JP2020050313A - 車両のバックドア構造 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)
本実施形態の車両のバックドア構造1では、上記のように、一対のガーニッシュサイド部5bは、当該ガーニッシュサイド部5bの上端5b1がスポイラサイド部4bの下端4b1よりも上方に位置するように、一対のスポイラサイド部4bの車幅方向Wの外側まで延びている。したがって、ガーニッシュサイド部5bをスポイラサイド部4bの下端4b1よりも上方へ延長させることにより、バックドア2のサイド部分にボリューム感をもたせながら従来のバックドア2のアウタパネルのプレス加工では得られなかった連続性のある変化に富んだ意匠性の高い形状にすることが可能になる。その結果、車両後部の美観を向上することが可能である。
本実施形態の車両のバックドア構造1は、リヤガーニッシュ5は、ガーニッシュサイド部5bとガーニッシュサイド取付部5cとの間に、スポイラサイド部4bによってバックドア2へ近づく方向に向かって押さえられるサイド被押圧部5dを有する。これにより、
ガーニッシュサイド部5bのバックドア2からの浮きを抑制することが可能である。
本実施形態の車両のバックドア構造1は、サイド被押圧部5dとスポイラサイド部4bとの間に介在するプロテクタ7を備えている。これにより、リヤガーニッシュ5のサイド被押圧部5dがスポイラサイド部4bに接触することよって損傷することを抑制することが可能である。
本実施形態の車両のバックドア構造1では、サイド被押圧部5dは、スポイラサイド部4bに対向する面において溝5d1を有している。プロテクタ7は、溝5d1に嵌まり込んでいる。この構成により、プロテクタ7をサイド被押圧部5dの溝5d1に保持することができ、スポイラサイド部4bはプロテクタ7を介してサイド被押圧部5dをより安定して押さえることが可能である。
本実施形態の車両のバックドア構造1では、リヤスポイラ4は、スポイラサイド取付部4c、4dを有している。スポイラサイド取付部4c、4dは、バックドア2におけるガーニッシュサイド取付部5cの上下両側の位置で、スポイラサイド部4bをバックドア2の側縁部分2cに連結する。この構成により、スポイラサイド部4b(とくに外側壁4b2)がリヤガーニッシュ5の被押圧部5dを押さえた際に当該被押圧部5dから受ける反力による浮きを抑制することが可能である。
本実施形態の車両のバックドア構造1では、下側のスポイラサイド取付部4c、4dは、ガーニッシュサイド取付部5bとの距離L1が上側のスポイラサイド取付部4c、4dと当該ガーニッシュサイド取付部5bとの距離L2よりも近くなるように、ガーニッシュサイド取付部5bに近接して配置されている。この構成により、スポイラサイド部4bの下端4b1の浮きを抑えることが可能であり、ガーニッシュサイド部5bとスポイラサイド部4bの下端4b1との合い沿い(表面の連続性)を向上することが可能である。
本実施形態の車両のバックドア構造1では、リヤガーニッシュ5は、ガーニッシュ本体部5aとガーニッシュサイド部5bとによって形成されたコーナー部分5eに設けられているコーナー被押圧部5fを有する。コーナー被押圧部5fは、スポイラサイド部4bによってバックドア2へ近づく方向に向かって押さえられる。この構成により、リヤガーニッシュ5のコーナー部分5eのバックドア2からの浮きを防止することが可能である。
本実施形態の車両のバックドア構造1は、バックドア2における車内側の面においてバックドアガラス3の車幅方向Wの側方の位置に配置され、バックドア2の上下開閉時に当該バックドア2を支持するダンパ9を備えている。バックドア2の側縁部分2cは、ダンパ9を取り付けるために車幅方向W外側に張り出した張出部分2c1を有している。ガーニッシュサイド部5bは、張出部分2c1を上方から覆う位置に配置されている。
上記の実施形態の車両のバックドア構造1のように、ガーニッシュサイド部5bの上端5b1がスポイラサイド部4bの下端4b1よりも上方に位置するように、一対のスポイラサイド部4bの車幅方向Wの外側まで延び、しかも、上記(8)のようにダンパ9を有する構成であり、一対のガーニッシュサイド部5bは、バックドア2の側縁部分2cは、ダンパ9を取り付けるために車幅方向Wの外側に張り出した張出部分2c1を有しており、ガーニッシュサイド部5bは、張出部分2c1を上方から覆う位置に配置されていれば、上記のガーニッシュ取付部5cが無い構成であっても、車両後部の美観が向上することが可能になる。
2 バックドア
2a 上縁部分
2b 下縁部分
2c 側縁部分
3 バックドアガラス
4 リヤスポイラ
4a スポイラ本体部
4b スポイラサイド部
4b1 下端
4c、4d スポイラサイド取付部
5 リヤガーニッシュ
5a ガーニッシュ本体部
5b ガーニッシュサイド部
5b1 上端
5c ガーニッシュサイド取付部
5d サイド被押圧部
5d1 溝
5e コーナー部分
5f コーナー被押圧部
7、8 プロテクタ
9 ダンパ
Claims (9)
- 車体後部に配置され、バックドアガラスを有するバックドアと、
前記バックドアにおける前記バックドアガラスの上方の上縁部分を含む領域に設けられたリヤスポイラと、
前記バックドアにおける前記バックドアガラスの下方の下縁部分を含む領域に設けられたリヤガーニッシュと
を備える車両のバックドア構造であって、
前記リヤスポイラは、前記バックドアの前記上縁部分に配置されたスポイラ本体部と、当該スポイラ本体部の両側部から下方に延びて、前記バックドアにおける前記バックドアガラスの車幅方向両側に沿って上下方向に延びる側縁部分を覆う一対のスポイラサイド部とを有し、
前記リヤガーニッシュは、前記バックドアの前記下縁部分に配置されたガーニッシュ本体部と、当該ガーニッシュ本体部の両側部から上方に延びる一対のガーニッシュサイド部と、ガーニッシュサイド取付部とを有し、
前記一対のガーニッシュサイド部は、当該ガーニッシュサイド部の上端が前記スポイラサイド部の下端よりも上方に位置するように、前記一対のスポイラサイド部の車幅方向外側まで延び、
