JP2019212068A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画における物体の登場時刻を示すタグ情報を効率的に作成し、該タグ情報に基づいて動画を管理する。【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、動画を取得する取得部と、前記動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、前記動画からフレーム画像を抽出する画像抽出部と、抽出した前記フレーム画像に含まれる物体を検出する検出部と、検出した前記物体の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、抽出した前記特徴量に対して、前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を動画ごとにデータベースに登録する登録部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、動画(映像コンテンツ)に登場する人物の顔画像の一覧を表示することで、動画全体の中のどの時間帯にどの人物が登場するのかをユーザに提示する電子機器が開示されている。
特開2010−103843号公報
特許文献1に例示されている電子機器は、動画の中から例えば等間隔でフレーム画像を抽出し、該フレーム画像に含まれる人物を検出する。しかし、動画のジャンルや録画時間の長さ等は様々である。このため、複数の動画に対して同一の条件でフレーム画像を抽出すると、処理効率が悪くなってしまう場合があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑み、動画における物体の登場時刻を示すタグ情報を効率的に作成し、該タグ情報に基づいて動画を管理できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一つの観点によれば、動画を取得する取得部と、前記動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、前記動画からフレーム画像を抽出する画像抽出部と、抽出した前記フレーム画像に含まれる物体を検出する検出部と、検出した前記物体の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、抽出した前記特徴量に対して、前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとにデータベースに登録する登録部と、を備える情報処理装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、検索対象物を含む検索用画像の入力を受け付ける受付部と、受け付けた前記検索用画像から前記検索対象物を検出する検出部と、検出した前記検索対象物の第1特徴量を抽出する特徴量抽出部と、動画を構成するフレーム画像に含まれる物体の第2特徴量に対して前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとに予め記憶するデータベースの中から、前記第1特徴量に合致する前記第2特徴量に関連付けされた前記タグ情報を検索する検索部と、を備える情報処理装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、動画を取得するステップと、前記動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、前記動画からフレーム画像を抽出するステップと、抽出した前記フレーム画像に含まれる物体を検出するステップと、検出した前記物体の特徴量を抽出するステップと、抽出した前記特徴量に対して、前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとにデータベースに登録するステップと、を備える情報処理方法が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、コンピュータに、動画を取得するステップと、前記動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、前記動画からフレーム画像を抽出するステップと、抽出した前記フレーム画像に含まれる物体を検出するステップと、検出した前記物体の特徴量を抽出するステップと、抽出した前記特徴量に対して、前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとにデータベースに登録するステップと、を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、動画における物体の登場時刻を示すタグ情報を効率的に作成し、該タグ情報に基づいて動画を管理できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る情報処理システムの機能ブロック図である。 第1実施形態に係る情報処理装置が記憶する画像抽出条件の一例を示す図である。 第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る情報処理装置により行われる登録処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るタグ情報の登録画面の一例を示す図である。 第1実施形態に係る情報処理装置においてフレーム画像から顔領域を検出する一例を示す図である。 第1実施形態に係る情報処理装置において登録されたタグ情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る情報処理装置により行われる検索処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るタグ情報の検索画面の一例を示す図(1)である。 第1実施形態に係るタグ情報の検索画面の一例を示す図(2)である。 第1実施形態に係るタグ情報の検索結果表示画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。 第3実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の例示的な実施形態を説明する。図面において同様の要素又は対応する要素には同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化することがある。
