JP2020016631A - プローブユニット - Google Patents

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軍生 木本
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【課題】高精度なプローブ配列を確保し、かつ検査の操作が容易で安価なプローブユニットを提供する。【解決手段】第1の絶縁シート21と第1の絶縁シート上に設置された導電シートから成り、導電シートから形成されるY方向に垂直部を有する複数のプローブ13をX方向に配列したプローブ列12と、各々のプローブから連続して形成される配線パターン14から成るプローブ配線パターン集合体を有し、第1の絶縁シートに少なくともX軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、第1の絶縁シートを変形したときに少なくともプローブの垂直部がZ方向に方向変換する方向変換手段と、第1の絶縁シートと第2の絶縁シートに折り曲げ可能な変形手段と、プローブ先端位置決めガイド手段と、第3の絶縁シート23に、折り曲げ可能な変形手段と、プローブの垂直部がプローブの先端部と独立して接触する電気的導通手段とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハ上に形成された複数の半導体チップの回路検査、又は半導体チップを搭載するICパッケージの回路検査に使用するプローブユニットであって、特に狭ピッチの格子状端子配列を形成する半導体チップ又はICパッケージ検査に関するものである。
半導体回路の検査に用いるプローブカードは、半導体チップ上の端子パッド数の増加、パッド面積の縮小化、パッド間ピッチの狭小化に対応すべくプローブ配列の高密度化が要求されている。デバイス特性の向上及び消費電力低減効果並びに省スペース化を目的として、シリコン貫通電極(TSV)を使用して複数のICチップを三次元に実装する技術が開発されている。TSVを使用した三次元実装ICでは、40μmピッチレベルの狭ピッチ格子状配列が特徴であり、プローブの配列が困難なものとなっている。
一方、狭ピッチ格子状配列端子を有する半導体チップを搭載するウェハ・レベル・パッケージ(WLP)においても、半導体チップ端子の多ピン化・狭ピッチ化に伴い、小型化が要求されている。パッケージの半導体チップ搭載側では、当然のことながら被搭載半導体チップの端子配列と同一の端子配列を有する。このため、ICパッケージの導通検査等のおいても、半導体チップ検査用と同等の高密度なプローブ配列を必要とする。
狭ピッチのパッド配列に対し効率的なプローブ組立方法としては、例えば特開2016−206160号公報で開示されているように、プローブの製造において、複数のプローブが導電性金属箔から一括微細加工されたものを絶縁シートに貼り付けて同一平面上に配置したプローブ集合体であって、プローブ集合体のプローブ垂直部先端の間隔が、検査パッド列の何れかのパッド間隔と同一であり、一つのプローブ集合体における全てのプローブ外形が、一つの導電性金属箔から連続して加工される手段を有するものである。
特開2016−206160号公報
しかしながら、特開2016−206160号公報で開示されている方法によれば、格子状配列における段数が増えるほど、シート状のプローブ集合体の枚数を増やさなければならず、シート数に対応してプローブ先端位置のばらつき管理が増加すると共に、高コスト化及び長納期化の問題が生じてくる。
本発明は、上記プローブカード等における問題点を解決するためになされたもので、格子状配列における段数が増加した場合でも、高精度なプローブ先端配列を確保し、かつ、検査のハンドリングが容易で安価なプローブユニットを提供するものである。
本発明は、X−Y平面にて形成する第1の絶縁シートと前記第1の絶縁シート上に設置された導電シートから成り、前記導電シートから形成される少なくともY方向に垂直部を有する複数のプローブをX方向に配列したプローブ列と、各々の前記プローブから連続して形成される配線パターンから成るプローブ配線パターン集合体を有し、前記第1の絶縁シートに少なくともX軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記第1の絶縁シートを変形したときに少なくとも前記プローブの垂直部がZ方向に方向変換する方向変換手段と、
前記第1の絶縁シートとX−Y平面上で連続して形成された第2の絶縁シートに、X−Y平面上の任意の直線軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記プローブの垂直部がZ方向に方向変換された後に前記プローブの先端位置を拘束するプローブ先端位置決めガイド手段と、
前記第1又は第2の絶縁シートとX−Y平面上で連続して形成された第3の絶縁シートに、X−Y平面上の任意の直線軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記プローブの垂直部がZ方向に方向変換された後に、一部又は全ての前記プローブの先端部と独立して接触する電気的導通手段とを有するため、
格子状配列における段数が増加した場合でも、1枚の絶縁シート上で高精度なプローブ配列が実現でき、かつ、低コストに製作することが可能となる。
