JP2020085177A - 軸受組立体、モータ、および軸受組立体の組立方法 - Google Patents

軸受組立体、モータ、および軸受組立体の組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高温環境下でも安定した回転を実現する軸受組立体を提供する。【解決手段】軸受組立体7は、軸部材4の外周に固定された2つの転がり軸受11,12と、円筒部材からなり、2つの転がり軸受11,12の径方向外側に配置された軸受ホルダ15と、円筒部材からなる弾性スリーブ16であって、径方向に圧縮された状態で2つの転がり軸受11,12の外周と軸受ホルダ15の内周との間に配置され、軸受ホルダ15に対して2つの転がり軸受11,12を周方向に固定する弾性スリーブと、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、軸受組立体、モータ、および軸受組立体の組立方法に関する。
従来から、ロータ部とステータ部との間に、転がり軸受を含む軸受組立体が配置されたモータが知られている。このようなモータでは、軸受の内輪と外輪の共回りを抑制するために、軸受を取り囲むようにスリーブを設け、スリーブと軸受が接着剤で固定された軸受組立体が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−44435号公報
しかしながら、接着剤の特性は温度の影響を受けやすい。そのため、例えば車載用モータなど、100℃以上の高温環境下での使用を想定したモータに上述の軸受組立体を用いた場合、モータ自身の発熱も影響し、スリーブと軸受との接着強度が低下することがある。その結果、軸受の内輪と外輪の共回りを抑制することが困難になり、高温環境下で安定した回転を実現することが難しいという問題があった。さらに、上述した軸受組立体を備えたモータは、振動や音などの発生によってモータの安定した回転を維持することが困難になり、モータの寿命が短くなるという問題があった。
そこで、上記問題点を鑑みて、本発明の課題は、高温環境下でも安定した回転を実現し、ひいては長寿命化を実現する、軸受組立体およびモータを提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明の軸受組立体は、軸部材の外周に固定された2つの転がり軸受と、円筒部材からなり、2つの転がり軸受の径方向外側に配置された軸受ホルダと、円筒部材からなる弾性スリーブであって、径方向に圧縮された状態で2つの転がり軸受の外周と軸受ホルダの内周との間に配置され、軸受ホルダに対して2つの転がり軸受を周方向に固定する弾性スリーブと、を有することを特徴とする。
本発明の軸受組立体では、転がり軸受と軸受ホルダとの間に介在する弾性スリーブにより、接着剤を用いることなく、転がり軸受を軸受ホルダに固定することが可能になる。また、軸部材の高速回転時に、振動や音などの発生や転がり軸受の破損を抑制することも可能になる。その結果、高温環境下でも転がり軸受の共回りを抑制して安定した回転を実現することが可能になる。
本発明において、軸受組立体が、2つの転がり軸受の外周にそれぞれ圧入された2つのスペーサを有し、弾性スリーブが、2つのスペーサの外周と軸受ホルダの内周とにそれぞれ接触することが好ましい。このような構成により、弾性スリーブが転がり軸受と直接接触することを回避して、その悪影響を回避することが可能になる。
本発明において、2つの転がり軸受の外周にそれぞれスペーサが圧入されている場合、弾性スリーブの内周面には、2つのスペーサの間で径方向に突出し、軸方向に圧縮された状態で2つのスペーサにそれぞれ接触する環状凸部が形成されていることが好ましい。このような構成により、弾性スリーブが2つの転がり軸受に予圧を付与する予圧付与手段としても機能するため、部品点数を減らして製造コストを下げることが可能になる。
本発明において、弾性スリーブがゴム製であることが好ましい。
本発明において、2つの軸受ホルダが、軸部材の一方の端部に配置されていることが好ましい。このような構成により、例えば高温環境下で使用される場合にも、転がり軸受を熱源からより遠い位置に配置することが可能になり、温度上昇による転がり軸受の性能変化を抑えることが可能になる。
