JP2019502387A - 魚骨粉末を調製する方法 - Google Patents

魚骨粉末を調製する方法 Download PDF

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Abstract

最終生成物において18〜22g/100gの範囲のカルシウムを含有するカルシウムに富んだ骨粉末生成物を導き出す少なくとも4つのステップ:予熱、不純物の除去、乾燥および摩砕を一般に含む、本発明による魚骨粉末を調製する方法。加えて、得られる骨粉末粒径は、100ミクロン未満であり、高レベルのタンパク質、脂肪、ならびにナトリウムおよびリンなどの必須ミネラルを含有する。骨の源は、任意の魚、好ましくはマグロ類(ツナ)から得ることができる。

Description

本分野は、食品加工の科学および技術に関し、とりわけ、魚骨粉末の生産、好ましくはカルシウム粉末の生産の分野に関する。
カルシウムは、人体において5番目に多い元素である。カルシウムは、神経および筋肉機能を含む多くの生理学的プロセスにおいて重要な役割を果たす。更に、カルシウムは、身体の強さ、および構造を提供する骨格の正常な成長および発達ならびに維持のために必要である。
体内の全カルシウムの99%超が歯および骨において見出される。骨は、高い割合で体内カルシウムを含有しているので、大部分の無脊椎動物にとって主なカルシウム貯蔵器であり、骨カルシウムの主な構成成分は、ヒドロキシアパタイトである。
魚骨は、良好なカルシウム源であることが知られており、魚丸ごと(whole fish)または魚のだし(fish stock)の形態で通常消費される。
Larden et al (2000)は、小魚を丸ごと骨と共に摂取することがカルシウムの生体利用能を増加させること、および小魚がカルシウムの重要な供給源でありうることを報告した。
マグロ類(ツナ)の骨は、他の動物の骨と同様に、ヒドロキシアパタイトCa10(PO(OH)結晶および他のイオンの形態のカルシウムおよびリン酸塩から主に構成されている。骨の有機相は、コラーゲン繊維、ならびに糖タンパク質およびプロテオグリカンにより形成される基質から構成されている(Prentice et al. 2003)。このため、マグロ類(ツナ)の骨およびその部分的組成物が、海産物製品への添加または栄養価強化(fortification)のために使用される好ましい天然カルシウム源となる。高いカルシウム含有量を有し、かつ望ましくない構成成分の少ない潜在的なカルシウム源の必要性は、健康食品に対する世界的な市場の需要によって増加している。以前は、動物の骨から望ましくない構成成分を除去する方法は、以下の参考文献において総説されているように、特定の局面に集中していた。特許文献の欧州特許出願公開第2075231号明細書は、二相リン酸カルシウムおよびこれを魚骨から得る方法を開示した。この方法は、魚骨を焼成および粉砕するステップを含み、焼成は、600〜1200℃の間、好ましくは900〜950℃の間に含まれる温度で実施される。更に、この発明は、二相リン酸カルシウムを得る方法も開示し、ここでレーザービームは、粉砕されていない魚骨に適用され、同時に、200〜400℃の間に含まれる温度に付される。また、特許文献の中国特許出願公開第104342474号明細書は、マグロ類(ツナ)廃棄肉をアルカリプロテアーゼ酵素で処理して、魚骨から分離させ、上澄み液を遠心分離し、上澄みを沈殿物から除去する方法を開示した。沈殿物を分離して、魚骨を単離した。特許文献の中国特許出願公告第103156186号明細書は、深海魚の骨を原料として使用するカルシウム錠剤およびその調製方法に関する発明を開示した。この発明による魚骨を調製する方法は、以下のステップ、1)深海魚の魚骨を清浄にし、脱脂し、乾燥し、次に300メッシュの粒径または粉末に微粉砕したステップ、2)微粉砕した骨粉を、0.5〜1.5mol/Lの水酸化ナトリウム溶液により1:4〜1:6の質量比で処理し、24〜36時間浸漬したステップ。混合物を濾過し、魚骨粉が中性のpHになるまで蒸留水で洗浄した。次に魚骨粉を、50〜70%(w/w)エタノール溶液に12〜18時間浸し、ここで魚骨粉とエタノール溶液の質量比は1:4〜1:6であった。蒸留 アルコールで洗浄した後、固相を濾過により除去し、乾燥して、魚骨粉の含水量を9〜11%(w/w)したステップ、2)魚骨粉と蒸留水を容器中において1:0.5〜1:1.5の質量比で調製し、2〜3%の酵素パパインを魚骨粉に加え、撹拌し、次に溶液を、中心温度が40〜45℃に達するまで加熱し、前記温度を1〜2時間保持し、濾過し、蒸留水で魚骨粉を洗浄し、乾燥して、含水量を9〜11%(w/w)にしたステップ、3)クエン酸および塩酸と1:9〜1:11の比で混合して、魚骨粉セットを調製し、36〜60時間浸漬したステップ。固相を除去し、蒸留水で洗浄して中性pHにし、乾燥して、含水量を9〜11%(w/w)にしたステップ、4)魚骨粉を脱脂粉乳、ラクチトールおよびアスパルテームと混合したステップ、を含む。