JP2020022120A - 電子装置及び通信方法 - Google Patents

電子装置及び通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020022120A
JP2020022120A JP2018146109A JP2018146109A JP2020022120A JP 2020022120 A JP2020022120 A JP 2020022120A JP 2018146109 A JP2018146109 A JP 2018146109A JP 2018146109 A JP2018146109 A JP 2018146109A JP 2020022120 A JP2020022120 A JP 2020022120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
reception
signal
traffic
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018146109A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7102278B2 (ja
Inventor
耕司 秋田
Koji Akita
耕司 秋田
民雄 河口
Tamio Kawaguchi
民雄 河口
大輔 内田
Daisuke Uchida
大輔 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2018146109A priority Critical patent/JP7102278B2/ja
Publication of JP2020022120A publication Critical patent/JP2020022120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7102278B2 publication Critical patent/JP7102278B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Transmitters (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】無線による全二重通信をする電子装置において、送受双方の通信品質を向上させることができる電子装置及び通信方法を提供すること。【解決手段】実施形態の電子装置1は、送信回路12と、受信回路14と、無線処理部20とを備える。送信回路12は、所定の送信周波数帯及び所定の送信時間帯で送信信号を送信する。受信回路14は、送信周波数帯と少なくとも一部が重なっている受信周波数帯及び送信時間帯と少なくとも一部が重なっている受信時間帯で受信信号を受信する。無線処理部20は、送信トラフィックを検出し、受信トラフィックを検出し、送信トラフィックと受信トラフィックとを用いて、送信回路12によって送信される送信信号の少なくとも送信電力を制御する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、無線による全二重通信をする電子装置及び通信方法に関する。
従来の無線通信では、送信信号が受信信号に混入するのを避けるため、送信信号と受信信号とがなんらかの方法で分離されている。このような分離の手法として、例えば送信信号と受信信号とを時分割するTDD(Time Division Duplexing)方式が知られている。また、分離の別の手法として、例えば送信信号と受信信号とを周波数分割するFDD(Frequency Division Duplexing)が知られている。
近年、無線通信においても、送信信号と受信信号とを時間軸でも周波数軸でも分けない、すなわち同じ時間帯に同じ周波数帯を使って送信と受信を行う全二重通信(Full−Duplex,In−Band Full−Duplex)が行われつつある。全二重通信では、送信信号が受信信号に混入してしまう。送信信号が受信信号に混入したとき、一般的には、電子装置は、遠方に位置する通信相手から到来した受信信号よりも、自らが送信した送信信号の方を大きい信号電力で観測する。このため、送信信号に埋没した受信信号を電子装置において取り出すことは困難である。これに対して、電子装置が自ら送信した送信信号が電子装置においては既知であることを利用して、受信信号に混入した送信信号による干渉信号をキャンセルすることで、送信信号に埋没した受信信号を取り出す技術が知られている。このようなキャンセル技術により、無線通信においても全二重通信が可能となる。
特表2017−515399号公報
キャンセル技術には性能的な制限がある。つまり、ある一定以上に干渉信号の電力が大きくなってしまうと干渉信号をキャンセルしきれないことがある。この場合、受信信号の通信品質は低下してしまう。ここでいう通信品質は、無線伝送される信号に含まれる誤りの割合、すなわち誤り率特性を含む。一般的に、伝送速度が速いほど誤り率は高くなる傾向があるため、単に通信品質を良くしたいだけであれば、伝送速度を低下させればよい。しかしながら、伝送速度が伝送したいデータ量を下回ってしまうと、伝送したいデータを十分に伝送できないという状況になってしまう。
本実施形態は、無線による全二重通信をする電子装置において、送受双方の通信品質を向上させることができる電子装置及び通信方法を提供することを目的とする。
実施形態の電子装置は、送信部と、受信部と、制御部とを備える。送信部は、送信周波数帯及び送信時間帯で送信信号を送信する。受信部は、送信周波数帯と少なくとも一部が重なっている受信周波数帯及び送信時間帯と少なくとも一部が重なっている受信時間帯で受信信号を受信する。制御部は、送信部の送信トラフィックを検出し、受信部の受信トラフィックを検出し、送信トラフィックと受信トラフィックとを用いて、送信部によって送信される前記送信信号の少なくとも送信電力を制御する。
