JP2019208137A - 文書管理装置および文書管理方法 - Google Patents

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Tetsuji Kawakami
哲司 川上
村田 至規
Yukinori Murata
至規 村田
聖道 土肥
Masamichi Doi
聖道 土肥
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Abstract

【課題】顧客からの電話の用件に関連する文書を短時間で容易に特定することができる文書管理装置および文書管理方法を提供する。【解決手段】構内交換機200および情報端末301、302とLANを介して接続されている文書管理装置10であって、それぞれが顧客と対応付けられた複数の文書21を記憶している記憶部11と、構内交換機において着信中の相手先の電話機の発信元番号を、構内交換機から取得する取得部12と、取得部によって取得された発信元番号を用いて特定される顧客に対応付けられた文書であり、かつ、文書の管理のための期限が有効である文書を記憶部に記憶されている複数の文書から抽出する抽出部13と、抽出部によって抽出された文書を示す文書情報を情報端末に送信する送信部14と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、顧客と対応付けられた文書を管理する文書管理装置および文書管理方法に関するものである。
特許文献1には、ファイル共有装置と電話交換機とが連携し、顧客がユーザに電話をかけた場合、発信元番号に関連するフォルダまたはファイルを検索し、着信先番号の端末に、検索結果を表示するファイル共有装置が開示されている。
特開平9−64982号公報
特許文献1の技術では、フォルダまたはファイルが大量に記憶されている場合には、ユーザは、顧客が電話をかけてきた用件に関連するフォルダまたはファイルを特定するのに時間を要してしまうという課題があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、顧客からの電話の用件に関連する文書を短時間で容易に特定することができる文書管理装置および文書管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一形態に係る文書管理装置は、構内交換機および情報端末とネットワークを介して接続されている文書管理装置であって、それぞれが顧客と対応付けられた複数の文書を記憶している記憶部と、前記構内交換機において着信中の相手先の電話機の発信元番号を、前記構内交換機から取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記発信元番号を用いて特定される顧客に対応付けられた文書であり、かつ、文書の管理のための期限が有効である文書を前記記憶部に記憶されている前記複数の文書から抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された前記文書を示す文書情報を前記情報端末に送信する送信部と、を備える。
これによれば、相手先の電話機の発信元番号を用いて特定される顧客に対応付けられた文書を抽出することに加えて、文書の管理のための期限が有効である文書を複数の文書から抽出する。このように、顧客の用件は期限が有効である文書に関連していることを利用して文書を抽出しているため、文書管理装置のユーザが必要としている文書を効果的に抽出することができる。よって、ユーザは、抽出された文書の中から必要な文書を探すことができ、顧客からの電話の用件に関連する文書を、短時間で特定することができる。
また、前記構内交換機は、複数の電話機のそれぞれに異なる外線番号を割り当てており、前記複数の電話機のうち、相手先の電話機から指定された外線番号である着信先番号に対応する電話機と前記相手先の電話機とを通話可能に接続し、前記記憶部は、前記複数の文書のそれぞれを、前記複数の電話機のユーザと対応付けて記憶しており、前記取得部は、さらに、前記着信先番号を前記構内交換機から取得し、前記抽出部は、取得部によって取得された前記発信元番号を用いて特定される顧客、および、前記着信先番号を用いて特定されるユーザに対応付けられている文書を前記記憶部に記憶されている前記複数の文書から抽出してもよい。
これによれば、さらに、着信先番号を用いて特定されるユーザに対応付けられている文書を抽出するため、例えば、着信先番号に対応するユーザに関連する文書をさらに抽出することができる。このため、顧客からの電話の用件に関連する文書を、より効果的に短時間で特定することができる。
また、前記記憶部は、さらに、複数の前記顧客と、前記複数の顧客の電話番号とが対応付けられた電話帳情報を記憶しており、前記抽出部は、取得された前記発信元番号を用いて前記電話帳情報で対応付けられている前記顧客を特定し、前記送信部は、前記発信元番号と一致する電話番号が前記電話帳情報で対応付けられていないことを前記抽出部によって検出された場合、前記発信元番号と一致する電話番号が前記電話帳情報で対応付けられていないことを示す通知を前記情報端末に送信してもよい。
これによれば、電話帳情報に記憶されていない顧客の場合には、その旨の通知を情報端末に送信するため、ユーザに当該顧客の電話番号を電話帳情報に登録することを促すことができる。
また、前記文書の管理のための期限は、前記顧客からの物品またはサービスの発注に対してユーザが前記物品または前記サービスを前記顧客へ提供する納期であり、前記抽出部は、現在時刻が前記納期を過ぎていない場合に前記期限が有効な期限であると判定し、現在時刻が前記納期を過ぎている場合に前記期限が無効な期限であると判定してもよい。
