JP2019147394A - 載置装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】載置装置において、水等の液体による端子間の短絡を十分に防止する。【解決手段】一実施形態に係る載置装置は、被載置装置を載置し、被載置装置と電気的に接続するための端子を含む複数の端子と、被載置装置が載置された場合に被載置装置に対向する基準面から隆起し、複数の端子が露出して配置されている隆起部と、複数の端子のうち互いに異なる電圧が印加される端子間に設けられ、隆起部の表面から突出する突出部と、を備える。【選択図】図20

Description

本発明は、例えばプリンタ等の被載置装置を載置する載置装置に関する。
電子機器等を載置する載置装置は、被載置装置側の端子と接触させるために端子が露出している場合が多い。そのため、載置装置において水が浸入することによる端子間の短絡を防止するようにした構造が知られている。例えば特許文献1には、正極端子と負極端子の周囲を側壁部で覆い、当該側壁部を隔壁部で仕切ることで、両端子に水が接触することを制限した充電器が記載されている。
特開2015−163036号公報
ところで、特許文献1に記載された隔壁部は、水の浸入を防止する上では有効であるが、いったん水が側壁部内に浸入した場合には短絡を確実に防止することは困難である。つまり、従来の載置装置では、水等の液体による端子間の短絡を十分に防止することができなかった。
そこで、本発明の目的は、載置装置において、水等の液体による端子間の短絡を十分に防止することである。
本発明のある態様は、被載置装置を載置する載置装置であって、前記被載置装置と電気的に接続し、同一の第1電圧が印加される端子を含む第1の端子群と、前記第1の端子群とは異なる端子群であって、前記被載置装置と電気的に接続し、同一の第2電圧が印加される端子を含む第2の端子群と、前記被載置装置が載置された場合に前記被載置装置に対向する基準面から隆起する複数の隆起部と、を備え、前記第1の端子群と前記第2の端子群は、それぞれ異なる隆起部に配置されている、載置装置である。
本発明のある態様によれば、載置装置において、水等の液体による端子間の短絡を十分に防止することができる。
実施形態に係る載置システムにおいて、プリンタをクレードルに載置させたときの斜視図である。 実施形態に係る載置システムにおいて、バッテリユニットをクレードルに載置させたときの斜視図である。 実施形態に係るプリンタについて、開閉部が閉鎖状態である場合を示す斜視図である。 実施形態に係るプリンタについて、開閉部が開放状態である場合を示す斜視図である。 実施形態に係るプリンタの動作を説明するためのプリンタの概略断面図である。 実施形態に係るプリンタの底面側から見た斜視図である。 実施形態に係るプリンタの底面図であって、コネクタカバーが閉鎖状態の図である。 実施形態に係るプリンタの底面図であって、コネクタカバーが開放状態の図である。 実施形態に係るバッテリユニットの斜視図である。 実施形態に係るバッテリユニットの平面図である。 実施形態に係るバッテリユニットの底面側から見た斜視図である。 実施形態に係るバッテリユニットの底面図である。 図13Aは、実施形態に係るバッテリユニットの背面図である。図13Bは、図10のA−A断面図である。 図14A〜14Cは、プリンタとバッテリユニットの係合を順に説明する図である。 実施形態に係るクレードルの斜視図である。 実施形態に係るクレードルの平面図である。 実施形態に係るクレードルの底面図である。 実施形態に係るクレードルの底面側から見た斜視図であって、カバーを外した状態の図である。 実施形態に係るクレードルにACアダプタを収容させた状態を示す斜視図である。 実施形態に係るクレードルのコネクタの斜視図である。 実施形態に係るクレードルのPCBハウジングの内部を示す図である。 図22Aは、図16のB−B断面図であってプリンタとクレードルとが係合し始めた状態を示す図である。図22Bは、図16のB−B断面図であってプリンタとクレードルとが完全に係合した状態を示す図である。 図23Aは、実施形態に係るクレードルの解除レバーの動作を説明する図であって、解除レバーが操作されていない状態の図である。図23Bは、実施形態に係るクレードルの解除レバーの動作を説明する図であって、解除レバーが操作されている状態の図である。 図24Aは、実施形態に係るクレードルの解除レバーの動作を説明する図であって、解除レバーが操作されていない状態の図である。図24Bは、実施形態に係るクレードルの解除レバーの動作を説明する図であって、解除レバーが操作されている状態の図である。 実施形態に係るクレードルにおいて、コネクタの変形例を示す図である。
(1)載置システム50
以下、図1及び図2を参照して、本発明に係る載置システム50の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る載置システムにおいて、プリンタをクレードルに載置させたときの斜視図である。図2は、本実施形態に係る載置システムにおいて、バッテリユニットをクレードルに載置させたときの斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の載置システム50は、プリンタ1と、バッテリユニット20と、載置装置としてのクレードル30とを含む。プリンタ1は、クレードル30に載置される電子機器の一例である。バッテリユニット20は、プリンタ1に着脱可能であって、リチウムイオン電池等の二次電池を収容可能な装置である。後述するように、クレードル30にはACアダプタが内蔵されている。当該ACアダプタは、ケーブルC1によって外部の商用電源に接続可能である。
なお、バッテリユニット20が取り付けられていない状態のプリンタ1は、プリンタ本体ということもできる。
本実施形態の載置システム50では、ユーザがプリンタ1を、バッテリユニット20を取り付けない状態でクレードル30に載置させる場合と、ユーザがプリンタ1を、バッテリユニット20を取り付けた状態でクレードル30に載置させる場合の2種類の使用態様がある。
前者は図1に示すように、バッテリユニット20をプリンタ1に取り付けずにプリンタ1の底面をクレードル30上に載置させる使用態様(以下、適宜「使用態様U1」という。)である。後者は図2に示すように、バッテリユニット20をプリンタ1に取り付けてバッテリユニット20の底面をクレードル30上に載置させる使用態様(以下、適宜「使用態様U2」という。)である。
使用態様U1は、クレードル30に内蔵されたACアダプタによって得られる直流電圧によってプリンタ1を動作させるときの使用態様であり、プリンタ1がクレードル30と連結(ロック)される。使用態様U1の場合、重量が嵩むバッテリユニット20をプリンタ1に取り付けず、かつプリンタ1がクレードル30と連結されているため、プリンタ1とクレードル30を一体的に持ち運んでプリンタ1を動作させるのに便利である。また、後述するように、クレードル30にはACアダプタが内蔵されているため、プリンタ1の使用時にACアダプタを保護することができる。
使用態様U2は主として、バッテリユニット20に収容されているバッテリを充電するときの使用態様であり、バッテリユニット20の底面をクレードル30上に載置させたときにはバッテリユニット20がクレードル30と連結(ロック)されない。そのため、バッテリユニット20とクレードル30との連結を解除する操作を行う必要がなく、プリンタ1とバッテリユニット20を一体的にクレードル30に載置させ、あるいはクレードル30から取り外すときの操作が煩雑でない。従って、主としてバッテリ電源によってプリンタ1を動作させるときの操作性が良好である。