[第1実施形態]
本実施形態に係る情報処理システム1の構成について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。本実施形態の情報処理システム1は、動画の編集作業や解析作業の支援に用いられるシステムである。情報処理システム1は、例えば、テレビジョン放送局、番組制作会社等の放送用動画編集を行う機関において編集者の業務支援のために用いられる。編集者は、予め撮影された動画の一部の削除、複数の動画の結合等の編集作業を行い、放送用動画を作成する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、情報処理装置10及び動画管理サーバ20から構成されたコンピュータシステムであり、各装置はネットワークNWを介してユーザ端末30に接続されている。情報処理装置10は、ユーザ端末30から登録要求が入力されると、動画管理サーバ20に記憶されている動画を読み込むとともに、該動画における物体(例えば人間等の被写体)の登場時刻等を含むタグ情報を動画に付して後述するデータベース部17に登録するコンピュータである。
また、情報処理装置10は、ユーザ端末30から検索対象物の画像(以下、「検索用画像」という。)を含む検索要求が入力されると、検索対象物から抽出した特徴量をキーとしてデータベース部17に記憶されたタグ情報を検索する。動画管理サーバ20は、ユーザ端末30からネットワークNWを介してアップロードされた動画、あるいはディスクやビデオテープ等の記録媒体から読み込まれた動画を保管するアーカイブサーバ等のコンピュータである。
ユーザ端末30は、例えば、デスクトップPC(Personal Computer)、ノートPC、タブレットPC等のコンピュータであり、ユーザPが情報処理装置10に対して動画のタグ情報の登録及び検索等を要求するために用いられる。
なお、本実施形態においては、情報処理装置10及び動画管理サーバ20をそれぞれ独立に設けているが、これらの装置は一体のコンピュータにより実装されてもよい。また、後述する情報処理装置10及び動画管理サーバ20の機能の一部は、別のコンピュータにより実装されてもよい。
図2は、情報処理システム1の機能ブロック図である。図2に示すように、情報処理装置10は、受付部11と、動画取得部12と、画像抽出部13と、顔検出部14と、顔特徴量抽出部15と、タグ情報登録部16と、データベース部17と、タグ情報検索部18と、周期設定部19とを備える。
受付部11は、ユーザ端末30から入力された情報を受け付け、該情報に応じた処理を各部に要求する。ユーザ端末30から入力される情報としては、タグ情報の登録要求及び検索要求に関するコマンドデータ、動画読込条件、ユーザの認証情報(権限情報)、画像抽出条件の設定データ等が挙げられる。
動画取得部12は、ユーザ端末30から入力された動画読込条件及びユーザの認証情報(権限情報)に基づいて、動画管理サーバ20から動画を取得し、該動画を画像抽出部13へ出力する。
画像抽出部13は、動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、動画からフレーム画像を抽出する。本実施形態における動画の属性情報とは、動画のジャンルや録画時間の長さ等、動画(コンテンツ)の性質を示す情報をいう。なお、本実施形態においては、動画の属性情報は動画管理サーバ20に動画を保管する際に、動画の所有者や動画管理サーバ20の管理者等により予め入力されているものとする。
顔検出部14は、画像抽出部13で抽出したフレーム画像に含まれる人物の顔領域を検出する。検出方法としては、公知の検出技術を用いることができる。例えば、顔の輪郭、顔の色、顔の部位(目、鼻、口、耳など)の特徴点を抽出して、データベース等に予め格納された特徴点とのマッチングにより検出する手法や、顔画像の特徴を学習させたニューラルネットワークを用いて検出する手法等が知られている。
顔特徴量抽出部15は、顔検出部14で検出した人物の顔領域の特徴量(以下、「顔特徴量」という。)を抽出する。顔特徴量とは、例えば、目、鼻、口、耳といった特徴的な部位の位置等の顔の特徴を示す量であり得る。特徴量の抽出方法としては、例えば、SIFT(Scale-Invariant Feature Transform)やSURF(Speeded up robust features)、ORB(Oriented FAST and Rotated BRIEF)等の公知の抽出技術を用いることができる。
タグ情報登録部16は、顔特徴量抽出部15で抽出した顔特徴量に対して、人物が検出されたフレーム画像の表示時刻(タイムスタンプ情報)等を関連付けたタグ情報を動画ごとにデータベース部17に登録する。すなわち、タグ情報は、ある動画内における登場人物の顔特徴量と該人物の登場時刻(動画の先頭フレーム画像を起点として、該当フレーム画像が表示されるまでの時間)との関係を定義する情報である。
データベース部17は、動画管理サーバ20から取得した動画をタグ情報とともに記憶する。元の動画とタグ情報は、動画を識別する動画IDによって関連付けされている。また、データベース部17は、画像抽出部13において動画からフレーム画像を抽出する周期(抽出時間間隔)を、動画の属性情報(コンテンツの性質)と関連付けて画像抽出条件として記憶している。
図3は、情報処理装置10(データベース部17)が記憶する画像抽出条件の一例を示す図である。図3(A)では、動画の属性情報が動画のジャンル情報である場合を示している。ジャンル情報としては、[ニュース/報道、スポーツ、バラエティ、ドラマ/映画、音楽]が例示されている。図3(A)における周期は、想定され得る登場人物の数、撮影場所、更新頻度、画面の切り替え頻度等を総合的に考慮してジャンルごとに予め設定されている。例えば、ジャンル情報が“ニュース/報道”である場合には、動画からフレーム画像を抽出する周期(抽出時間間隔)は10秒間隔に設定されている。このため、放送される動画のフレームレートが30フレーム/秒の場合には、300フレームごとに動画からフレーム画像が抽出されることになる。これに対し、ジャンル情報が“スポーツ”である場合には、“ニュース/報道”の場合よりも動画内での登場人物が頻繁に変わることを考慮して、周期は1秒間隔に短縮して設定されている。このため、放送される動画のフレームレートが30フレーム/秒の場合には、30フレームごとに動画からフレーム画像が抽出されることになる。これにより、ジャンル情報に合わせた適切な周期で動画からフレーム画像を抽出できる。