このため、納期を過ぎている文書は抽出されないため、ユーザは、顧客からの電話の用件に関連する文書を、より効果的に短時間で特定することができる。
また、前記文書の管理のための期限は、前記顧客からの物品またはサービスの発注に対してユーザが前記物品または前記サービスを前記顧客へ提供する納期であり、前記抽出部は、前記提供の処理が完了していない場合に、前記期限が有効な期限であると判定してもよい。
このため、ユーザが提供していない物品またはサービスの発注に関する文書を抽出するため、ユーザは、顧客からの電話の用件に関連する文書を、より効果的に短時間で特定することができる。
なお、これらの全般的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明に係る文書管理装置および文書管理方法によれば、顧客からの電話の用件に関連する文書を短時間で容易に特定することができる。
図1は、実施の形態1に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施の形態1に係るMFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係るMFPに接続されているサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施の形態1に係る文書管理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、文書リストの一例を示す図である。 図6は、電話帳情報の一例を示す図である。 図7は、実施の形態1に係る文書管理装置の動作である文書管理方法における処理を示すフローチャートである。 図8は、顧客Aから電話がかかってきたときに実行される文書管理方法の具体例を説明するための図である。 図9は、変形例に係る文書管理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図10は、電話帳情報の一例を示す図である。 図11は、実施の形態2に係る文書管理装置の動作である文書管理方法における処理を示すフローチャートである。 図12は、顧客Aから担当者aに電話がかかってきたときに実行される文書管理方法の具体例を説明するための図である。
以下、本発明の一態様に係る文書管理装置および文書管理方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
(概要)
まず、図1を用いて、実施の形態1に係る情報処理システムの構成の概要について説明する。
図1は、実施の形態1に係る情報処理システム1の構成の一例を示す図である。
同図に示すように、情報処理システム1は、MFP(Multifunction Peripheral)100、構内交換機200、情報端末301、302、電話機401、402、およびLAN(Local Area Network)500により構成される。情報処理システム1は、PSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆電話交換回線網)600に接続されている。また、図1では、例えば、顧客が所有している機器として、電話機701とMFP702とがPSTNに接続されている構成が図示されている。なお、顧客とは、情報処理システム1のユーザに対して物品またはサービスを発注した発注者であり、ユーザから上記物品または上記サービスの提供を受ける者である。
MFP100は、例えば、PSTN600を介してMFP702からファクシミリ送信されたデータを受信したり、MFP702へファクシミリ送信したりする。また、MFP100は、受信したデータを、LAN500を介して情報端末301、302へ送信すること、内蔵されるプリンタでプリントアウトすること等ができる。
構内交換機200は、電話機401および電話機402の間の通話である内線通話、または、PSTN600を介して電話機701との間の通話である外線通話の中継を行う機器である。構内交換機200は、具体的には、IP PBX(Intenet Protocol Private Branch eXchange)であり、LAN500およびPSTN600に接続されている。構内交換機200は、TCP/IPネットワークであるLAN500上において音声通話システム(VoIP:Voice over Internet Protocol )を提供する機器であり、LAN500に接続されている電話機401、402間の内線通話の中継を、VoIPを用いて行う。また、構内交換機200は、PSTN600との間での中継機能も有するため、外線通話の中継も行うことができる。
これにより、構内交換機200は、外線通話では、例えば、電話機701から電話機401、402に対応する電話番号が指定された電話がかかってきた場合、つまり、電話機401、402宛ての電話がかかってきた場合、電話機701と電話機401との間の通話を中継する。この場合、電話機401、402には、共通する外線番号が割り当てられているものとする。また、構内交換機200は、内線通話では、例えば、電話機401から電話機402に対応する電話番号が指定された電話がかかってきた場合、つまり、電話機401宛ての電話がかかってきた場合、電話機401と電話機402との間の通話を中継する。
構内交換機200は、専用の機器(つまりハードウェア)で実現されてもよいし、汎用のコンピュータに専用のソフトウェアを実行させることで実現されてもよい。
情報端末301、302は、コンピュータである。情報端末301、302は、本実施の形態では、MFP100にプリントアウトさせるデータをMFP100に送信したり、MFP100から取得したデータを情報端末301、302が有するディスプレイに表示したりする。