この発明によるカルシウムは、高い溶解度および生体利用能の両方の特性を有し、このことは、カルシウムの体内吸収を促進することができる。特許文献の中国特許出願公開第101032311号明細書は、高い食事性カルシウムを含む、魚豆腐(Fish bean curd)に関する発明を開示した。高カルシウム魚豆腐は、精製された破砕魚、魚スープおよびゼリー状の豆腐(jellied bean curd)から作製され、作製方法は以下のステップ、魚骨を煮沸および濾過して、魚スープを作製するステップ、魚肉を破砕するステップ、ゼリー状の豆腐をダイズおよびハロゲンにより作製するステップ、乳酸カルシウムをゼリー状の豆腐に添加するステップ、魚スープ、ゼリー状の豆腐および破砕した魚肉を平鍋の中で混合するステップ、蒸気釜で蒸すステップ、包装するステップ、ならびに冷凍するステップを含む。後に作製され、作製された豆腐を伴う精製された魚スープである高カルシウム魚豆腐(tofu)は、作製手段により特徴付けられるように、魚骨および頭骨の不純物を魚の内部から戻し、包まれた精製魚から10kgの魚骨および魚の頭骨の純粋な沸騰スープを取ってポットの中に入れ、次に沸騰した古いスープに入れ、少量の砂糖、白胡椒および酢を加え、新鮮な精製された魚を細かくして後のために残し、古いスープを濾過して、水から不純物を除去する。粉砕してペーストにしたダイズを12〜15kgの水に浸漬して沸騰させ、煮沸してハロゲンを豆腐の中に入れた後、500〜600グラムの豆腐に乳酸カルシウムを加え、古い撹拌スープを取り出し、少量のデンプン、精製魚の切れ端および凝乳を加える。混合物を計量して皿に入れ、ポットに沸騰蒸気を入れ、最終的に包装し、凍結貯蔵する。特許文献の米国特許第5905093号明細書は、カルシウム補給剤として魚鱗抽出物を開示した。この発明は、魚鱗を酸性溶液に所定の時間にわたって浸漬することによって調製される、カルシウムが豊富な調製物を対象としている。この魚鱗抽出物を食品補給剤として使用して、骨量減少または他のカルシウム欠乏の危険性を予防または低減することができる。この魚鱗抽出物の形態のカルシウムは、皮膚から容易に吸収されうる。特許文献の中国特許出願公告第101971970号明細書は、魚骨ソースの加工方法に関し、魚副産物加工の技術分野に属する発明を開示した。魚骨ソースは、以下の質量パーセントの構成成分:60〜80パーセントの魚骨ペースト、4〜6パーセントの食用塩、3〜5パーセントのグラニュー糖、0.3〜0.5パーセントの調理済み白ゴマ種子、0.5〜2パーセントの赤唐辛子粉末、1〜2パーセントの調理済み落花生、1〜3パーセントの生醤油(fermented soy sauce)、0.2〜0.4パーセントの増粘剤、0.1〜0.5パーセントの乾燥エシャロット粉末、0.1〜0.5パーセントの乾燥生姜粉末、0.1〜0.5パーセントの五香粉(five spice powder)、5〜8パーセントのコムギ全粒粉、3〜10パーセントのダイズ粉、および残部の水を含むによってことを特徴とする。加工方法は、以下のステップ、1)原料を加工するステップ、2)魚骨から生臭さを除去し、pHを調整するステップ、3)真空遠心脱脂を実施するステップ、4)高圧下で破砕および均質化するステップ、5)味付けするステップ、6)加熱および加圧滅菌するステップ、ならびに7)冷却および包装するステップを含む。加工方法は、魚資源を完全に利用できること、および変質した魚骨が環境を汚染することを防止することという利点を有する。この技術により生産された魚骨ソースは、繊細で滑らかな口当たり、独特の風味、少ない沈殿および均一な色を有し、貯蔵が容易である。
特許文献の中国特許出願公告第101480251号明細書は、原料の生産に、ならびに特定の割合による天然骨カルシウム、CPP、タテゴトアザラシ肉の骨粉末、VD3、ラクトース、VC、マルチトール、VE、ウミテング粉末、VEおよびグリシンから主に調製されている、天然骨カルシウムカプセルの生産技術に関する発明を開示した。この発明は、人体の要求に応じた妥当な処方を有し、様々なビタミンおよびグリシンを追加し、コラーゲンの合成にとって好ましく、吸収が容易であり、安全および非毒性である。特許文献の中国特許出願公開第104222216号明細書は、発明が高カルシウムビスケットおよびそれを製造する方法に関することを開示した。高カルシウムビスケットは、低グルテン粉、魚骨キビ(fishbone broom corn millet)、水、バター、白砂糖、塩、重炭酸ナトリウム、およびバニラパウダーから作製される。高カルシウムビスケットは、一般的なビスケットの原料に基づくと、魚骨キビが添加され、ビスケットのカルシウム含有量が増加し、資源が有効に利用され、ビスケットが、独特の海産物風味を有するという利点を有する。特許文献の中国特許出願公開第102551108号明細書は、高カルシウム魚肉団子(fish ball)およびその製造方法を開示した。