前記ガーニッシュサイド取付部は、前記ガーニッシュサイド部の上端と前記スポイラサイド部の下端との間の位置において、前記スポイラサイド部によって外部から隠された位置で、前記ガーニッシュサイド部を前記側縁部分に連結する、
ことを特徴とする車両のバックドア構造。 - 前記リヤガーニッシュは、前記ガーニッシュサイド部と前記ガーニッシュサイド取付部との間に、前記スポイラサイド部によって前記バックドアへ近づく方向に向かって押さえられるサイド被押圧部をさらに有する、
請求項1に記載の車両のバックドア構造。 - 前記サイド被押圧部と前記スポイラサイド部との間に介在するプロテクタをさらに備えている、
請求項2に記載の車両のバックドア構造。 - 前記サイド被押圧部は、前記スポイラサイド部に対向する面において溝を有しており、
前記プロテクタは、前記溝に嵌まり込んでいる、
請求項3に記載の車両のバックドア構造。 - 前記リヤスポイラは、スポイラサイド取付部をさらに有しており、
前記スポイラサイド取付部は、前記バックドアにおける前記ガーニッシュサイド取付部の上下両側の位置で、前記スポイラサイド部を前記バックドアの前記側縁部分に連結する、
請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両のバックドア構造。 - 下側の前記スポイラサイド取付部は、前記ガーニッシュサイド取付部との距離が上側の前記スポイラサイド取付部と当該ガーニッシュサイド取付部との距離よりも近くなるように、前記ガーニッシュサイド取付部に近接して配置されている、
請求項5に記載の車両のバックドア構造。 - 前記リヤガーニッシュは、前記ガーニッシュ本体部と前記ガーニッシュサイド部とによって形成されたコーナー部分に設けられ、前記スポイラサイド部によって前記バックドアへ近づく方向に向かって押さえられるコーナー被押圧部をさらに有する、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両のバックドア構造。 - 前記バックドアにおける車内側の面において前記バックドアガラスの車幅方向側方の位置に配置され、前記バックドアの上下開閉時に当該バックドアを支持するダンパをさらに備えており、
前記バックドアの前記側縁部分は、前記ダンパを取り付けるために車幅方向外側に張り出した張出部分を有しており、
前記ガーニッシュサイド部は、前記張出部分を上方から覆う位置に配置されている、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両のバックドア構造。 - 車体後部に配置され、バックドアガラスを有するバックドアと、
前記バックドアにおける前記バックドアガラスの上方の上縁部分を含む領域に設けられたリヤスポイラと、
前記バックドアにおける前記バックドアガラスの下方の下縁部分を含む領域に設けられたリヤガーニッシュと、
前記バックドアにおける車内側の面において前記バックドアガラスの車幅方向側方の位置に配置され、前記バックドアの上下開閉時に当該バックドアを支持するダンパと
を備える車両のバックドア構造であって、
前記リヤスポイラは、前記バックドアの前記上縁部分に配置されたスポイラ本体部と、当該スポイラ本体部の両側部から下方に延びて、前記バックドアにおける前記バックドアガラスの車幅方向両側に沿って上下方向に延びる側縁部分を覆う一対のスポイラサイド部とを有し、
前記リヤガーニッシュは、前記バックドアの前記下縁部分に配置されたガーニッシュ本体部と、当該ガーニッシュ本体部の両側部から上方に延びる一対のガーニッシュサイド部と、を有し、
前記一対のガーニッシュサイド部は、当該ガーニッシュサイド部の上端が前記スポイラサイド部の下端よりも上方に位置するように、前記一対のスポイラサイド部の車幅方向外側まで延び、
前記バックドアの前記側縁部分は、前記ダンパを取り付けるために車幅方向外側に張り出した張出部分を有しており、
前記ガーニッシュサイド部は、前記張出部分を上方から覆う位置に配置されている、
ことを特徴とする車両のバックドア構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018184484A JP7115190B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 車両のバックドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020050313A true JP2020050313A (ja) | 2020-04-02 |
JP7115190B2 JP7115190B2 (ja) | 2022-08-09 |
Family
ID=69995595
Family Applications (1)
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JP2018184484A Active JP7115190B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 車両のバックドア構造 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022174424A1 (zh) * | 2021-02-20 | 2022-08-25 | 浙江智马达智能科技有限公司 | 一种顶盖装饰结构、车顶结构及应用其的车辆 |
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JP2003226137A (ja) * | 2002-02-05 | 2003-08-12 | Mitsuba Corp | 車両用自動開閉装置 |
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-
2018
- 2018-09-28 JP JP2018184484A patent/JP7115190B2/ja active Active
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