JP2019181116A - 足指トレーニングサポートバンド - Google Patents
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Abstract
【課題】足の障害で変形してしまった足に対して、障害を予防・改善するための足指トレーニングサポートバンドを提供する。【解決手段】足の第1中足趾節関節部及び第5中足趾節関節部の全体を覆い足底及び足甲の周囲を巻いて足指の付根関節部回りをバンド1で締めることによって足の横アーチをつくり足指を動かし背側骨間筋のトレーニングを行えるようにした。該バンドは、適度な硬さと伸縮性を有する帯状であるため血行障害や痛みを起こさず、しかも、足指に掛かることが無いため足指が自由自在と動かせ、体重がかかっても横アーチが維持され正しく足指がトレーニングできるようにした。また、該バンド1は、薄手で肌に対して滑りにくく肌触りが良く通気性のある材質を使用しているため、すべての履物で違和感なく、着脱や調節が簡単にできるため長期間継続して使用でき、構造が簡単でコストを抑えることができるようにする。【選択図】図4
Description
本発明は、障害を受けて変形してしまった足、または、その症状の傾向が出始めている足に対して、バンドを締めて足指を使うトレーニングをすることによって足の障害を予防・改善するための足指トレーニングサポートバンドに関するものである。
従来、外反母趾、内反小趾などによって既に変形してしまった足を改善するため、テーピングやインソール(靴の中敷き)などで対応してきた。
テーピングは、テープの締め付ける力及び引っ張る力という外力によって強制的に指を広げ、横アーチをつくることを目的としている。そのため、足指を強制的に真っ直ぐに固定してしまう。また、肌の弱い人にとってはテープにより皮膚を傷めやすく発赤したりかぶれなどが起こりやすい。そのうえ、テーピングを貼ること自体が難しく熟練を必要としたり、一度貼ってしまったテーピングの締め具合を調節するのが難しく手間がかかるなどの問題点があった。
インソールは、他の靴に履き替えるときに入れ替える手間があったり、女性用の幅が狭くきつい靴には合わない等すべての履物に合わせることができないといったことがあった。また、インソールを入れた靴を履いている時だけは作用するが、靴を脱いでしまうと元に戻ってしまったり、効果の範囲が限定されてしまったりするなどして、足の障害に対して根本的な改善は見られないという問題点がみられた。
テーピングは、テープの締め付ける力及び引っ張る力という外力によって強制的に指を広げ、横アーチをつくることを目的としている。そのため、足指を強制的に真っ直ぐに固定してしまう。また、肌の弱い人にとってはテープにより皮膚を傷めやすく発赤したりかぶれなどが起こりやすい。そのうえ、テーピングを貼ること自体が難しく熟練を必要としたり、一度貼ってしまったテーピングの締め具合を調節するのが難しく手間がかかるなどの問題点があった。
インソールは、他の靴に履き替えるときに入れ替える手間があったり、女性用の幅が狭くきつい靴には合わない等すべての履物に合わせることができないといったことがあった。また、インソールを入れた靴を履いている時だけは作用するが、靴を脱いでしまうと元に戻ってしまったり、効果の範囲が限定されてしまったりするなどして、足の障害に対して根本的な改善は見られないという問題点がみられた。
これらの問題を解消するため、その後、様々な装具が開発されている。
例えば、中足骨及び中足関節全体を覆い、足指間にパットなどを入れて締め付け力と逆向きの矯正力で足指を広げることによって変形した指を矯正していくサポーター(特許文献1、2)などが記載されている。
しかしながら、足指間にパットが入るため足指が動かし難く、パットを入れて広げることによって母趾及び小趾が不自然な外力で拡開する可能性があり、開帳足を誘発しやすいという問題があった。また、足指が開いた状態が維持されるため装着したときの感触が良くなく、足指間が広がっているため様々な靴に合わせ難いという問題があった。
例えば、中足骨及び中足関節全体を覆い、足指間にパットなどを入れて締め付け力と逆向きの矯正力で足指を広げることによって変形した指を矯正していくサポーター(特許文献1、2)などが記載されている。
しかしながら、足指間にパットが入るため足指が動かし難く、パットを入れて広げることによって母趾及び小趾が不自然な外力で拡開する可能性があり、開帳足を誘発しやすいという問題があった。また、足指が開いた状態が維持されるため装着したときの感触が良くなく、足指間が広がっているため様々な靴に合わせ難いという問題があった。
