JP2020039765A - 筆箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】B5、A4サイズ以上の教科書・資料集・補足資料等、及び、ノートを読み書きできる状態に展開した後に、筆箱を開いて取り出しやすい状態で学習机に置き、使用者の正面から最も離れた位置に筆箱を横方向に向けて設置した状態において、児童・生徒が腕を伸ばした状態で鉛筆を握った手の方向に引き抜きやすくすることが可能な筆箱を提供する。
【解決手段】枠体10は、第一の収納部A及び第二の収納部Bを分割する仕切部12と、該仕切部12の両端に第一の収納部A及び第二の収納部Bを連通するように形成された第一の連通部13及び第二の連通部14と、第一の連通部13に着脱自在に取付けられる鉛筆ホルダ30と、第二の連通部14に着脱自在に取付けられる消しゴム入れ40と、を有するものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、表裏の収納部に筆記具を収納する両開きの筆箱に関する。
近年、教育の機会均等を促進するという社会の風潮に伴って、教科書出版会社が、B5サイズの教科書では文字等が小さくて読みにくい児童・生徒等に配慮して、一般的なB5サイズで印刷された教科書よりも大きいサイズであるA4サイズで印刷された教科書等を選択できるようになり、A4サイズの教科書やノートが普及してきている。
また、学校等の教育現場においても、教員によってパソコン等で作成された教科書の補足資料等をプリンタでA4サイズの紙に印刷したものを授業中に配布して児童・生徒が使用する機会が増えてきている。
その一方で、児童・生徒等が学校で使用する学習机は、概ね横幅600mm、縦幅400mm程度からなる机上面積を有するものが一般的に使用されているため、A4サイズ(横幅210mm、縦幅297mm)以上の教科書・資料集・補足資料等、及び、ノートを読み書きできる状態に展開した後に、筆箱を開いて取り出しやすい状態で置こうとすると、図1に示すように、左右のどちらにも筆箱を置くためのスペースを確保することが困難であり、使用者の正面から最も離れた位置に筆箱を横方向に向けて設置するような状態になってしまっている。このような場合、従来の筆箱(例えば、特許文献1等参照)の設置した際に、児童・生徒が腕を伸ばした状態の右手で鉛筆を握りながら、左方向に引き抜くことは難しく、とりわけ利き手が右手の使用者にとって不便であった(なお、この設置した状態では、左手で鉛筆を握りながら、左方向に引き抜くことは比較簡単である)。
実開昭57−116113号公報
上述した背景を鑑み、本発明は、B5、A4サイズ以上の教科書・資料集・補足資料等、及び、ノートを読み書きできる状態に展開した後に、筆箱を開いて取り出しやすい状態で学習机に置き、使用者の正面から最も離れた位置に筆箱を左右方向に向けて設置した状態において、児童・生徒が腕を伸ばした状態で鉛筆を握った手の方向(右手なら右側、左手なら左側)に引き抜きやすくすることが可能な筆箱を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題に鑑み、表裏の両側に第一の収納部及び第二の収納部を有する枠体と、第一の収納部及び第二の収納部を開閉する蓋体と、を備えた両開きの筆箱であって、
前記枠体は、前記第一の収納部及び前記第二の収納部を分割する仕切部と、該仕切部の両端に前記第一の収納部及び前記第二の収納部を連通するにように形成された第一の連通部及び第二の連通部と、第一の連通部に着脱自在に取付けられる鉛筆ホルダと、第二の連通部に着脱自在に取付けられる消しゴム入れと、を有することを特徴とするものである。
また、上述した構成に加え、鉛筆ホルダは、鉛筆を差し込んで保持するためのホルダ部と、仕切部の第一の連通部に差し込み得る差込板と、からなり、前記差込板は、第一の連通部に差し込んだ状態において前記仕切部と係合する係合片を有することが好ましい。
また、上述した構成に加え、消しゴム入れは、枠体の第二の連通部に嵌合する箱体であり、該箱体の外周面には、枠体の第二の連通部の内周面に形成された係合突起と係合し得る係合凹部を有することが好ましい。