魚肉団子は、固定された割合による刻んだ切り身、魚骨ペースト、卵白、精製塩、グルタミン酸モノナトリウム、挽いた白胡椒、ニンニク粉末などから作製される。製造方法は、1)魚の頭または魚骨を前処理し、新鮮なチャブ(chub)の頭または魚骨をオゾン水ですすぎ、新鮮なチャブの頭または魚骨を水道水で洗浄するステップ、2)魚の頭または魚骨により骨ペーストを製造し、続いて、洗浄済みの魚の頭または洗浄済みの魚骨を骨ペースト機で粉砕して、特定の粒径の魚骨ペーストを得るステップ、3)みじん切り、およびかき混ぜられる秤量した原料をみじん切りかき混ぜ機に入れ、みじん切り、およびかき混ぜを行い、連続的に氷水を加えて温度を制御するステップ、4)みじん切りにされ、かき混ぜられた材料を成形するためにボール調理器(ball machine)に入れてかき混ぜ、成形するステップ、5)水に入れた成形済の魚肉団子を加熱して成形し、浮かんできたら、水道水で冷却し、魚肉団子を釣り上げるステップ、ならびに6)冷蔵し、冷却した魚肉団子を二重螺旋急速冷凍機により冷凍し、この魚肉団子を冷蔵庫に入れて冷蔵するステップを含む。高カルシウム魚肉団子および製造方法は、処方が妥当であり、原料が容易に得られ、生産費用が低く、製造方法は、使用が容易であり、操作が好都合であり、工業化した生産に適している。特許文献の中国特許出願公開第102948820号明細書は、発明が高カルシウム淡水魚肉団子および高カルシウム淡水魚肉団子の調製方法に関し、食品の加工および生産の技術分野に属することを開示した。刻んだ切り身および泥状魚骨(fishbone mud)を原料としている。調製方法は、次のステップ、特定量の業務用の脂肪(shop fat)および他の補助材料を加えるステップ、混ぜるようにみじん切りするステップ、魚肉団子を成形するステップ、魚肉団子を固めるステップなどを含む。魚肉団子の特有の味が保証されることに基づいて、この発明により提供される高カルシウム淡水魚肉団子は、弾力性に富み、食べられるときに緩く柔らかい微細でなめらかな口当たりを有し、これは、現代人が栄養的健康状態に対して求めるものを満たすことができる。カルシウムが人により十分に摂取されているかという問題、および淡水が深くまで処理されたときに生じる魚骨が従来技術において良好に使用されていないという問題を解決することができる。魚骨の追加的な価値を改善することができ、実現可能な技術スキームを魚骨の処理のために提供することができ、顕著な経済的利益を企業にもらすことができる。特許文献の中国特許第1215797号明細書は、魚丸ごとのカルシウムタンパク質生製品を調製する方法が、魚丸ごとの鱗および魚骨を新鮮な微細粉砕ペーストし、次にタンパク質に富む有機カルシウム、リン、鉄の原料を加え、次に香辛料、天然増粘剤を加え、生地にし、錠剤成形して、焼き固めることを含むことを開示した。この方法は、従来技術、科学および技術の欠点を克服し、妥当であり、包括的に栄養に富んでいる。特許文献の中国特許出願公開第103704757号明細書は、8〜10%(w/w)の魚骨からなる高カルシウムソーセージを開示した。特許文献の中国特許出願公開第103932288号明細書は、高カルシウムゴマペーストおよびその調製方法を開示した。高カルシウムゴマペーストは、以下の重量部の原料、100〜110部の黒ゴマ、3〜4部の黄耆(radix astragali)、4〜5部の朝鮮人参、4.5〜6部の乾燥地黄(radix rehmanniae)、3.5〜4部の朝鮮人参(radix scrophulariae)、2〜3部のモッコウバラ(banksia rose)、1〜2部のカンスコラ(canscora)、2〜2.5部のマキルスレプトフィラ(Machilus leptophylla)、3〜4部のピーマン、8〜9部のトウモロコシ胚芽油、7〜8部の精米、30〜33部のココナッツジュース、30〜35部の魚骨、10〜12部の乾燥豆腐、4〜5部のトマト、7〜8部のパン粉、3〜4部の活性グルテン、0.3〜0.4部のラクトバチルス(lactobacillus)、および4〜5部の栄養添加物で構成されることを特徴とする。魚骨は、カルシウム含有量を増加するために添加され、したがって、ゴママペーストは、骨の成長を促進し、骨粗しょう症を予防する。特許文献の中国特許出願公開第104041586号明細書は、高カルシウムヨーグルトおよびその調製方法を開示した。高カルシウムヨーグルトは、以下の重量による原料、500〜520部の新鮮な牛乳、2〜3部のタンジン(red sage root)、1〜2部のタイセイ(isatis)の根、3〜4部のコウボクの花(officinal magnolia flower)、1〜2部のゴシツ(achyranthes root)、4〜5部のザクロの葉、2〜3部のタイワンスミレ(Viola formosana Hayata)、1〜2部の羊角草(narrow-leaved lindernia)、4〜5部のピーナッツ、3〜4部のエンドウ豆、13〜14部のホワイトビネガー、20〜22部のコムギ胚芽粉末、14〜15部の玄米粉末、10〜11部のヘチマ(towel gourd)、15〜20部のムラサキキャベツ(purple cabbage)、50〜55部の魚骨、10〜12部の乳酸菌、および10〜12部の栄養添加物から調製されることを特徴とする。