JP2019519771A - 少なくとも1つの車両タイヤの転がり抵抗を試験する試験システム及び車両タイヤの転がり抵抗を試験する方法 - Google Patents

少なくとも1つの車両タイヤの転がり抵抗を試験する試験システム及び車両タイヤの転がり抵抗を試験する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019519771A
JP2019519771A JP2018562511A JP2018562511A JP2019519771A JP 2019519771 A JP2019519771 A JP 2019519771A JP 2018562511 A JP2018562511 A JP 2018562511A JP 2018562511 A JP2018562511 A JP 2018562511A JP 2019519771 A JP2019519771 A JP 2019519771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
test system
rim
tire
vehicle tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018562511A
Other languages
English (en)
Inventor
ボスル ローランド
ボスル ローランド
サクシンゲル ウルフガング
サクシンゲル ウルフガング
エイゼンベイス イェンス
エイゼンベイス イェンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF Friedrichshafen AG
Original Assignee
ZF Friedrichshafen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZF Friedrichshafen AG filed Critical ZF Friedrichshafen AG
Publication of JP2019519771A publication Critical patent/JP2019519771A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • G01M17/022Tyres the tyre co-operating with rotatable rolls

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Testing Of Balance (AREA)

Abstract

タイヤの転がり抵抗値の品質管理のためには、ラボ機を使用する場合が多い。こうした機械は、そのために手動で装填される。タイヤは、リムに取付けねばならず、続いて例えばホイールボルトによって、ラボ機と接続される。試験終了後、タイヤを、再度手で取り外し、続いてリムから分離させねばならない。そのために、車両タイヤ13の転がり抵抗を試験する試験システム25は、計測装置6を備える。計測装置が荷重ユニット7を備え、荷重ユニットが、車両タイヤに試験荷重を加える荷重ローラ8を備える。計測装置が、車両タイヤを受容する受容ユニット12を備える。受容ユニット及び荷重ユニットが、互いに相対的に移動可能である。計測装置が、少なくとも1つの駆動ユニット10a、10bを備える。少なくとも1つの駆動ユニットが、荷重ローラ及び/又は受容ユニットを回転運動させる。計測装置が、転がり抵抗を計測する少なくとも1つの計測アセンブリを備える。受容ユニットが、少なくとも、1つの第1リム要素20a及び1つの第2リム要素20bを備える。第1リム要素及び第2リム要素が、車両タイヤを受容する分割されたリムロックユニットを構成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の特徴を有する、少なくとも1つの車両タイヤの転がり抵抗を試験する試験システムに関する。さらに本発明は、請求項15に記載の特徴を有する試験システムを使用して、少なくとも1つの車両タイヤの転がり抵抗を試験する方法に関する。
タイヤの転がり抵抗値の品質管理のためには、ラボ機を使用する場合が多い。こうした機械は、そのために手動で装填される。タイヤは、リムに取付けねばならず、続いて例えばホイールボルトによって、ラボ機と接続される。試験終了後、タイヤを、再度手で取り外し、続いてリムから分離させねばならない。
おそらく最も近似する従来技術を構築する欧州登録特許第2 793 013号は、自動車用車輪のためのサービス装置、特にホイールバランサ又はタイヤ交換機を開示する。サービス装置は、取付けユニットを含む。取付けユニットは、タイヤ及びリムと共にタイヤ/リムアセンブリを回転可能に受容するために、装備されている。さらに、サービス装置は、既定の荷重をタイヤ/リムアセンブリの周面に加える荷重手段、並びに第1駆動手段及び第2駆動手段を備える。第1駆動手段は、取付けユニット及び荷重手段を、互いに相対的に移動させるために装備されている。第2駆動手段は、タイヤ/リムアセンブリが荷重手段に接触している際に、タイヤ/リムアセンブリを回転させるべく、取付けユニット及び/又は荷重手段を駆動するために装備されている。周面と荷重手段との間に作用する力を決定するために、センサユニットが装備されている。この力は、第1力及び第2力を含む。第1力は、径方向にタイヤ/リムアセンブリに作用する。第2力は、周方向にタイヤ/リムアセンブリに作用する。さらに、センサユニットによって検出された第1力及び第2力に基づいてタイヤの転がり抵抗係数を決定する、評価ユニットが配置されている。
欧州登録特許第2 793 013号
本発明の課題は、試験プロセス全体を加速させる、少なくとも1つの車両タイヤの転がり抵抗を試験する試験システムを提案することである。
この課題は、請求項1に記載の特徴を有する試験システム、及び請求項15に記載の特徴を有する方法によって解決される。本発明の好適な又は有利な実施形態は、従属請求項、以下の記載、及び/又は添付の図面より明らかとなる。
本発明により、少なくとも1つの車両タイヤの転がり抵抗を試験する試験システムを提案する。特に試験システムの機能は、特に少なくとも1つの、好適には2つの、検出された計測値に基づいて、車両タイヤの転がり抵抗を決定することである。特に、試験システムは試験スタンド又は試験セルを備える。試験システムは、例えば組立ライン又は生産ラインの構成部分又は一部を構成する。例えば車両タイヤは、自動車用タイヤ、自動二輪車用タイヤ、又はトラック用タイヤである。車両タイヤは、好適には弾性素材製、特に好適にはゴム製である。
試験システムは、計測装置を備える。計測装置が、特に車両タイヤの作動状態をシュミュレーションする機能を有する。例えば計測装置は、試験システムの部分ステーションである、又は試験システムを構成する。
さらに、計測装置は荷重ユニットを備える。荷重ユニットが、車両タイヤに試験荷重を加える荷重ローラを備える。そのために、特に、車両タイヤが荷重ユニットによって少なくとも1つの力で付勢される。好適には、力は、車両の重力又は車輪上下方向力に対応する。特に、車両タイヤは、少なくとも0.1tの、好適には0.5tを超える、特に好適には2tを超える、とりわけ30tを超える、荷重で付勢される。代替的に又は任意補完的に、車両タイヤは、100t未満の、好適には20t未満の、特に好適には5t未満の、とりわけ1.5t未満の、荷重で付勢される。荷重ローラは、第1回転軸を画定する。特に、荷重ローラは第1回転軸に対して同軸に支承されている。
さらに、計測装置は、車両タイヤを受容する受容ユニットを備える。特に、受容ユニットが回転可能に支承されている。好適には、車両タイヤは形状結合的に、及び/又は力結合的に、及び/又は摩擦結合的に、特に好適には回転不能に、受容ユニットと接続されている及び/又は接続可能である。
