JP2020084741A - 支柱の設置構造及びその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、デッキと柱との間の隙間を塞ぐことができる支柱の設置構造その施工方法を提供すること。【解決手段】支柱2の設置構造60は、デッキ6の貫通穴65に貫通して配置された支柱2を備え、支柱2とデッキ6との間の隙間Sを塞ぐように配置され、デッキ6には固定されずに、支柱2に固定されるカバー部材7と、を備える。また、カバー部材7は、複数の分割部分71から構成され、複数の分割部分71は、切断可能に構成され、支柱2の外形の大きさに合わせて切断して組み合わせることでカバー部材7を作製可能である。【選択図】図6

Description

本発明は、支柱の設置構造及びその施工方法に関する。
従来、デッキの貫通穴に独立型のテラスの柱を貫通させた状態で、柱が立設される支柱の設置構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の支柱の設置構造においては、デッキの貫通穴において、デッキと柱との間の隙間には、デッキ側に固定されたデッキ側カバーの一部と、柱側に固定された柱側カバーの一部とを、重ねた状態で配置されている。これにより、デッキと柱との間の隙間を塞ぐように構成されている。
特開2017−166246号公報
デッキの貫通穴に柱が貫通して配置された構造において、デッキと柱との間の隙間を簡易な構成で塞ぐことができることが望まれている。
本発明は、簡易な構成で、デッキと柱との間の隙間を塞ぐことができる支柱の設置構造及びその施工方法を提供することを目的とする。
本発明は、デッキ(例えば、後述のデッキ6)の貫通穴(例えば、後述の貫通穴65)に貫通して配置された支柱(例えば、後述の支柱2)を備える支柱の設置構造(例えば、後述の支柱の設置構造60)であって、前記支柱と前記デッキとの間の隙間(例えば、後述の隙間S)を塞ぐように配置され、前記デッキには固定されずに、前記支柱に固定されるカバー部材(例えば、後述の隙間塞ぎカバー部材7)と、を備える支柱の設置構造に関する。
また、前記カバー部材は、複数の分割部分(例えば、後述の分割カバー部71)から構成され、前記複数の分割部分の一部分同士を重ね合わせて嵌合することで作製可能であることが好ましい。
また、前記カバー部材は、2つの分割部分から構成され、前記2つの分割部分は、対称形状に形成されることが好ましい。
また、前記カバー部材は、2つの分割部分から構成され、前記2つの分割部分は、平面視でコ字状又はL字状に形成されることが好ましい。
また、前記カバー部材は、複数の分割部分から構成され、前記複数の分割部分は、切断可能に構成され、前記支柱の外形の大きさに合わせて切断して組み合わせることで前記カバー部材を作製可能であることが好ましい。
また、前記分割部分を切断する部分には切断用の目印(例えば、後述の切断用矢印表示M1,M2)が設けられることが好ましい。
また、前記カバー部材の下面には、前記カバー部材と前記デッキとの間に配置される緩衝材(例えば、後述の緩衝材75)が取り付けられることが好ましい。
また、前記支柱の設置構造の施工方法であって、前記支柱が前記デッキの貫通穴に挿入された状態において、前記カバー部材を前記デッキに対して位置決めする工程と、前記デッキに対して位置決めした前記カバー部材を前記支柱に固定する工程と、を含む支柱の設置構造の施工方法に関する。
また、前記支柱の設置構造の施工方法であって、前記位置決めする工程の前に、前記カバー部材の大きさを前記支柱の外形の大きさに合わせるために前記カバー部材の複数の分割部分を切断する工程を更に含むことが好ましい。
本発明によれば、簡易な構成で、デッキと柱との間の隙間を塞ぐことができる支柱の設置構造及びその施工方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るデッキに配置されたテラスを斜め上方側から見た斜視図である。 支柱の設置構造を上方側から見た斜視図である。 支柱の設置構造を下方側から見た斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 支柱の設置構造の縦断面図である。 隙間塞ぎカバー部材を支柱に取り付ける状態を示す図である。 隙間塞ぎカバー部材を裏面側から見た斜視図である。 隙間塞ぎカバー部材の裏面から緩衝材を外した状態を示す斜視図である。 (a)は図2のB−B線断面図であり、(b)は図2のC−C線断面図である。 (a)は、第1変形形態の支柱の横断面図であり、(b)は第2変形形態の支柱の横断面図である。 隙間塞ぎカバー部材の分割カバー部の切断する部分を説明する図であり、(a)は上方側から見た図であり、(b)は下方側から見た図である。 (a)は隙間塞ぎカバー部材の分割カバー部の切断する部分の拡大斜視図であり、(b)は(a)のD−D線断面図であり、(c)は(a)のE−E線断面図である。 (a)は、隙間塞ぎカバー部材の分割カバー部を切断しないで使用した場合の図であり、(b)は第1切断予定ラインで切断した分割カバー部を使用した場合の図であり、(c)は第2切断予定ラインで切断した分割カバー部71を使用した場合の図である。 支柱の設置構造を組み立てる手順を示す図であって、支柱の周囲にデッキを設置する手順を示す図である。 支柱の設置構造を組み立てる手順を示す図であって、隙間塞ぎカバー部材を取付位置に仮配置した状態で、支柱側ネジ孔を形成するために、支柱にマーキングを記す状態を示す図である。 支柱の設置構造を組み立てる手順を示す図であって、(a)は、取付位置に仮配置した隙間塞ぎカバー部材を上方側に移動させて、マーキングを利用して支柱側ネジ孔を形成する状態を示す図であり、(b)は、隙間塞ぎカバー部材を取付位置に戻して本固定する状態を示す図である。
以下、本発明の支柱の設置構造60を備えたデッキテラス構造体100の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るデッキテラス構造体100を斜め上方側から見た斜視図である。
デッキテラス構造体100は、図1に示すように、デッキ6と、屋根構造体としてのテラス1と、を備える。本実施形態においては、屋根構造体をテラス1に適用した例について説明する。なお、本実施形態においては、屋根構造体をテラス1に適用した例について説明するが、これに限定されない。例えば、屋根構造体を、テラス以外の構造物、例えば、シェルター、休憩所、バス停などの構造物に適用してもよい。
なお、本実施形態の説明においては、テラス1の屋根体4を構成する複数の長尺形材(長尺材)41が延びる方向を左右方向(長尺形材41の長手方向)ともいう。また、梁3が延びる方向を前後方向Yともいい、梁3が延びる方向において、支柱2側を、テラス1の基端側ともいい、支柱2と反対側を、テラス1の先端側ともいう。
デッキ6は、躯体10のテラス窓の外側の庭などに設置されている。
デッキ6は、図1に示すように、デッキ本体61と、デッキ本体61を支持する複数の束柱62と、を備える。デッキ本体61は、躯体10の外部に張り出して設けられた床として構成される。デッキ本体61は、複数の床板材611と、デッキ幕板612と、を備える。複数の束柱62は、それぞれ、基礎石63から立設して配置される。テラス1の支柱2が配置される部分は、デッキ6の床板材611の一部が方形状に切り欠かれることで、方形状の貫通穴65(図5及び図6参照)が形成されている。
テラス1は、図1に示すように、デッキ6が設置された部分に配置されている。
テラス1は、屋根体4を前後方向Yの基端側(図1における左手前側)において一対の支柱2で支持する、いわゆる、片持ち構造のテラスである。また、本実施形態のテラス1は、支柱2に接続された梁3の下部(下方)に、屋根体4が吊られて接続される吊構造で構成される。
また、テラス1は、屋根体4の先端が、建物壁面や建物開口を有する躯体10から離間して、躯体10に対向して配置される独立型のテラスである。屋根体4と躯体10との間の隙間は、隙間塞ぎユニット5により塞がれている。
テラス1は、一対の支柱2と、支柱2の上端部から支柱2に交差する方向に延びる梁3と、梁3の下部に接続される屋根体4と、隙間塞ぎユニット5と、を備える。支柱2、梁3、及び屋根体4を構成する複数の長尺形材41は、アルミ材料の押出し形材で形成され、断面が中空状の中空部を有するホロー構造を有する。
一対の支柱2は、図1に示すように、テラス1の基端側(図1における左手前側)において、テラス1の左右方向に離間して配置される。
次に、本発明に係る支柱2の設置構造60について説明する。
図2は、支柱2の設置構造60を上方側から見た斜視図である。図3は、支柱2の設置構造60を下方側から見た斜視図である。図4は、図2のA−A線断面図である。図5は、支柱2の設置構造60の縦断面図である。図6は、隙間塞ぎカバー部材7を支柱2に取り付ける状態を示す図である。図7は、隙間塞ぎカバー部材7を裏面側から見た斜視図である。図8は、隙間塞ぎカバー部材7の裏面から緩衝材75を外した状態を示す斜視図である。図9は、(a)は図2のB−B線断面図であり、(b)は図2のC−C線断面図である。
本発明に係る支柱2の設置構造60は、図2〜図8に示すように、支柱2と、デッキ6と、隙間塞ぎカバー部材7(カバー部材)と、緩衝材75と、を備える。
