JP2019186076A - バッテリーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】充電状態になるまでの時間を短縮することができるバッテリーシステムを提供する。【解決手段】バッテリーシステム100は、電解液を循環させることによってイオンの酸化還元反応を進行させて電池10の充放電を行う。バッテリーシステム100は、正極側媒介部材13と、正極側エネルギー付与部材111と、負極側媒介部材15と、負極側エネルギー付与部材121とを有している。正極側媒介部材13は、放電時にイオンを吸収することによって電池10の正極における還元反応を媒介する。正極側エネルギー付与部材111は、正極側媒介部材13に対して酸化反応することでエネルギーを付与する。負極側媒介部材15は、放電時にイオンを放出することによって電池10の負極における酸化反応を媒介する。負極側エネルギー付与部材121は、負極側媒介部材15に対して還元反応することでエネルギーを付与する。【選択図】図3

Description

本発明は、フロー型の電池を充電状態にするバッテリーシステムに関する。
従来から、フロー型の電池が知られている。このような電池では、正極側電解液室に循環される正極側電解液に対して酸化剤を供給し、かつ、負極側電解液室に循環される負極側電解液に対して還元剤を供給する(例えば、特許文献1を参照)。このような電池は、活物質が含浸された電解液を交換することによって、充電状態にすることができる。
特開2017−117527号公報
特許文献1の技術では、正極側電解液室における酸化反応と、負極側電解液室における還元反応が、活物質を含浸させる電解液の濃度や容量に依存することから、充電状態になるまでに時間が掛かる虞がある。
本発明の目的は、充電状態になるまでの時間を短縮することができるバッテリーシステムを提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明のバッテリーシステムは、電池と、電解液を貯蔵するタンクと、電池とタンクとの間で電解液を循環させる配管と、を備え、電解液を循環させることによってイオンの酸化還元反応を進行させて電池の充放電を行う。本発明のバッテリーシステムは、正極側媒介部材と、正極側エネルギー付与部材と、負極側媒介部材と、負極側エネルギー付与部材と、を有している。正極側媒介部材は、放電時にイオンを吸収することによって電池の正極における還元反応を媒介する。正極側エネルギー付与部材は、正極側媒介部材に対して酸化反応することでエネルギーを付与する。負極側媒介部材は、放電時にイオンを放出することによって電池の負極における酸化反応を媒介する。負極側エネルギー付与部材は、負極側媒介部材に対して還元反応することでエネルギーを付与する。
本発明によれば、充電状態になるまでの時間を短縮することができるバッテリーシステムを実現することができる。
一実施形態のバッテリーシステムによって、車両に搭載されている複数の電池を充電状態にする構成を示す模式図。 図1のバッテリーシステムの具体的な構成であって、複数の電池を充電状態にする構成を示す模式図。 図2のバッテリーシステムによって、電池を充電状態にする構成を示す模式図。 他の実施形態のバッテリーシステムの具体的な構成であって、複数の電池を充電状態にする構成を示す模式図。 図4のバッテリーシステムによって、電池を充電状態にする構成を示す模式図。
「一実施形態」
「車両1の構成」
車両1には、図1に示すように、バッテリーシステム100が搭載されている。
バッテリーシステム100は、電池10と、電解液(正極側電解液17と、負極側電解液18)を貯蔵するタンク(正極側の反応槽112と、負極側の反応槽122)と、電池10とタンクとの間で電解液を循環させる配管(供給配管113及び循環配管114と、供給配管123及び循環配管124)と、を備えている。バッテリーシステム100は、電解液を循環させることによってイオンの酸化還元反応を進行させて電池10の充放電を行う。バッテリーシステム100は、例えばガソリンスタンドのような施設において、短時間で充電状態にされる。
車両1のうち、バッテリーシステム100に直接的に関係する構成(電池10及び駆動部20)について、図2及び図3を参照して説明する。
電池10は、図2に示すように、一例として、直列に複数接続して電池モジュール10Mを構成している。実際には、電池モジュール10Mは、駆動部20のモータ21の駆動電圧に応じて、複数の電池10を直列に接続して構成される。また、電池モジュール10Mは、航続距離に応じて、複数の電池10を並列に接続して構成される。換言すると、電池10は、必要とされる仕様に応じて、直列接続及び並列接続される個数が決定される。
電池10は、図2及び図3に示すように、筐体部11と、正極側集電体12と、正極側媒介部材13と、負極側集電体14と、負極側媒介部材15と、セパレータ16と、正極側電解液17と、負極側電解液18とを有している。