受容ユニット及び荷重ユニットは、互いに相対的に移動可能である。特に、受容ユニットが荷重ユニットの方向に、及び/又は荷重ユニットが受容ユニットの方向に、移動可能である。そのため、好適には車両タイヤが、特にタイヤの周面が、荷重ローラと、特に荷重ローラの円筒面と、接触する及び/又は接触に至ることが可能である。受容ユニットは第2回転軸を画定する。特に、第2回転軸が第1回転軸に対する平行線を構成する。好適には、受容ユニットは第2回転軸に対して同軸に支承されている。特に、車両タイヤを、荷重ユニットを用いて、径方向に第2回転軸の方向へ作用する力で付勢可能である。
計測装置は、少なくとも1つの駆動ユニットを備える。駆動ユニットが、荷重ローラ及び/又は受容ユニットを回転運動させる。特に駆動ユニットは、荷重ローラ及び/又は受容ユニットと、ギヤによる技術的に接続されている。好適には、荷重ローラが車両タイヤと接触すると、荷重ローラ及び受容ユニットが回転運動する。特に、駆動ユニットは電気モータである。電気モータは、好適にはトルクを発生させる。特に駆動ユニットは、荷重ローラを第1回転軸に対して周方向に回転運動させる、及び/又は車両タイヤ又は受容ユニットを第2回転軸に対して周方向に回転運動させる。
計測装置は、転がり抵抗を計測する少なくとも1つの計測アセンブリを備える。特に計測アセンブリが、少なくとも1つの検出された計測値から、転がり抵抗を決定する機能を有する。特に、計測アセンブリは評価ユニットを備える。評価ユニットが、少なくとも1つの、好適には少なくとも2つの、特に好適には少なくとも3つの、検出された計測値から、車両タイヤの転がり抵抗を決定する。
本発明の範囲において、受容ユニットは、少なくとも、1つの第1リム要素及び1つの第2リム要素を備えることを提案する。第1リム要素及び第2リム要素は、車両タイヤを受容する分割されたリムロックユニットを構成する。特に、受容ユニットの機能は、車両タイヤを第1リム要素と第2リム要素との間で受容することで、好適には両方のリム要素が車両タイヤを固定し、車両タイヤが荷重ローラ上で転がることを可能にすることにある。特に、車両タイヤは全自動で受容される。
本発明による試験システムによって、もはや試験される車両タイヤを、リムに取付け又は続いて再度取り外す必要がない。これによって、手動による取付けプロセス全体が省かれ、従って転がり抵抗を決定する試験プロセスが、著しく加速される。さらに、既にリム上に取り付けられたタイヤは、もはや新品ではなく、従って新しいタイヤとしては、もはや販売されない。分割されたリムロックシステムによって、タイヤは、両方のリム要素の間に注意深く受容される。これによって、車両タイヤが受ける負荷が著しく低減される。そのため、特に計測結果に影響する可能性のある損傷の発生が、大幅に低減される。
本発明の好適な一実施形態において、第1リム要素は第1リム半部を備え、また第2リム半部は第2リム半部を備える。両方のリム半部は、共に、リムロックユニットとしての計測リムを構成する。特に、第1リム半部及び/又は第2リム半部は、計測スピンドル上に支承されている。計測スピンドルが、好適には第2回転軸に対して同軸で延在する。特に好適には、第1計測リム及び/又は第2計測リムが、計測リム又は第2回転軸に対して、同軸及び/又は同心で、配置されている及び/又は配置可能である。特に両方のリム半部は、鏡対称であり、好適には相互に分離可能である。特に第2リム半部は、計測スピンドルと、形状結合的に、及び/又は力結合的に、及び/又は材料による接合によって、及び/又は摩擦結合的に、接合されている。そのため、計測スピンドルのトルクを第2リム半部へ伝達可能である、又は第2リム半部のトルクを計測スピンドルへ伝達可能である。特に、両方のリム半部は、切断平面によって分離されている。切断平面が、好適には、第2回転軸に対して径方向の平面である。
更なる好適な一実施形態において、リム要素のうちの少なくとも1つのリム要素は、第2回転軸に対して軸方向に移動可能である。第1リム要素が、取付け位置において、第2リム要素から分離されている。特に、第1リム要素は第2リム要素から、及び/又は第2リム要素は第1リム要素から、好適には車両タイヤを両方のリム要素の間に配置可能であるように、軸方向に離れるよう移動可能である。特に第1リム要素は、第2リム要素に対して軸方向に移動可能である。好適には、第2リム要素は固定的に計測スピンドルと接続されている。従って、特に好適には、第2リム要素が軸方向に固定されている。特に、車両タイヤは取付け位置において、両方のリム要素の間に、第2回転軸に対して同軸に配置されている。
好適な構造的な一実施形態において、受容ユニットは、受容ユニットのリム幅を調整するリム幅調整ユニットを備える。リム幅調整ユニットは、特に、両方のリム要素の外径を縮める又は拡げる機能を有する。そのため、好適には、異なる大きさの車両タイヤを受容ユニットに受容することが可能であり、特に好適には、リム要素を交換する必要が無い。特に、リム幅調整ユニットは、液圧的及び/又は空気圧的及び/又は電気的に、駆動される。例えば、リム幅調整ユニットは、好適には電気モータである駆動モータを備える。特にリム幅調整ユニットは、第1リム要素及び/又は第2リム要素を、第2回転軸に対して径方向に調整する。特に、第1リム要素及び/又は第2リム要素の外径の調整範囲は、少なくとも13インチの、好適には17インチを超える、特に好適には21インチを超える、特には25インチを超える、リムサイズである。代替的に又は任意補完的に、第1リム要素及び/又は第2リム要素の外径の調整範囲は、40インチ未満の、好適には23インチ未満の、特に好適には19インチ未満の、とりわけ15インチ未満の、リムサイズである。
本発明の更なる好適な一実施形態において、計測アセンブリは、車輪上下方向力を検出する少なくとも1つの力検出ユニットを備える。特に、少なくとも1つの力検出ユニットが、少なくとも1つの力センサを備える。力センサが、特に好適には、車輪上下方向力を検出するよう構成されている。特に力センサは、圧電型及び/又は電磁型及び/又は抵抗型の、力変換器である。具体的には、力センサは車輪上下方向力を摩擦なく検出する。特に、力検出ユニットが信号技術的に、特に有線又は無線で、評価ユニットと接続されている、及び/又は接続可能である。力検出ユニットは、受容ユニット及び/又は荷重ユニットと接続されている。特に力検出ユニットは、計測スピンドル、及び/又は受容ユニットの更なる構成部品と、例えば第1リム要素及び/又は第2リム要素と、接続されている。代替的に又は任意補完的に、力検出ユニットは荷重ローラと接続されている。
代替的又は任意補完的な一実施形態において、計測アセンブリは、接線力を検出する少なくとも1つの力検出ユニットを備える。特に、少なくとも1つの更なる力検出ユニットは、更なる力センサを備える。特に力センサが、圧電型及び/又は電磁型及び/又は抵抗型の、力変換器である。特に、更なる力検出ユニットが信号技術的に、特に有線又は無線で、評価ユニットと接続されている、及び/又は接続可能である。特に評価ユニットは、検出された車輪上下方向力及び/接線力から、車両タイヤの転がり抵抗を決定する。更なる力検出ユニットは、受容ユニット及び/又は荷重ユニットと接続されている。代替的に、少なくとも1つの力検出ユニット及び更なる力検出ユニットは、共通の力検出ユニットを構成する。そのため、好適には、共通の力検出ユニットが、車輪上下方向力及び接線力を検出するよう構成されている。特に好適には、共通の力検出ユニットは、受容ユニット及び/又は荷重ユニットと接続されている。
