JP2020090777A - 充填材 - Google Patents
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Abstract
Description
地下の空洞を充填するための従来技術として、例えば、ポンプ圧送に優れた透水性組成物を使用して管路を充填する技術が存在する(例えば特許文献1参照)。
係る従来技術(特許文献1)を実施するに際してはポンプ圧送を考えなくてはならず、管路の上流にマンホール等または立坑がある場合でのみ施工が可能になる。
これに対し、充填しようとする管路の領域の上流側に大きな投入口が存在しない場合は、管路の途中にボーリング孔を削孔して投入孔を設ける必要がある。当該投入孔から砂を投入させるには、液体化させた砂を供給する。この場合、砂を沈降させずに充填するために、ベントナイト泥水や充填材を加えた流動砂を作液して供給する。
また、管路の下流側の領域において、水のpHが上昇し、或いは、水の濁り等が発生し、環境面での問題が生じてしまう。
(1)φ100mm〜φ300mmの垂直方向に延在する投入管から、地下管路内に流入させることが出来る。
(2)地中の管路内を投入口から水平方向に(300m以上)自重または水の流れで移動することが出来る。
(3)管路内を砂等で完全に充填することが出来る。
(4)管路の下流側における領域において、水に濁りや色が生じることが無く、pHに影響を与えない。
(5)長期にわたって透水性を確保することが出来る。
(6)長期にわたって体積変化が生じない。
しかし、この様な要請に応えることが出来る充填材は、未だに提案されていない。
水の添加量が充填材1m3当たり800kgを上回ると不分離性が無くなり、300kgを下回るとポンプ圧送が出来なくなり、充填が困難になることが確認された(実験例4参照)。
すなわち、本発明の充填材によれば、充填するべき空洞(例えば地下排水管)内の水(例えば地下水)により希釈されて粗粒材が分離してしまうことが著しく低減される(不分離性を発揮する)。そのため、粗粒材の粒子を、長距離まで搬送することが出来る。そして、良好な流動性により、ポンプ圧送等を必要とすることなく、管路等の長距離に亘る充填が可能となり、且つ、充填するべき空洞(例えば地下排水管)を、全体的に充填することが出来る。
さらに、分離促進材を前記充填材に供給するタイミングは、限定されない。
本発明の実施形態において、充填材で充填するべき空洞として、図1で示す様な地下排水管1を想定している。
図1で示す様に、地下排水管1には地上側から立坑2、3が連通している。図1では、立坑2は充填用の立孔として用いられ、立坑3は排水用の立孔として用いられる。そして実施形態に係る充填材は、地上側の充填装置4から、充填孔2を介して、地下排水管1に投入される。
実施形態の充填材は良好な流動性を有し、充填材(の粗粒材粒子)は、ポンプ圧送等を必要とすることなく、水中に沈殿せずに水中を長い距離に亘って流過(移動)することが出来る。そのため、地下排水管1に長距離の範囲に亘って充填され、且つ、地下排水管1を全体的に充填する。
また実施形態に係る充填材には、分離促進材(分解酵素)を添加することが可能であり、分離促進材(分解酵素)を添加することで、地下排水管1内に供給(流入)されて地下排水管1内に充填された充填材の粗粒材を、早期に分離した状態で沈殿させることも出来る。
充填された粗粒材は、長期にわたって体積変化を生じず、透水性を確保することが出来る。
複数回に分けて行われる充填材の供給において、それぞれの回で供給(充填)される充填材が符号M1、M2、M3で示されている。図2で示す様に、充填材(各充填分M1、M2、M3)は、地下排水管1において、長距離L(図1)に亘って、地下排水管1の断面における頂部近傍まで(図2参照)充填される。
それぞれの充填材M1、M2、M3が地下排水管1の断面(図1の断面AA)で占有する領域が、図2で示されており、最下方には充填材M1、その上方に充填材M2、最上方には充填材M3が専有している。明示はされていないが、充填に際しては、最初に充填材M1が供給され、次いで充填材M2が供給され、そして充填材M3が供給される。
なお、充填材に添加されて投入された水や地下水Wの一部は、地下排水管1の頂部近傍を流過し、排水孔3から排出される。
充填孔2は、後続する充填工において、地下排水管1の(図1で示す位置よりも)上流から充填材を充填する際に、排水用の立孔として機能する場合がある。
カルボキシメチルセルロースナトリウムとアクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物を水と共に混合すると、高い粘性と連続性をもったゼリー状になる。このゼリー状の物質は高い不分離性を有し、水中でも水と混合することがない。そのため、水中に添加されても水を濁らせることもないし、希釈されることもない。しかも、自重で広がるセルフレベリング性を有するため、傾斜が存在する管路であれば、自重のみで流下する。それに加えて、一か所で連続的に打設すれば、所定の範囲内に自重だけで広がる。