筐体部11は、電池10の筐体を構成している。筐体部11は、図2及び図3に示すように、正極側セル11aと、正極側供給配管11bと、正極側循環配管11cと、正極側供給継手11dと、正極側循環継手11eと、負極側セル11fと、負極側供給配管11gと、負極側循環配管11hと、負極側供給継手11iと、負極側循環継手11jとを有している。
正極側セル11aには、正極側集電体12が収容されている。また、正極側セル11aには、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17が充填されている。正極側セル11aは、セパレータ16を介して、負極側セル11fと区切られている。
正極側供給配管11bは、バッテリーシステム100から複数の電池10の正極側セル11aに対して、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17を供給する。正極側供給配管11bは、下流側が複数に分岐されている。正極側供給配管11bの下流側の複数の端部は、複数の電池10の正極側セル11aの上部に接続されている。なお、正極側供給配管11bは、簡略化されて構成されている。正極側供給配管11bは、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17を、各々の正極側セル11aに対して均等に供給するように構成されている。このため、正極側供給配管11bは、各々の正極側セル11aとの接続部分に流量を調整する弁を設けて構成してもよい。また、正極側供給配管11bは、1本を分岐させて構成することなく、複数本から構成してもよい。この場合、各々の正極側供給配管11bは、各々の正極側セル11aに対してそれぞれ直結する。
正極側循環配管11cは、複数の電池10の正極側セル11aからバッテリーシステム100に対して、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17を循環させる。正極側循環配管11cは、上流側が複数に分岐されている。正極側循環配管11cの上流側の複数の端部は、複数の電池10の正極側セル11aの下部に接続されている。なお、正極側循環配管11cは、簡略化されて構成されている。正極側循環配管11cは、正極側供給配管11bと同様に、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17を、各々の正極側セル11aからバッテリーシステム100に対して均等に循環させるように構成されている。
正極側供給継手11dは、バッテリーシステム100から正極側供給配管11bに対して、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17の供給を受けるための継手である。正極側供給継手11dは、正極側供給配管11bの上流側の端部に接続される。正極側供給継手11dは、いわゆるワンタッチ継手であり、バッテリーシステム100の供給配管113が接続されると開き、供給配管113が外されると閉じる。
正極側循環継手11eは、正極側循環配管11cからバッテリーシステム100に対して、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17を循環させるための継手である。正極側循環継手11eは、正極側循環配管11cの下流側の端部に接続される。正極側循環継手11eは、いわゆるワンタッチ継手であり、バッテリーシステム100の循環配管114が接続されると開き、循環配管114が外されると閉じる。
負極側セル11fには、負極側集電体14が収容されている。また、負極側セル11fには、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18が充填されている。負極側セル11fは、セパレータ16を介して、正極側セル11aと区切られている。
負極側供給配管11gは、バッテリーシステム100から複数の電池10の負極側セル11fに対して、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18を供給する。負極側供給配管11gは、下流側が複数に分岐されている。負極側供給配管11gの下流側の複数の端部は、複数の電池10の負極側セル11fの上部に接続されている。なお、負極側供給配管11gは、簡略化されて構成されている。負極側供給配管11gは、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18を、各々の負極側セル11fに対して均等に供給するように構成されている。このため、負極側供給配管11gは、各々の負極側セル11fとの接続部分に流量を調整する弁を設けて構成してもよい。また、負極側供給配管11gは、1本を分岐させて構成することなく、複数本から構成してもよい。この場合、各々の負極側供給配管11gは、各々の負極側セル11fに対してそれぞれ直結する。
