JP2019205007A - 高周波回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】3GHz以上の複数の周波数帯域を含むマルチバンドによる無線通信に用いられかつアンテナ数の増加を抑えた高周波回路を提供すること。【解決手段】マルチバンド通信に用いられる周波数帯域UH1、UH2はいずれも3GHz以上でありかつ互いに重複せず、周波数帯域UH1、UH2間の間隙は周波数帯域UH1、UH2を合わせた代表周波数の10%以下であり、高周波回路1は、アンテナ11、12と、周波数帯域UH1を通過帯域に含むフィルタUH1およびフィルタUH1とは通過帯域が異なるフィルタLを有しアンテナ11に接続されているマルチプレクサ21と、周波数帯域UH2を通過帯域に含むフィルタUH2およびフィルタUH2とは通過帯域が異なるフィルタMHを有しアンテナ12に接続されているマルチプレクサ22と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、高周波信号を処理する高周波回路に関する。
従来、複数の周波数帯域(マルチバンド)および複数の無線方式(マルチモード)による通信(以下ではマルチバンド通信と略称する)に用いられる高周波回路が周知である(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、アンテナに接続され、互いに異なる通過帯域を有する複数の弾性波フィルタを備えたマルチプレクサが開示されている。
国際公開第2016/208670号
特許文献1のマルチプレクサを用いることで、アンテナ信号を周波数帯域ごとに分離して1つのアンテナで送受信することができる。これにより、アンテナの共有によるアンテナ数の削減によって携帯端末装置を小型化することができる。
昨今、より高い周波数帯域を用いる通信方式の策定および対応する周波数帯域の開放が進んでいる。例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)によって策定が進められている5GNR(5th Generation New Radio)がある。5GNR(以下では単にNRとも言う)では、3GHz以上6GHz未満の周波数帯域(いわゆるサブ6)が早期に利用可能になると期待されている。
現在の技術では3GHz以上の信号を分離できる弾性波フィルタ(弾性表面波フィルタおよびバルク弾性波フィルタを含む)は実現されていない。そのため、NRのサブ6では、アンテナ数を削減するために、弾性波フィルタを用いたマルチプレクサを利用することができない。
そこで、本発明は、3GHz以上の複数の周波数帯域でのマルチバンド通信に用いられかつアンテナ数の増加を抑えた高周波回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る高周波回路は、第1周波数帯域および第2周波数帯域を含むマルチバンドによる無線通信に用いられる高周波回路であって、前記第1周波数帯域および前記第2周波数帯域はいずれも3GHz以上でありかつ互いに重複せず、前記第1周波数帯域と前記第2周波数帯域との間隙は前記第1周波数帯域と前記第2周波数帯域とを合わせた代表周波数の10%以下であり、前記高周波回路は、第1アンテナと、第2アンテナと、前記第1周波数帯域を通過帯域に含む第1フィルタおよび前記第1フィルタとは通過帯域が異なる第3フィルタを有し前記第1アンテナに接続されている第1マルチプレクサと、前記第2周波数帯域を通過帯域に含む第2フィルタおよび前記第2フィルタとは通過帯域が異なる第4フィルタを有し前記第2アンテナに接続されている第2マルチプレクサと、を備える。
本発明に係る高周波回路にあっては、第1周波数帯域および第2周波数帯域がいずれも3GHz以上であるため、第1周波数帯域の信号と第2周波数帯域の信号とを弾性波フィルタで分離することができない。また、第1周波数帯域と第2周波数帯域との間隙は第1周波数帯域と第2周波数帯域とを合わせた代表周波数の10%以下と狭いため、第1周波数帯域の信号と第2周波数帯域の信号とをLCフィルタで分離することも困難である。
そこで、本発明に係る高周波回路では、第1アンテナおよび第2アンテナを設け、第1周波数帯域の信号は第1アンテナで送受信し、第2周波数帯域の信号は第2アンテナで送受信している。つまり、弾性波フィルタ、LCフィルタのいずれのフィルタでも困難な第1周波数帯域の信号と第2周波数帯域の信号との分離を、アンテナを分けることによって達成している。
