことができる。上端部が開口した包装袋2である場合、接触部11により押圧されると、包装袋2内の空気が排出されるので大きく変形する。ここで、上端部開口から包装袋2内にエアを吹き込むエア噴射装置を設け、包装袋2の形状を整えてから接触部11により押圧するように構成してもよい。
一方、第1実施形態に係るトレイ3は包装袋2よりも硬く形成されており、接触式変位センサー10がトレイ3を押圧した場合、トレイ3を内側に押し込むことはできず、反作用により接触式変位センサー10の接触部11を収縮する力が働く。これにより、図5に示すように、当初(変位しない場合)の接触部11の位置をPAとした場合に、トレイ3を押圧することで接触部11は位置PBまで収縮し、接触式変位センサー10の変位量がΔPBとして測定される。第1実施形態では、接触式変位センサー10の変位量がΔPBである場合には、トレイ3が包装袋2に正常に入っていると判断できるように、所定の基準値STがΔPB以下の値に設定されている。これにより、制御部30は、図5に示す例において、接触式変位センサー10の変位量ΔPBが所定の基準値ST以上であると判断し、トレイ3が包装袋2内に正常に入っていると判断することができる。
また、図6は、トレイ3と内容物Mの位置が逆にある場合の接触式変位センサー10の変位量を説明するための図である。トレイ3と内容物Mの位置が逆にある場合、すなわち、トレイ3が包装袋2の表面側に位置し、内容物Mが包装袋2の裏面側に位置する場合、接触式変位センサー10を所定の距離LだけX方向に移動させた場合、図6に示すように、接触式変位センサー10の接触部11は、トレイ3と接触することなく、包装袋2のみを押圧することとなる。上述したように、包装袋2はトレイ3と比べて軟らかく形成されているため、接触式変位センサー10の接触部11はほとんど変位せず、図5に示す正常の場合と比べて、接触式変位センサー10の変位量は小さくΔPA1となる。第1実施形態では、接触式変位センサー10の変位量がΔPA1である場合には、トレイ3が包装袋2に正常に入れられていないと判断できるように、所定の基準値STがΔPA1よりも大きい値に設定されている(以下に説明するΔPA2〜PA4も同様。ΔPA1〜ΔPA4をまとめて単にΔPAともいう。)。すなわち、所定の基準値STは、ΔPA<ST<ΔPBとなるように設定されている。これにより、制御部30は、接触式変位センサー10の変位量ΔPA1が所定の基準値ST未満であると判断し、トレイ3が包装袋2内に正常に入っていないと判断することができる。
さらに、図7は、トレイ3が変形している場合の接触式変位センサー10の変位量を説明するための図である。なお、図7に示す例では、トレイ3の上側半分が折れて無い状態を示している。この場合も、接触式変位センサー10を所定の距離LだけX方向に移動させた場合、図7に示すように、接触式変位センサー10の接触部11は、トレイ3と接触することなく、包装袋2のみを押圧することとなる。そうすると、図6に示す例と同様に、接触式変位センサー10の接触部11はほとんど変位せず、図5に示す正常の場合と比べて、接触式変位センサー10の変位量は小さくΔPA2となり所定の基準値ST未満となる。そのため、制御部30は、接触式変位センサー10の変位量ΔPA2が所定の基準値ST未満であると判断し、トレイ3が包装袋2内に正常に入っていないと判断することができる。なお、図7に示す例では、トレイ3の上側半分が折れて無い状態を例示したが、トレイ3の上側半分が折れ曲っている場合、あるいは、トレイ3の一部が押し潰されてトレイ3が接触式変位センサー10よりも下側に位置する場合なども、同様に、変位量ΔPA2は小さくなり所定の基準値ST未満となるため、制御部30は、接触式変位センサー10の変位量ΔPA2が所定の基準値ST未満であると判断し、トレイ3が包装袋2内に正常に入っていないと判断することができる。
また、図8は、トレイ3が包装袋2に入っていない場合の接触式変位センサー10の変位量を説明するための図である。この場合も、接触式変位センサー10を所定の距離LだけX方向に移動させた場合、図8に示すように、接触式変位センサー10の接触部11は、トレイ3と接触することなく、包装袋2のみを押圧することとなる。そうすると、図6,7に示す例と同様に、接触式変位センサー10の接触部11はほとんど変位せず、図5に示す正常である場合と比べて、接触式変位センサー10の変位量は小さくΔPA3となり所定の基準値ST未満となる。そのため、制御部30は、接触式変位センサー10の変位量ΔPA3が所定の基準値ST未満であると判断し、トレイ3が包装袋2内に正常に入っていないと判断することができる。
