JP2019168817A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】広告媒体の近傍に存在する顧客に対して、その属性に応じた適切な広告を表示できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、顧客が所持する物体の画像を店舗において撮像する撮像手段と、前記画像から前記物体の物体情報を抽出する抽出手段と、前記物体情報から前記顧客の属性を推定する推定手段と、広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択する選択手段とを備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、顧客の趣味・嗜好と、顧客を取り巻く位置・天候・時間等とに基づいて広告情報に顧客が興味を示す率を向上させる広告配信支援システムが開示されている。
特開2005−078497号公報
特許文献1に記載の装置では、顧客の特性を推定するために、事前に顧客側から画像データをサーバに蓄積しておく必要がある。このため、初めて店舗に来店した顧客等の顧客情報が未だ登録されていない顧客に対しては適切な広告を広告媒体に表示できなかった。
本発明は、上述の課題に鑑みて行われたものであって、広告媒体の近傍に存在する顧客に対して、その属性に応じた適切な広告を出力できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一つの観点によれば、顧客が所持する物体の画像を店舗において撮像する撮像手段と、前記画像から前記物体の物体情報を抽出する抽出手段と、前記物体情報から前記顧客の属性を推定する推定手段と、広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択する選択手段とを備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、広告媒体の近傍に存在する顧客に対して、その属性に応じた適切な広告を出力できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置が適用されるPOSシステムの全体構成例を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態において撮像された商品の画像と画像から推定される属性との関係の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態において顧客の属性に基づいて出力された広告の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態において撮像された商品の画像と、画像から推定された顧客の購買傾向及び属性の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態において顧客の属性に基づいて出力された広告の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置が適用される広告配信システムの全体構成例を示す概略図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態において撮像された物体の画像の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態において顧客の属性に基づいて出力された広告の一例を示す図である。 本発明の第4実施形態における店舗外の天気と天気に基づいて出力された広告との関係の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置10が適用されるPOSシステムの全体構成例を示す概略図である。POS(Point of sale)システムは、商品を販売する店舗に導入されたコンピュータシステムである。図1に示すように、POSシステムは、情報処理装置10及び店舗サーバ12を含んでいる。情報処理装置10及び店舗サーバ12は、例えばLAN(Local Area Network)であるネットワーク14に有線接続されている。なお、接続方式は有線に限られず、無線により接続されてもよい。
本実施形態の情報処理装置10は、商品の売り上げ登録機能、会計機能、商品情報登録機能、在庫管理機能等を有するPOSアプリケーションプログラムがインストールされており、POS装置として機能する。情報処理装置10は、レジカウンタにおいて店員によって使用され、会計処理を実行する。なお、情報処理装置10の台数は、1台に限定されるものではなく、店舗の規模等に応じて、任意に変更可能である。
また、情報処理装置10には、広告媒体である広告配信装置16、撮像装置18、及び周辺機器20が接続されている。広告配信装置16は、例えば、液晶ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等のディスプレイ16aと、スピーカ16bを有する。本実施形態の広告配信装置16としては、POS装置である情報処理装置10による制御を受けて、顧客に対して会計データ等の各種の情報を画面表示するカスタマーディスプレイを用いるものとする。すなわち、広告配信装置16は、会計データに加えて、顧客に対して広告、宣伝、イベント等に関するデータ(以下、「広告データ」という。)を画面表示する。なお、広告配信装置16は、カスタマーディスプレイとは別に設置されてもよい。また、スピーカ16bからは、必要に応じて広告データが音声によって出力される。