この発明による高カルシウムヨーグルトは、包括的でバランスの取れた栄養素を有し、更に、高カルシウムヨーグルトは、複数の漢方構成成分を含有しているので、高カルシウムヨーグルトは、頻繁に摂取すると、血液循環を活気づけ、チャンネルを解放し、脾臓を活気づけ、胃に利益をもたらし、肝臓および腎臓に滋養を供給し、筋肉および骨を強化する。特許文献の欧州特許出願公開第0584951号明細書は、挽肉に水およびクエン酸の特別に調製されたカルシウム塩を組み込むことによって、とりわけ調理されたときに改善された水分保持を有する肉製品が提供されることを開示した。改善された調理済み肉製品も提供されている。これらの独特の肉製品を生産する方法も含まれている。特許文献の中国特許出願公開第101708054号明細書は、アメリカナマズ(channel catfish)の骨を使用する高カルシウムだし汁魚肉団子(soup-stock fish ball)を調製する方法を開示し、これは以下のステップ、魚の骨格の頭部、尾ひれおよび腹びれを除去するステップ、魚肉ステーキ(fish steak)を残し、魚の骨格が黒い皮膚の構成成分を有することを確実にするステップ、魚の骨格を清浄水ですすぐステップ、排水し、魚の骨格を0℃で僅かに凍結するステップ、僅かに凍結した魚の骨格を破砕機で破砕し、コロイドで粉末を粉砕して、1mm以下の顆粒を有する魚骨破砕肉にするステップ、後に使用するために粉砕魚骨破砕肉を遠心分離および脱水するステップ、後に使用する魚骨破砕肉、補助剤および調味料を一緒に、外側コーティング材料に調製するステップ、外側コーティング材料をブタ乳濁液、砂糖、塩および寒天と均一に混合して、詰め芯(stuff core)を調製するステップ、詰め芯および外側コーティング材料を成形機に入れて、造形するステップ、次に造形した材料を水と共に沸騰させて、固めて、魚肉団子を得るステップを含むことを特徴としている。この方法によって、製品の付加価値を有効に改善することができ、製品の高い効率での包括的な利用を促進することができる。特許文献の中国特許出願公開第102726764号明細書は、高カルシウム魚骨薄片のスナック食品を調製する方法を開示した。この方法は、以下のステップ、原料、すなわち魚骨を清浄に洗浄するステップ、廃棄物を取り除くステップ、続いて氷水と混合するステップ、形成された魚骨スライムの顆粒サイズが50〜150メッシュになるまで、たたきつけ処理を実施するステップ(ここで、魚骨と氷水混合物との質量比は1:3〜3:1である)、その後、得られたペースト状魚骨を補助材料と混合するステップ、望ましい味に風味を調節するステップ、混合物を所定の仕様の半製品に更に加工するステップ、続いて連続的に乾燥し揚げるステップ、真空下で包装して、目的の製品を調製するステップを含む。中国特許出願公開第101028072号明細書は、人体に骨カルシウムを補給するカプセル形態の栄養健康管理生物学的骨カルシウム食品が、新鮮なブタの骨を超微細に微粉砕して骨ペーストにすること、高温および高圧で滅菌すること、乳酸菌で発酵させること、VDおよびカゼインホスホペプチド(cascin phosphopeptide)と混合すること、乳化すること、均質化すること、カッコンデンプンおよび炭酸カルシウムを加えること、噴霧粒状化すること、冷却すること、ならびに粒子をカプセルに充填することにより調製されることを開示した。中国特許出願公告第101703168号明細書は、以下の重量部の原料、30〜50部の鶏骨ペースト、3〜10部の動物の肝臓、2〜7部のトウモロコシデンプン、0.1〜0.5部のD−エリソルビン酸ナトリウム、0.1〜0.3部の食用塩、および0.005〜0.01部の亜硝酸ナトリウムにより調製されるペースト状の缶詰ペットフードを開示した。調製方法は、以下のステップを含み、鶏骨の骨組みを加工するステップ、撹拌するステップ、粉砕するステップ、二回目の撹拌ステップ、真空化するステップ、缶に詰めるステップ、および滅菌するステップである。この発明では高カルシウム鶏骨が主な原料に採用され、その栄養成分は、肉よりも豊富であり、石灰質含有量は、肉を遙かに超えるものであり、D−エリソルビン酸ナトリウムは、食品産業において重要な抗酸化保存料であり、食品の色および天然の味を保つことができ、品質保証期間を延ばすことができ、変色、変な味および濁りなどの有害な事象を排除することができ、特性および副作用がない。この発明のペースト状の缶詰ペットフードは、簡単な方法であり、普及および食用にとって好都合であり、保存および輸送が容易であり、調製された製品の栄養成分は、更に豊富である。