代替的又は任意補完的な一実施形態において、計測アセンブリは、トルクを検出する少なくとも1つのトルク検出ユニットを備える。特に、トルク検出ユニットは少なくとも1つのトルクセンサを備える。好適にはトルクセンサは、圧電型又は電磁型又は光学型又は抵抗型のセンサである。特に、トルク検出ユニットが信号技術的に、特に有線又は無線で、評価ユニットと接続されている、及び/又は接続可能である。特に評価ユニットは、検出された車輪上下方向力及び/接線力及び/又はトルクから、車両タイヤの転がり抵抗を決定する。トルク検出ユニットは、受容ユニット及び/又は荷重ユニットと接続されている。特に、少なくとも1つの駆動ユニット、及び/又は荷重ローラ、及び/又は受容ユニットは、好適には計測スピンドルは、転がり抵抗に起因する駆動トルク又はトルクを検出するトルク検出ユニットを備える。
本発明の一発展実施形態では、計測装置は、荷重ローラ及び受容ユニットを駆動する各々の駆動ユニットを備える。特に、第1駆動ユニットはギヤによる技術的に荷重ローラと接続され、また第2駆動ユニットはギヤによる技術的に受容ユニット、好適には計測スピンドルと接続されている。特に、両方の駆動ユニットの周方向の回転運動、特に荷重ローラと車両タイヤの周方向の回転運動は、同一方向又は相互に反対方向である。
更なる好適な、構造的な一実施形態において、計測装置は少なくとも1つの調整ユニットを備える。調整ユニットが、第1回転軸に対して第2回転軸を傾斜させる。代替的に又は任意補完的に、計測装置は、少なくとも1つの更なる調整ユニットを備えることができる。更なる調整ユニットが、第2回転軸に対して第1回転軸を傾斜させる。特に調整装置は、車両タイヤの落下をシュミュレーションする機能を有する。そのため、好適には、車両タイヤを異なる負荷ポイントで試験することができる。特に、調整ユニットが更なる駆動モータである。代替的に、調整ユニット及びリム幅調整ユニットが、共通の駆動モータによって駆動される。特に調整ユニットは、計測スピンドル及び/又は受容ユニットを調整し、好適には、第2回転軸を第1回転軸に対して傾斜させる。特に第2回転軸は、第1回転軸に対して斜めに又は平行に配置可能であり、又は第2回転軸が交差する。代替的に又は任意補完的に、荷重ユニットは、好適には荷重ローラは、傾斜可能である。そのため、特に好適には、第1回転軸が第2回転軸に対して傾斜する。好適には、調整ユニット及び/又はリム幅調整ユニット及び/又は第2駆動ユニットは、共通の駆動ユニットである。
本発明の更なる一実施形態において、計測装置は取付けユニットを備える。特に取付けユニットが、両方のリム要素を、好適には第1リム要素を、受容する機能を有する。そのため、リム要素が、軸方向に移動される。さらに取付けユニットが、特に両方のリム要素を相互にロックする。そのため、好適には、計測リムが構成され、車両タイヤが、特に好適には両方のリム要素の間に受容される。取付けユニットは、例えば取り付けキャリッジを備える。取り付けキャリッジが、特に少なくとも1つのレール上で導かれる。特に取り付けユニットは、電気的及び/又は空気圧的及び/又は液圧的に、駆動される。少なくとも1つのレールは、特に好適には、第2回転軸に対して平行に配置されている。
取付けユニットは作動モジュールを備える。作動モジュールが、リムシステムをロックするよう構成されている。特に、作動モジュールは取り付けキャリッジと接続されている。特に作動モジュールは、第1ステップにおいて、第1リム要素を受容する。そのため、第1リム要素が、好適には作動モジュールと接続される。取付けの第2ステップにおいて、取付けユニットは、特に第1リム要素を、第2リム要素及び/又は車両タイヤから軸方向に持ち上げる。そのため、好適には、両方のリム要素が相互に離間されている。取付けの第3ステップにおいて、特に試験される更なる車両タイヤが、第2回転軸に対して同軸に、両方のリム要素の間に配置されている。取付けの第4ステップにおいて、取付けユニットは、特に第1リム要素を、再度第2回転軸に対して軸方向に、第2リム要素の方向に移動させる。そのため、好適には、車両タイヤの下側が第2リム要素と接触し、車両タイヤの上側が第1リム要素と接触する。特に好適には、作動モジュールは、両方のリム半部を相互にロックする。そのため、具体的には、車両タイヤが形状結合的に、及び/又は力結合的に、及び/又は摩擦結合的に、両方のリム要素と接続され、特に取付けプロセスが完了する。
本発明の更なる一実施形態において、取付けユニットは、タイヤを第1リム要素又は第2リム要素から分離させる少なくとも1つのプレスオフモジュールを備える。プレスオフモジュールが、特に取り付けキャリッジと接続されている。好適には、少なくとも1つのプレスオフモジュールが、少なくとも1つのパンチを備える。パンチが、特に好適には、車両タイヤのタイヤ側面を、第2回転軸に対して軸方向に力で付勢し、車両タイヤを、具体的には第1リム要素から分離させる。任意補完的に、取付けユニットは、少なくとも1つの更なるパンチを有する更なるプレスオフモジュールを備える。プレスオフモジュールが、特に、対向するタイヤ側面を力で付勢する。好適には、両方のプレスオフモジュールは、平行して相互に対向して配置され、特に好適には同時に及び/又は時を同じくして起動可能である。
好適な一発展実施形態では、受容ユニットは、車両タイヤを圧縮空気で充填する充填ユニットを備える。特に充填ユニットが、車両タイヤを両方のリム要素の間に受容した後、車両タイヤを圧縮空気で充填する。例えばタイヤ圧は、少なくとも1バールとし、好適には2バールを超え、特に好適には5バールを超え、とりわけ10バールを超える。代替的に又は任意補完的に、タイヤ圧は、20バール未満、好適には8バール未満、特に好適には4バール未満、とりわけ1バール未満とする。
更なる好適な一発展実施形態では、充填ユニットは、車両タイヤの試験プロセスの間に空気圧を規制する規制モジュールを備える。特に規制モジュールは、空気圧を監視する、及び/又は充填ユニットを規制するよう、構成されている。特に規制モジュールは、試験プロセスの継続する間に、一定の空気圧を設定する。そのため、好適には、圧力損失の際に空気圧を再調整することが可能である。代替的に又は任意補完的に、規制モジュールは、試験プロセスの継続する間に、可変のタイヤ圧を設定する。そのため、好適には、試験プロセスの継続する間に、異なる空気圧を設定することが可能である。
構造的な一実施形態において、荷重ユニットは荷重キャリッジを備える。荷重ローラが、荷重キャリッジにおいて回転可能に支承されている。特に、荷重キャリッジは軸を備える。荷重ローラは、好適には軸上に取付けられている。軸は、特に第1回転軸上にあり、好適には駆動ユニットと接続されている。特に荷重ローラが、固定的に軸と接続されている。軸が、駆動ユニットの軸と接続されている。荷重キャリッジは、スライド方向に移動可能である。特にスライド方向は、受容ユニットの方向及び/又は反対方向を示す。特に荷重キャリッジは、例えばレールである少なくとも1つのガイド要素上に配置されている。好適には荷重キャリッジは、厳密に2つのガイド要素上を移動可能に支承されている。両方のガイド要素は、例えば2つの平行し相互に離間するレールである。好適には荷重キャリッジは、例えばスピンドルドライブである更なる駆動ユニットを介して、スライド方向に移動可能である。スライド方向は、特に好適には、受容ユニットの方向及びその反対方向を示す。
更なる好適な一実施形態において、試験システムは、少なくとも1つの更なる車両タイヤを受容するタイヤマガジン装置を備える。タイヤマガジン装置が、更なる車両タイヤ用の保管領域を構成する。特にタイヤマガジン装置は、少なくとも1つの車両タイヤの時間的に限定した保管場所としての役割を果たす。そのため、少なくとも1つの車両タイヤを、例えば試験されている更なる車両タイヤと同時にストックし、特に好適には、試験プロセスのために前処理することができる。特にタイヤマガジン装置は、少なくとも1つの、好適には2つを超える、特に好適には4つを超える、とりわけ8つを超える、タイヤを受容するよう構成されている。しかしながら、特に好適には、タイヤマガジン装置は厳密に4つの車両タイヤを受容するよう構成されている。