負極側循環配管11hは、複数の電池10の負極側セル11fからからバッテリーシステム100に対して、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18を循環させる。負極側循環配管11hは、上流側が複数に分岐されている。負極側循環配管11hの上流側の複数の端部は、複数の電池10の負極側セル11fの下部に接続されている。なお、負極側循環配管11hは、簡略化されて構成されている。負極側循環配管11hは、負極側供給配管11gと同様に、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18を、各々の負極側セル11fからバッテリーシステム100に対して均等に循環させるように構成されている。
負極側供給継手11iは、バッテリーシステム100から負極側供給配管11gに対して、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18の供給を受けるための継手である。負極側供給継手11iは、負極側供給配管11gの上流側の端部に接続される。負極側供給継手11iは、いわゆるワンタッチ継手であり、バッテリーシステム100の供給配管123が接続されると開き、供給配管123が外されると閉じる。
負極側循環継手11jは、負極側循環配管11hからバッテリーシステム100に対して、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18を循環させるための継手である。負極側循環継手11jは、負極側循環配管11hの下流側の端部に接続される。負極側循環継手11jは、いわゆるワンタッチ継手であり、バッテリーシステム100の循環配管124が接続されると開き、循環配管124が外されると閉じる。
正極側集電体12は、正極側媒介部材13から集電する。正極側集電体12は、図2及び図3に示すように、正極側セル11aに収容されている。正極側集電体12は、例えば、アルミニウムからなり、板状に形成されている。
正極側媒介部材13は、放電時にリチウムイオンを吸収することによって電池10の正極における還元反応を媒介する。具体的には、正極側媒介部材13は、電池10の放電時の還元反応に伴い、負極側媒介部材15から放出されたリチウムイオンを吸収し、リチウム原子の状態で貯蔵する。
また、正極側媒介部材13は、充電時にリチウムイオンを放出することによって正極における酸化反応を媒介する。具体的には、正極側媒介部材13は、電池10の充電時の酸化反応に伴い、貯蔵しているリチウム原子(リチウム分子やリチウム化合物を含む)をリチウムイオンの状態で放出する。
このような正極側媒介部材13は、正極側活物質に相当する。正極側媒介部材13は、図2及び図3に示すように、正極側電解液17に含浸されている。正極側媒介部材13は、正極側電解液17に濃密に含まれ、正極側集電体12と十分に接触することができる。
正極側媒介部材13は、例えば、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、マンガン酸リチウムなどの層構造の結晶、キノン系、2,5−ジテトラブチル−1,4−ビス(2−メトキシエトキシ)ベンゼン(DBBB)、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキルなどの有機化合物、ヨウ素、臭素などのハロゲン化合物などからなる。換言すると、正極側媒介部材13は、リチウム原子を貯蔵可能な物質から構成されている。
負極側集電体14は、負極側媒介部材15から集電する。負極側集電体14は、図2及び図3に示すように、負極側セル11fに収容されている。負極側集電体14は、例えば、銅からなり、板状に形成されている。
負極側媒介部材15は、放電時にイオンを放出することによって電池10の負極における酸化反応を媒介する。具体的には、負極側媒介部材15は、電池10の放電時の酸化反応に伴い、貯蔵しているリチウム原子をリチウムイオンの状態で放出する。
また、負極側媒介部材15は、充電時にリチウムイオンを吸収することによって負極における還元反応を媒介する。具体的には、負極側媒介部材15は、電池10の充電時の還元反応に伴い、正極側媒介部材13から放出されたリチウムイオンを吸収し、リチウム原子(リチウム分子やリチウム化合物を含む)の状態で貯蔵する。
このような負極側媒介部材15は、負極側活物質に相当する。負極側媒介部材15は、図2及び図3に示すように、負極側電解液18に含浸されている。負極側媒介部材15は、負極側電解液18に濃密に含まれ、負極側集電体14と十分に接触することができる。
負極側媒介部材15は、例えば、コバルトセン、トリス−(2,2’−ビピリジン)鉄、チタン酸リチウム、黒鉛などからなる。換言すると、負極側媒介部材15は、リチウム原子を貯蔵可能な物質から構成されている。