一方、下記の特許文献3には、中足指関節部全体を覆った関節装着部と、母趾の周囲に装着された筒状の母趾装着部と、第2指側と関節装着部の第1趾側を斜めにつないで装着したベルトによって引張力を作用させ母趾に対して内反方向へ向く外力が加えられ、同時に母趾と第1中足骨にひねりを矯正する外力を加えることによって矯正するサポーターが記載されている。
これは、母趾に対して内反方向へ向く外力が加えられ、同時に母趾と第1中足骨にひねりを矯正する外力が加えられているものであるが、母趾装着部が筒状になり第1中足指関節部全体を覆いひねりを矯正した外力が加えられているため母趾が動かし難くなる。また、母趾の矯正だけに着目しているため外反母趾に併発する開帳足となる横アーチの改善には効果を示さない。
これは、母趾に対して内反方向へ向く外力が加えられ、同時に母趾と第1中足骨にひねりを矯正する外力が加えられているものであるが、母趾装着部が筒状になり第1中足指関節部全体を覆いひねりを矯正した外力が加えられているため母趾が動かし難くなる。また、母趾の矯正だけに着目しているため外反母趾に併発する開帳足となる横アーチの改善には効果を示さない。
また、下記の特許文献4には、母趾サック及び母趾サックに一端が固定された3本の牽引帯によってないそく側に面ファスナーを取り付け、牽引帯で母趾サックを水平に後方と斜め上下方向に牽引するようにした矯正具が記載されている。
母趾サックを牽引帯によって牽引するようにしているため母趾が動かし難くなる。また、つま先から踵方向へ牽引するため母趾を縮める力が働きやすく母趾関節部に外圧が加わるため母趾関節部を痛める可能性が高い。
母趾サックを牽引帯によって牽引するようにしているため母趾が動かし難くなる。また、つま先から踵方向へ牽引するため母趾を縮める力が働きやすく母趾関節部に外圧が加わるため母趾関節部を痛める可能性が高い。
上記の特許文献1ないし特許文献4に記されているものはすべて矯正である。ここで「矯正」とは、正しくない状態に対して力を加えて正しい状態にすることである。
変形しているものを矯正によって改善しようとする装具では、足指を正しい位置に戻すために、足指間に様々な物を挿入したり、変形した指を取り巻き状に矯正固定したりする。これらの場合、足指に対して様々な方向から外力が加わるため、正しい位置に戻したとしても、矯正の力が加わっているときは正しい状態であっても、それが無くなってしまうと元に戻ってしまうという可能性が高い。そのため矯正では根本的な改善は望めない。そればかりか、足指を動かないように、もしくは、動かし難いように固定してしまっていること自体に問題がある。
変形しているものを矯正によって改善しようとする装具では、足指を正しい位置に戻すために、足指間に様々な物を挿入したり、変形した指を取り巻き状に矯正固定したりする。これらの場合、足指に対して様々な方向から外力が加わるため、正しい位置に戻したとしても、矯正の力が加わっているときは正しい状態であっても、それが無くなってしまうと元に戻ってしまうという可能性が高い。そのため矯正では根本的な改善は望めない。そればかりか、足指を動かないように、もしくは、動かし難いように固定してしまっていること自体に問題がある。
代表的な足の変形障害には外反母趾、内反小趾などはよく知られており、特に女性に数多く罹患しているケースが見受けられる。それに伴って開張足、指上げ足(浮き指)、巻き爪、また、足の様々な場所にウオノメやタコなどが併発していることがわかってきている。これらの疾患・症状は、すべて関連し合っていることが多い。
これらの足の変形障害を抱えた人に共通して見られる特徴は、足の指を使わないことである。足指が上がり使えない状態である指上げ足(浮き指)になっている。その結果、足指を動かす筋肉が低下するため、それに伴って5本の中足骨の骨と骨をつなぐ靱帯(横中足靱帯)が緩んで指間が広がっていき、足の横アーチが低下してくる開張足になる。開張足になると足の横幅が広がるため、母趾と小趾の付根部が靴に当たるようになる。当たればその部分が赤く腫れ、腫れると更に靴への当たりが増すようになり症状が悪化へと進行していく。それが長期間繰り返されることによって外反母趾、内反小趾が発症し進行していってしまう。
上記の発症メカニズムから足の変形障害の根本原因は、足指を使わないことによる足の横アーチの低下にある。横アーチの低下の原因は、▲1▼足指を動かす横アーチ筋(背側骨間筋)の筋力低下、それに伴って、▲2▼横中足靱帯が緩んでしまうことにある。