図1は、電子装置の構成例を示す図である。 図2は、全二重通信における干渉について説明するための図である。 図3は、通信品質が維持される条件について説明するための図である。 図4は、通信品質が維持される条件について説明するための図である。 図5は、通信品質が維持される条件について説明するための図である。 図6は、第1の実施形態における電子装置の動作を示すフローチャートである。 図7Aは、第1の実施形態における電子装置の動作を説明するための図である。 図7Bは、第1の実施形態における電子装置の動作を説明するための図である。 図8は、第2の実施形態における電子装置の動作を示すフローチャートである。 図9Aは、第2の実施形態における電子装置の動作を説明するための図である。 図9Bは、第2の実施形態における電子装置の動作を説明するための図である。 図10は、第3の実施形態における電子装置の動作を示すフローチャートである。 図11は、第3の実施形態の変形例における電子装置の動作を示すフローチャートである。 図12Aは、第3の実施形態の変形例における電子装置の動作を説明するための図である。 図12Bは、第3の実施形態の変形例における電子装置の動作を説明するための図である。 図13Aは、第3の実施形態の変形例における電子装置の動作を説明するための図である。 図13Bは、第3の実施形態の変形例における電子装置の動作を説明するための図である。 図14は、時間方向に部分的にヌル信号を含む送信信号及び受信信号の例を示す図である。 図15は、周波数方向に部分的にヌル信号を含む送信信号及び受信信号の例を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態にかかわる電子装置について説明する。図1は、各実施形態に係る電子装置の構成例を示す図である。電子装置1は、全二重通信をする電子装置であって、無線回路10と、無線処理部20と、処理部30とを有している。以下で説明する全二重通信は、送信信号の送信周波数帯と受信信号の受信周波数帯の少なくとも一部が重なっており、さらに、送信信号の送信時間帯と受信信号の受信時間帯の少なくとも一部が重なっている通信のことを言う。
無線回路10は、送信アンテナ11と、送信回路12と、受信アンテナ13と、受信回路14と、干渉検出回路15とを有している。無線回路10は、単一の回路であってもよいし、複数の回路群で構成されていてもよい。
送信アンテナ11は、電子装置1の通信相手に対して送信信号を送信するためのアンテナである。送信アンテナ11は、無線信号を送信できるものであれば特に限定されない。送信回路12は、処理部30から伝送されたデータに対して必要な送信処理を施して送信信号を生成する。送信回路12は、変調回路、フィルタ、増幅回路等を含む。
受信アンテナ13は、電子装置1の通信相手から受信信号を受信するためのアンテナである。受信アンテナ13は、無線信号を受信できるものであれば特に限定されない。受信回路14は、受信アンテナ13で受信された受信信号に対して必要な受信処理を施してデータを取り出し、取り出したデータを処理部30に出力する。受信回路14は、復調回路、フィルタ、増幅回路等を含む。
干渉検出回路15は、受信信号に混入している干渉信号の干渉レベルを検出する。干渉信号は、例えば受信信号に混入される送信信号である。例えば、干渉検出回路15は、受信信号に混入している送信信号の電力を干渉レベルとして検出する。例えば、干渉検出回路15は、送信信号に含まれている干渉信号を表す既知信号の情報を参照することができるように構成されている。このとき、干渉検出回路15は、例えば受信信号と既知信号との相関演算処理によって受信信号に混入している既知信号を特定し、特定した既知信号の電力を干渉レベルとして検出してよい。また、例えば、送信回路12で送信される送信信号が干渉検出回路15に入力されるように電子装置1が構成されているのであれば、干渉検出回路15は、送信信号と受信信号との相関演算処理によって受信信号に混入している送信信号を特定し、特定した送信信号の電力を干渉レベルとして検出してもよい。既知信号を用いる場合であっても送信信号を用いる場合であっても、干渉検出回路15は、例えば、受信信号の電力が小さい時間区間又は周波数区間、すなわち干渉信号の影響が相対的に大きい時間区間又は周波数区間において干渉レベルを検出してもよい。この場合、他の時間区間又は周波数区間において干渉レベルを検出するよりも、干渉レベルの検出精度は高まる。
ここで、送信回路12、受信回路14及び干渉検出回路15は必ずしもハードウェアによって構成されている必要はない。送信回路12、受信回路14及び干渉検出回路15の一部又は全部はソフトウェアによって構成されてもよい。また、送信回路12、受信回路14及び干渉検出回路15は、無線処理部20に設けられていてもよい。
また、受信回路14は、受信信号に混入される干渉信号をキャンセルするキャンセラを備えていてもよい。受信回路14が干渉信号のキャンセラを備えている場合、受信回路14は、例えば送信回路12から干渉信号としての送信信号を取得するように構成されている。または、受信回路14は、干渉信号を特定するための情報を送信回路12から取得するように構成されていてもよい。また、受信回路14は、干渉検出回路15から干渉信号を特定するための情報を取得するように構成されていてもよい。
無線処理部20は、無線回路10の動作を制御する。無線処理部20は、送信制御部21と、受信制御部22と、送信トラフィック検出部23と、受信トラフィック検出部24とを有している。
送信制御部21は、送信回路12の動作を制御する。例えば、送信制御部21は、送信回路12による送信信号の送信電力及び送信速度を制御する。受信制御部22は、送信回路12の動作を制御する。例えば、受信制御部22は、受信回路14における受信信号の受信速度を制御する。