セパレータ16は、図2及び図3に示すように、正極側電解液17に含浸された正極側媒介部材13と、負極側電解液18に含浸された負極側媒介部材15とを隔離する。セパレータ16は、正極側電解液17と負極側電解液18との間でリチウムイオンを循環させる。換言すると、セパレータ16は、充電時において、正極側電解液17から負極側電解液18に向かってリチウムイオンを通過させる。また、セパレータ16は、放電時において、負極側電解液18から正極側電解液17に向かってリチウムイオンを通過させる。
セパレータ16は、正極側セル11aと負極側セル11fを区切っている。セパレータ16を介して、正極側集電体12と負極側集電体14が対向している。セパレータ16は、例えば、ポリオレフィン系の化合物のポリエチレンなど、リチウムイオン導電性ポリマーのPEO、ナフィオンなど、リチウムイオン導電性セラミックスのLLZ、LTAPなどからなり、十分な厚みを有する板状に形成されている。
正極側電解液17には、正極側媒介部材13が含浸され、かつ、リチウムイオンを移動させる。正極側電解液17は、図2及び図3に示すように、正極側セル11aに充填される。正極側電解液17は、例えば、リチウム塩からなる電解質と、電解質を溶解する有機系の溶媒とから構成されている。
負極側電解液18には、負極側媒介部材15が含浸され、かつ、リチウムイオンを移動させる。負極側電解液18は、図2及び図3に示すように、負極側セル11fに充填される。負極側電解液18は、正極側電解液17と同様に、リチウム塩からなる電解質と、電解質を溶解する有機系の溶媒とから構成されている。換言すると、負極側電解液18は、正極側電解液17と同一の材質からなるが、含浸させる活物質が異なる。
駆動部20は、電池10から電力の供給を受けて、車両1のタイヤを駆動させて走行させる。
駆動部20は、図2及び図3に示すように、モータ21と、連結配線22と、正極側配線23と、負極側配線24とを有している。
モータ21は、車両1のタイヤを回転させる。モータ21は、複数の電池10によって構成される電池モジュール10Mから電力の供給を受ける。連結配線22は、複数の電池10を電気的に接続する。連結配線22は、一例として、複数の電池10を直列接続するために、隣り合う一の電池10の正極側集電体12と、他の電池10の負極側集電体14とを電気的に接続する。正極側配線23は、直列接続された複数の電池10の正極側の終端と、モータ21の正極側端子とを電気的に接続する。負極側配線24は、直列接続された複数の電池10の負極側の終端と、モータ21の負極側端子とを電気的に接続する。
「バッテリーシステム100の構成」
電池10を短時間で充電状態にするバッテリーシステム100の構成について、図1〜図3を参照して説明する。
バッテリーシステム100は、図1〜図3に示すように、正極側酸化反応部110と、負極側還元反応部120とを有している。
正極側酸化反応部110は、正極側媒介部材13の酸化反応を行う。
正極側酸化反応部110は、図2及び図3に示すように、正極側エネルギー付与部材111と、反応槽112と、供給配管113と、循環配管114と、ポンプ115と、供給弁116と、循環弁117とを有している。
正極側エネルギー付与部材111は、正極側媒介部材13に対して酸化反応することでエネルギーを付与する。これにより、正極側媒介部材13は、正極側集電体12と負極側集電体14との間に電位差を発生させる。電池10は、エネルギーが付与されることによって、充電状態となり、モータ21を回転させて車両1を走行させることが可能になる。
このような正極側エネルギー付与部材111は、フロー型の電池10の充電に寄与する高エネルギーを備えた構成からなる。ここで、正極側エネルギー付与部材111は、正極側媒介部材13に対して化学的にエネルギーを付与することによって、正極側媒介部材13に対して電気的にエネルギーを付与する場合と比較して、非常に短時間で充電を行うことができる。換言すると、正極側エネルギー付与部材111は、負極側エネルギー付与部材121と共に、電池10を急速充電することができる。
正極側エネルギー付与部材111は、図2に示すように、例えば、上下に複数重ねられ、網状に形成された不活性の部材に固着されて構成されている。図2及び図3に示すように、還元反応した状態の正極側媒介部材13bには、正極側エネルギー付与部材111から酸化エネルギーが供給され、酸化反応した状態の正極側媒介部材13aに化学的に変化する。
また、正極側エネルギー付与部材111は、使用部材によっては、外部電源からの充電によって、酸化された正極側媒介部材13を介して酸化され、エネルギーを得て再使用可能ともなる。