すなわち、カルボキシメチルセルロースナトリウムと、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物を混合することにより、極めて高い不分離性及び流動性を有する材料(充填材)が提供される。
カルボキシメチルセルロースナトリウムと、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物との混合物に、粗粒材(砂、礫またはこれらの混合物等)を添加して混合すると、当該混合物は粗粒材の粒子を包囲するように取り込む。そして、前記充填材が充填するべき地下排水管内に供給されて、水中に供給されても、前記充填材の高い不分離性により、水と粗粒材の粒子が接触せず、長時間、長い距離に亘って、粗粒材の粒子が充填材から分離して沈殿することが防止される。
それに加えて、ポンプ圧送を行わなくても、前記充填材の有する高い流動性により、粗粒材を取り込んだ充填材の自重により広い範囲に広がり(セルフレベリング)、管路等の長距離に亘る充填が可能となる。そして、地下水流を補助的な推進力として与えれば、管路内を長距離(実験例1では110m)に亘って流下させることが出来るので、例えば地下排水管等を全長に亘って充填することが可能となる。
この様に、混合するタイミングが限定されず、また混合した後は1液になるため、その分、管理の労力及びコストを節減することが出来る。
移動した後、粗粒材を取り込んだ充填材の不分離性材料分(カルボキシメチルセルロースナトリウムと、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物を混合した不分離性材料)が水により流出すれば、不分離性材料を水で流出させた箇所において、粗粒材を沈殿させることが出来る。不分離性材料分を水で流出すれば、粗粒材が本来有する密度により、その粗粒材は沈殿するのである。
また、不分離性材料より分離し所定の領域に沈殿した粗粒材は、当然その粗粒材本来の透水性(1.0×10−4cm/secを上回る)を有しており、粗粒材が完全に充填された領域においても管路内の水流を確保することが出来る。
そして、充填材1m3当たりの水の添加量を300〜800kgの範囲で設定すると、良好な流動性により、ポンプ圧送等を必要とすることなく、セルフレベリングによる管路等の長距離に亘る充填が可能となる。
ここで、発明者の実験では、粗粒材を取り込んだ前記充填材の比重が1.8以上の場合には到達距離が短くなり、比重1.9では粗粒材を取り込んだ前記充填材の到達距離が約10m、比重2.0では約5mであった(図4参照)。
すなわち、比重を調整することにより、粗粒材を取り込んだ充填材の到達距離を制御することが可能であり、粗粒材を所定領域に沈殿させることが出来て、計画的な充填が可能となる。
充填材に取り込まれた気泡は、充填材の強力な粘性により充填材を通過して外部に抜け出てしまうことはなく、長時間充填材中に留まる。
そのため、大量の気泡を充填材(粗粒材を取り込んだ充填材)中に含有させれば、当該充填材の比重を0.7〜1.8にすることができ、空気を多く含ませた充填材は、含ませない場合と比べ、比重が軽くなり、長距離を移動することが出来る。発明者の実験では、300m以上移動することが出来た(図5参照)。
これに対して、実施形態においては、充填材を強制的に分離する分離促進材(分離促進材を含有する水溶液)を使用する(供給する)ことにより、不分離性材料分を水で流出させる時間を大幅に短縮することが出来る(図6参照)。
カルボキシメチルセルロースナトリウム又はアクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物が、上述した範囲を外れた場合には、不分離性が無くなってしまうか、或いは、粘性が高くなって流動性が低下し、充填が困難になってしまうことが、発明者の実験(実験例1)で確認されている。
1.0×10−5cm/sec<k (実験例2参照)
ここで、添加される粗粒材によって、充填材の比重や流動性(フロー値)が変動する。また、含水比によっても流動性(フロー値)は変動する。さらに、細粒分含有率により充填後の透水性や透水係数の回復時間が異なる。
添加材(粗粒材)のフロー値は、JHS313−1999シリンダー法に従った場合に、15〜30cmである(実験例5参照)。フロー値が15cm未満であるとポンプ圧送、管路への充填が困難となり、フロー値が30cmを超えると不分離性が失われることが、発明者の実験(実験例5)で確認されている。
充填材作成時にエアレーション等を行い、充填材の比重を1.0未満に調整した場合、充填材の流下距離(或いは流過距離)は、300mに達する場合があった(実験例8参照)。
実施例に係る充填材1m3当たりの組成は以下の通りである。
粗粒材:表1の「粗粒材(3)」790kg(表1については、実験例2参照)
水:699kg
不分離性材料の合計=カルボキシメチルセルロースナトリウム+アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物=6.92kg