また、本発明のモータは、上述した軸受組立体と、軸受ホルダと軸部材の一方に固定されたロータと、軸受ホルダと軸部材の他方に固定されたステータとを備えたことを特徴とする。本発明のモータでは、高温環境下でも転がり軸受の共回りを抑制して安定した回転を維持することが可能になり、ひいてはモータの長寿命化を実現することが可能になる。
以上のように、本発明の軸受組立体では、高温環境下でも安定した回転を実現することが可能になる。また、本発明のモータでは、高温環境下でも転がり軸受の共回りを抑制して安定した回転を維持することが可能となり、ひいてはモータの長寿命化を実現することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る軸受組立体を備えたモータの概略断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。本明細書では、本発明の軸受組立体について、モータに適用される場合を例に挙げて説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、ポンプやコンプレッサなどにも適用可能である。また、本発明が適用されるモータとしては、本明細書で示すように、シャフト(軸部材)にロータが固定され、軸受ホルダにステータが固定されたものだけでなく、軸受ホルダにロータが固定され、シャフトにステータが固定されたものでもよいことは言うまでもない。
(モータの全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る軸受組立体を備えたモータの概略断面図であり、モータの回転軸に平行な断面を示す図である。ここでは、モータ1の回転軸Rの方向を上下方向とした場合を示しているが、これは、本発明によるモータ1の使用時における姿勢を限定するものではない。また、以下では、説明の便宜上、モータ1の回転軸Rの方向を「軸方向」と呼び、その回転軸Rを中心とする径方向および周方向をそれぞれ単に「径方向」および「周方向」と呼ぶことにする。
モータ1は、ロータ部2と、ステータ部3と、シャフト4と、ハウジング5と、ハウジングカバー6と、軸受組立体7とを有している。モータ1は、固定子(ステータ部3)をモールド樹脂によって一体成形してモータフレーム(ハウジング5)を形成したモールドモータである。さらに、モータ1は、モータフレーム内部に固定子が配され、この固定子の内周に回転子(ロータ部2)が配されたインナーロータ型のモールドモータである。
(ロータ部)
ロータ部2は、金属製の円柱部材であるシャフト4に固定され、シャフト4と共に回転する回転子であり、ロータマグネット2aと、マグネットカバー2bと、プレート2cとを有している。
ロータマグネット2aは、フェライトからなる永久磁石であり、シャフト4の周囲で周方向に沿って配置されている。ロータマグネット2aの外周側には、径方向でステータ部3と対向する磁極面が形成され、この磁極面には、N極とS極とが周方向に交互に着磁されている。マグネットカバー2bは、ロータマグネット2aを覆うように設けられ、フェライトからなるロータマグネット2aの飛散を防止している。その軸方向の両側には、ステンレスなどの非磁性材料からなるプレート2cが設けられている。プレート2cのマグネットカバー2bと対向する面には、皿ばねなどの弾性部(詳細には図示せず)が形成されている。マグネットカバー2bがプレート2cに押し付けられることにより、ロータマグネット2aは、弾性部の付勢力によって確実に締結されるようになっている。また、プレート2cは、ロータ部2を組み立てた後、モータ1のロータバランスを調整する機能を備えている。具体的には、ロータバランスを測定し、バランス調整のためにプレート2cに孔が形成される。
(ステータ部)
ステータ部3は、ロータ部2の周囲に円筒状に配置され、モータ1の電機子として機能する固定子である。本実施形態では、ステータ部3は、ステータコア3aと、コイル3bと、インシュレータ3cとを有している。ステータ部3は、内周面がロータマグネット2aの外周面と間隔を置いて対向するように、その内周面が露出した状態で、ポリフェニレンサルファイド(PPS)などの耐熱性の高い絶縁性樹脂からなるハウジング5の内部に埋め込まれている。
