JP2020090168A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Shuji Kuramitsu
修司 倉光
弘泰 大竹
Hiroyasu Otake
弘泰 大竹
遼 加納
Ryo Kano
遼 加納
良文 森田
Yoshifumi Morita
良文 森田
寛直 渡邉
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寛直 渡邉
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Takayuki Kato
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Abstract

【課題】複数のアクチュエータを含む電動パワーステアリング装置において、制御に用いるトルクセンサの設置位置に応じてアシストトルクを適切に算出する電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】コラムアクチュエータ(コラムモータ)81は、インターミディエイトシャフト95に対しコラム92側に設けられ、コラムアシストトルクを出力する。ラックアクチュエータ(ラックモータ)82は、インターミディエイトシャフト95に対しラック97側に設けられ、ラックアシストトルクを出力する。コラムトルクセンサ941は、ステアリングシャフト93と同軸に設置され、コラムトーショントルクTscを検出する。ラックトルクセンサ942は、インターミディエイトシャフト95と同軸に設置され、ラックトーショントルクTsrを検出する。演算器(ECU)40は、トーショントルクTsc、Tsrに基づいて各アシストトルクの指令値を演算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
従来、運転者の操舵をアシストする電動パワーステアリング装置において、複数のアクチュエータにより操舵アシストトルクを生成する装置が知られている。
例えば特許文献1に開示された電動パワーステアリング装置は、二台のモータのうち一方がコラムに設けられ、他方がラックに設けられている。ECUは、ステアリングシャフトに設けられたトルクセンサにより検出される操舵トルクに基づき、各モータの駆動を制御する。
特許第5168882号公報
電動パワーステアリング装置のトルクセンサの設置位置はステアリングシャフトに限らない。しかし特許文献1には、ステアリングシャフト以外の位置にトルクセンサを設けることや、制御に用いるトルクセンサの設置位置に応じたアシストトルクの算出方法について何ら記載されていない。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、複数のアクチュエータを含む電動パワーステアリング装置において、制御に用いるトルクセンサの設置位置に応じてアシストトルクを適切に算出する電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明の電動パワーステアリング装置は、ハンドル(91)に入力されたハンドルトルク(Th)が、コラム(92)に内包されたステアリングシャフト(93)からインターミディエイトシャフト(95)及びラック(97)を経由してタイヤ(99)に伝達される車両のステアリングシステム(90)において、複数のアクチュエータにより操舵アシストトルクを生成する。
第1の態様の電動パワーステアリング装置は、コラムアクチュエータ(81)と、ラックアクチュエータ(82)と、コラムトルクセンサ(941)、演算器(40)と、を備える。
コラムアクチュエータは、インターミディエイトシャフトに対しコラム側に設けられ、コラムアシストトルクを出力する。ラックアクチュエータは、インターミディエイトシャフトに対しラック側に設けられ、ラックアシストトルクを出力する。
コラムトルクセンサは、コラムにおいてステアリングシャフトと同軸に設置され、ステアリングシャフトに付与されるコラムトーショントルク(Tsc)を検出する。演算器は、コラムトーショントルクに基づいてコラムアシストトルク及びラックアシストトルクの指令値を演算する。
ハンドルトルクThの他、以下のように記号を表す。
(A)当該電動パワーステアリング装置のトータルのアシストトルクであるEPSアシストトルク:Teps