送信トラフィック検出部23は、送信トラフィックを検出する。送信トラフィックは、通信相手に送信されるデータに関する情報であればよく、例えば、データ量、サービス品質(QoS)、スループット、遅延量、優先度等の1以上に関する情報であって、今後送信が予定されるある期間内の値、過去のある期間内の値等に基づいて定められてもよく、統計処理により定められてもよく、それらの分布や割合に応じて定められてもよい。例えば、送信トラフィック検出部23は、通信相手に送信される送信信号に含まれる予定のデータのデータ量、今現在送っているデータのデータ量又は近い過去に送ったデータのデータ量を送信トラフィックとして検出する。また、送信トラフィック検出部23は、送信の際のサービス品質(QoS)を送信トラフィックとして検出してもよい。送信の際のQoSは、例えば送信される予定のデータのスループット、遅延量及び優先度といった量を含んでいてよい。受信トラフィック検出部24は、受信トラフィックを検出する。例えば、受信トラフィック検出部24は、通信相手から受信される受信信号に含まれる予定のデータのデータ量、今現在受信しているデータのデータ量又は近い過去に受信したデータのデータ量を受信トラフィックとして検出する。受信トラフィックは、通信相手から受信されるデータに関する情報であればよく、例えば、データ量、サービス品質(QoS)、スループット、遅延量、優先度等の1以上に関する情報であって、今後受信が予定されるある期間内の値、過去のある期間内の値等に基づいて定められてもよく、統計処理により定められてもよく、それらの分布や割合に応じて定められてもよい。また、受信トラフィック検出部24は、例えば通信相手から送信トラフィックを通知してもらい、この通信相手から通知された送信トラフィックを受信トラフィックとして検出してもよい。また、受信トラフィック検出部24は、受信の際のサービス品質(QoS)を受信トラフィックとして検出してもよい。受信の際のQoSは、例えば受信される予定のデータのスループット、遅延量及び優先度といった量を含んでいてよい。
ここで、無線処理部20は、例えばCPU、ASIC、FPGA又はDSPといったデジタル信号処理器を有して送信制御部21と、受信制御部22と、送信トラフィック検出部23と、受信トラフィック検出部24との動作を行ってもよい。また、無線処理部20は、送信制御部21と、受信制御部22と、送信トラフィック検出部23と、受信トラフィック検出部24として動作する電気回路を備えていてもよい。さらに、無線処理部20は、ROM及びRAMといったメモリを有していてもよい。また、無線処理部20は、複数のCPU等を有してもよいし、複数のメモリを有していてもよい。
処理部30は、送信信号として送信されるデータを生成する。また、処理部30は、受信信号から取得されるデータを用いて各種の処理をする。処理部30は、例えばCPU、ASIC、FPGA又はDSPといったデジタル信号処理器を有している。処理部30は、ROM及びRAMといったメモリを有していてもよい。また、処理部30は、複数のCPU等を有してもよいし、複数のメモリを有していてもよい。また、処理部30は、無線処理部20を含んでいてもよい。
次に、電子装置1の動作を説明する。まず、図2を用いて、全二重通信における干渉について説明する。図2では、電子装置1aと電子装置1bとの相互通信の例が示されている。電子装置1aと電子装置1bとは、図1で示した電子装置1と同様の構成を有していてよい。また、電子装置1aと電子装置1bの一方だけ、例えば電子装置1aが図1で示した電子装置1と同様の構成を有していてもよい。
図2において、電子装置1aから電子装置1bへは送信信号201が送信される。一方、電子装置1bから電子装置1aへは送信信号202が送信される。前述したように、全二重通信では送信信号の送信周波数帯と受信信号の受信周波数帯の少なくとも一部が重なっており、さらに、送信信号の送信時間帯と受信信号の受信時間帯の少なくとも一部が重なっている。このため、電子装置1aからの送信信号201が電子装置1aの受信信号(すなわち送信信号202)の干渉信号となり得る。干渉信号は、例えば電子装置1aの外部の何らかの物体301に反射することで送信信号202に混入される動的干渉信号203を含む。また、干渉信号は、電子装置1aの送信アンテナ11から送信された送信信号201が直接的に受信アンテナ13で受信されて干渉信号となったり、電子装置1aの内部で生成された送信信号201が受信回路14等に混入して干渉信号となったりする静的干渉信号204を含む。このような干渉信号は、電子装置1bにおいても発生し得る。つまり、電子装置1bからの送信信号202は、電子装置1aに対する動的干渉信号205になったり、静的干渉信号206になったりし得る。
静的干渉信号204及び静的干渉信号206は、干渉信号の中でも静的な成分である。したがって、静的干渉信号204及び静的干渉信号206のそれぞれの干渉レベルについては、予めある程度見積もっておくことができる。このため、静的干渉信号204及び静的干渉信号206についてはこれらを十分なレベルに低減するキャンセラを電子装置1a及び電子装置1bのそれぞれに持たせることができる。その一方で、動的干渉信号203及び動的干渉信号205は、物体301の位置又は向きによって送信信号201及び202の反射の仕方が変わることで変化し得る。このため、動的干渉信号203及び動的干渉信号205については、干渉レベルがある一定以上となってしまうとキャンセラではそれらの干渉信号の影響をキャンセルしきれなくなる。干渉信号の影響をキャンセルしきれないと通信品質は劣化してしまう。