なお、バッテリユニット20をプリンタ1に取り付けずにバッテリユニット20のみをクレードル30上に載置してクレードル30に内蔵されているACアダプタを商用電源に接続してもバッテリユニット20内のバッテリを充電することはできない。
(2)プリンタ1
次に、本実施形態に係るプリンタ1について説明する。
先ずは、プリンタ1の全体的な構成およびその動作について、図3〜5を参照して説明する。
図3は、実施形態に係るプリンタ1について、開閉部3が閉鎖状態である場合を示す斜視図である。図4は、実施形態に係るプリンタ1について、開閉部3が開放状態である場合を示す斜視図である。図5は、実施形態に係るプリンタ1の動作を説明するためのプリンタ1の概略断面図である。図5では、プリンタ1内部の電気的な接続関係を点線で記載してある。
図3〜5に示すように、本実施形態のプリンタ1は、筐体2と、開閉部3と、表示パネル4と、プラテンローラ5と、サーマルヘッド6と、収容部8と、ダンパ9と、ガイド機構10と、モータ11と、補助ローラ13,17と、制御部18と、把持部19とを備える。筐体2は、プリンタ1の外形形状に合わせて形成されている。
図3に記載したように、プリンタ1の底面は略長方形をなしており、その長辺に沿った方向を前後方向と定義する。すなわち、搬送方向下流側のプラテンローラ5が設けられている側を前方(FR)と定義し、その反対側の搬送方向上流側を後方(RR)と定義する。当該前後方向を基準として、右側(RH)、左側(LH)、上側(UP)および下側(LO)を定義する。なお、以下の説明では適宜、右側(RH)の方向または左側(LH)の方向を横方向といい、上側(UP)の方向または下側(LO)の方向を上下方向という。
収容部8は、筐体2の内部に設けられてロール紙Rを収容する空間であり、下方を筐体の内部底面、上方を開閉部3の内面、左右方向を筐体の内部側面により囲まれて形成されている。開閉部3は、収容部8を開放または閉鎖するカバーである。開閉部3および筐体2の後方端部においてシャフト31(図5参照)によって揺動可能に軸支して構成されている。
図4に示すように、ロール紙Rは、帯状の連続紙Pがロール状に巻回されたものである。図示の例では、連続紙Pは、帯状の台紙PMと、台紙上に予め決められた間隔毎に仮着された複数枚のラベルPLとを備えている。
本実施形態のプリンタ1では、プラテンローラ5の回転によってロール紙Rから連続紙Pが繰り出されるが、収容部8には、連続紙Pが繰り出された後にプラテンローラ5に至るまでの搬送経路を形成する空間も含まれる。
収容部8には、ロール紙Rの内部底面8a上に後述するガイド機構10が設けられている。ガイド機構10は、収容部8内でロール紙Rを回転可能に保持し、かつロール紙Rの幅方向の移動を規制する。本実施形態のガイド機構10には、幅が異なる様々なロール紙Rの側面を支持できるように、ロール紙Rの幅方向の位置を調整可能な移動機構が組み込まれていてもよい。
ダンパ9は、ロール紙Rから繰り出される連続紙Pの表面(具体的には、印字面)に対向する位置に配置され、連続紙Pの張力の変動を吸収する。
図3に示すように、開閉部3の表側には表示パネル4が設けられている。表示パネル4は、開閉部3が閉鎖した状態においてユーザに対する入出力インタフェースを提供し、例えばタッチパネル機能を備えた液晶表示パネルである。
図4に示すように、筐体2の搬送方向下流側には、プラテンローラ5が正逆方向に回動自在の状態で軸支されている。プラテンローラ5は、ロール紙Rから繰り出される連続紙Pを搬送する搬送手段であり、連続紙Pの幅方向に沿って延在した状態で形成されている。プラテンローラ5はモータ11(図5参照)によって駆動される。
筐体2側には補助ローラ13が設けられ、開閉部3側には補助ローラ17が設けられている。図5に示すように、開閉部3が閉鎖状態のときには、補助ローラ13,17が連続紙Pを挟んで対向し、連続紙Pのプラテンローラ5への搬送を補助する。
サーマルヘッド6は、開閉部3が閉鎖状態のときにプラテンローラ5と対向するように、開閉部3に配置されている。
サーマルヘッド6は、例えば、文字、記号、図形またはバーコード等のような情報を、ロール紙Rから繰り出される連続紙PのラベルPL上に印字する印字手段である。図5に示すように、サーマルヘッド6は、開閉部3が閉鎖状態のときにはサーマルヘッド6の印字面が連続紙Pの搬送路に向き、かつプラテンローラ5に対向する。サーマルヘッド6の印字面には、通電により発熱する複数の発熱抵抗体(発熱素子)が連続紙Pの幅方向に沿って並んで設置されている。サーマルヘッド6は、制御部18に電気的に接続されている。
図示されていないが、サーマルヘッド6の裏側にはサーマルヘッド6に対して付勢力を与える付勢部材としてのコイルばねが設けられている。
開閉部3が閉鎖されて印字が行われているときには、ロール紙Rから繰り出される連続紙Pがプラテンローラ5によって搬送されつつ、プラテンローラ5とサーマルヘッド6の間で挟持される。このとき、サーマルヘッド6は、上記付勢力によってプラテンローラ5に押し付けられ、それによって印字に適したヘッド圧が生成される。
図5に示すように、開閉部3が閉鎖状態において、プラテンローラ5が順方向に駆動されると、ガイド機構10に保持されたロール紙Rから繰り出される連続紙Pは、補助ローラ13,17に挟持されつつプラテンローラ5へ向かう。補助ローラ13,17と収容部8の間に配置されているダンパ9の動作によって、ロール紙Rから繰り出される連続紙Pの張力の変動が吸収される。プラテンローラ5に対向するサーマルヘッド6によって印字された連続紙Pは、開閉部3と閉鎖状態のときの筐体2と開閉部3の隙間である排出口7からプリンタ1の外部に排出される。
制御部18は、マイクロコントローラを主体として構成され、印字データを基にモータ11を制御するとともにサーマルヘッド6へ印字信号を送信する。
制御部18には、コネクタ115を介して、バッテリ電源又はACアダプタの出力である所定の外部電圧が供給される。外部電圧の供給は、プリンタ1がクレードル30に直接載置され、かつクレードル30に内蔵されたACアダプタが商用電源に接続されたときに行われる。バッテリ電源による電圧供給は、プリンタ1がバッテリユニット20に取り付けられたときに行われる。
プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられた状態でクレードル30に載置させ、かつクレードル30に内蔵されたACアダプタが商用電源に接続されたときには、バッテリユニット20に収容されたバッテリに対する充電が行われる。このとき制御部18は、バッテリの充電時にバッテリユニット20に対する充電制御を行う。
次に、図6〜8を参照して、プリンタ1の底面の構造について説明する。
図6は、本実施形態に係るプリンタ1の底面側から見た斜視図である。図7は、本実施形態に係るプリンタ1の底面図であって、コネクタカバー109が閉鎖状態の図である。図8は、本実施形態に係るプリンタ1の底面図であって、コネクタカバー109が開放状態の図である。
図6及び図7に示すように、プリンタ1の底面には、基準面10Bsから突出した4箇所の脚部101が設けられている。脚部101は例えばゴム又はプラスチック製である。脚部101の底面は平坦面であり、プリンタ1を設置場所に置いたときの姿勢を安定化させる。
