JP2019503148A - 混合送信ポートアンテナ構成を使用するotdoa測位のサポート - Google Patents

混合送信ポートアンテナ構成を使用するotdoa測位のサポート Download PDF

Info

Publication number
JP2019503148A
JP2019503148A JP2018543013A JP2018543013A JP2019503148A JP 2019503148 A JP2019503148 A JP 2019503148A JP 2018543013 A JP2018543013 A JP 2018543013A JP 2018543013 A JP2018543013 A JP 2018543013A JP 2019503148 A JP2019503148 A JP 2019503148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prs
downlink signal
antenna port
cell
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018543013A
Other languages
English (en)
Inventor
オプスハウ、ギュトルム
ジャン、シェンチウ
モタメド、マリアム
リスティック、ボリスラフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2019503148A publication Critical patent/JP2019503148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0048Allocation of pilot signals, i.e. of signals known to the receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W64/00Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/02Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using radio waves
    • G01S5/0205Details
    • G01S5/0236Assistance data, e.g. base station almanac
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/309Measuring or estimating channel quality parameters
    • H04B17/318Received signal strength
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/02Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using radio waves
    • G01S5/0252Radio frequency fingerprinting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、第1のセルトランシーバから送信された第1のダウンリンク信号を処理するためのデバイス、およびモバイルデバイスにおける方法が、開示される。一実施形態では、モバイルデバイスは、第2のダウンリンク信号によってもたらされる干渉または妨害の影響を改善するように、第1のダウンリンク信号を処理し得る。【選択図】 図4B

Description

関連出願本PCT出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2015年11月5日に出願された「Support of OTDOA Positioning Using Mixed Transmission Port Antenna Configurations」と題する米国仮特許出願第62/251,614号、および2016年9月7日に出願された「Support of OTDOA Positioning Using Mixed Transmission Port Antenna Configurations」と題する米国非仮特許出願第15/258,894号の利益および優先権を主張する。
[0001]ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、(中間の2.5Gネットワークを含む)第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス、ならびに第3世代(3G)および第4世代(4G)高速データ/インターネット対応ワイヤレスサービスを含む様々な世代を通じて発展してきた。
[0002]より最近では、モバイルフォンおよび他のモバイル端末のための高速データおよびパケット化音声のワイヤレス通信のための無線アクセスネットワーク技術として、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標):Long Term Evolution)が第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):3rd Generation Partnership Project)によって開発されている。LTEは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)システムから、ならびにGSM進化型高速データレート(EDGE:Enhanced Data rates for GSM Evolution)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)、および高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Packet Access)など、GSMの派生物から進化している。
[0003]北米では、LTEなど、ワイヤレス通信システムは、緊急発呼者を適切な公共リソースにつなぐ拡張911またはE911のためのソリューションを使用する。このソリューションは、発呼者、すなわち発呼者のユーザ機器(UE)を、物理的住所または地理的座標などの特定のロケーションに自動的に関連付けようと試みる。高い精度で(たとえば、50メートル以下の距離誤差で)自動的に発呼者の位置を特定し、そのロケーションを公共安全応答ポイント(PSAP:Public Safety Answering Point)に与えることは、特に発呼者が自分のロケーションを通信することができないことがある(たとえば、そのロケーションを知らないか、または適切に話すことができない)場合、公共安全側が緊急事態中に必要とされるリソースの位置を特定することができる速度を増加させることができる。
[0004]地理的にUEの位置を特定するために、いくつかの手法がある。1つは、ワイヤレスネットワーク基地局およびアクセスポイント(AP)によって送信される信号の、UEによって作成される測定値に基づいて、ならびに/またはUEによって送信される信号の、ネットワーク要素(たとえば、基地局および/またはAP)によって作成される測定値に基づいて、何らかの形態の地上無線位置特定(terrestrial radio location)を使用することである。別の手法は、UE自体に組み込まれた全地球測位システム(GPS)受信機またはグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)受信機を使用することである。セルラー電話システムにおける地上無線位置特定は、基地局またはAPのペア間の送信タイミング差の、UEによって作成される測定値を使用し得、2つ、あるいはより一般には3つまたはそれ以上のタイミング差測定値に基づいてUEの位置を決定するために、三辺測量またはマルチラテレーション技法を採用し得る。
[0005](eノードBまたはeNBと呼ばれる)LTE基地局の測定値に適用可能であり、3GPPによって3GPP技術仕様(TS)36.211、36.305、および36.355において規格化されている1つのそのような地上無線位置特定方法は、観測到着時間差(OTDOA:Observed Time Difference of Arrival)である。OTDOAは、UEがいくつかのeノードBからの特定の信号間の時間差を測定し、これらの測定値からロケーションをそれ自体で算出するか、あるいは測定された時間差を拡張サービングモバイルロケーションセンター(E−SMLC:Enhanced Serving Mobile Location Center)にまたはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL:Secure User Plane Location)ロケーションプラットフォーム(SLP)に報告し、次いで、それらがUEのロケーションを算出するかのいずれかである、マルチラテレーション方法である。いずれの場合も、測定された時間差、ならびにeノードBのロケーションおよび相対的な送信タイミングの知識が、UEの位置を計算するために使用される。(UEにおける異なる基地局間の時間差を測定する際の)OTDOAに類似した別の位置方法は、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって定義されるようにCDMA2000ネットワークにアクセスしているUEの位置を特定するために使用され得る、アドバンストフォワードリンクトリラテラレーション(AFLT:Advanced Forward Link Trilateration)として知られている。
[0006]OTDOAおよびAFLTベースの測位方法では、UEは、通信ネットワーク内の1つまたは複数の基地局および/またはAPから受信された信号についての時間差を測定し得る。測定される基地局およびAPについてのロケーション情報は、それらのロケーション(たとえば、ロケーション座標)および送信特性(たとえば、送信タイミング、送信電力、信号コンテンツ、および信号特性)に関するパラメータを含み得、アルマナック、基地局アルマナック(BSA:base station almanac)、アルマナックデータ、またはBSAデータと呼ばれることがある。UEあるいはE−SMLCまたはSLPなどのロケーションサーバのいずれかよってUEについての位置を計算するために、UEによって測定される(たとえば、OTDOAまたはAFLTについての)観測時間差が、測定される基地局(たとえば、eノードB)および/またはAPについての知られているBSAとともに使用され得る。
[0007]請求される主題は、本明細書の結論部分において特に指摘され、明確に請求される。ただし、それの目的、特徴、および/または利点とともに、編成および/または動作方法の両方に関して、以下の詳細な説明を参照して、添付の図面とともに読めば最も良く理解され得る。
[0008]ユーザ機器の一実施形態の構成要素のブロック図。 [0009]3GPPロングタームエボリューション(LTE)アクセスを用いた地上測位のための例示的なアーキテクチャの図。 [0010]一実施形態による、サポート測位のための例示的なワイヤレス通信ネットワークのアーキテクチャの概略図。 [0011]一実施形態による、測位をサポートするための例示的なロングタームエボリューション(LTE)位置プロトコル(LPP)のメッセージフロー図。 [0012]一実施形態による、プロセスの流れ図。 [0013]一実施形態による、1または2アンテナポートeノードB送信機のためのノーマルサイクリックプレフィックス(NCP)測位基準信号(PRS:Positioning Reference Signal)およびセル固有基準信号(CRS:cell-specific reference signal)の周波数ビン中のシンボルの例示的なマッピングの図。 [0014]一実施形態による、4アンテナポートeノードB送信機のためのNCP PRSおよびCRSの周波数ビン中のシンボルの例示的なマッピングの図。 [0015]一実施形態による、1または2アンテナポートeノードB送信機のための拡張サイクリックプレフィックス(ECP:extended cyclic pre-fix)PRSおよびCRSの周波数ビン中のシンボルの例示的なマッピングの図。 [0016]一実施形態による、4アンテナポートeノードB送信機のためのECP PRSおよびCRSの周波数ビン中のシンボルの例示的なマッピングの図。 [0017]不明確セルを使用する測位において使用するためのコンピュータシステムの一実施形態の構成要素のブロック図。
[0018]以下の詳細な説明において、本出願の一部を形成する添付の図面に対する参照が行われ、ここにおいて、同様の数字が、対応するおよび/または類似する同様の部分を全体を通して指定し得る。説明の簡単および/または明快などのために、図が必ずしも一定の縮尺で描かれているとは限らないことが諒解されよう。たとえば、いくつかの態様の寸法は、他のものに対して誇張されていることがある。さらに、他の実施形態が利用され得ることを理解されたい。さらに、構造および/または他の変更が、請求される主題から逸脱することなく行われ得る。本明細書全体にわたる「請求される主題」への言及は、1つまたは複数の請求項、またはそれの部分によってカバーされることを意図される主題を指し、必ずしも、完全な請求項セット、請求項セットの特定の組合せ(たとえば、方法クレーム、装置クレームなど)、または特定の請求項を指すことを意図されているとは限らない。また、たとえば、上、下、上部、下部などの方向および/または参照は、図面の説明を容易にするために使用され得、請求される主題の適用を制限するものでないことに留意されたい。したがって、以下の詳細な説明は、請求される主題および/または等価物を限定するためととられるべきでない。
[0019]手短に言えば、特定の実装形態は、第1のセルトランシーバから第1のダウンリンク信号を受信することと、第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して第1のダウンリンク信号を送信し、第1のダウンリンク信号が測位基準信号(PRS)を備える、4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、第1のダウンリンク信号のPRSの処理に選択的に影響を及ぼすこととを備える、ユーザ機器における方法を対象とする。
[0020]別の特定の実装形態は、ワイヤレストランシーバと、ワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサとを備えるユーザ機器(UE)であって、プロセッサは、第1のセルトランシーバからの受信された第1のダウンリンク信号の少なくとも一部分をワイヤレストランシーバにおいて取得することと、第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して第1のダウンリンク信号を送信し、第1のダウンリンク信号が測位基準信号(PRS)を備える、4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、第1のダウンリンク信号のPRSの処理に選択的に影響を及ぼすこととを行うように構成された、UEを対象とする。
[0021]別の特定の実装形態は、ユーザ機器(UE)のプロセッサによって、第1のセルトランシーバからの受信された第1のダウンリンク信号の少なくとも一部分をUEにおいて取得することと、第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して第1のダウンリンク信号を送信し、第1のダウンリンク信号が、第1の測位基準信号(PRS)を備える、4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、第1のダウンリンク信号のPRSの処理に選択的に影響を及ぼすこととを行うために実行可能である、その上に記憶されたコンピュータ可読命令を備える非一時的記憶媒体を対象とする。
[0022]別の特定の実装形態は、第1のセルトランシーバから第1のダウンリンク信号を受信するための手段と、第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して第1のダウンリンク信号を送信し、第1のダウンリンク信号が第1の測位基準信号(PRS)を備える、4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、第1のダウンリンク信号のPRSの処理に選択的に影響を及ぼすための手段とを備えるユーザ機器(UE)を対象とする。
[0023]上述の実装形態は例示的な実装形態にすぎず、請求される主題は、必ずしもこれらの例示的な実装形態の特定の態様に限定されるとは限らないことを理解されたい。
[0024]本明細書全体にわたる一実装形態、実装形態、一実施形態、実施形態などへの言及は、特定の実装形態および/または実施形態に関して説明された特定の特徴、構造、特性などが、請求される主題の少なくとも1つの実装形態および/または実施形態に含まれることを意味する。したがって、たとえば、本明細書全体にわたる様々な箇所でのそのような句の出現は、必ずしも同じ実装形態および/または実施形態あるいは特定の一実装形態および/または実施形態を指すことを意図されるとは限らない。さらに、説明される特定の特徴、構造、特性などは、1つまたは複数の実装形態および/または実施形態では、様々な方法で組み合わせられることが可能であり、したがって、意図された特許請求の範囲内にあることを理解されたい。概して、もちろん、特許出願の明細書の場合に常にそうであるように、これらおよび他の問題は、使用の特定のコンテキストにおいて変動する可能性を有する。言い換えれば、本特許出願全体にわたって、説明および/または使用の特定のコンテキストは、引き出されるべき妥当な推論に関する有用なガイダンスを与えるが、同様に、概してさらなる修飾なしの「このコンテキストにおいて」は、本特許出願のコンテキストを指す。
[0025]無線信号の収集による測位をサポートするための技法が説明される一実施形態によれば、ワイヤレス通信ネットワークは、1つまたは複数のアンテナ、1つまたは複数のリモートラジオヘッド(RRH)、リピータまたはリレーを採用する、あるいは同じ測位基準信号(PRS)をブロードキャストする、1つまたは複数のセルラートランシーバを含んでいることがある。受信機を備えるモバイルデバイスは、到着時間(TOA:time of arrival)または基準信号時間差(RSTD:reference signal time difference)測定値など、1つまたは複数の近くのセルトランシーバによって送信されたPRSの観測値を取得し得る。3つまたはそれ以上のPRSから送信されたPRSの到着時間の観測値に少なくとも部分的に基づいて、モバイルデバイスの推定ロケーションが、たとえば、OTDOAを含むいくつかの技法のうちのいずれか1つを使用して算出され得る。