図3、図4及び図5は、通信品質が維持される条件について説明するための図である。ノイズと干渉の電力の合計に対する、所望の信号電力の比率によって通信品質が変化する。この比率はSINR(Signal to Interference and Noise Ratio)と呼ばれる。また同様に、信号電力とノイズ電力の比率はSNR(Signal to Noise Ratio)、信号電力と干渉電力の比率はSIR(Signal to Interference Ratio)と呼ばれる。図3、図4、図5には、例えば電子装置1aの送信信号の信号電力と、SINR、SNR、SIRとをそれぞれ示した例が示されている。図3、図4、図5の横軸は対数で表される電力軸である。
図3に示すように、干渉電力がノイズ電力よりも十分に低く抑えられている場合、ノイズ電力と干渉電力の合計値はノイズ電力と概ね等しい。このとき、SINRとSNRはほとんど同じ値になる。このような場合は、通信品質は干渉の影響をほとんど受けないと言うことができる。
一方、図4に示すように、干渉電力が増加すると干渉の分を無視することができなくなる。この場合、SINRは干渉電力の分だけ劣化し、通信品質は劣化する。図4に示したような状況で通信品質を改善するためには、例えば送信信号の電力を減らせばよい。送信信号の電力が減ることで、送信信号から発生している干渉信号の電力も減少する。したがって、受信信号におけるSINRが改善し、通信品質が改善される。ただし、送信信号の電力が減ったことにより、無線通信の相手にとっては図5に示すように受信信号の信号電力が減少し、SINRが低下することになる。その結果、無線通信の相手でも元と同じ通信品質を維持しようとすると通信相手の受信信号の伝送速度を落とす必要が生じる。
第1の実施形態においては、無線処理部20は、送信トラフィックと受信トラフィックとを用いて無線送信する信号の少なくとも送信電力を制御し、さらに必要に応じて伝送速度を制御する。干渉レベルがある閾値以上となって受信の通信品質に影響を与えるレベルとなった場合に、無線処理部20は、例えば送信電力を低減させることで干渉レベルを閾値未満まで低下させる。これにより、受信信号の受信速度を低下させることなく受信の通信品質を向上させることが可能である。前述したように、送信電力の低下に伴って通信相手の受信のSINRが低下する可能性がある。したがって、無線処理部20は、例えば、通信相手の受信のSINRの低下に応じて自身の送信信号の送信速度、つまり通信相手の受信信号の受信速度を低減させる。
図6は、第1の実施形態における電子装置の動作を示すフローチャートである。図6では、図示を省略しているが、無線処理部20は、図6の動作中に処理部30から送られてきたデータを送信信号として送るように送信回路12を制御することも行っている。また、図6の動作とは別に、無線処理部20は、受信回路14から送られてきたデータを処理部30に送ることを行っている。
ステップS1において、無線処理部20は、干渉レベルが閾値以上であるか否かを判定する。ここでの閾値は、例えばキャンセラでキャンセルしきれなくなる程度の干渉レベルであって、受信の通信品質に影響を与え得る干渉レベルである。ステップS1において、干渉レベルが閾値以上ないと判定されている間はステップS1の判定は繰り返される。ステップS1において、干渉レベルが閾値以上であると判定されたときには、処理はステップS2に移行する。
ステップS2において、無線処理部20は、送信トラフィックが受信トラフィックよりも小さいか否かを判定する。ステップS2において、送信トラフィックが受信トラフィックよりも小さくないと判定されたときには、処理はステップS1に戻る。ステップS2において、送信トラフィックが受信トラフィックよりも小さいと判定されたときには、処理はステップS3に移行する。
ステップS3において、無線処理部20は、通信品質が維持されるように送信回路12を制御する。例えば、無線処理部20は、送信回路12による送信信号の送信電力を低減させる。また、無線処理部20は、送信電力の低減により、通信相手の通信品質の劣化が危惧されるときには、送信信号の送信速度も低減させる。その後、処理はステップS1に戻る。
以上説明したように第1の実施形態では、干渉レベルが閾値以上であり、送信トラフィックが受信トラフィックより小さいときには、無線処理部20は、送信回路12の動作を制御する。このようにすることで、より効率的に無線の通信品質を向上させることができる。例えば、図7Aに示すように、現在の最大の送信速度に対する実際の送信トラフィックが、現在の最大の受信速度に対する実際の受信トラフィックよりも小さい場合、送信速度を低下させても必要なトラフィックを伝送することができる。この場合、図7Bに示すように、送信速度を低下させることで、必要なトラフィックを確保しつつ、送信及び受信の双方の通信品質は維持される。
ここで、第1の実施形態では、干渉レベルが閾値以上となったときにだけ、送信トラフィックが受信トラフィックよりも大きいか否かの判定が行われるが、これに限らない。例えば、干渉レベルが閾値以上であるか否かに代えて、受信の通信品質が劣化したか否かが判定されてもよい。受信の通信品質は、例えば受信信号の誤り率を含む。
[第2の実施形態]
第2の実施形態にかかわる電子装置について説明する。第2の実施形態の電子装置の構成は、図1と同様である。第2の実施形態においては、無線処理部20は、送信トラフィックと受信トラフィックとを用いて受信速度を制御する。例えば、受信制御部22は通信相手に対して送信信号の送信速度を変更するように通知することで、受信信号の受信速度を制御する。
図8は、第2の実施形態における電子装置の動作を示すフローチャートである。ステップS11において、無線処理部20は、干渉レベルが閾値以上であるか否かを判定する。ステップS11において、干渉レベルが閾値以上ないと判定されている間はステップS11の判定は繰り返される。ステップS11において、干渉レベルが閾値以上であると判定されたときには、処理はステップS12に移行する。
ステップS12において、無線処理部20は、送信トラフィックが受信トラフィックよりも大きいか否かを判定する。ステップS12において、送信トラフィックが受信トラフィックよりも大きくないと判定されたときには、処理はステップS11に戻る。ステップS12において、送信トラフィックが受信トラフィックよりも大きいと判定されたときには、処理はステップS13に移行する。