加えて、図9は、内容物Mが包装袋2内に入っていない場合の接触式変位センサー10の変位量を説明するための図である。この場合、接触式変位センサー10を所定の距離LだけX方向に移動させると、図9に示すように、接触式変位センサー10の接触部11はトレイ3と接触するが、内容物Mが包装袋2内に入っていないため、トレイ3が包装袋2の表面側に倒れ、トレイ3から反作用をほとんど受けず、図6〜8に示す例と同様に、接触式変位センサー10の接触部11はほとんど変位せず、図5に示す正常である場合と比べて変位量は小さくΔPA4となり所定の基準値ST未満となる。そのため、制御部30は、接触式変位センサー10の変位量ΔPAが所定の基準値ST未満であると判断し、トレイ3が包装袋2内に正常に入っていないと判断することができる。
また、図10は、トレイ3および内容物Mが包装袋2内に入っていない場合の接触式変位センサー10の変位量を説明するための図である。この場合、接触式変位センサー10を所定の距離LだけX方向に移動させると、図10に示すように、トレイ3と接触することなく、包装袋2のみを押圧することとなる。そうすると、図6〜9に示す例と同様に、接触式変位センサー10の接触部11はほとんど変位せず、図5に示す正常である場合と比べて、接触式変位センサー10の変位量は小さくΔPA5となり所定の基準値ST未満となる。そのため、制御部30は、接触式変位センサー10の変位量ΔPA5が所定の基準値ST未満であると判断し、トレイ3が包装袋2内に正常に入っていないと判断することができる。
以上のように、第1実施形態に係る包装検査装置1は、接触式変位センサー10と、接触式変位センサー10を包装物4に押圧した際の変位量を取得し、接触式変位センサー10の変位量に基づいて、包装袋内のトレイ3の状態を判断する制御部30と、を有する。そして、包装検査装置1は、トレイ3が包装袋2に正常に入っている場合には、接触式変位センサー10を包装物4に向けて移動させた場合にトレイ3に接触した反作用により接触式変位センサー10が変位することを利用し、接触式変位センサー10の変位量が所定の基準値ST以上である場合には、トレイ3が包装袋2に正常に入っていると判断する。これにより、作業者が1つ1つ、トレイ3が適切に包装袋2内に入れられているかを確認することなく、自動でトレイ3が包装袋2内に正常に入っているかを判断することができるため、作業効率を高めることができ、製造時間および製造コストを低減することができる。
《第2実施形態》
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図11は、本発明の第2実施形態を説明するための図である。図11に示すように、第2実施形態では、第1実施形態と同様の包装検査装置1を用いるが、連係する搬送装置がベルトコンベアである点で、第1実施形態と相違する。
すなわち、上述した第1実施形態では、図4に示すように、上面視長方形のトレイ3が鉛直方向に延在するように、搬送装置5は包装物4を接地させずに保持しながら搬送するとともに、接触式変位センサー10が水平方向に突出するように包装検査装置1を配置する構成を例示した。これに対して、第2実施形態では、図11に示すように、連係する搬送装置5aは、ベルトコンベアであり、トレイ3が水平方向に延在するように、搬送装置5aの搬送ベルトの上に包装物4を載せて搬送する。また、第2実施形態では、包装検査装置1は、接触式変位センサー10が鉛直方向に突出するように配置される。そして、搬送装置5aにより包装物4が測定位置まで搬送された場合に、包装検査装置1は、接触式変位センサー10を鉛直方向(下方向)に突出させることで、搬送装置5aにより搬送されている包装物4の包装袋2内にトレイ3が正常に入っているかを検査する。
また、第2実施形態では、図11に示すように、トレイ3が内容物Mよりも包装検査装置1側となるように包装物4を配置する。この場合も、包装袋2や内容物Mよりもトレイ3の方が硬く構成されているため、包装袋2内にトレイ3が正常に入っている場合には、包装袋2内にトレイ3が正常に入っていない場合よりも、トレイ3を押圧した際の反作用により接触式変位センサー10の変位量が大きくなる。そのため、所定の基準値STを、包装袋2内にトレイ3が正常に入っている場合の変位量よりも小さく、包装袋2内にトレイ3が正常に入っていない場合の変位量よりも大きく予め設定することで、包装検査装置1は、接触式変位センサー10の変位量が所定の基準値ST以上である場合に、包装袋2内にトレイ3が正常に入っていると判断することができる。
《第3実施形態》
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図12は、本発明の第3実施形態を説明するための図である。第3実施形態では、図12に示すように、包装検査装置1が複数の接触式変位センサー10A,10Bを包装物4の搬送方向(Y方向)に並んで備え、接触式変位センサー10A,10Bを同時に進出移動させることにより、複数の包装物4に対して、トレイ3が包装袋2内に正常に入っているかを同時に判断する。これにより、包装検査装置1の検査速度を向上させることができる。