それと共に、第1アンテナを第1周波数帯域と第3周波数帯域とで共用し、かつ第2アンテナを第2周波数帯域と第4周波数帯域とで共用している。つまり、第1周波数帯域と第2周波数帯域とを組み合わせるのではなく、マルチプレクサで信号を分離できる別の周波数帯域の組み合わせでアンテナを共用することによって、周波数帯域数の増加に対するアンテナ数の増加を抑えている。
その結果、3GHz以上の複数の周波数帯域でのマルチバンド通信に用いられかつアンテナ数の増加を抑えた高周波回路が得られる。
実施の形態に係る高周波回路の構成の一例を示す機能ブロック図。 実施の形態に係る高周波回路で用いられる周波数帯域の一例を示す図。 実施の形態に係るフロントエンド回路の構成の一例を示す機能ブロック図。 実施の形態に係るフロントエンド回路の構成の一例を示す機能ブロック図。
以下、本発明の実施の形態について、実施の形態および図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。
(実施の形態)
実施の形態では、3GHz以上の複数の周波数帯域でのマルチバンド通信に用いられ、かつアンテナ数の増加を抑えた高周波回路について説明する。以下では、前述したNRのサブ6における複数の周波数帯域および従来の通信規格における複数の周波数帯域でのマルチバンド通信に用いられる高周波回路の例を挙げて説明する。
図1は、実施の形態に係る高周波回路の機能的な構成の一例を示すブロック図である。図1に示されるように、高周波回路1は、アンテナ11〜18、マルチプレクサ21〜28、フロントエンド(FE)回路31〜42およびRF信号処理回路50を備えている。
アンテナ11〜18は、アンテナ信号を送信および受信する。
マルチプレクサ21〜28は、通過帯域が互いに異なる複数のフィルタで構成されている。各フィルタに付した記号は、フィルタごとの通過帯域に含まれる周波数帯域を表す。つまり、各フィルタは、フィルタごとの周波数帯域を追加帯域に含むローパスフィルタ、バンドパスフィルタ、またはハイパスフィルタである。複数のフィルタの一端同士は互いに接続され、アンテナ11〜18に接続されている。マルチプレクサ21〜28は、アンテナ信号をフィルタごとの周波数帯域の信号に分離する。
FE回路31〜42は、マルチプレクサ21〜28に接続されている。FE回路31〜42は、マルチプレクサ21〜28を介して接続されたアンテナ11〜18のアンテナ信号に対し、整合、増幅および送受信分離のうち少なくとも1以上を含む処理を行う。
RF信号処理回路50は、FE回路31〜42に接続され、FE回路31〜42を介して接続されたアンテナ11〜18のアンテナ信号に対し、変調および復調のうち少なくとも一方を含む処理を行う。RF信号処理回路50は、高周波集積回路(RFIC)で構成されてもよく、当該高周波集積回路は、互いに異なる通信方式に対応する複数のチップを含んでいてもよい。
図2は、高周波回路1で用いられる周波数帯域の一例を示す図である。図2には、図1で各フィルタに付した記号に対応して、周波数範囲、および当該周波数範囲に含まれる通信バンドの具体例が示されている。図1に示される各フィルタは、記号で示される周波数帯域を通過帯域に含んでいる。
通信バンドの具体例として、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、LTE(Long Term Evolution)、NR、WLAN(Wireless Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、GPS(Global Positioning System)およびGLONASS(Global Navigation Satellite System)で用いられる主な周波数帯域の名前を列挙している。
高周波回路1は、図2に列挙される通信バンドの一部を処理してもよく、すべてを処理してもよく、また、図2に挙げられていないさらに別の通信バンドを処理してもよい。
FE回路の構成について、FE回路32、40、41の例を挙げて説明する。
図3は、FE回路32の構成の一例を示す機能ブロック図である。図3には、FE回路32の内部的な構成とともに、図1のA部の構成が示されている。図3に示されるように、FE回路32は、スイッチ101〜105、デュプレクサ111、112、フィルタ121、122、パワーアンプ131〜133、ローノイズアンプ141〜143を有する。