足の変形障害を改善するためには、上記の原因である2点についてアプローチしていかなければならない。
緩んでしまった靱帯は鍛えても元に戻すことはできないため改善を望むことは難しいが、筋肉はトレーニングすることによって筋力強化することができる。
そこで、改善のための最善のアプローチ方法は、足指を正しく使うトレーニングをすることにある。足の指を使う背側骨間筋肉が横アーチを引き上げる働きがあるからである。背側骨間筋力がトレーニングによって増強できれば、横アーチを引き上げられ足の障害を予防・改善することができるのである。
足の変形障害を改善するためには、上記の原因である2点についてアプローチしていかなければならない。
緩んでしまった靱帯は鍛えても元に戻すことはできないため改善を望むことは難しいが、筋肉はトレーニングすることによって筋力強化することができる。
そこで、改善のための最善のアプローチ方法は、足指を正しく使うトレーニングをすることにある。足の指を使う背側骨間筋肉が横アーチを引き上げる働きがあるからである。背側骨間筋力がトレーニングによって増強できれば、横アーチを引き上げられ足の障害を予防・改善することができるのである。
背側骨間筋をトレーニングするためには、まず、足指を正しい位置に戻さなければならない。正しい位置でトレーニングを行うことは最も大切なことである。足指の位置が間違った状態のままでトレーニングを行うと間違った筋肉が鍛えられてしまうからである。例えるなら、曲がった足指の状態で足指を使うトレーニングをすると、曲がるように筋肉が動くため曲げようとする筋肉が鍛えられ曲がりが強く出始めることになり、症状を更に進行させ悪化させることになる。
そのため、トレーニングする前に低下した横アーチを取り戻し、正常な足指の位置に戻す必要がある。横アーチを戻しただけで足の指に力を入れやすくなるのである。そのため、特に立位姿勢などで足に体重がかかった状態においても、横アーチが維持されていなければ意味がないのである。
そのため、トレーニングする前に低下した横アーチを取り戻し、正常な足指の位置に戻す必要がある。横アーチを戻しただけで足の指に力を入れやすくなるのである。そのため、特に立位姿勢などで足に体重がかかった状態においても、横アーチが維持されていなければ意味がないのである。
足の障害は、長期間かけて少しずつ進行していく疾患であるため、改善していくためには長期間かけて行っていくことが安全で効果的である。
長期間継続して行えるようにするためには、使い易さと使い心地が大切である。しかし、従来の装具は矯正固定などを行っているため装着し難く、しかも手間がかかり装着に時間がかかったり、指間に物を挿入すると異物が入るため装着時に違和感を生じやすくなり使い心地が良いとは言えなくなってしまうため、長期間の継続装着が難しくなってしまう。
更に、従来の装具では構造が複雑になるため、製造コストが高くつくという問題があった。
長期間継続して行えるようにするためには、使い易さと使い心地が大切である。しかし、従来の装具は矯正固定などを行っているため装着し難く、しかも手間がかかり装着に時間がかかったり、指間に物を挿入すると異物が入るため装着時に違和感を生じやすくなり使い心地が良いとは言えなくなってしまうため、長期間の継続装着が難しくなってしまう。
更に、従来の装具では構造が複雑になるため、製造コストが高くつくという問題があった。
本発明は、前記の事情を鑑みてなされたもので、足の障害に対して、▲1▼矯正ではなく足指のトレーニングを行うこと、▲2▼長期間継続できるものであること、▲3▼構造を簡単にして安価に作製できるものであること、の課題を解決すべく足指トレーニングサポートバンドを提供することを目的とする。
第1中足趾節関節部(9)及び第5中足趾節関節部(10)の全体を覆い、足底(11)及び足甲(12)の周囲を巻いて足指(13)の付根関節部(14)回りを締める帯状のバンド(1)と、前記バンド(1)を重ねて固定する接続部(2)(3)を具備し、バンド(1)を締めることにより足指(13)のトレーニングができることを特徴とする足指トレーニングサポートバンド。
前記バンド(1)は、長手方向にのみ伸縮するニット生地で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の足指トレーニングサポートバンド。