店舗サーバ12は、例えば、店舗で販売される商品の情報管理、販売データの集計、売り上げの管理、在庫の管理等を行い、POSシステムの運用を管理するPOSサーバ(ストアコントローラ)である。店舗サーバ12は、例えば、店舗のバックヤードに設置されている。
また、店舗サーバ12は、業務データベース12aと広告データベース12bを含んでいる。業務データベース12aは、商品情報、販売データ、売上データ、及び在庫データ等を管理するデータベースである。広告データベース12bは、店舗において顧客に提示する広告データを管理するデータベースである。広告データベース12bでは、各広告のターゲットとなる顧客の属性が広告データに関連付けされているものとする。
撮像装置18は、例えば店舗のレジカウンタ、天井、壁面等に設置されたカメラ又はビデオカメラである。周辺機器20は、会計処理時に使用される各種の機器であり、例えばディスプレイ、非接触IC(Integrated Circuit)リーダライタ、プリンタ、キャッシュドロア、コードスキャナ等を含む。
また、図1に示すように、本実施形態に係る情報処理装置10は、撮像部10aと、商品情報抽出部10bと、属性推定部10cと、広告選択部10dと、広告出力部10eと、商品情報登録部10fとを含んでいる。撮像部10aは、顧客が所持する物体の画像を店舗において撮像する。本実施形態の撮像部10aは、撮像装置18の撮像動作を制御することで決済エリアまで顧客が持参した商品(物体)の画像を取得する。商品情報抽出部10bは、画像から商品(物体)の商品情報(物体情報)を抽出する。
属性推定部10cは、商品情報抽出部10bにおいて抽出された商品情報から顧客の属性を推定する。顧客の属性の具体例としては、年齢(年代)、性別、身長、体型、服装、家族構成、職業、顧客の趣味、嗜好等が挙げられる。ここで、商品画像から顧客の属性である年齢及び性別を推定する方法の一例を説明する。まず、後述する記憶装置(例えばHDD104)や店舗サーバ12にデータベースを設け、データベース内に各商品のターゲットになる顧客の年齢層及び性別を登録しておく。属性推定部10cは、商品情報抽出部10bにおいて抽出された商品情報に基づいてデータベースを参照することで、当該商品を所持する顧客の年齢及び性別を推定する。
また、属性推定部10cは、顧客の趣味、嗜好等の顧客の内面的な属性については、商品単体及び商品の組み合わせ対して趣味、嗜好を予め対応付けしたデータベースを参照することで推定する。具体的には、スニーカーを購入する人の趣味・嗜好は[アウトドア派]、ランニングシューズとスポーツタオルを一緒に購入する人の趣味・嗜好は[スポーツ]、[ランニング]、[ランナー志向]等のように推定できる。なお、商品に基づいた顧客の属性の推定方法は、上述の方法に限られない。また、本実施形態では、業務データベース12aに含まれる商品情報テーブル(不図示)を利用するものとする。
広告選択部10dは、属性推定部10cにおいて推定された属性に基づいて、店舗における広告媒体である広告配信装置16へ出力する広告を選択する。具体的には、本実施形態の広告選択部10dは、顧客の属性に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10dは、商品画像から推定された顧客の属性に合致する広告データを選択し、広告データベース12bからダウンロードする。広告出力部10eは、広告選択部10dにおいて選択された広告データを広告配信装置16へ出力する。このように、顧客が所持する商品から顧客の年齢等の属性を推定し、その属性に基づいてデータベースを参照することで、顧客の属性に基づいて広告を選択して出力できる。
商品情報登録部10fは、顧客が決済エリアに持参した商品に付されたバーコードやICタグ等を、周辺機器20であるバーコードスキャナ(不図示)や非接触ICリーダライタ(不図示)により読み取ることで購入商品の商品情報を取得し、後述する記憶装置に登録する。上述の商品情報抽出部10bは、精算前の商品画像に基づいて商品情報を取得する。これに対し、商品情報登録部10fは、商品に付された記録媒体を読み取ることで商品情報を取得し、その商品情報を属性推定部10cへ出力する。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、通信インターフェース(I/F(Interface))105、入力装置106、出力装置107、及び表示装置108を有している。各機器は、共通のバスライン109に接続されている。
CPU101は、情報処理装置10の全体の動作を制御する。また、CPU101は、HDD104等に記憶されたプログラムをRAM103にロードして実行する。これにより、CPU101は、上述の撮像部10a、商品情報抽出部10b、属性推定部10c、広告選択部10d、広告出力部10e、及び商品情報登録部10fとしての機能を実現する。