[0026]一実施形態によれば、PRSが、セルトランシーバによって1または2アンテナポート構成あるいは4アンテナポート構成を使用してダウンリンク中で送信され得る。いくつかのシナリオでは、第1のセルトランシーバによって4アンテナポート構成を使用して送信された第1のダウンリンク信号の部分が、受信機において、4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号中で送信されたPRSの部分に干渉し、またはそれを妨害し得る。特定の実装形態では、第1のセルトランシーバによって1または2アンテナポート構成を使用して第1のダウンリンク信号中で送信されたPRSの受信機における処理は、4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する第2のセルトランシーバの存在下で変更され得る。
[0027]UEは、位置フィックス(position fix)を算出するために、異なるロケーションから送信された十分な数のPRSの観測値を取得し得る。測位支援データは、(たとえば、複数のセルトランシーバの指示を含む)測位支援データが測定値の要求とともに与えられ得るように、UEに与えられ得る。UEは、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークと、セルトランシーバによって送信されたPRSの少なくとも1つの観測値とにアクセスするように構成され得る。そのような観測値は、観測到着時間差(OTDOA)測位方法のためのRSTD測定値を備え得る。セルトランシーバは、基準セルまたは近隣セルを備え得る。測位支援データをUEに与えることは、LTE測位プロトコル(LPP:LTE Positioning Protocol)支援データ提供(Provide Assistance Data)メッセージをUEに送ることを含み得る。サービングセルは、UEからのLPPロケーション情報提供(Provide Location Information)メッセージを介して、UEから測定データを受信し得る。UEの現在位置を計算することは、アルマナックデータに基づき得る。
[0028]本明細書で説明される項目および/または技法は、以下の機能のうちの1つまたは複数、ならびに言及されていない他の機能を与え得る。複数のセルトランシーバの指示を含む測位支援データが、ロケーションサーバからUEに与えられ得る。UEは、測位支援データに基づいてRSTD測定値を決定し得る。このコンテキストにおいて、「測位支援データ」または「測位支援パラメータ」は、モバイルデバイスの推定ロケーションを取得する際に、またはモバイルデバイスのロケーションを示す1つまたは複数の測定値を取得する際にモバイルデバイスによって適用され得る、1つまたは複数の値、パラメータ、指示、推論などを備える。このコンテキストにおいて、測位支援データまたは測位支援パラメータは、値、パラメータ、指示、推論などを表すメモリ状態または信号としてメモリに記憶された信号を備える。一実装形態では、測位支援データは、ロケーションサーバからの1つまたは複数のメッセージ中でモバイルデバイスに与えられ得る。ただし、これは、モバイルデバイスが測位支援データをどのように取得し得るかの一例にすぎず、請求される主題は、この点において限定されない。ロケーションサーバまたはUEは、UEについての現在のロケーション推定値を決定するために、RSTD測定値を処理し得る。現在のロケーション推定値は、1つまたは複数のセルから収集されたPRSから取得されたRSTD測定値に少なくとも部分的に基づき得る。
[0029]本明細書でユーザ機器(UE)と呼ばれるクライアントデバイスは、モバイルまたは固定であり得、無線アクセスネットワーク(RAN)と通信し得る。本明細書で使用される「UE」という用語は、互換的に、「アクセス端末」または「AT」、「ワイヤレスデバイス」、「加入者デバイス」、「モバイルデバイス」、「加入者端末」、「加入者局」、「ユーザ端末」またはUT、「モバイル端末」、「移動局」、SUPL対応端末(SET:SUPL enabled terminal)、ターゲットデバイス、ターゲットUE、およびそれらの変形形態と呼ばれることがある。UEは、セルフォン、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、アセットタグ、PDA、または直接の手段を介して、および/あるいは1つまたは複数のネットワークまたは1つまたは複数のネットワーク要素を介して、他のUEおよび/または他のエンティティとワイヤレスに通信することを可能にされた任意の他のデバイスを備え得る。一実施形態では、UEは、RANを介してコアネットワークと通信し得、コアネットワークを通して(または時々、RANを通して)、UEは、インターネットなどの外部ネットワークと接続され得る。RANは、3GPPによって定義されたGSM、UMTS、およびLTE、または3GPP2によって定義されたCDMA2000などのセルラーベースの無線技術を使用して、UEからのワイヤレス通信をサポートし得る。UEはまた、ワイヤードアクセスネットワーク、(たとえば、IEEE802.11などに基づく)WiFi(登録商標)ネットワーク、Bluetooth(登録商標)ネットワークなどを介してなど、コアネットワークおよび/またはインターネットに接続するための他のメカニズムを採用し得る。UEは、限定はしないが、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)デバイス、外部または内部モデム、ワイヤレスまたはワイヤラインフォンなどを含む、いくつかのタイプのデバイスのいずれかによって実施され得る。UEがそれを通してRANに信号を送信し得る通信リンクは、「アップリンク」チャネル(たとえば、逆方向トラフィックチャネル、逆方向制御チャネル、アクセスチャネルなど)と呼ばれることがある。RANがそれを通してUEに信号を送ることができる通信リンクは、「ダウンリンクチャネル」または「順方向リンクチャネル」(たとえば、ページングチャネル、制御チャネル、ブロードキャストチャネル、順方向トラフィックチャネルなど)と呼ばれることがあり、「ダウンリンク信号」中で送信され得る。
[0030]UEの推定ロケーションは、ロケーション推定値、位置、位置推定値、位置フィックスまたはフィックスと呼ばれるか、あるいはいくつかの他の名称によって呼ばれることがあり、緯度、経度、および場合によっては高度などのロケーション座標として表され得る。場合によっては、ロケーション座標は局所的であり得、その場合、x、y、およびz(またはX、Y、およびZ)座標と呼ばれることがあり、ただし、x(または、X)座標は特定の方向における水平距離(たとえば、所与の知られている起点の東または西の距離)を指し、y(または、Y)座標はx(または、X)方向に対する直角における水平距離(たとえば、所与の知られている起点の北または南の距離)を指し、z(または、Z)座標は垂直距離(たとえば、局所的な地上レベルの上または下の距離)を指す。UEのロケーションを算出するとき、局所的なx、y、および場合によってはz座標の値を求め、次いで、必要な場合、局所的な座標を(たとえば、緯度、経度、および平均海面の上または下の高度に対する)絶対的な座標に変換することが一般的である。
[0031]一実施形態によれば、セルトランシーバが、たとえば、異なる数のアンテナポートおよび関連するPRS符号化を採用するなど、ダウンリンク信号を送信するために多様なアンテナ構成を採用する環境において、UEが動作し得る。例示的な実装形態では、第1のセルトランシーバによって4アンテナポートを使用して送信された第1のダウンリンク信号中の第1のPRSが、UEにおいて、第2のセルトランシーバによって送信された第2のダウンリンク信号中の第2のPRSの少なくとも一部分を妨害し、またはそれに干渉し得る。以下で説明されるように特定の実装形態では、干渉/妨害に対処するために、UEにおける、1または2アンテナポートを使用して第1のダウンリンク信号中で送信されたPRSの処理が、4アンテナポートを使用して第2のダウンリンク信号中で送信された1つまたは複数のダウンリンク信号の存在下で、影響を及ぼされるか、または変更され得る。
[0032]図1を参照すると、本明細書の様々な技法が利用され得るユーザ機器(UE)100が示される。UE100は、プロセッサ111(または、プロセッサコア)とメモリ140とを含む。UE100は、随意に、パブリックバス101またはプライベートバス(図示せず)によってメモリ140に動作可能に接続された信頼環境(trusted environment)を含み得る。UE100はまた、通信インターフェース120と、ワイヤレス通信ネットワーク上でワイヤレスアンテナ122を介してワイヤレス信号123を送信および受信するように構成されたワイヤレストランシーバ121とを含み得る。ワイヤレストランシーバ121はバス101に接続される。ここで、UE100は、単一のワイヤレストランシーバ121を有するものとして示されている。しかしながら、UE100は、Wi−Fi(登録商標)、CDMA、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))、ロングタームエボリューション(LTE)、Bluetooth短距離ワイヤレス通信技術などの複数の通信規格をサポートするために、複数のワイヤレストランシーバ121およびワイヤレスアンテナ122を代替的に有することができる。
[0033]通信インターフェース120および/またはワイヤレストランシーバ121は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。各被変調信号は、符号分割多元接続(CDMA)信号、時分割多元接続(TDMA)信号、直交周波数分割多元接続(OFDMA)信号、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)信号などであり得る。被変調信号は、異なるキャリア上で送信され得、パイロット、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
[0034]UE100はまた、ユーザインターフェース150(たとえば、ディスプレイ、GUI)と、SPSアンテナ158を介して(たとえば、SPS衛星から)SPS信号159を受信する衛星測位システム(SPS:Satellite Positioning System)受信機155とを含み得る。SPS受信機155は、単一のグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)、または複数のそのようなシステムと通信することができる。GNSSは、限定はしないが、全地球測位システム(GPS)、Galileo、Glonass、Beidou(Compass)などを含むことができる。SPS衛星は、衛星、スペースビークル(SV:space vehicles)などとも呼ばれる。SPS受信機155は、SPS信号159を測定し、UE100のロケーションを決定するためにSPS信号159の測定値を使用し得る。プロセッサ111、メモリ140、DSP112、および/または(1つまたは複数の)専用プロセッサ(図示せず)も、SPS信号159を全体的または部分的に処理するために、および/またはUE100のロケーションを計算するために、SPS受信機155とともに利用され得る。代替として、UE100は、代わりにUEロケーションを算出するロケーションサーバ(たとえば、E−SMLC)へのSPS測定値の転送をサポートし得る。SPS信号159または他のロケーション信号からの情報の記憶は、メモリ140またはレジスタ(図示せず)を使用して実行される。図1には1つのプロセッサ111、1つのDSP112、および1つのメモリ140のみが示されているが、これらの構成要素のいずれか、ペア、またはすべてのうちの2つ以上が、UE100によって使用され得る。UE100に関連するプロセッサ111およびDSP112は、バス101に接続される。
[0035]メモリ140は、(1つまたは複数の)DSP112、(1つまたは複数の)汎用プロセッサ111、またはその両方による実行のために取出し可能である1つまたは複数の命令またはコードとしてプロシージャを記憶する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体(またはメディア)を含むことができる。メモリ140を構成することができる媒体は、限定はしないが、RAM、ROM、FLASH、ディスクドライブなどを含む。概して、メモリ140によって記憶された機能は、(1つまたは複数の)汎用プロセッサ111、専用プロセッサ、または(1つまたは複数の)DSP112によって実行される。したがって、メモリ140は、説明されるプロシージャを(1つまたは複数の)プロセッサ111および/または(1つまたは複数の)DSP112に実行させるように構成されたソフトウェア(プログラミングコード、命令など)を記憶するプロセッサ可読メモリおよび/またはコンピュータ可読メモリである。代替的に、UE100の1つまたは複数の機能は、ハードウェアで全体的にまたは部分的に実行され得る。
[0036]UE100は、視界内の他の通信エンティティおよび/またはUE100にとって利用可能な情報に基づいて、関連するシステム内でのそれの現在位置を様々な技法を使用して推定することができる。たとえば、UE100は、1つまたは複数のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)に関連するアクセスポイント(AP)、BluetoothまたはZigBee(登録商標)などの短距離ワイヤレス通信技術を利用するパーソナルエリアネットワーク(PAN)、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)または他の衛星測位システム(SPS)衛星から取得された情報、および/あるいはマップサーバまたはLCIサーバから取得されたマップ制約データを使用して、それの位置を推定し得る。いくつかの場合には、E−SMLC、SLP、またはスタンドアロンサービングモバイルロケーションセンター(SAS)であり得るロケーションサーバは、UE100がロケーション関係測定値(たとえば、WLAN AP、セルラー基地局、GNSS衛星の測定値)を作成することを可能にするかまたは支援するために、支援データをUE100に与え得る。UE100は、次いで、ロケーション推定値を算出するために測定値をロケーションサーバに与え得るか(「UE支援型」測位として知られていることがある)、または測定値に基づいて、場合によってはロケーションサーバによって与えられた(たとえば、OTDOAプロセスおよびAFLTプロセスにおいて使用するための、GNSS衛星に対する軌道データおよびタイミングデータ、あるいはWLAN APおよび/またはセルラー基地局の精密なロケーション座標などの)他の支援データにも基づいて、ロケーション推定値をそれ自体で算出し得る(「UEベース」測位として知られていることがある)。
[0037]図1をさらに参照しながら図2を参照すると、ネットワーク250のための3GPPロングタームエボリューション(LTE)アクセスを用いたUE100の測位をサポートするためのアーキテクチャ200が示される。ネットワーク250は、(たとえば、UE100による)LTEアクセスと、場合によってはCDMA2000、広帯域CDMA(WCDMA)、および/またはWiFiなどの他のアクセスタイプ(図2に図示せず)とをサポートする発展型パケットシステム(EPS)であり得る。UE100は、ネットワーク250から通信サービスを取得するために無線アクセスネットワーク(RAN)中のサービング発展型ノードB(eノードBまたはeNB)202と通信し得る。RANは、簡単のために図2に示されていない他のネットワークエンティティを含み得、発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と呼ばれることもある。eNB202は、ノードB、基地局、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。UE100は、(i)eNB202から、ならびにネットワーク250の中の他の基地局(たとえば、他のeNB)およびAPから信号を受信し、(ii)受信信号からソースeNBおよび他の基地局の識別情報またはソースセルの識別情報を取得し、ならびに/あるいは(iii)到着時間(TOA)、OTDOA測位のためのRSTD、AFLT測位のためのパイロット位相、および/または信号強度(たとえば、受信信号強度指示(RSSI:received signal strength indication))、信号品質(たとえば、信号対雑音比(S/N))、および/または拡張セルID(ECID:enhanced cell ID)測位のための信号ラウンドトリップ伝搬時間(RTT:round trip propagation time)の測定値など、受信信号の測定値を取得し得る。UE100についてのロケーション推定値を(たとえば、UE100によって、あるいはE−SMLC208またはSLP232などのロケーションサーバによって)導出するために、eNB、基地局および/またはセル識別情報、ならびに異なる信号測定値が使用され得る。図2には1つのeNB202のみが示されているが、アーキテクチャ200(たとえば、ネットワーク250)は、分散アンテナシステム(DAS)、リモートラジオヘッド(RRH)、リピータ、およびリレーとともに使用されるような1つまたは複数のアンテナシステムをそれぞれもつ、複数のeNBおよび/または他の基地局および/またはAPを含み得る。
