JP2020044358A - 少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム及びそれを使用する方法 - Google Patents

少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム及びそれを使用する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020044358A
JP2020044358A JP2019216299A JP2019216299A JP2020044358A JP 2020044358 A JP2020044358 A JP 2020044358A JP 2019216299 A JP2019216299 A JP 2019216299A JP 2019216299 A JP2019216299 A JP 2019216299A JP 2020044358 A JP2020044358 A JP 2020044358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage bag
indicator
bag system
patient care
indicator element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019216299A
Other languages
English (en)
Inventor
ポール アンソニー ザニ
Anthony ZANI Paul
ポール アンソニー ザニ
ジョン クリスチャン ゴード
Christian GOHDE John
ジョン クリスチャン ゴード
アラン ジョン セトロン
Jon Cetrone Allan
アラン ジョン セトロン
ウリヤ ドゥーチュン ロビンソン
Duchun Robinson Uriyah
ウリヤ ドゥーチュン ロビンソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CR Bard Inc
Original Assignee
CR Bard Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CR Bard Inc filed Critical CR Bard Inc
Publication of JP2020044358A publication Critical patent/JP2020044358A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices ; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Colostomy devices
    • A61F5/4404Details or parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B50/00Containers, covers, furniture or holders specially adapted for surgical or diagnostic appliances or instruments, e.g. sterile covers
    • A61B50/30Containers specially adapted for packaging, protecting, dispensing, collecting or disposing of surgical or diagnostic appliances or instruments
    • A61B50/33Trays
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices ; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Colostomy devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices ; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Colostomy devices
    • A61F5/451Genital or anal receptacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D33/00Details of, or accessories for, sacks or bags
    • B65D33/004Information or decoration elements, e.g. level indicators, detachable tabs or coupons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/08Accessories or related features not otherwise provided for
    • A61B2090/0807Indication means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B1/00Cleaning by methods involving the use of tools
    • B08B1/10Cleaning by methods involving the use of tools characterised by the type of cleaning tool
    • B08B1/14Wipes; Absorbent members, e.g. swabs or sponges
    • B08B1/143Wipes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】カテーテル処置システム及び方法を改善する。【解決手段】本明細書に開示した実施形態は、1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されたことを示すことのできる少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム(例えば、カテーテル処置及び尿ドレナージバッグシステム)に関する。例えば、ドレナージバッグシステムは、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証することなどの1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されたことを示す情報を提供するように構成された少なくとも1つのインジケータ要素(例えば、カレンダ、チェックリスト、それらの組み合わせ、等々)を含むドレナージバッグを含む。【選択図】図1A