また、1つの前記プローブ配線パターン集合体を含む第1の平面と、隣接する他の前記プローブ配線パターン集合体を含む第2の平面が、所望のY方向距離を隔てて平行となるべく連続して折り曲げ、Y方向の配列を含むプローブ配列を形成する手段を有するため、X−Y平面上で高精度に形成した寸法関係を維持することが可能であり、高精度なプローブ先端配列を確保できる。
また、前記第2の絶縁シートに、前記プローブの垂直部がZ方向に方向変換された後の少なくとも一部又は全てのY方向位置関係を一致させたプローブガイド穴を配置し、前記プローブガイド穴に前記プローブ垂直部を挿入する手段を有するため、Y方向にも高精度なプローブ先端配列を確保することが可能となる。
また、前記第3の絶縁シートに、一部又は全ての前記プローブ先端のX方向位置関係と前記プローブの垂直部がZ方向に方向変換された後の一部又は全ての前記プローブ先端のY方向位置関係とを一致させた導電性パッドを配置し、前記第3の絶縁シートの両面から導通可能とし前記第3の絶縁シートの前記導電性パッドを対象となる全ての前記プローブ先端と独立すて接触させ、前記プローブ先端と前記第3の絶縁シートの前記導電性パッドの電気的導通を可能とし、前記プローブ先端部と反対側の前記導電性パッドを被検査回路端子に接触させて検査する手段を有するため、被検査端子の位置バラツキやプローブ先端位置のバラツキがあっても、確実にプローブと被検査回路端子との電気的接続が確保できる。
また、前記第1の絶縁シート上に構成された前記プローブ配線パターン集合体の前記プローブと反対側の配線パターン端において、前記導電シートから形成される少なくともY方向に垂直部を有する複数のモニタ端子をX方向に配列したモニタ端子列を有し、前記第1の絶縁シートに少なくともX軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記第1の絶縁シートを変形したときに少なくとも前記モニタ端子の垂直部がZ方向に方向変換する方向変換手段と、
前記第1の絶縁シートとX−Y平面上で連続して形成された第4の絶縁シートに、X−Y平面上の任意の直線軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記モニタ端子の垂直部がZ方向に方向変換された後に前記モニタ端子の先端位置を拘束するモニタ端子先端位置決めガイド手段と、
前記第1又は第4の絶縁シートとX−Y平面上で連続して形成された第5の絶縁シートに、X−Y平面上の任意の直線軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記モニタ端子の垂直部がZ方向に方向変換された後に、一部又は全ての前記モニタ端子の先端部と接触する電気的導通手段であって、一部又は全ての前記モニタ端子先端のX方向位置関係と前記モニタの垂直部がZ方向に方向変換された後の一部又は全ての前記モニタ端子先端のY方向位置関係とを一致させた導電性パッドを配置し、前記第5の絶縁シートの両面から導通可能とし、前記第5の絶縁シートの前記導電性パッドを対象となる全ての前記モニタ端子先端と独立して接触させ、前記モニタ端子先端と前記第5の絶縁シートの前記導電性パッドの電気的導通を可能としたこと、
及び、X方向に配列した前記モニタ端子列における前記モニタ端子間ピッチを、対応するX方向に配列した前記プローブ列における前記プローブ間X方向ピッチよりも大きくし、又は、隣接する前記モニタ端子列の変形後のY方向距離を、対応する前記プローブ列の変形後のY方向距離よりも大きくしたこと、及び、前記プローブ配列と前記モニタ端子配列とを接続する前記配線パターンを長尺とし、前記プローブ配列を形成する平面に対し、前記モニタ端子配列を形成する平面を任意の角度で設置可能とする手段を有するため、
非常に高密度で構成されたプローブ配列に対しても、比較的広いピッチの端子を有するモニタ端子平面を任意の位置に設置することが可能であるため、多ピン狭ピッチのデバイス検査においてもハンドリングし易い検査システムを実現できる。
本発明のプローブユニットによれば、格子状配列における段数が増加した場合でも、高精度なプローブ先端配列を確保し、かつ、検査のハンドリングが容易で安価なプローブユニットを提供するものである。
本発明によるプローブユニットの基本構成を示す斜視図である。 本発明によるプローブユニットの折り曲げ加工前の状態を示す平面図である。 本発明によるプローブユニットの折り曲げ加工後の状態及び動作を示す断面図である。 本発明によるプローブユニットの被検査端子との接触動作を示す断面図である。 本発明によるプローブユニットの折り曲げ加工後の状態を示す断面図である。 本発明によるプローブユニットの折り曲げ加工後に一部の折り曲げ部を切断した状態を示す斜視図である。 本発明によるプローブユニットの設置位置関係を示す斜視図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるプローブユニットの基本構成を示す斜視図である。プローブユニット1において、11はX−Y平面上に形成されたプローブ配列であり、被検査回路6の全てのパッド配列60の位置に精密に対応すべく、第1の絶縁シート21上に、複数のプローブ13をX方向に整列させたプローブ列12をY方向に複数配置することにより構成されている。例えば、プローブ列12aは前記パッド配列60を構成する1つのパッド列61の全てのパッドの位置と合致すべく配置されている。