ステータコア3aは、ケイ素鋼板などの磁性鋼板が軸方向に複数積層された積層鋼板からなる。各磁性鋼板は、円環状部と、円環状部から径方向内側に突出する複数本の磁極歯とを有している。すなわち、ステータ部3の内周面は、磁極歯の端面により構成されている。コイル3bは、インシュレータ3cを介してステータコア3aの磁極歯に巻回された巻線からなる。インシュレータ3cは、PPSなどの絶縁性樹脂からなり、ステータコア3aとコイル3bとを電気的に絶縁している。
このように、コイル3bに駆動電流を供給することで、磁芯である磁極歯に沿って径方向に磁束が発生する。それにより、磁極歯とロータマグネット2aとの間に周方向のトルクが発生し、シャフト4の中心軸を回転軸Rとしてロータ2部がシャフト4と共に回転する。
ハウジング5は、モータ1の出力側に開口する有底の円筒形状を有し、その内部空間5aにロータ部2が収容されている。ハウジング5は、2つのモールド部51,52から構成され、一方のモールド部51は、いわゆるインサート成形により形成されている。すなわち、ステータ部3を金型内に挿入した後、金型内に樹脂を注入し、ステータ部3と樹脂とを一体化させることで形成される。ハウジングカバー6は、ハウジング5の開口を覆うようにハウジング5に取り付けられている。
(軸受組立体)
軸受組立体7は、ロータ部2とステータ部3とを相対回転可能に支持するものであり、2つの転がり軸受11,12と、2つのスペーサ13,14と、軸受ホルダ15と、弾性スリーブ16とを有している。
2つの転がり軸受11,12は、モータ1の出力側で、軸方向に互いに間隔を置いてそれぞれシャフト4の外周に圧入されて固定されている。具体的には、第1の転がり軸受11は、ロータ部2に対向する側(以下、「ロータ側」という)でシャフト4の外周に圧入され、第2の転がり軸受12は、ロータ部2に対向する側と反対側(以下、「反ロータ側」という)でシャフト4の外周に圧入されている。第1の転がり軸受11の外周に、金属製の円環部材である第1のスペーサ13が圧入され、第2の転がり軸受12の外周に、同じく金属製の円環部材である第2のスペーサ14が圧入されている。
第1の転がり軸受11は、内輪11aと、2つ以上の転動体11bと、外輪11cとを備え、シャフト4を回転可能に支持する玉軸受である。内輪11aおよび外輪11cは、いずれも金属製の円環状部材であり、内輪11aの径方向外側に外輪11cが配置されている。転動体11bは、球状の部材であり、内輪11aの外周面と外輪11cの内周面との間に配置されている。第2の転がり軸受12は、内輪12aと、2つ以上の転動体12bと、外輪12cとを備え、シャフト4を回転可能に支持する玉軸受である。内輪12aおよび外輪12cは、いずれも金属製の円環状部材であり、内輪12aの径方向外側に外輪12cが配置されている。転動体12bは、球状の部材であり、内輪12aの外周面と外輪12cの内周面との間に配置されている。第1の転がり軸受12と第2転がり軸受12は、ほぼ同一の形状およびサイズである。
軸受ホルダ15は、軸方向に延びる金属製の円筒部材であり、2つの転がり軸受11,12の径方向外側に配置されている。軸受ホルダ15は、反ロータ側の端部にフランジ部15aを有し、ハウジングカバー6とフランジ部15aが図示しないボルトによってハウジング5に共締めされることでハウジング5に固定されている。
弾性スリーブ16は、軸方向に延びるゴム製の円筒部材である。弾性スリーブ16は、径方向に圧縮された状態で2つの転がり軸受11,12の外周と軸受ホルダ15の内周との間に配置されており、具体的には、2つのスペーサ13,14の外周と軸受ホルダ15の内周とにそれぞれ接触している。このような弾性スリーブ16により、接着剤を用いることなく、軸受ホルダ15に対して転がり軸受11,12を周方向に固定することができる。また、弾性スリーブ16は、ロータ部2の高速回転時にアンバランスが発生した場合に、振動や音などの発生を抑制したり、転がり軸受11,12の破損を抑制したりすることもできる。その結果、モータ1は、高温環境下(例えば、100℃以上)でも転がり軸受11,12の共回りを抑制して安定した回転を維持することができ、すなわちモータ1の長寿命化を実現することができる。