Description

本出願は、2015年2月2日に出願された米国仮出願第62/111,088号及び2015年11月2日に出願された米国仮出願第62/249,752号についての優先権を主張し、前記出願の個々の開示内容については、本願に引用して完全に援用する。
一般に、導尿カテーテル処置は、導尿カテーテル(例えば、管)を患者の尿道を通して膀胱の中に挿入することを伴う。導尿カテーテル(例えば、フォーリ導尿カテーテル)は、患者の尿が膀胱からドレナージ管を通ってドレナージバッグの中に排出するのを可能にする。
事例によっては、ケア供給者は、患者のカテーテル処置の間及び/又は後の患者のケアに関係するプロトコルを持つことがある。しかしながら、そういった患者ケアプロトコルは、一貫しないで実行及び/又は不正確に実行されることがある。そういった患者ケアプロトコルの遵守を改善することで、患者のケアを改善すること及び/又は患者のカテーテル処置に関係する合併症(例えば、カテーテル関連の尿路感染症)を低減することができる。
それ故に、カテーテル処置システム及び方法の製造業者及び使用者は、その改善を求め続けている。
本明細書に開示した実施形態は、1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されたことを示すことのできる少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム(例えば、カテーテル処置及び尿ドレナージバッグシステム)に関する。例えば、ドレナージバッグシステムは、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証することなどの1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されたことを示す情報を提供するように構成された少なくとも1つのインジケータ要素(例えば、カレンダ、チェックリスト、それらの組み合わせ、等々)を含むドレナージバッグを含む。
1つの実施形態では、ドレナージバッグシステムが開示される。ドレナージバッグシステムは、ドレナージバッグを含む。ドレナージバッグは、流動体を患者から受け取るように構成された入口を含む。ドレナージバッグは、流動体をその中に保持するように構成された内部空間を画定する1つ以上のパネルも含む。ドレナージバッグシステムは、少なくとも1つのインジケータ要素を更に含む。少なくとも1つのインジケータ要素は、1つ以上のインジケータサイトをその上に含む。1つ以上のインジケータサイトの個々は、少なくとも1つのブランク又は無充填の場所を含む。
1つの実施形態では、ドレナージバッグを使用する方法が開示される。方法は、患者に動作可能に連結されるべきドレナージバッグシステムを提供することを含む。ドレナージバッグシステムは、流動体を収容するように構成された内部空間を画定するドレナージバッグを含む。ドレナージバッグシステムは、1つ以上のインジケータサイトをその上に含む少なくとも1つのインジケータ要素も含む。1つ以上のインジケータサイトの個々は、少なくとも1つのブランク又は無充填の場所を含む。方法は、ドレナージバッグを患者に使用することに関係する患者に関する1つ以上の患者ケアプロトコルを実行することを更に含む。方法は、1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されたことを見せるために1つ以上のインジケータサイトをマークすることを追加的に含む。
任意の開示した実施形態からの特徴は、制限なしに相互に組み合わせて使用できる。加えて、本開示の他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び添付の図面の斟酌を介して当業者に明らかになるであろう。
より好ましい理解のために、同様の要素は、様々な添付図面の全体にわたって同じ参照番号で示している。これらの図面が本開示の典型的な実施形態だけを示しており、したがって、その範囲を限定するものと考えるべきではない、ということを理解して、本開示の実施形態については、添付図面の使用を通じて追加の特殊性及び詳細を用いて説明及び解説する。
実施形態に係る非能動的な状態の少なくとも1つのインジケータ要素を有するドレナージバッグを含むドレナージバッグシステムの平面図である。 実施形態に係る能動的な状態のインジケータ要素を有する図1Aに示したドレナージバッグシステムの平面図である。 実施形態に係る図1Aに示したドレナージバッグシステムの一部分を形成し得るパッケージの平面図である。 実施形態に係る図1Aに示したドレナージバッグシステムの一部分を形成し得るパッケージの平面図である。 実施形態に係る複数のインジケータ要素を備えたドレナージバッグを含むドレナージバッグシステムの平面図である。 実施形態に係るドレナージバッグ及び少なくとも1つのトークンを含むキットの平面図である。 実施形態に係るドレナージバッグから区別可能であり、切り離しているインジケータ要素の等角投影図である。 実施形態に係るドレナージバッグから区別可能であり、切り離しているインジケータ要素の等角投影図である。 実施形態に係るドレナージバッグから区別可能であり、切り離しているインジケータ要素の等角投影図である。 実施形態に係るドレナージバッグから区別可能であり、切り離しているインジケータ要素の等角投影図である。 実施形態に係るドレナージバッグと、互いに取り外し可能に取り付けられた複数のパッケージとを含むドレナージバッグシステムの側面図である。
本明細書に開示した実施形態は、1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されたことを示せる少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム(例えば、カテーテル処置及び尿ドレナージバッグシステム)に関する。例えば、ドレナージバッグシステムは、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証するなどの1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されたことを示す情報を提供するように構成された少なくとも1つのインジケータ要素(例えば、カレンダ、チェックリスト、それらの組み合わせ等々)を含むドレナージバッグを含む。
ドレナージバッグのインジケータ要素は、第1のすなわち非能動的な状態(例えば、ドレナージバッグの初期の展開中)になることがある。インジケータ要素は、患者のケア、尿ドレナージバッグの状況等々に関する情報を提供するために、第2のすなわち能動的な状態に再構成できる。例えば、能動的な状態では、インジケータ要素は、1つ以上の患者ケアプロトコルに関係する情報を提供又は表示できる。そういった情報は、1つ以上の患者ケアプロトコルによって要求及び/又は推奨され得る、ドレナージバッグの展開の日付、ドレナージバッグに動作可能に連結されたカテーテルの挿入の日付、1つ以上の患者ケアプロトコルの日付及び/又は実行等々、のうちの1つ以上を含むことができる。
ドレナージバッグのインジケータ要素は、少なくとも1つのインジケータ要素の提供又は表示する患者ケアプロトコルに関係する情報の正確さの証明を容易化する、及び/又は、それのいたずらを防止する(例えば、コンプライアンスインジケータ要素)やり方で非能動的な状態から能動的な状態に再構成できる。1つの実施形態では、インジケータ要素は、特定及び/又は独特なトークンを用いて非能動的な状態から能動的な状態に再構成されることがある。例えば、トークンは、所定のタスク又は一連のタスクの開始又は完了の後、使用者(例えば、医療従事者)に入手可能になることがある。
1つ以上の患者ケアプロトコルは、ドレナージバッグシステム(例えば、尿、血液、便、等々を収集)の用途と、患者の特定の需要とに応じて様々である。実施形態では、ドレナージバッグは、尿ドレナージバッグを含んでいてもよい。そういった実施形態では、少なくとも幾つかの患者ケアプロトコルは、Center of Disease Control(「CDC」)の2009年発表の「Guideline for Prevention of Catheter Associated Urinary Tract Infections」に適合するように構成でき、http://www.cdc.gov/hicpac/pdf/CAUTI/CAUTIguideline2009final.pdfで入手可能であり、その開示内容は、本願に引用して完全に援用する。例えば、尿ドレナージバッグの少なくとも1つのインジケータ要素によって検証される1つ以上の患者ケアプロトコルは、次の、患者の会陰領域の定期的な掃除、患者の尿道周囲領域の定期的な掃除、ドレナージバッグシステムの一部分の定期的(例えば、約12時間ごと)な掃除、ドレナージバッグからの尿の日常的除去、漏れ、キンク、等々のチェックのためのドレナージバッグシステムの点検、ドレナージバッグシステムを操作するときの適切な手の衛生状態、又は、導尿カテーテルの挿入中に実行される適切な感染予防技術のうちの1つ以上を含むことができる。
本明細書に開示したドレナージバッグシステムは、尿ドレナージバッグシステムであるとして説明している。しかしながら、本明細書に開示したドレナージバッグシステムは、流動体を患者から収集するドレナージバッグシステムのどれにも使用できる。例えば、本明細書に開示したドレナージバッグシステムのどれもが、血液ドレナージシステム、胸膜ドレナージシステム、腹膜ドレナージシステム、腸ドレナージシステム(例えば、便採取バッグ)、又は他の適切なドレナージシステムに使用できる。
図1Aは、実施形態に係る非能動的な状態の少なくとも1つのインジケータ要素を有するドレナージバッグ102を含むドレナージバッグシステム100の平面図である。ドレナージバッグ102は、フロントパネル106及びバックパネルを含み、互いに結合されて流動体密の容器を形成する。しかしながら、他の実施形態では、ドレナージバッグ102は、3つ以上のパネル又は単一の本体を含むことがあり、及び/又は、それによって形成されることがある。1つ以上のパネルは、流動体(例えば、尿)をその中に保持するように構成された内部空間を画定できる。1つの実施形態では、プライバシバリア(図示せず)は、ドレナージバッグ102と一体的に形成、ドレナージバッグ102に取り付け、又は、ドレナージバッグ102から切り離して、設けることができ、少なくとも実質上不透明であり、ドレナージバッグ102の少なくとも一部分をカバーするように構成される(例えば、ドレナージバッグ102内の尿を見えにくくすること及び/又は隠すことなど、ドレナージバッグ102の内部空間の少なくとも一部分を視界から見えにくくする)。そのうえ、理解すべきことは、ドレナージバッグ102の1つ以上のパネルが、可撓性の高い、剛性の高い、弾力性の高い、又は任意の適切な材料、或いは材料の組み合わせ、を含むことができるということである。いずれにしても、ドレナージバッグ102のパネルは、ドレナージバッグ102の内部空間を形成又は画定するやり方で互いに連結及び/又は結合でき、その中に流動体を収容できる。
一般に、ドレナージバッグ102は、任意の適切なジオメトリを有することができる。図示した実施形態では、ドレナージバッグ102は、概ね涙形状のジオメトリを有する。しかしながら、ドレナージバッグ102は、概ね円形のジオメトリ、概ね矩形のジオメトリ等々を有することができる。
ドレナージバッグ102は、入口110を含むこともでき、患者からドレナージバッグ102の中への流動体流れを受け入れるように構成できる(例えば、尿)。例えば、入口110は、例えば、患者の膀胱の中に位置決めできるカテーテル114と流動体連通できるドレナージ管112を受容又はそれと連結してもよい。図示した実施形態では、カテーテル114は、フォーリ導尿カテーテルを含むことがあり、したがって、尿がカテーテル114からドレナージ管112を通ってドレナージバッグ102の中に流れ込むことがある。
1つの実施形態では、ドレナージバッグ102は、出口106(例えば、ドレナージバッグ102の底部に又はその近くに)を含むことがある。例えば、出口106は、ドレナージバッグ102内に収集された流動体がドレナージバッグ102から流出又は排出できるように構成してもよい(例えば、ドレナージバッグ102から流動体を収集又は抽出するため)。例えば、出口116は、Safety−Flow(登録商標)出口デバイス又は他の同種の出口デバイスを含んでいてもよい。
ドレナージバッグ102のフロントパネル106は、ドレナージバッグ102内に収集された流動体の量を示せる1つ以上の目盛付けしたマーク118を更に含むことができる。例えば、目盛付けしたマーク118は、或る期間(例えば、所定の期間)に患者の排出した流動体の量を決定することを容易化できる。実施形態によっては、目盛付けしたマーク118は、ドレナージバッグ102の排出、取り外し、及び/又は取り替えのための時間及び/又は日付を決定すること又は近似させることを容易化できる。
インジケータ要素104は、ドレナージバッグシステム100に関係するタスク(例えば、患者ケアプロトコル)の完了を見せるように構成できる。例えば、インジケータ要素104は、タスクが実行されたことを見せるために、使用者がマークしてもよい。1つの実施形態では、インジケータ要素104は、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を確実化するように構成されたコンプライアンスインジケータ要素にすることがある。例えば、インジケータ要素104は、一般的な情報を使用者に提供するタイプ識別部120を含んでいてもよい。インジケータ要素104は、使用者がマークする1つ以上のインジケータサイト122を含むことができる。例えば、インジケータサイト122は、1つ以上の患者ケアプロトコル(例えば、コンプライアンスインジケータサイト)の遵守を検証するように構成してもよい。