[0038]eNB202は、モビリティ管理、ゲートウェイ選択、認証、ベアラ管理などの様々な制御機能を実行し得る、UE100のためのサービングMME204と通信し得る。MME204は、発展型サービングモバイルロケーションセンター(E−SMLC)208およびゲートウェイモバイルロケーションセンター(GMLC:Gateway Mobile Location Center)206と通信し得る。E−SMLC208は、UE100を含むUEのためのUEベース、UE支援型、ネットワークベース、および/またはネットワーク支援型の測位方法をサポートし得、1つまたは複数のMMEをサポートし得る。E−SMLC208は、3GPP技術仕様(TS)23.271および36.305において定義されたLTEアクセスのための3GPP制御プレーンロケーションソリューションをサポートし得る。E−SMLC208は、ロケーションサーバ(LS)、スタンドアロンSMLC(SAS)などと呼ばれることもある。GMLC206は、ロケーションサービスをサポートするための様々な機能を実行し得、加入者プライバシー、許可、認証、課金などのサービスを提供し得る。ロケーションルーティング機能(LRF)230は、GMLC206と通信し得、i3 ESInet242およびi3 PSAP244などの公共安全応答ポイント(PSAP)、ならびにレガシーESネットワーク246およびレガシーPSAP248などのレガシーシステムへのIPベースの緊急呼をルーティング、またはルーティングするのを支援し得る。LRF230はまた、緊急呼を行っているUE(たとえば、UE100)についてのPSAP(たとえば、PSAP244および248)からのロケーション要求をサポートし得、これらのUEについてのロケーションを取得し、要求元PSAPにロケーションを返し得る。LRF230が実行するルーティングおよびロケーション機能をサポートするために、LRF230は、異なるターゲットUE(たとえば、UE100)のロケーションをGMLC206などのGMLCに要求するように構成され得る。その場合、GMLC206は、E−SMLC208などのE−SMLCに要求を転送し得るMME204などのMMEに、ターゲットUE(たとえば、UE100)についてのロケーション要求を転送し得る。E−SMLC(たとえば、E−SMLC208)は、次いで、ターゲットUEについてのロケーション関係測定値を、ターゲットUEのためのサービングeNBから、および/またはターゲットUEから取得し、ターゲットUEについてのロケーション推定値を算出または確認し、MMEおよびGMLC(たとえば、MME204およびGMLC206)を介してLRF230にロケーション推定値を返し得る。LRF230は同様に、または代わりに、異なるターゲットUE(たとえば、UE100)のロケーションを、次に説明されるSLP232などのSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に要求するように構成され得る。SLP232は、SUPL測位センター(SPC:SUPL Positioning Center)234とSUPLロケーションセンター(SLC:SUPL Location Center)236とを含み得、UE100などのUEのロケーションを取得するために、ロケーション情報をLRF230と通信し、オープンモバイルアライアンス(OMA)によって定義されたSUPLユーザプレーンロケーションソリューションをサポートするように構成され得る。UE100などのUEの測位をサポートするために、E−SMLC208およびSLP232はそれぞれ、3GPP 36.355において定義されたLTE測位プロトコル(LPP)および/またはOMAによって定義されたLPP拡張(LPPe)プロトコルを使用し得、LPPおよび/またはLPPeメッセージが、E−SMLC208またはSLP232と、測位されているターゲットUE(たとえば、UE100)との間で交換される。E−SMLC208の場合には、ターゲットUEと交換されるLPPおよび/またはLPPeメッセージは、ターゲットUEのためのサービングMMEおよびサービングeNB(たとえば、ターゲットUEがUE100である場合、eNB202およびMME204)を介して、シグナリングとして転送され得る。SLP232の場合には、ターゲットUEと交換されるLPPおよび/またはLPPeメッセージは、PDNゲートウェイ、サービングゲートウェイ、およびターゲットUEのためのサービングeNB(たとえば、両方とも次に説明されるPDNゲートウェイ218、サービングゲートウェイ216、およびターゲットUEがUE100である場合にはeNB202)を介して、IPトランスポートを使用してデータとして転送され得る。
[0039]サービングゲートウェイ216は、データルーティングおよびフォワーディング、モビリティアンカリングなど、UEのためのIPデータ転送に関係する様々な機能を実行し得る。パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ218は、UEのためのデータ接続性の維持、IPアドレス割振りなどの様々な機能を実行し得る。ネットワーク250のためのIPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)260は、ボイスオーバーIP(VoIP)呼およびVoIP緊急呼などのIMSサービスをサポートするための様々なネットワークエンティティを含み得る。IMS260は、プロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF:Proxy Call Session Control Function)220と、サービング呼セッション制御機能(S−CSCF:Serving Call Session Control Function)222と、緊急呼セッション制御機能(E−CSCF:Emergency Call Session Control Function)224と、ブレークアウトゲートウェイ制御機能240と、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF:Media Gateway Control Function)238と、相互接続境界制御機能(IBCF:Interconnection Border Control Function)226と、ルーティング決定機能(RDF:Routing Determination Function)228と、LRF230とを含み得る。
[0040]動作において、ネットワーク250は、制御プレーンロケーションのためにLTEインターフェースとLTEプロトコルとを利用し得る。LPPeプロトコルと組み合わされたLPPプロトコルは、E−SMLC208によるUE100の測位のためにUE100とeNB202との間でUuインターフェースを介して使用され得る。LPP/LPPeメッセージは、3GPP TS23.271および36.305に記載されているように、UE100のためのMME204およびeNB202を介してUE100とE−SMLC208との間で(前に説明されたように)転送され得る。E−SMLC208は、信号測定値(たとえば、RSSI、RTT、RSTD測定値)と、認識できるセルの識別情報とを、(たとえば、LPP/LPPeロケーション情報要求(Request Location Information)メッセージをUE100に送ることによって)要求するように構成され得、UE100は、それらを(たとえば、LPP/LPPeロケーション情報提供メッセージをE−SMLC208に送ることによって)与えるように構成され得る。
[0041]代替実施形態では、E−SMLC208によるUE100の測位のために、(i)LPPeなしのLPPプロトコル単独、または(ii)3GPP36.331において定義されたRRCプロトコルのいずれかが、Uuインターフェースを介してUE100とサービングeNB202との間で使用され得る。LPP(代替(i))の場合、3GPP TS23.271および36.305に記載されているように、LPPメッセージがUE100のためのMME204およびサービングeNB202を介してUE100とE−SMLC208との間で転送され得る。RRC(代替(ii))の場合、3GPP TS23.271および36.305に記載されているように、RRCメッセージがUE100とサービングeNB202との間で転送され得、(3GPP TS36.455において定義された)LTE測位プロトコルA(LPPa)メッセージがUE100のためのMME204を介してeNB202とE−SMLC208との間で転送され得る。一例では、E−SMLC208は、信号測定値(たとえば、RSTD測定値)と、認識できるセルの識別情報とを、(たとえば、LPPロケーション情報要求メッセージをUE100に送ることによって、またはUE100へのRRC要求メッセージをeNB202に送らせ得るLPPa要求メッセージをeNB202に送ることによって)要求するように構成され得、UE100は、それらを(たとえば、LPPロケーション情報提供メッセージをE−SMLC208に送ることによって、またはE−SMLC208へのLPPa応答をeNB202に送らせるRRC応答をeNB202に送ることによって)与えるように構成され得る。
[0042]MME204が3GPP制御プレーンソリューションを使用してUE100についてのロケーション情報をE−SMLC208に要求することを可能にするために、3GPP TS29.171において定義されたロケーションサービス(LCS:Location Service)アプリケーションプロトコル(LCS−AP)が、SLsインターフェースを介してMME204とE−SMLC208との間で使用され得る。GMLC206が3GPP制御プレーンソリューションを使用してUE100についてのロケーション情報を要求および取得することを可能にするために、3GPP TS29.172において定義された発展型パケットコア(EPC)LCSプロトコル(ELP)が、SLgインターフェースを介してMME204とGMLC206との間で使用され得る。
[0043]ネットワーク250はまた、SUPLユーザプレーンロケーションのためのインターフェースとプロトコルとを利用し得る。OMA SUPLユーザプレーンソリューションを使用するUE100の測位をサポートするために、OMA−AD−SUPL−V2_0において定義されたLupインターフェースが、(SUPL対応端末(SET)と呼ばれる)UE100とSLP232との間で使用され得る。Lupインターフェースは、UE100とSLP232との間で、OMA−TS−ULP−V2_0_3において定義されたユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP:User Plane Location Protocol)メッセージの交換を可能にする。SLP232は、ホームSLP(H−SLP)であり、UEのホームネットワーク中に存在し得(たとえば、ネットワーク250がUE100のためのホームネットワークである場合、UE100にとって適用可能であり)、あるいは発見されたSLP(D−SLP)または緊急SLP(E−SLP)であり得る。D−SLPは、任意のネットワーク中のUE100を測位するために使用され得(たとえば、ネットワーク250がUE100のためのホームネットワークでない場合、適用可能であり)、E−SLPは、UE100が緊急呼(たとえば、IMS260を介したi3 PSAP244またはレガシーPSAP248へのVoIP緊急呼)を確立しつつあるかまたは確立した場合、UE100を測位するために使用され得る。SLP232は、単一の物理SLP232、または別個の物理エンティティの別個の論理機能であり得る、SLC236およびSPC234に分割される。SLC236は、UE100とのSUPLセッションを確立および制御するように構成される。SPC234は、UE100のロケーションを取得するように構成される。その場合、ULPメッセージが制御およびサービス提供のために使用されるのか、または測位のために使用されるのかに応じて、任意のULPメッセージのためのエンドポイントは、SLC236またはSPC234のいずれかである。(たとえば、LTEアクセスをもつ)UE100の場合には、測位のために使用されるULPメッセージは、一般に、それぞれ1つまたは複数のLPPメッセージをカプセル化する。各カプセル化されたLPPメッセージは、1つのLPPeメッセージをさらにカプセル化することができ、それにより、前に説明されたようにUE100とSLP232との間でのLPPおよび/またはLPP/LPPe測位プロトコルメッセージの交換を可能にする。精度向上型ロケーションをサポートするために、上記で説明された制御プレーンロケーションについて説明されたのと同じ情報(たとえば、セル識別情報およびRSTD測定値)をSPC234が要求することと、UE100が返すこととを可能にするために、LPP/LPPeが使用され得る。
[0044]一実施形態によれば、および以下でより詳細に説明するように、モバイルデバイス(たとえば、UE)は、サーバからダウンリンク地上測位方法のための測位支援データを備える1つまたは複数のメッセージを受信し得る。さらに、測位支援データは、複数のセルトランシーバを識別し、識別されたセルトランシーバを記述する追加のパラメータを指定し得る。モバイルデバイスは、次いで、識別されたセルトランシーバを記述する追加のパラメータに少なくとも部分的に基づいて信号を受信するために特定の処理を適用し得る。
[0045]一実施形態によれば、UEは、たとえば、無線ソースに関連するセルOTDOAのための基準セルまたは近隣セルを使用することによって、無線ソースに関与する複数の測定値を作成し得る。ロケーションサーバは、次いで、UEから、基準信号時間差(RSTD)の測定値を備えるOTDOA測定値を受信することができる。3GPP TS 36.214において定義されているように、RSTD測定値は、UEにおける基準セルからの信号(たとえば、PRS)到着時間(TOA)と、UEにおける任意の近隣セルからのTOAとの間の差の測定値である。
[0046]LTEアクセスと同期信号送信(たとえば、同期PRS送信)とを採用するワイヤレス通信システム300のための方法の一例が、図3に示されている。ワイヤレス通信システム300は、ロケーションサーバ302と、アルマナック304とを含む。ロケーションサーバ302およびアルマナック304は、サービングネットワーク306の一部として含まれ得るか、あるいはサービングネットワーク306に接続されるか、またはサービングネットワーク306から到達可能であり得る。たとえば、サービングネットワーク306は、図2におけるネットワーク250に対応し得、ロケーションサーバ302は、ネットワーク250中のE−SMLC208またはSLP232に対応し得るか、あるいはスタンドアロンサービングモバイルロケーションセンター(SAS)などの別のロケーションサーバであり得る。サービングネットワーク306は、eNB 1 310−1、eNB 2 310−2、eNB N、310−N、およびeNB312などの1つまたは複数のアクセスポイントを含み得る。nを3とN−1との間として、eNB n 310−nなどの、図3に明示的に示されない他のeNBがあり得る。アクセスポイントのうちのいずれか1つ(たとえば、eNB312)が、図2におけるeNB202に対応し得る。アクセスポイントの各々は、1つまたは複数のアンテナに動作可能に接続され得る。アンテナは、それぞれ、eNB310−1、310−2、...310−Nの場合にはA1、A2...ANを備え、eNB312の場合にはAEを備える。アルマナック304は、サービングネットワーク306および/またはロケーションサーバ302に属し得、いくつかの実施形態では、ロケーションサーバ302の一部であり得る(たとえば、ロケーションサーバ302中の記憶媒体中に含まれていることがある)、データベース構造を表す。アルマナック304は、サービングネットワーク306内のアクセスポイントおよび基地局(たとえば、eNB)およびアンテナについての識別情報とロケーションパラメータとを記憶するように構成され、本明細書で前に説明されたタイプのBSAを備え得る。
[0047]同期信号送信の場合、サービングネットワーク306は、各アンテナA1、A2、...、ANおよびAEのために1つ、(図3において小さい円によって例示される)同期点のセットを採用することができる。各同期点は、すべての同期点に適用可能である共通の時間に厳密またはほぼ厳密に(たとえば、GPS受信機を使用して)信号タイミングがそれにおいて同期される、1つのアンテナによって送信された任意の信号についての信号伝送経路に沿ったロケーションに対応する。LTEの場合、各信号についての同期は、各セルについて、および、セルが同じ信号の複製をブロードキャストするために複数の無線アンテナ(たとえば、DASアンテナ素子またはRRH)を使用する場合は各セルにおける各無線アンテナについて、1024個のLTEダウンリンクシステムフレームの新たな各セットの開始、各10.0msLTE無線フレームの開始、または新たな各1.0msLTEサブフレームのまさに開始を、同じ時間(たとえば、同じグローバル時間)に整合することができる。同期点は、eNBまたは中間信号増幅器から信号出力ジャックなどのアンテナに到達する前のある点を過ぎた、アンテナにおける信号送信、または信号伝搬に対応し得る。
[0048]図3は、A1、A2〜ANとラベリングされた単一のアンテナを使用して単一のセルをそれぞれサポートする、1〜NとラベリングされたN個のeNB310−1、310−2、310−Nを示す。アンテナAEを使用する単一のセルに関連するeNB312も示されている。特定の実装形態では、アンテナA1〜ANは、1または2ポートアンテナあるいは4ポートアンテナを備え得る。本明細書で言及される「アンテナポート」は、アンテナ要素において受信される無線周波数(RF)エネルギーを処理することおよび/またはアンテナ要素からRFエネルギーを送信するためのアンテナ要素の1つまたは複数の端子に電力信号を適用することを行うために、アンテナ要素の1つまたは複数の端子に接続された回路と組み合わせて、アンテナ要素を備える。特定の実装形態において採用されるように、eNBは、UEにおいて受信されるべきダウンリンク信号の異なる成分を送信するために異なる個別のアンテナポートが使用され得るように、ダウンリンク信号を送信するために使用され得る複数のアンテナポートが採用され得る。ここで、ダウンリンク信号を送信するために使用される複数のアンテナポートのうちの個別のアンテナポートは、ダウンリンク信号の他の成分を送信するために他のアンテナポートによって採用されるアンテナ要素および対応する電力回路とは別個である、ダウンリンク信号の成分を送信するためのアンテナ要素および対応する電力回路を備える。一実施形態では、送信機によって使用される複数のアンテナポートは、対応する複数のアンテナ要素を通して、ダウンリンク信号の対応する複数の成分の送信の独立した制御を可能にし得る。