支柱2は、図2及び図3に示すように、デッキ6の下方に配置される基礎石11から立設して配置されている。支柱2が配置される部分において、図5及び図6に示すように、デッキ6の複数の床板材611の一部が方形状に切り欠かれて形成された貫通穴65が形成されている。支柱2は、図5及び図6に示すように、デッキ6の貫通穴65に貫通されて配置されている。
支柱2は、図1及び図4に示すように、横断面が角筒状に形成される中空状の支柱本体部21と、支柱本体部21の屋根体4側の側壁25(図4参照)から屋根体4側に突出すると共に上下方向に延びる一対のカバー取付壁22と、を有する。一対のカバー取付壁22には、支柱カバー部材23が取り付けられる。支柱2の上端部には、支柱2の上端部の開口を覆うように、支柱キャップ24が配置される。
支柱本体部21の屋根体4側の側壁25と、一対のカバー取付壁22と、支柱カバー部材23とにより囲まれる部分は、例えば、屋根照明用の電源ケーブルが配置される。
なお、図4に示す支柱2の内部には、ホロー形状の補強用の補強形材が配置されている。支柱2の内部に配置される補強形材は、主に、支柱2が長い場合に使用される。そのため、支柱2に補強形材を使用しなくてもよい。
支柱2は、図2、図3及び図5に示すように、デッキ6に固定されておらず、デッキ6の上面に隙間塞ぎカバー部材7が配置された状態で、支柱2の側面には、隙間塞ぎカバー部材7が固定されている。隙間塞ぎカバー部材7は、デッキ6には固定されていない。
また、支柱2は、デッキ6の下方側において、L字状の支持板金66が固定されている。支持板金66は、デッキ6には固定されていない。支持板金66は、上面板661と、側面板662と、を有し、側面板662において、支柱2の側面に固定され、上面板661において、デッキ6を下方から支持する。なお、本実施形態においては、デッキ6を下方から支持板金66により支持するように構成したが、これに限定されない。例えば、デッキ6の床板材611を支持する大引が近傍に配置されている場合などには、支持板金66を使用しなくてもよい。また、デッキがタイルデッキで構成される場合には、支持板金66は不要である。
隙間塞ぎカバー部材7は、デッキ6の上面において、支柱2の外面を周方向に囲む方形環状に形成される。隙間塞ぎカバー部材7は、支柱2とデッキ6との間の隙間Sを塞ぐようにデッキ6の上面に沿って配置され、デッキ6には固定されずに、支柱2に固定される。
隙間塞ぎカバー部材7は、図6に示すように、2つの分割カバー部71が組み合わされて方形環状に構成される。分割カバー部71は、図4に示すように、平面視で、一方の開放端側の辺の長さと他方の開放端側の辺の長さとが異なるコ字形状に形成される。2つの分割カバー部71は、対称形状に形成され、同一形状で構成される。2つの分割カバー部71の互いの形状は、平面視で180°回転させることで一致する。そのため、同じ形状の分割カバー部71を組み合わせることで、隙間塞ぎカバー部材7を構成できる。2つの分割カバー部71の互いの開放端部側の一部同士を重ね合わせて嵌合することで、隙間塞ぎカバー部材7を作製可能である。
分割カバー部71は、図4に示すように、平面視コ字状のコ字状底面板72と、コ字状底面板72の内縁から立ち上がる平面視コ字状の立設板73と、を有する。
コ字状底面板72は、長尺側底面延在板721と、閉鎖側底面延在板722と、短尺側底面延在板723と、を有する。閉鎖側底面延在板722は、コ字状底面板72のコ字状の閉じた部分に配置され、長尺側底面延在板721及び閉鎖側底面延在板722は、閉鎖側底面延在板722の端部から、閉鎖側底面延在板722に直交して延びる。長尺側底面延在板721の長さは、短尺側底面延在板723の長さよりも長く形成される。
長尺側底面延在板721は、図4に示すように、支柱2の外形の第1角部201の外側の部分から、一方側の長辺211に沿って延び、一方側の長辺211の途中まで延びる。長尺側底面延在板721は、第1角部201から支柱2の長辺211の半分の長さよりも長く形成される。
閉鎖側底面延在板722は、支柱2の外形の第1角部201の外側の部分において、長尺側底面延在板721の端部に接続される。閉鎖側底面延在板722は、長尺側底面延在板721に接続される第1角部201の外側の部分から、長尺側底面延在板721に直交して延び、支柱2の短辺212に沿って第2角部202の外側の部分まで延びる。
短尺側底面延在板723は、支柱2の外形の第2角部202の外側の部分において、閉鎖側底面延在板722の端部に接続される。短尺側底面延在板723は、閉鎖側底面延在板722に接続される第2角部202の外側の部分から、閉鎖側底面延在板722に直交して延び、支柱2の他方側の長辺211に沿って延び、他方側の長辺211の途中まで延びる。閉鎖側底面延在板722は、他方側の長辺211の半分の長さよりも短く形成される。閉鎖側底面延在板722は、長尺側底面延在板721の長さよりも短く形成される。