また、前記第1の絶縁シート21上のプローブ配列部211において、前記プローブ列12を構成する各々の前記プローブ13からは、配線パターン14が継続して配線されている。図1の例では、前記プローブ配列部211上において、前記プローブ列12の右半分における前記プローブ13からの配線パターン14は右方向(+X方向)へ方向変換し、前記プローブ列12の左半分における前記プローブ13からの配線パターン14は左方向(−X方向)へ方向変換することにより、効率的な配線が可能となる。
さらに、前記配線パターン14は、前記第1の絶縁シート21上の延長配線部212を経由し、モニタ端子配列部213へ継続する。前記モニタ端子配列部213では、前記プローブ列12と順番に対応した配線群を有し、前記プローブ列12の前記プローブ13と同数のモニタ端子17で構成されたモニタ端子列16を形成する。各々の前記モニタ端子列16はY方向に平行に配置されることにより、モニタ端子配列15がX−Y平面上に形成されている。
221は、第2の絶縁シート22に形成されたプローブガイドであり、前記プローブ列12のX方向位置関係と各々の前記プローブ列12のY方向位置関係とを一致させたガイド穴222を有し、前記ガイド穴222に前記プローブ13のプローブ垂直部131を挿入することにより、前記プローブ配列11のX−Y平面における前記プローブ13のプローブ先端部132の位置精度を確保している。
また、231は、第3の絶縁シート23に形成された中継パッドシートであり、前記プローブ先端部132のX方向位置関係とY方向位置関係とを一致させて配列させた複数の導電性パッド232を設置し、前記第3の絶縁シート23の両面から導通可能とした。さらに、前記第3の絶縁シート23の前記導電性パッド232を、対象となる全ての前記プローブ先端部132と接触させ、前記プローブ先端部132と前記第3の絶縁シート23の前記導電性パッド232の電気的導通を可能とした。
241は、第4の絶縁シート24に形成されたモニタ端子ガイドであり、前記モニタ端子列16のX方向位置関係とY方向位置関係とを一致させたガイド穴242を有し、前記ガイド穴242に前記モニタ端子17のモニタ端子垂直部171を挿入することにより、前記モニタ端子配列15のX−Y平面における前記モニタ端子17のモニタ端子先端部172の位置精度を確保している。
また、251は、第5の絶縁シート25に形成された中継パッドシートであり、前記モニタ端子先端部172のX方向位置関係とY方向位置関係を一致させて配列させた導電性パッド252を設置し、前記第5の絶縁シート25の両面から導通可能とした。さらに、前記第5の絶縁シート25の前記導電性パッド252を、対象となる全ての前記モニタ端子先端部172と接触させ、前記モニタ端子先端部172と前記第5の絶縁シート25の前記導電性パッド252の電気的導通を可能とした。
また、260は、前記第1乃至第5の絶縁シートの何れかの面に、前記プローブ配線パターン集合体と同一材料又は異種材料で設置されたダミーパターンで、本図の例では、ハウジング(図示せず)等に固定するための基準穴等に用いられる。
図2は本発明によるプローブユニットの折り曲げ加工前の状態を示す図である。図2を用いて、図1で説明した構造を実現するための方法を説明する。前記プローブユニット1の折り曲げ加工前は、必要な外形形状加工は全てX−Y平面上における1つの絶縁シート及び導電シートから実施されることが本発明の大きな特徴の一つである。
前記プローブ配列11は、X−Y平面を形成する連続した1つの前記第1の絶縁フィルム21と、前記第1の絶縁フィルム21の上に設置された前記導電フィルム3から加工形成され、複数の前記プローブ13の少なくとも前記プローブ垂直部131がY方向に沿って設置され、前記プローブ13を接触対象となる前記被検査回路60の前記パッド列61のX方向位置関係と合致すべく配列することにより、前記プローブ列12を形成する。相互の前記プローブ列12における配置関係は、後述する折り曲げ位置の決定と共に、図1における折り曲げ加工後のY方向ピッチと一致するべく決定される。前記プローブ13には、プローブにバネ変形動作を持たせるためのプローブ変形部133を設置しても良い。また、前記プローブ列12の各々の前記プローブ13から継続して前記配線パターン14を形成し、プローブ配線パターン集合体10を形成している。
さらに、前記配線パターン14は前記延長配線部212を経由して前記モニタ端子配列部213に延長される。前記モニタ端子配列部213では、複数の前記モニタ端子17の少なくとも前記モニタ端子垂直部171がY方向の向きとなり、X方向に任意の間隔で設置され配列することにより、前記モニタ端子列16を形成する。前記モニタ端子17には、モニタ端子にバネ変形動作を持たせるためのモニタ端子変形部173を設置しても良い。
−Y平面上に前記第1の絶縁シート21に連続して設けられた前記第2の絶縁シート22は、前記プローブガイド221を形成するためのものである。前記プローブガイド221の前記ガイド穴222を形成するにあたり、少なくとも前記ガイド穴222のY方向位置は、前記プローブ列12が図1における折り曲げ加工された後の各々の前記プローブ列12のY方向ピッチに一致するよう配置する。前記ガイド穴222のX方向位置は、対象となる全ての前記プローブ13のX座標と一致させることが望ましい。