なお、並設する接触式変位センサー10の数は、例示の2つに限定されず、3つ以上であってもよい。
《第4実施形態》
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図13は、本発明の第4実施形態を説明するための図である。第4実施形態では、図13に示すように、包装検査装置1が一対の接触式変位センサー10C,10Dを水平方向または上下方向に対向するように備え、一方の接触式変位センサー10Cで包装物4の表面側を検査し、他方の接触式変位センサー10Dで包装物4の裏面側を検査する。これにより、トレイ3の状態をより高い精度で検査することができる。なお、一対の接触式変位センサー10C,10Dが、包装物4を介してずれた位置で対向する態様も、本発明の技術思想の範囲には含まれる。
《第5実施形態》
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図14は、本発明の第5実施形態を説明するための図である。第5実施形態では、図14に示すように、包装検査装置1が上下方向に並ぶ複数の接触式変位センサー10E,10Fを備える。この場合も、一方の接触式変位センサー10Eで包装物4の上側を検査し、他方の接触式変位センサー10Fで包装物4の下側を検査することができるため、トレイ3の状態を高い精度で検査することが可能となる。なお、第5実施形態の接触式変位センサー10E,10Fは、鉛直線に沿って並んでいるが、鉛直線からズレた位置関係で配置してもよい。また、上下方向に並ぶ接触式変位センサー10は、2つに限られず、3つ以上であってもよいし、4つ以上をマトリクス状に配置してもよい。
《第6実施形態》
次に、本発明の第6実施形態について説明する。図15は、本発明の第6実施形態例を説明するための図である。第6実施形態に係る包装検査装置1aでは、接触式変位センサー10aの接触部11aは包装物4に向かって移動せず、接触式変位センサー10aの位置(すなわち、接触部11aの先端位置)は固定されたままとなる。一方で、第6実施形態に係る搬送装置5bは、第1実施形態と同様に、包装物4を保持部51aにより保持し、接地させることなく搬送するが、保持部51aが進出駆動部(不図示)により延伸可能となっている点で、第1実施形態に係る搬送装置5bと相違する。
具体的には、連係する搬送装置5bは、保持部51aにより包装物4を保持しながら、包装物4を搬送方向(Y方向)に搬送する。そして、搬送装置5bは、包装物4が測定位置P3に到達すると、保持部51aを包装検査装置1aが存在する方向(X1方向)に延伸させる。これにより、包装物4が接触式変位センサー10aと接触し、接触部11aが押圧されることで包装検査装置1aは、包装袋2内のトレイ3の状態を検査することができる。なお、包装検査装置1aによるトレイ3が包装袋2内に正常に入っているか否かの判断方法は、第1実施形態と同様に行うことができる。また、搬送装置5bは、包装物4を接触式変位センサー10aに接触させた後は、進出駆動部により検査した包装物4を保持する保持部51aを後退させ、次に検査対象となる包装物4を保持する保持部51aを延伸させることで、順次搬送される包装物4を順次検査することができる。
このように、第6実施形態では、接触式変位センサー10aを包装物4に向かって移動させるのではなく、搬送装置5bにより、保持部51aを延伸させ、保持部51aに保持された包装物4を接触式変位センサー10aに向かって移動させることで、包装物4と接触式変位センサー10aとを接触させ、包装袋2内のトレイ3の状態を順次検査することができる。
《第7実施形態》
次に、本発明の第7実施形態について説明する。図16および図17は、本発明の第7実施形態を説明するための図であり、図16は時刻nにおける場面(第1の位置関係)を示しており、図17は時刻nよりも遅い時刻n+1における場面(第2の位置関係)を示している。第7実施形態に係る包装検査装置1aは、第6実施形態と同様に、接触式変位センサー10aは包装物4に向かって移動せず、接触式変位センサー10aの位置(すなわち、接触部11aの先端位置)は固定されたままとなっている。また、第7実施形態に係る搬送装置5は、第1実施形態と同様に、保持部51aにより包装物4を保持し、接地させることなく搬送するものであり、保持部51は延伸せずに固定されたままとなっている。一方で、第7実施形態においては、包装物4が測定位置P3まで搬送された場合に、接触式変位センサー10aの接触部11aの先端部が包装物4に接触できるように、包装検査装置1aと搬送装置5との配置が調整されている。接触部11aの先端部が包装物4に接触すると包装袋2が変形するので、包装物4の移動が妨げられることはないが、包装物4により接触部11aの先端部が押圧されると収縮する弾性体により、接触部11aを付勢し、包装物4との接触時に接触部11aが自動後退する構成としてもよい。