タイプ識別部120は、ドレナージバッグ102及び/又は患者ケアに関係する情報を提供できる。例えば、タイプ識別部120は、患者に関係する情報(例えば、患者の名前、患者に実行される手順等々)、介護者に関係する情報(例えば、責任のある医師の名前、責任のある看護師の名前等々)、カテーテル114挿入日付等々を含んでいてもよい。タイプ識別部120は、インジケータサイト122が実行及び/又は検証したとして、何の患者ケアプロトコルが示されているかを識別することもできる。タイプ識別部120は、1つ以上の患者ケアプロトコルの実行を検証するように構成されない。
1つの実施形態では、タイプ識別部120は、使用者がマークするように構成されることがある。例えば、タイプ識別部120は、筆記用具を用いてマークするように、或いは、トークン(例えば、ステッカ、スタンプ等々)又は他の適切な入力フォームを受け取るように、構成される表面を含んでいてもよい。タイプ識別部120にマークすることは、インジケータ要素104が、各個別のドレナージバッグ102にとって独特になり得る情報を表示することを可能にすることができる。実施形態によっては、タイプ識別部120の少なくとも一部分は、事前印刷しておいてもよい。事前印刷した部分は、インジケータサイト122によって追跡される患者ケアプロトコルに関係する情報を含むこと及び/又はタイプ識別部120にマークするのを容易化することができる。例えば、タイプ識別部120の事前印刷した部分は、成句「挿入日付:」、「患者名:」、「医師:」、同様の成句、又はそれらの組み合わせを含んでいてもよい。事前印刷した部分に隣接して、タイプ識別部120は、使用者からの入力を受け取るように構成される表面を含むことができる。
1つの実施形態では、タイプ識別部120は、コンプライアンスインジケータサイトによって検証される1つ以上の患者ケアプロトコルの実行及び標準化を容易化するラベル(図示せず)を含むことがある。ラベルは、コンプライアンスインジケータサイトによって検証される1つ以上の患者ケアプロトコルの実行の仕方を詳述している段階的なインストラクション及び/又はピクトグラフを含むことができる。ラベルは、CDC、個々の病院、又は他のヘルスケア組織によって普及される患者ケアプロトコルに適合できる。インストラクションをタイプ識別部120に含めてしまうことは、1つ以上の患者ケアプロトコルの標準化、使用者(例えば、医師、看護師、認定看護助手、等々)が1つ以上の患者ケアプロトコルを不正確に実行することの予防、1つ以上の患者ケアプロトコルの正確な実行の仕方について使用者の記憶をよみがえらせること、等々に役立つことがある。そういうことで、ラベルは、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を更に検証することができる。
インジケータサイト122は、使用者がマークして、ドレナージバッグシステム100に関係するタスクが実行されたことを示せるように構成できる。例えば、インジケータサイト122は、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証するように構成されるコンプライアンスインジケータサイトにしてもよい。インジケータサイト122の個々は、実行され得る1つ以上の患者ケアプロトコルに対応するブランク又は無充填の場所を含むことがある。ブランク又は無充填の場所は、例えば、1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されるとき、使用者がマークするように構成できる。例えば、ブランク又は無充填の場所は、1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されるちょっと前、間、又は後にマークしてもよい。そういうことで、インジケータサイト122は、筆記用具、少なくとも1つのトークン、又は他の適切な入力フォームを用いてマークするように構成できる。そういうことで、インジケータサイト122にマークすることは、患者ケアプロトコルの遵守(例えば、コンプライアンスインジケータサイト)を示して検証することができる。
実施形態によっては、インジケータサイト122は、使用者のマークを容易化するように構成された1つ以上のマーク(例えば、その上に事前印刷した)をその上に含んでいてもよい。例えば、インジケータサイト122は、少なくとも1つのインジケータサイト122を画定するボックス、マークすべきところを示している下線付き部分、1つ以上の成句(例えば、マークすべき日付を示している「_/_/20_」)等々を含んでいてもよい。
図示した実施形態では、インジケータサイト122は、カレンダ123(例えば、1つ以上の日付を表示しているインジケータ)を少なくとも部分的に形成する。1つの実施形態では、カレンダ123は、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証するように構成されることがある。例えば、インジケータサイト122の個々は、1つ以上の患者ケアプロトコルが実行される日付(例えば、カレンダの日付)、日(例えば、イベント後の日数)、及び/又は、時間に対応することができ、及び/又は、1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されるときを検証することができるコンプライアンスインジケータサイトにしてもよい。図示した実施形態では、カレンダ123は、31より少ないインジケータサイト122(例えば、30より少ないインジケータサイト122)を有する。しかしながら、他の実施形態では、カレンダ123は、1年の所与の月の各日に対応するために、少なくとも30のインジケータサイト122(例えば、31のインジケータサイト122)を含むことがある。インジケータサイト122は、1つ以上の患者ケアプロトコルが、特定の日付及び/又は時間に、特定の時間間隔で、実行されるべきである、或いは、時間帯にわたる1つ以上の患者ケアプロトコルの実行を追跡することが望ましい場合、カレンダ123を少なくとも部分的に形成することができ、そういった患者ケアプロトコルは、例えば、ドレナージバッグ102が導尿カテーテル114と共に使用される場合に患者の会陰及び/又は尿道周囲の領域を洗浄すること、使用者によるドレナージバッグシステム400の定期検査、等々を含むことがある。
1つの実施形態では、カレンダ123上に設けられる少なくとも幾つかの日付は、異なった色を呈することがある。例えば、カレンダ123は、第1の色を呈する第1の期間(例えば、1以上の日を含む)と、第2の色を呈する第2の期間とを含んでいてもよい。1つの実施形態では、異なった色は、カテーテル114(例えば、ドレナージバッグ102に動作可能に連結したカテーテル114)が、患者から取り外されるべきときを示すために使用されることがある。例えば、カレンダ123の第1の期間は、カテーテル114が患者の中に挿入されるCDCの推奨期間(例えば、約1日〜3日)を表すことがある。カレンダ123は、第1の期間とは異なる色を呈する第1の期間直後の第2の期間を含むこともある。そういうことで、第2の期間は、CDCがカテーテル114を患者から取り外すことを推奨することを示すことがある。追加的に、カレンダ123は、第1の期間及び第2の期間とは異なる色を呈する第2の期間直後の1つ以上の追加の期間を含むことがある。他の実施形態では、1つ以上の色は、1つ以上の患者ケアプロトコルが変化するとき等々に1つ以上の特定の患者ケアプロトコルがその間に実行され得る期間を示すことがある。
1つの実施形態では、インジケータ要素104は、初期に非能動的な状態(図1A)にあることがある。インジケータ要素104は、タイプ識別部120及び/又はインジケータサイト122が、ブランク又は無充填の場所を含むときに、非能動的な状態にあると考えられる。例えば、非能動的な状態にあるタイプ識別部120は、何の情報も提供しないで、代わりに、入力を受け取るべき場所を提供するだけである。同様に、非能動的な状態にあるインジケータサイト122は、使用者がマークするように構成される場所を提供する及び/又は患者ケアプロトコルが実行されていないことを示すだけである。
しかしながら、インジケータ要素104は、タイプ識別部120及び/又は少なくとも1つのインジケータサイト122が使用者によってマークされるときに、非能動的な状態から能動的な状態に再構成されることがある。図1Bは、実施形態に係る能動的な状態のインジケータ要素104を有する図1Aに示されたドレナージバッグシステム100の平面図である。そういうことで、インジケータ要素104が能動的な状態にあるとき、タイプ識別部120は、ドレナージバッグ102及び/又は患者ケアについての一般的な情報を提供することができ、他方、インジケータサイト122は、ドレナージバッグシステム100に関係するタスクが実行されたこと(例えば、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守の検証及び/又は1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されたこと)を示すことができる。例えば、図示した実施形態では、インジケータサイト122は、能動的な状態のコンプライアンスインジケータサイトを含み、患者ケアプロトコルが2日間にわたって少なくとも3回実行されたということを見せている。しかしながら、図示したインジケータサイト122は、コンプライアンスインジケータサイトを含み、少なくとも1つの患者ケアプロトコルが実行されていないかもしれないということも見せている。実施形態によっては、タイプ識別部120は、初期に能動的な状態にあってもよい。例えば、タイプ識別部120によって提供される情報のすべては、インジケータ要素104上に事前印刷していてもよい。
インジケータサイト122は、異なった機構を用いて使用者がマークするように構成できる。1つの実施形態では、インジケータサイト122は、少なくとも1つの筆記用具(例えば、マーカ、等々)を用いてマークできる1つ以上の場所(例えば、表面)を含む又は提供することがある。例えば、インジケータサイト122は、筆記用具によってマークできる紙又は他の表面を含んでいてもよい。インジケータサイト122は、日付や使用者を識別するシンボル(例えば、署名、イニシャル、等々)を用いてなど、特定のやり方でマークするように構成できる。実施形態によっては、インジケータサイト122は、特定の筆記用具を用いてマークだけできる材料を含んでいてもよい。例えば、インジケータサイト122は、明るい色の筆記用具からのマーキングを受け入れることのできる1つ以上の黒っぽい又は黒い場所を含んでいてもよい。
代替的又は追加的に、インジケータサイト122は、少なくとも1つのトークン126(図1B及び1C参照)を用いてマークするように構成することができる。トークン126は、インジケータサイト122上に配置、取り付け、スタンプ付け、又はそうでなければ組み付けすることのできる任意の適切な識別するマークにすることができる。例えば、トークン126は、ドレナージバッグ102に接着する接着剤をその上に含むステッカ、スタンプ、紙等々にしてもよい。実施形態によっては、トークン126は、特定のトークンにしてもよい。例えば、トークン126は、特定の寸法、形状、色、又はそれらの組み合わせを呈してもよく、及び/又は、その上に印刷された特定のシンボル(例えば、使用者の名前)を有していてもよい。実施形態によっては、トークン126は、特定の時間にだけアクセスでき、これによって、インジケータ要素104上の不正確な又は日付を遡って付けられたマークが削減又は排除される。
インジケータ要素104は、ドレナージバッグ102上に位置決めすることができる。例えば、ドレナージバッグ102は、インジケータ要素104に適した場所を含む又は提供するジオメトリを有していてもよい。例えば、インジケータ要素104は、入口110、出口116、ドレナージ管112、又はドレナージバッグシステム100の任意の他のデバイスによってカバー又は見えにくくされ得ない場所に配置してもよい。追加的又は代替的に、インジケータ要素104は、目盛付けしたマーク118から離間させ又は遠ざけてもよい。
いずれにしても、インジケータ要素104は、ドレナージバッグ102の任意のパネル又は部分上に位置できる。例えば、インジケータ要素104は、フロントパネル106、バックパネル、又はプライバシバリアに取り付けてもよい。そのうえ、理解すべきことは、ドレナージバッグ102のフロントパネル106及びバックパネルの参照は、説明を容易にするためにしたのであり、ドレナージバッグ102のどちらのパネルも、そのフロント又はバックパネルとみなすことができる。図示した実施形態では、インジケータ要素104は、ドレナージバッグ102のフロントパネル106上に位置できる。例えば、インジケータ要素104は、ドレナージバッグ102のフロントパネル106が使用者に概ね面している場合、情報を使用者に提供できる。代替的又は追加的な実施形態では、ドレナージバッグ102は、多数のインジケータ要素を含むことがあり(例えば、インジケータ要素104は、フロントパネル106上に設ける又は含めることができ、他のインジケータ要素は、ドレナージバッグ102のバックパネル上に含めることができ)、インジケータ要素のうちの少なくとも1つが或る使用条件下で使用者に概ね対面するであろう可能性は増大し得る。
