JP2020073852A - 空気調和装置、空気調和方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1には、実施の形態1に係る空気調和装置100の構成が示されている。空気調和装置100は、蒸気圧縮式ヒートポンプにより空調対象となる室内空間内の空気を調和するルームエアコンディショナである。室内空間は、住宅、オフィス又は工場等の建物内の特定の部屋である。空気調和装置100は、室内空間の室温を設定温度まで低下させる冷房運転、いわゆる再熱除湿を実行して室内空間の湿度を低下させる除湿運転、及び、室内空間の室温を設定温度まで上昇させる暖房運転を実行し、これらの運転により室内空間における空気が調和される。そして、空気調和装置100は、冷房運転と除湿運転とを切り替える際に、空調空気の温度を滑らかに変化させることで、室内空間に在室するユーザの快適性を高めている。
続いて、実施の形態2について、上述の実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。本実施の形態に係る除湿モードは、第1除湿モードと、室外送風機114の風量が第1除湿モードにおける風量より少ない第2除湿モードとを含む点で、実施の形態1に係るものと異なっている。
続いて、実施の形態3について、上述の実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。本実施の形態に係る移行条件は、室内空間を有する建物の温度、外気の温湿度、ユーザの体温に応じて成立する点で、実施の形態1に係るものと異なっている。
続いて、実施の形態4について、上述の実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。本実施の形態に係る空気調和装置100は、図9に示されるように、ユーザの属性を推定する推定部129bを室内機120が有している点で、実施の形態1に係るものと異なっている。
続いて、実施の形態5について、上述の実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。本実施の形態に係る制御部129は、特定の条件が成立すると室内送風機124の風量を制御する点で、実施の形態1に係るものと異なっている。
Claims (15)
- 冷房モード及び除湿モードから選択した運転モードで稼働する空気調和装置であって、
圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び室内熱交換器をこの順に通して冷媒を循環させる冷媒回路と、
前記室内熱交換器によって熱交換された空気を空調対象となる室内空間に送風する室内送風手段と、
前記室内空間に在室するユーザの属性を推定する推定手段と、を備え、
運転モードは、予め定められた条件が成立すると、前記冷房モードと前記除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに移行し、
前記条件は、前記推定手段による推定結果に応じて成立し、
前記属性には、前記ユーザの性別、年齢、体感温度、手足温度、寒がり又は暑がり特性の少なくとも1つが含まれる、空気調和装置。 - 冷房モード及び除湿モードから選択した運転モードで稼働する空気調和装置であって、
圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び室内熱交換器をこの順に通して冷媒を循環させる冷媒回路と、
前記室内熱交換器によって熱交換された空気を空調対象となる室内空間に送風する室内送風手段と、
前記室外熱交換器を通過する空気流を生成する室外送風手段と、
前記室内空間に在室するユーザの属性を推定する推定手段と、を備え、
前記除湿モードは、第1除湿モードと、前記室外送風手段の風量が前記第1除湿モードにおける風量より少ない第2除湿モードと、を含み、
運転モードは、予め定められた条件が成立すると、前記第1除湿モードと前記第2除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに移行し、
前記条件は、前記推定手段による推定結果に応じて成立し、
前記属性には、前記ユーザの性別、年齢、体感温度、手足温度、寒がり又は暑がり特性の少なくとも1つが含まれる、空気調和装置。 - 冷房モード及び除湿モードから選択した運転モードで稼働する空気調和装置であって、
圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び室内熱交換器をこの順に通して冷媒を循環させる冷媒回路と、