請求項1−3記載の発明によれば、使用者の正面から最も離れた位置に筆箱を横方向に向けて設置した状態において、児童・生徒が腕を伸ばした状態で鉛筆を握る手の方向に対応して、左右どちらの方向でも鉛筆を引き抜きやすくすることが可能な筆箱を提供することが可能である。
授業中の学習机上の状況を示す概念図である。 本発明の実施形態に係る筆箱の一例を示す分解斜視図である。 図2の鉛筆ホルダのみを示す分解斜視図である。 図2の消しゴム入れのみを示す斜視図である。 図2の鉛筆ホルダ及び消しゴム入れを表側の第一の収納部から取付けて鉛筆と消しゴムを収納した状態を示す斜視図である。 図5の平面図である。 図6の(a)F部分のC−C線拡大断面図、及び、(b)G部分のD―D線拡大断面図である。 図2の鉛筆ホルダ及び消しゴム入れを裏側の第二の収納部からみた状態を示す分解斜視図である。 図2の鉛筆ホルダ及び消しゴム入れを裏側の第二の収納部から取付けた状態を示す斜視図である。
本発明の実施形態について図2―9に基づいて詳細に説明する。
(実施形態)
本発明は、図2に示すように、表側の第一の収納部A及び裏側の第二の収納部Bを有する枠体10と、該枠体10の第一の収納部A及び第二の収納部Bを開閉する蓋体20と、を備えた両開きの筆箱であって、枠体10は、第一の収納部A及び第二の収納部Bに対して着脱自在の鉛筆ホルダ30及び消しゴム入れ40を有するものである。
蓋体20は、第一の収納部A及び第二の収納部Bを被覆し得る平板部21と、該平板部21の側縁付近に設けられた枠体10の外枠部11の側面中央付近に固定された磁石17に吸着する金属素材を主体とする吸着部22と、を有するものである。
枠体10は、略長方形状の外枠部11と、該外枠部11内の表側の第一の収納部Aと裏側の第二の収納部Bとに約二等分に分割する仕切部12と、鉛筆Pを保持するための鉛筆ホルダ30と、消しゴムEを入れるための消しゴム入れ40と、を備えるものである。なお、この仕切部12を部分的に一段低く形成された段部12aを有することで、鉛筆Pよりも太いフェルトペン等を収納することが可能である。
この枠体10内の仕切部12の両端には、鉛筆ホルダ30及び消しゴム入れ40を第一の収納部A又は第二の収納部Bのどちらの表裏の上下方向からも着脱自在に取付けられるようにするために、該仕切部12の両端に第一の収納部A及び第二の収納部Bを連通する第一の連通部13及び第二の連通部14を有するものである。
第一の連通部13は、後述する鉛筆ホルダ30の薄板状の差込板32を差し込み得る程度の狭い隙間で形成されるものであり、また、第二の連通部14は、消しゴム入れ40を取付け得るように略方形状に開口して形成されるものである。また、この第一の連通部13の周辺の外枠部11の内周面には、表裏の上下方向に差込板32を案内するために、一対の略L字状のガイド部11aを有している。
鉛筆ホルダ30は、図2、図3に示すように、鉛筆Pを差し込んで保持するための複数の略円筒体を並列して一体となるホルダ部31と、第一の連通部13に差し込み得る薄板状の差込板32と、からなり、ホルダ部31は、該差込板32の両側縁に形成された軸受部32b、32bに軸支される軸部31aと、外枠部11に形成されたガイド部11a、11aに差し込み得る上下方向の差込溝32c、32cと、を有するものである。
差込板32は、図3、図7(b)に示すように、第一の連通部13に対して略直角方向に差し込んだ状態において、仕切部12と係合するように差込板32の中央付近を切欠いて一部を突出させた略方形状の弾性の係合片32aを有するものである。
消しゴム入れ40は、図2、図4に示すように、厚みを有する消しゴムEを収納し得るように、上方に開口して枠体10の高さと少なくとも同程度の高さ以下の消しゴムEの収納スペースを有する箱体であり、略方形状に形成された第二の連通部14の周囲の内周面と、に嵌合するように取付けられるものである。
消しゴム入れ40における、外枠部11の内周面に当接する壁面は、外枠部11の内周面と同一の高さであり、かつ、仕切部12側に位置する壁面は、外枠部11の厚みの半分程度で収納空間を略二等分する仕切部12の位置と同一の高さである。
消しゴム入れ40は、外枠部11の上下両方の端面に形成された2つの凹所15、15と係合する凸状の第一の係合部41、41と、仕切部12の幅方向全体に載置するように係合する第二の係合部42と、を有するものである。