電話機401、402は、それぞれ、内線番号が対応付けられている。電話機401、402は、それぞれ、IP(Internet Protocol)電話機であり、LAN500に接続されている。
本実施の形態に係る情報処理システム1は、外部の電話機701からのPSTN600を介した電話を受け付けたり、外部のMFP702からのPSTN600を介したファクシミリ信号を受け付けたりするシステムである。情報処理システム1は、具体的には、顧客がMFP702のファクシミリ機能を用いて、情報処理システム1を有する事業者に、当該事業者が提供している物品またはサービスの発注を行った場合に、当該発注を示す文書を管理する文書管理装置10(後述参照)を有している。
(構成)
図2は、実施の形態1に係るMFP100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
同図に示すように、MFPは、SoC(System−on−a−Chip)101、RAM(Random Access Memory)102、ストレージ103、USB(Universal Serial Bus)端子104、LAN IF(LAN Interface)105、MODEM106、NCU(Network Control Unit)107、操作パネル108、スキャナ109、およびプリンタ110を備える。
SoC101は、MFP100を動作させるための所定の制御プログラムを実行するマイクロプロセッサと、メモリコントローラと、各種I/Oを有している。SoC101では、マイクロプロセッサがストレージ103に記憶されている制御プログラムを読み出しRAM102に展開し、RAM102に展開された所定の制御プログラムを実行することにより、MFP100の動作を制御する。
RAM102は、さらに、SoC101が制御プログラムを実行する際に用いられるワークデータ、スキャナ109から得られた画像データ等を一時的に保持する読み書き可能なメモリである。
ストレージ103は、LAN IF105またはMODEM106により受信されたデータを記憶する補助記憶装置である。ストレージ103は、例えば、不揮発性のメモリ、SDメモリカード、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などにより構成される。
USB端子104は、外部機器と接続されるための端子(つまりインタフェース)である。USB端子104には、例えば、サーバ111が接続されている。
LAN IF105は、MFP100をLAN500に接続する通信アダプタである。LAN IF105は、SoC101の制御下で、例えばRAM102、ストレージ103またはUSB端子104に接続されている外部機器(つまりサーバ111)に保持されたデータを情報端末301、302等へ送信する。
MODEM106は、RAM102に保持された画像データ等をファクシミリ信号に変調して送信し、また外部から受信されたファクシミリ信号をラインデータに復調する。MODEM106は、例えばG3規格に準拠したファックスモデムである。
NCU107は、MODEM106とPSTN600との接続を制御する網制御装置である。
操作パネル108は、例えば、ユーザからの操作を受け付け、かつ、操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を表示するタッチパネルである。操作パネル108は、さらに、ユーザからの操作を受け付ける操作ボタン、MFP100の状態を示す表示ランプなどを含んでいてもよい。タッチパネルは、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)などのディスプレイと、ディスプレイ上に配置されたタッチセンサと、を有する。
スキャナ109は、画像読み取り装置であり、SoC101の制御下で、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などのイメージセンサを用いて原稿を光学的に読み取ることによって画像データを生成する。
プリンタ110は、印刷装置であり、SoC101の制御下で、例えばRAM102に保持された画像データによって表される画像を印刷出力する。
図3は、実施の形態1に係るMFP100に接続されているサーバ111のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
同図に示すように、サーバ111は、SoC(System−on−a−Chip)112、RAM(Random Access Memory)113、ストレージ114、USB(Universal Serial Bus)端子115、およびRTC(Real Time Clock)116を備える。
SoC112は、サーバ111を動作させるための所定の制御プログラムを実行するマイクロプロセッサと、メモリコントローラと、各種I/Oを有している。SoC112では、マイクロプロセッサがストレージ114に格納されている所定の制御プログラムを読出しRAM113に展開し、RAM113に展開された所定の制御プログラムを実行することにより、サーバ111の動作を制御する。
RAM113は、さらにSoC112が制御プログラムを実行する際に用いられるワークデータ等を一時的に保持する読み書き可能なメモリである。
ストレージ114は、USB端子115を介してMFP100から受信したデータを記憶する補助記憶装置である。ストレージ114は、例えば、不揮発性のメモリ、SDメモリカード、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などにより構成される。
USB端子115は、MFP100と接続されるための端子(つまりインタフェース)である。
RTC116は、年月日及び時刻をカウントする計時手段である。