また、図3(B)では、動画の属性情報が動画の録画時間T(分)の長さである場合を示している。録画時間Tは、長さに応じた分類[T≦10、10<T≦20、20<T≦40、40<T≦60、60<T≦80]が例示されている。図3(B)における周期は、録画時間が長いほど長く設定されている。例えば、録画時間Tが10分以下の動画の場合には、周期は0.5(秒)に設定されている。しかし、録画時間Tが60分を超え、かつ、80分以下の動画の場合には、周期は3.0(秒)に延長して設定されている。これにより、録画時間が長い動画に対する抽出処理の負荷を低減できる。なお、動画のタグ情報の登録を要求する際、ユーザが画像抽出条件としてジャンル情報と録画時間の長さのどちらを優先して使用すべきかを指定できると好適である。
タグ情報検索部18は、顔特徴量抽出部15において検索用画像に含まれる検索対象人物(検索対象物)の顔領域の顔特徴量(第1特徴量)が抽出されたとき、動画を構成するフレーム画像に含まれる人物の顔領域の顔特徴量(第2特徴量)対して照合を行い検索する。なお、第2特徴量は、動画におけるフレーム画像の表示時刻(すわなち、人物の登場時刻)と関連付けたタグ情報とともに動画ごとに予めデータベース部17に記憶されている。タグ情報検索部18は、照合の結果、第1特徴量に合致する第2特徴量に関連付けされたタグ情報を検索する。そして、タグ情報検索部18は、ネットワークNWを介してユーザ端末30へ検索結果を出力する。さらに、タグ情報検索部18は、ユーザ端末30へ出力した検索結果を受けて、ユーザ端末30側から受付部11を介してダウンロード要求の入力を受けると、検索対象人物(検索対象物)の登場シーン全体の長さに対応するフレーム区間の長さの編集用動画(元の動画から切り出した動画)をユーザ端末30へ出力する。なお、タグ情報検索部18は、ユーザ端末30において検索対象人物の登場時刻から指定されたフレーム区間の長さの編集用動画をユーザ端末30へ出力することもできる。
周期設定部19は、ユーザ端末30からの入力情報に基づいて抽出周期を任意に設定する。抽出周期は、例えばデータベース部17に記憶される。周期設定部19によって抽出周期が設定された場合、画像抽出部13は、動画の属性情報に応じて予め設定された周期に代えて、ユーザにより設定された抽出周期で動画からフレーム画像を抽出する。これにより、動画の属性情報に応じて設定された周期とは異なる抽出周期をユーザが手動で設定できるため、ユーザの希望条件に適合する抽出処理が可能となる。図3(A)の例では、ジャンル情報が“スポーツ”の場合には、周期は1秒である。しかし、例えば1対1で競うスポーツのように動画における登場人物が限られることが想定できる場合には、ユーザは周期を例えば3秒のように延長して設定できる。同様に、ユーザは周期を短縮して設定することもできる。
また、図2に示すように、動画管理サーバ20は、データ送受信部21と、データ読取部22と、データ登録部23と、動画保管部24とを備える。
データ送受信部21は、情報処理装置10及びユーザ端末30との間でデータの送受信を行う。本実施形態において送受信されるデータとしては、動画データ、や動画データのアップロード要求等が挙げられる。
データ読取部22は、ディスクやビデオテープ等の記録媒体Mを読取装置(不図示)によって読み込み、作成した動画データ(デジタルデータ)をデータ登録部23に出力する。
データ登録部23は、データ送受信部21又はデータ読取部22より取得した動画データに、動画データを識別する動画IDを付して記憶装置である動画保管部24に記憶する。なお、動画データは、所定のデータ形式でアーカイブされた状態で動画保管部24に記憶されてもよい。
図4は、情報処理装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、動画管理サーバ20のハードウェア構成は、情報処理装置10と同様であるため、説明を省略する。図4に示すように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、通信インタフェース(I/F(Interface))105、入力装置106、出力装置107、及び表示装置108を有している。各機器は、共通のバスライン109に接続されている。
CPU101は、情報処理装置10の全体の動作を制御する。また、CPU101は、HDD104等に記憶されたプログラムをRAM103にロードして実行する。これにより、CPU101は、上述の受付部11、動画取得部12、画像抽出部13、顔検出部14、顔特徴量抽出部15、タグ情報登録部16、タグ情報検索部18、周期設定部19としての機能を実現する。
ROM102は、ブートプログラム等のプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際のワーキングエリアとして使用される。
また、HDD104は、情報処理装置10における処理結果及びCPU101により実行される各種のプログラムを記憶する記憶装置である。記憶装置は、不揮発性であればHDD104に限定されない。記憶装置は、例えばフラッシュメモリ等であってもよい。HDD104は、上述のデータベース部17としての機能を実現する。
通信I/F105は、ネットワークNWに接続された機器との間のデータ通信を制御する。通信I/F105は、CPU101とともに、上述の受付部11としての機能を実現する。
入力装置106は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であって、ユーザが情報処理システム1を操作するために用いられる。ポインティングデバイスの例としては、マウス、トラックボール、タッチパネル、ペンタブレット等が挙げられる。また、入力装置106は、表示装置108に組み込まれたタッチパネルであってもよい。情報処理装置10のユーザは、入力装置106を介して、情報処理装置10の設定の入力、処理の実行指示の入力等を行える。
