JP2020006858A - 走行状態通知装置 - Google Patents

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Toshikazu Ashiki
俊和 阿式
俊哉 吉谷
Toshiya Yoshitani
俊哉 吉谷
昌司 酒井
Masashi Sakai
昌司 酒井
隆志 横沢
Takashi Yokozawa
隆志 横沢
俊哉 田邉
Toshiya Tanabe
俊哉 田邉
恵助 柴田
Keisuke Shibata
恵助 柴田
健一 石黒
Kenichi Ishiguro
健一 石黒
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Abstract

【課題】車両の走行に関する情報(山岳路、交差点などの走行シーン)に応じて、車両が車速(加速、減速、定速などの走行モード)を制御する場合、その制御に係る車両の走行状態(走行シーン、走行モード)を通知する技術を提供する。【解決手段】車両の走行に関する情報に応じて、車両が車速を制御する場合に、その制御に係る車両の走行状態を通知する走行状態通知装置2であって、車両の走行に関する情報を取得する情報取得ユニット3と、車両の走行状態を視覚的及び聴覚的に通知する通知ユニット5と、情報取得ユニットが取得した情報に基づいて、車両の走行状態を特定し、その特定した車両の走行状態に応じて、通知ユニットを制御する制御ユニット4と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の走行に関する情報(例えば、山岳路、交差点などの走行シーン)に応じて、車両が車速(例えば、加速、減速、定速などの走行モード)を制御する場合に、その制御に係る車両の走行状態(走行シーン、走行モード)を通知する技術に関する。
従来、例えば特許文献1に示すように、前方撮像手段によって得られた前方情報を、インストルメントパネル(表示手段)に表示させる技術が知られている。かかる技術によれば、インストルメントパネルに表示される前方情報を見ることで、運転者は、ほとんど視線を移動させることなく、車両の前方の状況を迅速に察知することができる。
特開2006−176054号公報
ところで、特許文献1の技術は、現時点における運転動作中の走行状態、即ち、前方車両の情報(走行シーン)を、インストルメントパネル(表示手段)に表示させることに特化したものである。
このため、例えば、車両に搭載された運転制御システムが車速(走行モード)を変更した場合、その変更に係る車両の走行状態(走行シーン、走行モード)を、運転者が直観的ないし瞬時に把握することができない。要するに、車両自らの判断で選択した(或いは、選択しようとしている)走行状態について、当該車両の意図を汲んだ運転操作を行うこと(換言すると、運転態勢を取ること)ができない。
そうすると、走行状態の変化の程度によっては、運転者は、意図しない運転操作を行わざるを得ない。この結果、例えば、急ブレーキや急ハンドル、車両の誤発進や誤加速などの危険事情が発生することは否めない。
本発明の目的は、車両の走行に関する情報(山岳路、交差点などの走行シーン)に応じて、車両が車速(加速、減速、定速などの走行モード)を制御する場合、その制御に係る車両の走行状態(走行シーン、走行モード)を通知する技術を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、車両の走行に関する情報に応じて、車両が車速を制御する場合に、その制御に係る車両の走行状態を通知する走行状態通知装置であって、車両の走行に関する情報を取得する情報取得ユニットと、車両の走行状態を視覚的及び聴覚的に通知する通知ユニットと、情報取得ユニットが取得した情報に基づいて、車両の走行状態を特定し、その特定した車両の走行状態に応じて、通知ユニットを制御する制御ユニットと、を有する。
本発明によれば、車両の走行に関する情報(山岳路、交差点などの走行シーン)に応じて、車両が車速(加速、減速、定速などの走行モード)を制御する場合、その制御に係る車両の走行状態(走行シーン、走行モード)を通知する技術を実現することができる。