−Y平面上に前記第2の絶縁シート22に連続して設けられた前記第3の絶縁シート23は、前記中継パッドシート231を形成するためのものである。前記中継パッドシート231の前記導電性パッド232を形成するにあたり、前記導電性パッド232のX方向位置は、対象となる全ての前記プローブ先端部132のX座標と一致させ、前記導電性パッド232のY方向位置は、前記プローブ列12が図1における折り曲げ加工された後の各々の前記プローブ先端部132のY方向ピッチに一致するよう配置する。
−Y平面上に前記第1の絶縁シート21に連続して設けられた前記第4の絶縁シート24は、前記モニタ端子ガイド241を形成するためのものである。前記モニタ端子ガイド241の前記ガイド穴242を形成するにあたり、少なくとも前記ガイド穴242のY方向位置は、前記モニタ端子列16が図1における折り曲げ加工された後の各々の前記モニタ端子列16のY方向ピッチに一致するよう配置する。前記ガイド穴242のX方向位置は、対象となる全ての前記モニタ端子17のX座標と一致させることが望ましい。
−Y平面上に前記第4の絶縁シート24に連続して設けられた前記第5の絶縁シート25は、前記中継パッドシート251を形成するためのものである。前記中継パッドシート251の前記導電性パッド252を形成するにあたり、前記導電性パッド252のX方向位置は、対象となる全ての前記モニタ端子先端部172のX座標と一致させ、前記導電性パッド252のY方向位置は、前記モニタ端子列16が図1における折り曲げ加工された後の各々の前記モニタ端子先端部172のY方向ピッチに一致するよう配置する。
また、前記第1乃至第5の絶縁シートの何れかと同一の面に、必要に応じてハウジング(図示せず)等に固定するための基準穴等に用いる前記ダミーパターン260を設置する。
以上説明したX−Y平面上における1つの前記絶縁シート2上の前記導電シート3から加工される全ての前記プローブ13及び前記モニタ端子17を含む前記プローブ配線パターン集合体10、前記中継パッドシート231及び251における前記導電性パッド232及び252、前記ダミーパターン260は、電鋳加工又はエッチングにより一括加工が可能である。また、前記絶縁シート2は、必要な外形を加工した後に導体に貼り付ける方法、又は液状のポリイミド等を塗布する方法等がある。
さらに図2において、前記プローブ配列11を構成するための方法を説明する。前記第1の絶縁シート21には、ミシン目等で形成した複数折り目214及び215が設置され、少なくともX軸に沿って折り曲げ可能な変形手段としている。例えば、折り目214a及び214b、214c及び214d、214e及び214fに沿ってそれぞれ山折りとし、折り目215a及び215b、215c及び215dに沿って谷折りとすることにより、図1に示すように、前記プローブ垂直部131及び前記モニタ端子垂直部171がZ方向に方向変換すると共に、前記折り目214a及び214b、214c及び214d、214e及び214fのそれぞれの間隔を、予め所望する前記パッド配列60のY方向ピッチと同一にすることにより、折り曲げ後の前記プローブ垂直部14のY方向ピッチを高精度に決定することができる。
また、前記折り目215a及び215b、215c及び215dのそれぞれの間隔を、予め所望するY方向ピッチと同一にすることにより、折り曲げ後の前記モニタ端子垂直部171のY方向ピッチを高精度に決定することができる。
前記プローブ列12及び前記モニタ端子列16の突出量等は、前記第1の絶縁シート21に、予め穴216等を含む前記第1の絶縁シート21の外形形状により決定される。
前記第2の絶縁シート22を折り曲げて、前記プローブガイド221を構成するための方法を説明する。前記第2の絶縁シート22には、折り目223が設置されており、前記第1の絶縁シート21において、前記折り目214a乃至214fにより前記プローブ配列11を構成した後、折り目223aに沿って谷折りに折り曲げ、続けて折り目223b及び223cに沿って谷折りに折り曲げることにより、前記第1の絶縁シートの変形手段によりZ方向に方向変換された前記プローブ配列11の先端で構成されるX−Y平面に概略平行とすることができる。さらに、前記ガイド穴222に全ての前記プローブ垂直部131を挿入することにより、前記プローブ配列11のプローブ先端部132が高精度に決定される。
前述のように、各々の前記プローブ列12は、X−Y平面を形成する連続した1つの前記第1の絶縁フィルム21と、前記第1の絶縁フィルム21の上に設置された導電フィルム3から加工され、複数の前記プローブ13の少なくとも前記プローブ垂直部131がY方向となるべく設置され、前記プローブ13を接触対象となる前記パッド列61のX方向位置関係と合致すべく配列形成されている。従って、前記絶縁シート21の折り曲げ後であっても、前記プローブ列12におけるX方向のプローブ位置精度は、電鋳加工又はエッチング加工精度に概略等しい。よって前記プローブガイド221は、主として前記絶縁シート21の折り曲げ後における、Y方向の前記プローブ列12間距離を正確に決定するための手段である。
