JP2019217815A - 下部車体構造 - Google Patents
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Description
車体フロアの底面を構成する底面部と、
前記底面部から立ち上がりまたは立ち下がり、平面視で第1方向に沿って延びる縦面部と、
一端部が前記縦面部に接続され、前記底面部に接して平面視で前記第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1フレームと、を備え、
前記縦面部のうち少なくとも前記第1フレームの前記一端部が接続される接続領域にビードが設けられていることを特徴とする。
前記底面部に、段状に段上げされ、平面視で前記第1方向に沿って延びる稜線を有する段上げ部を備え、
前記縦面部は、前記段上げ部において前記底面部から前記稜線まで立ち上がる縦壁であり、
前記第1フレームの前記一端部が、前記稜線から下方に離間した位置で前記縦面部に接続され、
前記ビードは、前記縦面部上で前記第1フレームの前記一端部が接続される接続領域から上方に延びて前記稜線に接続されていることを特徴とする。
前記ビードは、前記稜線を越えて、前記段上げ部の上面部にまで延びていることを特徴とする。
前記縦面部に重合され、平面視で前記第1方向に沿って延びる第2フレームをさらに備え、
前記第1フレームの前記一端部が、前記第2フレームを挟んで前記縦面部に接続され、
前記縦面部の前記ビードと前記第2フレームとで、前記ビードに沿って延びる閉断面が形成されていることを特徴とする。
前記底面部の車幅方向外方側の縁部に沿って車両前後方向に延びるサイドシルと、
前記サイドシルの前端側から上方に延びるヒンジピラーと、をさらに備え、
前記縦面部は、前記底面部の車幅方向内方側の縁部に沿って車両前後方向に延び、
前記第1フレームは、前記ヒンジピラーの下端側から前記底面部に接して斜め後方に延びて前記縦面部に接続されることを特徴とする。
前記第1フレームは、前記縦面部と前記サイドシルとの間において、前記底面部とで、前記第2方向に沿って延びる閉断面を形成するように設けられているとともに、前記縦面部、前記底面部、及び前記サイドシルに接続される全周フランジを有することを特徴とする。
図1は、本実施形態に係る下部車体構造を示す斜視図である。図2は、下部車体構造を示す平面図である。図3は、下部車体構造を示す底面図である。以下の説明において、本実施形態に係る下部車体構造を備える自動車1の車幅方向、車両前後方向、及び車両上下方向を、それぞれX方向、Y方向、Z方向という場合がある。
図4は、図2のA−A線に沿った断面図である。図5は、図4の一部拡大断面図である。図4及び図5を参照しながら、マウントメンバ70及び第1フロアクロスメンバ14が配置されたY方向位置における車体フロア2及びその周辺部の構成について説明する。
図6は、図2のB−B線に沿った断面図である。図7は、図6の一部拡大断面図である。図6及び図7を参照しながら、トンネルメンバ80及び第2フロアクロスメンバ16が配置されたY方向位置における車体フロア2及びその周辺部の構成について説明する。図6及び図7に示す断面において、車体フロア2は、図5及び図6に示す断面における車体フロア2の構成と同様の構成を有しており、その詳細な説明を省略する。
図8〜図14を参照しながら、斜めフレーム18のより具体的な構成を説明する。なお、図9は、フロアフレーム12のアッパフレームメンバ61を取り外した状態で示している。また、図11は、斜めフレーム18と、フロアフレーム12のアッパフレームメンバ61とを取り外した状態で示している。なお、図7〜図14では、車体右側の斜めフレーム18についてのみ図示しているが、車体左側の斜めフレーム18は図1、図2などから明らかなように車体右側の斜めフレーム18と左右対称の構成を有しており、同様の効果が奏される。そのため、車体左側の斜めフレーム18の説明については省略する。
本実施形態では、図12、13に示すように、サイドシル4とフロアフレーム12との間に斜めフレーム18が設けられ、底面部3との間に閉断面を形成している。そのため、スモールオーバラップ衝突によって車両前方から例えばヒンジピラー11へ入力された衝撃荷重を、サイドシル4を経由させて車両後方側へ伝達させることができるだけでなく、斜めフレーム18を経由させて斜め後方へ効果的に伝達させることができる。また、斜めフレーム18において斜め後方へ伝達される衝撃荷重は、フロアフレーム12を経由して更に車両後方側へ伝達され得る。このようにして斜めフレーム18及びフロアフレーム12を経由させる車両後方側への荷重伝達経路が効果的に機能することで、スモールオーバラップ衝突による車室変形の抑制効果を高めることができる。
本実施の形態の下部車体構造は、
車体フロア2の底面を構成する底面部3と、
底面部3から立ち上がりまたは立ち下がり、平面視でY方向(第1方向の一例)に沿って延びる第3傾斜部52d(縦面部の一例)と、
一端部が第3傾斜部52dに接続され、底面部3に接して平面視でY方向に交差する、斜めフレーム18の長手方向(第2方向の一例)に沿って延びる斜めフレーム18(第1フレームの一例)と、を備え、
第3傾斜部52dのうち少なくとも斜めフレーム18の一端部が接続される接続領域にビード111が設けられている。
底面部3に、段状に段上げされ、平面視でY方向に沿って延びる稜線L11を有する中段部52(段上げ部の一例)を備え、
第3傾斜部52dは、中段部52において底面部3から稜線L11まで立ち上がる縦壁であり、
斜めフレーム18の一端部が、稜線L11から下方に離間した位置で第3傾斜部52dに接続され、
