JP2019193213A - 通信装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】外部機器で撮影された第2の画像を受信して、撮像部から出力された第1の画像に合成するときに、第1の画像の撮影者が、第2の画像として撮影してほしい画像をリクエストできるようにする。【解決手段】デジタルカメラ100において、スマートデバイス200で撮影された第2の画像であるサブ画像を受信して、撮像部102から出力された第1の画像であるメイン画像と合成する。このとき、デジタルカメラ100は、スマートデバイス200に、サブ画像の撮影に関する撮影指示として、撮像部102から出力されたメイン画像の一部の領域の画像やメッセージを送信することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、通信装置、その制御方法及びプログラムに関する。
デジタルカメラ等の撮像装置において、無線通信機能を有し、外部機器と画像データの送受信を行うものがある。また、撮像装置において、自身で撮影した画像に、外部機器で撮影した画像を受信して合成する機能を有するものがある。例えば特許文献1には、第1の撮像手段の出力である第1の映像信号と、第2の撮像手段の出力である第2の映像信号とを合成して第3の映像信号とする技術が開示されている。
特開平6−165029号公報
撮像装置において、自身で撮影した第1の画像に、外部機器で撮影した第2の画像を受信して合成する場合、第1の画像の撮影者(撮像装置の撮影者)と第2の画像の撮影者(外部機器の撮影者)とが別人であることが想定される。このような状況下で、第1の画像の撮影者が、第2の画像の撮影者に対して、第2の画像として撮影してほしい画像をリクエストしたい状況がある。
特許文献1では、第1の画像の撮影者が、第2の画像として撮影してほしい画像をリクエストすることについては言及されていない。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、外部機器で撮影された第2の画像を受信して、撮像部から出力された第1の画像に合成するときに、第1の画像の撮影者が、第2の画像として撮影してほしい画像をリクエストできるようにすることを目的とする。
本発明の通信装置は、外部機器で撮影された第2の画像を受信して、撮像部から出力された第1の画像に合成する通信装置であって、前記外部機器に、第2の画像の撮影に関する撮影指示を送信するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、外部機器で撮影された第2の画像を受信して、撮像部から出力された第1の画像に合成するときに、第1の画像の撮影者が、第2の画像として撮影してほしい画像をリクエストすることが可能になる。
実施形態に係るデジタルカメラの構成例を示す図である。 実施形態に係るスマートデバイスの構成例を示す図である。 実施形態に係るデジタルカメラ及びスマートデバイスの処理を示すシーケンス図である。 実施形態に係るデジタルカメラの表示部及びスマートデバイスの表示部に表示される画面の例を示す図である。 実施形態に係るデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 図5における撮影指示送信処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
[デジタルカメラ100の構成]
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ100の構成例を示す図である。デジタルカメラ100は、本発明を適用した通信装置として機能する。
図1(a)は、デジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
制御部101は、入力された信号やプログラムに従ってデジタルカメラ100の各部を制御する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、例えば光学レンズユニットと絞り・ズーム・フォーカス等を制御する光学系と、光学レンズユニットを経て導入された光(映像)を電気的な映像信号に変換する撮像素子等で構成される。撮像素子としては、一般的には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)が用いられる。撮像部102は、制御部101の制御下で、撮像部102に含まれるレンズで結像された被写体光を撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理等を行い、デジタルデータを画像データとして出力する。画像データは、例えばDCF(Design Rule for Camera File system)の規格に従って記録媒体110に記録されたり、画像合成部112で他の画像と合成されたりする。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101が実行するプログラム等が格納される。
