JP2019108948A - ピンチバルブ及びチューブホルダ - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2は、本発明の実施形態に係るピンチバルブ1の断面図であり、図1は全開状態を示し、図2は全閉状態を示す。図3は、チューブホルダ5の外観斜視図であって、通常状態を示す。図4は、チューブホルダ5の外観斜視図であって、チューブ挿入可能状態を示す。図5は、チューブホルダ5の外観斜視図であって、チューブ保持状態を示す。図6は、図5のA−A断面図である。
図1及び図2に示すピンチバルブ1は、例えば、細胞培養装置に使用される。細胞培養装置では、培養対象となる制御流体が外部環境に接して変質することを防ぐために、制御流体をチューブ11に流し、外部環境から完全に遮断している。チューブ11は、例えばシリコンやエラストマーなどの材料で形成された可撓性のあるチューブである。細胞培養装置では、ピンチバルブ1を用いて、チューブ11を流れる制御流体を制御する。
駆動部2は、筒状のシリンダ本体21を有する。シリンダ本体21は、図中上端開口部が第1エンド部材22と第1留め輪23を用いて気密に封止され、図中下端開口部が第2エンド部材31と第2留め輪32を用いて気密に封止されることにより、ピストン室33が形成されている。ピストン28は、ピストン室33に摺動可能に装填され、ピストン室33を第1室331と第2室332に気密に区画している。第1室331は、給排気ポート212に連通し、第2室332は、操作ポート213に連通している。圧縮ばね30は、ピストン28と第2エンド部材31との間に縮設され、ピストン28をチューブホルダ5側(図中上向き)に常時付勢している。圧縮ばね30のばね力は、チューブ11を完全に押し潰して流路を遮断できる大きさに設定されている。
図1及び図2に示すように、チューブホルダ5は、ホルダ本体6と、可動部材8と、圧縮ばね10を備える。ホルダ本体6は、駆動部2のシリンダ本体21に一体的に取り付けられる。可動部材8は、ホルダ本体6の外側に平行移動可能に配設されている。圧縮ばね10は、ホルダ本体6と可動部材8との間に縮設され、可動部材8を図中上向きに常時付勢している。尚、ホルダ本体6は、第1の部品の一例である。可動部材8は、第2の部品の一例である。圧縮ばね10は、付勢部材の一例である。
チューブ11をピンチバルブ1に取り付ける場合には、作業者は、例えば図1に示すように、ピンチバルブ1の操作ポート213から第2室332に操作エアを供給し、圧縮ばね30に抗して押圧部材3を下降させる。それから、作業者は、両手でチューブ11を持ち、両手の間の部分のチューブ11を可動部材8の上端面84に押し付けて、圧縮ばね10のばね力に抗して可動部材8を押し下げる。このとき、圧縮ばね10のばね力がチューブ11を押し潰さない程度に小さくされているため、作業者は、軽い力で可動部材8を押し下げることができる。
流体供給時には、図1に示すように、操作エアを第2室332に供給して押圧部材3を下降させてチューブ11から離間させる。チューブ11は、自身の弾性変形力や径方向外側に作用する流体圧により、流路を押し潰された状態から円形状態に復元させる。これにより、ピンチバルブ1は、全開状態になり、制御流体を上流側から下流側へ供給する。一方、図2に示すように、ピンチバルブ1は、第2室332から操作エアを排出すると、押圧部材3が圧縮ばね30のばね力で上昇し、受圧ピン4との間でチューブ11を完全に押し潰す。これにより、ピンチバルブ1は、全閉状態になり、制御流体の供給を停止する。尚、ピンチバルブ1は、押圧部材3がチューブ11を押圧する押圧力を調整して、チューブ11の変形量を調節することにより、制御流体の流量を制御することも可能である。
チューブ11をピンチバルブ1から取り外す場合には、作業者は、図1に示すように、ピンチバルブ1を全開状態にする。それから、作業者は、圧縮ばね10に抗して、可動部材8を押し下げ、第1凹面84aと第2凹面84bを第1上向き凹面63aと第2上向き凹面64aからそれぞれ離間させる。チューブ11を第1凹面84aと第2凹面84bから第1下向き凹面63bと第2下向き凹面64bに載せ替える位置まで可動部材8を押し下げると、閉鎖部81が挿入口65を開放する。そこで、作業者は、チューブ11を第1挿通穴63と第2挿通穴64から挿入口65を介してホルダ本体6の外側に引っ張り出す。可動部材8は、下向きの力を解除されると、圧縮ばね10のばね力により上昇し、図3に示すように、通常状態に自動的に復帰する。