更なる一実施形態において、試験システムは搬入インターフェイス及び搬出インターフェイスを備える。搬入インターフェイスが少なくとも1つの車両タイヤを搬入するよう構成され、搬出インターフェイスが少なくとも1つの車両タイヤを搬出するよう構成されている。特に搬入インターフェイス及び/又は搬出インターフェイスは、生産ライン及び/又は組立ラインの更なるシステムと接続されている。試験システムが、少なくとも1つの車両タイヤを、搬入インターフェイスと搬出インターフェイスとの間で、全自動試験及び/又は自動試験するよう構成されている。特に計測装置には、車両タイヤが自動で装填される。試験プロセスは、全自動及び/又は自動で実施される。
任意の一実施形態において、試験システムは、少なくとも1つの車両タイヤの位置を定義するプレセンタリング装置を備える。特にプレセンタリング装置が、車両タイヤを予め定義された位置及び態勢に合わせる機能を有する。そのため、好適には、車両タイヤは更なる作動ステップのために理想的な位置及び態勢にある。特に、位置決めは、全自動で及び/又は自動で及び/又は更なる車両タイヤの試験プロセスと同時に、実施される。
代替的に又は任意補完的に、試験システムは、タイヤビードを石鹸液で濡らす洗浄装置を備える。特に洗浄装置が、車両タイヤが摩擦を低減した状態で受容ユニットに取付けられ、これによって特に車両タイヤの損傷が低減されるよう、車両タイヤを前処理する機能を有する。特に、湿潤は、全自動で及び/又は自動で及び/又は更なる車両タイヤの試験プロセスと同時に及び/又は更なる車両タイヤの位置決めと同時に、実施される。
プレセンタリング装置及び/又は洗浄装置は、搬入インターフェイスと搬出インターフェイスとの間に配置されている。特にプレセンタリング装置は、洗浄装置の前に配置されている。プレセンタリング装置が、好適には、洗浄装置に従前に位置及び態勢を合わせた車両タイヤを自動的に装填する。特に好適には、計測装置は、洗浄装置の後に配置されている。洗浄装置が、好適には、計測装置に従前に処理された車両タイヤを自動的に装填する。
更なる好適な一実施形態において、試験システムは、車両タイヤを搬送する少なくとも1つのコンベヤを備える。特にコンベヤは、少なくとも1つの車両タイヤを自動的に搬送方向に運ぶ機能を有する。特にタイヤマガジン装置は、少なくとも1つの、好適には少なくとも2つの、コンベヤを備える。及び/又はプレセンタリング装置は少なくとも1つのコンベヤを備える。及び/又は洗浄装置は少なくとも1つのコンベヤを備える。及び/又は計測装置は少なくとも1つのコンベヤを備える。特に各コンベヤは、相互に接続されている及び/又は接続可能である。特に好適には、タイヤマガジン装置及び/又はプレセンタリング装置及び/又は洗浄装置及び/又は計測装置のコンベヤは、共通のコンベヤとして構成されている。特に好適には、コンベヤが垂直方向に調整可能であるため、コンベヤにおいて、とりわけ高さが調整される。特にコンベヤは、少なくとも1つのコンベヤベルト、好適には2つの平行し相互に離間するコンベヤベルトを備える。特に、計測装置のコンベヤは、垂直方向に調整可能であるため、好適には、車両タイヤを第2回転軸に対して軸方向に位置決め可能である。特に好適には、車両タイヤを、コンベヤを用いて、第1リム要素及び/又は第2リム要素上に載せることが可能及び/又は持ち上げることが可能である。
搬入インターフェイス及び搬出インターフェイスは、コンベヤを介して相互に接続されている。特に、少なくとも1つの車両タイヤは、全自動で及び/又は自動で、搬送方向に搬送される。特に搬送は、搬入インターフェイスから、タイヤマガジン装置を介して、及び/又はプレセンタリング装置を介して、及び/又は洗浄装置を介して、及び/又は計測装置を介して、搬出インターフェイスへと実施される。好適には、順番は搬送方向に対応する。例えば、更なるコンベヤは搬入インターフェイスと接続され、第2の更なるコンベヤは搬出インターフェイスと接続されている。そのため特に、車両タイヤを、更なるプロセス及び/又は更なるシステムへ全自動で供給することができる。代替的に、搬入インターフェイス及び搬出インターフェイスは、更なるコンベヤと接続されている。そのため、車両タイヤの閉じた循環を実現することができる。
更なるスタート位置において、搬入インターフェイスがタイヤマガジン装置によって構成されている、及び/又は搬出インターフェイスが計測装置又はコンベヤによって構成されている。特に、タイヤマガジン装置の少なくとも1つのコンベヤが、搬入インターフェイスを構成する。特に、計測装置のコンベヤが、搬出インターフェイスを構成する。代替的に、計測装置と接続されたコンベヤが、搬出インターフェイスを構成する。
本発明の更なる好適な一実施形態において、試験システムは試験室を備える。特に、試験プロセス又は車両タイヤの転がり抵抗計測の終了後、試験されたタイヤが試験室から搬出インターフェイスを介して搬出され、同時に又は時間をずらして、新たなタイヤが搬入インターフェイスを介して搬入される。特に試験室は、試験セル、又は試験キャビン、又は、例えば工業ホールである建屋スペースである。特に試験室は、搬入インターフェイス及び/又は搬出インターフェイスを備える。特に試験室は、少なくとも1つの、好適には3つを超える、特に好適には6つを超える、とりわけ厳密に7つの、車両タイヤを受容するよう構成されている。
さらに、試験システムは温度調整ユニットを備える。特に温度調整ユニットは、温度コントローラを備える。好適には温度コントローラが、決定された温度値に基づいて設定された温度を、自動的に制御する。
タイヤマガジン装置及び/又はプレセンタリング装置及び/又は洗浄装置及び/又は計測装置は、試験室に配置されている。特に、タイヤマガジン装置及び/又はプレセンタリング装置及び/又は洗浄装置及び/又は計測装置が、試験スタンドを構成する。好適には搬入インターフェイス及び搬出インターフェイス、特に好適にはタイヤマガジン装置及び/又はプレセンタリング装置及び/又は洗浄装置及び/又は計測装置は、少なくとも1つのコンベヤを介して相互に接続されている。特に、試験スタンドはタイヤコンディショニングラインを構成する。試験スタンドが、好適には試験室に配置されている。特に試験室は、現在試験されている車両タイヤに加えて、6つの更なるタイヤのためのスペースを提供する。そのため好適にも、試験サイクル時間が2分の1時間の場合、ISO28580に従い、確実に、各タイヤは転がり抵抗計測の前に3時間熱処理された。
試験室の温度は、温度調整ユニットを用いて調整可能である。特に、試験室が熱的に密閉されているため、好適にも試験室内が一定の温度である。特に温度は、少なくとも15℃とし、好適には20℃を超え、特に好適には35℃を超え、とりわけ45℃を超える。代替的に又は任意補完的に、温度は、60℃未満、好適には40℃未満、特に好適には30℃未満、とりわけ25℃未満とする。しかしながら、特に好適には、温度はISO28580の要件に従うものとする。
本発明の更なる特徴、利点および効果は、図面を参照する実施形態に関する以下の記載により明らかとなる。
本発明の実施形態としての試験スタンドの斜視図である。 試験スタンドのタイヤマガジン装置の図1と同様の図である。 試験スタンドのプレセンタリング装置及び洗浄装置、並びに試験スタンドの計測装置の取付けユニットの図1と同様の図である。 試験スタンドの計測装置の受容ユニット及び荷重ユニットの斜視図である。 タイヤマガジン装置、プレセンタリング装置、洗浄装置、及び計測装置を備える試験スタンドの平面図である。 試験室及び操作装置を備える完全な試験システムの斜視図である。 試験室の長手方向断面の斜視図である。
図において、互いに対応する部分又は同一の部分については、同一の符号を付している。