空調対象となる室内空間を有する建物の温度、室外の温度、及び前記室内空間に在室するユーザの体温のうちの少なくとも1つを示す温度情報、並びに、気象情報のうちの少なくとも一方の情報を取得する取得手段と、
前記室内熱交換器によって熱交換された空気を前記室内空間に送風する室内送風手段と、を備え、
運転モードは、予め定められた条件が成立すると、前記冷房モードと前記除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに移行し、
前記条件は、前記温度情報により示される温度、体温、及び前記気象情報のうちの少なくとも1つに応じて成立する、空気調和装置。 - 冷房モード及び除湿モードから選択した運転モードで稼働する空気調和装置であって、
圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び室内熱交換器をこの順に通して冷媒を循環させる冷媒回路と、
空調対象となる室内空間を有する建物の温度、室外の温度、及び前記室内空間に在室するユーザの体温のうちの少なくとも1つを示す温度情報、並びに、気象情報のうちの少なくとも一方の情報を取得する取得手段と、
前記室内熱交換器によって熱交換された空気を前記室内空間に送風する室内送風手段と、
前記室外熱交換器を通過する空気流を生成する室外送風手段と、を備え、
前記除湿モードは、第1除湿モードと、前記室外送風手段の風量が前記第1除湿モードにおける風量より少ない第2除湿モードと、を含み、
運転モードは、予め定められた条件が成立すると、前記第1除湿モードと前記第2除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに移行し、
前記条件は、前記温度情報により示される温度、体温、及び前記気象情報のうちの少なくとも1つに応じて成立する、空気調和装置。 - 前記冷房モードから移行する運転モードは、前記第1除湿モードであり、
前記第1除湿モードから移行する運転モードは、前記冷房モード又は前記第2除湿モードであり、
前記第2除湿モードから移行する運転モードは、前記第1除湿モードである、
請求項2又は4に記載の空気調和装置。 - 前記室内熱交換器は、第1室内熱交換器と、第2室内熱交換器と、を有し、
前記除湿モードでは、前記第1室内熱交換器の冷媒蒸発温度が前記室内空間における空気の温度より高くなり、前記第2室内熱交換器の冷媒蒸発温度が前記室内空間における空気の温度より低くなる、
請求項1から5のいずれか一項に記載の空気調和装置。 - 前記室内熱交換器は、第1室内熱交換器と、第2室内熱交換器と、を有し、
前記冷房モードでは、前記第1室内熱交換器の冷媒蒸発温度が、前記第2室内熱交換器の冷媒蒸発温度より高く、前記室内空間における空気の温度より低くなる、
請求項1から6のいずれか一項に記載の空気調和装置。 - 冷房モード及び除湿モードから選択した運転モードで室内空間に空調空気を送風する空気調和方法であって、
前記室内空間に在室するユーザの、性別、年齢、体感温度、手足温度、寒がり又は暑がり特性の少なくとも1つを含む属性を推定する推定ステップと、
予め定められた条件が前記推定ステップの推定結果に応じて成立したときに、前記冷房モードと前記除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに運転モードを移行する移行ステップと、を含む、空気調和方法。 - 冷房モード及び除湿モードから選択した運転モードで室内空間に空調空気を送風する空気調和方法であって、
前記室内空間に在室するユーザの、性別、年齢、体感温度、手足温度、寒がり又は暑がり特性の少なくとも1つを含む属性を推定する推定ステップと、
予め定められた条件が前記推定ステップの推定結果に応じて成立したときに、前記除湿モードに含まれる第1除湿モードと第2除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに運転モードを移行する移行ステップと、を含み、
前記第2除湿モードは、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び前記空調空気を送風するための室内熱交換器をこの順に通して冷媒を循環させる冷媒回路のうちの前記室外熱交換器を通過する空気流を生成する室外送風手段の風量が前記第1除湿モードにおける風量より少ないモードである、空気調和方法。 - 冷房モード及び除湿モードから選択した運転モードで室内空間に空調空気を送風する空気調和方法であって、
運転モードは、予め定められた条件が成立すると、前記冷房モードと前記除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに移行し、