出力装置107は、CPU101からの制御信号に従って、処理結果等の情報を出力する装置である。出力装置107は、例えば、スピーカやプリンタ等を用いることができる。
表示装置108は、CPU101からの制御信号に従って、処理結果等の情報を表示する装置である。表示装置108は、例えば、液晶ディスプレイ、OLEDディスプレイ等であって、画像、文字、インタフェース等の表示に用いられる。
なお、図4に示されているハードウェア構成は例示であり、これら以外の装置が追加されていてもよく、一部の装置が設けられていなくてもよい。また、一部の装置が同様の機能を有する別の装置に置換されていてもよい。さらに、本実施形態の一部の機能がネットワークを介して他の装置により提供されてもよく、本実施形態の機能が複数の装置に分散されて実現されてもよい。例えば、HDD104は、半導体メモリを用いたSSD(Solid State Drive)に置換されていてもよく、クラウドストレージに置換されていてもよい。
続いて、本実施形態に係る情報処理装置10の作用及び効果について図5乃至12を参照しつつ説明する。
図5は、情報処理装置10により行われる登録処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えばユーザ端末30からタグ情報の登録要求が入力された場合に開始される。また、図5の説明においては、動画の属性情報としてはジャンル情報のみを使用する場合を例示する。
ステップS101において、動画取得部12は、受付部11において受け付けた登録要求に含まれる動画IDに基づいて動画管理サーバ20から登録対象の動画を読み込む。
図6は、ユーザ端末30において表示されるタグ情報の登録画面の一例を示す図である。この登録画面は、例えば情報処理システム1側のWEBサイトにユーザ端末30がログインすることで表示される。ここでは、画面の上部にユーザを識別するユーザIDと、ユーザIDに対応するユーザ名が表示されている。また、画面の中央部には、ユーザIDとログインパスワード等の認証情報に基づいて動画管理サーバ20を検索することで取得された動画一覧が表示されている。そして、ユーザが動画一覧の中からタグ情報を登録(タグ付け)したい動画を選択し、登録ボタンを押下すると、タグ情報の登録要求が情報処理装置10に対して送信される。なお、登録対象として選択できる動画の数は、単数には限られないし、複数でもよい。
ステップS102において、画像抽出部13は、動画の属性情報を取得する。本実施形態においては、動画の属性情報は動画管理サーバ20に動画を保管する際に予め入力されているため、属性情報は、動画とともに取得される。
ステップS103において、画像抽出部13は、取得した動画の属性情報に対応する周期でフレーム画像を動画から抽出する。図3(A)の例では、動画のジャンル情報(属性情報)が“ニュース/報道”の場合には、周期は10秒であるため、10秒間に相当するフレーム数ごとに動画からフレーム画像を抽出する。なお、図6のようにジャンル情報(ニュース/報道、バラエティ、音楽)は事前に入力されていてもいいし、追加バリエーションとして動画の内容から自動でジャンル情報を分類してもいい。
ステップS104において、顔検出部14は、フレーム画像内で人物の顔領域を検出したか否かを判定する。ここで、顔検出部14が、人物の顔領域を検出したと判定した場合(ステップS104:YES)には、処理はステップS105へ移行する。これに対し、顔検出部14が、人物の顔領域を検出していないと判定した場合(ステップS104:NO)には、処理はステップS111に移行する。
ステップS105において、顔特徴量抽出部15は、顔検出部14が検出した顔領域から顔特徴量を抽出する。図7は、情報処理装置10においてフレーム画像から顔領域を検出する一例を示す図である。ここでは、動画から抽出したフレーム画像Fの中で登場人物P_0001の顔領域Aが検出されている。この場合、顔領域Aに含まれる目、鼻、口等の部位の特徴点に基づいて顔特徴量が算出される。
ステップS106において、顔検出部14は、同一人物を所定のフレーム数以上連続して検出したか否かを判定する。ここで、顔検出部14が、同一人物を所定のフレーム数以上で連続して検出したと判定した場合(ステップS106:YES)には、処理はステップS107に移行する。これに対し、顔検出部14が、同一人物を所定のフレーム数以上で連続して検出していないと判定した場合(ステップS106:NO)には、処理はステップS111に移行する。
ステップS107において、顔検出部14は、フレーム画像において検出された人物が新たな登場人物か否かを判定する。具体的には、顔検出部14は、ステップS105において新たに抽出された顔特徴量と先のフレーム画像について抽出済みの顔特徴量とを照合する。そして、顔検出部14は、顔特徴量の誤差が所定の閾値以下の場合には、同一人物と判定し、閾値未満の場合には別の人物と判定する。
顔検出部14が、検出した人物が新たな登場人物であると判定した場合(ステップS107:YES)には、処理はステップS108に移行する。これに対し、顔検出部14が、検出した人物が新たな登場人物ではないと判定した場合(ステップS107:NO)には、処理はステップS109に移行する。
ステップS108において、タグ情報登録部16は、顔特徴量が抽出された新たな登場人物に対し、登場人物IDを新規に発行する。このとき、タグ情報登録部16は、顔特徴量と登場人物IDの組み合わせをRAM103等の記憶領域に記憶する。
ステップS109において、タグ情報登録部16は、動画における表示時刻が先のフレーム画像の処理において発行済みの登場人物IDを記憶領域の中から取得する。
ステップS110において、タグ情報登録部16は、人物の顔特徴量に対して、登場人物ID、動画における人物の登場時刻、該登場時刻に対応するフレーム番号、動画を識別する動画ID等を関連付けたタグ情報を登録する。
図8は、情報処理装置10において登録されたタグ情報の一例を示す図である。ここでは、動画ID、検出顔画像、顔特徴量、登場人物ID、フレーム番号、登場時刻等がデータ項目として例示されている。例えば、顔特徴量が“[顔特徴量D1]”の登場人物の場合には、登場人物IDは“P_0001”、フレーム番号は“F_0000150”、登場時刻は“[登場時刻t1]”である。
