JP2019512051A - Al鋳造合金 - Google Patents
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Abstract
本発明はAl鋳造合金に関する。
Description
本発明はアルミニウム鋳造合金に関する。
独国特許出願公開第102008055928A1号明細書、独国特許出願公開第102012108590A号明細書、独国特許出願公開第102013108127A1号明細書、及び独国特許出願公開第102014101317A1号明細書では、種々の低SiのAl鋳造合金を開示している。
この先行技術から進んで、本発明の目的は、その機械的特性に関して特に更に発展した、向上した低SiのAl鋳造合金を提供することである。
これは、本発明に従って、以下の合金成分の少なくとも5つを含むAl鋳造合金によって実現される:
Si:3.0重量%〜3.8重量%
Mg:0.3重量%〜0.8重量%
Cr:0.05重量%〜0.35重量%
Fe:<0.18重量%
Mn:<0.06重量%
Ti:<0.16重量%
Cu:0.006〜0.015重量%
Sr:0.010〜0.030重量%
Zr<0.006重量%
Zn<0.006重量%
不純物:<0.1重量%、
及びそれぞれの場合に、100重量%の範囲までAlによって補充される。
Si:3.0重量%〜3.8重量%
Mg:0.3重量%〜0.8重量%
Cr:0.05重量%〜0.35重量%
Fe:<0.18重量%
Mn:<0.06重量%
Ti:<0.16重量%
Cu:0.006〜0.015重量%
Sr:0.010〜0.030重量%
Zr<0.006重量%
Zn<0.006重量%
不純物:<0.1重量%、
及びそれぞれの場合に、100重量%の範囲までAlによって補充される。
このようなAl鋳造合金は、従来技術と比較して、より強く、より靭性があり、且つ、より延性である。
指定された大きさのオーダーの合金成分の本発明の選択は、特に、2段階熱処理の後の、即ち溶液アニール操作、及びその後の経時硬化操作の後の鋳造部品において、鋳造状態で既に明らかである機械的特性における更なる著しい向上をもたらし、但し、好ましくは、これらの2つの熱処理工程の間に鋳造部品を水において急冷するという条件である。シャシー用途、好ましくはホイールベアリング部品、特に好ましくはダンパー支柱(stilt)、ホイールベアリング、特にスイベルベアリング、更に制御アームにおいて、結果として機械的指標の全体的な増加が生じる。
全く予想外に、特に破断伸びA5の機械的指標に関しては、独国特許出願公開第102013108127A1号明細書において、0.006重量%の銅において重要であると特定される上限は、本発明に必須の方法において超えられていることが判明した。
機械的指標の最適化のために、Cuが、0.006重量%超、好ましくは0.007重量%超、より好ましくは0.008重量%超、最も好ましくは少なくとも0.009重量%の含有量で存在すると有利であり得る。機械的指標の最適化のために、Cuが、0.015重量%未満、好ましくは0.013重量%未満、より好ましくは0.012重量%未満、最も好ましくは0.011重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
本発明の合金は、当業者の常識であるように、調製から生じる不純物、例えばPb、Niなどを含むことができる。
機械的指標の最適化のために、Siが、3.1重量%超、好ましくは3.3重量%超、より好ましくは3.4重量%超の含有量で存在すると有利であり得る。機械的指標の最適化のために、Siが、3.7重量%未満、好ましくは3.5重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
Siが、3.3重量%超〜3.7重量%未満の含有量で存在すると、特定の用途に有利であり得る。いくつかのその他の用途では、Siが、3.0重量%超〜3.3重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
機械的指標の最適化のために、Mgが、0.40重量%超、好ましくは0.50重量%超、より好ましくは0.55重量%超の含有量で存在すると有利であり得る。機械的指標の最適化のために、Mgが、0.70重量%未満、好ましくは0.60重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
機械的指標の最適化のために、Crが、0.10重量%超、好ましくは0.15重量%超、より好ましくは0.20重量%超、最も好ましくは0.25重量%超の含有量で存在すると有利であり得る。機械的指標の最適化のために、Crが、多くとも0.30重量%、好ましくは0.30重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
機械的指標の最適化のために、Feが、0.01重量%超、好ましくは0.05重量%超、より好ましくは0.07重量%超の含有量で存在すると有利であり得る。機械的指標の最適化のために、Feが、0.15重量%未満、好ましくは0.12重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