図4は、実施の形態1に係る文書管理装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
同図に示すように、文書管理装置10は、記憶部11と、取得部12と、抽出部13と、送信部14とを備える。
記憶部11は、複数の文書21を記憶している。複数の文書21は、それぞれが顧客と対応付けられている。記憶部11は、複数の文書21のそれぞれについて、当該文書21と顧客とが対応付けられている文書リスト22を記憶していてもよい。記憶部11は、例えば、複数の文書21として、複数の文書21のそれぞれを示す複数のファイルを記憶している。また、記憶部11は、さらに、複数の顧客と、複数の顧客の電話番号とが対応付けられた電話帳情報23を記憶していてもよい。記憶部11に記憶されている複数の文書21のそれぞれは、例えば、MFP702などの外部のMFPから受信したファクシミリ信号から復調した画像データである。記憶部11は、例えば、ストレージ103、114などにより実現される。
図5は、文書リスト22の一例を示す図である。
同図に示すように、文書リスト22は、顧客名、担当者、期限および文書が対応付けられている情報である。顧客名は、文書をファクシミリにより送信した送信元の顧客の名称または識別子を示す情報である。担当者は、文書により発注を受けた物品またはサービスを提供する担当者の名称または識別子を示す情報である。なお、文書リスト22は、担当者の項目を有していなくてもよい。期限は、文書の管理のための期限であり、顧客からの物品またはサービスの発注に対して、担当者が発注を受けた物品またはサービスを顧客へ提供する納期を示す情報である。文書は、受信したファクシミリ信号を復調することで得られた画像データ(つまりファイル)であり、ファイル自体またはファイルへのリンク先で示される情報である。なお、期限としては、画像データからOCR(Optical Character Recognition/Reader)などの画像処理を用いてMFP100により特定された納期が対応付けられてもよいし、ユーザにより情報端末301、302などの入力機器を用いて設定された納期が対応付けられてもよい。
図6は、電話帳情報23の一例を示す図である。
同図に示すように、電話帳情報23は、顧客名および電話番号が対応付けられている情報である。顧客名は、顧客の名称または識別子を示す情報である。電話番号は、対応する顧客の電話番号を示す情報である。なお、電話帳情報23には、FAX番号がさらに対応付けられていてもよい。
取得部12は、構内交換機200において着信中の相手先の電話機の発信元番号を、構内交換機200から取得する。取得部12は、例えば、顧客の電話機701から電話機401宛ての電話を受け付けた場合、電話機701に対応付けられている電話番号である発信元番号を構内交換機200から取得する。取得部12は、例えば、SoC101およびLAN IF105などにより実現される。
抽出部13は、取得部12によって取得された発信元番号を用いて特定される顧客に対応付けられた文書であり、かつ、文書の管理のための期限が有効である文書を記憶部11に記憶されている複数の文書21から抽出する。抽出部13は、文書の管理のための期限について、例えば、現在時刻が納期を過ぎていない場合に当該納期が有効な期限であると判定し、現在時刻が納期を過ぎている場合に当該納期が無効な期限であると判定してもよい。なお、抽出部13は、文書の管理のための期限について、納期を過ぎている場合であっても、当該文書の発注への処理が処理済みであるか否かを示すステータスが処理済みでないことを示している場合には、当該納期が有効であると判断してもよい。つまり、抽出部13は、物品またはサービスの顧客への提供の処理が完了していない場合に、上記提供の納期が有効な期限であると判断してもよい。また、抽出部13は、取得部12により取得された発信元番号を用いて記憶部11が記憶している電話帳情報23で対応付けられている顧客を特定してもよい。抽出部13は、例えば、SoC101などにより実現される。
送信部14は、抽出部13によって抽出された文書を示す文書情報を情報端末301、302に送信する。送信部14により送信される文書情報は、文書を示すファイル自体であってもよいし、文書を示すファイルへのリンク先を示す情報であってもよい。送信部14は、この場合、複数の情報端末301、302のうち、抽出された文書に文書リスト22において対応付けられている担当者が所有する情報端末に文書情報を送信してもよいし、複数の情報端末301、302の全てに文書情報を送信してもよい。また、送信部14は、発信元番号と一致する電話番号が電話帳情報23で対応付けられていないことを抽出部13によって検出された場合、発信元番号と一致する電話番号が電話帳情報23で対応付けられていないことを示す通知を情報端末301、302に送信してもよい。送信部14は、この場合も、複数の情報端末301、302のうち、抽出された文書に文書リスト22において対応付けられている担当者が所有する情報端末に文書情報を送信してもよいし、複数の情報端末301、302の全てに文書情報を送信してもよい。送信部14は、例えば、SoC101およびLAN IF105などにより実現される。
(動作)
図7は、実施の形態1に係る文書管理装置10の動作である文書管理方法における処理を示すフローチャートである。図8は、顧客Aから電話がかかってきたときに実行される文書管理方法の具体例を説明するための図である。
実施の形態1に係る文書管理方法は、外部の電話から電話がかかってきたときに開始される。つまり、例えば、電話機701からの電話を構内交換機200が受け付けて、構内交換機200が電話機701の電話番号をMFP100へ送信することにより開始される。