(B1)コラムトーショントルクに対するコラムアシストトルクのアシストゲイン:Kacc
(C1)コラムトーショントルクに対するラックアシストトルクのアシストゲイン:Karc
(D)コラムアクチュエータの回転を減速してステアリングシャフトに伝達するコラム減速装置(815)の減速比:nc
(E)ラックアクチュエータの回転を減速してラックに伝達するラック減速装置(825)の減速比:nr
演算器は、下記の数式1に基づいてEPSアシストトルクを算出する。したがって、複数のアクチュエータを含む電動パワーステアリング装置において、コラムトルクセンサを制御に用いる構成でのアシストトルクを適切に算出することができる。
Figure 2020090168
第2の態様の電動パワーステアリング装置は、第1の態様のコラムトルクセンサに代えて、ラックトルクセンサ(942)を備える。ラックトルクセンサは、インターミディエイトシャフトと同軸に設置され、インターミディエイトシャフトに付与されるラックトーショントルク(Tsr)を検出する。演算器は、ラックトーショントルクに基づいてコラムアシストトルク及びラックアシストトルクの指令値を演算する。
式中の記号につき、第2の態様では、下記(B2)、(C2)のアシストゲインの記号が第1の態様と異なる。その他の記号は、第1の態様に準ずる。
(B2)ラックトーショントルクに対するコラムアシストトルクのアシストゲイン:Kacr
(C2)ラックトーショントルクに対するラックアシストトルクのアシストゲイン:Karr
演算器は、下記の数式2に基づいてEPSアシストトルクを算出する。したがって、複数のアクチュエータを含む電動パワーステアリング装置において、ラックトルクセンサを制御に用いる構成でのアシストトルクを適切に算出することができる。
Figure 2020090168
第3の態様の電動パワーステアリング装置は、第1の態様のコラムトルクセンサ、及び第2の態様のラックトルクセンサの両方を備える。演算器は、コラムトーショントルクを入力トーショントルクとしてコラムアシストトルクの指令値を演算し、且つ、ラックトーショントルクを入力トーショントルクとしてラックアシストトルクの指令値を演算する。
第3の態様では、アシストゲインの記号として、第1の態様の(B1)と第2の態様の(C2)とが用いられる。その他の記号は、第1、第2の態様に準ずる。
(B1)コラムトーショントルクに対するコラムアシストトルクのアシストゲイン:Kacc
(C2)ラックトーショントルクに対するラックアシストトルクのアシストゲイン:Karr
演算器は、下記の数式3に基づいてEPSアシストトルクを算出する。したがって、複数のアクチュエータを含む電動パワーステアリング装置において、コラムトルクセンサ及びラックトルクセンサを制御に用いる構成でのアシストトルクを適切に算出することができる。
Figure 2020090168
各実施形態による電動パワーステアリング装置の全体構成図。 各実施形態のECUの制御ブロック図。 第1実施形態の電動パワーステアリング装置におけるアシストトルクの関係を説明する模式図。 第2実施形態の電動パワーステアリング装置におけるアシストトルクの関係を説明する模式図。 第3実施形態の電動パワーステアリング装置におけるアシストトルクの関係を説明する模式図。
以下、電動パワーステアリング装置の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。各実施形態の電動パワーステアリング装置は、車両のステアリングシステムにおいて、複数のアクチュエータにより操舵アシストトルクを出力する装置である。複数の実施形態で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。また、以下の第1〜第3実施形態を包括して「本実施形態」という。
最初に図1、図2を参照し、各実施形態の共通事項について説明する。図1に、ステアリングシステム90に適用される電動パワーステアリング装置10の全体構成を示す。ステアリングシステム90は、ハンドル91、ステアリングシャフト93、インターミディエイトシャフト95、ラック97等を含む。ステアリングシャフト93は、コラム92に内包されており、一端にハンドル91が接続され、他端にインターミディエイトシャフト95が接続されている。インターミディエイトシャフト95のハンドル91と反対側の端部には、ラックアンドピニオン機構により回転を往復運動に変換して伝達するラック97が設けられている。ラック97が往復するとタイヤ99が転舵される。