立設板73は、第1立設延在板731と、第2立設延在板732と、第3立設延在板733と、を有する。
第1立設延在板731は、長尺側底面延在板721の内縁から立ち上がる。
第2立設延在板732は、閉鎖側底面延在板722の内縁から立ち上がる。
第3立設延在板733は、短尺側底面延在板723の内縁から立ち上がる。
第1立設延在板731には、図6に示すように、ネジ用貫通孔731aが形成される。ネジ用貫通孔731aは、分割カバー部71の開放端である第1開放端部81寄りに形成される。ネジ用貫通孔731aは、2つの分割カバー部71が組み合わされた場合に、支柱2の側面の前後方向Yの略中央に形成される。ネジ用貫通孔731aは、第1立設延在板731の厚さ方向に貫通して形成され、分割カバー部71を支柱2に固定する際に、ネジ部材731bが挿入される。分割カバー部71をネジ部材731bにより支柱2に固定する場合に、ネジ用貫通孔731aにネジ部材731bを挿入して、支柱2の側面にネジ込むことで、分割カバー部71を、支柱2に固定できる。
分割カバー部71は、長尺側底面延在板721及び第1立設延在板731の開放端により形成される第1開放端部81と、短尺側底面延在板723及び第3立設延在板733の開放端により形成される第2開放端部82と、を有する。
図6及び図8に示すように、第1開放端部81には、第1嵌合部810が形成され、第2開放端部82には、第2嵌合部820が形成される。
2つの分割カバー部71が組み合わされる場合には、一方の分割カバー部71の第1開放端部81に形成される第1嵌合部810は、他方の分割カバー部71の第2開放端部82に形成される第2嵌合部820に接続され、一方の分割カバー部71の第2開放端部82に形成される第2嵌合部820は、他方の分割カバー部71の第1開放端部81に形成される第1嵌合部810に接続される。
第1嵌合部810は、図6及び図8に示すように、第1底面側嵌合部811と、第1立設側嵌合部812と、を有する。
第1底面側嵌合部811は、長尺側底面延在板721の第1開放端部81の裏面において平面状に窪む第1底面側窪み平面部811aと、第1底面側窪み平面部811aにおける開放端縁と反対側に形成され三角形状に突出する第1底面側三角状凸部811bと、を有する。
第1立設側嵌合部812は、第1立設延在板731の第1開放端部81の内面において平面状に窪む第1立設窪み平面部812aと、第1立設窪み平面部812aにおける開放端縁と反対側に形成され第1立設窪み平面部812aから三角形状に窪む第1立設側三角状凹部812bと、を有する。
第2嵌合部820は、図6及び図8に示すように、第2底面側嵌合部821と、第2立設側嵌合部822と、を有する。
第2底面側嵌合部821は、短尺側底面延在板723の第2開放端部の表面において平面状に窪む第2底面側窪み平面部821aと、第2底面側窪み平面部821aにおける開放端縁に形成され第2底面側窪み平面部821aから三角形状に突出する第2底面側三角状凸部821bと、を有する。
第2立設側嵌合部822は、第3立設延在板733の第2開放端部の内面において平面状に窪む第2立設窪み平面部822aと、第2立設窪み平面部822aにおける開放端縁に形成され第2立設窪み平面部822aから三角形状に突出する第2立設側三角状凸部822bと、を有する。
2つの分割カバー部71を組み合せる場合には、第1開放端部81と第2開放端部82とを突き合わせることで、第1開放端部81の第1嵌合部810と第2開放端部82の第2嵌合部820とが嵌合することで、組み合わされる。
2つの分割カバー部71の組み合わせ状態において、コ字状底面板72においては、一方の分割カバー部71の第2嵌合部820の第2底面側三角状凸部821bが、他方の分割カバー部71の第1嵌合部810の第1底面側窪み平面部811aに沿って移動されて、図9(a)に示すように、他方の第1嵌合部810の第1底面側三角状凸部811bに、嵌り込む。この状態においては、第1底面側窪み平面部811aと第2底面側窪み平面部821aとが対向して重ね合わされると共に、2つの分割カバー部71の上面が同一面上に配置された状態で、嵌合する。
同時に、立設板73においては、一方の分割カバー部71の第2嵌合部820の第2立設側三角状凸部822bが、他方の分割カバー部71の第1嵌合部810の第1立設側窪み平面部812aに沿って移動されて、図9(b)に示すように、他方の第1嵌合部810の第1立設側三角状凹部812bに、嵌り込む。この状態においては、第1立設側窪み平面部812aと第2立設側窪み平面部822aとが対向して重ね合されると共に、2つの分割カバー部71の外面が同一面上に配置された状態で、嵌合する。