文書管理装置10の取得部12は、発信元番号を構内交換機200からLAN500を介して取得する(S1)。例えば、図8の(a)に示すように、取得部12は、顧客Aから電話がかかってきた場合、構内交換機200から発信元番号である電話番号「XXX−XXX−XXXX」を取得する。
抽出部13は、取得された発信元番号が電話帳情報23に登録済みであるか否かを判定する(S2)。つまり、抽出部13は、発信元番号と一致する電話番号が電話帳情報23で対応付けられているか否かを判定する。
抽出部13は、発信元番号が電話帳情報23に登録済みである場合(S2でYes)、発信元番号を用いて電話帳情報23で対応付けられている顧客を特定する(S3)。例えば、図8の(b)のドットのハッチングで示すように、抽出部13は、電話帳情報23において電話番号「XXX−XXX−XXXX」に対応づけられている顧客Aを特定する。
抽出部13は、文書リスト22を参照することで、納期が有効である文書があるか否かを判定する(S4)。
抽出部13は、納期が有効である文書がある場合(S4でYes)、特定した顧客に対応付けられた文書であり、かつ、文書の管理のための期限が有効である文書を、記憶部11に記憶されている複数の文書21から抽出する(S5)。例えば、図8の(c)のドットのハッチングで示すように、抽出部13は、文書リスト22において、特定した顧客Aに対応付けられた文書であり、かつ、文書の管理のための期限が有効である文書である、ファイルAおよびファイルCを抽出する。
抽出部13は、抽出したファイルAおよびファイルCのそれぞれに、文書リスト22において対応付けられている納期を取得する(S6)。
なお、納期が有効である文書がない場合(S4でNo)、ステップS5、S6を行わずに、ステップS7に進む。
送信部14は、抽出された文書および当該文書に対応付けられている納期を示す文書情報を情報端末301、302に送信する(S7)。例えば、図8の(d)のドットのハッチングで示すように、送信部14は、文書リスト22から抽出された文書である、納期が2018/06/15のファイルAと、納期が2018/06/29であるファイルCとを示す文書情報24を情報端末301、302に送信する。これにより、情報端末301、302は、文書情報24を受信し、受信した文書情報24に基づくファイルを示す情報および当該ファイルに対応付けられている納期を表示することができる。
なお、ステップS2に戻り、発信元番号が電話帳情報23に登録済みでない場合(S2でNo)、送信部14は、発信元番号と一致する電話番号が電話帳情報23で対応付けられていないことを示す通知を情報端末301、302に送信する(S8)。
(効果など)
本実施の形態に係る文書管理装置10は、構内交換機200および情報端末301、302とLAN500を介して接続されている。文書管理装置10は、記憶部11と、取得部12と、抽出部13と、送信部14とを備える。記憶部11は、それぞれが顧客と対応付けられた複数の文書21を記憶している。取得部12は、構内交換機200において着信中の相手先の電話機の発信元番号を、構内交換機200から取得する。抽出部13は、取得部12によって取得された発信元番号を用いて特定される顧客に対応付けられた文書であり、かつ、文書の管理のための期限が有効である文書を記憶部11に記憶されている複数の文書21から抽出する。送信部14は、抽出部13によって抽出された文書を示す文書情報24を情報端末301、302に送信する。
このように、文書管理装置10は、相手先の電話機の発信元番号を用いて特定される顧客に対応付けられた文書を抽出することに加えて、文書の管理のための期限が有効である文書を複数の文書21から抽出する。つまり、文書管理装置10は、電話をかけてきた顧客の用件が、期限が有効である文書に関連していることを利用して文書を抽出しているため、文書管理装置10のユーザが必要としている文書を効果的に抽出することができる。よって、ユーザは、抽出された文書の中から必要な文書を探すことができ、顧客からの電話の用件に関連する文書を、短時間で特定することができる。
また、本実施の形態に係る文書管理装置10において、記憶部11は、さらに、複数の顧客と、複数の顧客の電話番号とが対応付けられた電話帳情報23を記憶している。抽出部13は、取得された発信元番号を用いて電話帳情報23で対応付けられている顧客を特定する。送信部14は、発信元番号と一致する電話番号が電話帳情報23で対応付けられていないことを抽出部によって検出された場合、発信元番号と一致する電話番号が電話帳情報23で対応付けられていないことを示す通知を情報端末301、302に送信する。
これによれば、電話帳情報23に記憶されていない顧客の場合には、その旨の通知を情報端末301、302に送信する。つまり、顧客を特定するための処理を利用して、顧客が発信元番号を用いても特定できない場合には、ユーザに当該顧客の電話番号を電話帳情報23に登録することを促すことができる。
また、本実施の形態に係る文書管理装置10において、文書の管理のための期限は、顧客からの物品またはサービスの発注に対してユーザが顧客へ物品またはサービスを提供する納期である。抽出部13は、現在時刻が納期を過ぎていない場合に当該納期が有効な期限であると判定し、現在時刻が納期を過ぎている場合に無効な期限であると判定する。
このため、文書管理装置10は、納期を過ぎている文書を抽出しないため、ユーザは、顧客からの電話の用件に関連する文書を、より効果的に短時間で特定することができる。
また、本実施の形態に係る文書管理装置10において、抽出部13は、物品またはサービスの提供の処理が完了していない場合に、上記提供の納期が有効な期限であると判定する。
このため、文書管理押す値10は、ユーザが提供していない物品またはサービスの発注に関する文書を抽出するため、ユーザは、顧客からの電話の用件に関連する文書を、より効果的に短時間で特定することができる。