消しゴム入れ40の両側面には、消しゴム入れ40を取付けた状態から抜け止めをするために、図5、図7(a)に示す仕切部12の平面方向の延長線上に位置する外枠部11の内周面の箇所に形成された係合突起16に係合する略半円形状に形成された係合凹部43と、該係合凹部43に係合突起16を表裏の上下方向から摺接しながら案内する溝部44と、を有するものである。
消しゴム入れ40の底面は、消しゴムEを載置した際に、適度な隙間を消しゴムと消しゴム入れとの間に設けて消しゴム入れ40と消しゴムEとのくっつきを防止するために、複数の突起45、45を規則的に配列した凹凸面形状を有するものである。
上述した構成によって、本実施形態の筆箱は、表側の第一の収納部Aまたは裏側の第二の収納部Bのどちらでも鉛筆ホルダ30及び消しゴム入れ40を着脱自在に取付けることができ、児童・生徒等の使用者が鉛筆Pを引き出しやすい側で第一の収納部Aまたは第二の収納部Bのどちらでも選択して鉛筆Pを保持し、消しゴムEを収納した状態で使用することが可能である。
そのため、例えば図5に示すように、第一の収納部A側から鉛筆ホルダ30及び消しゴム入れ40を取付けた場合、使用者が左手で鉛筆Pを握った後、左方向に引き抜きやすくなり、とりわけ左利きの使用者にとって利便性を向上させることが可能である。
また、図8、9に示すように、第二の収納部B側から鉛筆ホルダ30及び消しゴム入れ40を取付けることができ、使用者が右手で鉛筆Pを握った後、右方向に引き抜きやすくなり、とりわけ、右利きの使用者にとって利便性を向上させることが可能である。
したがって、児童・生徒等の使用者の正面から最も離れた位置の学習机上に筆箱を左右方向に向けて設置した状態において、児童・生徒が腕を伸ばした状態で鉛筆Pを握った手の方向に応じて鉛筆ホルダ30及び消しゴム入れ40を着脱自在に取付けることで、左右のどちらの手でも鉛筆Pを引き抜きやすくすることが可能な筆箱を提供することが可能である。
消しゴム入れ40は、第一の収納部A又は第二の収納部Bのどちらから取付けたとしても、枠体10の高さと少なくとも同程度の高さの収納スペースを有するため、第一の収納部A及び第二の収納部Bのどちらにでも取付けた状態においても鉛筆Pを保持した状態を阻害することなく、様々な形状、とりわけ、厚みを有する消しゴムEを収納することが可能である。
また、消しゴム入れ40の壁面の高さを仕切部12と同一の高さにしたことで、図6に示すように、鉛筆ホルダ30と消しゴム入れ40との間に仕切りがないため、鉛筆P及び消しゴムEの両方が取り出しやすくすることが可能である。
10…枠体、11…外枠部、11a…ガイド部、12…仕切部、12a…段部、13…第一の連通部、14…第二の連通部、15…凹所、16…係合突起、17…磁石
20…蓋体、21…平板部、22…吸着部、
30…鉛筆ホルダ、31…ホルダ部、31a…軸部、32…差込板、32a…係合片、32b…軸受部、32c…差込溝、
40…消しゴム入れ、41…第一の係合部、42…第二の係合部、43…係合凹部、44…溝部、45…突起、
A…第一の収納部、B…第二の収納部、P…鉛筆、E…消しゴム。

Claims (3)

  1. 表裏の両側に第一の収納部及び第二の収納部を有する枠体と、第一の収納部及び第二の収納部を開閉する蓋体と、を備えた両開きの筆箱であって、
    前記枠体は、前記第一の収納部及び前記第二の収納部を分割する仕切部と、該仕切部の両端に前記第一の収納部及び前記第二の収納部を連通するにように形成された第一の連通部及び第二の連通部と、第一の連通部に着脱自在に取付けられる鉛筆ホルダと、第二の連通部に着脱自在に取付けられる消しゴム入れと、を有することを特徴とする筆箱。
  2. 鉛筆ホルダは、鉛筆を差し込んで保持するためのホルダ部と、仕切部の第一の連通部に差し込み得る差込板と、からなり、前記差込板は、第一の連通部に差し込んだ状態において前記仕切部と係合する係合片を有することを特徴とする請求項1記載の筆箱。
  3. 消しゴム入れは、枠体の第二の連通部に嵌合する箱体であり、該箱体の外周面には、枠体の第二の連通部の内周面に形成された係合突起と係合し得る係合凹部を有することを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の筆箱。

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