機械的指標の最適化のために、Mnが、0.01重量%超、好ましくは0.02重量%超の含有量で存在すると有利であり得る。機械的指標の最適化のために、Mnが、0.15重量%未満、好ましくは0.12重量%未満、より好ましくは0.10重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
機械的指標の最適化のために、Tiが、0.01重量%超、好ましくは0.03重量%超、より好ましくは0.04重量%超の含有量で存在すると有利であり得る。機械的指標の最適化のために、Tiが、0.10重量%未満、好ましくは0.08重量%未満、より好ましくは0.065重量%未満、最も好ましくは0.055重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
機械的指標の最適化のために、Srが、0.015重量%超、好ましくは0.020重量%超の含有量で存在すると有利であり得る。機械的指標の最適化のために、Srが、0.030重量%未満、好ましくは0.025重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
機械的指標の最適化のために、Zrが、0.001重量%超の含有量で存在すると有利であり得る。機械的指標の最適化のために、Zrが、0.005重量%未満、好ましくは0.004重量%未満、より好ましくは0.003重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
機械的指標の最適化のために、Znが、0.001重量%超、好ましくは0.002重量%超の含有量で存在すると有利であり得る。機械的指標の最適化のために、Znが、0.005重量%未満、好ましくは0.004重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
多数の用途においては、不純物が、0.05重量%未満、好ましくは0.035重量%未満の含有量で存在すると有利であり得る。
特定の鋳造部品については、本発明のAl鋳造合金が低圧鋳造Al合金である場合に有利であることが判明している。
従って、又、本発明は、低圧鋳造方法を用いる請求項1〜22のいずれか一項に記載のAl鋳造合金から鋳造部品を作製する方法に関する。
特定の鋳造部品については、Al鋳造合金が逆圧力鋳造(CPC)Al合金である場合に有利であることが判明している。
従って、又、本発明は、低圧逆圧力鋳造方法が用いられる、請求項1〜22のいずれか一項に記載のAl鋳造合金から鋳造部品を作製する方法に関する。
様々な永久鋳型鋳造方法は、特に、本発明の鋳造合金から製造された自動車の、シャシー部品、好ましくはホイールベアリング部品、非常に好ましくはダンパー支柱、ホイールベアリング又はスイベルベアリングとしての、鋳造部品のための製造方法として、原則として適している。しかしながら、自動車の高い応力が加えられたホイールベアリング部品の場合においては非常に良好な機械的特性のために、特に低圧ダイキャスト及び逆圧力ダイキャスト方法とも称される逆圧力鋳造(CPC)方法が、製造方法として適している。
本発明の鋳造合金から製造された自動車の、特にシャシー部品、好ましくはホイールベアリング部品、非常に好ましくはダンパー支柱、ホイールベアリング又はスイベルベアリングとしての、鋳造部品のために使用される製造方法は、有利には、スクイズキャスト、重力ダイキャスト又は圧力ダイキャスト、特にチキソキャスト、レオキャスト又は低圧砂型キャストであり得る。
前述の利点を実現するため、又は更に発展させるために、鋳造部品を、2段階熱処理、即ち、溶液アニール操作、及びその後の経時硬化操作に供することが有利である。鋳造部品が2つの熱処理段階の間に水中で急冷される場合が有利であり得る。
鋳造操作後の鋳造部品が、530℃〜550℃で6〜10時間、好ましくは540℃〜550℃で7〜9時間、特に8〜9時間、最も好ましくは540℃超〜550℃で7〜9時間、特に8〜9時間、溶液アニールされる場合が、適切であり得る。
鋳造操作後の鋳造部品が、180℃〜210℃で1〜8時間、特に1〜6.5時間、好ましくは180℃〜190℃で1〜6.5時間、特に4〜6.5時間、より好ましくは180℃〜190℃未満で4〜6.5時間、特に5〜6.5時間、焼き戻される場合が、適切であり得る。
更に、本発明は、請求項のいずれかに記載のAl鋳造合金の使用、或いは、鋳造部品、特に、自動車のシャシー部品のための、好ましくは自動車のホイールベアリング部品のための、最も好ましくは自動車のダンパー支柱、ホイールベアリング又はスイベルベアリングのための、請求項のいずれかに記載の熱処理された鋳造部品の使用を提供する。
本発明によれば、鋳造部品は、向上した微細構造特性と組み合わされた向上した強度/歪み比を有する。第1に、鋳造方法は、クレーターとして知られる、より大きな欠陥のない鋳造物を可能にし、第2に、微細構造は、破断伸びを減少させる内部くぼみの数が最小限に抑えられるように、正の影響を受ける。