次に、前記第3の絶縁シート23を折り曲げて、前記中継パッドシート231を構成するための方法を説明する。前記第3の絶縁シート23には、折り目233が設置されており、前記第2の絶縁シート22を前記折り目223a乃至223cにより折り曲げ、前記プローブガイド221を構成した後、折り目233aに沿って山折りに折り曲げ、さらに折り目233bに沿って山折りに折り曲げることにより、前記第1の絶縁シートの変形手段によりZ方向に方向変換された前記プローブ配列11の先端で構成されるX−Y平面に概略平行に、すなわち前記プローブガイド221の上部に概略平行に設置することができる。さらに、前記第3の絶縁シート23に設置した前記導電性パッド232を、対象となる全ての前記プローブ先端部132と接触させ、前記プローブ先端部132と前記第3の絶縁シート23の前記導電性パッド232の電気的導通が可能となる。
前記第4の絶縁シート24を折り曲げて、前記モニタ端子ガイド241を構成するための方法を説明する。前記第4の絶縁シート24には、折り目243が設置されており、前記第1の絶縁シート21において、前記折り目215a乃至215dにより前記モニタ端子配列15を構成した後、折り目243aに沿って谷折りに折り曲げ、続けて折り目243b及び243cに沿って谷折りに折り曲げることにより、前記第1の絶縁シートの変形手段によりZ方向に方向変換された前記モニタ端子配列15の先端で構成されるX−Y平面に概略平行とすることができる。さらに、前記ガイド穴242に全ての前記モニタ端子垂直部171を挿入することにより、前記モニタ端子配列15のモニタ端子先端部172が高精度に決定される。
前記第5の絶縁シート25を折り曲げて、前記中継パッドシート251を構成するための手段を説明する。前記第5の絶縁シート25には、折り目253が設置されており、折り目253に沿って折り曲げることにより、前記第4の絶縁シート24を前記折り目243a乃至243cにより折り曲げ、前記モニタ端子ガイド241を構成した後、折り目253aに沿って山折りに折り曲げ、さらに折り目253bに沿って山折りに折り曲げることにより、前記第1の絶縁シートの変形手段によりZ方向に方向変換された前記モニタ端子配列15の先端で構成されるX−Y平面に概略平行に、すなわち前記モニタ端子ガイド241の上部に概略平行に設置することができる。さらに、前記第5の絶縁シート25に設置した前記導電性パッド252を、対象となる全ての前記モニタ端子先端部172と接触させ、前記モニタ端子先端部172と前記第5の絶縁シート25の前記導電性パッド252の電気的導通が可能となる。
前記モニタ端子配列15は、前記プローブ配列11により被検査回路の検査信号を授受し、検査するための端子群である。本発明の前記モニタ端子配列15において、X方向に配列した前記モニタ端子列16における前記モニタ端子間ピッチを、対応するX方向に配列した前記プローブ列12における前記プローブ間X方向ピッチよりも大きくし、又は、隣接する前記モニタ端子列16の変形後のY方向距離を、対応する前記プローブ列12の変形後のY方向距離よりも大きく設置することが可能であり、前記プローブ配列11における前記プローブ間XY方向ピッチが狭ピッチ(例えば数十ミクロンm)であっても、前記モニタ端子配列15のモニタ端子間XY方向ピッチを、通常の人手による操作が可能な大きさ(例えば0.5mm)まで拡張することが可能であり、前記中継パッドシート251上の前記導電性パッド252に、検査装置の検査端子等を直接接触させることができる。
図3は、図2において説明した方法により構成した前記プローブ配列11近傍の折り曲げ加工後の状態を示す断面図である。図2にて例示した折り目214a乃至214fに沿って山折りとすることにより、図3(a)に示すように、前記第1の絶縁シート21が周期的に連続して折り曲がり、1つの前記プローブ13と前記配線パターン14を含む第1のプローブ配列部平面211aと、隣接する第2のプローブ配列部平面211b及び第3のプローブ配列部平面211cが、前記被検査半導体6の前記パッド配列60のY方向ピッチ(例えばPy1、Py2)に相当する距離を隔てて平行となるべく連続して折り曲げることができる。
また、図3(a)では、前記プローブガイド221を構成する前記第2の絶縁シート22及び前記中継パッドシート231を構成する前記第3の絶縁シート23が前記第1の絶縁シート21とX−Y平面上で同一の連続した絶縁シートで形成された後、折り曲げ部223a乃至223c及び233a、233bにて折り曲げた状態を示す。この方法により、前記第1の絶縁シート21と前記第2の絶縁シート22及び前記第3の絶縁シート23が切り離されることなく図2に示す構成を実現できるため、高精度なプローブ配列を確保できる。
図3(b)は、被検査回路端子6に前記プローブ配列11を接触させて検査する動作を説明する。前記第3の絶縁シート23において、前記導電性パッド232のうち、前記プローブ先端部132と接触する導電性パッド面232aと反対側の導電性パッド面232bを、被検査回路6の端子に接触させて検査することにより検査が開始される。本図では、半導体チップの接続端子として使用される球形のバンプ62を例に説明する。