図1は、試験スタンド1の斜視図を示す。試験スタンド1は、タイヤマガジン装置2、プレセンタリング装置4、洗浄装置5、及び計測装置6からなる。タイヤマガジン装置2は、第1コンベヤ3a及び第2コンベヤ3bを備える。タイヤマガジン装置2は、例えば4つの車両タイヤを受容するよう構成されている。2つの車両タイヤが第1コンベヤ3a上に、また2つの車両タイヤが第2コンベヤ3b上に、配置されている又は配置可能である。従って、タイヤマガジン装置2が、試験される車両タイヤのための一種の保管場所としての役割を果たす。
プレセンタリング装置4は、タイヤマガジン装置2に続く。プレセンタリング装置4が、第3コンベヤ3cを備える。プレセンタリング装置4は、好適には第5車両タイヤである更なる車両タイヤを受容するよう構成されている。例えば、第1コンベヤ3a及び第2コンベヤ3bは、車両タイヤのうちの1つを、プレセンタリング装置4の方向に搬送する。第3コンベヤ3cは車両タイヤを受容する。車両タイヤは、プレセンタリング装置4において、定義された位置及び態勢に合わせられる。
洗浄装置5は、プレセンタリング装置4に続く。洗浄装置5及び計測装置6は、第4コンベヤ3dを備える。第4コンベヤ3dが、共通のコンベヤを構成する。洗浄装置5は、好適には第6車両タイヤである更なる車両タイヤを受容するよう構成されている。第3コンベヤ3cは、車両タイヤのうちの1つを、洗浄装置5の方向に搬送する。第4コンベヤ3dは、車両タイヤをプレセンタリング装置4から引き取る。洗浄装置5において、車両タイヤにおける、例えばタイヤビード又はタイヤ内側を、石鹸液で湿らす。
計測装置6は、洗浄装置5に続く。計測装置6は、好適には第7車両タイヤである更なる車両タイヤを受容するよう構成されている。第4コンベヤ3dは、車両タイヤのうちの1つを、計測装置6の方向に搬送する。計測装置6は、荷重ユニット7、受容ユニット12、及び取付けユニット11を備える。
荷重ユニット7は荷重ローラ8を備える。荷重ローラ8が、荷重キャリッジ9において回転可能に支承されている。さらに、計測装置6が第1駆動ユニット10aを備える。第1駆動ユニット10aは、例えば電気モータである。第1駆動ユニット10aが、ギヤによる技術的に荷重ローラ8と接続されている。第1駆動ユニット10aは、例えば、トルクを荷重ローラ8に伝達することにより、荷重ローラ8を回転運動させる。荷重ローラ8は、第1回転軸R1を画定する。例えば、第1駆動ユニット10aの軸は、第1回転軸R1上で荷重ローラ8に対して同軸に配置され、荷重ローラ8と回転不能に接続されている。特に、荷重ローラ8を、第1駆動ユニット10aを介して第1回転軸R1に対して周方向に回転運動させる。
受容ユニット12は、第2回転軸R2を画定する。取付けユニット11は、第2回転軸R2に対して同軸に配置されている。受容ユニット12は、車両タイヤを全自動で受容する。取付けユニット11は、回転軸R2に対して軸方向に移動可能である。取付けユニット11は、車両タイヤを受容し、また再度放すように、受容ユニット12をロック又はアンロックする。
図2は、タイヤマガジン装置2を斜視図で示す。タイヤマガジン装置2は、第1コンベヤ3a及び第2コンベヤ3bを備える。第1コンベヤ3a及び第2コンベヤ3bは、各2つの、平行して相互に離間する例えばベルトコンベヤであるコンベヤベルト14によって構成される。コンベヤベルト14は、例えば搬送対象物をより良好に接着させるため、コンベヤベルト14の外側に、例えばブリッジ状の突起である輪郭を備える。図2においては、第1コンベヤ3aは、第1タイヤ13a及び第2タイヤ13bを有する。また第2コンベヤは、第3タイヤ13c及び第4タイヤ13dを有する。タイヤ13a、13b、13c、13dは、概略的に示されている。
さらに、タイヤマガジン装置2は調整ユニット15を備える。第1コンベヤ3a及び第2コンベヤ3bは、例えば形状結合的に、及び/又は材料による接合によって、及び/又は力結合的に、調整ユニット15と接続されている。調整ユニット15は、板によって構成されている。両方のコンベヤ3a、3bは、平行して相互に離間して、板に取付けられている。調整ユニット15は、2つの相互に離間するレールモジュール16を介して、垂直方向に調整可能である。図1に示すように、プレセンタリング装置4がタイヤマガジン装置2に続く。第1コンベヤ3a又は第2コンベヤ3bのいずれかが、プレセンタリング装置4に装填することができる。必要に応じて両方のコンベヤ3a、3bが、調整ユニット15を用いて垂直方向に調整される。そのため、それに対応してプレセンタリング装置4が装填される。
図3は、プレセンタリング装置4、洗浄装置5、及び取付けユニット11を、斜視図で示す。既に図2に関して述べたように、第3コンベヤ3c及び第4コンベヤ3dは、同様に各々が2つのコンベヤベルト14によって構成される。プレセンタリング装置4は、第5タイヤ13eを有する。第5タイヤ13eは、部分的にのみ、概略的に示されている。第5タイヤ13eは、洗浄装置5による更なる処理のために、プレセンタリング装置4において位置合わせされる。第4コンベヤ3dは、例えば更なる調整ユニットによって垂直方向に調整可能である。そのため、第4コンベヤ3dを、プレセンタリング装置4又は第3コンベヤ3cと同じ高さに調整可能である。
洗浄装置5は、第6タイヤ13fを有する。第6タイヤ13fは、洗浄装置5によって計測装置6のために前処理される。そのために例えば、続く試験プロセスにおいて、受容ユニット12へのタイヤの取付けが容易となる。従って、タイヤの材料応力が低減される。第4コンベヤ3dは、第7タイヤ13gを有する。第7タイヤ13gは、図1に示すように、受容ユニット12によって全自動で受容される。続いて、転がり抵抗計測を実施する。取付けユニット11は、取付けキャリッジ17上に配置されている。取付けキャリッジ17は、更なるレールモジュールを用いて、垂直方向に調整可能である。そのため、図1に示すように、取付けユニット11を第2回転軸R2に対して軸方向に随意に位置決め可能である。さらに、取付けユニット11は、作動モジュール18及びプレスオフモジュール19を備える。作動モジュール18は、例えば、第7タイヤ13gが受容ユニット12に受容されると即座に、受容ユニット12をロックする。例えばプレスオフモジュール19は、例えば車両タイヤを、例えばタイヤ側面で、第2回転軸R2に対して軸方向に力で付勢する一種のパンチとして構成されている。例えば取付けキャリッジ17が、第1リム要素20aを軸方向に第2リム半部から離れるよう移動させる間に、同時に車両タイヤを押圧して離れさせる。
図4は、受容ユニット12及び計測装置6の荷重ユニット7を斜視図で示す。受容ユニット12は、第1リム要素20a及び第2リム要素20b、又は2つのリム半部を備える。両方のリム要素20a、20bは、分割されたリムロックシステムを構成する。両方のリム要素20a、20bは、第2回転軸R2に対して相互に同軸に支承されている。両方のリム要素20a、20bが、相互に分離可能である。そのため、車両タイヤを両方の要素20a、20bの間に配置可能である。
そのために、図3の作動モジュール18が、第1リム要素20aを受容する。取付けキャリッジ17は、第1リム要素20aを軸方向に第2リム要素20bから離れるように移動させる。そのため、両リム要素20a、20bは、相互に離間されている。図3を参照すると分かるように、続いて、車両タイヤは第4コンベヤ3dを用いて第2回転軸R2の方向に搬送される。そのため、車両タイヤが第2回転軸R2に対して同軸に配置される。続いて、第4コンベヤ3dが垂直方向に調整される。そのため、車両タイヤの下側が、第2リム要素20b上に載る。取付けキャリッジ17は、作動モジュール18を、第1リム要素20aと共に車両タイヤの方向に移動させる。そのため、第1リム要素20aが、車両タイヤの上側に載る。作動モジュール18は、両方のリム要素20a、20bを相互にロックする。そのため車両タイヤが、回転不能な状態で両方の要素20a、20bの間に配置される。
例えば受容ユニット12は、車両タイヤを圧縮空気で充填し、所定のタイヤ圧を調整可能であるよう構成されている。車両タイヤの試験プロセスの終了後、両方のリム要素20a、20bが、再度相互に分離される。プレスオフモジュール19は同時に、車両タイヤを力で付勢する。