ステップS13において、無線処理部20は、通信品質が維持されるように、通信相手に対して送信速度、すなわち自身の受信速度を低減させるように通知する。その後、処理はステップS11に戻る。
以上説明したように第2の実施形態では、干渉レベルが閾値以上であり、送信トラフィックが受信トラフィックより大きいときには、無線処理部20は、通信相手の送信回路12の動作が制御されるように通知を行う。このようにすることで、より効率的に無線の通信品質を向上させることができる。例えば、図9Aに示すように、現在の最大の送信速度に対する実際の送信トラフィックが、現在の最大の受信速度に対する実際の受信トラフィックよりも大きい場合、自身の送信速度を低下させてしまうと必要なトラフィックを伝送することができなくなる。一方、受信については、受信速度を低下させても必要なトラフィックを伝送することができる。このため、第2の実施形態では、図9Bに示すように、受信速度を低下させることで、必要なトラフィックを確保しつつ、送信及び受信の双方の通信品質は維持される。
ここで、第2の実施形態では、干渉レベルが閾値以上となったときにだけ、送信トラフィックが受信トラフィックよりも大きいか否かの判定が行われるが、これに限らない。例えば、干渉レベルが閾値以上であるか否かに代えて、受信の通信品質が劣化したか否かが判定されてもよい。受信の通信品質は、例えば受信信号の誤り率を含む。
[第3の実施形態]
第3の実施形態にかかわる電子装置について説明する。第3の実施形態の電子装置の構成は、図1と同様である。第3の実施形態においては、無線処理部20は、送信トラフィックと受信トラフィックとを用いて送信信号の送信電力及び送信速度を制御する。さらに、第3の実施形態においては、無線処理部20は、送信トラフィックと受信トラフィックとを用いて受信信号の受信速度を制御することも行う。そして、第3の実施形態では、無線処理部20は、第1の実施形態と同様の制御と第2の実施形態と同様の制御の2つの制御を送信トラフィックと受信トラフィックの関係に応じて切り替える。このようにして、第3の実施形態では通信品質と伝送速度と必要なレベルに維持することが可能である。
図10は、第3の実施形態における電子装置の動作を示すフローチャートである。ステップS21において、無線処理部20は、干渉レベルが閾値以上であるか否かを判定する。ステップS21において、干渉レベルが閾値以上ないと判定されている間はステップS21の判定は繰り返される。ステップS21において、干渉レベルが閾値以上であると判定されたときには、処理はステップS22に移行する。
ステップS22において、無線処理部20は、送信トラフィックが受信トラフィックよりも小さいか否かを判定する。ステップS22において、送信トラフィックが受信トラフィックよりも小さいと判定されたときには、処理はステップS23に移行する。ステップS22において、送信トラフィックが受信トラフィックよりも小さくないと判定されたときには、処理はステップS24に移行する。
ステップS23において、無線処理部20は、通信品質が維持されるように送信回路12を制御する。例えば、無線処理部20は、送信回路12による送信信号の送信電力を低減させる。また、無線処理部20は、送信電力の低減により、通信相手の通信品質の劣化が危惧されるときには、送信信号の送信速度も低減させる。その後、処理はステップS21に戻る。
ステップS24において、無線処理部20は、通信品質が維持されるように、通信相手に対して送信速度、すなわち自身の受信速度を低減させるように通知する。その後、処理はステップS21に戻る。
以上説明したように第3の実施形態では、干渉レベルが閾値以上であり、送信トラフィックが受信トラフィックより小さいときには、無線処理部20は、送信回路12の動作を制御する。一方、第3の実施形態では、干渉レベルが閾値以上であり、送信トラフィックが受信トラフィックより小さくないときには、無線処理部20は、通信相手の送信回路12の動作が制御されるように通知を行う。このようにすることで、より効率的に無線の通信品質を向上させることができる。つまり、第3の実施形態では、図7のような場合と図9のような場合のどちらが起きた場合でも、適切に制御が行われる。この結果、送信及び受信の通信品質を維持させながら、双方の必要な伝送速度を維持できるという効果が得られる。
ここで、第3の実施形態でも、干渉レベルが閾値以上となったときにだけ、送信トラフィックが受信トラフィックよりも大きいか否かの判定が行われるが、これに限らない。例えば、干渉レベルが閾値以上であるか否かに代えて、受信の通信品質が劣化したか否かが判定されてもよい。受信の通信品質は、例えば受信信号の誤り率を含む。
また、送信トラフィックが受信トラフィックよりも大きいか否かの判定が行われずに、始めから送信制御と受信制御の両方が行われてもよい。図11は、このような変形例の無線処理部20の動作を示すフローチャートである。
ステップS31において、無線処理部20は、干渉レベルが閾値以上であるか否かを判定する。ステップS31において、干渉レベルが閾値以上ないと判定されている間はステップS31の判定は繰り返される。ステップS31において、干渉レベルが閾値以上であると判定されたときには、処理はステップS32に移行する。