前記バンプ62等では、仕上がり高さバラツキdhが生じていることが一般的である。前記中継パッドシート231は、X−Y平面上に前記導電性パッド232が電鋳又はエッチングにより、前記プローブ配列11の全ての前記プローブ先端部132の座標値に合致すべく形成されている。また、前記プローブ変形部133のバネ変形により、前記被検査回路端子6への適切な接触力が確保される。また、前記中継パッドシート231を構成する前記第3の絶縁シート23は、例えばポリイミド樹脂等の薄いシート構造であるため、被検査回路端子の高さバラツキdhを吸収し、均一な接触力を保持することができるため、高精度な接触が可能であるため、特にバンプ等の球形状端子への接触に有利である。さらに、被検査回路端子への多数回の接触により発生するゴミ等のブローブ側への侵入を防ぎ、プローブの破損や汚れ等の発生を抑制できる。
図4は、1つの被検査回路端子に2つのプローブを接触させて回路の抵抗値を高精度に測定する、いわゆる4端子法(又はケルビン法)による検査を行うための方法を示す部分図である。1つの被検査回路端子に2つのプローブを接触させるため、さらに狭ピッチのプローブ構成が必要であり、特に格子配列端子では非常に困難なものとなっている。図4(a)に示すように、プローブ134a及び134bが独立してそれぞれ配線パターン141a、141bに継続している。前記プローブ134a及び134bが接触する前記中継パッドシート231の導電性パッド234は、図4(b)に示すように、それぞれ234aと234bに分割され、電気的に独立するものである。一方で、前記導電性パッド234a、234bは、被検査回路端子のバンプ62には同時に接触することが可能である。このようにして、狭ピッチの被検査回路端子に対しても4端子法による検査に対応することが可能である。
図5は、図2において説明した方法により構成した前記モニタ端子配列15近傍の折り曲げ加工後の状態を示す断面図である。図2にて例示した折り目215a乃至215dに沿って谷折りとすることにより、図5に示すように、前記第1の絶縁シート21が周期的に連続して折り曲がり、1つの第1のモニタ端子配列部平面213aと、隣接する第2のモニタ端子配列部平面213b及び第3のモニタ端子配列部平面213cが、Y方向ピッチ(例えばPy3、Py4)に相当する距離を隔てて平行となるべく連続して折り曲げることができる。ここで、前記折り曲げ部215a乃至215dに関与しないY方向の隙間には、図示の如くスペーサ181を挿入することにより間隔が確保される。
また、図5では、前記モニタ端子ガイド241を構成する前記第4の絶縁シート24及び前記中継パッドシート251を構成する前記第5の絶縁シート25が前記第1の絶縁シート21とX−Y平面上で同一の連続した絶縁シートで形成された後、折り曲げ部243a乃至243c及び253a、253bにて折り曲げた状態を示す。この方法により、前記第1の絶縁シート21と前記第4の絶縁シート24及び前記第5の絶縁シート25が切り離されることなく図2に示す構成を実現できるため、高精度なモニタ端子先端配列を確保できる。検査時においては、検査端子群4を前記中継パッドシート251に設置された前記導電性パッド252に接触させることにより実施される。
図6は、本発明によるプローブユニットの折り曲げ加工後に折り曲げ部を切断した状態のプローブユニット1′を示す斜視図である。基本的な構成は図1と同一であるため、詳細説明は省略する。前記プローブ配列11と前記モニタ端子配列15とを折り曲げ変形により構成し、前記プローブガイド221及び前記中継パッドシート231、並びに前記モニタ端子ガイド241及び前記中継パッドシート251を、前記プローブ配列11並びに前記モニタ端子配列15にそれぞれ設置した後、前記プローブ配列11及び前記モニタ端子配列15を形成する折り曲げ部(例えば図2における214a乃至214f及び215a乃至215dに相当)の一部又は全部を切断(切断部217)し、前記プローブ配列11と前記モニタ端子配列15のそれぞれの前記プローブ列12及び前記モニタ端子列16を切り離したものである。これにより、次の図7で示すような前記プローブ配列部11と前記モニタ端子配列部15との相互の設置位置関係を大きく変化させた場合に、前記延長配線部212の曲げ、捻じれ等の動きによる前記プローブ列12及び前記モニタ端子列16に加わる応力の伝達を減少させることができ、機械的に安定したプローブユニット1′を形成することができる。
図7は、本発明における前記プローブ配列部11と前記モニタ端子配列部15との相互の設置位置関係を示す図である。両者を接続する前記延長配線部212を長尺にすることにより、相互の位置関係の自由度を大きくすることができる。図7(a)では、前記プローブ配列部11の前記中継パッドシート231面と前記モニタ端子配列部15の前記中継パッドシート251面とが、相互にZ方向に異なるX−Y平面とX−Y平面にて設置される例を示す。図7(b)では、前記プローブ配列部11の前記中継パッドシート231面がX−Y平面であるのに対し、前記モニタ端子配列部15の前記中継パッドシート251面が、概略90°方向回転したX−Z平面位置にて設置される例を示す。これにより、プローブ接触を実施する被検査デバイス側と検査端子側の装置の設置位置関係を自由に設定できることになる。
以上説明したように、本発明によれば、格子状配列における段数が増加した場合でも高精度なプローブ配列を確保し、かつ、検査のハンドリングが容易で安価なプローブユニットを提供するものである。
半導体ウエハにおける特に格子状多ピン狭ピッチ検査端子を有する半導体及び半導体パッケージ等の電気的検査に使用するプローブユニット、又は格子状多ピン狭ピッチ検査端子を有する半導体等の接続装置として利用することができる。