[0049]このコンテキストにおいて、「1または2アンテナポートセルトランシーバ」または「1または2アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号を送信するセルトランシーバ」は、ダウンリンク信号の送信のために2つ以下のアンテナポートを採用するセルトランシーバ(たとえば、eNB)を備える。したがって、1または2アンテナポートセルトランシーバあるいは1または2アンテナポート構成を使用するセルトランシーバによって送信されるダウンリンク信号は、ダウンリンク信号の個別に2つ以下の成分を備える。同様に、「4アンテナポートセルトランシーバ」または「4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号を送信するセルトランシーバ」は、UEにおいて受信されるべきダウンリンク信号の対応する4つの個別に制御可能な成分を送信するために、4つのアンテナ要素および対応する回路を備える。例示的な一実装形態では、3GPP 36.355 CH 6.5.1.2に記載されているOTDOA支援データ要素(OTDOA Assistance Data Element)において定義されたパラメータ「antennaPortConfig」は、特定のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成、または4アンテナポート構成を有することを有すること示し得る。
[0050]以下で説明されるように、特定の実装形態では、UE100は、ロケーションサーバ302から、たとえば、(たとえば、eNB−1、eNB−2、...、eNBNおよびeNB312を含む)複数のセルトランシーバについての識別子を含む支援データを備えるメッセージを受信し得る。さらに、識別されたセルトランシーバのうちの1つまたは複数について、測位支援データはさらに、たとえば、セルトランシーバが、PRSを有するダウンリンク信号を1または2ポートアンテナ構成を使用して送信するのか、PRSを有するダウンリンク信号を4ポートアンテナ構成で送信するのかを含む、セルトランシーバの属性を指定し得る。UE100は、次いで、特定のダウンリンク信号中のPRSをどのように処理するかを決定し得る。
[0051]上記で説明されたような技法はロケーションサーバ302によって適用され得るが、ロケーションサーバ302および/または他のネットワークエンティティ(たとえば、基地局)が、近隣eNBのロケーション座標などの、ロケーション算出を実行することを可能にするための情報を(たとえば、BSAなどの支援データの形態で)UE100に与える場合、技法はまた、UE100においてそれのロケーションを計算するために使用され得ることに留意されたい。
[0052]一実施形態によれば、eNB310は、1または2ポートアンテナ構成、あるいは4ポートアンテナ構成を使用してダウンリンク信号を送信し得る。eNB310によって1または2ポートアンテナ構成を使用して送信されたダウンリンク信号中のPRSは、1つの特定のシンボル符号化を有し、eNB310によって4アンテナポート構成を使用して送信されたダウンリンク信号中のPRSは、異なるシンボル符号化を有し得る。たとえば、図5および図6に示されているダウンリンク信号のシンボル符号化に示されているように、ノーマルサイクリックプレフィックス(NCP)の場合、eNBによって1または2アンテナポート構成を使用して送信されるPRSにシンボル#8が割り当てられ、eNBによって4アンテナポート構成を使用して送信されるダウンリンクのためのCRSにシンボル#8が割り当てられ得る。同様に、図7および図8に示されているダウンリンク信号のシンボル符号化に示されているように、拡張サイクリックプレフィックス(ECP)の場合、第1のeNBによって1または2アンテナポート構成を使用して送信される第1のダウンリンク信号中のPRSの一部分にシンボル#7が割り当てられ、第2のeNBによって4アンテナポート構成を使用して送信されるCRSまたは第2のダウンリンク信号の一部分にシンボル#7が割り当てられ得る。
[0053]いくつかの条件下では、第1のeNB310によって4アンテナポート構成を使用して送信された第1のダウンリンク信号の一部分は、第2のeNB310によって1または2アンテナポート構成を使用して送信された第2のダウンリンク信号中のPRSの少なくとも一部分(たとえば、NCPを用いたPRSのためのシンボル#7、またはPRSのためのシンボル#8)をUE100において妨害し、またはそれに干渉し得る。さらに、いくつかの実装形態では、システム300は、ダウンリンク信号を送信するために1または2アンテナポート構成を有するeNB310と、ダウンリンク信号を送信するために4アンテナポート構成を有するeNB310との混合を展開し得る。
[0054]4アンテナポート構成を使用して送信されたダウンリンク中のシンボル#8と、1または2アンテナポート構成を使用して送信されたダウンリンク信号のシンボル#8中のPRSの一部分との衝突は、1または2アンテナポート構成を使用して送信されたPRSのための使用可能ダイナミックレンジを20MHz PRS_BWについて23.5dBに限定し得る。さらに、1または2アンテナポート構成を使用して送信されたPRSのためのシンボル#8をブランキングすることの感度損失は、約0.5dBであるとシミュレートされている。この特定の場合でのシンボル#8のブランキングは、セルを4アンテナポートセルとして扱うことと等価であり得る。特定の実装形態において以下で説明されるように、干渉/妨害に対処するために、UE100における、eNB310によって1または2アンテナポート構成を使用して送信されたPRSの処理が、eNB310によって4アンテナポート構成を使用して送信された1つまたは複数のダウンリンク信号の存在下で、影響を及ぼされるか、または変更され得る。
[0055]図1〜図3をさらに参照しながら図4Aを参照すると、LPPプロトコルを使用した測位をサポートするための例示的なプロシージャのメッセージフロー図400が示されている。メッセージフロー中のエンティティは、UE402と、ロケーションサーバ404とを含む。UE402は、図1〜図3におけるUE100に対応し得、ロケーションサーバ404は、図2におけるE−SMLC208またはSLP232および/ならびに図3におけるロケーションサーバ302に対応し得る。図4Aにおいて例示されるようなUE402の測位は、UE402とロケーションサーバ404との間でのLPPメッセージの交換を介してサポートされる。LPPメッセージ、およびそれらがサポートするプロシージャが、3GPP TS36.355に記載されている。図4に示されているプロシージャは、UE402のための(または、UE402のユーザのための)ナビゲーションまたは方向探知サポートのような何らかのロケーション関係サービスをサポートするために、またはUE402からPSAPへの緊急呼に関連する、PSAPへのディスパッチ可能ロケーションのルーティングまたは提供のために、またはいくつかの他の理由のために、UEのロケーションを推定するために使用され得る。最初に随意のステップとして、UE402は、LPPを使用してUE402によってサポートされる位置方法とこれらの位置方法の特徴とを示すLPP能力提供(Provide Capabilities)メッセージ406をロケーションサーバ404に送ることによって、LPPプロトコルに対するそれの測位能力をロケーションサーバ404に与え得る。ロケーションサーバ404は、次いで、たとえば、メッセージ406中で送られたUE402能力がUE402によるOTDOAのサポートを示すので、および/またはUE402が現在、ロケーションサーバ404を含んでいるサービングネットワークへのLTEワイヤレスアクセスを有し得るので、LTEアクセスのためのOTDOAを使用してUE402を測位することを決定し得る。ロケーションサーバ404は、次いで、LPP支援データ提供メッセージ408をUE402に送り得る。LPP支援データ提供メッセージ408は、UE402がOTDOA RSTD測定値を作成し、戻すことを可能にするためのOTDOA支援データを含み得、基準セルについてのグローバルIDと、基準セルについての物理セルIDと、周波数情報と、PRS信号情報(たとえば、帯域幅、PRS測位オケージョン(occasion)当たりのサブフレーム数、PRS測位オケージョンの開始点および周期性、ミューティングシーケンス)とを含み得る、基準セルについての情報を含み得る。LPP支援データ提供メッセージ408はまた、隣接セルについてのOTDOA支援データを含み得る。一例では、UE402が周波数間RSTD測定に対するサポートを示す場合、近隣セル支援データは、最高3つの周波数レイヤについて与えられ得る。メッセージ408中で各近隣セルについて与えられる情報は、基準セルについて与えられるものと同様であり得る(たとえば、セルIDと、セル周波数と、PRS信号情報とを含み得る)。
[0056]特定の実装形態では、LPP支援データ提供メッセージ408は、たとえば、複数のセルトランシーバの識別情報とセルトランシーバの属性を記述する他のパラメータとを含む測位支援データを備え得る。たとえば、LPP支援データ提供メッセージ408は、識別されたセルトランシーバのうちのいずれが、1または2アンテナポートを使用してダウンリンク信号中でPRSを送信しているかを示し、識別されたセルトランシーバのうちのいずれが、4アンテナポートを使用してダウンリンク信号を送信しているかを示し得る。以下で説明されるように、LPP支援データ提供メッセージ408中の測位支援データは、UE402が、4アンテナポートを使用して送信された第2のダウンリンク信号の存在下で、1または2アンテナポートを使用して送信された第1のダウンリンク信号中のPRSの処理を変更するか、またはそれに影響を及ぼすことを可能にし得る。
[0057]ロケーションサーバ404は、メッセージ408中で示された基準セルおよび近隣セルについてのOTDOA RSTD測定値を要求するために、LPPロケーション情報要求メッセージ410をUE402に送り得る。LPPロケーション情報要求メッセージ410は、現在のエリアにおける予想マルチパスおよび非見通し線(LOS:line of sight)に関する情報をUE402に与えるための環境特徴づけデータを含み得る。LPPロケーション情報要求メッセージ410はまた、(たとえば、UEによって与えられるRSTD測定値に基づくロケーション推定値の)所望の精度と、応答時間(たとえば、UE402によるLPPロケーション情報要求メッセージ410の受信と、UE402によるLPPロケーション情報提供メッセージ414の送信の時間との間の最大時間)とを含み得る。随意の周期報告期間も、メッセージ中に含まれ得る。
[0058]上記で指摘されたように、メッセージ408において受信された測位支援データは、OTDOA測位のための基準セルとしてどのローカルセルが使用され得るかまたは使用され得ないかに関する指示を与え得る。代替的に、UE402は、メッセージ408において受信された支援データ中で識別された複数のセルの中から、ODTOAセッションのための基準セルを選択し得る。一例では、UE402は、基準セルとしてサービングセルを選択し得る。他の実施形態では、UE402は、複数の識別されたセルの中から基準セルを選択するために、追加のルールまたはヒューリスティックを適用し得る。
[0059]段階411において、複数のセルトランシーバから送信されたPRSが、たとえば、到着時間を検出するために処理され得る。上記で指摘されたように、UE402は、いくつかのセルトランシーバが1または2アンテナポート構成を使用してPRSをもつダウンリンク信号を送信し、他のセルトランシーバが4アンテナポート構成を使用してダウンリンクを送信する環境において、動作し得る。ここで、UE402は、4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、あるセルトランシーバによって1または2アンテナポート構成を使用して送信された第1のダウンリンク信号中のPRSの処理に選択的に影響を及ぼし得る。
[0060]段階412において、UE402は、OTDOA位置方法のためのRSTD測定を実行するために、メッセージ408中で受信されたOTDOA測位支援情報と、メッセージ410中で受信された任意の追加のデータ(たとえば、所望のQoS)とを利用する。RSTD測定は、メッセージ408中で示された基準セルと近隣セルの各々との間で行われ得る。代替として、UE402は、(たとえば、メッセージ408中で示された基準セルから強い信号が受信されない場合、またはこの基準セルがUE402のための現在のサービングセルでない場合)異なる基準セルを選び得る。UE402は、次いで、要求されたRSTD測定値の一部または全部が段階412において取得された後、および最大応答(たとえば、メッセージ410中でロケーションサーバ404によって与えられた最大応答時間)が満了する前、または満了したとき、LPPロケーション情報提供メッセージ414をロケーションサーバ404に送る。LPPロケーション情報提供メッセージ414は、RSTD測定値が取得された時間と、RSTD測定値のための基準セルの識別情報とを含み得る。メッセージ414はまた、測定される近隣セルごとに、セルの識別情報(たとえば、物理セルID、グローバルセルID、および/またはセルキャリア周波数)と、セルについてのRSTD測定値と、セルについてのRSTD測定値の品質とを含む、近隣セル測定値リストを含み得る。近隣セル測定値リストは、1つまたは複数のセルについてのRSTDデータを含み得る。
[0061]図4Bは、ブロック411の特定の実装形態による、受信されたダウンリンク信号中のPRSを処理する際にUE402によって実行され得るアクションの流れ図である。ブロック452において、モバイルデバイスは、1または2アンテナポート構成を使用して第1のセルトランシーバから送信されたPRSを備えるダウンリンク信号を受信する。上記で指摘されたように、1または2アンテナポート構成からのダウンリンク信号中で送信されると、第1のダウンリンク中で送信されたPRSは、ノーマルサイクリックプレフィックス(NCP)を用いる図5に示されているように、または拡張サイクリックプレフィックス(ECP)を用いる図7に示されているように、周波数ビン(bins)中の特定の符号化またはシンボルマッピングを有し得る。
[0062]また、上記で説明されたように、モバイルデバイスは、ブロック452において、第2のセルトランシーバによって4アンテナポート構成を使用して送信された第2のダウンリンク信号の存在下で、第1のダウンリンク信号を受信する。第2のダウンリンク信号は、示された図6として、周波数ビン中のNCP PRSおよびCRSの特定の符号化またはシンボルマッピング、または図8に示されている周波数ビン中のECP PRSおよびCRSの特定の符号化またはシンボルマッピングを有し得る。また、上記で説明されたように、少なくとも部分的に、第2のセルトランシーバによって4アンテナポート構成を使用して送信されるダウンリンク信号中のシンボル#8として、送信されたCRSは、受信機において、第1のセルトランシーバによって1または2アンテナポート構成を使用して送信されたNCP PRSのシンボル#8に干渉するか、またはそれを妨害し得る。同様に、少なくとも部分的に、第2のセルトランシーバによって4アンテナポート構成を使用して送信されるダウンリンク信号中のシンボル#7として、送信されたCRSは、受信機において、第1のセルトランシーバによって1または2アンテナポート構成を使用して送信されたECP PRSのシンボル#7に干渉するか、またはそれを妨害し得る。
[0063]ブロック454において、モバイルデバイスは、4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、ブロック452において受信された第1のダウンリンク信号中の第1のPRSの処理に選択的に影響を及ぼす。このコンテキストにおいて、「処理に選択的に影響を及ぼす」は、いくつかの条件下で少なくとも1つの態様における処理結果を与えるように、受信機における信号の処理を変更することを意味する。例示的な一実装形態では、モバイルデバイスは、第1のPRSが4アンテナポートを使用して送信されたダウンリンク信号中にあるかのように処理を(1または2アンテナポート構成を使用して送信された第1のダウンリンク信号中の)第1のPRSに適用するによって、第1のPRSの処理に影響を及ぼし得る。たとえば、第1のPRSがNCP PRSを備える場合、移動局は、第1のPRS中のシンボル#8が、4アンテナポート構成を使用して送信されたダウンリンク信号中のシンボル#8中の干渉するCRSによって妨害され、または破損され得るとき、第1のPRS中のシンボル#8をブランキングするかまたは無視するか、または場合によっては処理しないことがある。同様に、第1のPRSがECP PRSを備える場合、モバイルデバイスは、第1のPRS中のシンボル#7が、4アンテナポートを使用して送信されたダウンリンク信号のシンボル#7中のCRSによって妨害され、または破損され得るとき、第1のPRS中のシンボル#7をブランキングするかまたは無視するか、または場合によっては処理しないことがある。実施形態上では、セルトランシーバが、4アンテナポート構成を有するものとして見なされるべきである場合、当該の第1のPRSシンボル中のシンボル#7は、PRS処理において無視され得る。したがって、処理の前に1または2ポート構成の代わりに4ポート構成を有するものとして特定のセルトランシーバにフラグを付けることが、潜在的に干渉するシンボルを無視するという目的を達成し得る。しかしながら、当該の特定のセルトランシーバが1つのシンボルのかなりの部分だけ遅延されるかまたは進められる場合、シンボルは、他の潜在的に干渉するシンボルといくらかの重複を有し得ることが、指摘される。そのような場合、潜在的に有害なシンボルに対応するブランキングマスク(blanking-mask)が、処理の前に適用され得る。
[0064]代替実施形態では、ブロック454におけるモバイルデバイスは、2つの異なる結果を与える2つの異なる方法を使用して第1のPRSを処理することと、次いで、(たとえば、RSTD測定値を取得するために)2つの異なる結果のうちの1つを選択することとによって、第1のPRS信号の処理に影響を及ぼし得る。たとえば、モバイルデバイスは、ダウンリンク信号が4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように、第1の処理方法を受信されたダウンリンク信号中のPRSに適用すること(たとえば、ECPをもつPRSのためのシンボル#7またはNCPをもつPRSのためのシンボル#8をブランキングするかまたは無視するか、または場合によっては処理しないこと)によって、第1の測定値を取得し得る。モバイルデバイスはまた、ダウンリンク信号が1または2アンテナポート構成を使用して送信されたかのように、第2の処理方法を受信されたダウンリンク信号中のPRSに適用することによって、第2の測定値を取得し得る。モバイルデバイスは、次いで、受信されたPRSが4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように受信されたPRSが処理され続けられるべきなのか、受信されたPRSが1または2アンテナポート構成を使用して送信されたかのように受信されたPRSが処理され続けられるべきなのかを決定するために、第1の測定値および第2の測定値の、SNRなどの特性を比較し得る。別の特定の実施形態では、モバイルデバイスは、第2のダウンリンク信号の存在下で、1または2アンテナポートを使用して送信された第1のダウンリンク信号中のPRSの処理に選択的に影響を及ぼし得、さらに、モバイルデバイスにおいてPRS信号に干渉する第2のダウンリンク信号のCRS部分の少なくとも一部分を消去することを備える。