一実施形態に係る走行状態通知装置の構成を示すブロック図。 車両の走行シーンを示す図。 車両の走行状態の通知態様を示す図であって、(a)は、速度メータの縮小表示図、(b)は、速度メータの拡大表示図。 車両の走行状態の通知態様を示す図であって、(a)は、速度メータの発色状態を示す平面図、(b)は、速度メータを異なる色味に発色させた状態を示す平面図。 車両の走行状態を通知するプロセスを示すフロー図。
「一実施形態の構成」
図1は、車両に搭載された運転制御システム1の一例を示すブロック図である。本発明の一実施形態に係る走行状態通知装置2は、運転制御システム1に組み込まれている。運転制御システム1は、運転者のアクセル操作によらずに車両の車速制御(例えば、発進制御、加速制御、定速制御)を行うための装置、方法、ハードウエア、ソフトウエアを含めた総括的技術である。かかる技術において、車両のブレーキ制御及び車速制御(発進・加速・定速制御)は、基本的に、ブレーキペダルの操作で行われる。なお、定速とは、一定速度で車両を走行させる車速制御を意味し、例えば、クルーズコントロール(Cruise Control)によって車速が制御された状態を指す。
運転制御システム1に適用可能な車両としては、車速の制御が可能なアクセルペダルを装備していても、予め設定された条件以外の運転時において、アクセルペダルによる車速制御操作が無効となる車両を想定することができる。なお、アクセルペダルが装備されていない車両(即ち、アクセルペダルレス車両)にも、本発明を適用することができるが、ここでは特に限定しない。
更に、運転制御システム1に適用可能な車両としては、例えば、自家用の乗用自動車、トラックやバスなどの業務用自動車が含まれ、その用途や車種について特に制限はない。この場合、車両の駆動装置(パワーユニット)は、内燃機関(エンジン)であっても、電動モータであっても、これらの双方を用いたハイブリッドシステムであってもよい。
「走行状態通知装置2」
図1に示すように、上記した運転制御システム1に搭載された走行状態通知装置2は、情報取得ユニット3と、制御ユニット4と、通知ユニット5と、を有している。ここで、情報取得ユニット3が、車両の走行に関する情報(例えば、山岳路、交差点などの走行シーン)を取得する。取得した情報に応じて、車両が、車速(例えば、加速、減速、定速などの走行モード)を制御する。これに同期して、制御ユニット4が、通知ユニット5を動作させる。かくして、車速制御に係る車両の走行状態(走行シーン、走行モード)が、通知ユニット5を介して通知される。以下、具体的に説明する。
「情報取得ユニット3」
情報取得ユニット3は、車両情報取得部3aと、走行環境情報取得部3bと、を有している。車両情報取得部3aは、車載ECU6(Electronic Control Unit:電子制御装置)から出力される各種の制御信号を取得する。走行環境情報取得部3bは、車載センサ7から出力される各種の検出信号を取得する。
車載ECU6の出力(制御)信号としては、例えば、車両の車速(加速、減速、定速)に関する情報、車両の車速制御(加速制御、減速制御、定速制御)に関する情報、車両の姿勢(前方傾斜、右傾斜、左傾斜、後方傾斜)に関する情報、車両の姿勢制御(スタビリティ制御、サスペンション制御)に関する情報などが想定される。車両情報取得部3aは、これらの出力(情報)信号を、車両情報として取得する。
車載センサ7としては、例えば、3次元レンジファインダ、ミリ波レーダ、超音波センサなどが想定される。車載センサ7の出力(検出)信号としては、例えば、道路情報(坂道、交差点、山岳路、走行車両、障害物、狭い道、広い道)、路面情報(雨で濡れた道、雪道、滑り易い道、舗装道路、砂利道)、走行情報(人ごみ、交通渋滞、交通事故)、気象情報(晴天、曇天、小雨、大雨、雷雨、濃霧、強風、気温)などが想定される。走行環境情報取得部3bは、これらの出力(情報)信号を、走行環境情報(即ち、車両が走行する周辺環境に関する情報)として取得する。