緩衝材75は、図8に示すように、分割カバー部71を下面側から見た場合に、コ字状に形成され、分割カバー部71の下面に形成されるコ字状の溝74に取り付けられる。緩衝材75は、隙間塞ぎカバー部材7が支柱2に固定されることで、隙間塞ぎカバー部材7とデッキ6との間に配置される。緩衝材75は、例えば、L字状の部材を適宜切断して組み合わせることで、分割カバー部71の裏面に形成される溝74に配置できる形状に加工できる。
次に、隙間塞ぎカバー部材7A,7B、7Cを支柱2,2A,2Bの前後方向Yの長さに応じた大きさに加工できる構成について説明する。本発明の隙間塞ぎカバー部材7A、7B、7Cは、支柱2、2A、2Bの前後方向Yの長さに応じて、分割カバー部71を切断することで、支柱2,2A、2Bの前後方向Yの長さに応じた大きさに加工することができる。
図10(a)は、第1変形形態の支柱2Aの横断面図であり、図10(b)は第2変形形態の支柱2Bの横断面図である。図11は、隙間塞ぎカバー部材7Aの分割カバー部71Aの切断する部分を説明する図であり、(a)は上方側から見た図であり、(b)は下方側から見た図である。図12(a)は隙間塞ぎカバー部材7Aの分割カバー部71Aの切断する部分の拡大斜視図であり、図12(b)は(a)のD−D線断面図であり、図12(c)は(a)のE−E線断面図である。図13(a)は、隙間塞ぎカバー部材7Aの分割カバー部71Aを切断しないで使用した場合の図であり、図13(b)は第1切断予定ラインL1で切断した分割カバー部71Bを使用した場合の図であり、図13(c)は第2切断予定ラインL2で切断した分割カバー部71Cを使用した場合の図である。
例えば、図4に示す支柱2に代えて、図10(a)に示す支柱2A、又は図10(b)に示す支柱2Bを使用したい場合がある。
図10(a)に示す第1変形形態の支柱2Aは、図4に示す支柱2と比べて、支柱カバー部材23の前後方向Yの一方側の端部に、例えば、拡大枠26が設けられている。そのため、図10(a)に示す支柱2Aの前後方向Yの長さYaは、図4に示す支柱2の前後方向Yの長さY1よりも長い(Ya>Y1)。
また、図10(b)に示す第2変形形態の支柱2Bは、支柱カバー部材23の前後方向Yの一方側の端部に、図10(a)に示す支柱2Aの拡大枠26よりも大きなカメラや照明の配線用の拡大枠27が設けられている。そのため、図10(b)に示す支柱2Bの前後方向Yの長さYbは。図10(a)に示す支柱2Aの前後方向Yの長さYaよりも長い(Yb>Ya)。
本実施形態においては、前後方向Yの長さが異なる支柱2、2A、2Bについて、支柱2、2A、2Bの前後方向Yの長さY1,Ya,Ybは、例えば、短い方から長い方に順に、図4に示す支柱2、図10(a)に示す支柱2A、及び図10(b)に示す支柱2Bである(Y1<Ya<Yb)。
ここで、2つの分割カバー部71Aは、切断可能に構成され、支柱2の外形の大きさに合わせて切断して組み合わせることで、隙間塞ぎカバー部材7Aを作製可能である。隙間塞ぎカバー部材7Aの分割カバー部71Aは、図11に示すように、第1開放端部81側の端部の長さを切断により調整できるように構成されている。本実施形態においては、分割カバー部71Aには、分割カバー部71Aの第1開放端部81側の端部から、所定間隔を空けて、例えば、第1切断予定ラインL1及び第2切断予定ラインL2がこの順で形成されている。
図12に示すように、第1切断予定ラインL1及び第2切断予定ラインL2は、支柱2、2A、2Bの前後方向Yの長さの違いに対応した位置に形成される。
第1切断予定ラインL1は、分割カバー部71の第1開放端部81から第1距離Laの位置に形成されている。
第2切断予定ラインL2は、分割カバー部71の第1開放端部81から第2距離Lb(>第1距離La)の位置に形成されている。
第1切断予定ラインL1及び第2切断予定ラインL2は、図12(a)に示すように、コ字状底面板72の裏面及び立設板73の内面から窪むV字状のV字溝83を含んで形成される。V字溝83は、図12(b)及び(c)に示すように、コ字状底面板72の裏面及び立設板73の内面に対して垂直な垂直部831と、コ字状底面板72の裏面及び立設板73の内面に対して傾斜する傾斜部832とにより、V字の溝状に形成される。V字溝83は、コ字状底面板72の裏面と立設板73の内面において、分割カバー部71が延びる方向に直交して形成され、コ字状底面板72の裏面と立設板73の内面とに跨ったL字状に延びる。
立設板73の内面には、切断用矢印表示M1、M2(切断用の目印)が表示されている。
第1切断用矢印表示M1は、第1切断予定ラインL1において切断する際の目印となる表示であり、第1切断予定ラインL1において切断する場合に、第1切断用矢印表示M1の矢印の基端の位置において切断可能であることを示している。