反応槽112には、正極側エネルギー付与部材111が収容されている。反応槽112は、正極側エネルギー付与部材111を交換するための図示せぬゲート部を有している。また、反応槽112とともに、正極側エネルギー付与部材111を交換してもよい。反応槽112は、複数の電池10の正極側セル11aとの間において、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17を循環させる。
供給配管113は、上流側の端部が反応槽112に接続され、下流側の端部が供給弁116に接続されている。供給配管113は、反応槽112から複数の電池10の正極側セル11aに対して、酸化反応した状態の正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17などを供給する。
循環配管114は、上流側の端部が循環弁117に接続され、下流側の端部が反応槽112に接続されている。循環配管114は、複数の電池10の正極側セル11aから反応槽112に対して、還元反応した状態の正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17などを循環させる。
ポンプ115は、供給配管113に接続されている。ポンプ115は、反応槽112と複数の電池10の正極側セル11aとの間において、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17などを循環させる。
供給弁116は、供給配管113の下流側に設けられている。供給弁116は、例えば電磁弁からなる。供給弁116は、供給配管113を開閉する。供給弁116は、反応槽112から複数の電池10の正極側セル11aに対する、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17の供給を制御する。
循環弁117は、循環配管114の上流側に設けられている。循環弁117は、例えば電磁弁からなる。循環弁117は、循環配管114を開閉する。循環弁117は、複数の電池10の正極側セル11aから反応槽112に対する、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17の循環を制御する。
負極側還元反応部120は、負極側媒介部材15の還元反応を行う。
負極側還元反応部120は、図2及び図3に示すように、負極側エネルギー付与部材121と、反応槽122と、供給配管123と、循環配管124と、ポンプ125と、供給弁126と、循環弁127とを有している。
負極側エネルギー付与部材121は、負極側媒介部材15に対して還元反応することでエネルギーを付与する。これにより、負極側媒介部材15は、正極側集電体12と負極側集電体14との間に電位差を発生させる。
このような負極側エネルギー付与部材121は、フロー型の電池10の充電に寄与する高エネルギーを備えた構成からなる。ここで、負極側エネルギー付与部材121は、負極側媒介部材15に対して化学的にエネルギーを付与することによって、負極側媒介部材15に対して電気的にエネルギーを付与する場合と比較して、非常に短時間で充電を行うことができる。換言すると、負極側エネルギー付与部材121は、正極側エネルギー付与部材111と共に、電池10を急速充電することができる。
負極側エネルギー付与部材121は、図2に示すように、例えば、上下に複数重ねられ、網状に形成された不活性の部材に固着されて構成されている。図2及び図3に示すように、酸化反応した状態の負極側媒介部材15bには、負極側エネルギー付与部材121から還元エネルギーが供給され、還元反応した状態の負極側媒介部材15aに化学的に変化する。
また、負極側エネルギー付与部材121は、使用部材によっては、外部電源からの充電により、より還元された負極側媒介部材15を介して酸化され、エネルギーを得て再使用可能ともなる。
反応槽122には、負極側エネルギー付与部材121が収容されている。反応槽122は、負極側エネルギー付与部材121を交換するための図示せぬゲート部を有している。また、反応槽122とともに、負極側エネルギー付与部材121を交換してもよい。反応槽122は、複数の電池10の負極側セル11fとの間において、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18を循環させる。
供給配管123は、上流側の端部が反応槽122に接続され、下流側の端部が供給弁126に接続されている。供給配管123は、反応槽122から複数の電池10の負極側セル11fに対して、還元反応した状態の負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18などを供給する。
循環配管124は、上流側の端部が循環弁127に接続され、下流側の端部が反応槽122に接続されている。循環配管124は、複数の電池10の負極側セル11fから反応槽122に対して、酸化反応した状態の負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18などを循環させる。