凹部107は、バッテリユニット20のPCBハウジング207(図9参照)及びクレードル30のPCBハウジング307の各々の形状に対応した形状となっている。つまり、凹部107は、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられる場合にPCBハウジング207を受け入れ、かつ、プリンタ1がクレードル30に載置される場合にPCBハウジング307(図15参照)を受け入れる。PCBハウジング207,307を受け入れるように、凹部107は基準面10Bsから凹んだ形状となっている。
凹部113は、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられる場合に、バッテリユニット20のバッテリハウジング213と係合するように、基準面10Bsから凹んだ形状となっている。
4箇所の係合溝103は、基準面10Bsに対して設けられた溝であり、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられるときに、バッテリユニット20の4箇所の係合突起203(図9参照)と係合するようにして形成されている。本実施形態では、係合突起203が係合溝103に挿入されるようにプリンタ1をバッテリユニット20に配置してプリンタ1を前方にスライドさせることで、係合突起203と係合溝103が係合する。係合突起203と係合溝103が係合した状態では、プリンタ1とバッテリユニット20の上下方向の相対移動が規制される。
係合溝103と係合突起203の係合については、後に詳しく説明する。
係合凹部111は、係合溝103と係合突起203が係合した状態でプリンタ1とバッテリユニット20の前後方向の相対的な移動が制限されるように、バッテリユニット20の係合突起211(図9参照)と係合する。係合凹部111と係合突起211が係合することで、プリンタ1とバッテリユニット20がロックし、後述する解除操作部235(図13A参照)が操作されない限り、バッテリユニット20をプリンタ1から取り外すことができない。
連結部105は、プリンタ1の前方端部近傍に設けられており、プリンタ1が直接クレードル30上に載置されたときにクレードル30の連結部305(図15参照)と連結する部分である。連結部105には、連結部305との連結時に連結部305の連結爪に引っ掛けられるように突起105aが設けられている。
図8に示すように、コネクタカバー109を取り外すとコネクタ115が露出する。コネクタ115は、平坦な基板上に形成された複数の円形の電気接点を含む。プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられたときには、コネクタ115はバッテリユニット20のコネクタ215(図10参照)と接続される。プリンタ1がクレードル30に直接載置されるときには、コネクタ115はクレードル30のコネクタ309(図16参照)と接続される。
コネクタ115の端子の中には、第1の電源端子と第2の電源端子とが含まれる。
第1の電源端子は、プリンタ1がクレードル30に直接載置されたときにクレードル30の外部電源端子(ACアダプタの出力である所定の直流電圧が印加される端子)に接触する端子である。第1の電源端子は、バッテリユニット20がプリンタ1に取り付けられていない状態において外部電源の供給を受けるための端子である。すなわち、プリンタ本体は、電池収容装置(例えばバッテリユニット20)がプリンタ本体に取り付けられていない状態において外部電源の供給を受けるための電源端子を備える。
第2の電源端子は、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられた場合にバッテリユニット20の電源供給端子(後述する)に接触する端子である。
(3)バッテリユニット20
次に、図9〜14を参照して、バッテリユニット20について説明する。
図9は、本実施形態に係るバッテリユニット20の斜視図である。図10は、本実施形態に係るバッテリユニット20の平面図である。図11は、本実施形態に係るバッテリユニット20の底面側から見た斜視図である。図12は、本実施形態に係るバッテリユニット20の底面図である。なお、図12では、コネクタカバー229を解放してコネクタ226を露出した状態で示している。
図13Aは、実施形態に係るバッテリユニット20の背面図である。図13Bは、図10のA−A断面図である。図14A〜14Cは、プリンタ1とバッテリユニット20の係合を順に説明する図である。
図9及び図10に示すように、バッテリユニット20の上面には、基準面20Fsから窪んでいる4箇所の脚受入部201が形成されている。脚受入部201は、バッテリユニット20がプリンタ1に取り付けられたときにプリンタ1の脚部101を受け入れるために設けられている。後述するように、プリンタ1の着脱のためにバッテリユニット20上でプリンタ1を前後方向に移動させることから、脚受入部201は、長径が前後方向となる楕円形となっている。
PCBハウジング207は、プリント基板(Printed Circuit Board)を内部に収容し、プリンタ1の底面の形状に対応した形状となっている。つまり、バッテリユニット20がプリンタ1に取り付けられるときに、プリンタ1の凹部107(図6参照)に挿入される。
PCBハウジング207の上面には、コネクタ215が設けられている。コネクタ215は、PCBハウジング207に収容されたプリント基板に接続されている。コネクタ215は、上方に突出する複数のピン状の端子を含む。バッテリユニット20がプリンタ1に取り付けられたときには、コネクタ215はプリンタ1のコネクタ115(図8参照)と接続される。
コネクタ215の端子の中には、バッテリハウジング213内のバッテリに接続される電源供給端子が含まれる。電源供給端子は、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられたときにプリンタ1のコネクタ115の第2の電源端子が接触する端子である。コネクタ215の電源供給端子とコネクタ115の第2の電源端子との接触によって、バッテリ電源がプリンタ1に供給される。
4箇所の係合突起203は、基準面20Fsに対して設けられた突起であり、バッテリユニット20がプリンタ1に取り付けられるときに、プリンタ1の4箇所の係合溝103(図6参照)と係合するようにして形成されている。前述したように、本実施形態では、係合突起203が係合溝103に挿入されるようにプリンタ1をバッテリユニット20に配置してプリンタ1を前方にスライドさせることで、係合突起203と係合溝103が係合する。係合突起203と係合溝103が係合することで、バッテリユニット20がプリンタ1に取り付けられる。
以下、係合突起203と係合溝103の係合について、図14を参照して説明する。
図14A〜14Cは、バッテリユニット20に対してプリンタ1を移動させることでプリンタ1にバッテリユニット20を取り付けるときの、係合突起203と係合溝103の状態を順に示している。なお、図14A〜14Cでは、図6の斜視図と同じ視点(つまり、プリンタ1の底面側から見た斜視)から係合突起203と係合溝103を図示している。
図14Aは、プリンタ1の底面をバッテリユニット20の上面に置く直前の状態を示している。図6及び図14Aに示すように、プリンタ1の係合溝103は、前方に位置する比較的幅の広い幅広溝103aと、後方に位置する比較的幅の狭い幅狭溝103bとによって形成されている。一方、図9及び図14Aに示すように、係合突起203は、基準面20Fsから突出する脚部203aと、脚部の先端から後方に延びる係合部203bとを有する。係合部203bの幅は、幅狭溝103bの幅と、幅広溝103aの幅との間に設定されている。