既に述べたように、本発明のAl鋳造合金は、特に、ダンパー支柱、ホイールベアリング又はスイベルベアリングなどの、比較的高い応力下の部品に特に適していることが判明している。このような比較的高い応力が加えられた部品を作製するための非常に好ましいプロセスは、逆圧力ダイキャスト(CPC)方法である。
請求項のいずれかに記載のAl鋳造合金から、及び/又は請求項のいずれかに記載の方法によって作製された本発明の鋳造部品は、熱処理後に、300〜330MPa、好ましくは>320〜330MPaの降伏点RP、及び/又は、7%〜11%、好ましくは8.5%〜10%、より好ましくは9%〜9.5%の破断伸びA5、及び/又は、350〜375MPa、好ましくは>360〜375MPaの引張り強度Rmを特徴とする。
それぞれの場合に、Alによって100重量%に補充される、3.4重量%のSi、0.6重量%のMg、0.27重量%のCr、0.09重量%のFe、0.03重量%のMn、0.05重量%のTi、0.009重量%のCu、0.022重量%のSr、0.002重量%のZr、0.003重量%のZn、及び0.1重量%未満の不純物を含む、本発明の合金の機械的特性を確認するために、DIN 50125による「French tensile specimen」と称されるものが、逆圧力ダイキャスト(CPC)方法によって作製されたスイベルベアリングから切り出され、スイベルベアリングは、事前に熱処理(540℃で8時間、溶液アニール、水中での急冷、180℃で6.5時間、経時硬化)を受けた。比較例(AlSi3Mg0.5及びAlSi3Mg0.5Cr0.3)の鋳造及びその後の熱処理は、同じ条件下で行われる。比較される合金は、クロム含有量のみが異なる。試験片は、スイベルベアリングにおいて同じ位置で採取される。DIN 10002による引張り強度Rm、降伏点Rp0.2、及び破断伸びA5の機械的特性が確認される。
独国特許出願公開第102013108127A1号明細書の背景、及び機械的指標にとって重要であると特定される0.006重量%の銅の上限に対して、本発明の合金における前述の機械的指標を実現することは予想されなかった。
Claims (33)
- 以下の合金成分:
Si:3.0重量%〜3.8重量%
Mg:0.3重量%〜0.8重量%
Cr:0.05重量%〜0.35重量%
Fe:<0.18重量%
Mn:<0.06重量%
Ti:<0.16重量%
Cu:0.006〜0.015重量%
Sr:0.010〜0.030重量%
Zr<0.006重量%
Zn<0.006重量%
不純物:<0.1重量%、
の少なくとも5つを含み、それぞれの場合に、100重量%の範囲までAlによって補充されるAl鋳造合金。 - Siが、3.1重量%超、好ましくは3.3重量%超、より好ましくは3.4重量%超の含有量で存在することを特徴とする、請求項1に記載のAl鋳造合金。
- Siが、3.7重量%未満、好ましくは3.5重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1又は2に記載のAl鋳造合金。
- Mgが、0.40重量%超、好ましくは0.50重量%超、より好ましくは0.55重量%超の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Mgが、0.70重量%未満、好ましくは0.60重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Crが、0.10重量%超、好ましくは0.15重量%超、より好ましくは0.20重量%超、最も好ましくは0.25重量%超の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Crが、多くとも0.30重量%、好ましくは0.30重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Feが、0.01重量%超、好ましくは0.05重量%超、より好ましくは0.07重量%超の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Feが、0.15重量%未満、好ましくは0.12重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Mnが、0.01重量%超、好ましくは0.02重量%超の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Mnが、0.15重量%未満、好ましくは0.12重量%未満、より好ましくは0.10重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Tiが、0.01重量%超、好ましくは0.03重量%超、より好ましくは0.04重量%超の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Tiが、0.10重量%未満、好ましくは0.08重量%未満、より好ましくは0.065重量%未満、最も好ましくは0.055重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Cuが、0.006重量%超、好ましくは0.007重量%超、より好ましくは0.008重量%超、