以上、情報取得ユニット3は、車両情報取得部3aが取得した車両情報と、走行環境情報取得部3bが取得した走行環境情報の双方を含めて、これらを車両の走行に関する情報として取得する。この場合、車両情報は、車両自体のデータであり、一方、走行環境情報は、車両の周辺環境データである。情報取得ユニット3では、これら2つのデータを考慮することで、車両の走行に関する情報の精度が高められる。これにより、情報取得ユニット3から制御ユニット4に対して、高精度な情報(即ち、車両の走行に関する情報)が提供される。
「制御ユニット4」
制御ユニット4は、情報取得ユニット3が取得した情報に基づいて、車両の走行状態を特定し、その特定した車両の走行状態に応じて、通知ユニット5を制御する。
ここで、走行シーンとは、車両が走行する周辺環境に関する情報によって規定することができる。本実施形態では一例として、走行シーンは、情報取得ユニット3が取得した情報(即ち、上記した車両情報と走行環境情報とを含めた車両の走行に関する情報)によって規定される。なお、走行シーンは、車両の走行に際して各種の走行シーンが想定され、これら走行シーンは、予め、後述する走行シーン判定部4aに記憶される。
更に、実際の走行中に取得した走行シーンも、逐次、走行シーン判定部4aに記憶される。これにより、走行シーン判定部4aには、各種の走行シーン情報(データ)が蓄積され、その結果、走行シーンの判定精度が高められる。
例えば、車両の車速(加速)に関する情報と、道路情報(坂道)とを含めた車両の走行に関する情報が、情報取得ユニット3に取得された場合、加速を要する坂道が、走行シーンとして規定される。また、例えば、車両の車速制御(減速制御)に関する情報と、走行情報(人ごみ)とを含めた車両の走行に関する情報が、情報取得ユニット3に取得された場合、徐行運転を要する人ごみ路が、走行シーンとして規定される。
一方、走行モードとは、車両の車速に関する情報として規定することができる。本実施形態では一例として、走行モードは、車両の車速制御(例えば、加速制御、減速制御、定速制御)に基づく車速(例えば、加速、減速、定速)によって規定される。当該車速(例えば、加速、減速、定速)は、上記した走行シーンに対応して設定される。なお、後述するように、走行モードは、車両の走行に際して各種の走行モードが想定され、これら走行モードは、予め、後述する走行モード選択部4bに記憶される。
更に、実際の走行中に取得した走行モードも、逐次、走行モード選択部4bに記憶される。これにより、走行モード選択部4bには、各種の走行モード情報(データ)が蓄積され、その結果、走行モードの選択精度が高められる。
例えば、加速を要する坂道が走行シーンであれば、当該走行シーンに対応した走行モードとして、加速制御に基づく車速(加速)が設定される。また、例えば、徐行運転を要する人ごみ路が走行シーンであれば、当該走行シーンに対応した走行モードとして、減速制御に基づく車速(減速)が設定される。
そして、上記した走行シーン及び走行モードに基づく車両の走行状態が、予め設定された画像(動画、静止画)、光、音によって通知される。この場合、例えば、通知先(場所)や通知方法についての詳細は後述する。
また、車両の走行状態とは、例えば、加速を要する坂道シーンにおいて、加速モードで車両が走行する状態を指し、また、例えば、減速を要する人ごみ路シーンにおいて、徐行モードで車両が走行する状態を指す。この場合、車両の走行状態には、走行シーンの変化に伴って走行モードが変更される状態も含まれる。
このような動作制御を実現すべく、制御ユニット4は、走行シーン判定部4aと、走行モード選択部4bと、通知制御部4cと、を有している。走行シーン判定部4aは、情報取得ユニット3が取得した情報に基づいて、予め記憶された複数の走行シーンの中から、該当する走行シーンを判定する。走行モード選択部4bは、走行シーン判定部4aの判定結果に基づいて、予め記憶された複数の走行モードの中から、該当する走行モードを選択する。
これにより、車両の走行状態が特定される。このとき、通知制御部4cは、特定した車両の走行状態に応じて(換言すると、走行モード選択部4bの選択結果に基づいて)、通知ユニット5を制御する。
ここで、通知制御部4cによる通知ユニット5の制御タイミングとしては、例えば、走行シーンや走行モードに応じて車両が走行(例えば、定速走行)する際に、その定速に係る車両の走行状態を通知する仕様、或いは、走行シーンの変遷に伴って走行モードが変更されることで、車速が変化(例えば、加速、減速)する際に、その車速変化に係る車両の走行状態を通知する仕様などが想定される。