図14Bに示すように、プリンタ1の底面をバッテリユニット20の上面に向けて下向きに移動させて、係合溝103の幅広溝103aに係合突起203の係合部203bが挿入されるようにする。
次に、プリンタ1をバッテリユニット20に対して相対的に後方にスライドさせる。すると、図14Cに示すように、係合突起203の係合部203bがプリンタ1の内部において後方に移動し、係合溝103の幅狭溝103bと嵌合するようになる。ここで、係合部203bの幅が幅狭溝103bの幅よりも広く設定されているため、プリンタ1とバッテリユニット20の上下方向の相対移動が規制される。図14Cの示す状態が、係合突起203と係合溝103が係合した状態である。
この状態は、バッテリユニット20がプリンタ1に取り付けられた状態であり、プリンタ1の底面がバッテリユニット20の上面に対向している。
再度図9及び図10を参照すると、係合突起211は、係合突起203と係合溝103が係合した状態でプリンタ1とバッテリユニット20の前後方向の相対的な移動が規制されるように、プリンタ1の係合凹部111(図6参照)と係合する。係合突起211は、基準面20Fsから突出しない非突出位置と、基準面20Fsから突出する突出位置との間で移動可能である。係合突起211は突出位置に付勢されており、係合突起211上にプリンタ1が設置されない場合には、図9に示すように突出位置に位置している。
プリンタ1をバッテリユニット20に向けて上から下に移動させてバッテリユニット20上に置いたとき、つまり図14Bに示した状態のときに、プリンタ1の底面の基準面10Bsが係合突起211に当接する。これにより、係合突起211は非突出位置まで移動する。
次いで、図14Cに示したようにプリンタ1をバッテリユニット20に対して相対的に後方にスライドさせ、プリンタ1の係合凹部111が係合突起211に対向する位置まで後方に移動すると、付勢力によって係合突起211は突出位置まで移動する。その結果、係合凹部111と係合突起211が係合して、プリンタ1のバッテリユニット20に対する前後方向の移動も制限される。つまり、プリンタ1とバッテリユニット20がロックした状態となる。
ここで、本実施形態において、プリンタ1に対してバッテリユニット20が取り付けられた状態の特徴(i)〜(iii)について説明する。
(i) 本実施形態では、図7に示したプリンタ1の底面の外縁と、図12に示すバッテリユニット20の底面の外縁とは同一である。つまり、図2に示したように、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられた状態では、プリンタ1とバッテリユニット20の外縁が一致するようになる。そのため、バッテリユニット20の上面が平面視にてプリンタ1の底面全体を覆うように配置されることから、バッテリユニット20が取り付けられたプリンタ1の姿勢が安定化する。
本実施形態のプリンタ1は、内部にバッテリを収容するためのバッテリハウジングを備える必要がないため、バッテリユニット20を取り外したときのプリンタ1を小型化することができる。また、プリンタ1の底面の外縁と、バッテリユニット20の底面の外縁とが同一であるため、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられた状態でも全体が小型化し、一体として持ち運びやすくなっている。
(ii) 本実施形態では、バッテリユニット20がプリンタ1に取り付けられる場合には、プリンタ1の底面の基準10Bsがバッテリユニット20の上面の基準20Fsと面接触する。また、バッテリユニット20の上面の基準20Fsと、バッテリユニット20の脚部221の底面との高さの差が一定である。そのため、プリンタ1を載置面(例えば水平面やクレードル30の上面)に載置させた場合と、バッテリユニット20がプリンタ1に取り付けられている状態でプリンタ1を載置面に載置させた場合とで、表示パネル4の載置面に対する傾斜角度が同一となる。その結果、バッテリユニット20の取り付け有無に関わらず、ユーザの表示パネル4の操作性や視認性が変化しないという利点がある。
(iii) 図10に示したように、比較的重いバッテリを収容するためのバッテリハウジング213が平面視にて中央近傍に設けられている。そのため、プリンタ1に対してバッテリユニット20が取り付けられた状態では、バッテリユニット20を底面にして設置したときの安定性が高いという利点がある。
次に図13Aを参照すると、バッテリユニット20の後端部には、解除操作部235が設けられている。解除操作部235は、プリンタ1とバッテリユニット20がロックした状態を解除する操作レバーである。解除操作部235を下方にスライド操作すると、係合突起211が連動して非突出位置まで移動し、係合凹部111の係合突起211に対する前後方向の相対的移動が可能となる。従って、解除操作部235を操作しつつプリンタ1をバッテリユニット20に対して前方に相対移動させることで、バッテリユニット20をプリンタ1から取り外すことができる。
なお、解除操作部235に対する操作によって係合突起211に対する付勢力に抗する力を生じさせるための構成はここでは説明しないが、当業者であれば適宜設計可能である。
図13Aに示すように、バッテリユニット20の後端部には、バッテリハウジング213を開放又は閉鎖するバッテリカバー231が設けられている。レバー233は、バッテリカバー231をロックし、又はロックを解除するために設けられている。
図13Bに示すように、バッテリハウジング213の内部は、バッテリを収容するための中空213Hが形成されている。
図11及び図12を参照すると、バッテリユニット20の底面には、基準面20Bsから突出した4箇所の脚部221が設けられている。脚部221の底面は平坦面であり、プリンタ1に取り付けたバッテリユニット20を設置場所に置いたときの姿勢を安定化させる。すなわち、プリンタ本体の底面、及び、電池収容装置(例えばバッテリユニット20)の底面は、それぞれ平坦面を含む。
脚部221は、例えばゴム又はプラスチック製である。
凹部227は、クレードル30の形状に対応した形状となっている。つまり、バッテリユニット20がクレードル30に載置されるときに、クレードル30のPCBハウジング307(図15参照)が挿入されるように、凹部227は基準面20Bsから凹んだ形状となっている。
凹部227には、コネクタ226(図12参照)を開放又は閉鎖するコネクタカバー229が設けられている。コネクタ226は、平坦な基板上に形成された複数の円形の電気接点であり、バッテリユニット20がクレードル30に載置された場合に、クレードル30のコネクタ309(図15参照)と接続される。
コネクタ226の端子の中には、バッテリハウジング213内のバッテリを充電するための充電端子が含まれる。充電端子は、プリンタ1に取り付けられたバッテリユニット20がクレードル30に載置されたときに、クレードル30のコネクタ309の外部電源端子(ACアダプタの出力である所定の直流電圧が印加される端子)と接触する。
2箇所の溝223は、基準面20Bsに対して設けられた溝であり、バッテリユニット20がクレードル30に載置されるときに、クレードル30の2箇所の突起303(図15参照)が挿入されるようにして形成されている。溝223に突起303が挿入された状態では、バッテリユニット20は、クレードル30に対して前後に相対移動することはできないが、クレードル30に対して上下方向に挿脱自在である。
凹部225は、バッテリユニット20がクレードル30に載置されるときに、クレードル30の連結部305を受け入れるために設けられている。凹部225が設けられていることで、バッテリユニット20がクレードル30に載置されるときには、バッテリユニット20とクレードル30は連結されない。