[0065]このコンテキストにおいて、「第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在」とは、検出可能であるのに十分な、または少なくとも1つの他のソースからのモバイルデバイスにおいて受信された別の信号の少なくとも一部分に干渉するか、またはそれを妨害するのに十分な電力で、第2のダウンリンクがモバイルデバイスにおいて受信されていることを意味する。一実施形態によれば、ブロック454は、(たとえば、LPP支援データ提供メッセージ408中の測位支援データ中で与えられる)近隣リストに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の第2のセルトランシーバが存在し、4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信しているかどうかを決定し得る。一例では、LPP支援データ提供メッセージ408中の近隣リストは、どの特定のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号を送信しており、どの特定のセルトランシーバが、4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号を送信しているかを識別し得る。
[0066]特定の実装形態では、ブロック454は、第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在、すべてのシナリオにおいて第1のダウンリンク信号中のPRSの処理に必ずしも影響を及ぼすとは限らないことがある。たとえば、ブロック454は、第1のダウンリンク信号中のPRSの処理が、上記で説明されたように選択的に影響を及ぼされるべきかどうかを決定するために、4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する第2のセルトランシーバの存在下での追加の基準を適用し得る。一実装形態では、ブロック454は、(セルトランシーバによって4アンテナポート構成を使用して送信された)第2のダウンリンク信号の少なくとも一部分が、1または2アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたPRSを妨害し、またはそれに干渉する可能性があるかどうかをさらに決定し得る。気づかれ得るように、図5〜図8のマップは、#0〜#11の番号付けされた周波数ビンの各周波数ビンのためのシンボル位置#0〜#11におけるシンボルの割振りを示す。したがって、マップ中の各周波数ビンは、各シンボル位置#0〜#11におけるシンボルの特定の割振りを有し得る。たとえば、図5に示されている特定のセルトランシーバのためのNCP PRSは、周波数ビン#9は、シンボル位置#4および#11においてシンボルR0、シンボル位置#0および#7においてシンボルR1、シンボル位置#3および#10においてシンボルR6が割り振られ、シンボルが他のシンボル位置に割り振られないことを示す。周波数ビン#8は、シンボルがシンボル位置#0〜11に割り振られないことを示す。一実施形態によれば、特定のセルトランシーバによって送信されたPRSについての周波数ビンへのシンボルの特定の割振りは、3GPP 36.211の第6.10章に記載されているセルトランシーバに割り当てられたPCIに少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、異なるセルトランシーバが、図5のNCP PRSのセルトランシーバのPCIとは異なる割り当てられたPCIを有するとき、異なるセルトランシーバによって送信されたPRSは、周波数ビンだけ「シフト(shift)」または「循環(rotate)」されたシンボル割振りを有し得る。たとえば、異なるセルトランシーバによって送信されたPRSについてのシンボル割振りは、(図5に示されている周波数ビン#9の「シフト」されたシンボル割振りを有する)周波数ビン#10が、シンボル位置#4および#11においてシンボルR0を、シンボル位置#0および#7においてシンボルR1を、シンボル位置#3および#10においてシンボルR6を割り振られ、他のシンボル位置にシンボルが割り振られないように、図5の割振りから1周波数ビンだけシフトされ得る。同様に、異なるセルトランシーバによって送信されたPRSのためのシンボル割振りは、(図5に示されている周波数ビン#8の「シフト」されたシンボル割振りを有する)周波数ビン#9がシンボル位置#0〜11においてシンボルを割り振られないように、図5の割振りから1周波数ビンだけシフトされ得る。図5に示されているマッピングの周波数ビン#0〜7および10におけるシンボル割振りは、それぞれ、周波数ビン#1〜8および11に、1周波数ビンだけ同様に「シフト」され得る。図5に示されているマッピングの周波数ビン#11におけるシンボル割振りは、周波数ビン#0に「循環」され得る。したがって、一実施形態では、ブロック454はさらに、第2のセルトランシーバに関連するPCIに少なくとも部分的に基づいて、4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する第2のセルトランシーバ第1のダウンリンク信号の処理に影響を及ぼすべきかどうかを決定し得る。
[0067]第1のセルトランシーバによって1または2アンテナポート構成を使用して第1のダウンリンク信号中のノーマルサイクリックプレフィックスをもつPRSが送信される、特定の一例では、ブロック454におけるモバイルデバイスはさらに、隣接セルトランシーバに割り当てられたPCIに少なくとも部分的に基づいて、隣接セルトランシーバによって4アンテナポート構成を使用して送信された第2のダウンリンク信号が、PRSの受信に干渉する可能性があるかどうかを決定し得る。たとえば、PCIの間の差は、隣接セルトランシーバによって送信されたPRSのマッピングにおける周波数ビンの間でのシンボル割振りが、互いに対して「循環」または「シフト」された程度を示し得る。NCP1または2ポートアンテナ構成およびNCP4ポートアンテナ構成のための図5および図6について考える。図5のマッピングのシンボル位置#8は、セルが周波数ビン#5および#11中のPRSを送信し得ることを示す。図6のPRSマッピングは、周波数ビン#0、#3、#6および#9中のシンボル位置#8におけるCRSの送信を示す。したがって、(たとえば、ゼロのシンボル割振りの特定の循環またはシフトを用いた)図6に示されている4ポートセルトランシーバのマッピングにおけるCRSは、図5に示されているモジュロを同じく用いた1または2ポートセルのPRSとシンボル#8中で衝突しないであろう。しかしながら、図5に示されている1または2ポートセルのシンボル#8におけるPRSマッピングは、図6に示されている、シンボル割振りをもつ、ただし、隣接セルトランシーバに割り当てられたPCIの差に反映されるような2または5周波数ビンだけ「循環」または「シフト」された、マッピングを有する4ポートセルのシンボル#8中のCRSと衝突することになる。
[0068]第1のセルトランシーバによって1または2アンテナポート構成を使用して拡張サイクリックプレフィックスをもつ第1のダウンリンク信号PRSが送信される、別の特定の例では、モバイルデバイスは、隣接セルトランシーバが第1のセルトランシーバに対して−2または+1のPCI−mod3差を有するかどうかをさらに決定することによって、隣接セルトランシーバによって4アンテナポート構成を使用して送信された第2のダウンリンク信号が、モバイルデバイスにおけるPRSの受信に干渉する可能性があるかどうかをさらに決定し得る。たとえば、図7に示されているECP1または2ポートアンテナ構成および図8に示されているECP4ポートアンテナ構成のためのPRSマッピングに従って隣接セルトランシーバが送信することについて考える。図7のマッピングのシンボル#7位置は、周波数ビン#4および#11中でのPRSの送信を示す。図8のマッピングのシンボル位置#7は、周波数ビン#0、#3、#6および#9中でのPRSの送信を示す。したがって、周波数ビンの間のシンボル割振りの循環またはシフトのない図8に示されているマッピングに従う4ポートセルトランシーバの送信CRSは、図7に示されているマッピングに従う1または2ポートセルトランシーバのシンボル位置#7におけるPRSシンボルと衝突しない。ただし、図7に示されている1または2ポートセルのシンボル#7中のPRSは、図8に示されている、ただし隣接セルトランシーバのためのPCI間の差に反映されるような1または4周波数ビンだけシンボル割振りがシフトされた、マッピングに従う4ポートセルトランシーバのシンボル#8中のCRSに衝突することになる。
[0069]別の実装形態では、セルトランシーバの1または2アンテナポートによって送信された第1のダウンリンク信号中のPRSの処理が影響を及ぼされるか、または変更されるべきであるかどうかをさらに決定するために、ブロック454は、モバイルデバイスにおける直接測定を使用して、(1または2アンテナポートを使用して送信された)第1のダウンリンク信号の第1の信号強度と、(異なるセルトランシーバによって4アンテナポートを使用して送信された)任意の第2のダウンリンク信号の第2の信号強度とを決定し得る。第2の信号強度が、第1の信号強度と比較して十分に高い場合、UEは、上記で説明されたように、第1のPRSが4アンテナポートを使用して送信されたかのように処理を第1のPRSに適用し得る。
[0070]別の実施形態では、セルトランシーバの1または2アンテナポートによって送信された第1のダウンリンク信号中の第1のPRSの処理が影響を及ぼされるか、または変更されるべきであるかどうかをさらに決定するために、ブロック454は、第1の算出ではPRSが1または2アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたかのように、および第2の算出ではPRSが4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたかのように、複数のセルトランシーバからの受信されたPRSを処理し得る。第1の算出または第2の算出のいずれかの結果が、第1の算出が最も良好な特性(たとえば、最も高いSNR)を与えるのか第2の算出が最も良好な特性を与えるのかに基づいて、RTSD測定値を取得するために選択され得る。
[0071]別の実施形態では、ロケーションサーバ404は、(1または2アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号を送信するものと識別されるセルトランシーバから送信された)どのPRSが、1または2アンテナポートセルトランシーバによって送信されたものとしてUE402によって処理されるべきか、およびどのPRSが4アンテナポートセルトランシーバによって送信されたものとしてUE402によって処理されるべきかを決定するために、ブロック454に関して上記で説明された測位支援データおよび/または他のファクタのアプリオリ(a-priori)な分析を実行し得る。LPP支援データ提供メッセージ408は、次いで、どのPRSが、1または2アンテナポートセルトランシーバによって送信されたものとして処理されるべきか、およびどのPRSが4アンテナポートセルトランシーバによって送信されたものとして処理されるべきかに関する指示をUE402に与え得る。特定の実装形態では、LPP支援データ提供メッセージ408は、4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号を送信する特定の隣接セルトランシーバを識別し、次いで、1または2アンテナポート構成からの送信されたダウンリンク信号中のPRSの処理が上記で説明されたように変更されるべきであるかどうかを示すために、追加の識別子を与え得る。
[0072]図1〜図8をさらに参照しながら図9を参照すると、コンピュータシステム900は、図4Aおよび図4Bにおける要素のうちのいくつかの機能を少なくとも部分的に実装するためにおいて利用され得る。図9は、本明細書で説明されるような様々な他の実施形態によって提供される方法を実行することができ、および/またはモバイルデバイスまたは他のコンピュータシステムとして機能することができる、コンピュータシステム900の一実施形態の概略図を提供する。たとえば、ロケーションサーバ302、ロケーションサーバ404、およびアルマナック304は、1つまたは複数のコンピュータシステム900からなり得る。図9は、そのうちのいずれかまたはすべてが適宜に利用され得る、様々な構成要素の一般化された図を与える。図9は、したがって、個々のシステム要素が、比較的分離された方法または比較的より統合された方法で、どのように実装され得るかを概括的に示している。
[0073]バス905を介して電気的に結合され得る(または、適宜に、他の方法で通信していることがある)ハードウェア要素を備えるコンピュータシステム900が示されている。ハードウェア要素は、限定はしないが、(デジタル信号処理チップ、グラフィックスアクセラレーションプロセッサなどの)1つまたは複数の汎用プロセッサおよび/または1つまたは複数の専用プロセッサを含む、1つまたは複数のプロセッサ910と、限定はしないが、マウス、キーボードなどを含むことができる1つまたは複数の入力デバイス915と、限定はしないが、ディスプレイデバイス、プリンタなどを含むことができる1つまたは複数の出力デバイス920とを含み得る。(1つまたは複数の)プロセッサ910は、たとえば、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)によって作られるものなどの中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含むことができる。他のプロセッサタイプも利用され得る。
[0074]コンピュータシステム900は、1つまたは複数の非一時的ストレージデバイス925をさらに含み得(および/または、それらと通信していることがあり)、非一時的ストレージデバイス925は、限定はしないが、ローカルストレージおよび/またはネットワークアクセス可能ストレージを備えることができ、ならびに/あるいは、限定はしないが、ディスクドライブと、ドライブアレイと、光ストレージデバイスと、プログラム可能、フラッシュアップデート可能などであり得る、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)および/または読取り専用メモリ(「ROM」)などのソリッドステートストレージデバイスとを含むことができる。そのようなストレージデバイスは、限定はしないが、様々なファイルシステム、データベース構造などを含む、任意の適切なデータストアを実装するように構成され得る。
[0075]コンピュータシステム900はまた、限定はしないが、モデム、ネットワークカード(ワイヤレスまたはワイヤード)、赤外線通信デバイス、(Bluetooth短距離ワイヤレス通信技術トランシーバ/デバイス、802.11デバイス、WiFiデバイス、WiMax(登録商標)デバイス、セルラー通信施設などの)ワイヤレス通信デバイスおよび/またはチップセットなどを含むことができる、通信サブシステム930を含み得る。通信サブシステム930は、データが、(一例を挙げると、以下で説明されるネットワークなどの)ネットワーク、他のコンピュータシステム、および/または本明細書で説明される任意の他のデバイスと交換されることを可能にし得る。多くの実施形態では、コンピュータシステム900は、上記で説明されたように、RAMまたはROMデバイスを含むことができるワーキングメモリ935をここでのようにさらに備えることになる。
[0076]コンピュータシステム900はまた、オペレーティングシステム940、デバイスドライバ、実行可能ライブラリ、および/または1つまたは複数のアプリケーションプログラム945などの他のコードを含む、ワーキングメモリ935内に現在位置するものとして示されている、ソフトウェア要素を備えることができ、1つまたは複数のアプリケーションプログラム945は、様々な実施形態によって与えられるコンピュータプログラムを備え得、ならびに/あるいは、本明細書で説明された、他の実施形態によって与えられる方法を実装するようにおよび/またはシステムを構成するように設計され得る。単に例として、本明細書で説明される1つまたは複数のプロセスは、コンピュータ(および/またはコンピュータ内のプロセッサ)によって実行可能なコードおよび/または命令として実装され得る。そのようなコードおよび/または命令は、説明された方法に従って1つまたは複数の動作を実行するように汎用コンピュータ(または他のデバイス)を構成しおよび/または適応させるために使用され得る。
[0077]これらの命令および/またはコードのセットは、上記で説明された(1つまたは複数の)ストレージデバイス925などのコンピュータ可読記憶媒体上に記憶され得る。場合によっては、記憶媒体は、コンピュータシステム900などのコンピュータシステム内に組み込まれ得る。他の実施形態では、記憶媒体は、コンピュータシステムとは別個(たとえば、コンパクトディスクなどの取外し可能媒体)であり得、ならびに/あるいは、記憶媒体が、その上に記憶された命令/コードで汎用コンピュータをプログラムし、構成し、および/または適応させるために使用され得るようなインスタレーションパッケージで提供され得る。これらの命令は、コンピュータシステム900によって実行可能である実行可能コードの形態をとり得、ならびに/あるいは、(たとえば、様々な一般に利用可能なコンパイラ、インストールプログラム、圧縮/解凍ユーティリティなどのいずれかを使用して)コンピュータシステム900上でコンパイルおよび/またはインストールしたときに実行可能コードの形態をとる、ソースコードおよび/またはインストール可能コードの形態をとり得る。
[0078]特定の要望に従って、実質的な変形が行われ得る。たとえば、カスタマイズされたハードウェアも使用され得、ならびに/あるいは特定の要素が、ハードウェア、(アプレットなど、ポータブルソフトウェアを含む)ソフトウェア、またはその両方で実装され得る。さらに、ネットワーク入出力デバイスなど、他のコンピューティングデバイスへの接続が採用され得る。