インジケータ要素104及び/又はその部分は、任意の数の適切なサイズ又は寸法を有することがあり、実施形態によって様々である。実施形態によっては、インジケータ要素104は、比較的大きい寸法を有することがあり、遠くからのその視認性を改善できる。他の実施形態では、インジケータ要素104の1つ以上の部分は、比較的小さい寸法を有することがあり、追加の情報の表示を容易化できる(大きめのインジケータ要素又はその対応する部分と比較して)。1つの実施形態では、インジケータ要素104は、1つ以上の患者ケアプロトコルに関係する情報を(例えば、ヘルスケア供給者などの使用者に)提供又は表示するように構成されることがある。
1つの実施形態では、インジケータ要素104の1つ以上の部分又は要素は、ドレナージバッグ102に事前印刷、取り付け、又は固定されることがある。例えば、タイプ識別部120及び/又はインジケータサイト122の少なくとも一部分は、ドレナージバッグ102のフロントパネル106、バックパネル、及び/又はプライバシバリア上に印刷してもよい。他の実施形態では、インジケータ要素104(例えば、タイプ識別部120及び/又はインジケータサイト122の少なくとも一方)の少なくとも一部分は、ドレナージバッグ102のフロントパネル106、バックパネル、又はプライバシバリアに取り付けられるデバイス(例えば、紙、ステッカ、スタンプ、等々)上に印刷してもよい。インジケータ要素104の少なくとも一部分を含むデバイスは、例えば、パッケージ124(図1C)から提供することができる。例えば、ドレナージバッグシステム100は、初期にインジケータ要素104を含んでいなくてもよく、インジケータ要素104は、ドレナージバッグシステム100の提供後(例えば、キットの開始後、カテーテル114の挿入後、等々)にドレナージバッグシステム100に追加される。
実施形態によっては、ドレナージバッグシステム100は、1つ以上の患者ケアプロトコルパッケージ124(「パッケージ」)を含んでいてもよい。図1Cは、実施形態に係るドレナージバッグシステム100の一部分を形成し得るパッケージ124の平面図である。パッケージ124は、1つ以上の患者ケアプロトコルの少なくとも1つを実行、検証、及び/又は補助するように構成される任意のデバイス(例えば、トークン126)を含むことができ、或いは、デバイスは、省略することができる。1つの実施形態では、パッケージ124は、インジケータサイト122(例えば、コンプライアンスインジケータサイト)によって検証される1つ以上の患者ケアプロトコルの少なくとも1つを実行及び/又は補助するように構成されることがある。例えば、図示した実施形態では、パッケージ124は、ワイプコンテナである。パッケージ124内に存在するワイプは、1つ以上の患者ケアプロトコルに係る患者の1つ以上の領域及び/又はドレナージバッグシステム100の1つ以上の部分を洗浄するために使用できる。パッケージ124は、ドレナージバッグ102から流動体を取り除くために使用される注射器、グローブをその中に含むコンテナ、又はそれらの組み合わせなどの他のデバイスを含むことができる。
実施形態によっては、パッケージ124は、それに関係する(例えば、取り付けられ、中に位置決めされ、中に組み込まれる、等々)少なくとも1つのトークン126を含んでいてもよい。例えば、少なくとも1つのトークン126は、パッケージ124の表面上に位置決めしてもよい。トークン126は、パッケージ124から取り外してインジケータサイト122に取り付けるように構成される。パッケージ124上のトークン126の位置決めは、1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されるちょっと前、間、又は後の短時間の使用者によるトークン126に対するアクセスだけを可能にする。使用者がアクセスしてトークン126によってインジケータサイト122をマークできる期間の制限は、1つ以上の患者ケアプロトコル(例えば、コンプライアンスインジケータサイト)の遵守を更に検証できる。特に、使用者がトークン126にアクセスするときの制限は、コンプライアンスインジケータサイトの不正確な又は後日付のマーキングを削減又は排除する。
1つの実施形態では、トークン126は、パッケージ124の表面上に位置決めされることがあり、したがって、トークン126はいたずら防止シールとして機能する。例えば、トークン126は、パッケージ124の内側領域へのアクセスを許可するように構成されるパッケージ124の外側表面の一部分をまたがる及び/又はカバーすることがあり、或いは、他の方法で使用されることがある。そういうことで、少なくとも部分的に裂けたトークン126又はなくなったトークン126は、パッケージ124がいたずらされているかもしれないということを示すことがある。
実施形態によっては、インジケータサイト122は、パッケージ124からトークン126を受け取るように構成してもよい。例えば、インジケータサイト122は、パッケージ124上のトークン126の寸法及び/又は形状に対応する寸法及び/又は形状を呈してもよい。
1つの実施形態では、トークン126は、パッケージ124内に位置決めすることがある。そういうことで、パッケージ124内に位置決めされたトークン126は、パッケージ124の開始後にだけアクセスできる。例えば、トークン126は、パッケージ124内にあるワイプの下に位置決めしてもよく、したがって、トークン126は、パッケージ124からワイプを取り外し後にだけアクセスできる。パッケージ124内に位置決めされたトークン126は、パッケージ124の表面上に位置決めされたトークン126と関連して使用することができる。他の実施形態では、パッケージ124内に位置決めされたトークン126又はパッケージ124の表面上に位置決めされたトークン126の少なくとも一方は、省略されることがある。
1つの実施形態では、パッケージ124は、1つ以上の患者ケアプロトコルの実行及び標準化を容易化するラベル128を含むことがある。実施形態によっては、ラベル128は、パッケージ124の正確な使用と、パッケージ124を使用する1つ以上の患者ケアプロトコルの正確な実行とを容易化することがある。例えば、ラベル128は、パッケージを利用する1つ以上の患者ケアプロトコルの実行の仕方及び/又はパッケージ124の正確な使い方を詳述している段階的なインストラクション及び/又はピクトグラフを含んでいてもよい。ラベル128は、CDC、個々の病院、他のヘルスケア組織、又はそれらの組み合わせによって普及される患者ケアプロトコルに適合できる。ラベル128をパッケージ124に含めてしまうこと(例えば、パッケージ124上に事前印刷)は、パッケージを利用する1つ以上の患者ケアプロトコルの標準化、パッケージの動作の標準化、使用者が1つ以上の患者ケアプロトコルを不正確に実行及び/又はパッケージ124を不正確に使用することの予防、パッケージ124の正確な使い方について使用者の記憶をよみがえらせること、等々に役立つことがある。そういうことで、インストラクションは、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を更に検証することができる。
1つの実施形態では、パッケージ124は、インジケータ要素104をその中又はその上に更に含むことがある。例えば、インジケータ要素104は、パッケージ124に取り付け及び/又は中に位置決めされるステッカ、一片の紙、葉書様のデバイス、等々を含んでいてもよい。インジケータ要素104は、その後にパッケージ124から取り外して、ドレナージバッグ102に取り付けるなどドレナージバッグシステム100に取り付けてもよい。例えば、インジケータ要素104は、フロントパネル106、バックパネル、プライバシバリアに取り付けられ、又はそうでなければドレナージバッグ102(図4A〜4D)に関連付けされてもよい。1つの実施形態では、インジケータ要素104は、接着剤、ひも、弾性バンド、クランプ、又は他の取り付け方法を用いて、ドレナージバッグシステム100に取り付けられることがある。
図1A〜1Cは、実施形態に係るドレナージバッグシステム100を使用する方法も図示している。図1Aを参照すると、ドレナージバッグシステム100は設けられることがあり、カテーテル114を含む尿ドレナージバッグシステムとして使用されるように構成できる。そういった実施形態では、インジケータ要素104は、ドレナージバッグシステム100に関係するタスク(例えば、カテーテル114の挿入前及び/又はカテーテル114の挿入後に関係する実行及び/又は1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証する)の完了を示すように構成できる。例えば、インジケータ要素104は、患者の尿道周囲領域及び会陰領域の洗浄部分、及び/又は、ドレナージバッグシステム100の洗浄部分、特に、患者の尿道周囲領域及び会陰領域の近位に位置決めされたドレナージバッグシステム100の部分の、挿入後患者ケアプロトコルの遵守を検証するように構成されたコンプライアンスインジケータ要素を含んでいてもよい(「挿入後患者ケアプロトコル」)。実施形態によっては、挿入後患者ケアプロトコルは、約12時間ごとに実行することを要求することがある。そういうことで、インジケータ要素104は、カレンダ123を含むことがあり、カレンダ123上の各日付は、1つの12時間に対応するインジケータサイト122を2つ含む。初期に、インジケータサイト104は、非能動的な状態で提供されてもよい。
図1Cを参照すると、図示した実施形態では、パッケージ124は、ドレナージバッグシステム100に関係する患者ケアプロトコルの実行を容易化するために使用できる。1つの実施形態では、パッケージ124は、患者ケアプロトコル(例えば、挿入後患者ケアプロトコル)の遵守を検証するように構成されることもある。例えば、パッケージ124は、ワイプをその中に含むコンテナを含んでいてもよい。実施形態によっては、挿入後患者ケアプロトコルは、患者の尿道周囲領域の5つの異なった部分、患者の会陰領域、及びドレナージバッグシステム100が、例えば、非防腐剤ワイプを用いて洗浄されることを要求することがある。そういうことで、パッケージ124は、少なくとも5つの異なったワイプを中に含むことができ、各ワイプは、患者の尿道周囲領域の異なった部分、患者の会陰領域、及びドレナージバッグシステム100に対応する。パッケージ124に含めることのできるワイプの一例は、GOJO.com.から入手可能なProvon(登録商標)製品を含む。
パッケージ124は、挿入後患者ケアプロトコルの実行及び標準化を容易化するラベル128をその上に含むことがある。例えば、図示したラベル128は、パッケージ124に存在する第1及び第2のワイプが、男性(例えば、包皮及び道部、包皮、そのあたり周辺を拭く)及び/又は女性(道部を拭く)の生殖器を掃除するために使用できるということを提示することがある。ラベル128は、パッケージ124に存在する第3及び第4のワイプが、患者の内腿を掃除するために使用できるということを提示することもある。最後に、ラベル128は、第5のワイプが、カテーテル114の一部分を掃除するために使用されるということを提示することがある。留意すべきことは、ラベル128が、挿入後患者ケアプロトコルを異なった順序で実行すること、ある種の活動を修正すること、及び/又は、ある種の活動を省略若しくは追加することを使用者に指図することがあるということである。例えば、ラベル128は、患者の生殖器を掃除する前にカテーテル114の一部分を先ず掃除すること、及び/又は、男性生殖器の周辺の代わりに男性の茎部を掃除することを使用者に指図してもよい。
既に論じたように、パッケージ124は、トークン126を含むことができる。トークン126は、パッケージ124から取り外してインジケータサイト122(例えば、コンプライアンスインジケータサイト)のうちの1つに取り付けることができる。図1Bを参照すると、インジケータ要素104は、トークン126がパッケージ124から取り外されてインジケータサイト122に取り付けられた後の能動的な状態にあると考えられる。例えば、インジケータ要素104は、挿入後患者ケアプロトコルが2日間の間に少なくとも3回実行されてきたということを検証する。しかしながら、インジケータ要素104は、インジケータ要素104が、少なくとも1つの挿入後患者ケアプロトコルが実行されたことを検証しないということを図示することもできる。
図1Dは、実施形態に係るドレナージバッグシステム100の一部分を形成し得るパッケージ124’の平面図である。本明細書で別段の説明がある場合を除き、図1Dに示したパッケージ124’とそのそれぞれの要素及び構成要素は、パッケージ124(図1C)とそのそれぞれの要素及び構成要素と同様か又は同じにすることができる。追加的に、図1Dに図示したパッケージ124’は、本明細書に開示した任意のドレナージバッグシステムにおいて、図1Cに図示したパッケージ124と共に又はそれに代えて使用することができる。