ROM102は、ブートプログラム等のプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際のワーキングエリアとして使用される。
また、HDD104は、情報処理装置10における処理結果及びCPU101により実行される各種のプログラムを記憶する記憶装置である。記憶装置は、不揮発性であればHDD104に限定されない。記憶装置は、例えばフラッシュメモリ等であってもよい。
通信I/F105は、ネットワーク14に接続された機器との間のデータ通信を制御する。通信I/F105は、CPU101と共に撮像部10a、商品情報抽出部10b、属性推定部10c、広告選択部10d、広告出力部10e、及び商品情報登録部10fとしての機能を実現する。
入力装置106は、例えば、キーボード、マウス等のヒューマンインターフェースである。また、入力装置106は、表示装置108に組み込まれたタッチパネルであってもよい。情報処理装置10のユーザは、入力装置106を介して、情報処理装置10の設定の入力、処理の実行指示の入力等を行える。
出力装置107は、CPU101からの制御信号に従って、所定の情報を出力する装置である。出力装置107は、例えば、スピーカやプリンタ等である。
表示装置108は、CPU101からの制御信号に従って、所定の情報を表示する装置である。表示装置108としては、上述の広告配信装置16と同様に、液晶ディスプレイ等を用いることができる。
なお、情報処理装置10は、図2に示すハードウェア構成に限定されず、その他の機器を更に備えてもよい。情報処理装置10は一つ又は複数の装置からなってもよく、あるいは他の装置と一体に構成されてもよい。また、情報処理装置10は別の装置に接続され、本実施形態において情報処理装置10によって行われる処理の少なくとも一部は該装置によって行われてもよい。
以下、上述のように構成された情報処理装置10の動作について図3乃至図5に基づいて説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。図4は、本実施形態において撮像された商品の画像と画像から推定される属性との関係の一例を示す図である。図5は、本実施形態において顧客の属性に基づいて出力された広告の一例を示す図である。
まず、撮像部10aは、顧客が買物カゴ等によって所持している精算前の商品を撮像する(ステップS101)。撮像部10aは、撮像した画像を属性推定部10cへ出力する。
次に、商品情報抽出部10bは、商品画像を分析し、商品情報を抽出する(ステップS102)。商品情報抽出部10bは、商品情報を記憶装置(例えばHDD104やRAM103)に記憶すると共に、属性推定部10cに出力する。
次に、属性推定部10cは、商品情報抽出部10bから入力された商品情報に基づいて店舗サーバ12の業務データベース12aを参照し、商品単体及び商品の組み合わせに基づいて顧客の年齢、性別、身長、体型、趣味、嗜好等の属性を推定する(ステップS103)。属性推定部10cは、推定した顧客の属性を広告選択部10dへ出力する。
図4(A)〜図4(C)では、顧客が買物カゴBにより持参した商品をそれぞれ示す画像IMG_1か〜IMG_3と、各画像から抽出された各商品の商品情報と、各画像から推定された顧客の属性が示されている。図4(A)においては、商品情報として[G1:ランニングシューズ]、[G2:スポーツタオル]が抽出されている。そして、顧客の属性は、[性別:男性]、[年齢層:20−30代]、[趣味・嗜好:ランニング]と推定されている。
また、図4(B)においては、商品情報として[G3:化粧品]、[G4:ファッション雑誌]が抽出されている。そして、顧客の属性は、[性別:女性]、[年齢層:20−30代]、[趣味:ファッション]と推定されている。性別及び年齢層はファッション雑誌の購読者層から推定されている。
同様に、図4(C)においては、商品情報として[G5:髭剃り]、[G6:ゴルフ雑誌]、[G7:紙オムツ]が抽出されている。そして、顧客の属性は、[性別:男性]、[趣味:ゴルフ]、[家族構成:乳幼児がいる]と推定されている。すなわち、髭剃り(G5)とゴルフの雑誌(G6)から性別が推定され、紙オムツ(G7)が含まれていることに基づいて家族構成が推定されている。
次に、広告選択部10dは、属性推定部10cにおいて推定された顧客の属性に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10dは、推定された属性に合致する広告データを選択し(ステップS104)、広告データベース12bからダウンロードする。
そして、広告出力部10eは、広告選択部10dにおいて選択された広告データを広告配信装置16へ出力し(ステップS105)、処理を終了する。このように、精算処理が完了する前の段階で顧客に広告を提示することにより、顧客の新たな需要を喚起できる。
図5(A)〜図5(C)では、図4(A)〜図4(C)において示した顧客の属性に合致する広告データが広告配信装置16に表示されている。すなわち、図5(A)では、20代から30代の男性をターゲットとする広告がディスプレイ16aに表示されている。また、図5(B)では、20代から30代の女性をターゲットとする広告がディスプレイ16aに表示されている。そして、図5(C)では、小さい子供がいる家庭をターゲットとする広告がディスプレイ16aに表示されている。