60〜70%の無機物質、主にリン酸カルシウムおよびヒドロキシアパタイト、ならびに残りの有機構成成分、すなわちコラーゲンを含有する、魚骨の組成に基づく。食品の富化のためのカルシウム源を生産するため、骨構造を軟化させ、タンパク質および脂肪などの不純物を除去して、良好な品質のカルシウムを食品および栄養補助製品に適用するため、骨を処理し、食用形態に変えなければならない。タンパク質および脂肪を除去する方法は、物理的、化学的および生物学的な方法によって変わる。
本発明は、魚骨粉末を調製する方法を提供する。
本発明は、魚骨粉末を調製する方法であって、
a.魚骨を前処理するステップと、
b.アルカリ溶液または溶媒によって、ステップaから得た前処理した骨から非極性構成成分を除去するステップと、
c.ステップbから得たアルカリまたは溶媒処理した骨を乾燥するステップと、
d.ステップcから得た乾燥した骨を摩砕または微粉砕するステップと
を含む、方法を開示する。
カルシウムが豊富な粉末生成物を上記の方法によって得ることができる。本発明によるカルシウム粉末は、食品、とりわけ海産物の成分およびカルシウム補給剤として使用することができる。
本発明の特定の実施が、ここで以下の表を参照することによって記載され、これらは例として提供され、限定するためではない。
表1は、異なる時間にわたってアルカリに浸漬した後の乾燥ツナカルシウムのタンパク質、脂肪およびTBA含有量を示す。 表2は、異なる時間にわたってアルカリに浸漬した後の乾燥ツナカルシウムの色を示す。 表3は、ヘキサンで処理した後の乾燥ツナカルシウムのタンパク質および脂肪含有量を示す。 表4は、異なるプロテアーゼ酵素で処理した後の乾燥ツナカルシウムのタンパク質、脂肪およびTBA含有量を示す。 表5は、アルカリによる浸漬とプロテアーゼ酵素処理の組合せ方法により処理した後の、乾燥ツナカルシウムのタンパク質、脂肪およびTBA含有量を示す。 表6は、アルカリよる浸漬とプロテアーゼによる酵素処理の組合せ方法による、乾燥ツナカルシウムのタンパク質、脂肪およびTBA含有量を示す。 表7は、アルカリによる浸漬とプロテアーゼによる酵素処理の組合せ方法と比較した、熱湯および蒸気で煮沸することによって前処理し、プロテアーゼ酵素で処理した乾燥ツナカルシウムのタンパク質、脂肪およびTBA含有量を示す。 表8は、アルカリによる浸漬とプロテアーゼによる酵素処理の組合せ方法と比較した、熱湯および蒸気で煮沸することによって前処理し、プロテアーゼ酵素で処理した乾燥ツナカルシウムの色および外観を示す。 表9は、ツナカルシウムの主な構成成分の分析結果を示す。 表10は、通常の魚の骨組み、およびその乾燥に基づいたパーセントと比較した、ツナカルシウムの組成を示す。 第1図は、アルカリによる浸漬とプロテアーゼ酵素処理の組合せ方法により処理した後の、乾燥ツナカルシウムの脂肪およびTBA含有量のグラフを示す。
本発明による魚骨粉末を調製する方法は、以下のステップ:
a.魚骨を前処理するステップと、
b.アルカリ溶液または溶媒によって、ステップaから得た前処理した骨から非極性構成成分を除去するステップと、
c.ステップbから得たアルカリまたは溶媒処理した骨を乾燥するステップと、
d.ステップcから得た乾燥した骨を摩砕または微粉砕するステップと
を含む。
本発明による魚骨の前処理は、以下のステップ:
a.骨から血合肉(blood meat)を除去するステップと、
b.骨を80〜120℃で50〜90分間予熱するステップと、
c.予熱した骨のサイズを0.5cmに低減するステップと、
d.ステップcから得た骨を水で洗浄するステップと
を含む。
アルカリ溶液によって、前処理した骨から非極性構成成分を除去するステップは、以下のステップ:
a.前記前処理した骨を0.2〜1%(w/v)の濃度のアルカリ溶液と混合するステップであって、破砕骨と前記アルカリ溶液との比が1:1〜2(w/v)の範囲であるステップと、
b.ステップaから得た混合物を70〜100℃の間の温度で45〜120分間加熱するステップと、
c.ステップbから得た骨を水で洗浄するステップと
を含む。
前処理した骨から非極性構成成分を除去するステップに使用される好ましい溶媒は、イソプロパノールまたはヘキサンである。
別の実施形態において、魚骨粉末を調製する方法は、以下:
a.魚骨を前処理するステップと、
b.酵素または酵素の組合せによって、ステップaから得た前処理した骨から非極性構成成分を除去するステップと、
c.ステップbから得た骨を乾燥するステップと、
d.ステップcから得た乾燥した骨を摩砕または微粉砕するステップと
を含む。
更に、酵素または酵素の組合せによって、前処理した骨からタンパク質構成成分を除去するステップは、以下のステップ:
a.前処理またはアルカリ処理した骨を水と、前処理またはアルカリ処理した骨と水との比1:1〜2の間で混合するステップと、
b.NaOHまたはKOHによって、ステップaから得た混合物のpHを8.0〜8.5に調整するステップと、