スイッチ101、102、103、デュプレクサ111、112、パワーアンプ131、およびローノイズアンプ141は、周波数帯域MHに含まれる通信バンド(例えば、LTEのバンドB1およびB3)の信号に対し増幅および送受信分離を含む処理を行う。
フィルタ121、スイッチ104、パワーアンプ132、およびローノイズアンプ142は、周波数帯域UH1に含まれる通信バンド(例えば、NRのバンドn77およびn78)の信号に対し整合、増幅および送受信分離を含む処理を行う。
フィルタ122、スイッチ105、パワーアンプ133、およびローノイズアンプ143は、周波数帯域UH2に含まれる通信バンド(例えば、NRのバンドn79)の信号に対し整合、増幅および送受信分離を含む処理を行う。
図3に示されるフィルタはすべてLCフィルタであり、LTCC(Low Temperature Co−fired Ceramics)積層体を利用したチップ部品またはLTCC多層基板の内蔵回路(以下、LTCC技術と総称する)で構成されている。
図4は、FE回路40、41の構成の一例を示す機能ブロック図である。図4には、FE回路40、41の内部的な構成とともに、図1のB部の構成が示されている。図4に示されるように、FE回路40は、フィルタ123〜126およびローノイズアンプ144、145を有する。FE回路41は、フィルタ127、スイッチ106、パワーアンプ134およびローノイズアンプ146を有する。
FE回路40において、フィルタ123、124およびローノイズアンプ144は、GPSのバンドL1またはGLONASSのバンドL1の信号に対し整合および増幅を含む処理を行う。また、フィルタ125、126およびローノイズアンプ145は、GPSのバンドL5の信号に対し整合および増幅を含む処理を行う。
FE回路41において、フィルタ127、スイッチ106、パワーアンプ134およびローノイズアンプ146は、無線LANの2.4GHz帯の信号に対し整合、増幅および送受信分離を含む処理を行う。FE回路41では、図示を省略している信号経路において、例えば、Bluetooth(登録商標)の信号をさらに処理してもよい。
図4に示されるフィルタのうち、マルチプレクサ27におけるフィルタL1、L5、およびFE回路40内のフィルタ123〜126は弾性波フィルタ(弾性表面波フィルタおよびバルク弾性波フィルタを含む)である。その他のフィルタはLTCC技術で構成されたLCフィルタである。
以上のように構成された高周波回路1の効果について、アンテナを共用する周波数帯域の組み合わせの観点から説明する。
再び図2を参照して、周波数帯域UH1、UH2はいずれも3GHz以上でありかつ互いに重複しない。ここで、周波数帯域UH1、UH2を合わせた代表周波数は、周波数帯域UH1、UH2を包含する周波数範囲に含まれる適宜の周波数で定義される。周波数帯域UH1、UH2を合わせた代表周波数は、例えば、周波数帯域UH1、UH2の低いほうの下限値3300MHzとしてもよく、高いほうの上限値4990MHzとしてもよい。いずれにしても、周波数帯域UH1、UH2の間隙200MHzは、周波数帯域UH1、UH2を合わせた代表周波数(3300MHz〜4990MHz)の10%(330MHz〜499MHz)以下である。
つまり、周波数帯域UH1、UH2は、それぞれ第1周波数帯域および第2周波数帯域の一例である。
周波数帯域UH1、UH2がいずれも3GHz以上であるため、周波数帯域UH1の信号と周波数帯域UH2の信号とを弾性波フィルタで分離することができない。また、周波数帯域UH1、UH2の間隙が狭い(周波数帯域UH1、UH2を合わせた代表周波数の10%以下である)ため、周波数帯域UH1の信号と周波数帯域UH2の信号とをLCフィルタで分離することも困難である。
そこで、図1に示されるように、高周波回路1では、アンテナ11〜18を設け、周波数帯域UH1の信号はアンテナ11、14、15、18で処理し、周波数帯域UH2の信号はアンテナ12、13、16、17で処理している。つまり、弾性波フィルタ、LCフィルタのいずれのフィルタでも困難な周波数帯域UH1の信号と周波数帯域UH2の信号との分離を、アンテナを分けることによって達成している。ここで、アンテナ11、14、15、18が第1アンテナの一例であり、アンテナ12、13、16、17が第2アンテナの一例である。