組成は実施例で示す通りであるが、カルボキシメチルセルロースナトリウムの量を充填材の全重量に対して0.01%ずつ変動して、充填材の充填性を確認する為に不分離性について実験を行った。それと共に、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物の量を、充填材に添加する全粗粒材重量に対して0.01重量%ずつ変動して、充填材の充填性を確認する実験を行った。
実験例1では、図1、図2に示す地下排水管を相似側に基づいてモデル化した長さ110mの管路を用いて、上流側から流水中に充填材を供給して実験を行った。そして、50%粗粒材が沈下することなく下流側まで到達した場合に、「不分離性有り」と判定した。
一方、カルボキシメチルセルロースナトリウムが、充填材の全重量の0.40重量%よりも多い場合は、粘性が高く流動性が低下し、下流側に到達せず、充填が不可となることが確認された。
また、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物が、充填材に添加する粗粒材重量に対して0.01重量%未満の場合、粗粒材は沈下して管路の下流側端部に到達せず、不分離性が無くなってしまうことが確認された。
そして、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物が、充填材の粗粒材重量に対して0.30重量%より多く包含されている場合は、粘性が高く流動性が低下し、下流側に到達せず、充填が不可となることが確認された。
したがって、カルボキシメチルセルロースナトリウムの添加量は充填材の全重量に対し0.03〜0.40重量%とするべきであり、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物の添加量を充填材に含まれる粗粒材重量に対し0.01〜0.30重量%とするべきであることが判明した。
粗粒材の選定するに際して、各種実験を行った。
実験例2では、透水係数が異なる複数種類の粗粒材を用いて、透水係数が回復するのに要する時間を計測した。
実験例2で用いた粗粒材の仕様と透水係数の回復時間について、下表1で示す。
表1
実施例と同様な組成を持つ充填材の比重を0.05ずつ変動して、充填性と分離特性に関する実験を行った。実験例3でも、実験例1で用いた装置を用いて実験を行った。
実験例3の結果を図4に示す。図4から、比重が2.1を上回ると粘性が高く、流動性を失ってしまい、管路内への充填が困難であることが明らかである。
一方、比重が0.7を下回ると、充填材が分離して下流側端部に到達せず、不分離性が無くなってしまい、到達距離も短くなることが、図4で示されている。
これ等の実験結果から、充填材の比重を0.7〜2.1の範囲にするべきことが判明した。
実験例1で用いた装置を用いて、実施例と同様な組成を有するが、水の量を充填材1m3当たり10kgずつ変動した複数種類の材料により、充填性と分離特性に関する実験を行った。
実験例4において、水の添加量が充填材1m3当たり800kgを上回ると不分離性が無くなり、300kgを下回るとポンプ圧送が出来なくなり、充填が困難になることが確認された。
したがって、水の添加量は、充填材1m3当たり300〜800kgとするべきことが判明した。
実施例と同様な組成を有するが、フロー値(JHS313−1999シリンダー法)が1cmずつ異なる複数の充填材を用いて、実験例1で用いた装置により、充填性に関する実験を行った。
実験例5において、フロー値が15cm未満であると、管路への充填が困難であり、
フロー値が30cmを超えると不分離性が失われることが確認された。
実験例5から、添加材(粗粒材)のフロー値は、JHS313−1999シリンダー法に従った場合に15〜30cmとするべきことが判明した。
実施例と同様な組成を有するが、充填材中の不分離性材料(カルボキシメチルセルロースナトリウムと、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物から成る不分離性材料)を水に対して0.1重量%ずつ異なる複数の充填材を用いて、フロー値(JHS313−1999シリンダー法)の測定し、また実験例1で用いた装置により充填性に関する実験を行った。フロー値を計測した結果を図3に示す。
実験例6において、充填材中の不分離成分(カルボキシメチルセルロースナトリウムと、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物から成る不分離性材料)が水に対して0.1重量%未満とすると、フロー値が15cm未満となり、流動性が無くなる為、管路内への充填が困難となることが確認された。一方、不分離性材料が水に対して2.0重量%を超えた場合もフロー値が15cm未満となり、管路内への充填が困難となることが確認された。
これに対して、図3で示す様に、充填材中の不分離材料が水に対して0.1〜2.0重量%であれば、フロー値は15〜30cmの範囲内であり、且つ不分離性がある。したがって、充填材中の不分離性材料(カルボキシメチルセルロースナトリウムとアクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物)の水に対する比率は、0.1〜2.0重量%とするべきことが明らかになった。