1、1′ プローブユニット
10 プローブ配線パターン集合体
11 プローブ配列
12 プローブ列
13 プローブ
131 プローブ垂直部
132 プローブ先端部
133 プローブ変形部
134 プローブ
14、141 配線パターン
15 モニタ端子配列
16 モニタ端子列
17 モニタ端子
171 モニタ端子垂直部
172 モニタ端子先端部
173 モニタ端子変形部
18 ハウジング
181 スペーサ
2 絶縁シート
21 第1の絶縁シート
211 プローブ配列部
212 延長配線部
213 モニタ端子配列部
214、215 折り目
216 穴
217 切断部
22 第2の絶縁シート
221 プローブガイド
222 ガイド穴
223 折り目
23 第3の絶縁シート
231 中継パッドシート
232 導電性パッド
233 折り目
24 第4の絶縁シート
241 モニタ端子ガイド
242 ガイド穴
243 折り目
25 第5の絶縁シート
251 中継パッドシート
252 導電性パッド
253 折り目
260 ダミーパターン
3 導電シート
4 検査端子
6 被検査回路
60 パッド配列
61 パッド列
62 バンプ

Claims (19)

  1. 少なくとも2列以上のパッド列又はバンプ列に接触するプローブ群を有するプローブユニットであって、X−Y平面にて形成する第1の絶縁シートと前記第1の絶縁シート上に設置された導電シートから成り、前記導電シートから形成される少なくともY方向に垂直部を有する複数のプローブをX方向に配列したプローブ列と、各々の前記プローブから連続して形成される配線パターンから成るプローブ配線パターン集合体を有し、
    前記第1の絶縁シートに少なくともX軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記第1の絶縁シートを変形したときに少なくとも前記プローブの垂直部がZ方向に方向変換する方向変換手段と、
    前記第1の絶縁シートとX−Y平面上で連続して形成された第2の絶縁シートに、X−Y平面上の任意の直線軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記プローブの垂直部がZ方向に方向変換された後に前記プローブの先端位置を拘束するプローブ先端位置決めガイド手段と、
    前記第1又は第2の絶縁シートとX−Y平面上で連続して形成された第3の絶縁シートに、X−Y平面上の任意の直線軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記プローブの垂直部がZ方向に方向変換された後に、一部又は全ての前記プローブの先端部と独立して接触する電気的導通手段と
    を有することを特徴とするプローブユニット。
  2. 請求項1記載の前記第1の絶縁シートの変形手段及び方向変換手段であって、1つの前記プローブ配線パターン集合体を含む第1の平面と、隣接する他の前記プローブ配線パターン集合体を含む第2の平面が、所望のY方向距離を隔てて平行となるべく連続して折り曲げ、Y方向の配列を含むプローブ配列を形成したことを特徴とする請求項1記載のプローブユニット。
  3. 請求項1記載の前記第2の絶縁シートの変形手段であって、前記第1の絶縁シートの変形手段によりZ方向に方向変換された前記プローブの先端で構成されるX−Y平面に平行となるべく折り曲げたことを特徴とする請求項1及び2記載のプローブユニット。
  4. 請求項1記載の前記第2の絶縁シートのプローブ先端位置決めガイド手段であって、前記第2の絶縁シートに、前記プローブの垂直部がZ方向に方向変換された後の、少なくとも一部又は全てのY方向位置関係を一致させたプローブガイド穴を配置し、前記プローブガイド穴に前記プローブ垂直部を挿入したことを特徴とする請求項1乃至3記載のプローブユニット。
  5. 請求項1記載の前記第3の絶縁シートの変形手段であって、前記第1の絶縁シートの変形手段によりZ方向に方向変換された前記プローブの先端部で構成されるX−Y平面に平行となるべく折り曲げることを特徴とする請求項1記載のプローブユニット。
  6. 請求項1記載の前記第3の絶縁シートの電気的導通手段であって、前記第3の絶縁シートに、一部又は全ての前記プローブ先端のX方向位置関係と前記プローブの垂直部がZ方向に方向変換された後の一部又は全ての前記プローブ先端のY方向位置関係とを一致させた導電性パッドを配置し、前記第3の絶縁シートの両面から導通可能としたことを特徴とする請求項1及び5記載のプローブユニット。
  7. 請求項1記載の前記第3の絶縁シートの電気的導通手段であって、前記第3の絶縁シートの前記導電性パッドを対象となる全ての前記プローブ先端と独立して接触させ、前記プローブ先端と前記第3の絶縁シートの前記導電性パッドの電気的導通を可能としたことを特徴とする請求項1並びに5及び6記載のプローブユニット。
  8. 前記第3の絶縁シートに配置した前記導電性パッドにおいて、前記プローブ先端部と反対側の前記導電性パッドを被検査回路端子に接触させて検査することを特徴とする請求項1並びに5乃至7記載のプローブユニット。