このように、包装検査装置1aと搬送装置5は、包装物4が測定位置P3まで搬送された場合に接触式変位センサー10aが包装物4に接触できるように、包装検査装置1aと搬送装置5との距離が予め調整されている。これにより、図16に示すように、包装物4が測定位置P3に到達していない場合には、接触式変位センサー10aは包装物4と接触せず、包装物4をY方向に搬送することができ、その後、図17に示すように、包装物4が測定位置P3に到達すると、接触式変位センサー10aが包装物4と接触し、包装検査装置1aにより、包装袋2内のトレイ3の状態を検査することができる。
このように、第7実施形態では、接触式変位センサー10aを包装物4に向かって移動させることや、保持部51に保持された包装物4を接触式変位センサー10aに向かって移動させることなく、包装袋2内のトレイ3の状態を順次検査することができる。
《第8実施形態》
次に、本発明の第8実施形態について説明する。図18および図19は、本発明の第8実施形態例を説明するための図であり、図18は時刻nにおける場面(第1の位置関係)を示しており、図19は時刻nよりも遅い時刻n+1における場面(第2の位置関係)を示している。第8実施形態に係る包装検査装置1aは、第6実施形態と同様に、接触式変位センサー10aは包装物4に向かって移動せず、接触式変位センサー10aの位置(すなわち、接触部11aの先端位置)は固定されたままとなっている。また、第8実施形態に係る搬送装置5aは、第2実施形態と同様にベルトコンベアである。第8実施形態においては、第7実施形態と同様に、包装物4が測定位置P3まで搬送された場合に、接触式変位センサー10aが包装物4に接触できるように、包装検査装置1aと搬送装置5aとの配置が調整されている。
すなわち、包装検査装置1aと搬送装置5aは、包装物4が測定位置P3まで搬送された場合に接触式変位センサー10aが包装物4に接触できるように、包装検査装置1aから搬送装置5aまでの距離が予め調整されている。これにより、図18に示すように、包装物4が測定位置P3に到達していない場合には、接触式変位センサー10aは包装物4と接触せず、包装物4を搬送方向(Y方向)に搬送する。そして、図19に示すように、包装物4が測定位置P3に到達すると、接触式変位センサー10aが包装物4に接触し、包装検査装置1aにより、包装袋2内のトレイ3の状態を検査することができる。なお、第8実施形態においても、第7実施形態と同様、接触部11aの先端部が包装物4に接触すると自動後退する構成としてもよい。
このように、第8実施形態では、第7実施形態と同様に、接触式変位センサー10aを包装物4に向かって移動させることや、保持部51に保持された包装物4を接触式変位センサー10aに向かって移動させることなく、包装袋2内のトレイ3の状態を順次検査することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態例について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の記載に限定されるものではない。上記実施形態例には様々な変更・改良を加えることが可能であり、そのような変更または改良を加えた形態のものも本発明の技術的範囲に含まれる。
たとえば、上述した実施形態では、接触式変位センサー10の先端部(接触部11の先端部)の形状を筒状として例示したが、この構成に限定されず、たとえば、図20〜図23に示す形状とすることができる。ここで、図20〜図23は、他の実施形態に係る包装検査装置101a〜101dを示す図である。なお、図20〜図23において、(A)は各包装検査装置101の平面図を示し、(B)は各包装検査装置101の側面図を示している。たとえば、図20に示すように、接触式変位センサー110aの接触部111aの形状を先細り形状とすることもできるし、図21に示すように、接触式変位センサー110bの接触部111bの形状を側面視T字状とすることもできるし、図22に示すように、接触式変位センサー110cの接触部111cの先端部113cの形状を球状とすることもできる。ここで、接触部の先端部113は、延伸部112と比べ実質的に大径となるような形状、或いは、延伸部112の断面積と比べ接触面の面積が大きな形状とすることが好ましい。図20に例示するように接触部の先端部113の面積が小さいと、トレイの溝に入り込んでしまい、正確な検査を行うことができない場合があるからである(ただし、接触部の先端部113が、図22に例示する球形状または楕円球形状の場合は、球形状または楕円球形状の断面積(直径)が延伸部112の断面積(直径)と比べ大きければ問題ない。)。