同様に、顔特徴量が“[顔特徴量D2]”の登場人物の場合には、登場人物IDは“P_0002”、フレーム番号は“F_0000150”、登場時刻は“[登場時刻t1]”である。すなわち、フレーム番号“F_0000150”のフレーム画像には、二人の人物(“P_0001”、“P_0002”)が登場していることが分かる。また、登場人物“P_0002”は、フレーム番号“F_0003568”においても再度登場している。
なお、図8の例では、同一人物と判定された人物の顔特徴量が同じ値である場合を示しているが、登場シーンによっては同一人物であっても抽出される顔特徴量に若干の誤差が生じる場合が考えられる。誤差が所定の閾値以下であるとき場合には、各顔特徴量に対して共通の登場人物IDが関連付けされる。これにより、同一人物に関するタグ情報を登場人物IDによりグループ化できる。
ステップS111において、画像抽出部13は、動画に対するフレーム画像の抽出が終了したか否かを判定する。すなわち、動画の先頭フレームから最終フレームまで登場人物の検索が完了したか否かを判定する。ここで、画像抽出部13が、フレーム画像の抽出は終了したと判定した場合(ステップS111:YES)には、処理は終了する。これに対し、画像抽出部13が、フレーム画像の抽出は終了していないと判定した場合(ステップS111:NO)には、処理はステップS103に移行する。
図9は、情報処理装置10により行われる検索処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えばユーザ端末30からタグ情報の検索要求が入力された場合に開始される。検索要求には、ユーザ端末30において指定された検索用画像や動画作成日等の検索条件が含まれるものとする。
ステップS201において、受付部11は、ユーザ端末30において指定された検索対象人物の検索用画像等の検索条件を取得する。
図10及び図11は、ユーザ端末30に表示されるタグ情報の検索画面の一例を示す図である。図10及び図11の検索画面は、例えば情報処理システム1側のWEBサイトにユーザ端末30がログインすることで表示される。ここでは、画面の上部にユーザを識別するユーザIDと、ユーザIDに対応するユーザ名が表示されている。また、画面の中央部には、情報処理装置10に記憶されているタグ情報を検索するための検索条件の入力欄が表示されている。図10の例では、検索条件は検索対象人物を含む検索用画像(顔画像)のファイルと、動画作成日の二つを検索条件として指定でき、検索用画像のファイルの指定は必須であることが示されている。
これに対し、図11の例では、検索条件として複数の人物の検索用画像を指定でき、検索方式としてAND条件あるいはOR条件を指定できることが示されている。検索方式としてAND条件が指定された場合には、二人の人物が同時に登場するフレーム画像を含む動画を検索できる。検索方式としてOR条件が指定された場合には、二人の人物のうち、少なくとも一人が登場するフレーム画像(登場シーン)を含む動画を検索できる。なお、図10及び図11において、検索対象となる動画は複数でいい。また、検索用画像のファイルの指定を必須にはせずに、データベース部17に含まれている動画の中で、指定された作成日が対象となる動画であれば複数を検索対象としてもいい。
ステップS202において、顔検出部14は、ステップS201で取得された検索用画像の中から検索対象人物の顔領域を検出する。
ステップS203において、顔特徴量抽出部15は、ステップS202で検出された顔領域から顔特徴量を抽出すると、タグ情報検索部18へ顔特徴量を出力する。
ステップS204において、タグ情報検索部18は、顔特徴量と、検索用画像以外で指定された検索条件とに基づいてデータベース部17のタグ情報を検索する。検索対象となる動画は複数でもいい。また、データベース部17に含まれている動画の中で、指定された作成日が対象となる動画であれば複数を検索対象としていい。
ステップS205において、タグ情報検索部18は、データベース部17の中に該当するタグ情報が存在するか否かを判定する。すなわち、タグ情報検索部18は、検索対象人物が登場する動画のタグ情報の有無を判定する。ここで、タグ情報検索部18が、該当するタグ情報が存在すると判定した場合(ステップS205:YES)には、処理はステップS206に移行する。これに対し、タグ情報検索部18が、該当するタグ情報は存在しないと判定した場合(ステップS205:NO)には、処理はステップS207に移行する。
なお、検索用画像から検索対象人物について抽出された顔特徴量は、データベース部17において同一人物について記憶されている顔特徴量と完全に一致しない場合も考えられる。このような場合、タグ情報検索部18は、誤差が所定の閾値の範囲内、すなわち、類似の範囲であれば同一人物に関するタグ情報とみなして検索結果に含めるものとする。
ステップS206において、タグ情報検索部18は、検索対象人物が登場する動画のタグ情報のリストをユーザ端末30へ出力する。
図12は、タグ情報の検索結果表示画面の一例を示す図である。ここでは、図10及び図11に示した検索画面と同様に、画面の上部にユーザIDとユーザ名が表示されている。また、画面の中央部には、検索画面において指定された検索条件が表示されている。そして、画面の下部には、検索条件に基づいてデータベース部17を検索することで取得された動画一覧が検索結果として表示されている。
図12の動画一覧には、動画ID、登場時刻、及び動画をダウンロードするための実行ボタンが含まれている。また、検索結果No.1及びNo.2に示すように、顔画像IMG_001の人物は、保存されている動画(動画ID:video_001)とは髪型は異なっているが、顔画像IMG_001から抽出された顔特徴量に基づいて図8において顔特徴量が[顔特徴量D2]の人物(登場人物ID:P_0002)と同一人物であると判定されている。