続いて、精算時における情報処理装置10の動作について図6に基づいて説明する。図6は、本実施形態に係る情報処理装置10の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。図6の処理は、購入商品を対象として実行される。
まず、商品情報登録部10fは、顧客が買物カゴ等によってレジカウンタまで持参した購入商品に付された記録媒体の記録情報を読み取ることで、購入商品の商品情報を取得する(ステップS201)。商品情報登録部10fは、取得した商品情報を属性推定部10cへ出力する。
次に、商品情報登録部10fは、顧客からのメンバーズカードの提示の有無を判定する(ステップS202)。ここで、商品情報登録部10fが、メンバーズカードの提示有りと判定した場合(ステップS202:YES)には、ステップS203の処理へ移る。これに対し、商品情報登録部10fが、メンバーズカードの提示無しと判定した場合(ステップS202:NO)には、ステップS206の処理へ移る。
ステップS203において、商品情報登録部10fは、提示されたメンバーズカードに基づいて店舗サーバ12の業務データベース12aから顧客の購買履歴データを取得し、購買履歴データを広告選択部10dへ出力する。
次に、属性推定部10cは、商品情報登録部10fから入力された購入商品の商品情報に基づいて店舗サーバ12の業務データベース12aを参照し、商品単体及び商品の組み合わせに基づいて顧客の年齢、性別、身長、体型、趣味、嗜好等の属性を推定する(ステップS204)。属性推定部10cは、推定した顧客の属性を広告選択部10dへ出力する。
次に、広告選択部10dは、属性推定部10cにおいて推定された顧客の属性及び購買履歴データに基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10dは、推定された属性に合致する広告データを選択し(ステップS205)、広告データベース12bからダウンロードする。
ステップS206において、属性推定部10cは、商品情報登録部10fから入力された購入商品の商品情報に基づいて店舗サーバ12の業務データベース12aを参照し、商品単体及び商品の組み合わせに基づいて顧客の年齢、性別、身長、体型、趣味、嗜好等の属性を推定する。属性推定部10cは、推定した顧客の属性を広告選択部10dへ出力する。
次に、広告選択部10dは、属性推定部10cにおいて推定された顧客の属性に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10dは、推定された属性に合致する広告データを選択し(ステップS207)、広告データベース12bからダウンロードする。
ステップS208において、広告出力部10eは、広告選択部10dにおいて選択された広告データを広告配信装置16へ出力し、処理を終了する。
このように、本実施形態に係る情報処理装置10によれば、顧客が所持する精算前の商品の画像から商品情報を取得し、その商品情報に基づいて顧客の属性を推定できる。そして、情報処理装置10は、推定した顧客の属性に応じて適切な広告を選択し、広告媒体へ出力できる。来店した顧客の趣味や嗜好等のデータを予め登録しておく必要がない構成であるため、例えば初めて来店した顧客に対しても適切な広告を出力できる。更に、精算時に購入商品から取得した商品情報に基づいて顧客の属性を再度推定している。精算前よりも顧客の属性を高精度で推定し、新たな広告を顧客に提示できる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態に係る情報処理装置について説明する。なお、第1実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、第1実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
本実施形態に係る情報処理装置は、属性推定部10cが、商品の価格と、商品と同一カテゴリに属する他の商品の価格との比較結果に基づいて購買傾向を推定する機能を更に備える点で第1実施形態とは異なっている。ここで、購買傾向の例としては、高級志向、コスト重視、ブランド志向、機能性重視等が挙げられる。
購買傾向の推定方法としては、まず、顧客の購入品が属するカテゴリを特定する。次に、同一カテゴリの中で購入品の価格が位置する価格帯のランク(以下、「購入品ランク」という。)を例えば100段階で判定する。そして、購入品ランクが所定の閾値よりも高い場合には[購買傾向:高級志向]と判定し、低い場合には[購買傾向:コスト重視]と判定する。更に、購入商品の中に所定の高級ブランドの商品を高比率で含む場合には、[購買傾向:ブランド志向]と判定する。
以下、本実施形態に係る情報処理装置の動作について図7乃至図9に基づいて説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。図8は、本実施形態において撮像された商品の画像と、画像から推定された顧客の購買傾向及び属性との関係の一例を示す図である。図9は、本実施形態において顧客の属性に基づいて出力された広告の一例を示す図である。