c.プロテアーゼの群から選択される酵素または酵素の組合せ(投与量0.2%)を前記混合物に加えるステップと、
d.前記混合物を酵素と共に、50〜55℃の間の温度および1000〜1500rpmの間の撹拌速度で0.5〜1.5時間インキュベートするステップと、
e.前記混合物を90〜95℃を超える温度で少なくとも1時間加熱することによって、酵素を不活性化するステップと、
f.前記混合物を濾過して、残留骨材料およびアリコートを分離するステップと、
g.前記骨材料を前記骨のpHが7.0になるまで水で洗浄するステップと、
h.前記骨を乾燥するステップと、
i.乾燥した骨を乾燥冷所に保管するステップと
を含む。
プロテアーゼ酵素は、植物、動物または微生物から誘導されるプロテアーゼの群から選択することができ、好ましくは、酵素は、プロタメックス(Protamex)酵素(プロテアーゼ複合体:セリンエンドペプチダーゼ E.C 3.4.21.62およびメタロエンドペプチダーゼ E.C 3.4.24.28、ノボザイム(Novozyme))である。
別の実施形態において、魚骨粉末を調製する方法は、
a.魚骨を前処理するステップと、
b.100℃の沸騰水によって、ステップaから得た前処理した骨から不純物を除去するステップと、
c.ステップbから得た骨を乾燥するステップと、
d.ステップcから得た乾燥した骨を摩砕または微粉砕するステップと
を含む。
本発明により得られるカルシウム生成物は、100ミクロン(マイクロメートル)未満、または0.1〜30ミクロンの範囲であるが、最も好ましくは10ミクロンの粒径を有し、下記の実験例は、本発明による実施形態の例である。
実験例1:
この実験例は、乾燥ツナカルシウムの最終の脂肪、タンパク質、TBAの含有量、および色に対するアルカリ浸漬時間の効果を示す。
材料および方法:
ツナ骨の主な骨組みを破砕して、1〜2cmのサイズにし、次に、90〜95℃の間の温度で1時間、破砕骨:NaOH溶液を1:1の比で破砕骨を水酸化ナトリウム溶液(0.5%)に浸漬した。熱風オーブンにより90℃で1時間乾燥する前に、アルカリ処理した骨のpHが中性になるまで、アルカリ処理した骨を水道水ですすいだ。乾燥した破砕骨を、本発明において乾燥ツナカルシウムと呼ぶ。
表1に示されているように、アルカリ処理は、破砕骨の脂肪含有量およびTBA値を有意に低減しうることが、明確に示されている。
表1および2の結果は、アルカリ処理が筋肉タンパク質を除去しうること、ならびにアルカリ浸漬時間の増加が、乾燥ツナカルシウムの脂肪およびTBA含有量を僅かに低減することを示している。ツナカルシウムの色の改善にも役立っている。
実験例2:
この実験例は溶媒を使用することによる脂肪の除去を示す。
材料および方法:
ツナ骨の主な骨組みを破砕して、1〜2cmのサイズにし、次に、90〜95℃の間の温度で1時間、破砕骨:NaOH溶液を1:1の比で破砕骨を水酸化ナトリウム溶液(0.5%)に浸漬した。熱風オーブンにより90℃で1時間乾燥する前に、アルカリ処理した骨のpHが中性になるまで、アルカリ処理した骨を水道水ですすいだ。混合物を振とう水浴により58〜60℃で30分間インキュベートする前に、乾燥ツナカルシウムをヘキサンと1:5(乾燥ツナカルシウム:ヘキサン)の比で混合する。溶媒抽出した乾燥ツナカルシウムを濾過し、それを熱風オーブンにより37℃で48時間乾燥して、残留溶媒を除去する。
結果は、ヘキサン抽出が、乾燥ツナカルシウムの脂肪含有量の低減に役立つことを示している。
実験例3:
この実験例は、プロテアーゼ酵素を使用することによる骨清浄方法を示す。
材料および方法:
ツナ骨の主な骨組みを破砕して、1〜2cmのサイズにした。破砕骨を水と1:1の比で混合し、プロテアーゼ酵素を2g/Kgの投与量で破砕骨に加えた。前記混合物を水浴振とう機により50〜55℃の温度で60分間インキュベートする。この混合物を90℃で60分間加熱して、酵素活性を不活性化する。固体部分を濾過により分離し、残留骨を水ですすぐ。前記骨を熱風オーブンにより90℃で1時間乾燥する。
実験例4:
この実験例は、アルカリ浸漬とプロテアーゼ酵素の組合せを使用することによる骨清浄方法を示す。
材料および方法:
ツナ骨の主な骨組みを破砕して、0.5〜1cmのサイズにし、次に、90〜95℃で1時間、破砕骨:NaOH溶液を1:1の比で破砕骨を水酸化ナトリウム溶液(0.5%)に浸漬した。乾燥する前に、アルカリ処理した骨のpHが中性になるまで、処理した破砕骨を水道水ですすいだ。処理した骨を水と1:1の比で混合する。プロテアーゼ酵素を、0.2g/100gの投与量で破砕骨に加え、この混合物を、撹拌しながら水浴により50〜55℃で60分間インキュベートした。この混合物を90℃で60分間加熱して、酵素活性を不活性化し、次に残留骨を濾過し、水ですすぐ。この骨を熱風オーブンにより90℃で1時間乾燥する。