ステアリングシステム90において、電動パワーステアリング装置10は、二つのアクチュエータであるコラムモータ(図中「Cモータ」)81及びラックモータ(図中「Rモータ」)82により操舵アシストトルクを生成する。本明細書では、電動パワーステアリング装置10のこの駆動方式を「ツインアシスト方式」という。ツインアシスト方式は、大トルクの出力に有効である。電動パワーステアリング装置10は、コラムモータ81、ラックモータ82、コラムトルクセンサ941もしくはラックトルクセンサ942、及び、「演算器」としてのECU40を備える。
「コラムアクチュエータ」としてのコラムモータ81は、インターミディエイトシャフト95に対しコラム92側に設けられる。「ラックアクチュエータ」としてのラックモータ82は、インターミディエイトシャフト95に対しラック97側に設けられる。以下、コラムモータ81が出力する操舵アシストトルクを「コラムアシストトルク」といい、ラックモータ82が出力する操舵アシストトルクを「ラックアシストトルク」という。
コラムモータ81及びラックモータ82を、適宜、モータ81、82と省略して記す。本実施形態ではモータ81、82の詳細な構成や駆動方式は問わない。例えばモータ81、82は、三相ブラシレスモータで構成され、電流フィードバック制御により指令電圧が演算される。指令電圧に基づき生成されたPWM信号によってインバータが駆動され、車載バッテリの直流電圧が三相交流電圧に変換されてモータ81、82の各相巻線に印加される。これにより、モータ81、82は、所望のアシストトルクを出力する。また、例えばモータ81、82は、二組の三相巻線組を冗長的に有する二系統モータとして構成されてもよい。
各実施形態を包括する図1には、トルクセンサとして、実線で示されるコラムトルクセンサ941、及び、破線で示されるラックトルクセンサ942の二つが記載されている。第1実施形態ではコラムトルクセンサ941が設けられ、第2実施形態ではラックトルクセンサ942が設けられる。第3実施形態では、コラムトルクセンサ941及びラックトルクセンサ942の両方が設けられる。トルクセンサ941、942は、トーションバーの捩れ角に基づいてトーショントルクを検出する。
コラムトルクセンサ941は、コラム92においてステアリングシャフト93と同軸に設置され、ステアリングシャフト93に付与されるコラムトーショントルクTscを検出する。詳しくは図3〜図5に参照されるように、コラムトルクセンサ941は、ステアリングシャフト93において、コラムモータ81の出力がコラム減速装置815を介して伝達される箇所よりもハンドル91側に設置されている
ラックトルクセンサ942は、インターミディエイトシャフト95と同軸に設置され、インターミディエイトシャフト95に付与されるラックトーショントルクTsrを検出する。詳しくは図3〜図5に参照されるように、ラックトルクセンサ942は、コラムモータ81の出力がコラム減速装置815を介して伝達される箇所よりもラック97側のインターミディエイトシャフト95に設置されている。なお、ラックトルクセンサ942は、厳密にはラック97に設置されるわけではない。しかし本明細書では、インターミディエイトシャフト95に設置されるトルクセンサを「ラックトルクセンサ」と称する。
ECU40は、マイコン、駆動回路等で構成され、図示しないCPU、ROM、I/O、及び、これらの構成を接続するバスライン等を備えている。ECU40は、予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理や、専用の電子回路によるハードウェア処理による制御を実行する。本実施形態のECU40は、少なくともトルクセンサ94が検出したトーショントルクTsに基づいて、コラムアシストトルク及びラックアシストトルクの指令値を演算する。アシストトルクの演算に用いられるそれ以外のパラメータについては、図2等を参照して後述する。
また、一般のモータ制御と同様に、ECU40は、インバータ内部、又は、インバータと巻線組とを接続する電流経路に設けられた電流センサから相電流を取得する。さらに、ECU40は、コラムモータ81及びラックモータ82にそれぞれ設けられた回転角センサからモータ角を取得し、モータ角を時間微分してモータ角速度を算出する。モータ角はベクトル制御でのdq座標変換演算にも用いられる。