前記接続部(2)(3)は、前記バンド(1)の一端に織製ファスナーのオス部(2)及び他端の裏面にメス部(3)を接着もしくは縫い付けて固定したことにより足指(13)の付根関節部(14)の締め付け具合を自由に調節でき、着脱が簡単で気軽に装着できることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の足指トレーニングサポートバンド。
前記バンド(1)は、長手方向にのみ伸縮するニット生地で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の足指トレーニングサポートバンド。
前記接続部(2)(3)は、前記バンド(1)の一端に織製ファスナーのオス部(2)及び他端の裏面にメス部(3)を接着もしくは縫い付けて固定したことにより足指(13)の付根関節部(14)の締め付け具合を自由に調節でき、着脱が簡単で気軽に装着できることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の足指トレーニングサポートバンド。
本発明は、上記の課題を解決するため外反母趾、内反小趾、開帳足、指上げ足(浮き指)、巻き爪などの症状によって既に変形している足、また、それらの症状の傾向が出始めている足を予防・改善するため、足の第1中足趾節関節部及び第5中足趾節関節部の全体を覆い足底及び足甲の周囲を巻いて足指の付根関節部回りを適度な硬さと伸縮性を有する帯状のバンドで締めることによって足の横アーチをつくり正常な足指に戻して、足指を正しく使える状態にして足指のトレーニングすることによって背側骨間筋力増強を促し、足の障害を予防・改善するという最善の方法を行うことを目的としている。
本発明のバンドは、特に立位姿勢などで足に体重がかかった状態において横アーチが維持されていなければ意味をなさないため、横アーチが低下する1つの原因である緩んでしまった横中足靱帯の代わりとなる必要最小限の物だけにした。
バンドは、帯状の形状で第1中足趾節関節部及び第5中足趾節関節部の全体を完全に覆う幅であり、足指に掛かることが無いため、足指が自由自在に動かしやすく、足指に力を入れやすく踏ん張ることができるようにした。
バンドは、帯状の形状で第1中足趾節関節部及び第5中足趾節関節部の全体を完全に覆う幅であり、足指に掛かることが無いため、足指が自由自在に動かしやすく、足指に力を入れやすく踏ん張ることができるようにした。
本発明のバンドは、ゴムなど伸縮率が高い物では固定が柔くなり役目を果たさず、横アーチを維持するように締めつけると血行障害や痛みが出る可能性が高くなる。伸縮性が全く無くなれば筋肉及び関節が固定されるため足指関節部を痛める可能性が高くなる。
そこで、本発明では、バンドの長手方向にのみ伸縮するニット生地で、その伸長率は10〜20%となる素材を使用した。
そこで、本発明では、バンドの長手方向にのみ伸縮するニット生地で、その伸長率は10〜20%となる素材を使用した。
本発明のバンドの材質は、肌に対して滑りにくく肌触りの良い通気性のある物を使用しているため装着時に感触が良く不快感や苦痛を与えず装着していることを忘れてしまうほど着け心地を良くしている。
そして、薄手で厚さは0.3mm以下の生地のためすべての履物でも違和感なく、屋外だけでなく屋内の履物でも使うことができるため、今までの日常生活に何の支障もなく手間もかからない。また、素足にも靴下の上からでも使用できるようにしたため効果の範囲が限定されないで活用できるようにした。
そして、薄手で厚さは0.3mm以下の生地のためすべての履物でも違和感なく、屋外だけでなく屋内の履物でも使うことができるため、今までの日常生活に何の支障もなく手間もかからない。また、素足にも靴下の上からでも使用できるようにしたため効果の範囲が限定されないで活用できるようにした。
接続部は、該バンドの一端に織製ファスナーのオス部及び他端の裏面にメス部を接着もしくは縫い付けて固定して使用しているため、着脱が簡単であり、また、各個人の足型や症状の軽重に関わらずどのような状態でも合わせられるように締め具合が簡単に調節できるようにできている。そのため足指を正しい位置に戻して、足指のトレーニングを長期間続けて行うことができるようにした。
できうる限り簡素化したため、構造が簡単でコストを抑え、安価に作製することができるようにした。
本発明による足指トレーニングサポートバンドは、上記のような構成であるため以下に記載する効果を発揮する。