結果は、アルカリ浸漬、続くプロテアーゼの酵素処理による骨清浄が、ツナカルシウムの脂肪およびTBA含有量を低減しうることを示している。アルカリプロテアーゼ(P6)およびプロタメックスは、4つの処理のうちで最低の脂肪およびTBA含有量を示している。
実験例5:
この実験例は、アルカリ浸漬および酵素処理の前の乾燥した骨の脂肪およびTBA含有量の除去に対する、熱湯および蒸気によるツナ骨の前処理効果を示す。
材料および方法:
ツナ骨の主な骨組みを、前記骨を破砕して0.5〜1cmにする前に、熱湯および蒸気により95℃で45分間処理した。次に破砕骨を、水酸化ナトリウム溶液(0.5%)に1:1の比により90〜95℃で1時間浸漬し、水道水ですすいでアルカリ残留物を除去した。処理した骨を水と1:1の比で混合した。プロテアーゼ酵素を0.2g/100gの投与量で破砕骨に加え、混合物を、撹拌しながら水浴により50〜55℃で60分間インキュベートした。この混合物を90℃で60分間加熱して、酵素活性を不活性化した。固体部分を濾過し、水ですすぐ。残留骨を熱風オーブンにより90℃で1時間乾燥する。
実験例6:
アルカリによる浸漬とプロテアーゼによる酵素処理の組合せ方法と比較した、プロテアーゼ酵素で処理した乾燥ツナカルシウムの脂肪およびTBA含有量に対する、破砕前に熱湯および蒸気でツナ骨を煮沸することの効果を示す。
材料および方法:
ツナ骨の主な骨組みを、破砕して0.5〜1cmにする前に、熱湯および蒸気により95℃で45分間煮沸した。
90〜95℃で1時間、予め煮沸した破砕骨を水酸化ナトリウム溶液(0.5%)に1:1の比で浸漬し、水道水ですすいでアルカリ残留物を除去した。
アルカリ処理した骨を水と1:1の比で混合した。プロテアーゼ酵素を0.2g/100gの投与量で破砕骨に加え、撹拌しながら水浴により50〜55℃で60分間インキュベートした。この混合物を90℃で60分間加熱して、酵素活性を不活性化した。固体部分を濾過し、水ですすいだ。残留骨を熱風オーブンにより90℃で1時間乾燥する。
結果は、熱湯による煮沸での前処理が、蒸気による煮沸より良好に脂肪含有量を低減することに役立つことを示している。破砕骨をアルカリに浸漬することは、ツナカルシウムの外観を改善することにも役立つ。プロテアーゼ酵素は、ツナカルシウムの脂肪含有量を低下し、酸化(TBA値)を低減することに更に役立つ。
本発明による方法により得られる魚骨粉末は、表9に示されている構成成分を含有する。上記のように、最も好ましい魚骨粉末は、以下の構成成分:20〜30%のタンパク質、0.5〜2%の脂肪および50〜70%の灰分を含む。前記魚骨粉末のミネラル含有量は、18〜22g/100gのカルシウム、5〜15g/100gのリン、0.5〜1.5g/100gのナトリウム、0.1〜0.5g/100gのマグネシウムおよび0.01〜0.1g/100gのカリウムを含む。元素分析は、ツナカルシウムのCa/Pの比が1.86であることを示し、これは、骨に見出される天然のカルシウムの範囲内である(Ca/P 1.6〜2.0)。

Claims (20)

  1. 魚骨粉末を調製する方法であって、
    a.魚骨を前処理するステップと、
    b.アルカリ溶液または溶媒によって、ステップaから得た前処理した前記骨から非極性構成成分を除去するステップであって、前記アルカリの濃度が0.2〜1%(w/v)の範囲であるステップと、
    c.ステップbから得たアルカリまたは溶媒処理した前記骨を乾燥するステップと、
    d.ステップcから得た乾燥した前記骨を摩砕または微粉砕するステップと
    を含む、方法。
  2. 好ましい前記溶媒がイソプロパノールまたはヘキサンである、請求項1に記載の魚骨粉末を調製する方法。
  3. 魚骨粉末を調製する方法であって、
    a.魚骨を前処理するステップと、
    b.酵素または酵素の組合せによって、ステップaから得た前処理した前記骨からタンパク質構成成分を除去するステップであって、前処理した前記骨と水との間の比が1:1〜2の範囲であるステップと、
    c.ステップbから得た前記骨を乾燥するステップと、
    d.ステップcから得た乾燥した前記骨を摩砕または微粉砕するステップと
    を含む、方法。
  4. 魚骨粉末を調製する方法であって、
    a.魚骨を前処理するステップと、
    b.アルカリ溶液または溶媒によって、ステップaから得た前処理した前記骨から非極性構成成分を除去するステップであって、前記アルカリの濃度が0.2〜1%(w/v)の範囲であるステップと、
    c.酵素または酵素の組合せによって、ステップaから得た前処理した前記骨からタンパク質構成成分を除去するステップであって、前処理またはアルカリ処理した骨と水との間の比が1:1〜2の範囲であるステップと、
    d.ステップcから得た前記骨を乾燥するステップと、
    e.ステップdから得た乾燥した前記骨を摩砕または微粉砕するステップと
    を含む、方法。