このような点は一般的な周知技術であるため、図1には回転角センサ等の図示を省略する。そして、ECU40は、アシストトルクの指令値に基づいて演算した指令電流に実電流を追従させるように、電流フィードバック制御を行う。加えて本実施形態では、図1に図示しない車速センサにより検出された車速Vの情報がECU40に取得される。
ところで、従来、複数のアクチュエータにより操舵アシストトルクを生成する電動パワーステアリング装置において、トルクセンサの検出値に基づきECUがアクチュエータを駆動する装置は、例えば特許文献1(特許第5168882号公報)に開示されている。しかし特許文献1には、ステアリングシャフト以外の位置にトルクセンサを設けることや、制御に用いるトルクセンサの設置位置に応じたアシストトルクの算出方法について何ら記載されていない。そこで本実施形態は、ツインアシスト方式の電動パワーステアリング装置10において、制御に用いるトルクセンサの設置位置に応じてアシストトルクを適切に算出するものである。
続いて図2を参照し、各実施形態のECU40の制御構成について説明する。ECU40は、少なくともコラム基本アシスト制御器51及びラック基本アシスト制御器61を有する。コラム基本アシスト制御器51は、トーショントルクTs等に基づいて、コラム基本アシストトルクTac_bを演算する。ラック基本アシスト制御器61は、トーショントルクTs等に基づいて、ラック基本アシストトルクTar_bを演算する。トーショントルクTsは、制御に用いられるトルクセンサの設置位置に応じて、コラムトーショントルクTsc又はラックトーショントルクTscとなる。
また、図2に示すECU40は、操舵系を安定化させる安定化トルクを演算するコラム安定化制御器55及びラック安定化制御器65をさらに有する。安定化トルクは、操舵系のバネ成分により生じる共振を抑制するために、基本アシストトルクに加算される要素である。コラム安定化制御器55及びラック安定化制御器65は、トーショントルクTs等の情報に基づいて、それぞれコラム安定化トルクTac_stab及びラック安定化トルクTar_stabを演算する。コラム安定化トルクTac_stabは加算器57でコラム基本アシストトルクTac_bに加算され、加算後のコラムアシストトルクTacが制御対象80に出力される。同様にラック安定化トルクTar_stabは加算器67でラック基本アシストトルクTar_bに加算され、加算後のラックアシストトルクTarが制御対象80に出力される。
また、図2では、「制御対象80」は、コラムモータ81及びラックモータ82をはじめ、図1に示すハンドル91からタイヤ99までの操舵系全体を含む。制御対象80には、ハンドルトルクTh、コラムアシストトルクTac及びラックアシストトルクTarが入力される。制御対象80が出力したトーショントルクTsは、各制御器51、55、61、65に取得される。
基本的に、コラムモータ角θc及びコラムモータ角速度ωcはコラム基本アシスト制御器51及びコラム安定化制御器55に取得され、ラックモータ角θr及びラックモータ角速度ωrはラック基本アシスト制御器61及びラック安定化制御器65に取得される。ただし、コラムモータ角θc及びコラムモータ角速度ωcがラック基本アシスト制御器61及びラック安定化制御器65に取得され、その逆に、ラックモータ角θr及びラックモータ角速度ωrがコラム基本アシスト制御器51及びコラム安定化制御器55に取得されてもよい。
さらに、車速Vはコラム基本アシスト制御器51及びラック基本アシスト制御器61に入力される。なお、破線で示すように、コラム安定化制御器55及びラック安定化制御器65には車速Vが入力されてもよいし入力されなくてもよい。すなわち、安定化制御器55、65は、車速Vの情報を制御に用いてもよいし用いなくてもよい。
本実施形態では、ECU40の制御の内容自体は特に考慮しない。むしろ本実施形態では、ECU40が制御に用いるトーショントルクTsが、コラムトルクセンサ941により検出されたコラムトーショントルクTscであるか、ラックトルクセンサ942により検出されたラックトーショントルクTsrであるかという点に注目する。