(実施の形態2)
上記実施の形態に係る文書管理装置10では、期限が有効である文書のうち、発信元番号によって特定される顧客に対応付けられた文書を抽出するとしたが、さらに、着信先番号を用いて特定されるユーザに対応付けられた文書を抽出してもよい。
この場合、構内交換機200は、複数の電話機401、402のそれぞれに異なる外線番号を割り当てており、複数の電話機401、402のうち、相手先の電話機から指定された外線番号である着信先番号に対応する電話機と相手先の電話機とを通話可能に接続する。つまり、構内交換機200は、特定の内線番号が割り当てられた電話機に着信させることができる外線番号(ダイヤルイン)が指定された電話を着信した場合、当該外線番号に対応する電話機との間の外線通話を中継する。
(構成)
図9は、変形例に係る文書管理装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
同図に示すように、変形例に係る文書管理装置10Aは、記憶部11Aと、取得部12Aと、抽出部13Aと、送信部14とを備える。
記憶部11Aは、実施の形態1に係る記憶部11が記憶している複数の文書21、文書リスト22および電話帳情報23に加えて、さらに、電話帳情報25を記憶している。また、記憶部11Aが記憶している文書リスト22は、図5でも説明したように、複数の電話機401、402のそれぞれのユーザである担当者が対応付けられている。なお、記憶部11Aは、担当者毎に文書リスト22を記憶していてもよい。この場合、文書リスト22には、担当者の項目がなくてもよい。
図10は、電話帳情報25の一例を示す図である。
同図に示すように、電話帳情報25は、担当者、外線番号および情報端末が対応付けられている情報である。担当者は、外線番号に対応する担当者の名称または識別子を示す情報である。外線番号は、電話機に割り当てられている外線番号を示す情報である。情報端末は、担当者に対応付けられている情報端末または識別子を示す情報である。なお、電話帳情報25は、情報端末の項目を有していなくてもよい。また、この場合、電話機401は、外線番号「aaa−aaa−aaaa」に対応付けられており、電話機402は、外線番号「bbb−bbb−bbbb」に対応付けられているものとする。
取得部12Aは、取得部12と比較して、さらに、着信先番号を構内交換機200から取得する点が異なる。取得部12Aのその他の機能は、取得部12と同様であるので詳細な説明を省略する。
抽出部13Aは、取得部12Aによって取得された発信元番号を用いて特定される顧客、および、着信先番号を用いて特定されるユーザに対応付けられている文書を記憶部11Aに記憶されている複数の文書21から抽出する。抽出部13Aは、抽出部13と比較して、着信先番号を用いて特定される担当者によってさらに文書を絞り込む点が異なる。
送信部14の機能は、実施の形態1と同様であるため詳細な説明を省略する。
(動作)
図11は、実施の形態2に係る文書管理装置10Aの動作である文書管理方法における処理を示すフローチャートである。図12は、顧客Aから担当者a宛てに電話がかかってきたときに実行される文書管理方法の具体例を説明するための図である。
実施の形態2に係る文書管理方法は、実施の形態1に係る文書管理方法と同様に、外部の電話から電話がかかってきたときに開始される。つまり、例えば、電話機701からの電話機401への電話を構内交換機200が受け付けて、構内交換機200が電話機701の電話番号をMFP100へ送信することにより開始される。
文書管理装置10Aの取得部12Aは、発信元番号および着信先番号を構内交換機200からLAN500を介して取得する(S1A)。例えば、図12の(a)に示すように、取得部12Aは、顧客Aから担当者aへの電話がかかってきた場合、構内交換機200から発信元番号である電話番号「XXX−XXX−XXXX」と、着信先番号である電話番号「aaa−aaa−aaaa」とを取得する。なお、取得部12Aは、発信元番号と、着信先番号とを同時に取得しなくてもよく、別々に取得してもよい。
抽出部13Aは、取得された発信元番号が電話帳情報23に登録済みであるか否かを判定する(S2)。つまり、抽出部13Aは、発信元番号と一致する電話番号が電話帳情報23で対応付けられているか否かを判定する。
抽出部13Aは、発信元番号が電話帳情報23に登録済みである場合(S2でYes)、発信元番号を用いて電話帳情報23で対応付けられている顧客を特定すると共に、着信先番号を用いて電話帳情報25で対応付けられている担当者を特定する(S3A)。例えば、図12の(b)の電話帳情報23でのドットのハッチングで示すように、抽出部13Aは、電話帳情報23において電話番号「XXX−XXX−XXXX」に対応付けられている顧客Aを特定する。また、図12の(b)の電話帳情報25でのドットのハッチングで示すように、抽出部13Aは、電話帳情報25において電話番号「aaa−aaa−aaaa」に対応付けられている担当者aを特定する。なお、抽出部13Aは、顧客を特定する処理と、担当者を特定する処理とを同時に行わなくてもよく、別々に行ってもよい。
抽出部13Aは、文書リスト22を参照することで、納期が有効である文書があるか否かを判定する(S4)。
抽出部13Aは、納期が有効である文書がある場合(S4でYes)、特定した顧客に対応付けられた文書であり、かつ、特定した担当者に対応付けられた文書であり、かつ、文書の管理のための期限が有効である文書を、記憶部11Aに記憶されている複数の文書21から抽出する(S5A)。例えば、図12の(c)のドットのハッチングで示すように、抽出部13Aは、文書リスト22において、特定した顧客Aおよび担当者aに対応付けられた文書であり、かつ、文書の管理のための期限が有効である文書である、ファイルAを抽出する。