以上説明したように、本形態のピンチバルブ1は、可撓性のあるチューブ11を保持するチューブホルダ5と、チューブホルダ5に保持されるチューブ11を押圧する押圧部材3と、押圧部材3に駆動力を付与する駆動部2とを備えるピンチバルブ1において、チューブホルダ5は、第1の凹所(第1上向き凹面63a、第2上向き凹面64a)を有するホルダ本体6と、ホルダ本体6に対して可動するように設けられ、第2の凹所(第1凹面84a、第2凹面84b)を有する可動部材8と、第2の凹所(第1凹面84a、第2凹面84b)を第1の凹所(第1上向き凹面63a、第2上向き凹面64a)に近づけるように可動部材8を付勢する圧縮ばね10とを有しており、第1の凹所(第1上向き凹面63a、第2上向き凹面64a)と第2の凹所(第1凹面84a、第2凹面84b)との間でチューブ11を保持する保持部(第1保持穴X1、第2保持穴X2)を形成すること、を特徴とする。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係るチューブホルダ501の外観斜視図である。本形態のチューブホルダ501は、可動部材502がホルダ本体6に対して回動可能に取り付けられている点を除き、第1実施形態のチューブホルダ5と同様に構成されている。ここでは、第1実施形態と共通する点には、図面に同一符号を用い、適宜説明を省略する。
3…押圧部材
5,501…チューブホルダ
6…ホルダ本体
8,502…可動部材
10…圧縮ばね
11,11B…チューブ
63…第1挿通穴
64…第2挿通穴
65…挿入口
63a…第1上向き凹面
64a…第2上向き凹面
84a…第1凹面
84b…第2凹面
X1…第1保持穴
X2…第2保持穴
Claims (7)
- 可撓性のあるチューブを保持するチューブホルダと、前記チューブホルダに保持される前記チューブを押圧する押圧部材と、前記押圧部材に駆動力を付与する駆動部とを備えるピンチバルブにおいて、
前記チューブホルダは、
第1の凹所を有する第1の部品と、
前記第1の部品に対して可動するように設けられ、第2の凹所を有する第2の部 品と、
前記第2の凹所を前記第1の凹所に近づけるように前記第2の部品を付勢する付 勢部材とを有しており、
前記第1の凹所と前記第2の凹所との間で前記チューブを保持する保持部を形成 すること、
を特徴とするピンチバルブ。 - 請求項1に記載するピンチバルブにおいて、
前記第1の部品は、
前記押圧部材を直線往復運動可能に収容する中空穴と、
前記中空穴を挟んで対向する位置に開設され、前記チューブを挿通される第1挿 通穴と第2挿通穴と、
前記第1挿通穴と前記第2挿通穴に連通するスリット形状の挿入口と、を有し、
前記第1挿通穴と前記第2挿通穴の一部により前記第1の凹所を形成しているこ と、
前記第2の部品は、
前記第1の部品の外側に配設され、
前記第1挿通穴と前記第2挿通穴に対応する位置に、第1可動側凹面と第2可動 側凹面が形成されており、
前記第1可動側凹面と前記第2可動側凹面により、前記第2の凹所を形成してい ること、
を特徴とするピンチバルブ。 - 請求項1又は請求項2に記載するピンチバルブにおいて、
前記第2の部品は、前記第1の部品に対して平行移動可能に又は回動可能に設けら れていること、
を特徴とするピンチバルブ。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載するピンチバルブにおいて、
前記付勢部材の付勢力は、前記第1の凹所と前記第2の凹所との間で前記チューブ を押し潰さない大きさに設定されていること、
を特徴とするピンチバルブ。 - 請求項4に記載するピンチバルブにおいて、
前記チューブホルダは、前記保持部に保持される前記チューブが潰れきる前に、前 記第2の部品の移動を制限するストッパ部を有すること、
を特徴とするピンチバルブ。 - 請求項5に記載するピンチバルブにおいて、
前記第1の部品は、前記第1の凹所に前記チューブを挿入する挿入口が形成されて いること、
前記第2の部品は、前記挿入口に重ね合わされるように前記第1の部品に装着され 、前記第1の部品に対して可動する場合に前記挿入口が外部に露出する露出部の幅を 変化させること、
前記ストッパ部が前記第2の部品の移動を制限する場合に、前記チューブホルダが 保持可能なチューブのうち最小サイズのチューブの外径寸法より、前記露出部の幅が 小さいこと、
を特徴とするピンチバルブ。 - 押圧部材に押圧される可撓性のあるチューブを保持するチューブホルダにおいて、
第1の凹所を有する第1の部品と、
前記第1の部品に対して可動するように設けられ、第2の凹所を有する第2の部品 と、
前記第2の凹所を前記第1の凹所に近づけるように前記第2の部品を付勢する付勢 部材とを有しており、
前記第1の凹所と前記第2の凹所との間で前記チューブを保持する保持部を形成すること、
を特徴とするチューブホルダ。
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