(1)足の第1中足趾節関節部及び第5中足趾節関節部の全体を完全に覆って、足指の付根関節部回りを適度な硬さと伸縮性を有する帯状のバンドで締めることによって横アーチを維持するすることができる。また、母趾と小趾が変形して突出している部分を保護することによって靴への当たりを防ぐため、外反母趾、内反小趾などにおいて症状の悪化の進行を防止することができる。
(2)足の横アーチの低下を引き起こしているのは、横中足靱帯が緩んでしまっていることと、背側骨間筋の低下である。伸びてしまった靱帯の代わりになるものとして素材を適度な硬さと伸縮性を有するバンドを使用し、足指の付根関節部回りを帯状のバンドで締めることによって足の横アーチを維持して正常な足指に戻して、しかも足指に掛かることが無いため足指が自由自在に動かせ状態にして足指のトレーニングがスムーズに行えるため背側骨間筋の向上に有効な効果を有する。
(3)締め具合を簡単に調節できるようにしているため、各個人の足型や症状の軽重にかかわらずどのような状態でも合わせられ、症状が重症の場合でも締め具合を弱いところから少しずつ強くするなどの調節をしながら行っていけるため痛み無く装着ができ効果が出せる。
(4)足指付根関節部にバンドを一回りさせ締めて止めるだけの手軽で簡単な着脱ができる。また、簡単に締め具合を調節でき、また、薄手で装着したときの違和感が無く着け心地が良く通気性のある物を使用し、すべての履物でも合うようになっている。さらに、足指のトレーニングを長期間継続して行うことができ、効果の範囲が限定されないため非常に有効である。
(5)できるだけ簡素化した構造にしているため、作製しやすくコストが安く仕上げることができる。
(1)足の第1中足趾節関節部及び第5中足趾節関節部の全体を完全に覆って、足指の付根関節部回りを適度な硬さと伸縮性を有する帯状のバンドで締めることによって横アーチを維持するすることができる。また、母趾と小趾が変形して突出している部分を保護することによって靴への当たりを防ぐため、外反母趾、内反小趾などにおいて症状の悪化の進行を防止することができる。
(2)足の横アーチの低下を引き起こしているのは、横中足靱帯が緩んでしまっていることと、背側骨間筋の低下である。伸びてしまった靱帯の代わりになるものとして素材を適度な硬さと伸縮性を有するバンドを使用し、足指の付根関節部回りを帯状のバンドで締めることによって足の横アーチを維持して正常な足指に戻して、しかも足指に掛かることが無いため足指が自由自在に動かせ状態にして足指のトレーニングがスムーズに行えるため背側骨間筋の向上に有効な効果を有する。
(3)締め具合を簡単に調節できるようにしているため、各個人の足型や症状の軽重にかかわらずどのような状態でも合わせられ、症状が重症の場合でも締め具合を弱いところから少しずつ強くするなどの調節をしながら行っていけるため痛み無く装着ができ効果が出せる。
(4)足指付根関節部にバンドを一回りさせ締めて止めるだけの手軽で簡単な着脱ができる。また、簡単に締め具合を調節でき、また、薄手で装着したときの違和感が無く着け心地が良く通気性のある物を使用し、すべての履物でも合うようになっている。さらに、足指のトレーニングを長期間継続して行うことができ、効果の範囲が限定されないため非常に有効である。
(5)できるだけ簡素化した構造にしているため、作製しやすくコストが安く仕上げることができる。
以下、本発明の足指トレーニングサポートバンドについて図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の足指トレーニングサポートバンドの展開状態を示す平面図である。図2は、本発明の足指サポートバンドの展開状態を示す正面図である。
図1及び図2において、バンド本体(1)は、バンドの長手方向にのみ伸縮するニット生地で、伸長率が10〜20%となる素材で厚さは0.3mm以下で形成されている。材質は肌に対して滑りにくく肌触りの良い通気性のある物を使用している。形状は、帯状で第1中足趾節関節部(9)及び第5中足趾節関節部(10)を完全に覆う幅である。
図1は、本発明の足指トレーニングサポートバンドの展開状態を示す平面図である。図2は、本発明の足指サポートバンドの展開状態を示す正面図である。
図1及び図2において、バンド本体(1)は、バンドの長手方向にのみ伸縮するニット生地で、伸長率が10〜20%となる素材で厚さは0.3mm以下で形成されている。材質は肌に対して滑りにくく肌触りの良い通気性のある物を使用している。形状は、帯状で第1中足趾節関節部(9)及び第5中足趾節関節部(10)を完全に覆う幅である。