第2切断用矢印表示M2は、第2切断予定ラインL2において切断する際の目印となる表示であり、第2切断予定ラインL2において切断する場合に、第2切断用矢印表示M2の矢印の基端の位置において切断可能であることを示している。
ここで、分割カバー部71Aを切断しない場合においても、第1切断予定ラインL1において切断した場合においても、第2切断予定ラインL2において切断した場合においても、第1開放端部81には、第1嵌合部810が形成されている。これにより、分割カバー部71Aの切断後においても、第1嵌合部810と第2嵌合部820とを嵌合させることで、2つの分割カバー部71Aを嵌合により組み合わせることができる。
例えば、図10(b)に示す支柱2B(前後方向Yの長さが最も長い長さYbの支柱)に隙間塞ぎカバー部材7Aを取り付ける場合には、図11に示す分割カバー部71Aを切断せずに使用して、図13(a)に示すように、2つの分割カバー部71Aを嵌合により組み合わせることで、隙間塞ぎカバー部材7Aを組み立てることができる。
また、図10(a)に示す支柱A(前後方向Yの長さが支柱2と支柱2Bとの間の長さYaの支柱)に隙間塞ぎカバー部材7Bを取り付ける場合には、図11に示す分割カバー部71Aを第1切断予定ラインL1において切断して、図13(b)に示すように、分割カバー部71Bに加工する。そして、2つの分割カバー部71Bを嵌合により組み合わせることで、隙間塞ぎカバー部材7Bを組み立てることができる。
また、図4に示す支柱2(前後方向Yの長さが最も短い長さY1の支柱)に隙間塞ぎカバー部材7Cを取り付ける場合には、図11に示す分割カバー部71Aを第2切断予定ラインL2において切断して、図13(c)に示すように、分割カバー部71Cに加工する。そして、2つの分割カバー部71Cを嵌合により組み合わせることで、隙間塞ぎカバー部材7Cを組み立てることができる。
次に、支柱2の設置構造60を組み立てる手順について説明する。
図14は、支柱2の設置構造60を組み立てる手順を示す図であって、支柱2の周囲にデッキ6を設置する手順を示す図である。図15は、支柱2の設置構造60を組み立てる手順を示す図であって、隙間塞ぎカバー部材7を取付位置に仮配置した状態で、支柱側ネジ孔28を形成するために、支柱2にマーキングを記す状態を示す図である。図16は、支柱2の設置構造60を組み立てる手順を示す図であって、(a)は、取付位置に仮配置した隙間塞ぎカバー部材7を上方側に移動させて、マーキングを利用して支柱側ネジ孔28を形成する状態を示す図であり、(b)は、隙間塞ぎカバー部材7を取付位置に戻して本固定する状態を示す図である。
まず、図14に示すように、基礎石11に立設して配置した支柱2に、L字状の支持板金66を固定し、L字状の支持板金66の上面板661に、貫通穴65が形成された床板材611を配置する。また、他の床板材611を配置する。
次に、図15(a)に示すように、2つの分割カバー部71を嵌合により組み合わせて、支柱2とデッキ6の貫通穴65との間の隙間Sを覆うように、隙間塞ぎカバー部材7を配置する。ここで、支柱2の前後方向Yの長さに応じて、隙間塞ぎカバー部材7の大きさを支柱2の外形の大きさに合わせるために分割カバー部71を切断して(切断する工程)、切断した2つの分割カバー部71を嵌合により組み合わせることで、隙間塞ぎカバー部材7を構成してもよい。
2つの分割カバー部71を組み合わせて、支柱2とデッキ6の貫通穴65との間の隙間Sを覆うように配置する場合には、2つの分割カバー部71を支柱2の両側の側方から支柱2を挟むように移動させることで、第1嵌合部810と第2嵌合部820とを嵌合させることで組み合わせる。この状態においては、2つの分割カバー部71を組み合わせて構成した隙間塞ぎカバー部材7は、上下方向に移動可能な状態である。
そして、図15(b)に示すように、隙間塞ぎカバー部材7をデッキ6の上面に載置することで、隙間塞ぎカバー部材7をデッキ6に対して位置決め(位置決めする工程)して仮配置する。このように、デッキ6の上面に配置するだけで、隙間塞ぎカバー部材7の上下方向の位置決めをすることができる。よって、隙間塞ぎカバー部材7の位置決めを容易に行うことができる。この状態において、隙間塞ぎカバー部材7のネジ用貫通孔731aを用いて、支柱2の側面に、支柱側ネジ孔28(図16(a)参照)を形成するためのマーキングを行う。
次に、図16(a)に示すように、隙間塞ぎカバー部材7を上方側に一旦移動させて、支柱2におけるマーキングした箇所に支柱側ネジ孔28を形成する。