実験例1と同様な実験装置であるが、流下距離(或いは流過距離)が変動可能な実験装置を用いて、実施例の充填材と同様な組成の充填材を比重0.1ずつ変動させて、充填材の比重と粗粒材が沈殿する距離(到達距離)との関係について実験した。
実験の結果、比重が1.8を超える場合、ポンプ圧送によらず、セルフレベリングや水流補助による方法では、流下距離が50m以上の場合には確実な充填が困難であることが判明した。
実験例7と同様に、実施例の充填材と同様な組成の充填材をエアレーションにより空気を取り込む量を調整する事で充填材の比重を0.1ずつ変動させて、充填材の比重と粗粒材が沈殿する距離(到達距離)との関係について、実験した。
実験例8の実験結果を図5に示す。実験例8の実験結果から、微小な空気を含ませることによって充填材の比重を小さくすると、到達距離は大きくなることが判明した。また、比重が0.7を下回ると、充填材が管路の途中で分離して下流側端部に到達せず、不分離性が無くなってしまうことが確認された。
組成は実施例と同様であるが、粗粒材として、表1で示す粗粒材の「粗粒材(5)」を用いた場合に、実験例1と同様な実験装置を用いて、充填材に分離促進材を供給しない場合に透水係数が回復するまでの時間(透水係数回復時間:分)と、実施例の組成に対して分離促進材を供給した場合における透水係数回復時間を計測した。
実験例9の実験結果を示す図6において、縦軸は透水係数(cm/秒)、横軸は、回復時間(分)を表している。
図6では、透水係数が回復したか否かを、透水係数が1.0×10−2cm/secとなったか否かで判断している。図6において、破線Aは分離促進材を供給しない場合の回復時間を示しており、破線Bは分離促進材を供給した場合の回復時間を示している。図6から明らかな様に、分離促進材を供給した充填材の透水係数が回復する時間は、分離促進材を供給しない充填材の透水係数が回復する時間に比較して、優位に短縮されている。
実施例の組成に対して、分離促進材として分解酵素を後添加し、分解酵素の添加量を、不分離性材料の重量に対して0.01重量%ずつ変動して、分離性に関する実験を行った。
一方、分離促進材(分解酵素)を不分離性材料の重量に対して8.00重量%を超えて含有する水溶液として添加しても、分離性に大きな差異がないことが確認された。
また、分離促進材(分解酵素)の添加量について、不分離性材料の重量に対して0.01重量%未満にすると、充填材の不分離性の消失効果が不均一になることが確認された。
さらに、実験例10において、分離促進材の水溶液濃度が高濃度であるほど、或いは分離促進材の添加量が多いほど、不分離性の消失時間が短くなることが確認された。
また分離促進材の水溶液の量は、前記充填材の体積に対し同量以上添加することによって、充填材の不分離性の消失効果が均一に出来ることが確認された。
実験例10から、分離促進材(分解酵素)は、不分離性材料の重量に対して0.01〜8.00重量%を含有する水溶液として用い、当該分離促進材水溶液量は、当該充填材の体積に対し同量以上添加するべきことが分かった。
2・・・充填孔
3・・・排水孔
M、M1、M2、M3・・・充填材
Claims (4)
- 不分離性材料と粗粒材と水からなり、前記不分離性材料は前記水に対し0.1〜2.0重量%であり、練り混ぜ後の比重は0.7〜2.1であり、水中で材料分離せず、圧力によらず自重で空洞内を流動して充填領域を拡大するセルフレベリング性を有し、充填後の透水係数は1.0×10−4cm/secを上回ることを特徴とする充填材。
- 前記不分離性材料は、カルボキシメチルセルロースナトリウムとアクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物からなり、前記カルボキシメチルセルロースナトリウムの添加量は、充填材の全重量に対し0.03〜0.40重量%であり、前記アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物の添加量は、充填材に添加する粗粒材重量に対し0.01〜0.30重量%である請求項1の充填材。
- 前記水の添加量は、充填材1m3当たり300〜800kgである請求項1、2のいずれかの充填材。
- エアレーションにより微細な気泡が添加された場合の比重が0.7〜1.8である請求項1〜3のいずれか1項の充填材。
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JP2010270288A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Yuji Ueda | 表面を被覆材として親水性高分子化合物にて覆われた吸水性樹脂を用いる薬液注入材及び薬液注入工法。 |
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