バンド本体(1)の両端にバンドを重ねて固定するための接続部として、一端に織製ファスナーのオス部(2)、他端の裏面にメス部(3)を接着または縫い付けることによって固定した。
次に、本実施例の使用方法を説明する。バンド本体(1)を装着する場合、足裏で第1中足趾節関節部(9)と第5中足趾節関節部(10)を結んだ線上の中間点に一端の織製ファスナーのオス部(2)を押し当て、第1趾(4)側からバンド(1)を廻し、第1中足趾節関節部(9)を完全に覆うようにして足甲(12)に回し込み、第5中足趾節関節部(10)を完全に覆い足裏に他端のメス部(3)を持ってくる。バンド(1)を第5趾(8)側から引っ張りながら横アーチをつくるようにして接続する。
立位姿勢になり締め具合を見て必要があれば再度締め具合を調節する。その際、足指にバンドが掛からないように注意する必要がある。
立位姿勢になり締め具合を見て必要があれば再度締め具合を調節する。その際、足指にバンドが掛からないように注意する必要がある。
バンド本体(1)は、素足に装着して靴下を履いて靴を履いても、靴下の上から装着して靴を履いてもどちらでも可能であるため、外出時にすべての靴に合わせることができる。また、屋内の履物でも、素足でいるときでも、すべての場面において作用効果が得られる利点がある。
素足だけでなく靴や靴下にも利用することができる。
1…足指トレーニングサポートバンド
2…織製ファスナーのオス部
3…織製ファスナーのメス部
4…第1趾
5…第2趾
6…第3趾
7…第4趾
8…第5趾
9…第1中足趾節関節
10…第5中足趾節関節
11…足底
12…足甲
13…足指
14…付根関節
2…織製ファスナーのオス部
3…織製ファスナーのメス部
4…第1趾
5…第2趾
6…第3趾
7…第4趾
8…第5趾
9…第1中足趾節関節
10…第5中足趾節関節
11…足底
12…足甲
13…足指
14…付根関節
Claims (3)
- 第1中足趾節関節部(9)及び第5中足趾節関節部(10)の全体を覆い、足底(11)及び足甲(12)の周囲を巻いて足指(13)の付根関節部(14)回りを締める帯状のバンド(1)と、前記バンド(1)を重ねて固定する接続部(2)(3)を具備し、バンド(1)を締めることにより足指(13)のトレーニングができることを特徴とする足指トレーニングサポートバンド。
- 前記バンド(1)は、長手方向にのみ伸縮するニット生地で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の足指トレーニングサポートバンド。
- 前記接続部(2)(3)は、前記バンド(1)の一端に織製ファスナーのオス部(2)及び他端の裏面にメス部(3)を接着もしくは縫い付けて固定したことにより足指(13)の付根関節部(14)の締め付け具合を自由に調節でき、着脱が簡単で気軽に装着できることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の足指トレーニングサポートバンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018088449A JP2019181116A (ja) | 2018-04-13 | 2018-04-13 | 足指トレーニングサポートバンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018088449A JP2019181116A (ja) | 2018-04-13 | 2018-04-13 | 足指トレーニングサポートバンド |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=68338534
Family Applications (1)
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JP2018088449A Pending JP2019181116A (ja) | 2018-04-13 | 2018-04-13 | 足指トレーニングサポートバンド |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2019181116A (ja) |
-
2018
- 2018-04-13 JP JP2018088449A patent/JP2019181116A/ja active Pending
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