ビード111は、第3傾斜部52d上で斜めフレーム18の一端部が接続される接続領域から上方に延びて稜線L11に接続されている。
ビード111は、稜線L11を越えて、中段部52の第3横板部52c(上面部の一例)にまで延びている。
第3傾斜部52dに重合され、平面視でY方向に沿って延びるフロアフレーム12のアッパフレームメンバ61(第2フレームの一例)をさらに備え、
斜めフレーム18の一端部が、フロアフレーム12のアッパフレームメンバ61を挟んで第3傾斜部52dに接続され、
第3傾斜部52dとアッパフレームメンバ61とで、ビード111に沿う閉断面113が形成される。
底面部3のX方向(車幅方向)外方側の縁部に沿ってY方向(車両前後方向)に延びるサイドシル4と、
サイドシル4の前端側から上方に延びるヒンジピラー11と、をさらに備え、
第3傾斜部52dは、底面部3のX方向内方側の縁部に沿ってY方向に延び、
斜めフレーム18は、ヒンジピラー11の下端側から底面部3に接して斜め後方に延びて第3傾斜部52dに接続される。
斜めフレーム18は、第3傾斜部52dとサイドシル4との間において、第3傾斜部52dとで、斜めフレーム18の長手方向に沿って延びる閉断面を形成するように設けられているとともに、第3傾斜部52d、底面部3、及びサイドシル4に接続される全周フランジを有する。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
2 車体フロア
3 底面部
4 サイドシル
5 サイドシルインナ
10 ダッシュパネル
11 ヒンジピラー
12 フロアフレーム
14 第1フロアクロスメンバ
14a 上面部
16 第2フロアクロスメンバ
16a 上面部
17 接続部材
18 斜めフレーム
18a 上面部
18b 前面部
18c 後面部
18d 前側フランジ部
18e 後側フランジ部
18f 外側フランジ部
18g 内側フランジ部
22 トルクボックス
24 変速機
26 被支持部
28 自在継手
30 プロペラシャフト
32 軸受
34 支持部材
40 トンネルパネル
42 底面パネル
50 フロアトンネル
50a 開口部
51 上段部
51a 第1横板部
51b 第1傾斜部
51c 延長部
52 中段部
52a 第2横板部
52b 第2傾斜部
52c 第3横板部
52d 第3傾斜部
53 下段部
53a 第4横板部
54 被接合部
61 アッパフレームメンバ
61a 横板部
61b 傾斜部
62 ロアフレームメンバ
65 第1内側シートブラケット
66 第1外側シートブラケット
68 第2内側シートブラケット
69 第2外側シートブラケット
70 マウントメンバ
80 トンネルメンバ
81 トンネルサイドレイン
99 内側シートレール
100 外側シートレール
111 ビード
111a 縦ビード
111b 横ビード
112 隆起部
112a 縦隆起部
112b 横隆起部
L1 第1前側稜線
L2 第1後側稜線
L3 第2前側稜線
L4 第2後側稜線
L5 稜線
L11 稜線
Claims (6)
- 車体フロアの底面を構成する底面部と、
前記底面部から立ち上がりまたは立ち下がり、平面視で第1方向に沿って延びる縦面部と、
一端部が前記縦面部に接続され、前記底面部に接して平面視で前記第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1フレームと、を備え、
前記縦面部のうち少なくとも前記第1フレームの前記一端部が接続される接続領域にビードが設けられていることを特徴とする下部車体構造。 - 前記底面部に、段状に段上げされ、平面視で前記第1方向に沿って延びる稜線を有する段上げ部を備え、
前記縦面部は、前記段上げ部において前記底面部から前記稜線まで立ち上がる縦壁であり、
前記第1フレームの前記一端部が、前記稜線から下方に離間した位置で前記縦面部に接続され、
前記ビードは、前記縦面部上で前記第1フレームの前記一端部が接続される接続領域から上方に延びて前記稜線に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の下部車体構造。 - 前記ビードが、前記稜線を越えて、前記段上げ部の上面部にまで延びていることを特徴とする請求項2に記載の下部車体構造。
- 前記縦面部に重合され、平面視で前記第1方向に沿って延びる第2フレームをさらに備え、
前記第1フレームの前記一端部が、前記第2フレームを挟んで前記縦面部に接続され、
前記縦面部の前記ビードと前記第2フレームとで、前記ビードに沿って延びる閉断面が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の下部車体構造。 - 前記底面部の車幅方向外方側の縁部に沿って車両前後方向に延びるサイドシルと、
前記サイドシルの前端側から上方に延びるヒンジピラーと、をさらに備え、
前記縦面部は、前記底面部の車幅方向内方側の縁部に沿って車両前後方向に延び、
前記第1フレームは、前記ヒンジピラーの下端側から前記底面部に接して斜め後方に延びて前記縦面部に接続されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の下部車体構造。 - 前記第1フレームは、前記縦面部と前記サイドシルとの間において、前記底面部とで、前記第2方向に沿って延びる閉断面を形成するように設けられているとともに、前記縦面部、前記底面部、及び前記サイドシルに接続される全周フランジを有することを特徴とする請求項5に記載の下部車体構造。
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