抽出部13Aは、抽出したファイルAに、文書リスト22において対応付けられている納期を取得する(S6)。
なお、納期が有効である文書がない場合(S4でNo)、ステップS5A、S6を行わずに、ステップS7に進む。
送信部14は、抽出された文書および当該文書に対応付けられている納期を示す文書情報を、抽出された担当者aに電話帳情報25において対応付けられている情報端末301に送信する(S7A)。例えば、図12の(d)のドットのハッチングで示すように、送信部14は、文書リスト22から抽出された文書である、納期が2018/06/15のファイルAを示す文書情報24Aを情報端末301に送信する。これにより、情報端末301、302は、文書情報24Aを受信し、受信した文書情報24Aに基づくファイルを示す情報および当該ファイルに対応付けられている納期を表示することができる。
なお、ステップS2に戻り、発信元番号が電話帳情報23に登録済みでない場合(S2でNo)、送信部14は、発信元番号と一致する電話番号が電話帳情報23で対応付けられていないことを示す通知を、抽出された担当者aに電話帳情報25において対応付けられている情報端末301に送信する(S8)。
なお、送信部14は、抽出された担当者aに電話帳情報25において対応付けられている情報端末301に、文書情報または通知を送信するとしたが、これに限らずに、情報端末301、302に送信してもよい。
(効果など)
本実施の形態に係る文書管理装置10Aを含む情報処理システム1は、文書管理装置10の構成において構内交換機200を含む。構内交換機200は、複数の電話機401、402のそれぞれに異なる外線番号を割り当てており、複数の電話機401、402のうち、相手先の電話機から指定された外線番号である着信先番号に対応する電話機と相手先の電話機とを通話可能に接続する。文書管理装置10Aにおいて、記憶部11Aは、複数の文書21のそれぞれを、複数の電話機401、402のユーザと対応付けて記憶している。取得部12Aは、さらに、着信先番号を構内交換機200から取得する。抽出部13Aは、取得部12Aによって取得された発信元番号を用いて特定される顧客、および、着信先番号を用いて特定されるユーザに対応付けられている文書を記憶部11Aに記憶されている複数の文書21から抽出する。
これによれば、文書管理装置10Aは、さらに、着信先番号を用いて特定されるユーザに対応付けられている文書を抽出するため、例えば、着信先番号に対応するユーザに関連する文書をさらに絞り込むことができる。このため、顧客からの電話の用件に関連する文書を、より効果的に短時間で特定することができる。
(その他)
上記実施の形態では、記憶部11、11Aは、顧客と顧客の電話番号とが対応付けられている電話帳情報23を記憶しているとしたが、電話帳情報23を記憶していなくてもよい。この場合、記憶部11、11Aは、文書リストとして、電話番号と文書とを直接対応付けた情報を記憶しており、当該文書リストを参照することで発信元番号から直接文書を抽出してもよい。この場合、文書リストにおいて文書と対応付けられている電話番号が顧客を示す情報となる。
上記実施の形態では、抽出部13、13Aは、記憶部11、11Aに記憶されている文書リスト22を参照して、発信元番号および着信先番号のうちの少なくとも発信元番号に対応付けられている文書であって、期限が有効である文書を抽出するとしたがこれに限らない。抽出部13、13Aは、記憶部11、11Aに記憶されている複数の文書21に期限、顧客などの付加情報が付加されている場合には、複数の文書21の付加情報を読み込むことで複数の文書21から上記の文書を抽出してもよい。
(1)上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムで実現され得る。RAMまたはハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
(2)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、ROMからRAMにコンピュータプログラムをロードし、ロードしたコンピュータプログラムにしたがって演算等の動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
(3)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されてもよい。ICカードまたはモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカードまたはモジュールには、上記の超多機能LSIが含まれてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、ICカードまたはモジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有してもよい。
(4)本発明は、上記に示す方法で実現されてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムで実現してもよいし、コンピュータプログラムからなるデジタル信号で実現してもよい。
また、本発明は、コンピュータプログラムまたはデジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリなどに記録したもので実現してもよい。また、これらの記録媒体に記録されているデジタル信号で実現してもよい。
また、本発明は、コンピュータプログラムまたはデジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送してもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、メモリは、コンピュータプログラムを記憶しており、マイクロプロセッサは、コンピュータプログラムにしたがって動作してもよい。
また、プログラムまたはデジタル信号を記録媒体に記録して移送することにより、またはプログラムまたはデジタル信号をネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(5)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
以上、本発明の一つまたは複数の態様に係る文書管理装置および文書管理方法等について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、顧客からの電話の用件に関連する文書を短時間で容易に特定することができる文書管理装置および文書管理方法などとして有用である。
1 情報処理システム
10、10A 文書管理装置
11、11A 記憶部
12、12A 取得部
13、13A 抽出部
14 送信部
21 文書
22 文書リスト
23、25 電話帳情報
24、24A 文書情報
100、702 MFP
101、112 SoC
102、113 RAM
103、114 ストレージ
104、115 USB端子
105 LAN IF
106 MODEM
107 NCU
108 操作パネル
109 スキャナ
110 プリンタ
111 サーバ
116 RTC
200 構内交換機
301、302 情報端末
401、402、701 電話機
500 LAN
600 PSTN

Claims (6)

  1. 構内交換機および情報端末とネットワークを介して接続されている文書管理装置であって、
    それぞれが顧客と対応付けられた複数の文書を記憶している記憶部と、
    前記構内交換機において着信中の相手先の電話機の発信元番号を、前記構内交換機から取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記発信元番号を用いて特定される顧客に対応付けられた文書であり、かつ、文書の管理のための期限が有効である文書を前記記憶部に記憶されている前記複数の文書から抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された前記文書を示す文書情報を前記情報端末に送信する送信部と、を備える
    文書管理装置。
  2. 前記構内交換機は、複数の電話機のそれぞれに異なる外線番号を割り当てており、前記複数の電話機のうち、相手先の電話機から指定された外線番号である着信先番号に対応する電話機と前記相手先の電話機とを通話可能に接続し、
    前記記憶部は、前記複数の文書のそれぞれを、前記複数の電話機のユーザと対応付けて記憶しており、
    前記取得部は、さらに、前記着信先番号を前記構内交換機から取得し、
    前記抽出部は、取得部によって取得された前記発信元番号を用いて特定される顧客、および、前記着信先番号を用いて特定されるユーザに対応付けられている文書を前記記憶部に記憶されている前記複数の文書から抽出する
    請求項1に記載の文書管理装置。
  3. 前記記憶部は、さらに、複数の前記顧客と、前記複数の顧客の電話番号とが対応付けられた電話帳情報を記憶しており、
    前記抽出部は、取得された前記発信元番号を用いて前記電話帳情報で対応付けられている前記顧客を特定し、
    前記送信部は、前記発信元番号と一致する電話番号が前記電話帳情報で対応付けられていないことを前記抽出部によって検出された場合、前記発信元番号と一致する電話番号が前記電話帳情報で対応付けられていないことを示す通知を前記情報端末に送信する
    請求項1または2に記載の文書管理装置。
  4. 前記文書の管理のための期限は、前記顧客からの物品またはサービスの発注に対してユーザが前記物品または前記サービスを前記顧客へ提供する納期であり、
    前記抽出部は、現在時刻が前記納期を過ぎていない場合に前記納期が有効な期限であると判定し、現在時刻が前記納期を過ぎている場合に前記納期が無効な期限であると判定する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の文書管理装置。
  5. 前記文書の管理のための期限は、前記顧客からの物品またはサービスの発注に対してユーザが前記物品または前記サービスを前記顧客へ提供する納期であり、
    前記抽出部は、前記提供の処理が完了していない場合に、前記納期が有効な期限であると判定する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の文書管理装置。
  6. 構内交換機および情報端末とネットワークを介して接続されている文書管理装置による文書管理方法であって、
    前記構内交換機において着信中の相手先の電話機の発信元番号を前記構内交換機から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記発信元番号を用いて特定される顧客に対応付けられている文書であり、かつ、文書の管理のための期限が有効である文書を、前記文書管理装置が有する記憶部に記憶されている複数の文書であって、それぞれが顧客と対応付けられた複数の文書から抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出された前記文書を示す文書情報を前記情報端末に送信する送信ステップと、を含む
    文書管理方法。
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