この場合、上記した仕様のいずれにおいても、通知ユニット5による通知のタイミングは、事前通知、同時通知、事後通知のいずれかに設定することが可能である。事前通知とは、走行モードが変更される前の通知である。また、同時通知とは、走行モードの変更と同時の通知である。そして、事後通知とは、走行モードが変更された後の通知であり、これにより、車両の走行履歴に対応した通知履歴の再確認が可能となる。
「通知ユニット5」
図2は、通知ユニット5の配置構成例を示す図である。通知ユニット5は、車両の走行状態を予め設定された画像(動画、静止画)、光、音によって通知する。通知先(場所)としては、運転者を含めた乗員の居住空間(例えば、車内(キャビン)8)が想定される。図2の例では、車内(キャビン)8に、表示パネル9(図1参照)、車載イルミネーション10、室内灯11(図1参照)、車載スピーカ12が設けられ、これらを通知ユニット5として利用することができる。なお、表示パネル9は、インストルメントパネル9a、ヘッドアップディスプレイ9b、その他の液晶表示部などを含めた概念である。
「通知方法」
図3(a),(b)は、インストルメントパネル9aに画像表示された速度メータ13の形状を変化させる視覚的な通知方法を示す図である。同図の通知方法では、通常サイズで表示されている速度メータ13の大きさを光学的に変化させる。例えば、縮小表示(図3(a))させたり、或いは、拡大表示(図3(b))させたりする。図3の例では、速度メータ13の全体の形状(大きさ)を縮小及び拡大させているが、これに代えて、速度メータ13の一部(例えば、指針13a、数値13bなど)の形状(大きさ)を縮小或いは拡大させてもよい。
図4(a),(b)は、インストルメントパネル9aに画像表示された速度メータ13の色味を変化させる視覚的な通知方法を示す図である。同図の通知方法では、速度メータ13の発色を異なる色味に光学的に変化させる。例えば、黄色に発色(図4(a))させたり、或いは、赤色に発色(図4(b))させたりする。図4(b)のハッチングは、断面を示すものではなく、速度メータ13の全面の色味(発色)が変化している状態を示す。図4の例では、速度メータ13の全体の色味(発色)を変化させているが、これに代えて、速度メータ13の一部(例えば、指針13a、数値13bなど)の色味(発色)を変化させてもよい。
これ以外の視覚的な通知方法としては、図2に示された通知ユニット5において、例えば、ヘッドアップディスプレイ9bに表示させる画像(動画、静止画)の大きさを光学的に縮小或いは拡大させたり、当該画像の色味(発色)を光学的に変化させたりする。この場合、ヘッドアップディスプレイ9bの全体の色味(発色)を変化させてもよい。
また、例えば、フロントピラー14に沿って増設した車載イルミネーション10を発光(点灯、点滅)させたり、発光時の色味(発色)を変化させたりする。例えば、車内(キャビン)8に設けられた室内灯11(図1参照)を発光(点灯、点滅)させたり、発光のタイミングを変化させたりする。
更に、上記した画像や光による視覚的な通知方法以外に、例えば、音による聴覚的な通知方法も想定される。この場合、画像や光による視覚的な通知方法と、音による聴覚的な通知方法を組み合わせてもよい。ここで、音による聴覚的な通知方法としては、例えば、車内(キャビン)8に設けられた車載スピーカ12を発音させたり、発音時の音響を変化させたりする。この場合、発音に強弱を付けたり、連続的或いは間欠的に発音したりしてもよい。発音の種類としては、例えば、機械的な音や電気的な音でもよいし、或いは、人の発する声(即ち、音声)でもよい。
「一実施形態の作用」
図5は、車両の走行状態を通知するプロセスを示すフロー図である。ここで、走行シーンとしては、例えば、高速道路の走行車線を走行中の車両が(走行シーン1)、追越車線を経由して前方車両を追い抜いた後(走行シーン2)、減速車線からサービスエリアに入って徐行する(走行シーン3)までの走行状態を想定する。以下、当該走行シーン1〜3における通知プロセスについて、図1、図2及び図5を参照して説明する。