それと共に、アンテナ11、14、15、18を周波数帯域UH1と周波数帯域L、MH、WL5とで共用し、かつアンテナ12、13、16、17を周波数帯域UH2と周波数帯域MH、L1、L5、WL2とで共用している。つまり、周波数帯域UH1、UH2を組み合わせるのではなく、マルチプレクサ21〜28で信号を分離できる別の周波数帯域の組み合わせでアンテナ11〜18を共用することによって、周波数帯域数の増加に対するアンテナ数の増加を抑えている。
その結果、3GHz以上の複数の周波数帯域でのマルチバンド通信に用いられかつアンテナ数の増加を抑えた高周波回路1が得られる。
なお、上述の効果は、アンテナ11、14、15、18のうちのいずれか1本とアンテナ12、13、16、17のうちのいずれか1本とを含む高周波回路1の部分においても成り立つ。つまり、上述の効果は、第1アンテナと第2アンテナとを1本ずつ含む高周波回路において成り立つ。
例えば、高周波回路1のアンテナ11、17を含む部分に着目すれば、周波数帯域UH1の信号と周波数帯域UH2の信号との分離を、アンテナ11、17を分けることによって達成している。それと共に、マルチプレクサ21で分離可能な周波数帯域UH1と周波数帯域L、MHとでアンテナ11を共用し、マルチプレクサ27で分離可能な周波数帯域UH2と周波数帯域L1、L5、WL2とでアンテナ17を共用している。これにより、7つの周波数帯域を2本のアンテナで送受信し、周波数帯域数の増加に対するアンテナ数の増加を抑えている。
高周波回路1では、第1アンテナおよび第2アンテナに対応するアンテナをそれぞれ4本ずつ設けたことで、複数のアンテナを用いて通信性能を向上する各種の技術の適用が可能となる。そのような技術には、例えば、チャネル幅向上の技術であるCA(Carrier Aggregation)、異なる基地局間を通信する技術であるDC(Dual Connectivity)、および複数アンテナの使用によるデータレート向上技術であるMIMO(Multiple Input Multiple Output)が含まれる。
また、高周波回路1では、アンテナを共用する周波数帯域の組み合わせに応じて、次のような効果が得られる。以下では、便宜のため、マルチプレクサに含まれるフィルタを、当該フィルタの通過帯域に含まれる周波数帯域の記号と同じ記号で参照する。
第1の例として、マルチプレクサ21はフィルタL、MH、UH1を有し、マルチプレクサ23はフィルタUH2、WL2を有している。これにより、アンテナ11は周波数帯域L、MH、UH1で共用され、アンテナ13は周波数帯域UH2、WL2で共用されている。
周波数帯域L、WL2、UH1、UH2は、低い周波数帯域から高い周波数帯域へ、この順に並んでいる。つまり、周波数帯域UH1とともにアンテナ11を共用する周波数帯域Lが、周波数帯域UH2とともにアンテナ13を共用する周波数帯域WL2より低い。言い換えれば、高周波回路1では、周波数帯域UH1、UH2の組、および周波数帯域L、WL2の組の中から、より低い周波数帯域UH1、L同士でアンテナ11を共用し、より高い周波数帯域UH2、WL2同士で第2アンテナ13を共用している。
第1の例では、アンテナ11、13がそれぞれ第1アンテナおよび第2アンテナの一例であり、周波数帯域UH1、UH2、L、WL2がそれぞれ第1周波数帯域、第2周波数帯域、第3周波数帯域、第4周波数帯域の一例である。また、マルチプレクサ21のフィルタUH1、Lが第1フィルタ、第3フィルタの一例であり、マルチプレクサ23のフィルタUH2、WL2が第2フィルタ、第4フィルタの一例である。
つまり、アンテナ11、13をそれぞれ第1アンテナおよび第2アンテナとして見たとき、第3フィルタは第1周波数帯域より低い第3周波数帯域を通過帯域に含み、第4フィルタは第2周波数帯域より低い第4周波数帯域を通過帯域に含み、第1周波数帯域が第2周波数帯域より低い場合に第3周波数帯域は第4周波数帯域より低いという限定が成り立つ。
比較のため、第1の例とは逆の組み合わせで、アンテナ11を周波数帯域UH1、WL2で共用し、かつアンテナ13を周波数帯域UH2、Lで共用することを考える。この場合、アンテナ11で送受信される周波数帯域の間隙は縮小し、かつアンテナ13で送受信される周波数帯域の全幅は拡大する。そのため、アンテナ11で送受信される信号の分離が難しくなるとともに、アンテナ13に広い周波数カバレッジが要求される。