[0079]コンピュータシステム900は、本開示に従って方法を実行するために使用され得る。そのような方法のプロシージャの一部または全部は、プロセッサ910が、ワーキングメモリ935中に含まれている(オペレーティングシステム940、および/またはアプリケーションプログラム945などの他のコードに組み込まれ得る)1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを実行したことに応答して、コンピュータシステム900によって実行され得る。そのような命令は、(1つまたは複数の)ストレージデバイス925のうちの1つまたは複数など、別のコンピュータ可読媒体からワーキングメモリ935に読み込まれ得る。単に例として、ワーキングメモリ935中に含まれている命令のシーケンスの実行は、(1つまたは複数の)プロセッサ910に、本明細書で説明された方法の1つまたは複数のプロシージャを実行することを行わせ得る。
[0080]本明細書で使用される「機械可読媒体」および「コンピュータ可読媒体」という用語は、機械を特定の様式で動作させるデータを与えることに関与する任意の媒体を指す。UE100および/またはコンピュータシステム900を使用して実装される一実施形態では、様々なコンピュータ可読媒体が、実行のために(1つまたは複数の)プロセッサ111、910に命令/コードを与えることに関与し得、ならびに/あるいはそのような命令/コードを(たとえば、信号として)記憶および/または搬送するために使用され得る。多くの実装形態では、コンピュータ可読媒体は物理および/または有形記憶媒体である。そのような媒体は、限定はしないが、不揮発性媒体、揮発性媒体、および伝送媒体を含む、多くの形態をとり得る。不揮発性媒体は、たとえば、(1つまたは複数の)ストレージデバイス140、925など、光ディスクおよび/または磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、限定はしないが、ワーキングメモリ140、935などのダイナミックメモリを含む。伝送媒体は、限定はしないが、同軸ケーブル、バス101、905を備えるワイヤを含む銅線および光ファイバー、ならびに通信サブシステム930の様々な構成要素(および/または通信サブシステム930がそれによって他のデバイスとの通信を行う媒体)を含む。したがって、伝送媒体はまた、(限定はしないが、電波通信および赤外線データ通信中に生成されるものなど、電波、音響波および/または光波を含む)波の形態をとることができる。
[0081]物理および/または有形コンピュータ可読媒体の一般的な形態は、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、または任意の他の磁気媒体、CD−ROM、Blu−Ray(登録商標)ディスク、任意の他の光媒体、パンチカード、紙テープ、穴のパターンをもつ任意の他の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、任意の他のメモリチップまたはカートリッジ、以下で説明される搬送波、あるいはコンピュータが命令および/またはコードを読み取ることができる任意の他の媒体を含む。
[0082]コンピュータ可読媒体の様々な形態は、実行のために1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを(1つまたは複数の)プロセッサ111、910に搬送することに関与し得る。単に例として、命令は、初めに、リモートコンピュータの磁気ディスクおよび/または光ディスク上で搬送され得る。リモートコンピュータは、命令をそれのダイナミックメモリにロードし、その命令を、UE100および/またはコンピュータシステム900によって受信および/または実行されるように伝送媒体を介して信号として送り得る。電磁信号、音響信号、光信号などの形態であり得るこれらの信号は、すべて、本発明の様々な実施形態による、命令がその上で符号化され得る搬送波の例である。
[0083]上記で説明された方法、システム、およびデバイスは例である。様々な代替構成は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、代替方法では、段階は、上記の説明とは異なる順序で実行され得、様々な段階が追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの構成に関して説明された特徴は、様々な他の構成において組み合わせられ得る。構成の異なる態様および要素が、同様にして組み合わせられ得る。また、技術は発展し、したがって、要素の多くは例であり、本開示または特許請求の範囲を限定しない。
[0084]説明では、(実装形態を含む)例示的な構成の完全な理解が得られるように具体的な詳細が与えられた。ただし、構成は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。たとえば、構成を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技法は、不要な詳細なしに示されている。この説明は、例示的な構成を与えるにすぎず、特許請求の範囲の範囲、適用性、または構成を限定しない。そうではなく、構成の上記の説明は、説明された技法を実装することを可能にする説明を当業者に与えるものである。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、要素の機能および構成において様々な変更が行われ得る。
[0085]構成は、流れ図またはブロック図として示されるプロセスとして説明されることがある。各々が、動作を逐次プロセスとして説明することがあるが、動作の多くは並行してまたは同時に実行され得る。さらに、動作の順序は並べ替えられ得る。プロセスは、図に含まれない追加のステップを有し得る。さらに、本方法の例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれらの任意の組合せによって実装され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードで実装されるとき、必要なタスクを実行するためのプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体などの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。プロセッサは、説明されたタスクを実行し得る。
[0086]本明細書で使用される「モバイルデバイス」という用語は、変化する位置ロケーションを時々有し得るデバイスを指す。位置ロケーションの変化は、いくつかの例として、方向、距離、向きなどに対する変化を備え得る。特定の例では、モバイルデバイスは、セルラー電話、ワイヤレス通信デバイス、ユーザ機器、ラップトップコンピュータ、他のパーソナル通信システム(PCS)デバイス、携帯情報端末(PDA)、パーソナルオーディオデバイス(PAD)、ポータブルナビゲーションデバイス、および/または他のポータブル通信デバイスを備え得る。モバイルデバイスは、機械可読命令によって制御される機能を実行するように適応されたプロセッサおよび/またはコンピューティングプラットフォームをも備え得る。
[0087]本明細書で説明された方法は、特定の例に従って適用例に応じて様々な手段によって実装され得る。たとえば、そのような方法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ハードウェア実装形態では、たとえば、処理ユニットは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(「ASIC」)、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)、デジタル信号処理デバイス(「DSPD」)、プログラマブル論理デバイス(「PLD」)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するように設計された他のデバイスユニット、またはそれらの組合せ内に実装され得る。
[0088]アルゴリズム記述および/または記号表現は、信号処理および/または関連技術の当業者によって、自身の仕事の本質を他の当業者に伝達するために使用される技法の例である。アルゴリズムは、本明細書では、および一般には、所望の結果をもたらす自己無撞着な一連の演算および/または同様の信号処理であると考えられる。このコンテキストでは、演算および/または処理は物理量の物理的操作を伴う。一般に、必ずしもそうとは限らないが、そのような量は、信号測定値、テキスト、画像、ビデオ、オーディオなど、様々な形態のコンテンツを表す電子信号および/または状態として記憶、転送、合成、比較、処理、またはさもなければ操作されることが可能な電気および/または磁気信号および/または状態の形態をとり得る。主に一般的な用法という理由で、そのような物理的信号および/または物理的状態を、ビット、値、要素、記号、文字、特性、項、数、数字、メッセージ、フレーム、推定値、測定値、コンテンツなどと呼ぶことが時々便利であることがわかっている。ただし、これらおよび/または同様の用語のすべては、適切な物理量に関連付けられるべきであり、便利なラベルにすぎないことを理解されたい。別段に明記されていない限り、上記の説明から明らかなように、本明細書全体にわたって、「処理すること」、「算出すること」、「計算すること」、「決定すること」、「確立すること」、「取得すること」、「識別すること」、「選択すること」、「生成すること」などの用語を利用する説明は、専用コンピュータならびに/あるいは同様の専用コンピューティングおよび/またはネットワークデバイスなど、特定の装置のアクションおよび/またはプロセスを指すことがあることを諒解されたい。したがって、本明細書のコンテキストでは、専用コンピュータならびに/あるいは同様の専用コンピューティングおよび/またはネットワークデバイスは、専用コンピュータならびに/あるいは同様の専用コンピューティングおよび/またはネットワークデバイスのメモリ、レジスタ、および/または他のストレージデバイス、送信デバイス、および/またはディスプレイデバイス内の、電子的および/または磁気的な物理量として一般に表される信号および/または状態を処理、操作および/または変換することが可能である。この特定の特許出願のコンテキストでは、上述のように、「特定の装置」という用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の機能を実行するようにプログラムされた後の汎用コンピュータなど、汎用コンピューティングおよび/またはネットワークデバイスを含み得る。
[0089]いくつかの状況では、バイナリ1からバイナリ0への、またはその逆の状態の変化など、メモリデバイスの動作は、たとえば、物理的変換などの変換を備え得る。特定のタイプのメモリデバイスでは、そのような物理的変換は、異なる状態または物への物品の物理的変換を備え得る。たとえば、限定はしないが、いくつかのタイプのメモリデバイスの場合、状態の変化は、電荷の累積および/または蓄積、あるいは蓄積された電荷の解放を伴い得る。同様に、他のメモリデバイスでは、状態の変化は、磁気方位の変換、および/あるいは、結晶状からアモルファスへの、またはその逆などの、分子構造の物理的変化および/または変換など、物理的変化を備え得る。さらに他のメモリデバイスでは、物理的状態の変化は、たとえば、量子ビット(キュビット)を伴い得る、重ね合わせ、絡み合いなど、量子力学的現象を伴い得る。上記は、メモリデバイスにおけるバイナリ1を形成するバイナリ0への、またはその逆の状態の変化が物理的変換などの変換を備え得る、すべての例の網羅的なリストであることを意図されない。むしろ、上記は例示的な例として意図される。
[0090]本明細書で説明されるワイヤレス通信技法は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(「WWAN」)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(「WLAN」)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)などの様々なワイヤレス通信ネットワークに関連し得る。このコンテキストでは、「ワイヤレス通信ネットワーク」は、1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを通して互いと通信することが可能な複数のデバイスまたはノードを備える。たとえば、図2に示されているように、ワイヤレス通信ネットワークは、2つまたはそれ以上のデバイスを備え得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。WWANは、符号分割多元接続(「CDMA」)ネットワーク、時分割多元接続(「TDMA」)ネットワーク、周波数分割多元接続(「FDMA」)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(「OFDMA」)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(「SC−FDMA」)ネットワーク、または上記のネットワークの任意の組合せなどであり得る。CDMAネットワークは、ほんのいくつかの無線技術を挙げれば、cdma2000、広帯域CDMA(「W−CDMA(登録商標)」)などの1つまたは複数の無線アクセス技術(「RAT」)を実装し得る。ここで、cdma2000は、IS−95規格、IS−2000規格、およびIS−856規格に従って実装される技術を含み得る。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(「GSM」)、デジタルアドバンストモバイルフォンシステム(「D−AMPS」:Digital Advanced Mobile Phone System)、または何らかの他のRATを実装し得る。GSMおよびW−CDMAは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(「3GPP」)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(「3GPP2」)と称する団体からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公的に入手可能である。4Gロングタームエボリューション(「LTE」)通信ネットワークも、一態様において、請求する主題に従って実装され得る。WLANはIEEE802.11xネットワークを備え得、WPANは、たとえば、Bluetoothネットワーク、IEEE802.15xを備え得る。本明細書で説明されたワイヤレス通信実装形態はまた、WWAN、WLANまたはWPANの任意の組合せとともに使用され得る。
[0091]別の態様では、前述のように、ワイヤレス送信機またはアクセスポイントは、セルラー電話サービスを会社または家庭に延長するために利用されるフェムトセルを備え得る。そのような実装形態では、1つまたは複数のモバイルデバイスは、たとえば、符号分割多元接続(「CDMA」)セルラー通信プロトコルを介してフェムトセルと通信し得、フェムトセルは、インターネットなどの別のブロードバンドネットワークを介してより大きいセルラー電気通信ネットワークへのアクセスをモバイルデバイスに与え得る。
[0092]本明細書で説明された技法は、いくつかのGNSSおよび/またはGNSSの組合せのうちのいずれか1つを含むSPSとともに使用され得る。さらに、そのような技法は、「スードライト(pseudolite)」として働く地上波送信機、またはSVとそのような地上波送信機との組合せを利用する測位システムとともに使用され得る。地上波送信機は、たとえば、PNコードまたは(たとえば、GPSまたはCDMAセルラー信号と同様の)他のレンジングコードをブロードキャストする地上送信機を含み得る。そのような送信機は、遠隔受信機による識別を可能にするように一意のPNコードを割り当てられ得る。地上波送信機は、たとえば、トンネルの中、鉱山内、建築物の中、ビルの谷間または他の閉じられたエリア内などの、周回するSVからのSPS信号が利用できないことがある状況においてSPSを補強するのに有用であり得る。スードライトの別の実装形態は無線ビーコンとして知られている。本明細書で使用される「SV」という用語は、スードライト、スードライトの等価物、および場合によっては他のものとして働く地上波送信機を含むものとする。本明細書で使用される「SPS信号」および/または「SV信号」という用語は、スードライトまたはスードライトの等価物として働く地上波送信機を含む、地上波送信機からのSPS様の信号を含むものとする。
[0093]同様に、このコンテキストでは、「結合された(coupled)」、「接続された(connected)」という用語、および/または同様の用語が、一般的に使用される。これらの用語は類義語として意図されないことを理解されたい。むしろ、「接続された」は、一般的に、2つまたはそれ以上の構成要素が、たとえば、電気的に接触していることを含む、直接物理的に接触していることを示すために使用され、「結合された」は、一般的に、2つまたはそれ以上の構成要素が潜在的に、電気的に接触していることを含む、直接物理的に接触していることを意味するために使用されるが、「結合された」はまた、一般的に、2つまたはそれ以上の構成要素が必ずしも直接接触しているとは限らないが、とはいえ、協働および/または対話することが可能であることを意味するためにも使用される。結合されたという用語はまた、一般的に、たとえば、適切なコンテキストでは、間接的に接続されていることを意味すると理解される。
[0094]本明細書で使用される「および」、「または」、「および/または」という用語、および/または同様の用語は、そのような用語が使用される特定のコンテキストに少なくとも部分的に依存することも予想される様々な意味を含む。一般に、「または」がA、BまたはCなどのリストを関連付けるために使用される場合、ここで包含的な意味で使用されるA、B、およびCを意味し、ならびにここで排他的な意味で使用されるA、BまたはCを意味するものとする。さらに、「1つまたは複数の」という用語および/または同様の用語は、単数形の任意の特徴、構造、および/または特性について説明するために使用され、ならびに/あるいは複数の特徴、構造および/または特性、ならびに/あるいは特徴、構造および/または特性の何らかの他の組合せについて説明するためにも使用される。同様に、「に基づいて」、「に少なくとも部分的に基づいて」という用語および/または同様の用語は、ファクタの排他的セットを表すことを必ずしも意図するものとは限らず、必ずしも明確に説明されるとは限らない追加のファクタの存在を考慮に入れることを意図するものとして理解される。もちろん、上記のすべてについて、説明および/または使用の特定のコンテキストは、引き出されるべき推論に関する有用なガイダンスを与える。以下の説明は1つまたは複数の例示的な例を与えるにすぎず、請求される主題はこれらの1つまたは複数の例に限定されないが、この場合も、説明および/または使用の特定のコンテキストは、引き出されるべき推論に関する有用なガイダンスを与えることに留意されたい。
