JP2019173515A - 弁装置 - Google Patents

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JP2019173515A JP2018065824A JP2018065824A JP2019173515A JP 2019173515 A JP2019173515 A JP 2019173515A JP 2018065824 A JP2018065824 A JP 2018065824A JP 2018065824 A JP2018065824 A JP 2018065824A JP 2019173515 A JP2019173515 A JP 2019173515A
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尚史 小里
清水 晃治
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Abstract

【課題】流量調節および流路切替の各機能を有し、小型化が可能な弁装置を提供する。【解決手段】弁装置100は、流量調節部5および流路切替部7を備える。流量調節部5は、吐水路13へ通流する流量を変化させる流調弁部52、および流調弁部52を可動させる流調操作部53を有する。流路切替部7は、流路を切り替える切替弁部71、および切替弁部71を可動させる流路切替操作部70を有する。弁装置100は、流調操作部53および流路切替操作部70のうち一方がプッシュ操作を受け、他方が回動操作を受ける。【選択図】図3

Description

本発明は、弁装置に関する。
例えば特許文献1には、キッチンや浴室等の水栓に用いられる、流量を調節する弁装置が記載されている。この弁装置は、主水路上に設けられ、開度を変化させるダイアフラム式の主弁と、円筒部材の先端部により構成された環状の主弁座と、主弁と一体に移動するよう設けられ、円筒部材の内部に侵入して主弁の移動をガイドする主弁ガイドと、を備える。
主弁は、パイロット弁を移動させて背圧室の水圧を変化させることによって、主弁座に対して接触または離間する。弁装置は、主弁が主弁座に対して接触または離間することによって、主水路を通流する水を止水し、流量の調節を行う。
特開2016−070340号公報
特許文献1に記載の弁装置は、止水機能および流量調節機能を備えるものの、吐水する流路を切り替えることはできず、別途流路切替用の弁装置を併設すると、大型化してしまうという問題点があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、流量調節および流路切替の各機能を有し、小型化が可能な弁装置を提供することにある。
本発明に係る弁装置は、吐水路へ通流する流量を変化させる流調弁部、および前記流調弁部を可動させる流調操作部を有する流量調節部と、流路を切り替える切替弁部、および前記切替弁部を可動させる流路切替操作部を有する流路切替部と、を備え、前記流調操作部および前記流路切替操作部のうち一方がプッシュ操作を受け、他方が回動操作を受けることを特徴とする。
本発明によれば、弁装置は、流量調節および流路切替の各機能を有し、小型化が可能なとなる。
実施形態1に係る弁装置の外観を示す斜視図である。 弁装置の上面図である。 図2に示すA−A線による弁装置の断面図である。 貫通孔付近の制御軸の部分を拡大した断面図である。 流路の切替について説明するための模式図である。 実施形態2に係る弁装置の外観を示す斜視図である。 弁装置の上面図である。 図7に示すB−B線による弁装置の断面図である。 流路の切替について説明するための模式図である。
以下、本発明を好適な実施形態をもとに図1から図9を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(実施形態1)
図1は実施形態1に係る弁装置100の外観を示す斜視図であり、図2は弁装置100の上面図である。弁装置100は、円筒状であり、流調操作部53および流路切替操作部70が設けられている。流調操作部53は、流調操作部材53aおよび止水ボタン60を有する。流調操作部材53aは円筒状の弁装置100の軸線まわりに回動可能に設けられており、止水ボタン60は軸方向に移動可能に設けられている。流路切替操作部70は円筒状の弁装置100の軸線まわりに回動可能に設けられている。弁装置100は、円筒状のハウジング10の側面に水の流入口11aを有し、流入口11aからハウジング10の内部に延びる流入路11が設けられている。流入口11aは、固定側に設けられた給水路(図示略)に接続される。固定側は、例えば水栓本体である。ハウジング10の内部には吐水路13が設けられており、下部の側面に吐水口13aが形成されている。