作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、制御部101の作業領域等として使用される。
操作部105は、デジタルカメラ100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部105は、例えばデジタルカメラ100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタン、撮影を指示するためのレリーズスイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンを含む。また、操作部105は、接続部111を介して外部機器との通信を開始するための接続ボタンを含む。また、操作部105は、表示部106に形成されるタッチパネルを含む。なお、レリーズスイッチは、SW1及びSW2を有する。レリーズスイッチがいわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチがいわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部106は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮像した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。なお、表示部106は必ずしもデジタルカメラ100が備える必要はない。デジタルカメラ100は、内部又は外部の表示部106と接続し、表示部106の表示を制御する表示制御機能を有していればよい。
記録媒体110は、撮像部102から出力された画像データや、画像合成部112で合成された画像データを記録する。記録媒体110は、デジタルカメラ100に着脱可能に構成されてもよいし、デジタルカメラ100に内蔵されるように構成されてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は、少なくとも記録媒体110にアクセスする機能を有していればよい。
接続部111は、外部機器と接続するためのインターフェイスである。デジタルカメラ100は、接続部111を介して外部機器とデータのやりとりを行うことができる。例えば外部機器で生成した画像データを、接続部111を介して外部機器から受信することができる。接続部111は、例えば外部機器とIEEE802.11の規格に従った、いわゆる無線LANで通信するためのインターフェイスを含む。制御部101は、接続部111を制御することで外部機器との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば赤外通信方式、Bluetooth(登録商標)、WirelessUSB等、他の無線通信方式を採用してもよい。
画像合成部112は、2つ以上の画像を合成することができ、例えば撮像部102から出力された画像と、接続部111を介して外部機器から受信した画像とを合成して、1つの画像データとして出力する。具体的には、撮像部102から出力された画像をメイン画像、外部機器から受信した画像をサブ画像として、メイン画像に重畳させて、サブ画像がワイプで表示されるように合成することができる。なお、本実施形態においては、メイン画像が本発明でいう第1の画像に相当し、サブ画像が本発明でいう第2の画像に相当する。画像合成部112から出力された画像データは、DCFの規格に従って記録媒体110に記録される。
本実施形態に係るデジタルカメラ100は、インフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントとして動作するAPモードと、インフラストラクチャモードにおけるクライアントとして動作するCLモードとを有する。制御部101の制御下で接続部111をCLモードで動作させることにより、デジタルカメラ100は、インフラストラクチャモードにおけるCL機器として動作することが可能である。デジタルカメラ100がCL機器として動作する場合、周辺のAP機器に接続することで、AP機器が形成するネットワークに参加することが可能である。また、制御部101の制御下で接続部111をAPモードで動作させることにより、デジタルカメラ100は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易AP)として動作することが可能である。デジタルカメラ100が簡易APとして動作する場合、デジタルカメラ100は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ100の周辺の装置は、デジタルカメラ100をAP機器と認識し、デジタルカメラ100が形成したネットワークに参加することが可能となる。このようにデジタルカメラ100を動作させるためのプログラムは不揮発性メモリ103に保持されているものとする。なお、本実施形態に係るデジタルカメラ100は、APの一種であるものの、CL機器から受信したデータをインターネットプロバイダ等に転送するゲートウェイ機能は有していない簡易APである。したがって、自機が形成したネットワークに参加している周辺の装置からデータを受信しても、それをインターネット等のネットワークに転送することはできない。