[0095]このコンテキストでは、ネットワークデバイスという用語は、ネットワークを介しておよび/またはネットワークの一部として通信することが可能な任意のデバイスを指し、コンピューティングデバイスを備え得る。ネットワークデバイスは、ワイヤードおよび/またはワイヤレスネットワークを介してなど、信号(たとえば、信号パケットおよび/またはフレーム)を送信および/または受信することが可能であり得るが、ネットワークデバイスはまた、物理的メモリ状態としてメモリ中でなど、算術および/または論理演算を実行すること、信号を処理および/または記憶することが可能であり得、ならびに/あるいは、たとえば、様々な実施形態では、サーバとして動作し得る。サーバなどとして動作することが可能なネットワークデバイスは、例として、専用ラックマウント式サーバ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、セットトップボックス、タブレット、ネットブック、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、上記のデバイスの2つまたはそれ以上の特徴を組み合わせた集積デバイスなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。信号パケットおよび/またはフレームは、たとえば、ワイヤレスネットワークを介して結合されたワイヤレスデバイス間を含む、たとえば、サーバとクライアントデバイスとの間、および/または他のタイプのネットワークデバイス間などで交換され得る。サーバ、サーバデバイス、サーバコンピューティングデバイス、サーバコンピューティングプラットフォームという用語および/または同様の用語は互換的に使用されることに留意されたい。同様に、クライアント、クライアントデバイス、クライアントコンピューティングデバイス、クライアントコンピューティングプラットフォームという用語および/または同様の用語も互換的に使用される。いくつかの事例では、説明しやすいように、これらの用語は、「クライアントデバイス」または「サーバデバイス」に言及することによってなど、単数形で使用され得るが、説明は、適宜に、1つまたは複数のクライアントデバイスおよび/または1つまたは複数のサーバデバイスを包含するものとする。同様の方針に沿って、「データベース」への言及は、適宜に、1つまたは複数のデータベースおよび/またはそれの部分を意味すると理解される。
[0096]説明しやすいように、(ネットワーキングデバイスとも呼ばれる)ネットワークデバイスは、コンピューティングデバイスに関して実施および/または説明され得ることを理解されたい。しかしながら、この説明は、請求される主題が、コンピューティングデバイスおよび/またはネットワークデバイスなど、一実施形態に限定されると決して解釈されるべきではなく、代わりに、たとえば、1つまたは複数の例示的な例を含む、様々なデバイスまたはそれらの組合せとして実施され得ると解釈されるべきであることをさらに理解されたい。
[0097]本明細書全体にわたる一実装形態、実装形態、一実施形態、実施形態などへの言及は、特定の実装形態および/または実施形態に関して説明された特定の特徴、構造、および/または特性が、請求される主題の少なくとも1つの実装形態および/または実施形態に含まれることを意味する。したがって、たとえば、本明細書全体にわたる様々な箇所でのそのような句の出現は、必ずしも同じ実装形態または説明される特定の一実装形態を指すことを意図されるとは限らない。さらに、説明された特定の特徴、構造、および/または特性は、たとえば、1つまたは複数の実装形態では、様々な方法で組み合わせられることが可能であり、したがって、意図された特許請求の範囲内にあることを理解されたい。概して、もちろん、これらおよび他の問題はコンテキストによって異なる。したがって、説明および/または使用の特定のコンテキストは、引き出されるべき推論に関する有用なガイダンスを与える。
[0098]現在例示的な特徴と考えられることが例示され説明されたが、請求される主題から逸脱することなく、様々な他の変更が行われ得、均等物が代用され得ることが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書で説明された中心概念から逸脱することなく、請求される主題の教示に特定の状況を適合させるための多くの変更が行われ得る。したがって、請求される主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような請求される主題はまた、添付の特許請求の範囲内に入るすべての態様とそれらの均等物とを含み得るものとする。
[0098]現在例示的な特徴と考えられることが例示され説明されたが、請求される主題から逸脱することなく、様々な他の変更が行われ得、均等物が代用され得ることが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書で説明された中心概念から逸脱することなく、請求される主題の教示に特定の状況を適合させるための多くの変更が行われ得る。したがって、請求される主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような請求される主題はまた、添付の特許請求の範囲内に入るすべての態様とそれらの均等物とを含み得るものとする。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器における方法であって、
第1のセルトランシーバから第1のダウンリンク信号を受信することと、前記第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して前記第1のダウンリンク信号を送信し、前記第1のダウンリンク信号が測位基準信号(PRS)を備える、
4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすことと
を備える方法。
[C2]
前記第2のダウンリンク信号が、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの少なくとも1つのシンボルに干渉する少なくとも1つのシンボルをもつセル固有基準信号(CRS)を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすことは、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用することを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用することが、前記4アンテナポート構成を使用して送信されるPRS中に含まれない前記第1のダウンリンク信号の前記PRS中の少なくとも1つのシンボルを無視するか、ブランキングするか、または処理しないことをさらに備える、C3に記載の方法。
[C5]
第1の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第1の受信信号強度が、前記第1のダウンリンク信号から決定される、
第2の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第2の受信信号強度が、前記1つまたは複数の第2のセルトランシーバから受信された信号から決定される、
前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに選択的に適用することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記比較は、前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との間の差がしきい値を超えるかどうかを決定することを備える、C5に記載の方法。
[C7]
ユーザ機器(UE)であって、
ワイヤレストランシーバと、
前記ワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサと
を備え、前記プロセッサは、
第1のセルトランシーバからの受信された第1のダウンリンク信号の少なくとも一部分を前記ワイヤレストランシーバにおいて取得することと、前記第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して前記第1のダウンリンク信号を送信し、前記第1のダウンリンク信号が測位基準信号(PRS)を備える、
4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすことと
を行うように構成された、
UE。
[C8]
前記第2のダウンリンク信号が、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの少なくとも1つのシンボルに干渉する少なくとも1つのシンボルをもつセル固有基準信号(CRS)を備える、C7に記載のUE。
[C9]
前記プロセッサは、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用することによって、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすように構成された、C7に記載のUE。
[C10]
前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用することが、前記4アンテナポート構成を使用して送信されるPRS中に含まれない前記第1のダウンリンク信号の前記PRS中の少なくとも1つのシンボルを無視するか、ブランキングするか、または処理しないことをさらに備える、C9に記載のUE。
[C11]
前記プロセッサは、
第1の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第1の受信信号強度が、前記第1のダウンリンク信号から決定される、
第2の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第2の受信信号強度が、前記1つまたは複数の第2のセルトランシーバから受信された信号から決定される、
前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに選択的に適用することと
を行うようにさらに構成された、C7に記載のUE。
[C12]
前記比較は、前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との間の差がしきい値を超えるかどうかの決定を備える、C11に記載のUE。
[C13]
ユーザ機器(UE)のプロセッサによって、
第1のセルトランシーバからの受信された第1のダウンリンク信号の少なくとも一部分を前記UEにおいて取得することと、前記第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して前記第1のダウンリンク信号を送信し、前記第1のダウンリンク信号が第1の測位基準信号(PRS)を備える、
4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすことと
を行うために実行可能である、その上に記憶されたコンピュータ可読命令を備える非一時的記憶媒体。
[C14]
前記第2のダウンリンク信号が、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの少なくとも1つのシンボルに干渉する少なくとも1つのシンボルをもつセル固有基準信号(CRS)を備える、C13に記載の非一時的記憶媒体。
[C15]
前記命令は、前記プロセッサによって、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用することによって、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすためにさらに実行可能である、C13に記載の非一時的記憶媒体。
[C16]
前記命令は、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用するためにさらに実行可能であり、前記4アンテナポート構成を使用して送信されるPRS中に含まれない前記第1のダウンリンク信号の前記PRS中の少なくとも1つのシンボルを無視するか、ブランキングするか、または処理しないことをさらに備える、C15に記載の非一時的記憶媒体。
[C17]
前記命令は、前記プロセッサによって、
第1の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第1の受信信号強度が、前記第1のダウンリンク信号から決定される、
第2の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第2の受信信号強度が、前記1つまたは複数の第2のセルトランシーバから受信された信号から決定される、
前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに選択的に適用することと
を行うためにさらに実行可能である、C13に記載の非一時的記憶媒体。
[C18]
前記比較は、前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との間の差がしきい値を超えるかどうかの決定を備える、C17に記載の非一時的記憶媒体。
[C19]
ユーザ機器(UE)であって、
第1のセルトランシーバから第1のダウンリンク信号を受信するための手段と、前記第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して前記第1のダウンリンク信号を送信し、前記第1のダウンリンク信号が第1の測位基準信号(PRS)を備える、
4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすための手段と
を備えるUE。
[C20]
前記第2のダウンリンク信号が、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの少なくとも1つのシンボルに干渉する少なくとも1つのシンボルをもつセル固有基準信号(CRS)を備える、C19に記載のUE。
[C21]
前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすための前記手段は、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用するための手段をさらに備える、C19に記載のUE。
[C22]
前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用するための前記手段が、前記4アンテナポート構成を使用して送信されるPRS中に含まれない前記第1のダウンリンク信号の前記PRS中の少なくとも1つのシンボルを無視するか、ブランキングするか、または処理しないための手段をさらに備える、C21に記載のUE。
[C23]
第1の受信信号強度を決定するための手段と、ここにおいて、前記第1の受信信号強度が、前記第1のダウンリンク信号から決定される、
第2の受信信号強度を決定するための手段と、ここにおいて、前記第2の受信信号強度が、前記1つまたは複数の第2のセルトランシーバから受信された信号から決定される、 前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに選択的に適用するための手段と
をさらに備える、C19に記載のUE。
[C24]
前記比較は、前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との間の差がしきい値を超えるかどうかの決定を備える、C23に記載のUE。

Claims (24)

  1. ユーザ機器における方法であって、
    第1のセルトランシーバから第1のダウンリンク信号を受信することと、前記第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して前記第1のダウンリンク信号を送信し、前記第1のダウンリンク信号が測位基準信号(PRS)を備える、
    4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすことと
    を備える方法。
  2. 前記第2のダウンリンク信号が、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの少なくとも1つのシンボルに干渉する少なくとも1つのシンボルをもつセル固有基準信号(CRS)を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすことは、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用することが、前記4アンテナポート構成を使用して送信されるPRS中に含まれない前記第1のダウンリンク信号の前記PRS中の少なくとも1つのシンボルを無視するか、ブランキングするか、または処理しないことをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 第1の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第1の受信信号強度が、前記第1のダウンリンク信号から決定される、
    第2の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第2の受信信号強度が、前記1つまたは複数の第2のセルトランシーバから受信された信号から決定される、
    前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに選択的に適用することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記比較は、前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との間の差がしきい値を超えるかどうかを決定することを備える、請求項5に記載の方法。
  7. ユーザ機器(UE)であって、
    ワイヤレストランシーバと、