ポンプ125は、供給配管123に接続されている。ポンプ125は、反応槽122と複数の電池10の負極側セル11fとの間において、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18などを循環させる。
供給弁126は、供給配管123の下流側に設けられている。供給弁126は、例えば電磁弁からなる。供給弁126は、供給配管123を開閉する。供給弁126は、反応槽122から複数の電池10の負極側セル11fに対する、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18の供給を制御する。
循環弁127は、循環配管124の上流側に設けられている。循環弁127は、例えば電磁弁からなる。循環弁127は、循環配管124を開閉する。循環弁127は、複数の電池10の負極側セル11fから反応槽122に対する、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18の循環を制御する。
「バッテリーシステム100の効果」
電池10を短時間で充電状態にするバッテリーシステム100の効果について説明する。
本実施形態によれば、バッテリーシステム100は、正極側媒介部材13と、正極側エネルギー付与部材111と、負極側媒介部材15と、負極側エネルギー付与部材121とを有している。正極側媒介部材13は、放電時にイオンを吸収することによって電池10の正極における還元反応を媒介する。正極側エネルギー付与部材111は、正極側媒介部材13に対して酸化反応することでエネルギーを付与する。負極側媒介部材15は、放電時にイオンを放出することによって電池10の負極における酸化反応を媒介する。負極側エネルギー付与部材121は、負極側媒介部材15に対して還元反応することでエネルギーを付与する。
これにより、バッテリーシステム100は、正極側のエネルギー源を正極側エネルギー付与部材111に集約することができる。また、バッテリーシステム100は、負極側のエネルギー源を負極側エネルギー付与部材121に集約することができる。換言すると、正極側エネルギー付与部材111が交換できることで、充電を早く完了することができる。この結果、バッテリーシステム100は、充電状態になるまでの時間を短縮することができる。
また、本実施形態によれば、電池10に対して電気的な充電を必要としない。これにより、本実施形態によれば、特に急速充電のために電池10に大電流を流す場合に懸念される、電気部材の過熱による充電効率の低下の問題が発生しない。同様に、本実施形態によれば、電気部材の耐熱性に関する仕様(例えば、溶解を防ぐために必要な電線の最少太さ)の問題が発生しない。
本実施形態によれば、正極側エネルギー付与部材111は、正極側媒介部材13を含有する正極側電解液17に浸され、負極側エネルギー付与部材121は、負極側媒介部材15を含有する負極側電解液18に浸される。これにより、正極側エネルギー付与部材111は、正極側電解液17に浸されている状態で、正極側媒介部材13における酸化反応を媒介する。また、本実施形態によれば、負極側エネルギー付与部材121は、負極側電解液18に浸されている状態で、負極側媒介部材15における還元反応を媒介する。このように、バッテリーシステム100は、簡便な構成によって具現化することができる。
本実施形態によれば、正極側エネルギー付与部材111は、正極側電解液17に交換可能に浸され、負極側エネルギー付与部材121は、負極側電解液18に交換可能に浸される。この結果、バッテリーシステム100は、エネルギーレベルが低下した正極側エネルギー付与部材111及び負極側エネルギー付与部材121を交換して、直ちに使用可能な状態にすることができる。バッテリーシステム100は、エネルギーレベルが低下した正極側エネルギー付与部材111及び負極側エネルギー付与部材121を、再充電可能な状態にして、繰り返し使用することができる。
本実施形態によれば、バッテリーシステム100は、車両1に適用することが好ましい。バッテリーシステム100は、例えばガソリンスタンドのような施設において、正極側エネルギー付与部材111及び負極側エネルギー付与部材121を交換、もしくは、外部からエネルギーを供給できるように構成することによって、遅延させることなく(渋滞させることなく)、短時間で対応(電池10を充電状態にする)することができる。また、バッテリーシステム100は、航続距離の伸長に対応した大容量の電池を搭載した車両1に対しても、短時間で対応(電池10を充電状態にする)することができる。
「他の実施形態」
「バッテリーシステム200の構成」
電池10を短時間で充電状態にするバッテリーシステム200の構成について、図4及び図5を参照して説明する。
バッテリーシステム200の構成は、前述した一実施形態のバッテリーシステム100の構成と異なる点について説明する。
