JP2019112135A - ダブルカートンクリップ - Google Patents
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Abstract
Description
カートン箱を使用する製造現場では、カートン箱を通い函として使用することは日常的に行われており、カートン箱の蓋を外側に折り返した状態で箱詰めすることも日常的に行われている。このため、カートン箱の蓋押えと、カートン箱の蓋を外側に折り返した状態にさせておく場合には、蓋押え具と、コーナー冶具のそれぞれを用意する必要があった。しかしながら、この2つの用具を併用することは、不経済であり、保管や所持に嵩張る。
本願発明者は、カートン箱の蓋押え具としての機能と、カートン箱の蓋を外側に折り返した状態で係止させるコーナー冶具としての機能を合わせもつ冶具があれば、上述した不具合が大幅に改善されることに気付いた。また、箱詰めを終えたカートン箱を蓋を開けたまま積み上げることができれば更に良いことが気付いた。これらの全てを満たす公知文献や商品も知られていない。
(1)第1カートンクリップと第2カートンクリップと双方のカートンクリップを横並び方向に連結させる屈曲自在な連結薄板部とを有するプラスチック製の一体成型品である。
(2)前記第1カートンクリップと前記第2カートンクリップは、前記連結薄板部を中心にした略左右対称形状である。
(3)前記第1カートンクリップと前記第2カートンクリップは、いずれもカートン箱の蓋を外側から押さえる外板部と、該外板部の片側面から垂直方向に起立した起立板部と、該起立板部の先端部から前記外板部と平行になる直角方向に折曲した内板部とを有する。
(4)前記起立板部を介した前記各外板部と前記各内板部との間に、前記カートン箱に用いられているカートン紙を2枚重ねした状態で挟み付けることができる間隔がある。
(5)前記各起立板部は、前記各外板部どうしが向き合わない側の側縁部から内側に間隔を置いた箇所から起立している。
(6)前記各内板部の向き合う方向の側縁部間に前記連結薄板部が設けられている。
(1)請求項1に記載の構成を備えている。
(2)前記各起立板部の互いに向き合わない側の各端部の下部は、更に横方向に延出した中段高さの中段部が設けられ、該中段部は、前記外板部と前記内板部との間に前記カートン箱の外蓋と内蓋とを挟み付ける際に、閉じた内板部を圧縮させながら食い込む部分になる。
請求項1に係るダブルカートンクリップにおいては、カートン箱の外蓋と内蓋の挟み付けと、カートン箱の外側に折り返した外蓋と側板の折り曲げた部分の挟み付けが、外板部と内板部とによって行われる。
一方、外板部と内板部とを前述した蓋押え具として使用する場合、外蓋と内蓋の挟み付けにゆとり生じて外蓋が浮いた係止になり易い。
請求項2に係るダブルカートンクリップは、この不具合が生じないようにするため、内板部よりも高位置に前記中段部を設けて、中段部の上端部と外板部とによって、外蓋と内蓋を重ね合わせた状態で挾持するようにした。
このようにすると、外蓋と内蓋はしっかりとした閉じ状態が維持される。
このため、これらの機能ごとに分かれた複数種類の冶具よりも、保管、所持の点において優れ、複数種類の冶具よりも低コストで製造できる。また、ダブルカートンクリップによって蓋が閉じられた状態にあるとき、その後の開蓋時にこのダブルカートンクリップを用いて、蓋の開いた状態を維持させることができる。
図1(a)(b)(c)に示すように、本発明実施形態に係るダブルカートンクリップ1は、カートン箱50の蓋を閉じた状態を維持させる蓋押え具としての使用と、カートン箱の4枚の蓋50a,50b,50c,50dを外側に折り返して開いた状態を維持させるカートン箱のコーナー冶具としての使用と、蓋を外側に折り返して開いた状態で各カートン箱50を積み重ねるためのカートン箱のコーナー治具としての使用が出来る。
推奨されるこのプラスチックは、強度がありながらも連結薄板部4を屈曲自在とさせる点において、ポリプロピレン(PP)が挙げられる。
図2(a)(b)を参照しつつ図3(a)に示すように、外板部21(31)は、幅Lが42mmあり、前後幅Dが25mmある長方形状を有しており、板厚は約2mmある。外板部21(31)の4角は、手やカートン箱を傷付けないようにするため、丸み処理されている。外板部21(31)の表面は、ラベル紙を貼り付けるために、周縁部を残した大部分が若干の寸法の低段面になっている。ラベルの裏面に非接触型のRFIDチップを固定させることもできる。
ダブルカートンクリップ1を図1(b)に示すカートン箱50のコーナー冶具として使用する場合には、外板部21(31)は、カートン箱50の外蓋50a,50bと内蓋50c、50dを外側方向から押える部分になる。
ダブルカートンクリップ1を図1(c)に示すカートン箱50のコーナー冶具として使用する場合には、外板部21(31)は、カートン箱50の外蓋50a,50bと内蓋50c、50dを外側方向から押える部分になり、外板部21(31)の上部は、カートン箱50を位置ずれすることなく積み重ねることができるようにするコーナー冶具として使用する場合には、カートン箱50の上部は、積み上げるカートン箱50の位置ずれを外側から防ぐ面になる。
図2(a)(b)を参照しつつ図3(b)に示すように、内板部22(32)は、外板部21(31)と同じ横幅があるが、前後幅D1は、外板部21(31)よりも短い17mmである。内板部22(32)の板厚も外板部21(31)の板厚と同じ約2mmある。