パッケージ124’は、挿入後患者ケアプロトコルの実行及び標準化を容易化する複数の区別可能なラベルをその上に含むことができる。図示した実施形態では、複数の区別可能なラベルは、第1のラベル128a、第2のラベル128b、及び第3のラベル128cを含むことがある。第1のラベル128aは、パッケージ124’に存在する成分などのパッケージ124’に関係する一般的な情報を含むことができる。第2のラベル128bは、どのようにパッケージ124’に存在するワイプを使用すべきであるかを提示することができる。例えば、第2のラベル128bは、パッケージ124’に存在する第1のワイプが、ドレナージバッグシステム100の一部(例えば、図1Aに示したカテーテル114)を掃除するために使用できること、パッケージ124’に存在する第2のワイプが、男性患者の道部を又は女性患者の道部の遠い側を掃除するために使用できること、パッケージ124’に存在する第3のワイプが、男性患者の茎部を又は女性患者の道部の近い側を掃除するために使用できること、及び、パッケージ124’に存在する第4及び第5のワイプが、患者の両内腿領域を掃除するために使用できることを提示できる。第2のラベル128bは、どのようにパッケージ124’に存在するワイプを使用すべきであるかを伝達するための画像(例えば、写真、図画、図面、等々)及び/又は言葉を含むことができる。第3のラベル128cは、どのようにパッケージ124’(例えば、パッケージ124’に存在するワイプだけでない)を使用すべきであるかを提示できる。例えば、第3のラベル128cは、パッケージ124’が単一の患者の使用のために構成されることがあること、パッケージ124’に存在するワイプが第2のラベル128bに従って使用すべきであること、適切な手の衛生状態がパッケージ124’の使用前に実行されるべきであること、病院のプロトコルに従うべきであり、パッケージ124’の上及び/又は中に存在するトークン126’がインジケータ要素上に配置されるべきであること、パッケージ124’に存在するワイプがトイレの下水に流すべきではないこと、等々を提示できる。
1つの実施形態では、第1のラベル128a、第2のラベル128b、又は第3のラベル128cのうちの1つ以上は、ラベル128の代わりに、図1Cに示したパッケージ124上に使用することがある。1つの実施形態では、第1のラベル128a、第2のラベル128b、又は第3のラベル128cのうちの1つ以上は、パッケージ124’から省略されることがある。1つの実施形態では、パッケージ124’は、1つ以上の追加のラベルをその上に含むことがある。1つの実施形態では、すべてのラベルがパッケージ124’の同一表面上に配置される。1つの実施形態では、少なくとも1つのラベルがパッケージ124’の異なった表面上に配置される。例えば、少なくとも1つのラベルがパッケージ124’の前面上に配置され、少なくとも1つのラベルがパッケージ124’の後面上に配置される。
図2は、ドレナージバッグシステム200の平面図であり、実施形態に係る複数のインジケータ要素(例えば、2つのインジケータ要素)を備えたドレナージバッグ202を含む。ドレナージバッグ202は、図1Aに示したドレナージバッグ102と同様であってもよい。例えば、ドレナージバッグ202は、カテーテル214と流動体連通できる。上で述べたように、ドレナージバッグ202は、任意の適切な数のインジケータ要素を含むことができる。図示した実施形態では、ドレナージバッグ202は、第1のインジケータ要素204a及び第2インジケータ要素204bを含む。しかしながら、ドレナージバッグ202は、インジケータ要素を2より多く又は少なく含むことができる。
第1のインジケータ要素204aは、上で説明した任意のやり方で使用者がマークできる第1のタイプ識別部220aを含むことができる。図示した実施形態では、第1のインジケータ要素204aは、情報を使用者に提供又は表示するディスプレイ230(例えば、デジタルディスプレイ)も含む。第1のインジケータ要素204aは、使用者が第1のインジケータ要素204aと相互作用するのを可能にできる1つ以上の入力232を含むこともできる。入力232は、使用者が任意の数及び/又は適切な情報のタイプを第1のインジケータ要素204aに入力することを可能にすることもできる。例えば、入力232は、ドレナージバッグシステム200及び/又は患者ケアに関係するカテーテルの挿入日付又は他の一般的な情報を入力するために使用できる。そういうことで、ディスプレイ230は、タイプ識別部にすることができ、実施形態によっては、第1のタイプ識別部220aは、省略することができる。他の実施形態では、入力232は、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証するために使用されることがある。そういうことで、ディスプレイ230は、コンプライアンスインジケータサイトなどのインジケータサイトにすることができる。特に、ディスプレイ230は、非能動的(例えば、ディスプレイ230は、ブランク(例えば、空の場所)であり、患者ケアプロトコルの遵守(例えば、検証すること)を示す情報を表示しない)にすることができ、入力232を用いて作動させることができる。実施形態によっては、ディスプレイ230は、タイプ識別部及びインジケータサイト(例えば、コンプライアンスインジケータサイト)の双方にすることができる。実施形態によっては、第1のインジケータ要素204aは、ディスプレイ230と、本明細書に開示した任意のインジケータサイトと同様の1つ以上のインジケータサイトとを含むこともできる。
実施形態によっては、第1のインジケータ要素204aは、イベントから経過した時間及び/又はイベントまでに残された時間を見せるために、ディスプレイ230を使用できるタイマを含めてもよい。イベントは、ドレナージバッグシステム200に関係する任意の活動を含むことができる。例えば、イベントは、カテーテル114の挿入、1つ以上の患者ケアプロトコル(例えば、挿入後患者ケアプロトコル)の実行、等々を含んでいてもよい。実施形態によっては、使用者は、イベントが起きたときを示すために1つ以上の入力232を使用してもよい。例えば、時間を入力する、タイマをリセットする、時間を開始する、タイマを停止又は休止する、等々のために1つ以上の入力232を使用してもよい。第1のタイプ識別部220aは、ディスプレイ230がそれから及び/又はそれに向けてカウントしているイベントを示すことができる。1つの実施形態では、デジタルディスプレイ230は、1つ以上のインストラクションをその上に記憶するメモリと、メモリ上に記憶された1つ以上のインストラクションを実行するプロセッサとを含むことがある。使用者は、入力232を用いてインストラクションをデジタルディスプレイ230に入力できる。インストラクションは、いつイベントが起こるのか、何のイベントが起こったのか、又はそれらの組み合わせを含むことができる。
理解すべきことは、タイマが、任意の適切なタイマを含むことができ、実施形態によって様々であるということである。実施形態によっては、タイマは、電子タイマにしてもよく、自発的に給電(例えば、1つ以上のバッテリ又は同様の電力供給源を含むことができる)することができ、或いは、外部の電力源(例えば、電気コンセント)に連結することができる。追加的又は代替的に、タイマは、機械式の機構を含むことができ、使用者に表示する時間/日付を変えるように動作できる(例えば、ディスプレイ230の動作のために巻く)。更にまた、実施形態によっては、タイマは、化学反応によって制御又は動作することができる(例えば、化学反応は、時間及び/又は日付のスケールに沿った色の変化を漸進的に引き起こす又は招くことができ、それによって、そういった反応の開始後の経過時間が示され、使用者の入力によって起こすことができる)。
実施形態によっては、第1のインジケータ要素204aは、取り外し式及び/又は交換式にすることができる。例えば、使用者は、ドレナージバッグ202の交換時に第1のインジケータ要素204aをドレナージバッグ202から取り外すことができ、第1のインジケータ要素204aを新しいドレナージバッグ上に配置することができる。代替的又は追加的に、使用者は、第1のインジケータ要素204aをドレナージバッグ202の近くの任意の適切な場所に取り付けることができる。そのうえ、本明細書で説明したインジケータ要素のどれもが取り外し式及び/又は交換式にすることができる。
実施形態によっては、第1のインジケータ要素204aは、いたずら阻止性をもつ及び/又は改ざんを最小化するように構成されることがある。例えば、第1のインジケータ要素204aは、使用者が任意の情報を第1のインジケータ要素204aに入力するかもしれない前にコードを要求するようにしてもよい。1つの実施形態では、コードは、パッケージの内側に位置することがある。代替的に、コードは使用者に唯一なものにしてもよく、それによって使用者が識別される。
第2のインジケータ要素204bは、上で説明した任意のやり方で使用者から入力を受け取ることのできる第2のタイプ識別部220bを含むことができる。実施形態では、第2のインジケータ要素204bは、リスト又はチェックリスト223を含むこともある。リスト又はチェックリスト223は、本明細書に開示した任意のインジケータサイトと実質上同様にできる1つ以上の第2のインジケータサイト222bから少なくとも部分的に形成することができる。例えば、第2のインジケータサイト222bは、個々が初期に、本明細書で説明した任意のやり方で使用者がマークするように構成されたブランク又は無充填の場所を含むことがある。リスト又はチェックリスト223は、ある種の時間又は日付に対応していない第2のインジケータサイト222bを含むことができる。例えば、リスト又はチェックリスト223は、1つ以上の患者ケアプロトコルが、ある種の時間又は日付に実行する必要のないとき、第2のインジケータサイト222bが、時間又は日付(例えば、各トークンが日付に対応する)を伝達するように構成される入力を受け取るように構成されるとき、少なくとも幾つかの第2のインジケータサイト222bが、異なった患者ケアプロトコル(例えば、コンプライアンスインジケータサイト)の遵守を検証するとき、等々において使用することがある。
第1のインジケータ要素204a及び第2のインジケータ要素204bが、ディスプレイ230とリスト又はチェックリスト223をそれぞれ含めて図示されているが、理解されることは、第1のインジケータ要素204a及び/又は第2のインジケータ要素204bが、本明細書に開示した任意のインジケータ要素を含むことができるということである。例えば、第1のインジケータ要素204a及び第2のインジケータ要素204bは、実質上同一であってもよい。追加的に、ドレナージバッグシステム200は、2より多いインジケータ要素を更に含むことがある。そのうえ、上で説明したように、1つ、幾つか、又はすべてのインジケータ要素204a、204bは、いたずら阻止性をもつことができる。
上で論じたように、ドレナージバッグシステム200は、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証するように構成されたインジケータ要素(例えば、第1のインジケータ要素204a及び/又は第2のインジケータ要素204b)をその上に含むことができる。例えば、インジケータ要素は、パッケージ(例えば、図1C〜1Dに示したパッケージ124、124’)に関係する筆記用具及び/又はトークンを用いてマークするように構成してもよい。実施形態によっては、パッケージは、1つ以上の患者ケアプロトコルのカテーテル挿入前及び/又は挿入後の実行を容易化できる。例えば、1つ以上の患者ケアプロトコルの挿入前の実行を容易化するパッケージは、フォーリカテーテル処置キットなどのキットを含む。実施形態によっては、筆記用具及び/又はトークンは、キットの中に位置していてもよい。
例えば、図3は、実施形態に係るドレナージバッグ302及び1つ以上のトークン326を含むキット334の平面図である。例えば、ドレナージバッグ302は、タイプ識別部320及び/又は1つ以上のインジケータサイト322を含むインジケータ要素304をその上に含んでいてもよい。上で説明したように、1つ以上のインジケータサイト322は、それに取り付けられた1つ以上のトークン(例えば、トークン326及び/又は326’)を有するように構成でき、それによって、1つ以上の患者ケアプロトコル(例えば、コンプライアンスインジケータサイト)の遵守が示される。キット334は、カテーテル(図示せず、ドレナージバッグ302の下で見えにくくされる)と、ドレナージバッグ302に連結され又は連結できるドレナージ管312とを含むことができる。実施形態によっては、キット334は、カテーテルのバルーンを膨張させるための滅菌水336、潤滑ゲル338、1つ以上のスワブ340、防腐剤、少なくとも1つの他の適切な装置若しくはデバイス、又は前記のものの組み合わせを含むことのできるフォーリカテーテル処置キットにしてもよい。実施形態によっては、キット334は、1つ以上の患者ケアプロトコルを挿入前又は挿入後に実行するために使用されるパッケージ324を中に含んでいてもよい(例えば、図1C〜1Dに示したパッケージ124、124’)。パッケージ324は、それと関連する少なくとも1つのトークン326を含むことができ、或いは、パッケージ324と関連するトークン326は、省略することができる。
1つの実施形態では、キット334は、キット334のトレイ342の中に位置するトークン326を含むことがある。例えば、トークン326は、インジケータ要素304上に表示された患者ケア及び/又は1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守に関係する1つ以上のタスクの完了後にアクセスするようにしてもよい。トークン326(例えば、パッケージ324上に位置するトークン及び/又はトレイ342の中に位置するトークン)は、挿入前患者ケアプロトコルの実行及び/又は遵守を検証することができる。より具体的には、例えば、挿入前患者ケアプロトコルは、患者の中へのカテーテルの挿入に先立って、パッケージ324に存在するワイプを用いて、カテーテル、患者の道部、又は患者の内腿を掃除することのうちの1つ以上を含むことがある。