受容ユニット12は、計測スピンドル21を備える。両方のリム要素20a、20bは、計測スピンドル21上に配置されている。例えば、下部のリム要素20bは、固定的に計測スピンドル21と接続されている。計測装置6は、第2駆動ユニット10b及び少なくとも1つの調整ユニット23を備える。例えば、第2駆動ユニット10b及び調整ユニット23は、例えば電気モータである共通の駆動ユニットを構成する。代替的には、調整ユニット23が、第2駆動ユニット10bとは別個に配置されている。第2駆動ユニット10bは、ギヤによる技術的に計測スピンドル21と接続されている。第2駆動ユニット10bは、トルクを受容ユニット12に伝達することにより、例えば、車両タイヤを第2回転軸R2に対して周方向に回転運動させる。例えば車両タイヤは、荷重ローラ8と反対又は同一の回転方向に回転される。
調整ユニット23は、計測スピンドル21と接続されている。例えば、調整ユニット23及び/又は第2駆動ユニット10bは、受容ユニット12を傾斜させるため、及び/又は受容ユニット12のリム幅を調整するため、及び/又は受容ユニット12を第2回転軸R2に対して周方向に回転運動させるために、構成されている。
代替的に、計測装置6は、少なくとも1つの更なる調整ユニット、特に厳密には3つの調整ユニットを備える。受容ユニット12が傾斜すると、調整ユニット23は、受容ユニット12を車両タイヤと共に傾斜させ、特に好適には第2回転軸R2を第1回転軸R1に対して傾斜させる。そのため、車両タイヤの落下がシュミュレーションされる。リム幅を調整する際に、調整ユニット23は、両方のリム要素20a、20bの外径を、第2回転軸R2に対して径方向に調整する。これによって、異なる大きさの車両タイヤを受容ユニット12に受容することが可能であり、リム要素20a、20bを交換する必要が無い。
計測装置6は、少なくとも1つの、第1力検出ユニット22a及び第2力検出ユニット22bを備える。第1力検出ユニット22aは、計測スピンドル21と接続されている。また第2力検出ユニット22bは、調整ユニット23と接続されている。例えば、両方の力検出ユニット20a、20bは力センサを備える。両方の力検出ユニット20a、20bが、車輪上下方向力を検出するよう構成されている。荷重ユニット7の取付けキャリッジ9は、例えば2つの相互に平行に配置されたレールである、少なくとも1つのガイドモジュール24上に支承されている。そのため、荷重ユニット7又は荷重ローラ8は、受容ユニット12の方向に移動可能である。
図5は、タイヤマガジン装置2、プレセンタリング装置4、洗浄装置5、及び計測装置6を備える試験スタンド1を、平面図で示す。図5において、車両タイヤ13が種々の位置で概略的に示される。特に、試験スタンド1が搬送方向Fを画定する。搬送方向Fは、タイヤマガジン装置2から計測装置6の方向に走る。
第1位置において、車両タイヤ13は、タイヤマガジン装置2から第1コンベヤ3a又は第2コンベヤ3bを用いて取り上げられ、プレセンタリング装置4の方向に搬送される。例えば、車両タイヤ13は、次の位置への変更が行なわれるまで、各位置に0.5時間留まる。特に好適には、車両タイヤ13が、タイヤマガジン装置2内部で合計3回位置を変更する。そのため、車両タイヤ13のタイヤマガジン装置2での滞留時間は、2時間となる。
続いて、車両タイヤ13がプレセンタリング装置4へと移される。車両タイヤ13は、第3コンベヤ3cによって引き取られ、定義された位置及び態勢とされる。車両タイヤ13は、合計0.5時間、プレセンタリング装置4に留まる。車両タイヤ13は、第3コンベヤ3cを介して洗浄装置5の方向に搬送され、第4コンベヤ3dに引き取られる。
洗浄装置5において、タイヤを、例えばタイヤビードを、石鹸液で濡らす。タイヤは、合計0.5時間、洗浄装置5に留まる。車両タイヤ13は、続いて、第4コンベヤ3dを介して計測装置6の方向に移される。車両タイヤ13が、図1に示すように、受容ユニット12に受容される。
荷重ユニット7は、スライド方向Sに、例えば液圧的及び/又は電気的及び/又は空気圧的に、移動される。この場合、スライド方向Sへのスライドは、車両タイヤ13又は受容ユニット12の方向又はその反対方向に、ガイドモジュール16を介して実施される。この場合、荷重ローラ8がタイヤに接触する及び/又は定義された車輪上下方向力に達するまで、荷重ユニット7が車両タイヤ13の方向に移動される。図4に示すように、車輪上下方向力は、特に好適には両方の力検出ユニット22a、22bを介して検出される。特に、車両タイヤ13の位置の変更後、その都度、新たなタイヤが続いて搬送される。そのため、例えば各位置には、常にタイヤが備えられている。転がり抵抗計測の終了後、車両タイヤ13は更に搬送方向Fに搬出される。また、新たなタイヤが、タイヤマガジン装置2を介して搬入される。
図6は、例えば試験スタンド1を受け入れる試験セルである試験室26を備える、試験システム25全体を、斜視図で示す。試験システム25は操作装置27を備える。操作装置27が、試験室26の外側に配置されている。例えば、試験システム25全体を、操作装置27を介して制御可能及び/又は監視可能である。特に好適には、操作装置27が、試験室26内部の試験室温度を制御するよう構成されている。例えば、少なくとも1つの温度センサを、試験室温度を検出させるために、試験室25に配置する。所望の試験室温度を、例えば25℃に操作装置27を介して調整可能である。
図7は、試験スタンド1を備える試験室26を、長手方向断面図で示す。試験室26は、搬入インターフェイス28a及び搬出インターフェイス28bを備える。搬入インターフェイス28a及び搬出インターフェイス28bが、例えば各々、試験室26の外壁の開口部として構成されている。搬入インターフェイス28aは、タイヤマガジン装置2によって構成される。例えば、組立ライン及び/又は生産ラインの更なるシステムは、更なる搬出インターフェイスを備える。更なる搬出インターフェイスが、搬入インターフェイス28aと接続されている。搬出インターフェイス28bは、計測装置6によって、特に第3コンベヤ3dによって、構成されている。組立ライン及び/又は生産ラインの更なるシステムは、更なる搬入インターフェイスを備える。更なる搬入インターフェイスが、搬出インターフェイス28bと接続されている。搬入インターフェイス28aは、タイヤマガジン装置2、プレセンタリング装置4、洗浄装置5、及び計測装置6を介して、特にそれらのコンベヤを介して、相互に接続されている。試験システム25は、少なくとも1つの車両タイヤ13を、搬入インターフェイス28aと搬出インターフェイス28bとの間で、全自動試験及び/又は自動試験するよう構成されている。
1 試験スタンド
2 タイヤマガジン装置
3a 第1コンベヤ
3b 第2コンベヤ
3c 第3コンベヤ
3d 第4コンベヤ
4 プレセンタリング装置
5 洗浄装置
6 計測装置
7 荷重ユニット
8 荷重ローラ
9 荷重キャリッジ
10a 第1駆動ユニット
10b 第2駆動ユニット
11 取付けユニット
12 受容ユニット
13 車両タイヤ
13a 第1タイヤ
13b 第2タイヤ
13c 第3タイヤ
13d 第4タイヤ
13e 第5タイヤ
13f 第6タイヤ
13g 第7タイヤ
14 コンベヤベルト
15 調整ユニット
16 レールモジュール
17 取付けキャリッジ
18 作動モジュール
19 プレスオフモジュール
20a 第1リム要素
20b 第2リム要素
21 計測スピンドル
22a 第1力検出ユニット
22b 第2力検出ユニット
23 調整ユニット
24 ガイドモジュール
25 試験システム
26 試験室
27 操作装置
28a 搬入インターフェイス
28b 搬出インターフェイス
R1 第1回転軸
R2 第2回転軸
F 搬送方向
S スライド方向