次に、図1(b)、図1(c)は、デジタルカメラ100の外観例を示す図である。デジタルカメラ100の適所に、操作部105を構成する操作部材の例である、レリーズスイッチ105a、再生ボタン105b、方向キー105c、タッチパネル105d等が配置される。また、デジタルカメラ100の背面に、表示部106が配置される。
なお、本実施形態では、本発明を適用する通信装置としてデジタルカメラ100を例に説明したが、通信装置はこれに限られるものではない。例えば携帯電話、携帯型のメディアプレーヤ、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置等であってもよい。
[スマートデバイス200の構成]
図2は、本実施形態に係るスマートデバイス200の構成例を示す図である。スマートデバイス200は、デジタルカメラ100に対する外部機器となるものである。なお、スマートデバイスとは、スマートフォン等の携帯電話やいわゆるタブレットデバイスを含む。
制御部201は、入力された信号やプログラムに従ってスマートデバイス200の各部を制御する。なお、制御部201が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部202は、制御部201の制御下で、撮像部202に含まれるレンズで結像された被写体光を撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理等を行い、デジタルデータを画像データとして出力する。画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部201で所定の演算を行い、記録媒体210に記録されたり、接続部211を介して外部機器に送信されたりする。
不揮発性メモリ203は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ203には、制御部201が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)や、このOSと協働して応用的な機能を実現するアプリケーションが記録されている。また、不揮発性メモリ203には、デジタルカメラ100と通信するためのアプリケーションが格納されている。
作業用メモリ204は、表示部206の画像表示用メモリや、制御部201の作業領域等として使用される。
操作部205は、スマートデバイス200に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部205は、例えばスマートデバイス200の電源のON/OFFを指示するための電源ボタン、表示部206に形成されるタッチパネルを含む。
表示部206は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。なお、表示部206は必ずしもスマートデバイス200が備える必要はない。スマートデバイス200は、内部又は外部の表示部206と接続し、表示部206の表示を制御する表示制御機能を有していればよい。
記録媒体210は、撮像部202から出力された画像データを記録する。記録媒体210は、スマートデバイス200に着脱可能に構成されてもよいし、スマートデバイス200に内蔵されるように構成されてもよい。すなわち、スマートデバイス200は、少なくとも記録媒体210にアクセスする機能を有していればよい。
接続部211は、外部機器と接続するためのインターフェイスである。スマートデバイス200は、接続部211を介して外部機器とデータのやりとりを行うことができる。本実施形態では、接続部211はアンテナであり、制御部201は、アンテナを介してデジタルカメラ100と接続することができる。デジタルカメラ100との接続では、直接接続してもよいし、アクセスポイントを介して接続してもよい。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。なお、デジタルカメラ100との通信はこれに限られるものではない。例えば接続部211としては、赤外線通信モジュール、Bluetooth(登録商標)通信モジュール、WirelessUSB等の他の無線通信モジュールを採用してもよい。
近距離無線通信部212は、近距離無線通信を実現するための通信ユニットである。近距離無線通信部212は、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラで構成される。近距離無線通信部212は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することにより近距離無線通信を実現する。ここでは、IEEE802.15の規格(いわゆるBluetooth(登録商標))に従った近距離無線通信を実現する。なお、近距離無線通信部212が実現する非接触近接通信はBluetooth(登録商標)に限られるものではなく、他の無線通信を採用してもよい。