これに対し、第1の例の組み合わせによれば、アンテナ11およびアンテナ13の双方で送受信される周波数帯域の間隙が均等に広がるとともに全幅が均等に縮小するので、アンテナ11、13の双方で信号の分離および周波数カバレッジを最適化できる。なお、この効果は、アンテナ11、13の例には限らず、2つのアンテナの各々を共用する周波数帯域を周波数順の並びを考慮して組み合わせることによって、どのアンテナについても得られる。
また、第2の例として、マルチプレクサ24はフィルタUH1、WL5を有している。これにより、アンテナ14は周波数帯域UH2、WL5で共用されている。つまり、周波数帯域UH1、UH2のうち周波数帯域WL5との間隙がより広い周波数帯域UH1と周波数帯域WL5との組み合わせでアンテナ14を共用している。
第2の例では、アンテナ14が第1アンテナの一例であり、周波数帯域UH1、UH2、WL5がそれぞれ第1周波数帯域、第2周波数帯域、第3周波数帯域の一例である。また、マルチプレクサ24のフィルタWL5が第3フィルタの一例である。
つまり、アンテナ14を第1アンテナとして見たとき、第3フィルタは第3周波数帯域を通過帯域に含み、前記第1周波数帯域と前記第3周波数帯域との間隙は、前記第2周波数帯域と前記第3周波数帯域との間隙より広いという限定が成り立つ。
このように、第2の例の組み合わせによれば、間隙がより狭い周波数帯域UH2と周波数帯域WL5とを組み合わせる場合と比べて、分離すべき周波数帯域の間隙がより広くなるので、信号の分離が容易になる。なお、この効果は、アンテナ14の例には限らず、間隙がより狭い周波数帯域の組み合わせでアンテナを共用することによって、どのアンテナについても得られる。
前述したとおり、高周波回路1では、間隙が過度に狭くならない周波数帯域の組み合わせでアンテナを共用している。そのため、LCフィルタで分離できる程度に間隙が広い周波数帯域を組み合わせることで、弾性波フィルタに比べて低損失かつ低コストのLCフィルタでマルチプレクサを構成することができる(例えば、図3)。
間隙が狭くLCフィルタで分離すると損失が大きくなる周波数帯域を組み合わせる場合のみ弾性波フィルタを用いてマルチプレクサを構成してもよい(例えば、図4)。弾性波フィルタを用いることで、LCフィルタと比べて間隙がより狭い周波数帯域の分離が可能となる。
マルチプレクサに弾性波フィルタを用いる場合、弾性波フィルタに接続されるEF回路内のフィルタも弾性波フィルタで構成してもよい(例えば、図4のフィルタ123〜126)。この場合、マルチプレクサの弾性波フィルタで、当該弾性波フィルタに直接接続するEF回路内の弾性波フィルタを兼用し、回路要素(部品)の点数を削減することも可能である。例えば、図4の例では、フィルタ123、125を省略することができる。
(まとめ)
本発明の一態様に係る高周波回路は、第1周波数帯域および第2周波数帯域を含むマルチバンドによる無線通信に用いられる高周波回路であって、前記第1周波数帯域および前記第2周波数帯域はいずれも3GHz以上でありかつ互いに重複せず、前記第1周波数帯域と前記第2周波数帯域との間隙は前記第1周波数帯域と前記第2周波数帯域とを合わせた代表周波数の10%以下であり、前記高周波回路は、第1アンテナと、第2アンテナと、前記第1周波数帯域を通過帯域に含む第1フィルタおよび前記第1フィルタとは通過帯域が異なる第3フィルタを有し前記第1アンテナに接続されている第1マルチプレクサと、前記第2周波数帯域を通過帯域に含む第2フィルタおよび前記第2フィルタとは通過帯域が異なる第4フィルタを有し前記第2アンテナに接続されている第2マルチプレクサと、を備える。
このような構成によれば、第1周波数帯域および第2周波数帯域がいずれも3GHz以上であるため、第1周波数帯域の信号と第2周波数帯域の信号とは弾性波フィルタで分離できない。また、第1周波数帯域と第2周波数帯域との間隙は第1周波数帯域と第2周波数帯域とを合わせた代表周波数の10%以下と狭いため、第1周波数帯域の信号と第2周波数帯域の信号とをLCフィルタで分離することも困難である。
そこで、第1アンテナおよび第2アンテナを設け、第1周波数帯域の信号は第1アンテナで送受信し、第2周波数帯域の信号は第2アンテナで送受信している。つまり、弾性波フィルタおよびLCフィルタのいずれのフィルタによっても困難な第1周波数帯域の信号と第2周波数帯域の信号との分離を、別々のアンテナを用いることによって実現している。