なお、図2に示すように、高速道路15を走行中の自車両16において、車内(キャビン)8からフロントガラス17越に、走行車線18と追越車線19、そして、減速車線20が確認されていると共に、走行方向の前方に山並み21とトンネル22が確認されている。
高速道路15の走行車線18を走行中、自車両16(情報取得ユニット3)は、上記した走行に関する情報(車両情報、走行環境情報)を取得する(図5のS1)。同時に、自車両16(制御ユニット4)では、その取得した走行に関する情報に基づいて、当該自車両16の走行シーンが判定される(図5のS2)。このとき、予め走行シーン判定部4aに記憶された複数の走行シーンの中から、該当する走行シーン1が選択される。走行シーン1において、自車両16は、走行車線18を定速走行する。
この場合、走行シーン1が変遷されることは無く(図5のS3)、よって、走行モードが変更されることも無い(図5のS4)。この状態において、例えば、インストルメントパネル9aの速度メータ13は、強調表示されず、初期設定に応じた通常のサイズ、及び、色味で表示される(図5のS5)。
この後、自車両16(上記した運転制御システム1)が、例えば、前方車両に接近しつつあると判定し、前方車両を追い越すための車速制御を行う。即ち、走行車線18から追越車線19に車線変更しつつ車速を上げる。
ここで、自車両16(情報取得ユニット3)は、走行に関する情報(車両情報、走行環境情報)を取得する(図5のS1)。同時に、自車両16(制御ユニット4)では、その取得した走行に関する情報に基づいて、当該自車両16の走行シーンが判定される(図5のS2)。このとき、予め走行シーン判定部4aに記憶された複数の走行シーンの中から、該当する走行シーン2が選択される。走行シーン2において、自車両16は、走行車線18から追越車線19に車線変更しつつ加速走行する。
この場合、走行シーンは、走行シーン1から走行シーン2に変遷され(図5のS3)、よって、走行モードが、定速走行から加速走行に変更される(図5のS4)。このとき、予め走行モード選択部4bに記憶された複数の走行モードの中から、該当する走行モード(即ち、加速走行モード)が選択される(図5のS6)。
続いて、自車両16(制御ユニット4)は、走行モード選択部4bの選択結果に基づいて、当該自車両16の走行状態を特定する(図5のS7)。このとき、自車両16の走行状態は、例えば、加速走行モードであることが特定される。次に、自車両16(制御ユニット4)は、その特定した自車両16の走行状態に応じて、通知ユニット5を通知制御する(図5のS8)。
このとき、自車両16(制御ユニット4)において、通知ユニット5による通知のタイミングが設定される。上記した事前通知(図5のS9)、同時通知(図5のS10)、事後通知(図5のS11)のいずれかに設定される。ここで、いずれにも該当しない設定の場合、通知ユニット5の制御は行われず、通常の表示態様となる(図5のS5)。
ここで、通知ユニット5の通知タイミングが、事前通知(図5のS9)に設定された場合、上記選択した加速走行モードが実行される前に、通知ユニット5によって、自車両16の走行状態(即ち、加速走行予定)が通知される。この状態において、例えば、速度メータ13は、強調表示され、加速走行に応じた拡大サイズ(図3(b))、並びに、赤色の発色(図4(b))で表示される(図5のS12)。これにより、走行モードの変更について、運転者を含めた乗員に気付かせることができる。この結果、運転者を含めた乗員は、自車両16の意図を汲んだ運転操作を行うこと(運転態勢を取ること)ができる。
ところで、追越車線19を走行中、速度メータ13を強調表示し続けてもよいし、或いは、予め設定された経過時間後に通常の表示に切り換えてもよい。ここでは一例として、通常表示に切り換えるプロセスを想定する。即ち、追越車線19の走行中、予め設定された時間経過に際し、走行シーンが変遷されず、走行モードも変更されない状態が続いた場合、自車両16(制御ユニット4)は、徐行モード以外が選択されたものと判定し(図5のS13)、強調表示から通常の表示に切り換える(図5のS5)。