    前記ワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサと
    を備え、前記プロセッサは、
    第1のセルトランシーバからの受信された第1のダウンリンク信号の少なくとも一部分を前記ワイヤレストランシーバにおいて取得することと、前記第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して前記第1のダウンリンク信号を送信し、前記第1のダウンリンク信号が測位基準信号(PRS)を備える、
    4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすことと
    を行うように構成された、
    UE。
  8. 前記第2のダウンリンク信号が、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの少なくとも1つのシンボルに干渉する少なくとも1つのシンボルをもつセル固有基準信号(CRS)を備える、請求項7に記載のUE。
  9. 前記プロセッサは、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用することによって、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすように構成された、請求項7に記載のUE。
  10. 前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用することが、前記4アンテナポート構成を使用して送信されるPRS中に含まれない前記第1のダウンリンク信号の前記PRS中の少なくとも1つのシンボルを無視するか、ブランキングするか、または処理しないことをさらに備える、請求項9に記載のUE。
  11. 前記プロセッサは、
    第1の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第1の受信信号強度が、前記第1のダウンリンク信号から決定される、
    第2の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第2の受信信号強度が、前記1つまたは複数の第2のセルトランシーバから受信された信号から決定される、
    前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに選択的に適用することと
    を行うようにさらに構成された、請求項7に記載のUE。
  12. 前記比較は、前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との間の差がしきい値を超えるかどうかの決定を備える、請求項11に記載のUE。
  13. ユーザ機器(UE)のプロセッサによって、
    第1のセルトランシーバからの受信された第1のダウンリンク信号の少なくとも一部分を前記UEにおいて取得することと、前記第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して前記第1のダウンリンク信号を送信し、前記第1のダウンリンク信号が第1の測位基準信号(PRS)を備える、
    4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすことと
    を行うために実行可能である、その上に記憶されたコンピュータ可読命令を備える非一時的記憶媒体。
  14. 前記第2のダウンリンク信号が、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの少なくとも1つのシンボルに干渉する少なくとも1つのシンボルをもつセル固有基準信号(CRS)を備える、請求項13に記載の非一時的記憶媒体。
  15. 前記命令は、前記プロセッサによって、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用することによって、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすためにさらに実行可能である、請求項13に記載の非一時的記憶媒体。
  16. 前記命令は、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用するためにさらに実行可能であり、前記4アンテナポート構成を使用して送信されるPRS中に含まれない前記第1のダウンリンク信号の前記PRS中の少なくとも1つのシンボルを無視するか、ブランキングするか、または処理しないことをさらに備える、請求項15に記載の非一時的記憶媒体。
  17. 前記命令は、前記プロセッサによって、
    第1の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第1の受信信号強度が、前記第1のダウンリンク信号から決定される、
    第2の受信信号強度を決定することと、ここにおいて、前記第2の受信信号強度が、前記1つまたは複数の第2のセルトランシーバから受信された信号から決定される、
    前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに選択的に適用することと
    を行うためにさらに実行可能である、請求項13に記載の非一時的記憶媒体。
  18. 前記比較は、前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との間の差がしきい値を超えるかどうかの決定を備える、請求項17に記載の非一時的記憶媒体。
  19. ユーザ機器(UE)であって、
    第1のセルトランシーバから第1のダウンリンク信号を受信するための手段と、前記第1のセルトランシーバが、1または2アンテナポート構成を使用して前記第1のダウンリンク信号を送信し、前記第1のダウンリンク信号が第1の測位基準信号(PRS)を備える、
    4アンテナポート構成を使用して第2のダウンリンク信号を送信する1つまたは複数の第2のセルトランシーバの存在下で、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすための手段と
    を備えるUE。
  20. 前記第2のダウンリンク信号が、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの少なくとも1つのシンボルに干渉する少なくとも1つのシンボルをもつセル固有基準信号(CRS)を備える、請求項19に記載のUE。
  21. 前記第1のダウンリンク信号の前記PRSの処理に選択的に影響を及ぼすための前記手段は、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用するための手段をさらに備える、請求項19に記載のUE。
  22. 前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用して送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに適用するための前記手段が、前記4アンテナポート構成を使用して送信されるPRS中に含まれない前記第1のダウンリンク信号の前記PRS中の少なくとも1つのシンボルを無視するか、ブランキングするか、または処理しないための手段をさらに備える、請求項21に記載のUE。
  23. 第1の受信信号強度を決定するための手段と、ここにおいて、前記第1の受信信号強度が、前記第1のダウンリンク信号から決定される、
    第2の受信信号強度を決定するための手段と、ここにおいて、前記第2の受信信号強度が、前記1つまたは複数の第2のセルトランシーバから受信された信号から決定される、
    前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のダウンリンク信号の前記PRSが前記4アンテナポート構成を使用してダウンリンク信号中で送信されたかのように前記処理を前記第1のダウンリンク信号の前記PRSに選択的に適用するための手段と
    をさらに備える、請求項19に記載のUE。
  24. 前記比較は、前記第1の受信信号強度と前記第2の受信信号強度との間の差がしきい値を超えるかどうかの決定を備える、請求項23に記載のUE。
JP2018543013A 2015-11-05 2016-11-02 混合送信ポートアンテナ構成を使用するotdoa測位のサポート Pending JP2019503148A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562251614P 2015-11-05 2015-11-05
US62/251,614 2015-11-05
US15/258,894 US20170134128A1 (en) 2015-11-05 2016-09-07 Support of otdoa positioning using mixed transmission port antenna configurations
US15/258,894 2016-09-07
PCT/US2016/059968 WO2017079182A1 (en) 2015-11-05 2016-11-02 Support of otdoa positioning using mixed transmission port antenna configurations

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019503148A true JP2019503148A (ja) 2019-01-31

Family

ID=57471977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018543013A Pending JP2019503148A (ja) 2015-11-05 2016-11-02 混合送信ポートアンテナ構成を使用するotdoa測位のサポート

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20170134128A1 (ja)
EP (1) EP3372022A1 (ja)
JP (1) JP2019503148A (ja)
CN (1) CN108353373A (ja)
WO (1) WO2017079182A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11240701B2 (en) * 2017-11-17 2022-02-01 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Notification control over RAN interfaces
US10098088B1 (en) * 2017-12-13 2018-10-09 Qualcomm Incorporated System and method for selecting a transceiver for performing a positioning reference signal measurement
US11356804B2 (en) * 2018-02-25 2022-06-07 Qualcomm Incorporated Systems and methods for efficiently supporting broadcast of location assistance data in a wireless network
US11412400B2 (en) * 2018-10-01 2022-08-09 Nokia Technologies Oy Method for positioning reference design
CN112532360B (zh) 2019-08-30 2022-08-09 华为技术有限公司 发送定位参考信号的方法和相关装置
CN111273223A (zh) * 2020-01-20 2020-06-12 西安交通大学 一种基于双天线时延无源定位对抗方法
US20220231804A1 (en) * 2021-01-15 2022-07-21 Qualcomm Incorporated Detection of reference signals and gating of reference signal processing

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8982851B2 (en) * 2009-01-06 2015-03-17 Qualcomm Incorporated Hearability improvements for reference signals
CN101998254B (zh) * 2009-08-17 2013-10-02 华为技术有限公司 一种定位导频图案的发送方法和装置
AU2011249087C1 (en) * 2010-05-03 2015-06-11 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods and apparatus for positioning measurements in multi-antenna transmission systems
US9100781B2 (en) * 2010-07-16 2015-08-04 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting location estimation message in wireless communication system
BR112013007615B1 (pt) * 2010-10-01 2021-10-13 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Métodos para adaptações de classificação para transmissões sobre um canal de múltipla entrada múltipla saída e nós relacionados
WO2012173540A1 (en) * 2011-06-16 2012-12-20 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Base station and method for positioning support
CN103209475B (zh) * 2012-01-16 2016-05-25 华为技术有限公司 定位方法、定位服务器、终端和基站
CN103634899B (zh) * 2012-08-20 2018-04-27 华为技术有限公司 终端定位方法、基站及用户设备
US9651653B2 (en) * 2012-12-24 2017-05-16 Qualcomm Incorporated Positioning reference signal (PRS) generation for multiple transmit antenna systems

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017079182A1 (en) 2017-05-11
CN108353373A (zh) 2018-07-31
EP3372022A1 (en) 2018-09-12
US20170134128A1 (en) 2017-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12047844B2 (en) Methods and systems for on-demand transmission of a positioning reference signal in a wireless network
JP7254086B2 (ja) 5gネットワークのために一般的な位置決め方法を使用してユーザ機器を位置特定するためのシステムおよび方法
AU2023202072B2 (en) Navigation and positioning system using radio beam
JP7505030B2 (ja) ユーザ機器測位信号測定および/または送信
US10194265B2 (en) Systems and methods for supporting positioning beacons compatible with legacy wireless devices
US10327109B1 (en) Methods and systems for location determination of a mobile device using partial RF bands
CN112771818B (zh) 用于快速往返时间测量分发的系统和方法
JP2018525943A (ja) コヒーレントおよび非コヒーレント信号捕捉を使用するダウンリンク測位のサポート
JP2019503148A (ja) 混合送信ポートアンテナ構成を使用するotdoa測位のサポート
JP2018522226A (ja) 不明確セルを使用するotdoa測位のサポート
JP2023524294A (ja) ダイナミックスペクトルシェアリングのための効率的な測位機能拡張
JP2023522865A (ja) Ue受信送信時間差測定報告
JP2024517840A (ja) オンデマンド測位基準信号構成
JP2023545260A (ja) サウンディング基準信号(srs)のステッチングのための位相特性能力報告
KR20230159415A (ko) 포지셔닝 측정 보고 압축
TW202239222A (zh) 上行鏈路和下行鏈路的ris輔助訊號傳遞
JP2023547763A (ja) 測位のための位相特性能力報告
TW202238165A (zh) 通訊系統雷達信號傳遞
KR20240067870A (ko) 중계기를 이용한 무선 네트워크에서 포지셔닝
KR20240021988A (ko) 셀 타이밍 소스 중단들 동안의 포지셔닝 세션들의 처리
WO2023075929A1 (en) Opportunistic coherent and non-coherent combining of positioning reference signal resources
KR20240038719A (ko) 포지셔닝 신호들을 측정하기 위한 측정 갭들

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180712