なお、図12の例では、検索結果の中に登場時刻、すなわち、人物の登場シーンの先頭フレーム画像の表示時刻に関する項目が記載されている。しかし、ダウンロードの実行ボタンが押下された際には、タグ情報検索部18により、人物の登場シーンの先頭フレーム画像を起点とした、人物の登場シーン全体の長さに対応するフレーム区間でユーザ端末30にダウンロード(出力)されると好適である。また、動画の中から抽出するフレーム区間の長さを、人物の登場時刻のフレーム画像を起点として、ユーザが指定できるようにしてもよい。この場合、例えば、人物の登場時刻から1分間のようにフレーム区間の長さを指定することで、タグ情報検索部18により、編集作業に必要な時間長で動画(編集用動画)を切り出すこともできる。さらに、タグ情報検索部18により、動画ID単位で複数の登場シーンを纏めてユーザ端末30にダウンロード(出力)可能としてもよい。
ステップS207において、タグ情報検索部18は、検索対象人物が登場する動画は存在しないメッセージをユーザ端末30へ出力する。
本実施形態に係る情報処理装置10によれば、動画における物体の登場時刻を示すタグ情報を効率的に作成し、該タグ情報に基づいて動画を管理できる。これにより、大量の動画データ(動画ファイル)が保存されている場合でも、検索対象人物の顔画像を指定するだけで、検索対象人物が登場する動画の識別情報と、該動画における登場時刻の情報を短時間で取得できる。例えば、番組編集作業の過程で、過去に放送された大量のテレビ番組のデータの中から、ある俳優の登場シーンが必要になったような場合であっても、迅速に検索することが可能になる。
また、本実施形態に係る情報処理装置10が監視用動画の解析作業に適用される場合には、動画の中に登場する人物の顔特徴量と人物の登場時刻がタグ情報として記録されているため、特定の人物の行動等も容易に把握できる。同様に、社員の顔特徴量を事前にデータベースに登録しておいた場合には、データベースに登録されていない人物のみを監視用動画の中から抽出することもできる。
[第2実施形態]
図13は、本実施形態に係る情報処理装置40の機能ブロック図である。図13に示すように、情報処理装置40は、取得部41と、画像抽出部42と、検出部43と、特徴量抽出部44と、登録部45とを備える。
取得部41は、動画を取得する。画像抽出部42は、動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、動画からフレーム画像を抽出する。検出部43は、画像抽出部42で抽出したフレーム画像に含まれる物体を検出する。特徴量抽出部44は、検出部43で検出した物体の特徴量を抽出する。登録部45は、特徴量抽出部44で抽出した特徴量に対して、動画におけるフレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報をデータベースに登録する。
上述のように、本実施形態に係る情報処理装置40によれば、動画における物体の登場時刻を示すタグ情報を効率的に作成し、該タグ情報に基づいて動画を管理できる。
[第3実施形態]
図14は、第3実施形態に係る情報処理装置50の機能ブロック図である。図14に示すように、情報処理装置50は、受付部51と、検出部52と、特徴量抽出部53と、検索部54とを備える。
受付部51は、検索対象物を含む検索用画像の入力を受け付ける。検出部52は、受付部51で受け付けた検索用画像から検索対象物を検出する。特徴量抽出部53は、検出部52で検出した検索対象物の第1特徴量を抽出する。検索部54は、動画を構成するフレーム画像に含まれる物体の第2特徴量に対して動画におけるフレーム画像の表示時刻を動画ごとに関連付けたタグ情報を動画ごとに予め記憶するデータベースの中から、第1特徴量に合致する第2特徴量に関連付けされたタグ情報を検索する。
上述のように、本実施形態に係る情報処理装置50によれば、大量の動画データ(動画ファイル)が保存されている場合でも、検索対象物の画像を指定するだけで、検索対象物が登場する動画の識別情報と、動画における物体の登場時刻とを短時間で取得できる。
[変形実施形態]
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上述した第1実施形態においては、検出対象の物体(被写体)が人体の顔部分の場合について説明したが、検出対象は人体の一部には限られない。例えば、人体の全部を対象としてもよい。また、動植物、車両、建築物等の人体以外の物体にも本発明の構成を適用できる。
また、ジャンル情報は、ユーザ端末30から動画管理サーバ20へ動画をアップロードする際や、動画管理サーバ20の管理者が動画を登録する際に手動で入力されているものとした。しかし、ジャンル情報を登録する方法はこれらに限られない。動画からサンプリングしたフレーム画像と所定の分類条件とに基づいて動画のジャンルを自動的に認識して設定する機能を情報処理装置10が備えてもよい。
また、上述の第1実施形態においては、1つの動画に対しては1つのジャンル情報が設定されている前提で説明した。しかし、1つの動画に対して複数のジャンル情報が時間帯ごとに設定されている場合には、動画の途中で抽出時間間隔(周期)を変更してもよい。すなわち、画像抽出部13は、動画を構成するフレーム画像の区間にそれぞれ対応するジャンル情報が異なる場合に、フレーム画像の抽出処理の周期を区間ごとに切り換えるように構成してよい。なお、図6のようにジャンル情報(ニュース/報道、バラエティ、音楽)は事前に入力されていてもいいし、追加バリエーションとして動画の内容から自動でジャンル情報を分類してもいい。
また、上述の第1実施形態において示したタグ情報はあくまで一例であり、フレーム画像における顔領域のサイズ、顔領域や目の座標等をタグ情報に含めてもよい。例えば、顔検出部14がフレーム画像における顔領域のサイズや座標等に基づいて、登場人物として検出すべきか否かを判定できるように構成してもよい。この場合、フレーム画像の中に人物が含まれていても、所定のサイズ以下の人物や後ろを向いている人物等については、タグ情報を作成しないように制御できるため、処理効率が向上する利点がある。
また、上述の実施形態においては、動画が予め動画管理サーバ20に記憶されている場合に、登録要求に応じて動画を取得してタグ情報を作成するものとした。しかし、タグ情報を登録するタイミングはこれに限られない。例えば、動画を動画管理サーバ20にアップロードしたタイミングで自動的にタグ情報を作成する処理を開始してもよい。