なお、軸受ホルダ15に対して転がり軸受11,12を周方向に固定するためには、弾性スリーブ16と転がり軸受11,12との間のスペーサ13,14を省略して、弾性スリーブ16と転がり軸受11,12とを直接接触させることもできる。しかしながら、この場合には、弾性スリーブ16が転がり軸受11,12に擦れることで異物が発生したり、転がり軸受11,12からの熱により弾性スリーブ16が損傷を受けたりする可能性がある。したがって、このような不具合を回避するためにも、弾性スリーブ16と転がり軸受11,12との間にはスペーサ13,14が設けられていることが好ましい。
弾性スリーブ16の内周面には、2つのスペーサ13,14の間で径方向に突出する環状凸部16aが形成されている。環状凸部16aは、軸方向に圧縮された状態で2つのスペーサ13,14にそれぞれ接触している。そのため、弾性スリーブ16は、2つの転がり軸受11,12の外輪11c,12cを軸方向に沿って互いに離れる方向に押圧することで、2つの転がり軸受11,12に予圧を付与する予圧付与手段としても機能することができる。したがって、2つの転がり軸受11,12に予圧を付与するために別の部材を設ける必要がなく、部品点数を減らして製造コストを下げることが可能になる。
(軸受組立体の組立方法)
ここで、本実施形態の軸受組立体の組立方法について簡単に説明する。
まず、軸受ホルダ15の内周に弾性スリーブ16を挿入し、その内周に、第1の転がり軸受11の外周に第1のスリーブ13を圧入したものを挿入する。これにより、弾性スリーブ16が径方向に圧縮された状態で第1のスリーブ13と軸受ホルダ15との間に固定される。次に、第1の転がり軸受11の内周にシャフト4を圧入する。そして、第2の転がり軸受12をシャフト4に圧入する。これにより、弾性スリーブ16が径方向に圧縮された状態で第2のスリーブ14と軸受ホルダ15との間に固定される。また、第2の転がり軸受12のシャフト4への圧入は、2つの転がり軸受11,12の外輪11c,12cが弾性スリーブ16の環状凸部16aによって互いに離れる方向に押圧されるまで行われる。以上により、2つの転がり軸受11,12は、予圧が付与された状態でシャフト4に固定される。こうして、軸受組立体7が完成する。
(本実施形態の主な効果)
以上説明したように、本実施形態の軸受組立体7は、シャフト4の外周に固定された2つの転がり軸受11,12と、円筒部材からなり、2つの転がり軸受11,12の径方向外側に配置された軸受ホルダ15と、円筒部材からなる弾性スリーブ16とを有し、弾性スリーブ16は、径方向に圧縮された状態で2つの転がり軸受11,12の外周と軸受ホルダ15の内周との間に配置され、軸受ホルダ15に対して2つの転がり軸受11,12を周方向に固定している。これにより、接着剤を用いることなく、転がり軸受11,12を軸受ホルダ15に固定することが可能になる。また、シャフト4の高速回転時に、振動や音などの発生や転がり軸受11,12の破損を抑制することも可能になる。その結果、高温環境下でも転がり軸受11,12の共回りを抑制して安定した回転を実現することが可能になる。
本実施形態では、軸受組立体7が、2つの転がり軸受11,12の外周にそれぞれ圧入された2つのスペーサ13,14を有し、弾性スリーブ16が、2つのスペーサ13,14の外周と軸受ホルダ15の内周とにそれぞれ接触している。このため、弾性スリーブ16が転がり軸受11,12と直接接触することを回避して、それによる悪影響を抑制することが可能になる。
本実施形態では、弾性スリーブ16の内周面に、2つのスペーサ13,14の間で径方向に突出し、軸方向に圧縮された状態で2つのスペーサ13,14にそれぞれ接触する環状凸部16aが形成されている。このため、弾性スリーブ16は2つの転がり軸受11,12に予圧を付与する予圧付与手段としても機能することができ、その結果、部品点数を減らして製造コストを下げることが可能になる。