まず、撮像部10aは、顧客が買物カゴ等によって所持している精算前の商品を撮像する(ステップS301)。撮像部10aは、撮像した画像を属性推定部10cへ出力する。
次に、商品情報抽出部10bは、商品画像を分析し、商品情報を抽出する(ステップS302)。商品情報抽出部10bは、商品情報を記憶装置(例えばHDD104やRAM103)に記憶すると共に、属性推定部10cに出力する。
次に、属性推定部10cは、商品情報抽出部10bから入力された商品情報を分析し、商品の価格と、商品と同一カテゴリに属する他の商品の価格との比較結果に基づいて購買傾向を推定する(ステップS303)。
図8の例は、顧客が買物カゴBにより持参した商品をそれぞれ示す画像IMG_4と、画像から抽出された各商品の商品情報と、画像から推定された顧客の属性及び購買傾向とが示されている。具体的には、商品情報として[G8:Yシャツ]、[購入品ランク:36/100]、[G9:スニーカー]、[購入品ランク:30/100]、[購入品ランク(平均):33/100]が推定されている。すなわち、最高級の価格帯のスコアを100、平均的な価格帯を50とした場合に、図8の商品を購入しようとしている顧客は、比較的安い価格帯を選択している。このため、顧客の属性は、[性別:男性]、[年齢層:20−30代]であり、購買傾向は[コスト重視]と推定されている。
次に、属性推定部10cは、商品情報抽出部10bから入力された商品情報に基づいて店舗サーバ12の業務データベース12aを参照し、商品単体及び商品の組み合わせに基づいて顧客の年齢、性別、身長、体型、趣味、嗜好等の属性を推定する(ステップS304)。属性推定部10cは、推定した顧客の属性を広告選択部10dへ出力する。
次に、広告選択部10dは、属性推定部10cにおいて推定された顧客の属性及び顧客の購買傾向に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10dは、条件に合致する広告データを選択し(ステップS305)、広告データベース12bからダウンロードする。
そして、広告出力部10eは、広告選択部10dにおいて選択された広告データを広告配信装置16へ出力し(ステップS306)、処理を終了する。図9の例では、図8に示した顧客の購買傾向がコスト重視であることから、Yシャツのカテゴリの中で購入商品よりも価格が安い別のYシャツを提案する広告がディスプレイ16aに表示されている。
このように、本実施形態に係る情報処理装置によれば、商品画像から推定された顧客の属性及び購買傾向に基づいて広告を選択できる。すなわち、第1実施形態とは異なる観点で選択された広告を顧客に対して提示できる。
[第3実施形態]
以下、第3実施形態に係る情報処理装置30について説明する。なお、上述の実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、上述の実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
図10は、本実施形態に係る情報処理装置30が適用される広告配信システムの全体構成例を示す概略図である。図10に示すように、本実施形態の情報処理装置30は、図1に示した商品情報抽出部10b及び商品情報登録部10fが無い代わりに、物体特定部10gを備えている。物体特定部10gは、画像に顧客以外の物体が含まれる場合に、画像の分析により物体の種類を特定する。物体特定部10gが種類を特定する物体は、商品に限定されない。
そして、広告選択部10dは、顧客の属性と物体の種類との組み合わせに基づいて広告を選択する。例えば、自動車が画像の場合には、顧客の年齢を考慮しつつ、ドライバー向けの広告を選択する。同様に、ゴルフバッグが含まれる画像の場合には、ゴルファー向けの広告を選択する。すなわち、顧客が所有する物体には顧客の趣味・嗜好が反映されている可能性が高いため、当該物体の種類を特定することで、顧客の属性を細かく推定できる。
更に、本実施形態の属性推定部10cは、画像から物体の付属品情報を取得する。そして、広告選択部10dは、属性、物体の種類及び付属品情報の組み合わせに基づいて広告を選択する。例えば、車両の付属品情報としては、エンブレム、ナンバープレート、車検シール、及び車体に貼り付けられた各種のステッカー等の車両外側の付属品から得られる情報や、チャイルドシートの有無等の車両内側の付属品から得られる情報が挙げられる。
このように、物体の付属品情報を考慮することで、顧客の属性を更に詳細に推定することもできる。例えば、エンブレムから車両が高級車であることを特定した場合には、顧客の金銭的な余裕度や購買傾向が高級志向であること等を推定できる。また、車内にチャイルドシートが取り付けられている場合には、家族に小さい子供がいることや子供の人数を推定できる。このように、本実施形態に係る情報処理装置30は、顧客が所持する物体から得られる情報を利用して広告を選択する点で上述の実施形態とは異なっている。