上述の実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記録させ、記憶媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記憶媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記憶媒体だけでなく、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。また、上述の実施形態に含まれる1又は2以上の構成要素は、各構成要素の機能を実現するように構成されたASIC、FPGA等の回路であってもよい。
該記憶媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disk)−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記憶媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の各実施形態の機能により実現されるサービスは、SaaS(Software as a Service)の形態でユーザに対して提供することもできる。
なお、上述の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
動画を取得する取得部と、
前記動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、前記動画からフレーム画像を抽出する画像抽出部と、
抽出した前記フレーム画像に含まれる物体を検出する検出部と、
検出した前記物体の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
抽出した前記特徴量に対して、前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとにデータベースに登録する登録部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記物体は、人体の一部又は全部である
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記属性情報は、前記動画のジャンル情報を含み、
前記周期は、前記ジャンル情報ごとに予め設定される
ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記画像抽出部は、前記動画を構成する前記フレーム画像の区間にそれぞれ対応する前記ジャンル情報が異なる場合に、前記フレーム画像の抽出処理の前記周期を前記区間ごとに切り換える
ことを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記属性情報は、前記動画の録画時間の長さを含み、
前記周期は、前記録画時間が長いほど長く設定される
ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記6)
検索用画像の入力を受け付ける受付部と、
受け付けた前記検索用画像に含まれる検索対象物について前記特徴量抽出部により抽出された前記特徴量に基づいて、前記データベースの前記タグ情報を検索する検索部と、
をさらに備えることを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記7)
前記検索部は、前記検索対象物の登場シーン全体の長さに対応するフレーム区間の長さの編集用動画を出力する
ことを特徴とする付記6に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記検索部は、前記検索対象物の登場時刻から指定されたフレーム区間の長さの編集用動画を出力する
ことを特徴とする付記6に記載の情報処理装置。
(付記9)
抽出周期を設定する周期設定部をさらに備え、
前記画像抽出部は、前記周期に代えて、前記抽出周期で前記動画から前記フレーム画像を抽出する
ことを特徴とする付記1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記10)
検索対象物を含む検索用画像の入力を受け付ける受付部と、
受け付けた前記検索用画像から前記検索対象物を検出する検出部と、
検出した前記検索対象物の第1特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
動画を構成するフレーム画像に含まれる物体の第2特徴量に対して前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとに予め記憶するデータベースの中から、前記第1特徴量に合致する前記第2特徴量に関連付けされた前記タグ情報を検索する検索部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記11)
前記検索部は、前記検索対象物の登場シーン全体の長さに対応するフレーム区間の長さの編集用動画を出力する
ことを特徴とする付記10に記載の情報処理装置。
(付記12)
前記検索部は、前記検索対象物の登場時刻から指定されたフレーム区間の長さの編集用動画を出力する
ことを特徴とする付記10に記載の情報処理装置。
(付記13)
動画を取得するステップと、
前記動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、前記動画からフレーム画像を抽出するステップと、
抽出した前記フレーム画像に含まれる物体を検出するステップと、
検出した前記物体の特徴量を抽出するステップと、
抽出した前記特徴量に対して、前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとにデータベースに登録するステップと、
を備えることを特徴とする情報処理方法。
(付記14)
コンピュータに、
動画を取得するステップと、
前記動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、前記動画からフレーム画像を抽出するステップと、
抽出した前記フレーム画像に含まれる物体を検出するステップと、
検出した前記物体の特徴量を抽出するステップと、
抽出した前記特徴量に対して、前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとにデータベースに登録するステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