その後、図16(b)に示すように、隙間塞ぎカバー部材7を取付位置に戻す。そして、分割カバー部71の第1立設延在板731に形成されたネジ用貫通孔731aにネジ部材731bを挿入して、分割カバー部71を、1つのネジ部材731bにより支柱2に固定する(固定する工程)。本実施形態においては、2つの分割カバー部71を用いているため、1つの分割カバー部71において1つずつ、計2つのネジ部材731bにより固定する。ここで、2つの分割カバー部71は、嵌合して組み合わされているため、隙間塞ぎカバー部材7が一体で構成されており、少ない数のネジ部材で固定できる。
以上説明した本実施形態の支柱2の設置構造60によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の支柱2の設置構造60は、デッキ6の貫通穴65に貫通して配置された支柱2を備え、支柱2とデッキ6との間の隙間Sを塞ぐように配置され、デッキ6には固定されずに、支柱2に固定される隙間塞ぎカバー部材7と、を備える。
そのため、支柱2に隙間塞ぎカバー部材7を固定したため、支柱2に揺れや撓みが生じて支柱2が動いた場合においても、隙間塞ぎカバー部材7は、支柱2の動きに追従して動くことができる。よって、支柱2が動いた場合においても、デッキ6が破損することを抑制できる。例えば、本実施形態においては、テラス1は、躯体10から離間して配置される独立型のテラスである。このような場合には、テラス1を支持する支柱2は、下端部において基礎石11に固定されているが、テラス1に揺れが生じて、揺れや撓みが生じる場合がある。このような場合に、本発明の支柱2の設置構造60は効果的である。なお、本発明における隙間塞ぎカバー部材7が固定される支柱2は、独立型のテラスの支柱には限定されない。
また、隙間塞ぎカバー部材7を支柱2に固定したため、隙間塞ぎカバー部材7のサイズを、隙間S及びデッキ6の貫通穴65の開口縁のみをカバーできる最小サイズに構成できる。具体的には、隙間塞ぎカバー部材7のコ字状底面板72の幅を、支柱2の撓み量を考慮し且つ隙間Sを塞ぐことができる最小幅に設定することができる。これにより、隙間塞ぎカバー部材7をコンパクトに形成できる。
また、隙間塞ぎカバー部材7を支柱2に固定したため、デッキ6の材料などに依存せずに、取り付けることができる。例えば、デッキがタイルデッキで構成される場合に、隙間塞ぎカバー部材7を支柱2に固定することで、タイルに固定せずに、デッキ6と支柱2との間の隙間Sを塞ぐことができる。
また、本実施形態においては、隙間塞ぎカバー部材7は、複数の分割カバー部71から構成され、複数の分割カバー部71の一部分同士を重ね合わせて嵌合することで作製可能である。これにより、複数の分割カバー部71を嵌合により固定できるため、ネジ部材の本数及び他の固定部品を最小限とすることができる。
また、本実施形態においては、隙間塞ぎカバー部材7は、2つの分割カバー部71から構成され、2つの分割カバー部71は、対称形状に形成される。これにより、2つの分割カバー部71を同じ形状に構成し、同じ形状の分割カバー部71を組み合わせることで、隙間塞ぎカバー部材7を構成できる。よって、複数種類の形状の分割カバー部71を準備しなくてよいため、製造コストを低減できる。また、一方側及び他方側の分割カバー部の区別をしなくてよいため、隙間塞ぎカバー部材7を取り付ける作業性を向上できる。
また、本実施形態においては、隙間塞ぎカバー部材7は、2つの分割カバー部71から構成され、2つの分割カバー部71は、平面視でコ字状に形成される。これにより、支柱2を両側面から挟み込めるため、隙間塞ぎカバー部材7を容易に取り付けることができる。また、支柱2の両側面から挟み込むため、取付状態を強固にすることができる。
また、本実施形態においては、隙間塞ぎカバー部材7は、複数の分割カバー部71から構成され、複数の分割カバー部71は、切断可能に構成され、支柱2の外形の大きさに合わせて切断して組み合わせることで隙間塞ぎカバー部材7を作製可能である。これにより、分割カバー部71を切断することで、前後方向Yの長さが異なる支柱2に対応して、隙間塞ぎカバー部材7の大きさを変更することができる。
また、施工時には、複数段階に切断可能な切断前の分割カバー部を準備しておき、支柱の前後方向の長さに応じて、施工現場で切断すればよい。これにより、分割カバー部の大きさの種類を少なくできるため、製造コストを低減できる。
また、本実施形態においては、分割カバー部71を切断する部分には切断用矢印表示M1,M2が設けられる。これにより、分割カバー部71を切断する箇所を容易に把握でき、分割カバー部71を切断する作用性を向上できる。
また、本実施形態においては、隙間塞ぎカバー部材7の下面には、隙間塞ぎカバー部材7とデッキ6との間に配置される緩衝材75が取り付けられる。そのため、デッキ6に対して支柱2が斜め方向に倒れてきても、緩衝材75により、上下方向への荷重を吸収することができる。これにより、緩衝材75が荷重を吸収できるため、デッキ6が破損することを低減できる。