Claims (21)

  1. 少なくとも1つの車両タイヤ(13)の転がり抵抗を試験する試験システム(25)であって、前記試験システム(25)が計測装置(6)を備え、
    前記計測装置(6)が荷重ユニット(7)を備え、前記荷重ユニット(7)が、前記車両タイヤ(13)に試験荷重を加える荷重ローラ(8)を備え、前記荷重ローラ(8)が第1回転軸(R1)を画定し、
    前記計測装置(6)が、前記車両タイヤ(13)を受容する受容ユニット(12)を備え、前記受容ユニット(12)及び前記荷重ユニット(7)が互いに相対的に移動可能であり、前記受容ユニット(12)が第2回転軸(R2)を画定し、
    前記計測装置(6)が、少なくとも1つの駆動ユニット(10a、10b)を備え、前記少なくとも1つの前記駆動ユニット(10a、10b)が、前記荷重ローラ(8)及び/又は前記受容ユニット(12)を回転運動させ、
    前記計測装置(6)が、転がり抵抗を計測する少なくとも1つの計測アセンブリを備える試験システム(25)において、
    前記受容ユニット(12)が、少なくとも、1つの第1リム要素(20a)及び1つの第2リム要素(20b)を備え、前記第1リム要素(20a)及び前記第2リム要素(20b)が、前記車両タイヤ(13)を受容する分割されたリムロックユニットを構成することを特徴とする試験システム(25)。
  2. 請求項1に記載の試験システム(25)であって、前記第1リム要素(20a)が第1リム半部を備え、また前記第2リム半部(20b)が第2リム半部を備え、両方の前記リム半部は、共に、リムロックユニットとしての計測リムを構成することを特徴とする試験システム(25)。
  3. 請求項1又は2に記載の試験システム(25)であって、リム要素(20a、20b)のうちの少なくとも1つのリム要素は、前記第2回転軸(R2)に対して軸方向に移動可能であり、前記第1リム要素(20a)が、取付け位置において、前記第2リム要素(20b)から分離されていることを特徴とする試験システム(25)。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記受容ユニット(12)が、前記受容ユニット(12)のリム幅を調整するリム幅調整ユニットを備えることを特徴とする試験システム(25)。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記計測アセンブリが、車輪上下方向力を検出する少なくとも1つの力検出ユニット(22a、22b)を備え、前記力検出ユニット(22a、22b)が、前記受容ユニット(12)及び/又は前記荷重ユニット(7)と接続されていることを特徴とする試験システム(25)。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記計測アセンブリが、接線力を検出する少なくとも1つの更なる力検出ユニットを備え、前記更なる力検出ユニットが、前記受容ユニット(12)及び/又は前記荷重ユニット(7)と接続されていることを特徴とする試験システム(25)。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記計測アセンブリが、トルクを検出する少なくとも1つのトルク検出ユニットを備え、前記トルク検出ユニットが、前記受容ユニット(12)及び/又は前記荷重ユニット(7)と接続されていることを特徴とする試験システム(25)。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記計測装置(6)が、前記荷重ローラ(8)及び/又は前記受容ユニット(12)を駆動する各々の駆動ユニット(10a、10b)を備えることを特徴とする試験システム(25)。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記計測装置(6)が、前記第1回転軸(R1)に対して前記第2回転軸(R2)を傾斜させる少なくとも1つの調整ユニット(23)を備え、及び/又は前記第2回転軸(R2)に対して前記第1回転軸(R1)を傾斜させる少なくとも1つの調整ユニットを備えることを特徴とする試験システム(25)。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記計測装置(6)が少なくとも1つの取付けユニット(11)を備え、前記取付けユニット(11)が、前記リムロックユニットをロックする少なくとも1つの作動モジュール(18)を備えることを特徴とする試験システム(25)。
  11. 請求項10に記載の試験システム(25)であって、前記取付けユニット(11)が、前記車両タイヤ(13)を前記第1リム要素(20a)又は前記第2リム要素(20b)から分離させる少なくとも1つのプレスオフモジュール(19)を備えることを特徴とする試験システム(25)。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記受容ユニット(12)が、前記車両タイヤを圧縮空気で充填する充填ユニットを備えることを特徴とする試験システム(25)。
  13. 請求項12に記載の試験システム(25)であって、前記充填ユニットが、前記車両タイヤの試験プロセスの間に空気圧を規制する規制モジュールを備えることを特徴とする試験システム(25)。
  14. 請求項1〜13の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記荷重ユニット(7)が荷重キャリッジ(9)を備え、前記荷重ローラ(8)が、前記荷重キャリッジ(9)において回転可能に支承され、前記荷重キャリッジ(9)が前記受容ユニット(12)の方向に移動可能であることを特徴とする試験システム(25)。
  15. 請求項1〜14の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記試験システム(25)が、少なくとも1つの更なる車両タイヤを受容するタイヤマガジン装置(2)を備え、前記タイヤマガジン装置(2)が、更なる車両タイヤ用の保管領域を構成することを特徴とする試験システム(25)。
  16. 請求項1〜15の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記試験システム(25)が、搬入インターフェイス(28a)及び搬出インターフェイスを(28b)備え、前記搬入インターフェイス(28a)が少なくとも1つの車両タイヤ(13)を搬入するよう構成され、前記搬出インターフェイス(28b)が前記少なくとも1つの前記車両タイヤ(13)を搬出するよう構成され、前記試験システム(25)が、前記少なくとも1つの車両タイヤ(13)を、前記搬入インターフェイス(28a)と前記搬出インターフェイス(28b)との間で、全自動試験及び/又は自動試験するよう構成されていることを特徴とする試験システム(25)。
  17. 請求項16に記載の試験システム(25)であって、前記試験システム(25)が、前記少なくとも1つの車両タイヤ(13)の位置を定義するプレセンタリング装置(4)及び/又はタイヤビードを石鹸液で濡らす洗浄装置(5)を備え、前記プレセンタリング装置(4)及び/又は前記洗浄装置(5)が、前記搬入インターフェイス(28a)と前記搬出インターフェイス(28b)との間に配置されていることを特徴とする試験システム(25)。
  18. 請求項16又は17に記載の試験システム(25)であって、前記車両タイヤ(13)を搬送する少なくとも1つのコンベヤを備え、前記搬入インターフェイス(28a)及び前記搬出インターフェイス(28b)が、前記コンベヤを介して相互に接続されていることを特徴とする試験システム(25)。
  19. 請求項16〜18の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、前記搬入インターフェイス(28a)が前記タイヤマガジン装置(2)によって構成されている、及び/又は前記搬出インターフェイス(28b)が前記計測装置(6)及び/又は前記コンベヤによって構成されていることを特徴とする試験システム(25)。
  20. 請求項1〜19の何れか一項に記載の試験システム(25)であって、試験室(26)及び温度調整ユニットを備え、前記タイヤマガジン装置(2)及び/又は前記プレセンタリング装置(4)及び/又は前記洗浄装置(5)及び/又は前記計測装置(6)が、前記試験室(26)に配置されており、前記試験室(26)の温度は、前記温度調整ユニットを用いて調整可能であることを特徴とする試験システム(25)。
  21. 請求項1〜15の何れか一項に記載の試験システム(25)を使用して、前記少なくとも1つの車両タイヤ(13)の転がり抵抗を試験する方法であって、
    前記車両タイヤ(13)を、前記分割されたリムロックユニットを用いて自動的に受容することを特徴とする方法。
JP2018562511A 2016-05-30 2017-04-27 少なくとも1つの車両タイヤの転がり抵抗を試験する試験システム及び車両タイヤの転がり抵抗を試験する方法 Pending JP2019519771A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102016209325.8 2016-05-30
DE102016209325.8A DE102016209325A1 (de) 2016-05-30 2016-05-30 Prüfsystem zur Prüfung des Rollwiderstands mindestens eines Fahrzeugreifens sowie ein Verfahren zur Prüfung des Rollwiderstandes des Fahrzeugreifens
PCT/EP2017/060001 WO2017207180A1 (de) 2016-05-30 2017-04-27 Prüfsystem zur prüfung des rollwiderstands mindestens eines fahrzeugreifens sowie ein verfahren zur prüfung des rollwiderstandes des fahrzeugreifens