以下、本実施形態の情報処理装置の動作について図11乃至図13に基づいて説明する。図11は、本実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。図12は、本実施形態において撮像された物体の画像の一例を示す図である。図13は、本実施形態において物体の画像から推定された顧客の属性に応じて出力された広告の一例を示す図である。なお、以下の説明では、ガソリンスタンドの店舗内で広告を配信する場合を例として説明する。
まず、撮像部10aは、店舗において所定の撮像領域に存在する物体を撮像する(ステップS401)。撮像部10aは、撮像した画像を属性推定部10cへ出力する。
次に、物体特定部10gは、入力された画像を分析し、物体の種類を特定する(ステップS402)。ここで、特定方法の一例を説明する。複数の物体の特徴量と、物体の種類を対応付けた学習データを予め作成しておき、記憶装置(例えばHDD104)や店舗サーバ12にデータベースとして保有させる。次に、撮像装置18が撮影した画像から物体を抽出し、抽出した物体の特徴量を算出する。そして、属性推定部10cは、算出した物体の特徴量とデータベースの特徴量とを比較することで、撮像した物体の種類を特定する。ガソリンスタンドの場合には、乗用車、バイク、トラック、特殊車両等のように車両の種類を特定するものとする。
次に、属性推定部10cは、物体の種類に基づいて顧客の属性を推定する(ステップS403)。属性推定部10cは、推定した顧客の属性を広告選択部10dへ出力する。
次に、広告選択部10dは、推定された顧客の属性と物体の種類に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10dは、推定された属性に合致する広告データを選択し(ステップS404)、広告データベース12bからダウンロードする。
ステップS405において、属性推定部10cは、画像に含まれる物体部分を分析し、物体に所定の付属品が存在するか否かを判定する。ここで、属性推定部10cが、物体に所定の付属品が存在すると判定した場合(ステップS405:YES)には、ステップS406の処理へ移る。これに対し、属性推定部10cが、物体に所定の付属品が存在しないと判定した場合(ステップS405:NO)には、ステップS408の処理へ移る。
ステップS406において、属性推定部10cは、画像から物体の付属品情報を取得する。図12の例では、物体Xを含む画像IMG_5と、同画像から推定された顧客の属性と、物体Xの物体情報と、物体Xの付属品情報とが示されている。物体Xの種類が“自動車”であることから、顧客の属性として[趣味:ドライブ]が含まれている。また、画像IMG_5に含まれる物体Xの所定の領域A1、A2、A3の情報を抽出・分析することで複数の付属品情報が取得されている。例えば、領域A1に含まれるエンブレムからは、[メーカー:AAA]、[メーカー区分:国内メーカー]、[価格帯:高]の付属品情報が取得されている。領域A2に含まれるナンバープレートからは、[登録地:品川]の付属品情報が取得されている。領域A3に含まれる車検シールからは、[車検有効期限:平成30年3月]の付属品情報が取得されている。そして、車内(不図示)からは[チャイルドシートの有無:有り]の付属品情報が取得されている。これに伴い、[家族構成:子供有り]が顧客の属性に加えられている。
ステップS407において、広告選択部10dは、付属品情報に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10dは、推定された属性に合致する広告データを選択し、広告データベース12bからダウンロードする。すなわち、顧客の属性と物体の付属品情報に基づいてそれぞれ選択された広告データが出力対象になる。
ステップS408において、広告出力部10eは、広告選択部10dにおいて選択された広告データを、選択された出力方法で広告配信装置16へ出力し、処理を終了する。図13では、図12の顧客に対して表示する広告例を示している。ここでは、2つの広告がディスプレイ16aの上欄及び下欄に表示されている。上欄の広告は、車検に関する広告であり、付属品情報から車検の有効期限が近づいていることに基づいて選択されている。また、下欄の広告は、子連れの家族向けの観光先を紹介する内容の広告であり、車内にチャイルドシートが有ることに基づいて選択されている。
このように、本実施形態に係る情報処理装置によれば、物体が画像内に含まれる場合に、物体の種類及び物体の付属品の情報と、顧客の属性との組み合わせに基づいて適切な広告を選択し、広告媒体へ出力できる。すなわち、顧客が所有する物体から得られる情報を広告の選択に利用することで、顧客の趣味・嗜好に更に合致する広告を提供可能になる。
[第4実施形態]
以下、第4実施形態に係る情報処理装置40について説明する。なお、上述の実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、上述の実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
本実施形態に係る情報処理装置40は、店舗外の状況に基づいた広告を広告媒体に出力できる点で上述の実施形態とは異なっている。ここで、店舗外の状況の具体例としては、天気、交通、警報の有無等の状況が挙げられる。