最も好ましくは少なくとも0.009重量%の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Cuが、0.015重量%未満、好ましくは0.013重量%未満、より好ましくは0.012重量%未満、最も好ましくは0.011重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Srが、0.015重量%超、好ましくは0.020重量%超の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Srが、0.030重量%未満、好ましくは0.025重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Zrが、0.001重量%超の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Zrが、0.005重量%未満、好ましくは0.004重量%未満、より好ましくは0.003重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜18のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Znが、0.001重量%超、好ましくは0.002重量%超の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜19のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- Znが、0.005重量%未満、好ましくは0.004重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜20のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- 不純物が、0.05重量%未満、好ましくは0.035重量%未満の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜21のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- 前記Al鋳造合金は、低圧鋳造Al合金であることを特徴とする、請求項1〜22のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- 前記Al鋳造合金は、逆圧力鋳造(CPC)Al合金であることを特徴とする、請求項1〜23のいずれか一項に記載のAl鋳造合金。
- 前記低圧鋳造方法が用いられる、請求項1〜22のいずれか一項に記載のAl鋳造合金から鋳造部品を作製する方法。
- 前記逆圧力鋳造(CPC)方法が用いられる、請求項1〜22のいずれか一項に記載のAl鋳造合金から鋳造部品を作製する方法。
- スクイズキャスト、重力ダイキャスト又は圧力ダイキャスト、特にチキソキャスト、レオキャスト又は低圧砂型キャストが用いられる、請求項1〜22のいずれか一項に記載のAl鋳造合金から鋳造部品を作製する方法。
- 前記鋳造操作後の前記鋳造部品は、2段階熱処理、即ち、溶液アニール操作、及びその後の経時硬化操作に供される、請求項1〜24のいずれか一項に記載のAl鋳造合金から鋳造部品を作製する、特に請求項25〜27のいずれか一項に記載の方法。
- 前記鋳造部品は、前記2つの熱処理段階の間に水中で急冷されることを特徴とする、請求項28に記載の方法。
- 前記鋳造操作後の前記鋳造部品は、530℃〜550℃で6〜10時間、好ましくは540℃〜550℃で7〜9時間、特に8〜9時間、最も好ましくは540℃超〜550℃で7〜9時間、特に8〜9時間、溶液アニールされる、請求項25〜29のいずれか一項に記載の方法。
- 前記鋳造操作後の前記鋳造部品は、180℃〜210℃で1〜8時間、特に1〜6.5時間、好ましくは180〜190℃で1〜6.5時間、特に4〜6.5時間、より好ましくは180℃〜190℃未満で4〜6.5時間、特に5〜6.5時間、焼き戻される、請求項25〜30のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1〜31のいずれか一項に記載のAl鋳造合金の使用、或いは、こうしたAl鋳造合金、特に、自動車のシャシー部品のための、好ましくは自動車のホイールベアリング部品のための、最も好ましくは自動車のダンパー支柱、ホイールベアリング及び特にスイベルベアリングのための、熱処理されたAl鋳造合金から作製される鋳造部品の使用。
- 請求項1〜32のいずれか一項に記載のAl鋳造合金から、或いは、請求項1〜32のいずれか一項に記載の方法によって作製された鋳造部品であって、熱処理後に、300〜330MPa、好ましくは>320〜330MPaの降伏点RP0.2、及び/又は、7%〜11%、好ましくは8.5%〜10%、より好ましくは9%〜9.5%の破断伸びA5、及び/又は、350〜375MPa、好ましくは>360〜375MPaの引張り強度Rmを有する鋳造部品。
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