流調操作部53の流調操作部材53aは、ハウジング10に対して相対的に回動させることができる。流路切替操作部70は、ハウジング10に固定されており、ハウジング10とともに回動させることができる。弁装置100は、流調操作部材53aを回動させることによって吐水流量を調節する。弁装置100は、流路切替操作部70をハウジング10とともに回動させることによって、吐水路13を接続する流路を切り替える。また弁装置100は、流調操作部53の止水ボタン60をプッシュ操作で軸方向に移動させることによって吐水または止水を切り替える。尚、流調操作部材53a、止水ボタン60および流路切替操作部70には、適宜、操作用のハンドルやダイヤル、プッシュボタン等の操作体を取り付け、該操作体を操作するようにしてもよい。
図3は図2に示すA−A線による弁装置100の断面図である。弁装置100は、ハウジング10、流量調節部5、および流路切替部7を備える。ハウジング10は円筒状であり、中央の筒孔部分により吐水路13が形成されている。吐水路13の底部における側面には、吐水口13aが設けられている。流入路11は、半径方向に延びてハウジング10の周側部を内外に貫通し、ハウジング10の外周面に流入口11aが形成される。ハウジング10の内部には内筒部12が設けられており、内筒部12の外側に流入路11が形成され、内側に吐水路13が形成される。
流量調節部5は、流調弁部52および流調操作部53を有する。内筒部12の上端部は弁座12aとなっている。流調弁部52は、主弁20および内蓋24を備える。主弁20は、硬質の主弁本体21、主弁本体21に保持されたゴム製のダイアフラム22、および小孔(図示略)を備える。主弁本体21は円板状であり、中央に制御軸3を挿通する貫通孔21aを有する。ダイアフラム22は、周縁部がハウジング10に嵌め合わされており、内蓋24の周縁部の底面によって押圧するようにしてハウジング10の内部に取り付けられる。内蓋24は、皿状であり、底部24aの内側であって、主弁20の背面側に背圧室24bを画成する。内蓋24の底部24aの中央部には、制御軸3を挿通する貫通孔が設けられている。小孔は、主弁本体21およびダイアフラム22を貫通するように設けられており、流入路11と背圧室24bとを連通する。
制御軸3は、上述のように主弁本体21の中央に設けた貫通孔21aに挿入されている。貫通孔21aの内周面に設けた環状溝にシールリング25が保持されている。貫通孔21aに連続するように吐水路13へ連通するパイロット流路26が形成されている。
図4は、貫通孔21a付近の制御軸3の部分を拡大した断面図である。制御軸3は、シールリング25に接触する外径を有するシール部30aと、シールリング25の内径より小さい外径を有する環状の凹所30bを有する。凹所30bの軸方向における端部は、底部からシール部30aへ拡幅するテーパ面30cとしてある。尚、図4はテーパ面30cがシールリング25に対向する位置に制御軸3を移動させた状態を示している。
図4に示す制御軸3は、シール部30aがシールリング25に接触することで、背圧室24bからパイロット流路26へ水が流れない状態となる。このとき、小孔を通して背圧室24bに水が流れ込んで背圧室24bの水圧が上昇し、主弁20が弁座12aに接触して止水状態となる。制御軸3を軸方向に上昇させ、シールリング25に凹所30bまたはテーパ面30cを対向させるようにすると、背圧室24bからパイロット流路26へ水が流れて背圧室24bの水圧が低下し、主弁20が弁座12aから離れて、流入路11から吐水路13へ水が流れる。制御軸3を軸方向に上昇させる程度に応じて主弁20が弁座12aから離間する距離が変化し、吐水流量が調節される。
流調操作部53は、上述のように流調操作部材53aおよび止水ボタン60を有する。流調操作部材53aは、円筒状であり、流路切替操作部70に内挿され、制御軸3の軸線まわりに回動可能に支持されている。流調操作部材53aの内側には、止水ボタン60が嵌め合わされている。止水ボタン60は円筒状であり、流調操作部材53aに回転拘束されており、軸方向に移動可能に支持されている。止水ボタン60の内側には、駆動部54が嵌め合わされており、流調操作部53および止水ボタン60とともに軸線まわりに回動する。
駆動部54の内周面には雌ねじが形成されており、該雌ねじに螺合する雄ねじが形成された可動部35が制御軸3の端部に配設されている。可動部35は、円柱の周面における対向する両側部を平坦状に切除した形状であり、平坦面がガイド板55に接触して回転拘束され、雄ねじ部分が駆動部54の雌ねじに螺合し、駆動部54の回動によって軸方向に直動する。ガイド板55は、ハウジング10側に固定的に設けられる。
止水ボタン60は、プッシュ操作によって押圧されて、制御軸3を軸方向に吐水路13側に押し込んだ止水状態となる。図3に示す止水ボタン60は、止水状態となっており、流調操作部材53aを回動させても止水状態が維持される。止水ボタン60は、カム部61によって、止水位置または吐水位置に移動する。カム部61は、流調操作部材53aの内側面に形成されたカム61a、従動カム61bおよび切換カム61cを有する。カム61aは、制御軸3を吐水路13側へ押し込んで止水する止水位置と、止水位置から引き込んで吐水する吐水位置を有する。