  5. 前処理した骨の前記除去するステップが、アルカリ溶液もしくは溶媒、または酵素、または沸騰水によって得られる、請求項1または3または4のいずれかに記載の魚骨粉末を調製する方法。
  6. 沸騰水によって除去するプロセスが、
    a.魚骨を前処理するステップと、
    b.100℃の沸騰水によって、ステップaから得た前処理した前記骨から不純物を除去するステップと、
    c.ステップbから得た前記骨を乾燥するステップと、
    d.ステップcから得た乾燥した前記骨を摩砕または微粉砕するステップと
    を含む、請求項5に記載の魚骨粉末を調製する方法。
  7. 魚骨の前記前処理が、
    a.前記骨から血合肉を除去するステップと、
    b.前記骨を80〜120℃で50〜90分間予熱するステップと、
    c.予熱した骨のサイズを0.5cmに低減するステップと、
    d.ステップcから得た前記骨を水で洗浄するステップと
    を含む、請求項1から6のいずれかに記載の魚骨粉末を調製する方法。
  8. 前記アルカリ溶液によって、前処理した前記骨から前記非極性構成成分を除去する前記ステップが、
    a.前処理した前記骨を0.2〜1%(w/v)の濃度の前記アルカリ溶液と混合するステップであって、前記破砕骨と前記アルカリ溶液との比が1:1〜2(w/v)の範囲であるステップと、
    b.ステップaから得た前記混合物を70〜100℃の間の温度で45〜120分間加熱するステップと、
    c.ステップbから得た前記骨を水で洗浄するステップと
    を含む、請求項1または4のいずれかに記載の魚骨粉末を調製する方法。
  9. 酵素または酵素の組合せによって、前処理した前記骨からタンパク質構成成分を除去する前記ステップが、
    a.前処理またはアルカリ処理した前記骨を水と、前処理またはアルカリ処理した前記骨と水との比1:1〜2の間で、混合するステップと、
    b.NaOHまたはKOHによって、ステップaから得た前記混合物のpHを8.0〜8.5に調整するステップと、
    c.プロテアーゼの群から選択される前記酵素または前記酵素の組合せ(投与量0.2%)を前記混合物に加えるステップと、
    d.前記混合物を酵素と共に、50〜55℃の間の温度および1000〜1500rpmの間の撹拌速度で0.5〜1.5時間インキュベートするステップと、
    e.前記混合物を90〜95℃を超える温度で少なくとも1時間加熱することによって、前記酵素を不活性化するステップと、
    f.前記混合物を濾過して、残留骨材料およびアリコートを分離するステップと、
    g.前記骨材料を前記骨のpHが7.0になるまで水で洗浄するステップと、
    h.前記骨を乾燥するステップと、
    i.乾燥した前記骨を、乾燥冷所に保管するステップと
    を含む、請求項3または4のいずれかに記載の魚骨粉末を調製する方法。
  10. プロテアーゼ酵素が、植物、動物または微生物に由来するプロテアーゼの群から選択できる、請求項9に記載の魚骨粉末を調製する方法。
  11. 前記プロテアーゼ酵素が、セリンエンドペプチダーゼ(E.C 3.4.21.62)およびメタロエンドペプチダーゼ(E.C 3.4.24.28)から構成されるプロテアーゼ複合体である、請求項10に記載の魚骨粉末を調製する方法。
  12. 前記魚骨が、海水魚または淡水魚から得られる、請求項1から11のいずれかに記載の魚骨粉末を調製する方法。
  13. 前記魚骨が、マグロ類、サバまたはサケであるが、これらに限定されない群から選択される海水魚から得られる骨である、請求項12に記載の魚骨粉末を調製する方法。
  14. 前記魚骨が、マグロ類の魚骨である、請求項12に記載の魚骨粉末を調製する方法。
  15. 前記魚骨粉末が前記方法によって得られる、請求項1から14のいずれかに記載の魚骨粉末を調製する方法。
  16. 前記魚骨粉末が、以下:20〜30%のタンパク質、0.5〜2%の脂肪および50〜70%の灰分を含む、請求項15に記載の魚骨粉末を調製する方法。
  17. 前記魚骨粉末が、18〜22g/100gのカルシウム、5〜15g/100gのリン、0.5〜1.5g/100gのナトリウム、0.1〜0.5g/100gのマグネシウムおよび0.01〜0.1g/100gのカリウムを含むミネラル含有量を含有する、請求項16に記載の魚骨粉末を調製する方法。
  18. 前記調製物が、100ミクロン未満のカルシウムの粒径分布の直径中央値を有する、請求項1から17のいずれかに記載の魚骨粉末を調製する方法。
  19. カルシウムの前記粒径分布の前記直径中央値が、0.1〜30ミクロンの範囲である、請求項18に記載の魚骨粉末を調製する方法。
  20. カルシウムの前記粒径分布の前記直径中央値が10ミクロンである、請求項19に記載の魚骨粉末を調製する方法。
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