次に図3〜図5を参照し、第1〜第3実施形態の電動パワーステアリング装置101〜103におけるアシストトルクTac、Tarの関係を順に説明する。最初に共通の説明として、図3〜図5には、ステアリングシステム90においてバネ弾性を有する部分として、ラック97とタイヤ99との間に設けられるサスペンション98がバネ記号で示される。また、トーションバーが弾性を有するトルクセンサ941、942がバネ記号で示される。
コラムトルクセンサ941のバネ記号にはコラムトーショントルク「Tsc」の文字が併記され、ラックトルクセンサ942のバネ記号にはラックトーショントルク「Tsr」の文字が併記される。また、ハンドル91に付された記号「Th」はドライバのハンドルトルクであり、サスペンション98に付された記号「Tti」はタイヤ点に出力されるトルクである。
コラムモータ81の回転は、減速比がnc(>1)であるコラム減速装置815により減速されてステアリングシャフト93に伝達される。言い換えれば、コラムモータ81が出力するコラムアシストトルクTacは、nc倍されてステアリングシャフト93に伝達される。コラム減速装置815がギアで構成される場合、減速比は、具体的に「減速ギア比」に相当する。
ラックモータ82の回転は、減速比がnr(>1)であるラック減速装置825により減速された後、ピニオン86で直線運動に変換されてラック97に伝達される。言い換えれば、ラックモータ82が出力するラックアシストトルクTarは、nr倍された後、直線運動に変換されてラック97に伝達される。コラム減速装置815と同様にラック減速装置825がギアで構成される場合、減速比は、具体的に「減速ギア比」に相当する。
その他、数式に用いる記号を以下のように定義する。
(A)電動パワーステアリング装置のトータルのアシストトルクであるEPSアシストトルク:Teps
(B)トーショントルクTs*に対するコラムアシストトルクTacのアシストゲイン:Kac*(≧0)
(C)トーショントルクTs*に対するラックアシストトルクTarのアシストゲイン:Kar*(≧0)
アシストゲインの記号は、「Ka」に続く3文字目に制御対象のモータの種別を記し、4文字目に、制御に用いられるトーショントルクTsの種別を記す。3文字目は、制御対象のモータがコラムモータ81ならば「c」となり、ラックモータ82ならば「r」となる。上記の(B)、(C)で「*」で示す4文字目は、制御に用いるトーショントルクTsがコラムトーショントルクTscならば「c」となり、ラックトーショントルクTsrならば「r」となる。
アシストゲインKac*、Kar*は負の値になることはない。仮にアシストゲインKac*、Kar*が負の値になると、ドライバのハンドル入力に対し反対方向のアシスト力が出力されることとなる。この事象は「逆アシスト」と呼ばれ、ドライバの意図に反した動作となるため、必ず回避される必要がある。また、二台のモータ81、82でアシスト動作を行うことを前提とする限り、原則として、Kac*>0、Kar*>0となる。ただし、いずれかのモータ81、82の故障時等に一台のモータのみを駆動する状況を想定し、例外的に、Kac*=0、又は、Kar*=0の場合を含むように、「≧0」と記載する。ただし、Kac*=0、及び、Kar*=0が同時に成立することは無いものとする。
以下の数式において墨付き括弧で示される[数4]〜[数11]は、イメージデータを貼り付ける順を示す形式的な記号であり、実質的には( )内の式番号で式を特定する。各実施形態に共通に、アシストトルクの定常式は式(1)、(2)で表される。式(1)に示すように、タイヤ点に出力されるトルクTtiは、ドライバのハンドルトルクThとEPSアシストトルクTepsとを合算した値となる。EPSアシストトルクTepsは、減速比nc、nrを用いて式(2)で表される。
Figure 2020090168
式(2)におけるアシストトルクTac、Tarは、以下の実施形態毎に、トーショントルクTs及びアシストゲインKac*、Kac*を用いて算出される。
(第1実施形態)
続いて、第1〜第3の各実施形態の説明に移る。各実施形態の電動パワーステアリング装置の符号は、「10」に続く3桁目に実施形態の番号を付す。まず図3を参照し、第1実施形態の電動パワーステアリング装置101におけるアシストトルクTac、Tarの関係を説明する。図3には、ステアリングシャフト93の途中に、コラムトルクセンサ941が検出するコラムトーショントルクTscが図示される。ECU40は、コラムトーショントルクTscに基づいてコラムアシストトルクTac及びラックアシストトルクTarを演算する。