止水ボタン60に設けた従動カム61bは、スプリング等による復元力によってカム61aに押圧されて接触しており、止水ボタン60を押す操作によってカム61aの吐水位置から止水位置に移動する。従動カム61bは、止水ボタン60を更に押し込む操作によって、切換カム61cによって位置が切り替わり、止水位置から吐水位置に移動する。尚、弁装置100は、カム部61が吐水位置にあるときにも、制御軸3の軸方向位置によって流調弁部52を閉状態にして止水することができるようにしてもよい。
流量調節部5は、流調操作部材53aの回動操作によって、可動部35が直動して制御軸3が軸方向に移動し、流調弁部52が開閉するように機能する。流量調節部5は、制御軸3の軸方向位置によって、流調弁部52の開度が定まり、吐水路13へ流れる吐水流量を調節する。また、流量調節部5は、止水ボタン60のプッシュ操作によって、制御軸3を吐水路13側へ押し込んで止水する止水状態とし、止水状態から制御軸3を引き込んで吐水する吐水状態とする。尚、流量調節部5は、流調操作部材53aによって吐水流量を調節することに加えて、止水ボタン60によって吐水と止水と切り換えることでも、吐水路13へ通流させる流量を変化させる。本実施形態1では、流調操作部53は、流調操作部材53aを備えているが、流調操作部材53aを設けずに、止水ボタン60およびカム部61を設けて吐水と止水と切り換えるものであってもよい。
流路切替部7は、流路切替操作部70および切替弁部71によって構成されている。切替弁部71は、ハウジング10の下部として形成されており、上述のとおり側面に吐水口13aが設けられている。切替弁部71は、温調弁部42および流調弁部52の下流側に設けられている。図5は、流路の切替について説明するための模式図である。図5は、吐水口13aを含む切替弁部71の軸線方向に直交する断面を表している。ハウジング10内には吐水路13が形成されており、吐水路13の下流側に切替弁部71が設けられている。
吐水口13aは、吐水路13の下流側に設けられ、切替弁部71の側面に表われている。流路切替操作部70は、ハウジング10の下部の切替弁部71と一体的に回動し、吐水口13aの位置を切り替えることができる。流路切替部7は、流路切替操作部70の回動操作によって、吐水路13を接続する流路を図5に示す流路91または流路92に切り替える。
次に、実施形態1に係る弁装置100の動作について説明する。流量調節部5は、流調操作部材53aを回動させることによって、制御軸3を軸方向に移動させる。制御軸3の移動位置に応じて背圧室24bがパイロット流路26に連通して生じるパイロット流を利用して流調弁部52を可動する。流量調節部5は、制御軸3の移動位置に対応して流調弁部52の開度が定まり、吐水路13へ通流する吐水流量を調節する。流調弁部52は、流調操作部材53aの手動によって直接的に操作しなくて済み、パイロット流を利用して可動されるので、流調操作部材53aにおける操作荷重を軽減することができる。
また流量調節部5は、止水ボタン60をプッシュ操作によって押圧し、制御軸3を軸方向に吐水路13側へ押し込むことにより、流調弁部52の背圧室24bがパイロット流路26に連通されないようにし、止水状態とする。止水部6は、カム部61によって、止水ボタン60を吐水位置または止水位置に保持する。流量調節部5は、止水ボタン60のプッシュ操作によって吐水と止水と切り換えることで、吐水路13へ通流させる流量を変化させる。
流路切替部7は、流路切替操作部70をハウジング10の下部の切替弁部71と一体的に回転させることで、切替弁部71に設けた吐水口13aの位置を切り替え、吐水路13を接続する流路を切り替える。
弁装置100は、流量調節部5による流量調節、および流路切替部7による流路切替の各機能を有して小型化することができる。また、弁装置100は、流量調節部5の止水ボタン60の操作がプッシュ操作であり、流路切替部7の流路切替操作部70の操作が回動操作であるため、操作が分かり易く、操作性が良い。また、弁装置100は、流量調節部5の流調操作部材53aの回動操作によって吐水流量を調節する機能も含めて、小型化を図ることができる。
吐水路13は、流調弁部52を設けた位置から軸方向の下方側に延びるように設けられている。切替弁部71は、吐水路13の下流側に当たる先端部に設けられており、流調弁部52と径方向に重ならないので、流調弁部52に関わらず構成し易くなっている。
流調弁部52および切替弁部71は、軸線の軸方向に重なるように設けられているので、軸線の径方向における弁装置100の寸法を小さくすることができる。また流調弁部52および切替弁部71は、軸線の径方向に重なるように設けてもよく、この場合、軸線の軸方向における弁装置100の寸法を小さくすることができる。
(実施形態2)