この後、自車両16(上記した運転制御システム1)が、例えば、減速車線20からサービスエリア(図示しない)に入り、例えば時速15km以下で徐行するための車速制御を行う。即ち、追越車線19から減速車線20に車線変更しつつ車速を下げる。ここで、自車両16(情報取得ユニット3)は、走行に関する情報(車両情報、走行環境情報)を取得する(図5のS1)。同時に、自車両16(制御ユニット4)では、その取得した走行に関する情報に基づいて、当該自車両16の走行シーンが判定される(図5のS2)。このとき、予め走行シーン判定部4aに記憶された複数の走行シーンの中から、該当する走行シーン3が選択される。走行シーン3において、自車両16は、減速走行しつつサービスエリア内を徐行する。
この場合、走行シーンは、走行シーン2から走行シーン3に変遷され(図5のS3)、よって、走行モードが、減速走行ないし徐行に変更される(図5のS4)。このとき、予め走行モード選択部4bに記憶された複数の走行モードの中から、該当する走行モード(即ち、減速走行モードないし徐行モード)が選択される(図5のS6)。
続いて、自車両16(制御ユニット4)は、走行モード選択部4bの選択結果に基づいて、当該自車両16の走行状態を特定する(図5のS7)。このとき、自車両16の走行状態は、例えば、減速走行モードないし徐行モードであることが特定される。次に、自車両16(制御ユニット4)は、その特定した自車両16の走行状態に応じて、通知ユニット5を通知制御する(図5のS8)。
ここで、通知ユニット5の通知タイミングが、事前通知(図5のS9)に設定された場合、上記選択した減速走行モードが実行される前に、通知ユニット5によって、自車両16の走行状態(即ち、減速走行予定)が通知される。この状態において、例えば、速度メータ13は、強調表示され、減速走行に応じた縮小サイズ(図3(a))、並びに、黄色の発色(図4(a))で表示される(図5のS12)。これにより、走行モードの変更について、運転者を含めた乗員に気付かせることができる。この結果、運転者を含めた乗員は、車両の意図を汲んだ運転操作を行うこと(運転態勢を取ること)ができる。
この後、自車両16(上記した運転制御システム1)が、サービスエリア内を走行するための徐行制御を行う。即ち、減速走行から更に車速を下げた徐行モードを選択する(図5のS13)。このとき、自車両16(制御ユニット4)は、その選択した徐行モードに応じて、通知ユニット5を通知制御する(図5のS14)。
ここで、通知ユニット5の通知タイミングとしては、徐行モードの実行と同時に、通知ユニット5によって、自車両16の徐行状態が通知されることが好ましい。更に、サービスエリア内は人通りもあり、四方に気を配る必要があるため、視覚的な強調表示よりも聴覚的な強調表示が好ましい。例えば、車内(キャビン)8に設けられた車載スピーカ12を発音させる。これにより、運転者を含めた乗員は、自車両16の意図を汲んだ運転操作を行うこと(換言すると、運転態勢を取ること)ができる。
「一実施形態の効果」
本実施形態によれば、車両の走行状態を予め設定された画像、光、音によって、運転者を含めた乗員に通知する。これにより、車両(運転制御システム1)が自らの判断で選択した(或いは、選択しようとしている)走行状態を、運転者を含めた乗員が直観的ないし瞬時に把握すること、換言すると、運転者を含めた乗員に気付かせることができる。この結果、運転者は、車両の意図を汲んだ運転操作を行うことができると共に、運転者を含めた乗員は、車両の意図を汲んだ運転態勢を取ることができる。かくして、運転者による急ブレーキや急ハンドル、車両の誤発進や誤加速などの危険事情の発生を未然に防止することができると共に、運転者を含めた乗員は、常に、落ち着いた対応を取ることができる。
本実施形態によれば、通知ユニット5による通知タイミングを、事前通知、同時通知、事後通知のいずれかに設定することができる。事前通知は、走行モードの変更前の通知であり、これにより、運転者を含めた乗員は、例えば車速の変化に備えることができる。同時通知は、走行モードの実行と同時の通知であり、これにより、運転者を含めた乗員は、例えば車速の変化をリアルタイムに認知でき、車両の今現在の走行状態が把握できる。そして、事後通知は、走行モードが実行された後の通知であり、これにより、車両の走行履歴に対応した通知履歴の再確認、例えば、終日の走行状態における通知履歴を事後確認することができる。