(4)クレードル30
次に、図15〜21を参照して、クレードル30について説明する。
(4−1)全体構造
先ず、図15〜18を参照して、クレードル30の全体的な構造について説明する。
図15は、本実施形態に係るクレードル30の斜視図である。図16は、本実施形態に係るクレードル30の平面図である。図17は、本実施形態に係るクレードル30の底面図である。図18は、本実施形態に係るクレードル30の底面側から見た斜視図であって、カバーを外した状態の図である。図19は、本実施形態に係るクレードル30にACアダプタを収容させた状態を示す斜視図である。
図15及び図16に示すように、クレードル30の上部には、プリンタ1又はバッテリユニット20を安定的に載置するために、基準面30Fsの周囲を取り囲むようにして、前端壁面30a、左端側壁面30b、右端側壁面30c、及び、後端壁面30dが形成されている。
クレードル30の上面には、基準面30Fsから窪んでいる4箇所の円形の脚受入部301が形成されている。脚受入部301は、プリンタ1又はバッテリユニット20がクレードル30に載置されたときにプリンタ1の脚部101又はバッテリユニット20の脚部221を受け入れるために設けられている。
PCBハウジング307は、プリント基板を内部に収容し、プリンタ1又はバッテリユニット20の形状に対応した形状となっている。つまり、プリンタ1がクレードル30に載置される場合にプリンタ1の凹部107に挿入され、かつ、バッテリユニット20がクレードル30に載置される場合にバッテリユニット20の凹部227に挿入されるように、PCBハウジング307は基準面30Fsから突出した形状となっている。なお、バッテリユニット20がクレードル30に載置される場合には、バッテリユニット20の底面がクレードル30の上面に対向している。
PCBハウジング307の上面には、コネクタ309が設けられている。コネクタ309は、PCBハウジング307に収容されたプリント基板に接続されている。コネクタ309の詳細な構造については後述するが、コネクタ309のいずれの端子には上述した外部電源端子が含まれる。プリンタ1がクレードル30に載置されたときには、コネクタ309はプリンタ1のコネクタ115と接続される。バッテリユニット20がクレードル30に載置されたときには、コネクタ309はバッテリユニット20のコネクタ226と接続される。
2箇所の突起303は、基準面30Fsに対して設けられた突起である。突起303は、プリンタ1がクレードル30に載置されるときには、プリンタ1の4箇所の係合溝103のうち後方の2箇所の係合溝103に挿入される。突起303は、バッテリユニット20がクレードル30に載置されるときには、バッテリユニット20の底面の溝223に挿入される。突起303は、係合溝103及び溝223との間で挿脱自在となるように形成されている。
図15及び図16に示すように、係合突起311が、クレードル30の後端壁面30dから前方に突出するように形成されている。係合突起311は、プリンタ1がクレードル30に載置されるときにプリンタ1の後端部の係合溝121と係合する。係合突起311と係合溝121との係合については後述する。
連結部305は、クレードル30の前方端部近傍に設けられており、プリンタ1が直接クレードル30上に載置されたときにプリンタ1の連結部105(図6参照)と連結する部分である。
解除レバー315は、連結部305とプリンタ1の連結部105との連結を解除するための解除操作部である。解除レバー315は、操作性を考慮してクレードル30の前端壁面30aに設けられている。
連結部305と連結部105との連結、及び、連結の解除については後述する。
2箇所の弾性体319は、右端側壁面30c及び左端側壁面30bの近傍において基準面30Fsから上方に突出して設けられている。弾性体319は、プリンタ1がクレードル30に載置されたときにプリンタ1の底面を上方に付勢し、それによって、連結部305とプリンタ1の連結部105との連結を強化する。この点についても後述する。
図17に示すように、クレードル30の底面には、基準面30Bsから突出した4箇所の脚部321が設けられている。脚部321は例えばゴム又はプラスチック製であり、クレードル30を設置場所に置いたときの姿勢を安定化させる。
なお、本実施形態の例では、4箇所の脚部321のうち2箇所の脚部321は、カバー323に設けられているが、その限りではない。脚部321は、基準面30Bs上の任意の位置に配置してよい。
カバー323は、クレードル30の底面の後方に設けられている。図18に示すように、カバー323は、ACアダプタとケーブルをそれぞれ収容するためのアダプタハウジング327とケーブルハウジング329を開放又は閉鎖する。2箇所の係合爪325は、カバー323を閉鎖状態とするためにクレードル本体と係合している。係合爪325による係合を解除することで、カバー323を開放することができる。
図18及び図19は、カバー323を取り外して、アダプタハウジング327及びケーブルハウジング329を開放状態とした場合を示している。なお、図18には、ACアダプタとケーブルは図示していない。
図18及び図19に示すように、アダプタハウジング327には、アダプタハウジング327に収容されたACアダプタ400に接続されるケーブルC1を通過させるための開口327hが設けられている。ケーブルC1は、図示しない商用電源とACアダプタ400の間に接続され、商用電源の交流電圧をACアダプタ400に供給する。
ケーブルハウジング329内にはコネクタ331が設けられており、ACアダプタ400とコネクタ331にはケーブルC2が接続されている。ケーブルC2は、ACアダプタ400により得られる所定の直流電圧をクレードル30のコネクタ331の外部電源端子に供給する。
(4−2)コネクタの構造
次に、図20及び図21を参照して、クレードル30のコネクタ309の構造について説明する。
図20は、本実施形態に係るクレードル30のコネクタ309の斜視図である。図21は、本実施形態に係るクレードル30のPCBハウジング307の内部を示す図である。
図20に示すように、クレードル30のPCBハウジング307には、その基準面307sから隆起する隆起部P1,P2が形成されている。基準面307sは、被載置装置としてのプリンタ1又はバッテリユニット20が載置された場合にプリンタ1又はバッテリユニット20に対向する面である。
隆起部P1には、プリンタ1又はバッテリユニット20と電気的に接続するための端子を含む複数の端子T1〜T10が設けられている。隆起部P2には、プリンタ1又はバッテリユニット20と電気的に接続するための端子を含む複数の端子T11〜T20が設けられている。
隆起部P1,P2は、それぞれクレードル30の上面に侵入する可能性のある液体(例えば水分等)が端子間の短絡を誘発することを防止するために形成されている。
隆起部P1,P2の表面には、当該表面から突出する突出部W1〜W3が形成されている。各突出部は、複数の端子T1〜T20のうち互いに異なる電圧が印加される端子間に設けられている。
本実施形態のコネクタ309の端子配列の例では、端子T1,T11〜T15は電源電圧が印加される端子であり、端子T10,T16〜T20はGND端子(グランド端子)であり、端子T2〜T9の少なくとも一部は所定の信号が印加される端子である。そのため、電源電圧が印加される端子T1と、所定の信号が印加されうる端子T2との間(つまり、異なる電圧が印加される端子間)に突出部W1が設けられている。所定の信号が印加されうる端子T9と、GND端子T10との間(つまり、異なる電圧が印加される端子間)に突出部W2が設けられている。電源電圧が印加される端子T15と、GND端子T16との間(つまり、異なる電圧が印加される端子間)に突出部W3が設けられている。