第1実施形態で用いられるアシストゲインの記号は以下の通りである。
(B1)コラムトーショントルクTscに対するコラムアシストトルクTacのアシストゲイン:Kacc
(C1)コラムトーショントルクTscに対するラックアシストトルクTarのアシストゲイン:Karc
コラムトーショントルクTscはハンドルトルクThに等しいため、コラムアシストトルクTacについて式(3)が成り立つ。また、ラックアシストトルクTarについて式(4)が成り立つ。
Figure 2020090168
式(3)、(4)を式(2)に代入すると、EPSアシストトルクTepsについての式式(5)が得られる。
Figure 2020090168
第1実施形態では、ECU40は、式(5)に基づいてEPSアシストトルクTepsを算出する。したがって、ツインアシスト方式の電動パワーステアリング装置101において、コラムトルクセンサ941を制御に用いる構成でのアシストトルクを適切に算出することができる。
(第2実施形態)
次に図4を参照し、第2実施形態の電動パワーステアリング装置102におけるアシストトルクTac、Tarの関係を説明する。図4には、図3のコラムトーショントルクTscに代えて、インターミディエイトシャフト95の途中に、ラックトルクセンサ942が検出するラックトーショントルクTsrが図示される。ECU40は、ラックトーショントルクTsrに基づいてコラムアシストトルクTac及びラックアシストトルクTarを演算する。
式中の記号につき、第2実施形態では、下記(B2)、(C2)のアシストゲインの記号が第1実施形態とは異なる。その他の記号は、第1実施形態に準ずる。
(B2)ラックトーショントルクTsrに対するコラムアシストトルクTacのアシストゲイン:Kacr
(C2)ラックトーショントルクTsrに対するラックアシストトルクTarのアシストゲイン:Karr
ラックトーショントルクTsrは、ハンドルトルクThと、「コラムモータ81の出力トルクが減速装置815を介して伝達されたトルク(nc×Tac)」との和で表される。したがって、コラムアシストトルクTacについて式(6)が成り立つ。式(6)を整理すると、式(7)が得られる。
Figure 2020090168
ラックアシストトルクTarについて式(8)が成り立つ。式(7)を式(8)に代入すると、式(9)が得られる。
Figure 2020090168
式(7)、(9)を式(2)に代入すると、EPSアシストトルクTepsについての式(10)が得られる。
Figure 2020090168
ここで、式(10)の分母に現れるアシストゲインKacrの取り得る範囲について考察する。Kacr=(1/nc)の場合、式(10)の分母が0となり、Teps=∞となるため適当でない。また、Kacr>(1/nc)の場合、式(10)の分母が負となり、Thの係数全体が負となる。そのため、Teps<0となり、上述の「逆アシスト」に相当する。したがって、アシストゲインKacrの上限は、Kacr<(1/nc)に設定される必要がある。
第2実施形態では、ECU40は、式(10)に基づいてEPSアシストトルクTepsを算出する。したがって、ツインアシスト方式の電動パワーステアリング装置102において、ラックトルクセンサ942を制御に用いる構成でのアシストトルクを適切に算出することができる。
(第3実施形態)
次に図5を参照し、第3実施形態の電動パワーステアリング装置103におけるアシストトルクTac、Tarの関係を説明する。図5には、図3のコラムトーショントルクTsc、及び、図4のラックトーショントルクTsrの両方が図示される。ECU40は、コラムトーショントルクTscに基づいてコラムアシストトルクTacを演算し、且つ、ラックトーショントルクTsrに基づいてラックアシストトルクTarを演算する。
第3実施形態では、アシストゲインの記号として、第1実施形態の(B1)と第2実施形態の(C2)とが用いられる。その他の記号は、第1、第2実施形態に準ずる。
(B1)コラムトーショントルクTscに対するコラムアシストトルクTacのアシストゲイン:Kacc
(C2)ラックトーショントルクTsrに対するラックアシストトルクTarのアシストゲイン:Karr
コラムアシストトルクTacについて、第1実施形態の式(3)と同じ式(11)が成り立つ。また、ラックアシストトルクTarについて、第2実施形態の式(8)と同じ式(12)が成り立つ。