また、図23に示すように、接触式変位センサーの接触部111dの先端部の形状を円盤状とし、包装物4に端面が接触すると回転するように構成することもできる。たとえば、接触式変位センサーの先端部111dの形状を円盤状とする場合、図24に示すように、搬送装置5により包装物4を測定位置P3まで搬送した場合、円盤114が回転しながら変形した包装物4に接触することで包装物4の搬送を阻害することなく、包装袋2内のトレイ3の状態を検査することができる。ここで、包装物4により円盤114が押圧されると収縮する弾性体により、支持体115を付勢する構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、包装検査装置1が、搬送装置5から信号を受信した場合に、接触式変位センサー10を包装物4側に突出させる構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば、包装検査装置1と搬送装置5とで予め同期しておき、一定の周期で搬送装置5により包装物4を測定位置P3に移動させるとともに、接触式変位センサー10を包装物4側に突出させる構成としてもよい。
さらに、上述した実施形態では、既設の搬送装置5に包装検査装置1を取り付ける構成を例示したが、この構成に限定されず、包装検査装置1は搬送装置5を含み、搬送機能と包装検査機能とを共に提供する構成とすることもできる。
1,1a…包装検査装置
10,10a…接触式変位センサー
11,11a…接触部(スピンドル)
12,12a…延伸部(本体部)
20…駆動部
30…制御部
40…応答部
5,5a,5b…搬送装置
51,51a…保持部
4…包装物
2…包装袋
21…開口部
3…トレイ
101a〜101d…包装検査装置
110a〜110d…接触式変位センサー
111a〜111d…接触部
112a〜112d…延伸部
113a〜113d…スピンドルの先端部
114…円盤
115…支持体
M…内容物

Claims (13)

  1. 接触式変位センサーと、
    前記接触式変位センサーを包装袋に接触させた際の変位量を取得し、前記接触式変位センサーの変位量に基づいて、包装袋内のトレイの状態を判断する制御部と、を有する、包装検査装置。
  2. 前記接触式変位センサーと前記包装袋とを相対移動させる駆動部をさらに有し、前記駆動部は、前記接触式変位センサーが前記包装袋内の前記トレイを押圧する位置まで、前記接触式変位センサーと前記包装袋とを相対移動させる、請求項1に記載の包装検査装置。
  3. 前記接触式変位センサーは、前記包装袋を押圧した際の反作用により収縮した量を変位量として取得し、
    前記制御部は、前記変位量が所定の基準値以上である場合に、トレイの状態が正常であると判断する、請求項1または2に記載の包装検査装置。
  4. 前記制御部によりトレイの状態が正常でないと判断された場合に、当該判断結果に基づく出力を行う出力部と、
    前記出力に基づいて、所定の動作を行う応答部とをさらに有する、請求項1ないし3のいずれかに記載の包装検査装置。
  5. 複数の前記接触式変位センサーを備え、
    前記制御部は、前記複数の接触式変位センサーから取得した、前記包装袋の異なる位置における前記複数の接触式変位センサーの変位量に基づいて、前記包装袋内のトレイの状態を判断する、請求項1ないし4のいずれかに記載の包装検査装置。
  6. 前記複数の接触式変位センサーを、前記包装袋を介して、対向する位置に配置した、請求項5に記載の包装検査装置。
  7. 前記複数の接触式変位センサーを、上下方向に並べて配置した、請求項5に記載の包装検査装置。
  8. 前記接触式変位センサーは、前記包装袋に接触する接触部と、接触部に接続された延伸部と、を備え、接触部の先端が面、球または円盤状である、請求項1ないし7のいずれかに記載の包装検査装置。
  9. 前記包装袋内にエアを吹き込むエア噴射装置をさらに有する、請求項1ないし8のいずれかに記載の包装検査装置。
  10. 搬送装置により連続的に搬送される、包装袋内にトレイが配置された包装袋の包装検査方法であって、請求項1ないし9のいずれかに記載の包装検査装置を用いた包装検査方法。
  11. 前記搬送装置が、前記包装袋を保持する保持部を有し、
    前記接触式変位センサーの位置を固定したまま、前記保持部に保持された包装袋を前記接触式変位センサーに接触させて、包装袋内のトレイの状態を判断する請求項10に記載の包装検査方法。
  12. 前記搬送装置が、前記保持部を進出移動させる延伸部を有し、当該延伸部により、前記保持部に保持された包装袋を進出移動させることで前記接触式変位センサーに接触させて、包装袋内のトレイの状態を判断する請求項11に記載の包装検査方法。
  13. 請求項9に記載の包装検査装置を用いた包装検査方法であって、
    前記包装袋が、開口を有する包装袋であり、前記エア噴射装置によりエアを吹き込んで包装袋を整形してから前記接触式変位センサーを包装袋に接触させて、包装袋内のトレイの状態を判断する包装検査方法。
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