公衆網接続部213は、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェイスである。スマートデバイス200は、公衆網接続部213を介して、他の機器と通話することができる。この際、制御部201はマイク214及びスピーカ215を介して音声信号の入出力を行うことで、通話を実現する。本実施形態では、公衆網接続部213はアンテナであり、制御部101は、アンテナを介して公衆網に接続することができる。なお、接続部211及び公衆網接続部213は、一つのアンテナで兼用することも可能である。
なお、本実施形態では、外部機器としてスマートデバイス200を例に説明したが、外部機器は撮影機能を有するものであれば、これに限られるものではない。例えば無線機能付きのデジタルカメラ等であってもよい。
[画像の合成について]
次に、図3、図4を参照して、デジタルカメラ100において、撮像部102から出力されたメイン画像と、スマートデバイス200から受信したサブ画像とを合成する処理について説明する。
図3は、第1の実施形態に係るデジタルカメラ100及びスマートデバイス200の処理を示すシーケンス図である。
図4(a)は、デジタルカメラ100において、撮像部102から出力されたメイン画像と、スマートデバイス200から受信したサブ画像とを合成する際に表示部106に表示する画面遷移の例を示す図である。また、図4(b)は、スマートデバイス200において、デジタルカメラ100から受信した撮影指示としての画像を表示部206に表示する例を示す図である。また、図4(c)は、スマートデバイス200において、デジタルカメラ100から受信した撮影指示としてのメッセージを表示部206に表示する例を示す図である。
ステップS301で、デジタルカメラ100の制御部101は、図4(a)に示す機能選択画面401を表示部106に表示する。機能選択画面401では、メイン画像とサブ画像とを合成する機能を選択するためのワイプ撮影ボタン410が表示される。ユーザは操作部105(例えばタッチパネル)を操作してワイプ撮影ボタン410を選択することで、メイン画像とサブ画像とを合成する機能を選択することができる。なお、機能選択画面401には、他の通信機能を実行するためのボタンも表示される。例えば画像データを外部機器に転送する機能を選択するための画像転送ボタンや、外部機器からデジタルカメラ100を遠隔操作する機能を選択するためのリモート操作ボタン等が表示される。
制御部101は、ワイプ撮影ボタン410の選択を検知したならば、ステップS302以降の処理を開始し、無線LAN接続のための処理を行う。無線LANの規格としては例えばWi−Fi(登録商標)を採用することができる。
ステップS302で、デジタルカメラ100の制御部101は、簡易APを起動して無線LANネットワークを生成し、図4(a)に示す画面402を表示部106に表示する。画面402では、周辺の装置が無線LANネットワークに参加できるように、少なくともネットワーク識別子であるSSID(Service Set Identifier)を表示する。また、無線LANネットワークに暗号化キーを用いたセキュリティを施している場合は、暗号化キーも併せて表示してもよい。
ステップS303で、デジタルカメラ100の制御部101は、機器検索を開始する。機器検索で用いられるのはディスカバリプロトコルであり、例えばSSDP(Single Service Discovery Protocol)やMalticast DNS等を用いることができる。
ステップS304で、スマートデバイス200の制御部201は、ネットワーク選択を行う。制御部201は、不図示のSSID一覧表示画面を表示部206に表示し、操作部205を介して、デジタルカメラ100が生成した簡易APのネットワークの選択を受け付ける。SSID一覧表示画面は、OSのメニューから、無線LAN設定を開始する指示を入力するためのメニューを選択することで表示することができる。なお、デジタルカメラ100の表示部106には、画面402のように、デジタルカメラ100が生成しているネットワークのSSIDが表示されている。ユーザは、画面402に表示されるSSIDを確認して、SSID一覧表示画面に表示されるSSID一覧から、デジタルカメラ100が生成しているネットワークのSSIDを選択することができる。
ステップS304におけるユーザ操作によってネットワークが選択されると、ステップS305で、スマートデバイス200は、デジタルカメラ100の簡易APのネットワークに参加することになる。スマートデバイス200がネットワークに参加すると、IPアドレス等の設定を行い、ネットワークレベルで、デジタルカメラ100とスマートデバイス200との間の接続が確立する。
続いて、以降の処理によって、アプリケーションレベルでの接続の確立を行う。ステップS306で、スマートデバイス200の制御部201は、操作部205を介して、不揮発性メモリ203に保存されたアプリケーションを起動する指示を受け付ける。
ステップS307で、スマートデバイス200の制御部201は、起動したアプリケーションの制御に従い、参加したネットワーク内にアドバタイズ通知をブロードキャストし、自身の存在をデジタルカメラ100に通知する。アドバタイズ通知で用いられるのはディスカバリプロトコルであり、例えばSSDPやMalticast DNS等を用いることができる。
