JP2019181609A - バリ取り装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、内径が比較的小さい孔に形成されているバリを手作業で取る場合、複数の加工具を使用する場合もあるため時間がかかるだけでなく、バリ以外の部位に傷を付けるおそれがあり、品質が低下する。
回転力発生部は、回転力を発生する。
第1回転体は、回転力発生部が発生する回転力によって回転可能である。
切削加工具台座は、孔に挿通可能であってワークを切削可能な切削加工具(31)を有する。切削加工具台座は、第1回転体の回転力によって回転可能であって第1回転体の回転軸に沿って移動可能である。
凹部および凸部は、第1回転体に設けられ、切削加工具台座を保持可能である。
第2回転体は、第1回転体と同じ回転軸において回転可能に設けられている。第2回転体は、回転力発生部が発生する回転力とは独立して第1回転体とともに回転可能である。
本発明のバリ取り装置では、第2回転体が第2回転体自身の慣性力によって回転力発生部が発生する回転力の回転方向とは反対の方向に回転するとき、凹部で切削加工具台座を保持する状態から凸部で切削加工具台座を保持する状態となるよう第1回転体と切削加工具台座との位置関係が変更することによって切削加工具が孔に挿通される。
図1は、加工対象となるワークの斜視図である。図2は、図1のII−II線断面図である。ワーク1は、例えば、ディーゼルエンジンのインジェクションの部品である。ワーク1は、扁平な円柱部2、および、円柱部2と中心軸aを共通にする円柱の棒状部3を有する。
回転力発生部15は、回転力を発生する。
第1回転体20は、回転力発生部15が発生する回転力によって回転可能である。
切削加工具台座30は、孔6に挿通可能であってワーク1を切削可能な切削加工具31を有する。切削加工具台座30は、第1回転体20の回転力により回転可能、かつ、第1回転体20の回転軸に沿って移動可能である。
凹部21および凸部22は、第1回転体20に設けられ、切削加工具台座30を保持可能である。
第2回転体40は、回転力発生部15が発生する回転力によって、第1回転体20と同じ回転軸において回転可能に設けられている。第2回転体40は、回転力発生部15が発生する回転力とは独立して第1回転体20とともに回転可能である。
最初に、第1回転体20を正転させる(S1)ことによって、切削加工具台座30の4つの突起部33を4つの凹部21にそれぞれ保持される。
バリ取り装置10の第1回転体20を逆転させる(S3)と、突起部33が凹部21からなだらかな傾斜面23を経由して凸部22に移動し、凹部21で突起部33を保持する状態から凸部22で突起部33を保持する状態となる。これは、第2回転体40およびウェイト41の慣性力によって第2回転体40が第1回転体20とは独立して回転し、突起部33に対して凹部21および凸部22が動くためである。凸部22で突起部33を支持するようになると、切削加工具台座30がワーク1側に移動する。切削加工具台座30がワーク1側に移動すると、図9に示すように、切削加工具31が孔6に挿通される。
第二実施形態によるバリ取り装置は、第一実施形態のバリ取り装置10と比べて、第2回転体40の形状、ボルト90の形状、および第2回転体40の回転を促進する第2ベアリングの存在の点で異なる。図10は、第二実施形態による第1回転体20を正転させた状態のバリ取り装置11の断面図である。図11は、第二実施形態による第1回転体20を逆転させた状態のバリ取り装置の断面図である。
上述の実施形態では、回転力発生部には、電動モータを用いているとした。しかしながら、「回転力発生部」は、これに限定されない。また、回転力を発生するのであれば手回しであってもよい。
10,11・・・バリ取り装置
20・・・第1回転体
21・・・凹部
22・・・凸部
30・・・切削加工具台座
31・・・切削加工具
40・・・第2回転体
41・・・ウェイト(重量物)
Claims (4)
- 加工対象となるワーク(1)が有する孔(6)の縁部(8)に当該孔の径内方向に突出するよう形成されているバリ(9a,9b)を取ることが可能なバリ取り装置であって、
回転力を発生する回転力発生部(15)と、
前記回転力発生部が発生する回転力によって回転可能な第1回転体(20)と、
前記孔に挿通可能であって前記バリを切削可能な切削加工具(31)を有し、前記第1回転体の回転力によって回転可能であって前記第1回転体の回転軸(c)に沿って移動可能な切削加工具台座(30)と、
前記第1回転体に設けられ、前記切削加工具台座を保持可能な凹部(21)および凸部(22)と、
前記第1回転体と同じ回転軸において回転可能に設けられ、前記回転力発生部が発生する回転力とは独立して前記第1回転体とともに回転可能な第2回転体(40)と、
を備え、
前記第2回転体が前記第2回転体自身の慣性力によって前記回転力発生部が発生する回転力の回転方向とは反対の方向に回転するとき、前記凹部で前記切削加工具台座を保持する状態から前記凸部で前記切削加工具台座を保持する状態となるよう前記第1回転体と前記切削加工具台座との位置関係が変更することによって前記切削加工具が前記孔に挿通されるバリ取り装置。 - 前記第2回転体は、重量物(41)を有する請求項1に記載のバリ取り装置。
- 前記第2回転体を前記第1回転体に対して回転可能に支持する回転支持部材(46)をさらに備える請求項1または2に記載のバリ取り装置。
- 前記凹部と前記凸部との組み合わせを三つ以上有する請求項1〜3のいずれか一項に記載のバリ取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018073741A JP6996398B2 (ja) | 2018-04-06 | 2018-04-06 | バリ取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018073741A JP6996398B2 (ja) | 2018-04-06 | 2018-04-06 | バリ取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019181609A true JP2019181609A (ja) | 2019-10-24 |
JP6996398B2 JP6996398B2 (ja) | 2022-01-17 |
Family
ID=68338044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018073741A Active JP6996398B2 (ja) | 2018-04-06 | 2018-04-06 | バリ取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6996398B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111331199A (zh) * | 2020-03-24 | 2020-06-26 | 杭州藏储科技有限公司 | 一种精密铸件生产用板件切割除毛刺切割机 |
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US3760676A (en) * | 1972-05-05 | 1973-09-25 | Amada Ltd Us | Unitized ram drive for a punch press |
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-
2018
- 2018-04-06 JP JP2018073741A patent/JP6996398B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP6996398B2 (ja) | 2022-01-17 |
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