それと共に、第1アンテナを第1周波数帯域と第3周波数帯域とで共用し、かつ第2アンテナを第2周波数帯域と第4周波数帯域とで共用している。つまり、第1周波数帯域と第2周波数帯域とを組み合わせるのではなく、マルチプレクサで信号を分離できる別の周波数帯域の組み合わせでアンテナを共用することによって、周波数帯域数の増加に対するアンテナ数の増加を抑えている。
その結果、3GHz以上の複数の周波数帯域を含むマルチバンドによる無線通信に用いられかつアンテナ数の増加を抑えた高周波回路が得られる。
また、前記第1周波数帯域は3300MHzから4200MHzであり、前記第2周波数帯域は4400MHzから4990MHzであってもよい。
この構成によれば、具体的に、3GPPによって策定が進められているNRのサブ6のバンド群に適用される高周波回路が得られる。
また、前記第3フィルタは前記第1周波数帯域より低い第3周波数帯域を通過帯域に含み、前記第4フィルタは前記第2周波数帯域より低い第4周波数帯域を通過帯域に含み、前記第1周波数帯域が前記第2周波数帯域より低い場合に前記第3周波数帯域は前記第4周波数帯域より低くてもよい。
この構成によれば、第1周波数帯域と第2周波数帯域との組、および第3周波数帯域と第4周波数帯域との組の中から、より低い周波数帯域同士で第1アンテナを共用し、より高い周波数帯域同士で第2アンテナを共用している。
比較のため、前述とは逆の組み合わせで、第1アンテナを第1周波数帯域と第4周波数帯域とで共用し、かつ第2アンテナを第2周波数帯域と第3周波数帯域とで共用することを考える。この場合、第1アンテナで送受信される周波数帯域の間隙は縮小し、かつ第2アンテナで送受信される周波数帯域の全幅は拡大する。そのため、第1アンテナで送受信される信号の分離が難しくなるとともに、第2アンテナに広い周波数カバレッジが要求されることとなる。
これに対し、前述の組み合わせによれば、第1アンテナおよび第2アンテナの双方で送受信される周波数帯域の間隙が均等に広がるとともに全幅が均等に縮小するので、第1アンテナおよび第2アンテナの双方で信号の分離および周波数カバレッジを最適化できる。
また、前記第3周波数帯域は617MHzから960MHzであり、前記第4周波数帯域は2400MHzから2500MHzであってもよい。
この構成によれば、具体的に、GSM(登録商標)のローバンド群やLTEのB8などに代表される1GHz未満のバンド群、および無線LANの2.4GHz帯に適用される高周波回路が得られる。
また、前記第3フィルタは第3周波数帯域を通過帯域に含み、前記第1周波数帯域と前記第3周波数帯域との間隙は、前記第2周波数帯域と前記第3周波数帯域との間隙より広くてもよい。
この構成によれば、第1周波数帯域および第2周波数帯域のうち第3周波数帯域との間隙がより広い第1周波数帯域と第3周波数帯域との組み合わせで第1アンテナを共用している。これにより、間隙がより狭い第2周波数帯域と第3周波数帯域とを組み合わせる場合と比べて、周波数帯域の間隙がより広くなるので、信号の分離が容易になる。
また、前記第3周波数帯域は5150MHzから5950MHzであってもよい。
この構成によれば、具体的に、無線LANの5GHz帯およびLTEのB46に適用される高周波回路が得られる。
また、前記第4フィルタは第4周波数帯域を通過帯域に含み、前記第4周波数帯域の上限は3GHz未満であり、前記第4フィルタは弾性波フィルタで構成されていてもよい。
この構成によれば、第4フィルタを弾性波フィルタで構成するので、例えば、第4フィルタに接続された別回路内の弾性波フィルタを第4フィルタで兼用し、高周波回路全体での部品点数の削減を図ることができる。
また、前記第4周波数帯域は1166MHzから1229MHzまたは1559MHzから1606MHzであってもよい。
この構成によれば、具体的に、GPS(Global Positioning System)およびGLONASS(Global Navigation Satellite System)などの衛星測位システムに適用される高周波回路が得られる。
また、前記第1マルチプレクサおよび前記第2マルチプレクサのうち少なくとも一方に接続され、前記第1アンテナおよび前記第2アンテナのうち少なくとも一方のアンテナのアンテナ信号に対し、整合、増幅および送受信分離のうち少なくとも1以上を含む処理を行うフロントエンド回路を、さらに備えてもよい。