「変形例」
上記した一実施形態では、山岳路、交差点などの走行シーンの変遷に伴って、加速、減速、定速などの走行モードが変更されたとき、通知ユニット5を動作させて通知を行う場合を想定したが、本発明の技術範囲は、これに限定されることはない。例えば、走行シーンが変遷しても、走行モードが変更されない場合(換言すると、走行モードが一定である場合)や、走行シーンが変遷しなくても(換言すると、走行シーンが一定でも)、走行モードが変更される場合についても、そのときの車両の走行状態(走行シーン、走行モード)を、通知ユニット5によって通知することができる。
1…運転制御システム、2…走行状態通知装置、3…情報取得ユニット、
4…制御ユニット、5…通知ユニット、6…車載ECU、7…車載センサ、
8…車内(キャビン)、9…表示パネル、10…車載イルミネーション、11…室内灯、
12…車載スピーカ、13…速度メータ、14…フロントピラー、15…高速道路、
16…自車両、17…フロントガラス、18…走行車線、19…追越車線、
20…減速車線、21…山並み、22…トンネル。

Claims (8)

  1. 車両の走行に関する情報に応じて、前記車両が車速を制御する場合に、その制御に係る前記車両の走行状態を通知する走行状態通知装置であって、
    前記車両の走行に関する情報を取得する情報取得ユニットと、
    前記車両の走行状態を視覚的及び聴覚的に通知する通知ユニットと、
    前記情報取得ユニットが取得した情報に基づいて、前記車両の走行状態を特定し、その特定した前記車両の走行状態に応じて、前記通知ユニットを制御する制御ユニットと、を有する走行状態通知装置。
  2. 前記通知ユニットは、前記車両の走行状態を、予め設定された画像、光、音によって通知する請求項1に記載の走行状態通知装置。
  3. 前記通知ユニットは、乗員の居住空間である車内に設けられ、表示パネル、車載イルミネーション、室内灯、車載スピーカを利用することが可能である請求項1に記載の走行状態通知装置。
  4. 前記情報取得ユニットは、車載ECUから出力される各種の制御信号と、車載センサから出力される各種の検出信号を取得し、
    前記制御信号には、前記車両の車速に関する情報、前記車両の車速制御に関する情報、前記車両の姿勢制御に関する情報が含まれ、
    前記検出信号には、道路情報、路面情報、走行情報、気象情報が含まれる請求項1に記載の走行状態通知装置。
  5. 前記制御ユニットは、
    前記情報取得ユニットが取得した情報に基づいて、予め記憶された複数の走行シーンの中から、該当する前記走行シーンを判定する走行シーン判定部と、
    前記走行シーン判定部の判定結果に基づいて、予め記憶された複数の走行モードの中から、該当する前記走行モードを選択する走行モード選択部と、
    前記走行モード選択部の選択結果に基づいて、前記通知ユニットを制御する通知制御部と、を有する請求項1に記載の走行状態通知装置。
  6. 前記走行シーンは、前記車両が走行する周辺環境に関する情報として規定され、
    前記走行モードは、前記車両の車速に関する情報として規定される請求項5に記載の走行状態通知装置。
  7. 前記通知制御部は、前記通知ユニットの通知のタイミングを、事前通知、同時通知、事後通知のいずれかに設定することが可能であり、
    前記事前通知とは、前記走行モードが変更される前の通知であり、
    前記同時通知とは、前記走行モードの変更と同時の通知であり、
    前記事後通知とは、前記走行モードが変更された後の通知である請求項5に記載の走行状態通知装置。
  8. 前記車両は、車速の制御が可能なアクセルペダルを装備し、
    前記アクセルペダルによる車速制御操作は、予め設定された条件以外の運転時において無効となる請求項1に記載の走行状態通知装置。
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