図6は実施形態2に係る弁装置100の外観を示す斜視図であり、図7は弁装置100の上面図である。弁装置100は、円筒状であり、流調操作部53および流路切替操作部72が設けられている。流調操作部53は、流調操作部材53aを有し、実施形態1において示した止水ボタン60を有していない。流調操作部材53aは円筒状の弁装置100の軸線まわりに回動可能に設けられている。流路切替操作部72は軸方向に移動可能に設けられている。水の流入口11aおよび流入路11は実施形態1と同様に形成されている。ハウジング10の内部には吐水路13が設けられており、下部の底面に吐水口13a(後述する図8参照)が形成されている。
流調操作部53の流調操作部材53aは、ハウジング10に対して相対的に回動させることができる。弁装置100は、流調操作部材53aを回動させることによって吐水流量を調節する。また弁装置100は、流路切替操作部72をプッシュ操作で軸方向に移動させることによって、吐水路13を接続する流路を切り替える。
図8は図7に示すB−B線による弁装置100の断面図である。弁装置100は、ハウジング10、流量調節部5、および流路切替部7を備える。ハウジング10は、中央の筒孔部分に吐水路13が形成され、吐水路13の底部に吐水口13aが設けられている。
流量調節部5は、流調弁部52および流調操作部53を有する。流調弁部52は、実施形態1と同様に、主弁20および内蓋24を備えて機能する。流調弁部52の構成および動作は、以下に述べるほか実施形態1と同様であり、記載の簡潔のため説明を省略する。
流調操作部53は、実施形態2においては、上述のように流調操作部材53aを有し、止水ボタン60を有していない。流調操作部材53aは、実施形態1と同様に、その回動操作によって制御軸3が直動し、吐水流量を調節する。
流路切替部7は、流路切替操作部72、カム部73および切替弁部74を有する。流路切替操作部72は、プッシュ操作によって押圧されて、制御軸3を軸方向に吐水路13側に押し込みつつカム部73を動作させ、押圧力を除去すると制御軸3とともに元の位置に戻る。カム部73は、流調操作部材53aの内側面に形成されたカム73a、従動カム73bおよび切換カム73cを有する。カム73aは、鋸歯状のカム面を円周上に所定ピッチで有しており、該カム面に従動カム73bが接触する。
従動カム73bは、スプリング等(図示略)による上向きの復元力によってカム73aに押圧されて接触している。流路切替操作部72のプッシュ操作によって従動カム73bは、カム73aから離間して、切換カム73cに接触して回動する。流路切替操作部72のプッシュ操作による押圧力を除去すると、従動カム73bは、切換カム73cから離間して、カム73aに接触し、一回の流路切替操作部72のプッシュ操作によって従動カム73bが1ピッチ分回動する。
流路切替操作部72は、従動カム73bとの間に配置されたスプリング等(図示略)による上向きの復元力によって元の位置に戻る。制御軸3は、従動カム73bと回転拘束されており、従動カム73bの回転に伴って回転する。切替弁部74は、円形板状であり、制御軸3の吐水路13側の先端部に回転拘束して取り付けられている。流路切替操作部72のプッシュ操作によって、従動カム73bおよび制御軸3が軸線まわりに回動し、これに伴って切替弁部74も回動する。
図9は、流路の切替について説明するための模式図である。切替弁部74は、例えば吐水路13に吐水される水を通流させる貫通孔74aを有し、流路切替操作部72のプッシュ操作によって180度回転させることによって、貫通孔74aが連通する流路91と流路92を切り替えるようにする。
次に、実施形態2に係る弁装置100の動作について説明する。流量調節部5は、流調操作部材53aの回動操作によって吐水路13へ通流する吐水流量を調節する。流路切替部7は、流路切替操作部72のプッシュ操作によって吐水路13を接続する流路を切り替える。弁装置100は、流量調節部5による流量調節、および流路切替部7による流路切替の各機能を有して小型化することができる。また、弁装置100は、流量調節部5の流調操作部材53aの操作が回動操作であり、流路切替部7の流路切替操作部72の操作がプッシュ操作であるため、操作が分かり易く、操作性が良い。
吐水路13は、流調弁部52を設けた位置から軸方向の下方側に延びるように設けられている。切替弁部74は、吐水路13の下流側に当たる先端部に設けられており、流調弁部52と径方向に重ならないので、流調弁部52に関わらず構成し易くなっている。
流調弁部52および切替弁部74は、軸線の軸方向に重なるように設けられているので、軸線の径方向における弁装置100の寸法を小さくすることができる。また流調弁部52および切替弁部74は、軸線の径方向に重なるように設けてもよく、この場合、軸線の軸方向における弁装置100の寸法を小さくすることができる。