正極側酸化反応部210は、前述した正極側酸化反応部110に対して、正極側充電部材211と反応槽212の構成が異なる。更に、正極側酸化反応部210は、前述した正極側酸化反応部110には存在しない、第1フィルタ218と第2フィルタ219とを有している。
正極側充電部材211は、図4及び図5に示すように、正極側電解液17に浸された状態の正極側エネルギー付与部材111のエネルギーレベルを高める。正極側充電部材211は、正極側エネルギー付与部材111を酸化反応可能な部材からなる。本実施形態において、正極側エネルギー付与部材111は、固体によって構成しているが、液体から構成してもよい。また、正極側エネルギー付与部材111は、場合によっては、正極側媒介部材13(溶液を含む)を用いて充電可能である。
反応槽212は、図4及び図5に示すように、正極側充電部材211を導入させる導入管212aと、正極側充電部材211を導出させる導出管212bを有している。反応槽212は、複数の電池10の正極側セル11aとの間において、正極側媒介部材13が含浸された正極側電解液17を循環させる。導入管212aを介して、図示せぬ酸化反応用タンクから反応槽212に対して、正極側充電部材211が導入される。導入管212aは、供給配管113と隣り合うように、反応槽212の上部に接続されている。導出管212bを介して、反応槽212から酸化反応用タンクに対して、正極側充電部材211が導出される。導出管212bは、循環配管114と隣り合うように、反応槽212の下部に接続されている。正極側充電部材211は、導入管212aと導出管212bによって、酸化反応用タンクと反応槽212との間を循環される。
第1フィルタ218は、図4及び図5に示すように、反応槽212の内部において、供給配管113の開口を被覆するように設けられている。第1フィルタ218は、充電中に、反応槽212から供給配管113に対して、正極側充電部材211が流出することを防止する。
第2フィルタ219は、図4及び図5に示すように、反応槽212の内部において、循環配管114の開口を被覆するように設けられている。第2フィルタ219は、第1フィルタ218と同様の仕様からなる。第2フィルタ219は、充電中に、反応槽212から循環配管114に対して、正極側充電部材211が流出することを防止する。
負極側還元反応部220は、前述した負極側還元反応部120に対して、負極側充電部材221と反応槽222の構成が異なる。更に、負極側還元反応部220は、前述した負極側還元反応部120には存在しない、第1フィルタ228と第2フィルタ229とを有している。
負極側充電部材221は、図4及び図5に示すように、負極側電解液18に浸された状態の負極側エネルギー付与部材121のエネルギーレベルを高める。負極側充電部材221は、負極側エネルギー付与部材121を還元反応可能な部材からなる。本実施形態において、負極側エネルギー付与部材121は、固体によって構成しているが、液体から構成してもよい。また、負極側エネルギー付与部材121は、場合によっては、負極側媒介部材15(溶液を含む)を用いて充電可能である。
反応槽222は、図4及び図5に示すように、負極側充電部材221を導入させる導入管222aと、負極側充電部材221を導出させる導出管222bを有している。反応槽222は、複数の電池10の負極側セル11fとの間において、負極側媒介部材15が含浸された負極側電解液18を循環させる。導入管222aを介して、図示せぬ還元反応用タンクから反応槽222に対して、負極側充電部材221が導入される。導入管222aは、例えば、供給配管123と隣り合うように、反応槽222の上部に接続されている。導出管222bを介して、反応槽222から還元反応用タンクに対して、負極側充電部材221が導出される。導出管222bは、例えば、循環配管124と隣り合うように、反応槽222の下部に接続されている。負極側充電部材221は、導入管222aと導出管222bによって、還元反応用タンクと反応槽222との間を循環される。
第1フィルタ228は、図4及び図5に示すように、反応槽222の内部において、供給配管123の開口を被覆するように設けられている。第1フィルタ228は、反応槽222から供給配管123に対して、負極側充電部材221が流出することを防止する。
第2フィルタ229は、図4及び図5に示すように、反応槽222の内部において、循環配管124の開口を被覆するように設けられている。第2フィルタ229は、第1フィルタ228と同様の仕様からなる。第2フィルタ229は、反応槽222から循環配管124に対して、負極側充電部材221が流出することを防止する。
「バッテリーシステム200の効果」
電池10を短時間で充電状態にするバッテリーシステム200の効果について説明する。