ステップS308で、デジタルカメラ100の制御部101は、接続機器の選択を行う。制御部101は、ステップS307においてアドバタイズ通知を受信したならば、図4(a)に示す画面403を表示部106に表示する。画面403では、アドバタイズ通知に含まれるデバイス名を表示し、接続可能な機器の一覧をユーザに示す。ユーザは操作部105を操作して、画面403から接続機器を選択することができる。本例では、スマートデバイス200が選択されたものとする。
ステップS309で、デジタルカメラ100の制御部101は、ステップS308において選択した接続機器であるスマートデバイス200との接続処理を開始する。これに併せて、制御部101は、図4(a)に示す画面404を表示部106に表示する。
ステップS310で、スマートデバイス200の制御部201は、デジタルカメラ100に対して接続可否を通知する。スマートデバイス200は、接続できる状態であれば接続OKを通知し、接続できない状態であれば接続NGを通知する。
ステップS311で、ステップS310の通知に応じて、デジタルカメラ100とスマートデバイス200との間で、アプリケーションレベルの接続が完了する。
ステップS312で、デジタルカメラ100の制御部101は、サブ画像要求をスマートデバイス200に送信する。
ステップS313で、スマートデバイス200の制御部201は、撮像部202から出力された画像データをサブ画像データとしてデジタルカメラ100に送信する。
ステップS314で、デジタルカメラ100の制御部101は、撮像部102から出力されたメイン画像と、ステップS313において受信したサブ画像とを合成する。これにより、デジタルカメラ100の表示部106には、図4(a)に示す画面405のように、メイン画像に重畳させて、サブ画像450がワイプで表示されるように合成した画像が表示される。本例では、デジタルカメラ100及びスマートデバイス200で同じシーンを撮影しており、メイン画像が全体画像、サブ画像がそのうちの一部の領域の画像となっている。この状態で画像記録が指示された場合、合成した画像データが記録媒体110に保存されるようにしてもよい。
ステップS315で、デジタルカメラ100の制御部101は、ユーザ操作によって撮影指示が選択されたか否かを判定する。制御部101が撮影指示の選択があったと判定した場合、処理はステップS316に進む。ここでは、ユーザ操作に応じて図4(a)に示す画面406〜画面408を表示部106に表示することにより、サブ画像の撮影に関する撮影指示を選択することができる。その詳細は、後述のフローチャートを用いて説明する。
ステップS316で、デジタルカメラ100の制御部101は、ステップS315において選択された撮影指示をスマートデバイス200に送信する。これにより、図4(b)、(c)に示すように、スマートデバイス200の表示部206に、デジタルカメラ100から受信した撮影指示としての画像490やメッセージ491が表示される。その詳細は、後述のフローチャートを用いて説明する。
デジタルカメラ100及びスマートデバイス200は、ステップS312〜S316の処理を繰り返し実行する。
以上のようにして、デジタルカメラ100において、撮像部102から出力されたメイン画像と、スマートデバイス200から受信したサブ画像とを合成することができ、その際に、デジタルカメラ100からスマートデバイス200に、サブ画像の撮影に関する撮影指示を送信することができる。
なお、本例では、デジタルカメラ100が、一台の外部機器(スマートデバイス200)からサブ画像を受信する状態にある例を説明したが、複数の外部機器からサブ画像を受信する状態も可能である。複数の外部機器からサブ画像を受信する状態で、デジタルカメラ100の表示部106には、メイン画像に重畳させて、複数のサブ画像がそれぞれワイプで表示されるように合成した画像が表示される。
[デジタルカメラ100の動作]
次に、上記の手順を実現するためのデジタルカメラ100の動作について説明する。
図5は、デジタルカメラ100の動作を示すフローチャートである。
ステップS501で、制御部101は、メイン画像とサブ画像とを合成する機能が選択されたかを否かを判定する。本ステップの処理は、図3のステップS301に対応する。制御部101が画像合成機能が選択されたと判定した場合、処理はステップS502に進み、そうでない場合、画像合成機能が選択されるまで待機する。
ステップS502で、制御部101は、簡易APを起動して無線LANネットワークを生成する。本ステップの処理は、図3のステップS302に対応する。
ステップS503で、制御部101は、機器検索を開始する。本ステップの処理は、図3のステップS303に対応する。
ステップS504で、制御部101は、機器を発見したか否かを判定する。制御部101は、図3のステップS307のアドバタイズ通知を受信した場合は機器を発見したと判定し、アドバタイズ通知を受信しなかった場合は機器を発見していないと判定する。なお、本ステップの判定は、所定の時間だけアドバタイズ通知を受信しなかった場合に、機器を発見していないと判定するようにしてもよい。制御部101が機器を発見したと判定した場合、処理はステップS505に進み、そうでない場合、本フローチャートを抜ける。