また、本実施形態の支柱2の設置構造60の施工方法は、支柱2がデッキ6の貫通穴65に挿入された状態において、隙間塞ぎカバー部材7をデッキ6に対して位置決めする工程と、デッキ6に対して位置決めした隙間塞ぎカバー部材7を支柱2に固定する工程と、を含む。これにより、隙間塞ぎカバー部材7をデッキ6の上面に配置するだけで、隙間塞ぎカバー部材7をデッキ6に対して容易に位置決めすることができる。
また、本実施形態の支柱2の設置構造60の施工方法は、位置決めする工程の前に、隙間塞ぎカバー部材7の大きさを支柱2の外形の大きさに合わせるために隙間塞ぎカバー部材7の複数の分割カバー部71を切断する工程を更に含む。これにより、分割カバー部71を切断することで、支柱2の大きさに対応することができる。また、隙間塞ぎカバー部材7が複数の分割カバー部71から構成されるため、複数の分割カバー部71により支柱2を挟み込んで固定でき、これにより、ネジ部材の本数及び他の固定部品を最小限とすることができる。
以上、本発明の支柱2の設置構造60の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、デッキとしては、木材を使用したウッドデッキ、木粉を混ぜた樹脂材料により形成された人工木材を使用した人工木デッキ、タイルデッキなどのデッキ適用できる。
また、前記実施形態では、分割カバー部71を、平面視で、一方の開放端側の辺の長さと他方の開放端側の辺の長さとが異なるコ字形状に形成したが、これに限定されず、一方の開放端側の辺の長さと他方の開放端側の辺の長さとが同じコ字形状に形成してもよい。
また、前記実施形態では、2つの分割カバー部71は、平面視でコ字状に形成したが、これに限定されない。例えば、2つの分割カバー部をL字状に形成してもよい。
また、前記実施形態では、分割カバー部71の第1開放端部81及び第2開放端部82を、分割カバー部71が延びる方向に対して直交して延びる直線状に形成しがた、これに限定されない。例えば、分割カバー部71の第1開放端部81及び第2開放端部82を、分割カバー部71が延びる方向に対して傾斜して延びる直線状に形成してもよいし、互いが嵌合可能な凹凸形状に形成してもよい。
2 支柱
6 デッキ
7 隙間塞ぎカバー部材(カバー部材)
60 支柱の設置構造
65 貫通穴
71 分割カバー部(分割部分)
75 緩衝材
S 隙間
M1 第1切断用矢印表示(切断用の目印)
M2 第2切断用矢印表示(切断用の目印)

Claims (9)

  1. デッキの貫通穴に貫通して配置された支柱を備える支柱の設置構造であって、
    前記支柱と前記デッキとの間の隙間を塞ぐように配置され、前記デッキには固定されずに、前記支柱に固定されるカバー部材と、を備える
    支柱の設置構造。
  2. 前記カバー部材は、複数の分割部分から構成され、前記複数の分割部分の一部分同士を重ね合わせて嵌合することで作製可能である
    請求項1に記載の支柱の設置構造。
  3. 前記カバー部材は、2つの分割部分から構成され、
    前記2つの分割部分は、対称形状に形成される
    請求項1又は2に記載の支柱の設置構造。
  4. 前記カバー部材は、2つの分割部分から構成され、
    前記2つの分割部分は、平面視でコ字状又はL字状に形成される
    請求項1〜3のいずれかに記載の支柱の設置構造。
  5. 前記カバー部材は、複数の分割部分から構成され、
    前記複数の分割部分は、切断可能に構成され、前記支柱の外形の大きさに合わせて切断して組み合わせることで前記カバー部材を作製可能である
    請求項1〜4のいずれかに記載の支柱の設置構造。
  6. 前記分割部分を切断する部分には切断用の目印が設けられる請求項5に記載の支柱の設置構造。
  7. 前記カバー部材の下面には、前記カバー部材と前記デッキとの間に配置される緩衝材が取り付けられる請求項1〜5のいずれかに記載の支柱の設置構造。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の支柱の設置構造の施工方法であって、
    前記支柱が前記デッキの貫通穴に挿入された状態において、
    前記カバー部材を前記デッキに対して位置決めする工程と、
    前記デッキに対して位置決めした前記カバー部材を前記支柱に固定する工程と、を含む支柱の設置構造の施工方法。
  9. 請求項8に記載の支柱の設置構造の施工方法であって、
    前記位置決めする工程の前に、前記カバー部材の大きさを前記支柱の外形の大きさに合わせるために前記カバー部材の複数の分割部分を切断する工程を更に含む、
    支柱の設置構造の施工方法。
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