本実施形態によれば、正極側エネルギー付与部材111には、正極側電解液17に浸された状態でエネルギーレベルを高める正極側充電部材211が供給される。また、負極側エネルギー付与部材121には、負極側電解液18に浸された状態でエネルギーレベルを高める負極側充電部材221が供給される。これにより、正極側エネルギー付与部材111を酸化できる物質を、正極側エネルギー付与部材111に対して外部から供給することで、ガソリンを供給するような形態でエネルギーを供給することができる。また、負極側エネルギー付与部材121を還元できる物質を、負極側エネルギー付与部材121に対して外部から供給することによって、ガソリンを供給するような形態でエネルギーを供給することができる。また、正極側エネルギー付与部材111及び負極側エネルギー付与部材121を交換する必要がない。
「変形例」
バッテリーシステムは、リチウムイオン二次電池のような電池システムに適用することを想定している。これに代えて、バッテリーシステムは、例えば、ニッケル−カドミウム電池やニッケル−水素電池のような電池に適用してもよい。バッテリーシステムは、フロー型の一次電池及び二次電池にそれぞれ適用することができる。
バッテリーシステムは、車両1に搭載される電池システムに適用することを想定している。これに代えて、バッテリーシステムは、施設などに設置される電池システムに適用することもできる。
バッテリーシステムは、外部の電源を用いた充電や、車両1のエンジンによる発電を用いた充電と、併用してもよい。
バッテリーシステムは、電池10の個数や仕様などに応じて、正極側酸化反応部及び負極側還元反応部を、それぞれ複数設けてもよい。
1…車両、10…電池、10M…電池モジュール、11…筐体部、11a…正極側セル、11b…正極側供給配管、11c…正極側循環配管、11d…正極側供給継手、11e…正極側循環継手、11f…負極側セル、11g…負極側供給配管、11h…負極側循環配管、11i…負極側供給継手、11j…負極側循環継手、12…正極側集電体、13…正極側媒介部材(正極側活物質)、13a…(酸化反応した状態の)正極側媒介部材、13b…(還元反応した状態の)正極側媒介部材、14…負極側集電体、15…負極側媒介部材(負極側活物質)、15a…(還元反応した状態の)負極側媒介部材、15b…(酸化反応した状態の)負極側媒介部材、16…セパレータ、17…正極側電解液、18…負極側電解液、20…駆動部、21…モータ、22…連結配線、23…正極側配線、24…負極側配線、100…バッテリーシステム、110…正極側酸化反応部、111…正極側エネルギー付与部材、112…反応槽(タンク)、113…供給配管、114…循環配管、115…ポンプ、116…供給弁、117…循環弁、120…負極側還元反応部、121…負極側エネルギー付与部材、122…反応槽(タンク)、123…供給配管、124…循環配管、125…ポンプ、126…供給弁、127…循環弁、200…バッテリーシステム、210…正極側酸化反応部、211…正極側充電部材、212…反応槽(タンク)、212a…導入管、212b…導出管、218…第1フィルタ、219…第2フィルタ、220…負極側還元反応部、221…負極側充電部材、222…反応槽(タンク)、222a…導入管、222b…導出管、228…第1フィルタ、229…第2フィルタ。

Claims (5)

  1. 電池と、電解液を貯蔵するタンクと、前記電池と前記タンクとの間で前記電解液を循環させる配管と、を備え、前記電解液を循環させることによってイオンの酸化還元反応を進行させて前記電池の充放電を行うバッテリーシステムであって、
    放電時に前記イオンを吸収することによって前記電池の正極における還元反応を媒介する正極側媒介部材と、
    前記正極側媒介部材に対して酸化反応することでエネルギーを付与する正極側エネルギー付与部材と、
    放電時に前記イオンを放出することによって前記電池の負極における酸化反応を媒介する負極側媒介部材と、
    前記負極側媒介部材に対して還元反応することでエネルギーを付与する負極側エネルギー付与部材と、を有するバッテリーシステム。
  2. 前記正極側エネルギー付与部材は、前記正極側媒介部材を含有する正極側電解液に浸され、
    前記負極側エネルギー付与部材は、前記負極側媒介部材を含有する負極側電解液に浸される、請求項1に記載のバッテリーシステム。
  3. 前記正極側エネルギー付与部材は、前記正極側電解液に交換可能に浸され、
    前記負極側エネルギー付与部材は、前記負極側電解液に交換可能に浸される、請求項2に記載のバッテリーシステム。
  4. 前記正極側エネルギー付与部材には、前記正極側電解液に浸された状態でエネルギーレベルを高める正極側充電部材が供給され、
    前記負極側エネルギー付与部材には、前記負極側電解液に浸された状態でエネルギーレベルを高める負極側充電部材が供給される、請求項2に記載のバッテリーシステム。
  5. 車両に搭載される請求項1に記載のバッテリーシステム。
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