ステップS505で、制御部101は、接続機器の選択を行う。本ステップの処理は、図3のステップS308に対応する。接続機器の選択は、ステップS308ではユーザ操作による選択を受け付けると述べたが、例えば最初に発見した機器を選択する等、所定の条件を満たした機器を選択するように予め決められていてもよい。本例では、スマートデバイス200が選択されたものとする。
ステップS506で、制御部101は、ステップS505において選択した接続機器であるスマートデバイス200との接続処理を行う。本ステップの処理は、図3のステップS309〜S311に対応する。
ステップS507で、制御部101は、サブ画像要求をスマートデバイス200に送信する。本ステップの処理は、図3のステップS312に対応する。
ステップS508で、制御部101は、ステップS507においてスマートデバイス200に送信したサブ画像要求に対する応答として、スマートデバイス200からサブ画像データを受信する。ステップS508の処理は、図3のステップS313に対応する。
ステップS509で、制御部101は、撮像部102から出力されたメイン画像と、ステップS508において受信したサブ画像とを合成する。ステップS509の処理は、図3のステップS314に対応する。
また、ステップS510で、制御部101は、撮影指示送信処理を行う。
ここで、図6を参照して、ステップS510の撮影指示送信処理の詳細について説明する。
ステップS601で、制御部101は、図4(a)に示す画面405のように、メイン画像にサブ画像450を合成した画像が表示されている状態で、ユーザがサブ画像450をタッチしたか否かを判定する。制御部101がサブ画像450のタッチがあったと判定した場合、処理はステップS602に進み、そうでない場合、撮影指示送信処理を終了する。
ステップS602で、制御部101は、図4(a)に示す画面406のように、メイン画像にサブ画像450を合成した画像に重畳させて、撮影指示種別選択画面460を表示する。撮影指示種別選択画面460には、画像選択ボタン461と、メッセージ選択ボタン462とが設定されている。
ステップS603で、制御部101は、ユーザ操作によって撮影指示種別が選択されたか否かを判定する。制御部101が画像選択ボタン461が選択されたと判定した場合、処理はステップS604に進み、制御部101がメッセージ選択ボタン462が選択されたと判定した場合、処理はステップS607に進む。
ステップS604で、制御部101は、図4(a)に示す画面407のように、メイン画像にサブ画像450を合成した画像に重畳させて、領域設定枠470及び送信ボタン471を表示する。領域設定枠470の位置及びサイズは、ユーザ操作(例えばタッチパネル操作)によって変更可能となっている。領域設定枠470は、例えばデジタルカメラ100において現在選択されているAFフレームに応じた位置に、予め定められたサイズで初期表示されるようにすればよい。
ステップS605で、制御部101は、送信ボタン471が押下されたか否かを判定する。制御部101が送信ボタン471の押下を判定した場合、処理はステップS606に進み、そうでない場合、送信ボタン471が押下されるまで待機する。ステップS604、S605の処理は、図3のステップS315に対応する。
ステップS606で、制御部101は、撮像部102から出力された画像のうち、領域設定枠470で設定された領域の画像を切り出し、その画像データをスマートデバイス200に送信して、撮影指示送信処理を終了する。本ステップの処理は、図3のステップS316に対応する。これを受けて、スマートデバイス200の制御部201は、図4(b)に示すように、デジタルカメラ100から受信した撮影指示としての画像490を表示部206に表示する。これにより、スマートデバイス200の撮影者は、デジタルカメラ100の撮影者が希望する、サブ画像として撮影してほしい画像のリクエストを認識することができる。
一方、ステップS607で、制御部101は、図4(a)に示す画面408のように、メイン画像にサブ画像450を合成した画像に重畳させて、メッセージ選択画面480及び送信ボタン482を表示する。メッセージ選択画面480には、サブ画像の撮影に関する複数のメッセージ481が選択可能に提示されており、ユーザ操作(例えばタッチパネル操作)によって選択可能となっている。メッセージ内容としては、撮影方向の指示(例えば「上に」、「下に」、「右に」、「左に」等の文言)や、ズーム指示(例えば「拡大」、「広く」、「そのまま」等の文言)等がある。
ステップS608で、制御部101は、送信ボタン482が押下されたか否かを判定する。制御部101が送信ボタン482が押下されたと判定した場合、処理はステップS609に進み、そうでない場合、送信ボタン482が押下されるまで待機する。ステップS607、S608の処理は、図3のステップS315に対応する。