1つの実施形態では、トレイ342の中に位置するトークン326は、ドレナージバッグ302の下に位置することがある。そういうことで、トークン326は、ドレナージバッグ302がキット334から取り外された後はアクセスできる。代替的に、トークン326は、キット334のトレイ342の中又は上(例えば、滅菌水336の下)の幾つかの他の適切な場所に位置でき、或いは、キット334(例えば、滅菌水336等々)内に収容される1つ以上の構成要素の上に位置決めできる。追加的に、キット334内のトークン326を用いてインジケータ要素304をマークすることは、使用者がキット334の開始と処分の間の時間にインジケータ要素304をマークしたということを示すことがある。
実施形態によっては、トークン326は、実行した特定の患者ケアプロトコルに関連することがある。例えば、キット334は、異なった患者ケアプロトコルに対応する複数のトークン326をその中に含んでいてもよい。そういうことで、トークン326は、トークン326を特定の患者ケアプロトコルに結びつけることのできるテキスト、グラフィクス、色、等々を含むことができる。また、トークン326は、特定の患者ケアプロトコルの実行の間及び/又は後でアクセスできる任意の数の適切なキット又は場所に位置できる。
実施形態によっては、別個の挿入前患者ケアパッケージは、キット334の中に含めることができ、また、患者へのカテーテルの挿入前に、挿入前患者ケアパッケージ内に存在するワイプを用いて、カテーテル、患者の道部、又は患者の内腿を掃除することのうちの1つ以上を含む、1つ以上の挿入前患者ケアプロトコルの実行及び/又は遵守を示すために、それ自体の対応する1つ以上のトークンを含む。挿入前患者ケアパッケージからのこれらの別個の1つ以上のトークンは、1つ以上の挿入前患者ケアプロトコルの実行及び/又は遵守を示すために、選択した場所のインジケータ要素304に適用できる。そういうことで、トークンを用いてインジケータ要素304をマークすることは、特定のタスクが完了したこと(例えば、挿入前及び/又は挿入後患者ケアプロトコルが実行されたことを検証)を示すことができる。
図4A〜4Dは、様々な実施形態に係るドレナージバッグ402から区別可能であり、切り離している(例えば、添付せず又はその他の方法で組み込まれていない)インジケータ要素404の等角投影図である。図4A〜4Dに示したインジケータ要素404は、本明細書に開示した任意の実施形態において使用できる。
インジケータ要素404は、図1Aに示したドレナージバッグシステム100と実質上同様であるドレナージバッグシステム400において使用できる。例えば、ドレナージバッグ402は、流動体を患者からドレナージ管412を介して受け入れるように構成できる。ドレナージバッグシステム400は、ドレナージバッグシステム100に関係するタスクが実行されたことを示すように構成される少なくとも1つのインジケータ要素404を含むこともできる。例えば、インジケータ要素404は、ドレナージバッグシステム400と関連する1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証するように構成されたコンプライアンスインジケータ要素を含んでいてもよい。各インジケータ要素404は、タイプ識別部420及び/又は1つ以上のインジケータサイト422を含むことができる。各インジケータ要素404は、タイプ識別部420及び/又はインジケータサイト422をその上(例えば、その上に印刷され)に含む紙、プラスチック、他の媒体、又はそれらの組み合わせを含むことができる。
図4Aを参照すると、インジケータ要素404は、ドレナージバッグシステム400の1つ以上の構成要素に取り付けるように構成されることがある。例えば、インジケータ要素404は、ドレナージ管412などのドレナージバッグ402から区別可能で切り離されるドレナージバッグシステム400の1つ以上の構成要素に取り付けられる。代替的に、ドレナージバッグシステム400の1つ以上の構成要素は、ドレナージバッグ402の入口410、ドレナージバッグ402の出口416、等々などの、フロントパネル406から区別可能で切り離されるドレナージバッグ402の一部分を含むことができる。インジケータ要素404は、接着剤、ひも、弾性バンド、クランプ、又は他の取り付け方法を用いて、ドレナージバッグシステム400の1つ以上の構成要素に取り付けることができる。例えば、インジケータ要素404は、ひも、弾性バンド、又は他の取り付けデバイスを受け入れる穴446を中に含んでいてもよい。代替的に、穴446は、ドレナージバッグシステム400の1つ以上の構成要素を受け入れることができ(例えば、ドレナージ管412の一部分は、穴446の内部に位置決めでき)、或いは、穴446は、省略することができる。同様に、ドレナージバッグシステム400の1つ以上の構成要素は、それに取り付けられるインジケータ要素を有するように構成できる。例えば、ドレナージバッグシステム400の1つ以上の構成要素は、より強い材料を含むことができ、或いは、ドレナージバッグシステム400の同様の部分よりも厚くすることができる。
図4Bを参照すると、インジケータ要素404は、ドレナージバッグシステム400に近位の1つ以上の医療デバイスに取り付けるように構成できる。例えば、図示したインジケータ要素404は、IVポール444に取り付けられる。インジケータ要素404は、本明細書に開示した任意の取り付け方法を用いて1つ以上の医療デバイスに取り付けることができる。
図4Cを参照すると、インジケータ要素404は、ベッド448に取り付けられるように構成できる。例えば、インジケータ要素404は、患者がその上に位置決めされるベッド448に取り付けることができる。インジケータ要素404は、ベッド448のベースなどのベッド448の任意の部分に取り付けることができる。インジケータ要素404は、本明細書に開示した任意の取り付け方法を用いてベッド448に取り付けることができる。
図4Dを参照すると、インジケータ要素404は、壁450に取り付けられるように構成できる。例えば、インジケータ要素404は、ドレナージバッグシステム400が位置決めされる部屋を囲む壁450のうちの1つに取り付けることができる。インジケータ要素404は、本明細書に開示した任意の取り付け技術及び/又はデバイスを用いて壁450に取り付けることができる。
1つの実施形態では、インジケータ要素404は、1つ以上の場所からのインジケータ要素404の視認性を改善するためにドレナージバッグ402から区別可能にでき、切り離すことができる。例えば、ドレナージバッグ402は、1つ以上の場所(例えば、患者の部屋へのドア、ベッド448のベース、等々)から少なくとも部分的に見えにくくされることがある。そういうことで、インジケータ要素404は、ドレナージバッグ402から離隔でき、1つ以上の場所からのインジケータ要素404の視認性を改善する場所(本明細書に開示した任意の場所又は任意の他の適切な場所など)に取り付けることができる。
図5は、実施形態に係る、ドレナージバッグ502と、互いに取り外し可能に取り付けられた複数のパッケージ524(例えば、図1C〜1Dに示したパッケージ124、124’)とを含むドレナージバッグシステム500の側面図である。複数のパッケージ524は、本明細書に開示した実施形態のどれにも使用できる。
ドレナージバッグ502は、図1A、2〜4Aに示したドレナージバッグ102、202、302、402と同一又は同様にできる。例えば、ドレナージバッグ502は、ドレナージバッグシステム500に関係するタスクの完了を検証するように構成された少なくとも1つのインジケータ要素504を含むことがある。図示した実施形態では、インジケータ要素504は、タイプ識別部520と1つ以上のインジケータサイト522とを含む。インジケータサイト522は、カレンダ523を少なくとも部分的に形成できる。1つ以上のインジケータサイト522の個々は、使用者がマークするように構成されるブランク又は無充填の場所を含むことができる。例えば、1つ以上のインジケータサイト522は、1つ以上の患者ケアプロトコルが実行される前、間、又は後に使用者がマークすることができる。図示した実施形態では、インジケータ要素504は、1日に2度(例えば、12時間ごとに)起こる1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証できるコンプライアンスインジケータサイトを含むことができる。
1つの実施形態では、ドレナージバッグ502は、IVポール544に取り付けるように構成できる。例えば、ドレナージバッグ502は、IVポール544に取り付けるフック552を含むことがある。ドレナージバッグ502をIVポール544又は他の同様のデバイスに連結することは、インジケータ要素504の視認性を向上させ得る。しかしながら、ドレナージバッグ502は、患者の近位にあるIVポール以外のデバイスに取り付けてもよい。例えば、ドレナージバッグ502は、患者、ベッド、車椅子、医療デバイス、壁、又は任意の他の適切なデバイスに取り付けてもよい。
複数のパッケージ524は、互いに取り外し可能に取り付ける(例えば、直接又は間接的に)ことができる。図示した実施形態では、複数のパッケージ524は、保持デバイス554を用いて互いに間接的に取り付けられる。保持デバイス554は、IVポール544に取り付けることができる(例えば、フック、穴、等々を含むことができる)。保持デバイス554は、複数のパッケージ524を支持してそこからパッケージ524を取り外しできるように構成される任意のデバイスを含むことができる。例えば、保持デバイス554は、剛性の高い、半剛性の、又は可撓性の高い材料を含んでいてもよい。複数のパッケージ524の個々は、接着剤(例えば、弱い接着剤及び強い接着剤の両方)、クランプ、又は任意の他の取り付け技術を用いて保持デバイス554に取り付けることができる。1つの実施形態では、複数のパッケージ524の個々は、保持デバイス554に取り外し可能に取り付けることができ、これにより、複数のパッケージ524が、保持デバイス554から、そして、互いから、選択的に取り外しすることができる。例えば、図示した実施形態では、保持デバイス554は、複数のパッケージ524を受け入れることのできる複数の穴556を画定することがある。他の実施形態では、複数のパッケージ524は、弱い接着剤又は他の取り消し可能式の取り付け技術を用いて保持デバイス554に取り付けられることがある。他の実施形態では、複数のパッケージ524の個々は、保持デバイス554に(例えば、強い接着剤、ステープル、等々を用いて)より強く取り付けられることがある。例えば、そういった実施形態では、複数のパッケージ524のうちの1つをパッケージ524の残部から取り外すことは、保持デバイス554の幾つかを保持デバイス554の残部から引き離すことも要求する。そういうことで、保持デバイス554は、保持デバイス554の一部分を保持デバイス554の残部から引き離すことができるようにする複数の穿孔又は他の機構を含むことができる。
1つの実施形態では、複数のパッケージ524は、互いに直接取り外し可能に取り付けられることがある。例えば、複数のパッケージ524は、複数のパッケージ524を互いに保持するのに十分に強いが、複数のパッケージ524のどれにも損傷を伴うことなく複数のパッケージ524の個々が取り外しできるほどに弱い接着剤を用いて互いに取り外し可能に取り付けられる。他の実施形態では、複数のパッケージ524の個々は、互いに結合されることがある。そういった例では、複数のパッケージ524の個々間の境界は複数の穿孔を含むことがあり、使用者が1つのパッケージ524を直ぐ隣りのパッケージ524から容易に引き離すことができる。1つの実施形態では、複数のパッケージ524は、相互に、また、保持デバイス554に、取り外し可能に取り付けることができる。
複数のパッケージ524は、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を検証するように構成できる。例えば、複数のパッケージ524のうちの1つを複数のパッケージ524の残部から引き離すことは、パッケージ524に関連する1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されたということを示すことができる。コンプライアンス職員(例えば、監督者、責任ある医師、等々)は、複数のパッケージ524を見渡すことができ、少なくとも1つのパッケージ524が見当たらず、したがって、パッケージ524に関連する1つ以上の患者ケアプロトコルが実行されたことを示していると認識できる。
1つの実施形態では、複数のパッケージ524は、ドレナージバッグ502のインジケータ要素504と関連して使用できる。例えば、複数のパッケージ524の個々は、それと関連する(例えば、それに取り付けられ、それと共に組み込まれ、又はその中に位置決めされた)少なくとも1つのトークンを含むことができる。実施形態によっては、トークンは、パッケージ524が複数のパッケージ524の残部から引き離されている後だけアクセスできる。そういうことで、複数のパッケージ524は、1つ以上の患者ケアプロトコルの遵守を示す第2の手段を形成できる。
様々な態様及び実施形態について本明細書に開示してきたが、他の態様及び実施形態が予期される。本明細書に開示した様々な態様及び実施形態については、図示の目的のためであり、限定することを意図していない。