また、前記フロントエンド回路に接続され、前記アンテナ信号に対し、変調および復調のうち少なくとも一方を含む処理を行う高周波信号処理回路を、さらに備えてもよい。
これらの構成によれば、フロントエンド回路および高周波信号処理回路を集約した高機能な高周波回路が得られる。
以上、本発明の実施の形態に係る高周波回路について説明したが、本発明は、個々の実施の形態には限定されない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つ又は複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、3GHz以上の複数の周波数帯域を含むマルチバンドによる無線通信に用いられる高周波回路として、携帯電話などの携帯端末装置に広く利用できる。
1 高周波回路
11〜18 アンテナ
21〜28 マルチプレクサ
31〜42 フロントエンド(FE)回路
50 RF信号処理回路(RFIC)
101〜106 スイッチ
111、112 デュプレクサ
131〜134 パワーアンプ
141〜146 ローノイズアンプ

Claims (10)

  1. 第1周波数帯域および第2周波数帯域を含むマルチバンドによる無線通信に用いられる高周波回路であって、
    前記第1周波数帯域および前記第2周波数帯域はいずれも3GHz以上でありかつ互いに重複せず、前記第1周波数帯域と前記第2周波数帯域との間隙は前記第1周波数帯域と前記第2周波数帯域とを合わせた代表周波数の10%以下であり、
    前記高周波回路は、
    第1アンテナと、
    第2アンテナと、
    前記第1周波数帯域を通過帯域に含む第1フィルタおよび前記第1フィルタとは通過帯域が異なる第3フィルタを有し前記第1アンテナに接続されている第1マルチプレクサと、
    前記第2周波数帯域を通過帯域に含む第2フィルタおよび前記第2フィルタとは通過帯域が異なる第4フィルタを有し前記第2アンテナに接続されている第2マルチプレクサと、
    を備える高周波回路。
  2. 前記第1周波数帯域は3300MHzから4200MHzであり、前記第2周波数帯域は4400MHzから4990MHzである、
    請求項1に記載の高周波回路。
  3. 前記第3フィルタは前記第1周波数帯域より低い第3周波数帯域を通過帯域に含み、前記第4フィルタは前記第2周波数帯域より低い第4周波数帯域を通過帯域に含み、
    前記第1周波数帯域が前記第2周波数帯域より低い場合に前記第3周波数帯域は前記第4周波数帯域より低い、
    請求項1または2に記載の高周波回路。
  4. 前記第3周波数帯域は617MHzから960MHzであり、前記第4周波数帯域は2400MHzから2500MHzである、
    請求項3に記載の高周波回路。
  5. 前記第3フィルタは第3周波数帯域を通過帯域に含み、
    前記第1周波数帯域と前記第3周波数帯域との間隙は、前記第2周波数帯域と前記第3周波数帯域との間隙より広い、
    請求項1または2に記載の高周波回路。
  6. 前記第3周波数帯域は5150MHzから5950MHzである、
    請求項5に記載の高周波回路。
  7. 前記第4フィルタは第4周波数帯域を通過帯域に含み、
    前記第4周波数帯域の上限は3GHz未満であり、
    前記第4フィルタは弾性波フィルタで構成されている、
    請求項1または2に記載の高周波回路。
  8. 前記第4周波数帯域は1166MHzから1229MHzまたは1559MHzから1606MHzである、
    請求項7に記載の高周波回路。
  9. 前記第1マルチプレクサおよび前記第2マルチプレクサのうち少なくとも一方に接続され、前記第1アンテナおよび前記第2アンテナのうち少なくとも一方のアンテナのアンテナ信号に対し、整合、増幅および送受信分離のうち少なくとも1以上を含む処理を行うフロントエンド回路を、さらに備える、
    請求項1から8の何れか1項に記載の高周波回路。
  10. 前記フロントエンド回路に接続され、前記アンテナ信号に対し、変調および復調のうち少なくとも一方を含む処理を行う高周波信号処理回路を、さらに備える、
    請求項9に記載の高周波回路。
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