1・・・情報処理システム
10,40,50・・・情報処理装置
11・・・受付部
12・・・動画取得部(取得部)
13・・・画像抽出部
14・・・顔検出部
15・・・顔特徴量抽出部(特徴量抽出部)
16・・・タグ情報登録部(登録部)
17・・・データベース部
18・・・タグ情報検索部(検索部)
19・・・周期設定部
20・・・動画管理サーバ
21・・・データ送受信部
22・・・データ読取部
23・・・データ登録部
24・・・動画保管部
30・・・ユーザ端末
101・・・CPU
102・・・ROM
103・・・RAM
104・・・HDD
105・・・通信I/F
106・・・入力装置
107・・・出力装置
108・・・表示装置
109・・・バスライン

Claims (14)

  1. 動画を取得する取得部と、
    前記動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、前記動画からフレーム画像を抽出する画像抽出部と、
    抽出した前記フレーム画像に含まれる物体を検出する検出部と、
    検出した前記物体の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
    抽出した前記特徴量に対して、前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとにデータベースに登録する登録部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記物体は、人体の一部又は全部である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記属性情報は、前記動画のジャンル情報を含み、
    前記周期は、前記ジャンル情報ごとに予め設定される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像抽出部は、前記動画を構成する前記フレーム画像の区間にそれぞれ対応する前記ジャンル情報が異なる場合に、前記フレーム画像の抽出処理の前記周期を前記区間ごとに切り換える
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記属性情報は、前記動画の録画時間の長さを含み、
    前記周期は、前記録画時間が長いほど長く設定される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  6. 検索用画像の入力を受け付ける受付部と、
    受け付けた前記検索用画像に含まれる検索対象物について前記特徴量抽出部により抽出された前記特徴量に基づいて、前記データベースの前記タグ情報を検索する検索部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記検索部は、前記検索対象物の登場シーン全体の長さに対応するフレーム区間の長さの編集用動画を出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記検索部は、前記検索対象物の登場時刻から指定されたフレーム区間の長さの編集用動画を出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 抽出周期を設定する周期設定部をさらに備え、
    前記画像抽出部は、前記周期に代えて、前記抽出周期で前記動画から前記フレーム画像を抽出する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 検索対象物を含む検索用画像の入力を受け付ける受付部と、
    受け付けた前記検索用画像から前記検索対象物を検出する検出部と、
    検出した前記検索対象物の第1特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
    動画を構成するフレーム画像に含まれる物体の第2特徴量に対して前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとに予め記憶するデータベースの中から、前記第1特徴量に合致する前記第2特徴量に関連付けされた前記タグ情報を検索する検索部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記検索部は、前記検索対象物の登場シーン全体の長さに対応するフレーム区間の長さの編集用動画を出力する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記検索部は、前記検索対象物の登場時刻から指定されたフレーム区間の長さの編集用動画を出力する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 動画を取得するステップと、
    前記動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、前記動画からフレーム画像を抽出するステップと、
    抽出した前記フレーム画像に含まれる物体を検出するステップと、
    検出した前記物体の特徴量を抽出するステップと、
    抽出した前記特徴量に対して、前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとにデータベースに登録するステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  14. コンピュータに、
    動画を取得するステップと、
    前記動画の属性情報に応じて予め設定された周期で、前記動画からフレーム画像を抽出するステップと、
    抽出した前記フレーム画像に含まれる物体を検出するステップと、
    検出した前記物体の特徴量を抽出するステップと、
    抽出した前記特徴量に対して、前記動画における前記フレーム画像の表示時刻を関連付けたタグ情報を前記動画ごとにデータベースに登録するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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