図14は、本実施形態における店舗外の天気と天気に基づいて出力された広告との関係の一例を示す図である。ここでは、顧客Yが店舗Pにおいて買物をする際に、撮像装置18が店舗Pの外を撮像している。管理サーバ22は、複数の系列店の間で共通に設けられたサーバであり、上述の店舗サーバ12と同様に広告データを保持しているものとする。店舗Pの情報処理装置40は、撮像画像の分析結果に基づいて同店舗の外の天気を判定することで、広告配信装置16における広告を天気に応じて制御する。例えば、店舗Pの外で雨が降り始めた場合には、リアルタイムで傘の購入を促す広告を顧客Yに提示できる。
また、図14の例では、顧客Yが提示したメンバーズカードCを周辺機器20によって読み取り、広告内容に反映するケースを示している。具体的には、メンバーズカードCから取得した顧客の住所に基づいて店舗Pからの帰宅ルートを検索すると共に、顧客の住所の近くに存在する系列店(店舗Q)を検索し、系列店(店舗Q)の情報処理装置40から天気情報を取得する。なお、WEB情報を検索することで天気情報を併せて取得してもよい。そして、店舗Pの外の天気は“曇り”であるが、店舗Qの外の天気は“大雨”であると判定された場合には、店舗Pの情報処理装置40は、図14に示すように傘の購入を促す広告を提示できる。なお、天気情報以外の店舗外の状況に基づく場合も同様の方法で処理できる。
このように、本実施形態に係る情報処理装置40によれば、顧客の属性に応じた広告に加えて、天候や交通状況等の店舗外の状況に基づいて選択した広告を顧客に提示できる。また、登録済みの顧客情報を利用することで、顧客にとって有用な広告を提示できる。
[他の実施形態]
上述の実施形態において説明した情報処理装置は、更に他の実施形態によれば、図15に示すように構成することもできる。図15は、他の実施形態における情報処理装置50の構成を示すブロック図である。
図15に示すように、他の実施形態における情報処理装置50は、顧客が所持する物体の画像を店舗において撮像する撮像手段50aと、画像から物体の物体情報を抽出する抽出手段50bと、物体情報から顧客の属性を推定する推定手段50cと、広告媒体へ出力する広告を属性に基づいて選択する選択手段50dとを備える。他の実施形態における情報処理装置50によれば、広告媒体の近傍に存在する顧客に対して、その属性に応じた適切な広告を出力できる。
[変形実施形態]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細には本発明の要旨を逸脱しない範囲で、当業者が理解し得る様々な変形が可能である。例えば、いずれかの実施形態の一部の構成を、他の実施形態に追加した実施形態、あるいは他の実施形態の一部の構成と置換した実施形態も本発明を適用し得る実施形態である。
上述の実施形態では、顧客が所持(持参)する商品の画像分析の結果に基づいて顧客の属性を推定する方法を説明したが、属性の推定方法はこれに限られない。属性推定部10cは、商品の総重量及び搬送方法の組み合わせに基づいて属性を推定してもよい。例えば、購入商品の総重量が20kgを超え、かつ、搬送方法が商品カートを利用しない方法の場合には、顧客の属性が比較的若い男性であると推定できる。搬送方法については、商品と同様に、画像の中に商品カート等の器具が写っているか否かによって判定できる。
同様に、属性推定部10cは、商品の購入総額に基づいて属性を推定してもよい。例えば、購入総額が所定の閾値を超える場合には、金銭的余裕度がある顧客と推定できる。また、購入製品の個数や過去の購買履歴に基づいて広告を選択してもよい。すなわち、顧客が長期にわたって纏め買いを繰り返している場合には、製品の要求度が高いと考えられるため、所定のタイミングで再購入を促す広告を提示するように構成してもよい。
更に、購入商品の中に他の商品と異なる性質の商品が含まれている場合には、その商品に基づく広告の出力を制限してもよい。例えば、プレゼント用に購入した商品からは顧客の属性を推定しない等の変形が有り得る。このように、属性の推定方法をいくつか組み合わせることで、顧客の属性を更に高精度で推定できる。
また、上述の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
顧客が所持する物体の画像を店舗において撮像する撮像手段と、
前記画像から前記物体の物体情報を抽出する抽出手段と、
前記物体情報から前記顧客の属性を推定する推定手段と、
広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択する選択手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記物体は、精算前の商品であることを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記商品の商品情報を登録する登録手段を更に備え、
前記推定手段は、前記登録された前記商品情報から前記顧客の属性を推定することを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記推定手段は、前記商品情報から前記顧客の購買傾向を推定し、