突出部W1〜W3を設けたのは、隆起部P1,P2の表面に液体が存在する場合であっても、その液体が隆起部P1,P2の表面を伝わることを遮断して、端子間の短絡を誘発することをより確実に防止するためである。
図20示す例では、突出部W1〜W3は、隆起部P1,P2の表面から起立する壁であって、壁面が端子に対向するようにして形成されている。突出部W1〜W3を壁とした場合には、省スペースとしつつ有効に液体の伝達を遮断できるが、突出部の形状はそれに限られない。隆起部P1,P2の表面において端子間の液体の伝達を遮断するように突出していれば、その形状は問わない。
突出部W1〜W3の高さは、被載置装置であるプリンタ1及びバッテリユニット20との端子間の接触を阻害しない限り、極力高くすることが液体の伝達遮断性能の観点から好ましい。また、突出部W1〜W3は、隆起部P1,P2の幅全体に形成することが液体の伝達遮断性能の観点から好ましい。
多数の端子を含むコネクタの場合には、同一の電圧が印加される端子が互いに隣接するように(つまり、同一の電圧が印加される複数の端子が集約するように)端子配列を行うことが好ましい。同一の電圧が印加されて隣接する端子間では短絡が大きな問題を惹起することが少ないため、上記端子配列を行うことで、突出部の数を最小化することができる。突出部の数の低下させることにより、端子間に突出部を設けるスペースを考慮する場合が少なくなるため、コネクタ全体をコンパクトにすることができる可能性が高くなる。
この観点から、本実施形態のコネクタ309のコネクタ配列では、端子T1,T11〜T15は電源電圧が印加される端子とし、端子T10,T16〜T20はGND端子とし、端子T2〜T9を所定の信号が印加されうる端子としている。
図20に示すように、コネクタ309の複数の端子T1〜T20の各端子は、ピン形状であり、基準面307sから直交する方向に突出している。各端子の形状をピン形状に限定するものではないが、ピン形状にすることで、液体が端子に接触したとしても液体が端子に残留し難いという利点がある。
ピン形状である複数の端子T1〜T20の各端子は、隆起部P1,P2の表面から離間する方向に付勢されていることが好ましい。コネクタ309の接続対象は、プリンタ1のコネクタ115、又はバッテリユニット20のコネクタ226であり、いずれも平坦な基板上に形成された複数の円形の電気接点である。そのため、ピン形状である複数の端子T1〜T20の各端子が隆起部P1,P2の表面から離間する方向に付勢されることで、コネクタ309の各端子が付勢力をもった状態でコネクタ115又はコネクタ226に接触する。その結果、コネクタ309と、コネクタ115又はコネクタ226との電気的接触の信頼性が向上する。
各端子に対する付勢方法は特に問わないが、例えばコイルばねや板ばねを利用することができる。
図21を参照すると、PCBハウジング307の内部にはプリント基板B1が設けられており、各端子はこのプリント基板B1に接続されている。プリント基板B1の近傍では、各端子は端子収容部に収容されている。すなわち、端子T1〜T10の各端子は端子収容部SP1に収容され、各端子の一部が端子収容部SP1から突出している。端子T11〜T20の各端子は端子収容部SP2に収容され、各端子の一部が端子収容部SP2から突出している。端子収容部SP1,SP2の内部は、エラストマーを有する内装部材が充填されていることが好ましい。すなわち、隆起部P1,P2の内部は、エラストマーを有する内装部材が設けられていることが好ましい。当該内装部材を設けることでプリント基板B1の近傍での端子間短絡の防止が確実になる。
(5)載置システム50の動作
次に、図22〜24を参照して、載置システム50の動作について場合を分けて説明する。図22は係合機構310の動作を説明する図であり、図23及び図24はクレードル30の連結機構300の動作を説明する図である。
より具体的には、各図は以下のとおりである。
図22Aは、図16のB−B断面図であってプリンタ1とクレードル30とが係合し始めた状態を示す図である。図22Bは、図16のB−B断面図であってプリンタ1とクレードル30とが完全に係合した状態を示す図である。
図23A及び図24Aは、本実施形態に係るクレードル30の解除レバー315の動作を説明する図であって、解除レバー315が操作されていない状態の図である。図23B及び図24Bは、本実施形態に係るクレードル30の解除レバー315の動作を説明する図であって、解除レバー315が操作されている状態の図である。
図23A及び図23Bはそれぞれクレードル30の内部の解除レバー315近傍の斜視図であり、図24A及び図24Bはそれぞれクレードル30の内部の解除レバー315近傍の側面図である。
(5−1)バッテリユニット20が取り付けられていないプリンタ1をクレードル30に載置させる場合
先ず、プリンタ1を直接クレードル30に載置させる場合の動作について説明する。
図22Aに示すように、プリンタ1を直接クレードル30に載置させる場合には先ず、プリンタ1の左側側面と右側側面がクレードル30の左端側壁面30bと右端側壁面30c(図22Aには図示せず)にガイドされるようにしてプリンタ1を後方にスライドさせる。すると、プリンタ1の横方向の位置決めがなされるため、図22Aに示すように、プリンタ1の後端部をクレードル30の後端壁面30dに当接させることで、プリンタ1の係合溝121にクレードル30の係合突起311を挿入させることができる。プリンタ1の係合溝121にクレードル30の係合突起311が挿入された状態では、プリンタ1のクレードル30に対する左右方向への相対移動が制限される。
すなわち、プリンタ1とクレードル30が接触し、かつ両者が連結していない状態で、左右方向(第2方向の一例)へのプリンタ1のクレードル30に対する相対移動が制限される。
図23A及び図24Aに示すように、連結部305は、基部305aと、連結爪305bと、係合片305cと、係合ピン305dとを有し、これらの要素が一体となって構成されている。連結部305の基部305aと、クレードル30の内部下面に固定された支持部316との間には、コイルばね318が設けられている。連結部305の係合ピン305dは、クレードル30の下面に固定されて前後に長孔となっているガイド孔317に挿入され、それによって連結部305は前後に移動可能となっている。連結部305は、外力が作用しない場合、コイルばね318の付勢力によって最も後方に位置している。
図22Aに示したようにプリンタ1の後端をクレードル30に係合させた後、プリンタ1の底面からクレードル30の上面へ向かう下向き(第1方向の一例)のプリンタ1の動作によって、プリンタ1の前側部分をクレードル30上に載置させる。すると、先ず、プリンタ1の連結部105の突起105aがクレードル30の連結部305の連結爪305bに当接する。
図24Aに示すように、連結爪305bは傾斜面305baを有するため、連結部105の突起105aが連結爪305bの傾斜面305baを下向きに押すと、コイルばね318の付勢力に抗して連結部305が前方に移動することで、連結部105の突起105aは連結爪305bよりも下方に移動することが可能となる。連結部105の突起105aが連結爪305bよりも下方に移動した後は、連結部305はコイルばね318の付勢力によって再び元の位置(図24Aに示す位置)に戻る。その結果、図24Aに示すように、連結部105と連結部305が連結される。つまり、プリンタ1とクレードル30が連結された状態となる。プリンタ1とクレードル30が連結された後には、図22Bに示すように、クレードル30の係合突起311がプリンタ1の係合溝121に完全に挿入された状態となる。