本実施形態では、2つの転がり軸受11,12が、シャフト4の一方の端部であるモータ1の反出力側に配置されている。このような構成により、例えば高温環境下で使用される場合にも、2つの転がり軸受11,12を熱源からより遠い位置に配置することが可能になり、温度上昇による2つの転がり軸受11,12の性能変化を抑えることが可能になる。
また、本実施形態のモータ1では、上述した軸受組立体7が設けられているため、接着剤を用いることなく、転がり軸受11,12を軸受ホルダ15に固定することが可能になる。また、振動や音などの発生を抑制したり、転がり軸受11,12の破損を抑制したりすることも可能になる。その結果、高温環境下(例えば、100℃以上)でも転がり軸受11,12の共回りを抑制して安定した回転を維持することが可能になる。したがって、モータ1の長寿命化を実現することが可能になる。
(本実施形態の変形例)
上述した実施形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、本発明はこれに限定されるものではなく、上述した実施形態に対して、本発明の要旨を変更しない範囲において様々な変形が可能である。
本実施形態では、転がり軸受11,12として玉軸受を用いたが、玉軸受以外の転がり軸受、例えば、円錐ころ軸受を用いてもよい。また、シャフト4の固定は、圧入に限定されず、ボルト締めなど他の方法を用いて、転がり軸受30に挿入されたシャフト4を固定してもよい。
弾性スリーブ16の材料としては、耐熱性に優れている点でシリコーンゴムを用いることが好ましいが、これに限定されるものではなく、モータ1の使用環境や用途に応じて他のゴム(例えば、フッ素ゴムなど)を用いることができる。また、モータ1の使用温度範囲内でゴム弾性を有し、上述した機能を果たすものであれば、弾性スリーブ16は、ゴム製でなくてもよく、他の材料(例えば、樹脂材料など)から形成されていてもよい。
1 モータ
2 ロータ部
2a ロータマグネット
2b マグネットカバー
2c プレート
3 ステータ部
3a ステータコア
3b コイル
3c インシュレータ
4 シャフト
5 ハウジング
51,52 モールド部
6 ハウジングカバー
7 軸受組立体
11 第1の転がり軸受
12 第2の転がり軸受
11a,12a 内輪
11b,12b 転動体
11c,12c 外輪
13 第1のスリーブ
14 第2のスリーブ
15 軸受ホルダ
15a フランジ部
R 回転軸

Claims (6)

  1. 軸部材の外周に固定された2つの転がり軸受と、
    円筒部材からなり、前記2つの転がり軸受の径方向外側に配置された軸受ホルダと、
    円筒部材からなる弾性スリーブであって、径方向に圧縮された状態で前記2つの転がり軸受の外周と前記軸受ホルダの内周との間に配置され、前記軸受ホルダに対して前記2つの転がり軸受を周方向に固定する弾性スリーブと、を有することを特徴とする軸受組立体。
  2. 前記2つの転がり軸受の外周にそれぞれ圧入された2つのスペーサを有し、
    前記弾性スリーブが、前記2つのスペーサの外周と前記軸受ホルダの内周とにそれぞれ接触することを特徴とする、請求項1に記載の軸受組立体。
  3. 前記弾性スリーブの内周面には、前記2つのスペーサの間で径方向に突出し、軸方向に圧縮された状態で前記2つのスペーサにそれぞれ接触する環状凸部が形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の軸受組立体。
  4. 前記弾性スリーブがゴム製であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の軸受組立体。
  5. 前記2つの転がり軸受が、前記軸部材の一方の端部に配置されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の軸受組立体。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の軸受組立体と、前記軸受ホルダと前記軸部材の一方に固定されたロータと、前記軸受ホルダと前記軸部材の他方に固定されたステータとを備えたことを特徴とするモータ。
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