前記選択手段は、前記購買傾向に沿う前記広告を選択することを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記推定手段は、前記商品の価格と、前記商品と同一カテゴリに属する他の商品の価格との比較結果に基づいて前記購買傾向を推定することを特徴とする付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記推定手段は、前記商品の総重量及び搬送方法の組み合わせに基づいて前記属性を推定することを特徴とする付記2乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記7)
前記推定手段は、前記商品の購入総額に基づいて前記属性を推定することを特徴とする付記2乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記8)
前記属性は、少なくとも前記顧客の年齢、性別、趣味及び嗜好のいずれか1つを含むことを特徴とする付記1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記9)
顧客が所持する物体の画像を店舗において撮像するステップと、
前記画像から前記物体の物体情報を抽出するステップと、
前記物体情報から顧客の属性を推定するステップと、
広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択するステップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
(付記10)
コンピュータに、
顧客が所持する物体の画像を店舗において撮像するステップと、
前記画像から前記物体の物体情報を抽出するステップと、
前記物体情報から顧客の属性を推定するステップと、
広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
10,30,40,50・・・情報処理装置
10a・・・撮像部(撮像手段)
10b・・・商品情報抽出部(抽出手段)
10c・・・属性推定部(推定手段)
10d・・・広告選択部
10e・・・広告出力部
10f・・・商品登録部(登録手段)
10g・・・物体特定部(抽出手段)
12・・・店舗サーバ
14・・・ネットワーク
16・・・広告配信装置
18・・・撮像装置
20・・・周辺機器

Claims (10)

  1. 顧客が所持する物体の画像を店舗において撮像する撮像手段と、
    前記画像から前記物体の物体情報を抽出する抽出手段と、
    前記物体情報から前記顧客の属性を推定する推定手段と、
    広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択する選択手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記物体は、精算前の商品であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記商品の商品情報を登録する登録手段を更に備え、
    前記推定手段は、前記登録された前記商品情報から前記顧客の属性を推定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記推定手段は、前記商品情報から前記顧客の購買傾向を推定し、
    前記選択手段は、前記購買傾向に沿う前記広告を選択することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記推定手段は、前記商品の価格と、前記商品と同一カテゴリに属する他の商品の価格との比較結果に基づいて前記購買傾向を推定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記推定手段は、前記商品の総重量及び搬送方法の組み合わせに基づいて前記属性を推定することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記推定手段は、前記商品の購入総額に基づいて前記属性を推定することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記属性は、少なくとも前記顧客の年齢、性別、趣味及び嗜好のいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 顧客が所持する物体の画像を店舗において撮像するステップと、
    前記画像から前記物体の物体情報を抽出するステップと、
    前記物体情報から顧客の属性を推定するステップと、
    広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択するステップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    顧客が所持する物体の画像を店舗において撮像するステップと、
    前記画像から前記物体の物体情報を抽出するステップと、
    前記物体情報から顧客の属性を推定するステップと、
    広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
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