  9. 請求項1記載の前記第1の絶縁シート上に構成された前記プローブ配線パターン集合体の前記プローブと反対側の配線パターン端において、前記導電シートから形成される少なくともY方向に垂直部を有する複数のモニタ端子をX方向に配列したモニタ端子列を有し、前記第1の絶縁シートに少なくともX軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記第1の絶縁シートを変形したときに少なくとも前記モニタ端子の垂直部がZ方向に方向変換する方向変換手段と、
    前記第1の絶縁シートとX−Y平面上で連続して形成された第4の絶縁シートに、X−Y平面上の任意の直線軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記モニタ端子の垂直部がZ方向に方向変換された後に前記モニタ端子の先端位置を拘束するモニタ端子先端位置決めガイド手段と、
    前記第1又は第4の絶縁シートとX−Y平面上で連続して形成された第5の絶縁シートに、X−Y平面上の任意の直線軸に沿って折り曲げ可能な変形手段と、前記モニタ端子の垂直部がZ方向に方向変換された後に、一部又は全ての前記モニタ端子の先端部と接触する電気的導通手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載のプローブユニット。
  10. 請求項9記載の前記第1の絶縁シートの変形手段及び方向変換手段であって、1つの前記モニタ端子列を含む第3の平面と、隣接する他の前記モニタ端子列を含む第4の平面が、所望のY方向距離を隔てて平行となるべく連続して折り曲げ、Y方向の配列を含むモニタ端子配列を形成したことを特徴とする請求項9記載のプローブユニット。
  11. 請求項9記載の前記第4の絶縁シートのモニタ端子先端位置決めガイド手段であって、前記第4の絶縁シートに前記モニタ端子の垂直部がZ方向に方向変換された後の、少なくとも一部又は全てのY方向位置関係を一致させたモニタ端子ガイド穴を配置し、前記モニタ端子ガイド穴に前記モニタ端子垂直部を挿入したことを特徴とする請求項9及び10記載のプローブユニット。
  12. 請求項9記載の前記第5の絶縁シートの変形手段であって、前記第1の絶縁シートの変形手段によりZ方向に方向変換された前記モニタ端子の先端部で構成されるX−Y平面に平行となるべく折り曲げることを特徴とする請求項9記載のプローブユニット。
  13. 請求項9記載の前記第5の絶縁シートの電気的導通手段であって、前記第5の絶縁シートに、一部又は全ての前記モニタ端子先端のX方向位置関係と前記モニタの垂直部がZ方向に方向変換された後の一部又は全ての前記モニタ端子先端のY方向位置関係とを一致させた導電性パッドを配置し、前記第5の絶縁シートの両面から導通可能としたことを特徴とする請求項9及び12記載のプローブユニット。
  14. 請求項9記載の前記第5の絶縁シートの電気的導通手段であって、前記第5の絶縁シートの前記導電性パッドを対象となる全ての前記モニタ端子先端と独立して接触させ、前記モニタ端子先端と前記第5の絶縁シートの前記導電性パッドの電気的導通を可能としたことを特徴とする請求項9並びに12及び13記載のプローブユニット。
  15. 請求項9記載の前記モニタ端子において、X方向に配列した前記モニタ端子列における前記モニタ端子間ピッチを、対応するX方向に配列した前記プローブ列における前記プローブ間X方向ピッチよりも大きくし、又は、隣接する前記モニタ端子列の変形後のY方向距離を、対応する前記プローブ列の変形後のY方向距離よりも大きくしたことを特徴とする請求項9記載のプローブユニット。
  16. 前記プローブ配列と前記モニタ端子配列とを接続する前記配線パターンを長尺とし、前記プローブ配列を形成する平面に対し、前記モニタ端子配列を形成する平面を任意の角度で設置可能としたことを特徴とする請求項9乃至15記載のプローブユニット。
  17. 請求項5乃至8記載の前記第3の絶縁シートの電気的導通手段であって、隣接する2つの前記導電性パッドを1つの被検査回路端子に同時に接触し、前記2つの前記導電性パッドに接続するそれぞれの前記プローブ及び継続する配線パターンを電気的に独立としたことを特徴とする請求項1乃至16記載のプローブユニット。
  18. 前記プローブ配列と前記モニタ端子配列とを折り曲げ変形し、前記第2乃至第5の絶縁シートを前記プローブ配列と前記モニタ端子配列にそれぞれ設置した後、前記プローブ配列及び前記モニタ端子配列を形成する折り曲げ部の一部又は全部を切断し、前記プローブ配列及び前記モニタ端子配列のそれぞれの前記プローブ列及び前記モニタ端子列を切り離したことを特徴とする請求項1乃至17記載のプローブユニット。
  19. 前記第1乃至第5の絶縁シートの何れかの面に、前記プローブ配線パターン集合体と同一材料又は異種材料で、ダミーパターンを設置したことを特徴とする請求項1乃至18記載のプローブユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021157293A1 (ja) 2020-02-03 2021-08-12 カシオ計算機株式会社 コンバージョンレンズの取付構造、及び検査装置
KR20210130079A (ko) * 2020-04-20 2021-10-29 충화 프레시전 테스트 테크 컴퍼티 리미티드 분리형 박막 프로브 카드 및 이의 탄성 모듈

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