連結部105と連結部305が連結された状態では、プリンタ1の連結部105の突起105aと、クレードル30の連結部305の係合面305bbとが、上下方向(つまり、プリンタ1の底面の基準面10Bsに直交する方向)で係合している。
図16に示したように、クレードル30の上面の基準面30Fsから突出して弾性体319(2箇所)が設けられている。この弾性体319は、突起105aと係合面305bbの係合力を高めるように、プリンタ1の底面に対してクレードル30の底面と離間する方向に弾性力を作用させる。すなわち、図24Aにおいて、プリンタ1の連結部105の突起105aを上方に押し上げる力が弾性体319により加わるため、突起105aを通して連結爪305bの係合面305bbに上向きの力が加わる。結果として、突起105aと係合面305bbの間の係合力が強化される。
(5−2)バッテリユニット20が取り付けられていないプリンタ1をクレードル30から取り外す場合
次に、いったんクレードル30に載置されたプリンタ1(つまり、クレードル30と連結されているプリンタ1)をクレードル30から取り外す場合の動作について説明する。
プリンタ1をクレードル30から取り外すには、クレードル30の前端に設けられている解除レバー315を前方に引く操作を行う。解除レバー315を前方に引く操作を行うことで、クレードル30の連結部305とプリンタ1の連結部105の連結が解除される。連結部305と連結部105の連結の解除について、図23及び図24を参照して、以下説明する。
図23Aに示すように、解除レバー315は一対の軸部315aを備え、軸部315aによりクレードル30の底部に軸支されている。つまり、解除レバー315が操作されると、軸部315aを中心に解除レバー315全体が回動する。
解除レバー315は、連結部305の基部305aに向かって開口した袋状をなしており、連結部305の係合片305cを保持する。
図23A及び図24Aに示す状態で解除レバー315を前方に倒すように操作されると、解除レバー315は軸部315aを中心に回転し、それによって連結部305の係合片305cを前方に引く。係合片305cの前方への移動に伴って、連結爪305bがコイルばね318の付勢力に抗して前方に移動する。その結果、図24Bに示すように、連結爪305bと連結部105の突起105aとの係合が解除され、プリンタ1の前方部分を上方へ移動させることが可能となる。すなわち、ユーザは、解除レバー315を前方に倒しつつプリンタ1の前方部分を持ち上げることで、プリンタ1とクレードル30の連結を解除することができるようになる。
プリンタ1の前方部分の連結が解除されると、プリンタ1の後方部分は図22Bに示す状態から図22Aに示す状態に変化させる操作が可能となり、係合溝121と係合突起311の係合が解除される。
(5−3)バッテリユニット20が取り付けられたプリンタ1をクレードル30に載置させる場合
次に、バッテリユニット20が取り付けられたプリンタ1をクレードル30に載置させる場合の動作について説明する。
この場合、バッテリユニット20の底面がクレードル30の上面に載置される。このとき、バッテリユニット20の底面の溝223(図12参照)に、クレードル30の上面に設けられた突起303(図16参照)が挿脱自在に挿入される。バッテリユニット20の底面の前端には凹部225が設けられており、この凹部225にクレードル30の連結部305が挿入される。凹部225内では連結部305は自由な状態であり、バッテリユニット20とクレードル30は連結されない。
(5−4)バッテリユニット20が取り付けられたプリンタ1をクレードル30から取り外す場合
次に、バッテリユニット20が取り付けられたプリンタ1をクレードル30から取り外す場合の動作について説明する。
上述したように、バッテリユニット20の底面がクレードル30の上面に載置された状態では、凹部225内では連結部305は自由な状態であり、突起303がバッテリユニット20の溝223に挿脱自在に挿入されているに過ぎない。そのため、バッテリユニット20が取り付けられたプリンタ1を持ち上げることで、容易にクレードル30からプリンタ1を取り外すことができる。
以上説明したように、本実施形態の載置システム50は、バッテリユニット20又はプリンタ1を載置するクレードル30と、連結機構300とを備える。連結機構300は、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられていない状態ではプリンタ1とクレードル30を連結し、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられている状態ではプリンタ1とクレードル30を連結しない。そのため、本実施形態の載置システム50によれば、プリンタ1のクレードル30に対する連結状態を調節することができる。
本実施形態では、電子機器(例えばプリンタ1)に電池収容装置(例えばバッテリユニット20)が取り付けられていない状態で電子機器と載置装置(例えばクレードル30)を連結する連結機構を有し、連結機構は、電子機器に電池収容装置が取り付けられている状態では電子機器と載置装置を連結しない。これはつまり、「電子機器と載置装置を連結する連結機構、を有し、連結機構は、電子機器に電池収容装置が取り付けられている状態では電子機器と前記載置装置を連結せず、電子機器に電池収容装置が取り付けられていない状態では電子機器と載置装置を連結する」ということである。
より具体的には、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられている状態ではプリンタ1とクレードル30が連結されないため、バッテリ電源によりプリンタ1を使用する場合、バッテリ充電とプリンタ1の使用とを容易に切り替え可能である。つまり、バッテリ充電を行う場合にはクレードル30に載置し、プリンタ1を使用する場合にはプリンタ1を把持部19によって持ち上げるだけで済む。
他方、プリンタ1にバッテリユニット20が取り付けられていない状態ではプリンタ1とクレードル30が連結されるため、プリンタ1とクレードル30を一体で持ち運びながらユーザが作業を進めることができる。このとき、クレードル30にはACアダプタ400が内蔵されているため、当該ACアダプタ400を保護できるという利点がある。さらに、バッテリユニット20がプリンタ1に取り付けられていないために全体が軽量となり、プリンタ1とクレードル30を持ち運びがしやすいという利点がある。
(6)変形例
以下、本実施形態の載置システム50の変形例について説明する。
(6−1)第1の変形例
第1の変形例は、クレードル30のコネクタ309の変形例である。本変形例に係るコネクタ309Aを、図25を参照して説明する。図25は、本実施形態に係るクレードル30において、コネクタの変形例を示す図である。
本変形例に係るコネクタ309Aは、PCBハウジング307Aの基準面307Asに隆起部を設けている点ではコネクタ309と同様であるが、隆起部には突出部を設けていない点でコネクタ309と異なる。