Figure 2020090168
式(11)、(12)を式(2)に代入すると、EPSアシストトルクTepsについての式(13)が得られる。
Figure 2020090168
第3実施形態では、ECU40は、式(13)に基づいてEPSアシストトルクTepsを算出する。したがって、ツインアシスト方式の電動パワーステアリング装置103において、コラムトルクセンサ941及びラックトルクセンサ942を制御に用いる構成でのアシストトルクを適切に算出することができる。
(その他の実施形態)
(a)「演算器」としてのECU40は、図1に示すように一箇所に一つ設けられる構成に限らず、複数のECUが設けられてもよい。例えば、コラムモータ81の駆動を制御するコラムECUと、ラックモータ82の駆動を制御するラックECUとが機能を分担してもよい。この場合、対応するモータとECUとが一体に構成されてもよい。また、複数のECUは通信線で接続され、互いに情報を通信するようにしてもよい。
(b)上記実施形態は、各トルクセンサ941、942が検出したトーショントルクTsc、Tsrがアシスト制御に用いられる前提で説明されている。ただし、制御用のトルクセンサの他に、例えば制御用センサの異常を監視する監視専用のトルクセンサが設けられてもよい。その場合、監視用トルクセンサの検出値は、制御用センサの検出値との比較にのみ用いられ、上記実施形態の各数式には反映されない。
(c)コラムアクチュエータ及びラックアクチュエータは、回転出力を生成するモータに限らず、直線出力を生成するリニアアクチュエータでもよい。
(d)「複数のアクチュエータ」は、一台のコラムアクチュエータ及び一台のラックアクチュエータの二台に限らず、三台以上のアクチュエータが冗長的に設けられてもよい。
以上、本発明は上記実施形態になんら限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
10(101−103)・・・電動パワーステアリング装置、
40・・・ECU(演算器)、
81・・・コラムモータ(コラムアクチュエータ)、
82・・・ラックモータ(ラックアクチュエータ)、
90・・・ステアリングシステム、 91・・・ハンドル、 92・・・コラム、
93・・・ステアリングシャフト、
941・・・コラムトルクセンサ、 942・・・ラックトルクセンサ、
95・・・インターミディエイトシャフト、
97・・・ラック、 99・・・タイヤ。

Claims (3)

  1. ハンドル(91)に入力されたハンドルトルク(Th)が、コラム(92)に内包されたステアリングシャフト(93)からインターミディエイトシャフト(95)及びラック(97)を経由してタイヤ(99)に伝達される車両のステアリングシステム(90)において、複数のアクチュエータにより操舵アシストトルクを生成する電動パワーステアリング装置であって、
    前記インターミディエイトシャフトに対し前記コラム側に設けられ、コラムアシストトルク(Tac)を出力するコラムアクチュエータ(81)と、
    前記インターミディエイトシャフトに対し前記ラック側に設けられ、ラックアシストトルク(Tar)を出力するラックアクチュエータ(82)と、
    前記コラムにおいて前記ステアリングシャフトと同軸に設置され、前記ステアリングシャフトに付与されるコラムトーショントルク(Tsc)を検出するコラムトルクセンサ(941)と、
    前記コラムトーショントルクに基づいて前記コラムアシストトルク及び前記ラックアシストトルクの指令値を演算する演算器(40)と、
    を備え、
    前記ハンドルトルクをTh、
    当該電動パワーステアリング装置のトータルのアシストトルクであるEPSアシストトルクをTeps、
    前記コラムトーショントルクに対する前記コラムアシストトルクのアシストゲインをKacc、
    前記コラムトーショントルクに対する前記ラックアシストトルクのアシストゲインをKarc、
    前記コラムアクチュエータの回転を減速して前記ステアリングシャフトに伝達するコラム減速装置(815)の減速比をnc、
    前記ラックアクチュエータの回転を減速して前記ラックに伝達するラック減速装置(825)の減速比をnr、と表すと、