ステップS32において、無線処理部20は、通信品質が維持されるように送信回路12を制御する。また、無線処理部20は、通信品質が維持されるように、通信相手に対して送信速度、すなわち自身の受信速度を低減させるように通知する。その後、処理はステップS31に戻る。例えば、無線処理部20は、現在の最大伝送速度と比較した送信トラフィックと受信トラフィックのそれぞれのマージンを見て、よりマージンが大きい方の伝送速度の低減量を多くするように制御する。例えば、図12Aに示すように、送信トラフィックのマージンの方が受信トラフィックのマージンよりも大きい場合、無線処理部20は送信電力及び送信速度を低下させつつ、受信速度を低下させるように通信相手に通知する。このとき、無線処理部20は、図12Bに示すように、送信速度の低下量を受信速度の低下量よりも大きくするように送信側と受信側のそれぞれの制御を行う。また、例えば、図13Aに示すように、受信トラフィックのマージンの方が送信トラフィックのマージンよりも大きい場合、無線処理部20は送信電力及び送信速度を低下させつつ、受信速度を低下させるように通信相手に通知する。このとき、図13Bに示すように、無線処理部20は、受信速度の低下量を送信速度の低下量よりも大きくするように送信側と受信側のそれぞれの制御を行う。
このような変形例では、送信側と受信側の一方だけを制御する場合に比べて、送信側と受信側の個々の制御量を少なくすることができる。
ここで、変形例において、無線処理部20は、必ずしも送信トラフィックのマージンと受信トラフィックのマージンを比較して送信側と受信側の制御をする必要はない。例えば、無線処理部20は、自分の受信信号の誤り率と通信相手の受信信号の誤り率とを比較し、より誤り率の低いほうの伝送速度の低下量が大きくなるように制御してもよい。
[第4の実施形態]
第4の実施形態にかかわる電子装置について説明する。第4の実施形態は、送信信号の一部にヌル信号を含める例である。ヌル信号は、ゼロ又はゼロと見なせる程度に非常に小さい信号電力を有する信号である。
図14は、時間方向に部分的にヌル信号を含む送信信号及び受信信号の例を示す図である。ここで、図14の上段の送信信号と下段の受信信号は同一の電子装置から見た送信信号と受信信号である。つまり、図14の上段の送信信号は通信相手の電子装置から見ると受信信号になり、図14の下段の受信信号は通信相手の電子装置から見ると送信信号になる。図14の横軸は時間軸である。図14の例では、ヌル信号は、例えば一定時間毎に送信信号に含められる。ここで、送信信号と受信信号(通信相手の送信信号)とに同時にヌル信号が含められることはない。送信信号と受信信号(通信相手の送信信号)とに同時にヌル信号が含められることがないことにより、通信相手の送信信号にヌル信号が含められている期間では、電子装置は、自身の送信信号に起因する干渉信号だけを受信信号として取得することになる。このため、干渉検出回路15は、容易に干渉レベルを検出することができる。
図15は、周波数方向に部分的にヌル信号を含む送信信号及び受信信号の例を示す図である。ここで、図15の上段の送信信号と下段の受信信号も同一の電子装置から見た送信信号と受信信号である。図15の横軸は周波数軸である。図15の例では、ヌル信号は、例えば送信信号の一部の周波数帯に含められる。ここで、送信信号と受信信号(通信相手の送信信号)の同一周波数帯にはヌル信号が含められることはない。送信信号と受信信号(通信相手の送信信号)の同一周波数帯にヌル信号が含められることがないことにより、電子装置は、受信信号から通信相手のヌル信号の周波数帯の信号を抽出することで、自身の送信信号に起因する干渉信号だけを受信信号として取得することになる。このため、干渉検出回路15は、容易に干渉レベルを検出することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1,1a,1b 電子装置、10 無線回路、11 送信アンテナ、12 送信回路、13 受信アンテナ、14 受信回路、15 干渉検出回路、20 無線処理部、21 送信制御部、22 受信制御部、23 送信トラフィック検出部、24 受信トラフィック検出部、30 処理部。

Claims (10)

  1. 送信周波数帯及び送信時間帯で送信信号を送信する送信部と、
    前記送信周波数帯と少なくとも一部が重なっている受信周波数帯及び前記送信時間帯と少なくとも一部が重なっている受信時間帯で受信信号を受信する受信部と、
    前記送信部の送信トラフィックを検出し、
    前記受信部の受信トラフィックを検出し、
    前記送信トラフィックと前記受信トラフィックとを用いて、前記送信部によって送信される前記送信信号の少なくとも送信電力を制御する、
    制御部と、
    を具備する電子装置。
  2. 送信周波数帯及び送信時間帯で送信信号を送信する送信部と、
    前記送信周波数帯と少なくとも一部が重なっている受信周波数帯及び前記送信時間帯と少なくとも一部が重なっている受信時間帯で受信信号を受信する受信部と、
    前記送信部の送信トラフィックを検出し、
    前記受信部の受信トラフィックを検出し、
    前記送信トラフィックと前記受信トラフィックとを用いて、前記受信部によって受信される前記受信信号の受信速度を変更するように通信相手に通知する、
    制御部と、
    を具備する電子装置。
  3. 前記制御部は、前記受信トラフィックよりも前記送信トラフィックが小さい場合に、前記送信部によって送信される前記送信信号の送信電力を下げる、請求項1又は請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記制御部は、前記受信トラフィックよりも前記送信トラフィックが小さい場合に、前記送信部によって送信される前記送信信号の送信速度を下げる、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の電子装置。
  5. 前記制御部は、前記受信トラフィックよりも前記送信トラフィックが大きい場合に、前記受信部によって受信される前記受信信号の受信速度を下げるように通信相手に通知する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の電子装置。