前記条件は、前記室内空間を有する建物の温度、室外の温度、前記室内空間に在室するユーザの体温、及び気象情報のうちの少なくとも1つに応じて成立する、空気調和方法。 - 冷房モード及び除湿モードから選択した運転モードで室内空間に空調空気を送風する空気調和方法であって、
運転モードは、予め定められた条件が成立すると、前記除湿モードに含まれる第1除湿モードと第2除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに移行し、
前記第2除湿モードは、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び前記空調空気を送風するための室内熱交換器をこの順に通して冷媒を循環させる冷媒回路のうちの前記室外熱交換器を通過する空気流を生成する室外送風手段の風量が前記第1除湿モードにおける風量より少ないモードであり、
前記条件は、前記室内空間を有する建物の温度、室外の温度、前記室内空間に在室するユーザの体温、及び気象情報のうちの少なくとも1つに応じて成立する、空気調和方法。 - 空気調和装置を制御するコンピュータを、
前記空気調和装置の運転モードを制御して、冷房モード及び除湿モードから一の運転モードを選択する制御手段、
空調対象となる室内空間に在室するユーザの、性別、年齢、体感温度、手足温度、寒がり又は暑がり特性の少なくとも1つを含む属性を推定する推定手段、
として機能させ、
前記制御手段は、予め定められた条件が前記推定手段による推定結果に応じて成立すると、前記冷房モードと前記除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに運転モードを移行させる、プログラム。 - 空気調和装置を制御するコンピュータを、
前記空気調和装置の運転モードを制御して、冷房モード及び除湿モードから一の運転モードを選択する制御手段、
空調対象となる室内空間に在室するユーザの、性別、年齢、体感温度、手足温度、寒がり又は暑がり特性の少なくとも1つを含む属性を推定する推定手段、
として機能させ、
前記除湿モードは、第1除湿モードと、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び空調空気を前記室内空間に送風するための室内熱交換器をこの順に通して冷媒を循環させる冷媒回路のうちの前記室外熱交換器を通過する空気流を生成する室外送風手段の風量が前記第1除湿モードにおける風量より少ない第2除湿モードと、を含み、
前記制御手段は、予め定められた条件が前記推定手段による推定結果に応じて成立すると、前記第1除湿モードと前記第2除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに運転モードを移行させる、プログラム。 - 空気調和装置を制御するコンピュータを、
空調対象となる室内空間を有する建物の温度、室外の温度、及び前記室内空間に在室するユーザの体温のうちの少なくとも1つを示す温度情報、並びに、気象情報のうちの少なくとも一方の情報を取得する取得手段、
前記空気調和装置の運転モードを制御して、冷房モード及び除湿モードから一の運転モードを選択する制御手段、
として機能させ、
運転モードは、予め定められた条件が成立すると、前記冷房モードと前記除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに移行し、
前記条件は、前記温度情報により示される温度、体温、及び前記気象情報のうちの少なくとも1つに応じて成立する、プログラム。 - 空気調和装置を制御するコンピュータを、
空調対象となる室内空間を有する建物の温度、室外の温度、及び前記室内空間に在室するユーザの体温のうちの少なくとも1つを示す温度情報、並びに、気象情報のうちの少なくとも一方の情報を取得する取得手段、
前記空気調和装置の運転モードを制御して、冷房モード及び除湿モードから一の運転モードを選択する制御手段、
として機能させ、
前記除湿モードは、第1除湿モードと、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、及び空調空気を前記室内空間に送風するための室内熱交換器をこの順に通して冷媒を循環させる冷媒回路のうちの前記室外熱交換器を通過する空気流を生成する室外送風手段の風量が前記第1除湿モードにおける風量より少ない第2除湿モードと、を含み、
運転モードは、予め定められた条件が成立すると、前記第1除湿モードと前記第2除湿モードとのうちの一のモードから他のモードに移行し、
前記条件は、前記温度情報により示される温度、体温、及び前記気象情報のうちの少なくとも1つに応じて成立する、プログラム。
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