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019519771A true JP2019519771A (ja) 2019-07-11

Family

ID=58640879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018562511A Pending JP2019519771A (ja) 2016-05-30 2017-04-27 少なくとも1つの車両タイヤの転がり抵抗を試験する試験システム及び車両タイヤの転がり抵抗を試験する方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11035757B2 (ja)
EP (1) EP3465133A1 (ja)
JP (1) JP2019519771A (ja)
DE (1) DE102016209325A1 (ja)
WO (1) WO2017207180A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112485026A (zh) * 2021-01-18 2021-03-12 上海褚序汽车用品有限公司 一种用于汽车轮胎安全检测的安检装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016202334A1 (de) * 2016-02-16 2017-08-17 Zf Friedrichshafen Ag Unterbaugruppe für eine Antriebseinheit, Antriebseinheit, Antriebsstrangprüfstand und Baukastensystem
TWI628424B (zh) * 2017-11-08 2018-07-01 曄中科技有限公司 Tire rolling resistance tester
WO2019111184A1 (en) * 2017-12-05 2019-06-13 Ali Samadi Rubber footprint and rolling resistance measurement
CN110132585B (zh) * 2019-06-20 2021-07-02 山东理工大学 一种基于虚拟仪器和动静态垂向加载装置的电动轮综合试验台
DE102019216750A1 (de) * 2019-10-30 2021-05-06 Zf Friedrichshafen Ag Prüfstand
CN112985849B (zh) * 2021-04-01 2024-05-14 中信戴卡股份有限公司 一种用于汽车底盘模拟路试的疲劳试验设备

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51150186U (ja) * 1975-05-26 1976-12-01
US5291776A (en) * 1992-04-13 1994-03-08 Akron Special Machinery Tire inflation regulator for tire uniformity machine
JPH0684344U (ja) * 1993-05-19 1994-12-02 株式会社ブリヂストン 多段リム
JPH1114490A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Bridgestone Corp タイヤユニフォミティ測定修正装置
JP2008507695A (ja) * 2004-07-22 2008-03-13 アクロン・スペシャル・マシナリー・インコーポレイテッド 横方向負荷タイヤ試験システム
JP2009143029A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Kobe Steel Ltd ポストキュアインフレータおよびそのリム交換方法並びにリム
WO2009116513A1 (ja) * 2008-03-18 2009-09-24 株式会社神戸製鋼所 タイヤ試験機及びタイヤ試験方法
JP2010042645A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Bridgestone Corp 塗布装置及び塗布方法
JP2011257172A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Ono Sokki Co Ltd タイヤ試験装置
JP2015197368A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 株式会社神戸製鋼所 タイヤ試験機

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960000995B1 (ko) 1987-06-12 1996-01-15 이글 피쳐 인더스트리즈 인코포레이티드 물체 균일 측정 장치 및 방법
DE3905475C2 (de) * 1989-02-22 1994-09-08 Hofmann Gmbh & Co Kg Maschinen Verfahren zum Prüfen von Luftreifen
US5323646A (en) * 1992-08-27 1994-06-28 Akron Special Machinery, Inc. Frictionless carriage for tire uniformity machine loadwheel carriage
US6016695A (en) 1997-01-24 2000-01-25 Illinois Tool Works Inc. Tire uniformity testing system
US6658936B2 (en) 2001-03-08 2003-12-09 Kokusai Keisokuki Kabushiki Kaisha Apparatus and method for measuring uniformity and/or dynamic balance of tire
JP2005501245A (ja) * 2001-08-21 2005-01-13 ソシエテ ドゥ テクノロジー ミシュラン タイヤを検査する機械および方法
JP4351566B2 (ja) * 2004-03-26 2009-10-28 住友ゴム工業株式会社 空気入りラジアルタイヤ
JP5001345B2 (ja) * 2009-12-16 2012-08-15 株式会社小野測器 タイヤ試験装置
US9032789B2 (en) * 2013-04-19 2015-05-19 Snap-On Equipment Srl A Unico Socio Automotive shop service apparatus having a means for determining the rolling resistance coefficient of a tyre
EP2793013B1 (en) 2013-04-19 2016-02-10 Snap-on Equipment Srl a unico socio Automotive shop service apparatus having means for determining the rolling resistance coefficient of a tyre
JP6018540B2 (ja) * 2013-05-08 2016-11-02 株式会社神戸製鋼所 タイヤ試験機用コンベア
JP6657520B2 (ja) * 2016-02-03 2020-03-04 株式会社神戸製鋼所 タイヤ試験装置のタイヤ空気充填機構及びタイヤ空気充填方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51150186U (ja) * 1975-05-26 1976-12-01
US5291776A (en) * 1992-04-13 1994-03-08 Akron Special Machinery Tire inflation regulator for tire uniformity machine
JPH0684344U (ja) * 1993-05-19 1994-12-02 株式会社ブリヂストン 多段リム
JPH1114490A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Bridgestone Corp タイヤユニフォミティ測定修正装置
JP2008507695A (ja) * 2004-07-22 2008-03-13 アクロン・スペシャル・マシナリー・インコーポレイテッド 横方向負荷タイヤ試験システム
JP2009143029A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Kobe Steel Ltd ポストキュアインフレータおよびそのリム交換方法並びにリム
WO2009116513A1 (ja) * 2008-03-18 2009-09-24 株式会社神戸製鋼所 タイヤ試験機及びタイヤ試験方法
JP2010042645A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Bridgestone Corp 塗布装置及び塗布方法
JP2011257172A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Ono Sokki Co Ltd タイヤ試験装置
JP2015197368A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 株式会社神戸製鋼所 タイヤ試験機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112485026A (zh) * 2021-01-18 2021-03-12 上海褚序汽车用品有限公司 一种用于汽车轮胎安全检测的安检装置
CN112485026B (zh) * 2021-01-18 2022-02-18 上海褚序汽车用品有限公司 一种用于汽车轮胎安全检测的安检装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20190204185A1 (en) 2019-07-04
WO2017207180A1 (de) 2017-12-07
DE102016209325A1 (de) 2017-11-30
EP3465133A1 (de) 2019-04-10
US11035757B2 (en) 2021-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019519771A (ja) 少なくとも1つの車両タイヤの転がり抵抗を試験する試験システム及び車両タイヤの転がり抵抗を試験する方法
US9429498B2 (en) Tire testing machine
EP0954747B1 (en) Inlet conveyor for tire testing systems
US6513372B2 (en) High speed uniformity measurement device
EP1464942B1 (en) Apparatus and method for measuring tire balance on a force variation machine
EP2361791B1 (en) Tyre changer and a method of measuring force variations acting between a peripheral surface of a wheel/tyre assembly and a roller
US6581448B2 (en) Snug fitting apparatus for tire assembly and manufacturing method of tire assembly
KR101478433B1 (ko) 상용차용 휠 허브의 탭 검사장치
KR101549682B1 (ko) 타이어 균일성 측정장치
US20150362406A1 (en) Tire transport method, tire transport and fastening apparatus, and tire inspection system
EP2816338B1 (en) Tire testing method and tire testing machine
JP6865278B2 (ja) タイヤ搬送装置、これを備えるタイヤ試験システム、及びタイヤ搬送方法
KR20160128398A (ko) 타이어 유지장치, 및 타이어 시험 시스템
CN113124776A (zh) 一种基于车辆半轴表面自动检测机器人的检测方法
WO2012088226A1 (en) Tire handling apparatus and method
US11193857B2 (en) Tire tester machine having a lubricator in a conveying direction
KR20200057375A (ko) 휠 장착 장치 및 이의 작동방법
CN210306596U (zh) 一种悬架缓冲胶块装配工装
CN219052142U (zh) 一种轮毂轮辋端面和中毂平面度高度差自动检测装置
CN117506421A (zh) 一种汽车隔振块自动压装及检测装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220317

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220317

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220420

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220426

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220902

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220906

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220913

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20230307

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20230404

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20230404