ステップS609で、制御部101は、ステップS608において選択されたメッセージをスマートデバイス200に送信して、撮影指示送信処理を終了する。本ステップの処理は、図3のステップS316に対応する。これを受けて、スマートデバイス200の制御部201は、図4(c)に示すように、デジタルカメラ100から受信した撮影指示としてのメッセージ491を表示部206に表示する。これにより、スマートデバイス200の撮影者は、デジタルカメラ100の撮影者が希望する、サブ画像として撮影してほしい画像のリクエストを認識することができる。
図5に説明を戻して、ステップS511で、制御部101は、処理を終了するか否かを判定する。処理を終了するとは、メイン画像とサブ画像との合成を終了したり、デジタルカメラ100の電源を切ることでシャットダウンしたりすることをいう。制御部101が処理を終了しないと判定した場合、処理はステップS507及びS510に戻り、そうでない場合、本フローチャートを抜ける。
以上のように、スマートデバイス200で撮影されたサブ画像を受信して、撮像部102から出力されたメイン画像に合成するときに、メイン画像の撮影者が、サブ画像として撮影してほしい画像をリクエストすることが可能になる。
なお、デジタルカメラ100から送信する撮影指示として、領域設定枠470で設定された領域の画像データ、又はメッセージを選択的に送信する例としたが、その両方を送信できるようにしてもよい。
また、ステップS606において、撮影指示として、領域設定枠470で設定された領域の画像データを送信するとしたが、画像データそのものではなく、領域設定枠470で設定された領域の画像に関する情報を送信するようにしてもよい。例えば領域設定枠470で設定された領域の画像に対して画像認識処理を行い、そこに含まれている人物が予め登録されている人物と合致すれば、その人物名を外部機器に送信するようにしてもよい。
また、既述したように、デジタルカメラ100が複数の外部機器からサブ画像を受信する状態も可能であり、この状態では、メイン画像に重畳させて、複数のサブ画像がそれぞれワイプで表示される。この場合に、ユーザ操作によって選択された外部機器だけに撮影指示を送信するようにしてもよい。例えば領域設定枠470で切り出したい画像を決定した後、タッチパネル操作によって領域設定枠470を所望のワイプの位置まで移動させると、当該ワイプに対応する外部機器に撮影指示としての画像を送信するようにする。或いは、すべての外部機器に撮影指示を送信するようにしてもよい。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:デジタルカメラ、101:制御部、102:撮像部、111:接続部、112:画像合成部、200:スマートデバイス、201:制御部、202:撮像部、211:接続部

Claims (9)

  1. 外部機器で撮影された第2の画像を受信して、撮像部から出力された第1の画像に合成する通信装置であって、
    前記外部機器に、第2の画像の撮影に関する撮影指示を送信するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記撮影指示として、前記撮像部から出力された第1の画像の一部の領域の画像、又は前記領域の画像に関する情報を送信するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、第1の画像に第2の画像を合成した画像を表示部に表示するとともに、この合成した画像に重畳させて、前記領域を設定するための領域設定枠を表示し、ユーザ操作によって前記領域設定枠の位置及びサイズのうち少なくともいずれか一方を変更可能にしたことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記撮影指示として、第2の画像の撮影に関するメッセージを送信するよう制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、複数のメッセージを選択可能に提示し、ユーザ操作によって選択されたメッセージを送信することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 複数の前記外部機器から第2の画像を受信する状態にあるとき、前記制御手段は、ユーザ操作によって選択された前記外部機器に前記撮影指示を送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 複数の前記外部機器から第2の画像を受信する状態にあるとき、前記制御手段は、前記外部機器のすべてに前記撮影指示を送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 外部機器で撮影された第2の画像を受信して、撮像部から出力された第1の画像に合成する通信装置の制御方法であって、
    前記外部機器に、第2の画像の撮影に関する撮影指示を送信するステップを有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置の前記制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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