制御軸3は、流調操作部材53aの回動操作および流路切替操作部72のプッシュ操作によって可動する。流量調節部5および流路切替部7は、一本の制御軸3の軸方向への移動および軸線まわりの回動による動きに連動して機能するので、弁装置100の部品点数が削減される。
次に、実施形態1および実施形態2に係る弁装置100の特徴を説明する。
本発明の実施形態に係る弁装置100は、流量調節部5および流路切替部7を備える。流量調節部5は、吐水路13へ通流する流量を変化させる流調弁部52、および流調弁部52を可動させる流調操作部53を有する。流路切替部7は、流路を切り替える切替弁部71、および切替弁部71を可動させる流路切替操作部70を有する。流路切替部7は、吐水路13を接続する流路を切り替える切替弁部74、および切替弁部74を可動させる流路切替操作部72を有する構成であってもよい。弁装置100は、流調操作部53および流路切替操作部70のうち一方がプッシュ操作を受け、他方が回動操作を受ける。これにより、弁装置100は、流量調節部5による流量調節、および流路切替部7による流路切替の各機能を有して小型化することができる。
また、流調操作部53はプッシュ操作を受け、流量調節部5は流調操作部53のプッシュ操作によって吐水または止水し、流路切替操作部70は回動操作を受けるので、弁装置100は、各操作部における操作性が良い。
また、流調操作部53はさらに回動操作を受け、流量調節部5は、流調操作部53の回動操作によって吐水路13へ通流する流量を調節する。これにより、弁装置100は、流量調節部5の流調操作部材53aの回動操作によって吐水流量を調節する機能も含めて、小型化を図ることができる。
また、流調操作部53は回動操作を受け、流路切替操作部72はプッシュ操作を受けるので、弁装置100は、各操作部における操作性が良い。
また、切替弁部71および切替弁部74は、流調弁部52よりも下流側に配設されている。これにより、弁装置100は、切替弁部71および切替弁部74は、流調弁部52に関わらず構成し易くなっている。
また、流調弁部52および切替弁部74は、一本の同じ制御軸3によって可動される。これにより、弁装置100の部品点数を削減することができる。
以上、本発明の実施形態をもとに説明した。これらの実施形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
13 吐水路、 3 制御軸、 5 流量調節部、 52 流調弁部、
53 流調操作部、 7 流路切替部、 70,72 流路切替操作部、
71,74 切替弁部、 100 弁装置。

Claims (6)

  1. 吐水路へ通流する流量を変化させる流調弁部、および前記流調弁部を可動させる流調操作部を有する流量調節部と、
    流路を切り替える切替弁部、および前記切替弁部を可動させる流路切替操作部を有する流路切替部と、
    を備え、
    前記流調操作部および前記流路切替操作部のうち一方がプッシュ操作を受け、他方が回動操作を受けることを特徴とする弁装置。
  2. 前記流調操作部はプッシュ操作を受け、
    前記流量調節部は、前記流調操作部のプッシュ操作によって吐水または止水し、
    前記流路切替操作部は回動操作を受けることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  3. 前記流調操作部はさらに回動操作を受け、
    前記流量調節部は、前記流調操作部の回動操作によって吐水路へ通流する流量を調節することを特徴とする請求項2に記載の弁装置。
  4. 前記流調操作部は回動操作を受け、
    前記流路切替操作部はプッシュ操作を受けることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  5. 前記切替弁部は、前記流調弁部よりも下流側に配設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の弁装置。
  6. 前記流調弁部および前記切替弁部は、一本の同じ制御軸によって可動されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の弁装置。
JP2018065824A 2018-03-29 2018-03-29 弁装置 Pending JP2019173515A (ja)

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JPS5356721A (en) * 1976-11-01 1978-05-23 Sanei Suisen Seisakushiyo Kk Controlable nock type water tap
JP2016138379A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 Toto株式会社 バルブ装置

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