  6. 前記受信信号に含まれる、前記送信信号に基づく干渉信号の干渉レベルを検出する干渉検出部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記干渉レベルが閾値以上のときに前記送信部によって送信される前記送信信号の少なくとも送信電力を制御する、請求項1に記載の電子装置。
  7. 前記受信信号に含まれる、前記送信信号に基づく干渉信号の干渉レベルを検出する干渉検出部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記干渉レベルが閾値以上のときに前記受信部によって受信される前記受信信号の受信速度を変更するように通信相手に通知する請求項2に記載の電子装置。
  8. 前記送信部は、一部の時間帯又は一部の周波数帯にヌル信号を含めて前記送信信号を送信し、
    前記干渉検出部は、前記送信信号に前記ヌル信号が含められている前記時間帯又は前記周波数帯において前記干渉レベルを検出する請求項6又は7に記載の電子装置。
  9. 送信周波数帯及び送信時間帯で電子装置によって送信信号を送信し、
    前記送信周波数帯と少なくとも一部が重なっている受信周波数帯及び前記送信時間帯と少なくとも一部が重なっている受信時間帯で前記電子装置によって受信信号を受信し、
    前記電子装置の送信トラフィックを検出し、
    前記電子装置の受信トラフィックを検出し、
    前記送信トラフィックと前記受信トラフィックとを用いて、前記電子装置によって送信される前記送信信号の少なくとも送信電力を制御する、
    通信方法。
  10. 送信周波数帯及び送信時間帯で電子装置によって送信信号を送信し、
    前記送信周波数帯と少なくとも一部が重なっている受信周波数帯及び前記送信時間帯と少なくとも一部が重なっている受信時間帯で前記電子装置によって受信信号を受信し、
    前記電子装置の送信トラフィックを検出し、
    前記電子装置の受信トラフィックを検出し、
    前記送信トラフィックと前記受信トラフィックとを用いて、前記電子装置によって受信される前記受信信号の受信速度を変更するように前記電子装置の通信相手に通知する、
    通信方法。
JP2018146109A 2018-08-02 2018-08-02 電子装置及び通信方法 Active JP7102278B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018146109A JP7102278B2 (ja) 2018-08-02 2018-08-02 電子装置及び通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018146109A JP7102278B2 (ja) 2018-08-02 2018-08-02 電子装置及び通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020022120A true JP2020022120A (ja) 2020-02-06
JP7102278B2 JP7102278B2 (ja) 2022-07-19

Family

ID=69588845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018146109A Active JP7102278B2 (ja) 2018-08-02 2018-08-02 電子装置及び通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7102278B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021171368A1 (ja) * 2020-02-25 2021-09-02 三菱電機株式会社 干渉除去装置、制御回路、記憶媒体および干渉中心周波数推定方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025308A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 移動無線通信端末及び移動無線通信システム
JP2006279855A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Kyocera Corp 無線通信システム及びその通信制御方法
WO2010109540A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 富士通株式会社 無線通信方法、移動局、基地局、無線通信システム
US20140059167A1 (en) * 2012-08-27 2014-02-27 Qualcomm Incorporated Device and method for adaptive rate multimedia communications on a wireless network
JP2017507516A (ja) * 2013-12-24 2017-03-16 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド Fdr通信環境で自己干渉を緩和する方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025308A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 移動無線通信端末及び移動無線通信システム
JP2006279855A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Kyocera Corp 無線通信システム及びその通信制御方法
WO2010109540A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 富士通株式会社 無線通信方法、移動局、基地局、無線通信システム