本変形例のコネクタ309Aは、その端子配列に特徴がある。すなわち、同一の第1電圧が印加される端子を含む第1の端子群と、同一の第2電圧が印加される端子を含む第2の端子群とを、複数の隆起部P3〜P5のうちそれぞれ異なる隆起部に配置されている。第1電圧の一例は電源電圧であり、第2電圧の一例はGND電圧である。例えば、隆起部P3に配置されている端子t1〜t6はすべてGND端子とし、隆起部P4に配置されている端子t7〜t12はすべて電源電圧が印加される端子(電源端子)とする。隆起部P5に配置されている端子t13〜t18はすべて所定の信号が印加される端子とする。
本変形例のコネクタ309Aでは、各隆起部において隣接する端子間に突出部を設けていないが、各隆起部には、同一の電圧又は同一種類の電圧が印加される端子を集約させて配置させている。そのため、仮に隆起部P3〜P5の表面に液体が存在する場合でも端子間の短絡が大きな問題を惹起する可能性は低い。例えば、電源端子とGND端子の短絡が生ずる可能性は低い。従って、コネクタ309とは異なり、コネクタ309Aでは隆起部に突出部を設けなくても信頼性の高いコネクタを実現することができる。
(6−2)第2の変形例
上述した実施形態では、プリンタ1をクレードル30に載置して両者を連結させるために、いったん後方の係合機構310によってプリンタ1とクレードル30を係合させ、その後に連結機構300によりプリンタ1とクレードル30が連結される。しかし、この限りではなく、係合機構310は必須ではない。例えば、連結機構300をクレードル30の前後方向の中央位置に設けた場合には、係合機構310による係合が行われないとしても、クレードル30と連結中のプリンタ1が、その前端及び後端でクレードル30から大きく離間しない。そのため、プリンタ1とクレードル30を一体的に持ち運ぶのに支障はない。なお、クレードル30の前後方向の中央位置に連結機構を設ける場合に、解除レバー315の位置を変えなくても当業者であれば連結部305の設計変更によって対応可能である。例えば、基部305aと係合片305cの距離を調整してもよい。
(6−3)第3の変形例
上述した実施形態では、プリンタ1の底面の外縁と、バッテリユニット20の底面の外縁とは同一である場合について説明したが、その限りではない。バッテリユニット20の上面が平面視にてプリンタ1の底面全体を覆うように配置されればよい。すなわち、プリンタ本体と、プリンタ本体に着脱可能な電池収容装置(例えばバッテリユニット20)と、を備え、電池収容装置がプリンタ本体に取り付けられた状態では、電池収容装置の上面が平面視にてプリンタ本体の底面全体を覆うように配置されればよい。例えば、プリンタ1の底面に取り付けられるバッテリユニット20の底面の外縁がプリンタ1の底面の外縁よりも大きくてもよい。その場合、バッテリユニット20の底面の外縁がプリンタ1のそれよりも大きいため、バッテリユニット20を備えたプリンタ1の姿勢がより安定化する。また、プリンタ1の内部にバッテリを収容するためのバッテリハウジングを備える必要がないため、バッテリユニット20を取り外した状態でプリンタ1を小型化することができる点は、上述した実施形態と同様である。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の載置システムは上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのは勿論である。
上述した実施形態では、プリンタ1に収容されるロール紙Rとして、連続紙Pが、帯状の台紙PMと、台紙上に予め決められた間隔毎に仮着された複数枚のラベルPLとを備えたものを例示したが、その限りではない。ロール紙Rの種類は限定するものではなく、粘着剤を備えない印字用紙が巻回されたものでもよいし、裏面に粘着剤が設けられた長尺状の印字用紙が巻回されたものでもよい。
上述した実施形態では電子機器の一例としてプリンタを例に挙げて説明したが、それに限られない。パーソナルコンピュータ、携帯電話機、デジタルビデオカメラ、デジタルスティルカメラ等の他の電子機器に対しても適用することができる。
50…載置システム、1…プリンタ、2…筐体、3…開閉部、31…シャフト、4…表示パネル、5…プラテンローラ、6…サーマルヘッド、7…排出口、8…収容部、9…ダンパ、10…ガイド機構、11…モータ、13,17…補助ローラ、18…制御部、19…把持部、10Bs…基準面、101…脚部、103,121…係合溝、105…連結部、107,113…凹部、109…コネクタカバー、111…係合凹部、115…コネクタ、20…バッテリユニット、20Fs,20Bs…基準面、201…脚受入部、203,211…係合突起、207…PCBハウジング、213…バッテリハウジング、213H…中空、215…コネクタ、221…脚部、223…溝、225,227…凹部、226…コネクタ、229…コネクタカバー、231…バッテリカバー、233…レバー、235…解除操作部、30…クレードル、30a…前端壁面、30b…左端側壁面、30c…右端側壁面、30d…後端壁面、30Fs,30Bs…基準面、300…連結機構、301…脚受入部、303…突起、311…係合突起、305…連結部、305a…基部、305b…連結爪、305c…係合片、305d…係合ピン、307,307A…PCBハウジング、307s,307As…基準面、309,309A…コネクタ、310…係合機構、315…解除レバー、315a…軸部、316…支持部、317…ガイド孔、318…コイルばね、319…弾性体、321…脚部、323…カバー、325…係合爪、327…アダプタハウジング、327h…開口、329…ケーブルハウジング、331…コネクタ、400…ACアダプタ、C1,C2…ケーブル、T1〜T20,t1〜t18…端子、P1〜P5…隆起部、W1〜W3…突出部、SP1,SP2…端子収容部、B1…プリント基板、R…ロール紙、P…連続紙、PM…台紙、PL…ラベル

Claims (7)

  1. 被載置装置を載置する載置装置であって、
    前記被載置装置と電気的に接続し、同一の第1電圧が印加される端子を含む第1の端子群と、
    前記第1の端子群とは異なる端子群であって、前記被載置装置と電気的に接続し、同一の第2電圧が印加される端子を含む第2の端子群と、
    前記被載置装置が載置された場合に前記被載置装置に対向する基準面から隆起する複数の隆起部と、
    を備え、
    前記第1の端子群と前記第2の端子群は、それぞれ異なる隆起部に配置されている、載置装置。
  2. 被載置装置を載置する載置装置であって、
    前記被載置装置と電気的に接続するための端子を含む複数の端子と、
    前記被載置装置が載置された場合に前記被載置装置に対向する基準面から隆起し、前記複数の端子が露出して配置されている隆起部と、
    前記複数の端子のうち互いに異なる電圧が印加される端子間に設けられ、前記隆起部の表面から突出する突出部と、
    を備えた、載置装置。
  3. 前記複数の端子のうち同一の電圧が印加される端子は、互いに隣接する位置に配置されている、
    請求項2に記載された載置装置。
  4. 前記突出部は、前記隆起部の表面から起立する壁であって、壁面が端子に対向するようにして形成されている、
    請求項2又は3に記載された載置装置。
  5. 前記複数の端子の各端子は、ピン形状である、
    請求項1〜4のいずれかに記載された載置装置。
  6. 前記複数の端子の各端子は、前記隆起部の表面から離間する方向に付勢されている、
    請求項5に記載された載置装置。
  7. 前記隆起部の内部は、エラストマーを有する内装部材が設けられている、
    請求項1〜6のいずれかに記載された載置装置。
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