Claims (22)

  1. ドレナージバッグシステムであって、
    流動体を患者から受け取るように構成された入口、及び、前記流動体をその中に保持するように構成された内部空間を画定する1つ以上のパネルを含むドレナージバッグと、
    1つ以上のインジケータサイトをその上に含み、前記1つ以上のインジケータサイトの個々が、1つ以上のカテーテル挿入後患者ケアプロトコルに対応する少なくとも1つのブランク又は無充填の場所を含む、少なくとも1つのインジケータ要素と、
    少なくとも1つのトークンを含む1つ以上の患者ケアプロトコルパッケージと、
    を備え、
    前記1つ以上のカテーテル挿入後患者ケアプロトコルは、患者の会陰及び/又は尿道周囲領域を洗浄することを含み、
    前記1以上のインジケータサイトは、前記少なくとも1つのトークンによってマークされるように構成される、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  2. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記少なくとも1つのインジケータ要素は、前記ドレナージバッグに取り付けられる、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  3. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記少なくとも1つのインジケータ要素は、前記ドレナージバッグから区別可能である、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  4. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記少なくとも1つのインジケータ要素は、筆記用具を用いてマークするように構成される、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  5. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記少なくとも1つのインジケータ要素は、前記少なくとも1つのトークンのサイズ及び/又は形状に対応するサイズ及び/又は形状を示し、
    前記少なくとも1つのトークンは、ステッカ、スタンプ、又は紙である、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  6. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記少なくとも1つのインジケータ要素は、カレンダを含み、
    前記カレンダは、前記1つ以上のインジケータサイトを含んで形成され、
    前記1つ以上のインジケータサイトのうちの1つ又は複数は、日付、日、又は時間のうちの少なくとも1つに対応する、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  7. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記少なくとも1つのインジケータ要素は、リスト又はチェックリストを含み、
    前記リスト又は前記チェックリストは、前記1つ以上のインジケータサイトを含んで形成される、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  8. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記少なくとも1つのインジケータ要素は使用者に提供する情報を表示可能な電子表示部を含む、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  9. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記1つ以上のインジケータサイトは、前記少なくとも1つのトークンのサイズ及び/又は形状に対応するサイズ及び/又は形状を示し、
    前記少なくとも1つのトークンは、ステッカ、スタンプ、又は紙である、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  10. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記1つ以上の患者ケアプロトコルパッケージは、ワイプを中に含むコンテナと、カテーテル処置キットと、前記流動体を前記ドレナージバッグの内部から取り除くように構成された注射器と、グローブを中に含むコンテナとのうちの少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  11. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記1つ以上の患者ケアプロトコルパッケージは、その上に印刷されたラベルを含み、
    前記ラベルは、どのように前記1つ以上のカテーテル挿入後患者ケアプロトコルを実行すべきであるか又はどのように前記パッケージを使用すべきであるかのうちの少なくとも一方を詳述する、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  12. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記少なくとも1つのトークンは、前記1つ以上の患者ケアプロトコルパッケージの外側表面に取り付けられ、
    前記少なくとも1つのトークンは、前記1つ以上の患者ケアプロトコルパッケージの内側領域へのアクセスを許可するように構成される前記1つ以上の患者ケアプロトコルパッケージの一部分をカバーする、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  13. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    取り外し可能に取り付けられた前記1つ以上の患者ケアプロトコルパッケージを取り外し可能に保持する保持デバイスを更に備える、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  14. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記1つ以上のインジケータサイトは、1つ以上のカテーテル挿入後患者ケアプロトコルの遵守を示すための1つ以上の患者ケアプロトコルに対応したコンプライアンスインジケータサイトを含む、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  15. 請求項1に記載のドレナージバッグシステムであって、
    前記少なくとも1つのインジケータ要素は、前記1つ以上のパネルと、前記ドレナージバッグと一体的に形成されたプライバシバリアと、前記ドレナージバッグから切り離されている前記ドレナージバッグシステムの他の構成要素とのうちの少なくとも1つに取り付けられる、
    ことを特徴とするドレナージバッグシステム。
  16. ドレナージバッグを使用する方法であって、
    患者に動作可能に連結されるべきドレナージバッグシステムであって、流動体を収容するように構成された内部空間を画定する前記ドレナージバッグと、前記ドレナージバッグ上に配置された少なくとも1つのインジケータ要素であって、前記インジケータ要素に含まれる1つ以上のインジケータサイトの個々が、1又は複数のカテーテル挿入後患者ケアプロトコルに対応する少なくとも1つのブランク又は無充填の場所を含み、前記1又は複数のカテーテル挿入後患者ケアプロトコルは、患者の会陰及び/又は尿道周囲領域を洗浄することを含む、少なくとも1つのインジケータ要素とを備えるドレナージバッグシステムを提供するステップと、
    前記1つ以上のカテーテル挿入後患者ケアプロトコルが実行されたことを見せるために前記1つ以上のインジケータサイトを少なくとも1つのトークンでマークするステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、
    前記1つ以上のインジケータサイトをマークすることは、筆記用具を用いて、前記1つ以上のインジケータサイトの少なくとも1つをマークすることを含み、
    前記少なくとも1つのトークンは、ステッカ、スタンプ、又は紙である、
    ことを特徴とする方法。
  18. 請求項16に記載の方法であって、
    前記1つ以上のインジケータサイトをマークする前に、患者ケアプロトコルパッケージに関連する少なくとも1つのトークンを前記患者ケアプロトコルパッケージから取り外すステップを更に含む、
    ことを特徴とする方法。
  19. 請求項16に記載の方法であって、
    前記1つ以上のカテーテル挿入前患者ケアプロトコルが実行されたことを見せるために前記1つ以上のインジケータサイトをマークするステップと、
    を更に含む、
    ことを特徴とする方法。
  20. 請求項16に記載の方法であって、
    前記1つ以上のインジケータサイトは、前記1つ以上のカテーテル挿入後患者プロトコルの遵守を検証するための1つ以上のコンプライアンスインジケータサイトを含み、
    前記1つ以上のカテーテル挿入後患者ケアプロトコルが実行されたことを見せるために前記1つ以上のインジケータサイトをマークするステップは、前記1つ以上のカテーテル挿入後患者プロトコルの遵守を見せるための前記1つ以上のコンプライアンスインジケータサイトをマークするステップを含む、
    ことを特徴とする方法。
  21. 請求項16に記載の方法であって、
    前記少なくとも1つのインジケータ要素は、前記ドレナージバッグ上に位置決めされる、
    ことを特徴とする方法。
  22. 請求項16に記載の方法であって、
    前記少なくとも1つのインジケータ要素は、前記ドレナージバッグから切り離されている、
    ことを特徴とする方法。
JP2019216299A 2015-02-02 2019-11-29 少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム及びそれを使用する方法 Pending JP2020044358A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562111088P 2015-02-02 2015-02-02
US62/111,088 2015-02-02
US201562249752P 2015-11-02 2015-11-02
US62/249,752 2015-11-02