ダブルカートンクリップ1を図1(a)に示すカートン箱50の蓋押え具として使用する場合には、内板部22(32)の上面にカートン箱50の内蓋50c,50dが載ることはなく、内板部22(32)は起立板部23(33)を下支えする板として機能する。
ダブルカートンクリップ1を図1(b)(b)に示すカートン箱50のコーナー冶具として使用する場合には、内板部22(32)はカートン箱50の側板の上部を内側から押える面になる。
ダブルカートンクリップ1を図1(c)に示すカートン箱50のコーナー冶具として使用する場合にも、内板部22(32)はカートン箱50の側板の上部を内側から押える面になる。
図2(a)(b)を参照しつつ図3(a)(b)及び図4(a)(b)(c)に示すように、起立板部23(33)は、外板部21(31)と内板部22(32)とを平行な向きで接続させており、起立板部23(33)の高さHは約7mmある。起立板部23(33)は、内板部22,32の向き合った内側の縁部から横幅L1が約27mmの長さがある。起立板部23(33)の下部は更に横方向に延出して、高さH1が4mm、横幅が約5.5mmの寸法の中段部24(34)が設けられており、中段部24(34)の側端から更に横方向に立ち上がり傾斜部25(35)が設けられている。
図3(b)に示すように、起立板部23(33)は内板部22(32)の前後幅D1と同じ寸法の位置に横方向に向けて設けられており、起立板部23(33)と内板部22(32)との関係で見ると、側面視L字形状を有している。起立板部23(33)の板厚は約も約2mmある。起立板部23(33)と外板部21(31)及び内板部22(32)にとって形成されている隅部には複数の補強部26,26・・が一体形成されている。
図2(a)(b)を参照しつつ図3(a)(b)及び図4(a)(b)に示すように、連結薄板部4は、内板部22,32の向き合っている側の縁部間に薄厚となって設けられて、第1カートンクリップ2と第2カートンクリップ3とを接続している。図3(c)において示す連結薄板部4の横長さl4は8mmであり、前後幅D2は10mmである。連結薄板部4の板厚は0.6mmである。
図5(a)〜(d)に沿ってこの詳細を詳述する。
ダブルカートンクリップ1をカートン箱の蓋押え具として用いる場合には、図5(a)とこの一部拡大図である図5(b)に示すように、先ず、内蓋50c,50dを閉じ、続いて、ダブルカートンクリップ1を一方の外蓋50aの先端縁部の中央辺りの箇所に掛ける
この使用では図6(a)に示すように、ダブルカートンクリップ1の向きを立て起こした状態にし、更に図6(b)に示すように横直角方向に曲げて使用する。
より具体的には、外蓋50aを外側に折り返して側板50eの外側面に添わせた状態にし、この上方の折り曲げ部に第2カートンクリップ3を嵌め入れる。この嵌め入れは、外板部31を折り曲げた外蓋50aの外側面に添わせ、内板部32を側板50eの内側面に添わせ、起立板部33を折曲げ部の上面に添わせるようにして行う。
この挟み付けの際に、外板部31と内板部32は、各基部(上部)を中心にして開き方向の変形や基部のクラック発生等の不具合の原因となる外圧を折曲げ部から受けるが、外板部31と立設板部33とによる隅部と、内板部32と立設板部33とによる隅部には、夫々補強部36が設けられているため、これらの不具合は生じない。
この使用では、図7(a)(b)に示すカートン箱50のコーナー部に向けたダブルカートンクリップ1を上方から嵌め込む作業を、図8(a)(b)に示すようにカートン箱50の四隅の全てで行う。
このようにすると、各コーナー部に立設板部23,33による、カートン箱50の積み上げのための平坦で丈夫な載置面が形成され、載置面の外側にカートン箱50の積み上げを可能にする外板部21,31の各上部面21a,31aが形成される。上部面21a,31aは積み上げたカートン箱50の位置ずれを防止する。
の分野で利用される。
Claims (2)
- 第1カートンクリップと、第2カートンクリップと、双方のカートンクリップを連結させる屈曲自在な連結薄板部とを有するプラスチック製の一体成型品であり、
前記第1カートンクリップと前記第2カートンクリップは、前記連結薄板部を中心にした略左右対称形状であり、いずれもカートン箱の蓋を外側から押さえる外板部と、該外板部の片側面から垂直方向に起立した起立板部と、該起立板部の先端部から前記外板部と平行になる直角方向に折曲した内板部とを有し、
前記起立板部を介した前記各外板部と前記各内板部との間に、前記カートン箱に用いられているカートン紙を2枚重ねした状態で挟み付けることができる間隔があり、
前記各起立板部は、前記各外板部どうしが向き合わない側の側縁部から内側に間隔を置いた箇所から起立しており、
前記各内板部の向き合う方向の側縁部間に前記連結薄板部が設けられていることを特徴とするダブルカートンクリップ。 - 前記各起立板部の互いに向き合わない側の各端部の下部は、更に横方向に延出した中段高さの中段部が設けられ、該中段部は、前記外板部と前記内板部との間に前記カートン箱の外蓋と内蓋とを挟み付ける際に、閉じた内板部を圧縮させながら食い込む部分になる、請求項1に記載のダブルカートンクリップ。
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