    前記演算器は、下記の数式1に基づいて前記EPSアシストトルクを算出する電動パワーステアリング装置。
    Figure 2020090168
  2. ハンドル(91)に入力されたハンドルトルク(Th)が、コラム(92)に内包されたステアリングシャフト(93)からインターミディエイトシャフト(95)及びラック(97)を経由してタイヤ(99)に伝達される車両のステアリングシステム(90)において、複数のアクチュエータにより操舵アシストトルクを生成する電動パワーステアリング装置であって、
    前記インターミディエイトシャフトに対し前記コラム側に設けられ、コラムアシストトルク(Tac)を出力するコラムアクチュエータ(81)と、
    前記インターミディエイトシャフトに対し前記ラック側に設けられ、ラックアシストトルク(Tar)を出力するラックアクチュエータ(82)と、
    前記インターミディエイトシャフトと同軸に設置され、前記インターミディエイトシャフトに付与されるラックトーショントルク(Tsr)を検出するラックトルクセンサ(942)と、
    前記ラックトーショントルクに基づいて前記コラムアシストトルク及び前記ラックアシストトルクの指令値を演算する演算器(40)と、
    を備え、
    前記ハンドルトルクをTh、
    当該電動パワーステアリング装置のトータルのアシストトルクであるEPSアシストトルクをTeps、
    前記ラックトーショントルクに対する前記コラムアシストトルクのアシストゲインをKacr、
    前記ラックトーショントルクに対する前記ラックアシストトルクのアシストゲインをKarr、
    前記コラムアクチュエータの回転を減速して前記ステアリングシャフトに伝達するコラム減速装置(815)の減速比をnc、
    前記ラックアクチュエータの回転を減速して前記ラックに伝達するラック減速装置(825)の減速比をnr、と表すと、
    前記演算器は、下記の数式2に基づいて前記EPSアシストトルクを算出する電動パワーステアリング装置。
    Figure 2020090168
  3. ハンドル(91)に入力されたハンドルトルク(Th)が、コラム(92)に内包されたステアリングシャフト(93)からインターミディエイトシャフト(95)及びラック(97)を経由してタイヤ(99)に伝達される車両のステアリングシステム(90)において、複数のアクチュエータにより操舵アシストトルクを生成する電動パワーステアリング装置であって、
    前記インターミディエイトシャフトに対し前記コラム側に設けられ、コラムアシストトルク(Tac)を出力するコラムアクチュエータ(81)と、
    前記インターミディエイトシャフトに対し前記ラック側に設けられ、ラックアシストトルク(Tar)を出力するラックアクチュエータ(82)と、
    前記コラムにおいて前記ステアリングシャフトと同軸に設置され、前記ステアリングシャフトに付与されるコラムトーショントルク(Tsc)を検出するコラムトルクセンサ(941)と、
    前記インターミディエイトシャフトと同軸に設置され、前記インターミディエイトシャフトに付与されるラックトーショントルク(Tsr)を検出するラックトルクセンサ(942)と、
    前記コラムトーショントルクに基づいて前記コラムアシストトルクの指令値を演算し、且つ、前記ラックトーショントルクに基づいて前記ラックアシストトルクの指令値を演算する演算器(40)と、
    を備え、
    前記ハンドルトルクをTh、
    当該電動パワーステアリング装置のトータルのアシストトルクであるEPSアシストトルクをTeps、
    前記コラムトーショントルクに対する前記コラムアシストトルクのアシストゲインをKacc、
    前記ラックトーショントルクに対する前記ラックアシストトルクのアシストゲインをKarr、
    前記コラムアクチュエータの回転を減速して前記ステアリングシャフトに伝達するコラム減速装置(815)の減速比をnc、
    前記ラックアクチュエータの回転を減速して前記ラックに伝達するラック減速装置(825)の減速比をnr、と表すと、
    前記演算器は、下記の数式3に基づいて前記EPSアシストトルクを算出する電動パワーステアリング装置。
    Figure 2020090168
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