US20140059167A1 (en) * 2012-08-27 2014-02-27 Qualcomm Incorporated Device and method for adaptive rate multimedia communications on a wireless network
JP2017507516A (ja) * 2013-12-24 2017-03-16 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド Fdr通信環境で自己干渉を緩和する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021171368A1 (ja) * 2020-02-25 2021-09-02 三菱電機株式会社 干渉除去装置、制御回路、記憶媒体および干渉中心周波数推定方法
JPWO2021171368A1 (ja) * 2020-02-25 2021-09-02

Also Published As

Publication number Publication date
JP7102278B2 (ja) 2022-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10149252B2 (en) Methods and apparatus related to interference management when sharing downlink bandwidth between wide area network usage and peer to peer signaling
JP4938657B2 (ja) 無線通信装置および無線通信方法
JP5370160B2 (ja) 移動局、移動無線通信システム、移動無線通信方法および移動無線通信プログラム
Han et al. Cooperative decode-and-forward relaying for secondary spectrum access
US20140376455A1 (en) Controlling TX Antenna Selection
JP2008067211A (ja) 無線通信制御装置および無線通信制御方法
US8351955B2 (en) Method and device for determining antenna cooperation set, method and device for determining base station cooperation set
CN110089185A (zh) 用于传输数据的方法、终端设备和网络设备
US9444575B2 (en) Wireless communication system, receiver, transmitter, and transmission rate control method
JP6182603B2 (ja) 帯域干渉を緩和するための選択的電力低減
JP5609708B2 (ja) 中継機,中継方法,送信機,受信機及び無線通信システム
JP2020022120A (ja) 電子装置及び通信方法
JP4894926B2 (ja) 無線基地局及びその制御方法
US20160013884A1 (en) Receiver, method for cancelling interference thereof and transmitter for the same
US20140113572A1 (en) Methods, Devices, and Computer Program Products Improving Mobile Communication
US9520958B2 (en) Transmission angle control device, base station, transmission angle control method, and program
El-Moutaouakkil et al. Spectrally-efficient SIMO relay-aided underlay communications: An exact outage analysis
JP6016667B2 (ja) 通信装置及びコンピュータプログラム
WO2022244152A1 (ja) 通信システム、通信方法、及び基地局通信装置
JP5555662B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システムおよび通信制御方法
GB2503533A (en) Uplink transmit antenna selection for a UE on the basis of downlink fading conditions or motion characteristics of the UE
GB2503504A (en) Uplink antenna selection in a user equipment on the basis of detected fading conditions for downlink signals
JP2007013763A (ja) 無線通信システム、無線通信端末装置、中継装置、及び無線通信方法
KR20150053883A (ko) 수신기, 그의 간섭 제거 방법 및 그를 위한 송신기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220706

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7102278

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151