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017540695A Division JP2018503474A (ja) 2015-02-02 2016-01-29 少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム及びそれを使用する方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020044358A true JP2020044358A (ja) 2020-03-26

Family

ID=56564549

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017540695A Pending JP2018503474A (ja) 2015-02-02 2016-01-29 少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム及びそれを使用する方法
JP2019216299A Pending JP2020044358A (ja) 2015-02-02 2019-11-29 少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム及びそれを使用する方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017540695A Pending JP2018503474A (ja) 2015-02-02 2016-01-29 少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム及びそれを使用する方法

Country Status (10)

Country Link
US (2) US10932942B2 (ja)
EP (1) EP3253427B1 (ja)
JP (2) JP2018503474A (ja)
KR (1) KR102084237B1 (ja)
CN (1) CN107405434B (ja)
BR (1) BR112017016455B1 (ja)
CA (1) CA2975255C (ja)
ES (1) ES2784521T3 (ja)
MX (1) MX2017009941A (ja)
WO (1) WO2016126555A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8678190B2 (en) 2009-06-30 2014-03-25 Medline Industries, Inc. Catheter tray, packaging system, instruction insert, and associated methods
US9795761B2 (en) 2009-06-30 2017-10-24 Medline Industries, Inc. Medical kit, packaging system, instruction insert, and associated methods
US8631935B2 (en) 2009-06-03 2014-01-21 Medline Industries, Inc. Catheter tray, packaging system, and associated methods
US8448786B2 (en) 2009-06-30 2013-05-28 Medline Industries, Inc. Catheter tray, packaging system, instruction insert, and associated methods
US20100311026A1 (en) 2009-06-03 2010-12-09 Tomes Jennifer E Catheter Tray, Packaging System, and Associated Methods
USD704856S1 (en) 2010-12-06 2014-05-13 Medline Industries, Inc. Medical tray
US10758705B2 (en) 2013-10-16 2020-09-01 C. R. Bard, Inc. Catheter insertion tray with integrated instructions
EP3253427B1 (en) 2015-02-02 2020-02-26 C.R. Bard, Inc. Drainage bag systems including at least one indicator element and methods of using the same
JP7041890B2 (ja) * 2017-03-17 2022-03-25 株式会社イシダ 管理システム及び計測装置
JP7158673B2 (ja) * 2017-03-17 2022-10-24 株式会社イシダ 管理システム及び計測装置
CA3058207A1 (en) 2017-03-31 2018-10-04 C.R. Bard, Inc. Catheter insertion-tray systems and methods thereof
CA3058887A1 (en) * 2017-04-13 2018-10-18 C.R. Bard, Inc. Catheter insertion tray with integrated instructions
WO2019060309A1 (en) 2017-09-19 2019-03-28 C.R. Bard, Inc. URINARY CATHETER BRIDGE DEVICE, SYSTEMS AND ASSOCIATED METHODS
FR3080021B1 (fr) 2018-04-16 2023-06-09 Technoflex Plateau pour poche a usage medical, tubulures et accessoires, destines a une sterilisation
EP4410255A3 (en) 2018-04-24 2024-11-06 C. R. Bard, Inc. Catheterization packages and methods thereof
US11116937B2 (en) * 2018-05-11 2021-09-14 Medline Industries, Inc. Foley catheter and corresponding single-layer tray packaging system
WO2019226697A1 (en) * 2018-05-22 2019-11-28 C.R. Bard, Inc. Catheterization system and methods for use thereof
CN117224813A (zh) * 2018-05-23 2023-12-15 C·R·巴德股份有限公司 具有逐步使用说明的外部导管套件及其方法
WO2019246307A1 (en) 2018-06-20 2019-12-26 C.R. Bard, Inc. Urinary catheter-insertion kits with integrated instructions for use and methods thereof
JP7314252B2 (ja) 2018-08-10 2023-07-25 シー・アール・バード・インコーポレーテッド 自動尿量測定システム
GB201817375D0 (en) 2018-10-25 2018-12-12 Salts Healthcare Ltd drainage tubes
US11633298B2 (en) * 2020-02-27 2023-04-25 Patrick Nazemi Portable urinal device
US12083261B2 (en) 2020-06-05 2024-09-10 C. R. Bard, Inc. Automated fluid output monitoring
US11703365B2 (en) 2020-07-14 2023-07-18 C. R. Bard, Inc. Automatic fluid flow system with push-button connection
US12055249B2 (en) 2020-07-21 2024-08-06 C. R. Bard, Inc. Automatic fluid flow system with retractable connection
US11931151B2 (en) 2020-12-22 2024-03-19 C. R. Bard, Inc. Automated urinary output measuring system
KR102280087B1 (ko) * 2021-01-22 2021-07-22 김기남 일체형 카테터

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3329261A (en) * 1965-09-03 1967-07-04 Bard Inc C R Catheterization package
US5286262A (en) * 1987-03-02 1994-02-15 Atrium Medical Corp. Multipurpose collection vessel
JPH08131470A (ja) * 1994-11-14 1996-05-28 Charles David Cawood 集尿装置
JP2000507872A (ja) * 1997-01-14 2000-06-27 デクネイテル・テクノロジー・コーポレイシヨン 体腔ドレナージ装置及びシステム並びに関連方法
WO2002053209A1 (en) * 2000-12-27 2002-07-11 Philips Japan, Ltd. Biological information and blood treating device information control system, biological information and blood treating device information control device, and biological information and blood treating device information control method
US6579271B1 (en) * 2000-02-11 2003-06-17 Careguide Systems, Inc. Patient discharge system and method for self-care of a post-surgery drain
JP2004314621A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Norio Miura くすり服用済みチェックの広告欄つきシール台紙
JP3139221U (ja) * 2007-10-18 2008-02-07 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 医療用逆止弁、逆止弁を備えた点滴チューブ、逆止弁を備えたカテーテル及びオムツ
JP2009509703A (ja) * 2005-10-03 2009-03-12 コロプラスト アクティーゼルスカブ 男性の失禁用製品及びそのためのパッケージ
JP2012254306A (ja) * 2005-07-05 2012-12-27 C R Bard Inc 多機能モジュール式集尿システム
JP2013176512A (ja) * 2012-02-29 2013-09-09 Alcare Co Ltd 体液吸引用ポンプおよび該体液吸引用ポンプを用いた体液吸引集液装置
JP2015501192A (ja) * 2011-11-04 2015-01-15 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 一体型使い捨て袋付きドレナージキット

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3139221B2 (ja) 1993-05-26 2001-02-26 日立プラント建設株式会社 電気集塵機の電力制御方法
CN2208924Y (zh) * 1994-05-05 1995-10-04 阎玉凤 多功能一次性导尿器
US20010044427A1 (en) 1999-12-20 2001-11-22 Sidney Mazel Pharmaceutical kit
US6640976B1 (en) * 2000-06-13 2003-11-04 Careguide, Inc. Male clean intermittent catheter system
US20040044326A1 (en) 2002-08-30 2004-03-04 Kranz Lewis M. Method for tracking bags of blood and blood products
US20040056478A1 (en) * 2002-09-23 2004-03-25 Bruce Carol Jean Emery Safe surgery - surgical safety markers and method
US20090118330A1 (en) 2004-02-04 2009-05-07 Aina Lisbeth Abramo Diurea derivatives
US8157775B2 (en) * 2004-03-10 2012-04-17 Haemonetics Corporation Postoperative fluid monitoring and alert system
US20060219595A1 (en) 2004-08-20 2006-10-05 Peters Timothy J Flexible multi-pocketed re-sealable package and method of making
US8044778B2 (en) * 2007-07-12 2011-10-25 Henry Schein, Inc. Injection device and case with reporting ability
US20080102238A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-01 Tri-State Hospital Supply Corporation Destructible privacy label
US20080249482A1 (en) * 2007-04-05 2008-10-09 Miki Erez Self catheterization kit
US9795761B2 (en) * 2009-06-30 2017-10-24 Medline Industries, Inc. Medical kit, packaging system, instruction insert, and associated methods
US8678190B2 (en) * 2009-06-30 2014-03-25 Medline Industries, Inc. Catheter tray, packaging system, instruction insert, and associated methods
WO2010045042A2 (en) 2008-10-17 2010-04-22 Sterigear LLC Bodily fluid drainage assembly
US20100274205A1 (en) 2009-04-24 2010-10-28 Morelli Rocco R Wound care kit
US20110297147A1 (en) * 2010-06-02 2011-12-08 ResQCor Systems and methods for cardiac arrest protocol compliance
US20120184944A1 (en) * 2011-01-19 2012-07-19 Tomes Jennifer E Coiled Tubing for Drain Bag Applications
EP3253427B1 (en) 2015-02-02 2020-02-26 C.R. Bard, Inc. Drainage bag systems including at least one indicator element and methods of using the same

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3329261A (en) * 1965-09-03 1967-07-04 Bard Inc C R Catheterization package
US5286262A (en) * 1987-03-02 1994-02-15 Atrium Medical Corp. Multipurpose collection vessel
JPH08131470A (ja) * 1994-11-14 1996-05-28 Charles David Cawood 集尿装置
JP2000507872A (ja) * 1997-01-14 2000-06-27 デクネイテル・テクノロジー・コーポレイシヨン 体腔ドレナージ装置及びシステム並びに関連方法
US6579271B1 (en) * 2000-02-11 2003-06-17 Careguide Systems, Inc. Patient discharge system and method for self-care of a post-surgery drain
WO2002053209A1 (en) * 2000-12-27 2002-07-11 Philips Japan, Ltd. Biological information and blood treating device information control system, biological information and blood treating device information control device, and biological information and blood treating device information control method
JP2004314621A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Norio Miura くすり服用済みチェックの広告欄つきシール台紙
JP2012254306A (ja) * 2005-07-05 2012-12-27 C R Bard Inc 多機能モジュール式集尿システム
JP2009509703A (ja) * 2005-10-03 2009-03-12 コロプラスト アクティーゼルスカブ 男性の失禁用製品及びそのためのパッケージ
JP3139221U (ja) * 2007-10-18 2008-02-07 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 医療用逆止弁、逆止弁を備えた点滴チューブ、逆止弁を備えたカテーテル及びオムツ
JP2015501192A (ja) * 2011-11-04 2015-01-15 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 一体型使い捨て袋付きドレナージキット
JP2013176512A (ja) * 2012-02-29 2013-09-09 Alcare Co Ltd 体液吸引用ポンプおよび該体液吸引用ポンプを用いた体液吸引集液装置

Also Published As

Publication number Publication date
CA2975255C (en) 2021-01-05
BR112017016455A2 (pt) 2018-06-19
CN107405434A (zh) 2017-11-28
EP3253427B1 (en) 2020-02-26
CA2975255A1 (en) 2016-08-11
MX2017009941A (es) 2018-04-30
KR20170110661A (ko) 2017-10-11
KR102084237B1 (ko) 2020-03-03
US20170202699A1 (en) 2017-07-20
BR112017016455B1 (pt) 2023-11-07
JP2018503474A (ja) 2018-02-08
US20170202698A1 (en) 2017-07-20
EP3253427A1 (en) 2017-12-13
CN107405434B (zh) 2021-03-26
US11045345B2 (en) 2021-06-29
ES2784521T3 (es) 2020-09-28
EP3253427A4 (en) 2018-10-24
US10932942B2 (en) 2021-03-02
WO2016126555A1 (en) 2016-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020044358A (ja) 少なくとも1つのインジケータ要素を含むドレナージバッグシステム及びそれを使用する方法
US10946169B2 (en) Medical kit, packaging system, instruction insert, and associated methods
EP2713933B1 (en) Medical procedure kit
KR102663154B1 (ko) 외부 카테터, 외부 카테터-관련 컴포넌트들, 및 단계별 명령을 가지는 외부-카테터 키트(external catheters, external catheter-related components, and external-catheter kits with step-by-step instructions)
JP6491652B2 (ja) 一体化された指示を有するカテーテル挿入トレー
US20120145589A1 (en) Catheter tray, packaging system, instruction insert, and associated methods
AU2011351971B2 (en) Catheter tray, packaging system, instruction insert, and associated methods
CA2551310A1 (en) Patient check system
Zeigler et al. Ostomy management: nuts and bolts for every nurse's toolbox
US20180214236A1 (en) Medical Consultation Stickers and Method of Use
CN215503136U (zh) 简洁式皮试皮丘结果判断仪
US20140023815A1 (en) Compliance aid for administering medications and the like
JPH1010978A (ja) 医療材料及びその管理方法
KR20080092351A (ko) 의료기기용 1회용 구급함

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210202