JP2019096330A - 画面共有システム、画面共有方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1の画面画像転送方法によれば、キャプチャ画像に好適な圧縮方式を用いてキャプチャ画像を圧縮するため、共有元の端末装置の表示画面を少ない遅延で共有先の端末装置に表示することができる。
図1は、本発明の画面共有システムSの概要を示す図である。図1に示すように、画面共有システムSは、複数のユーザ端末1を含む。ユーザ端末1は、TV用モニタ、PC、タブレットPC、携帯電話、スマートフォン等の任意の端末装置であり、画像データを送受信可能な所定の通信ネットワークを介して接続される。
図2(B)に示すように、表示画面の共有は、ソース側のユーザ端末1に表示されている表示画面200の一部である表示ウィンドウ201のみを対象としてもよく、また、図2(C)に示すように、表示画面200の全てを対象としてもよい。表示画面200の一部のみを共有することで、一例として、後述するように会議参加者との間で表示画面を共有する場合に、会議内容のメモ等を共有するウィンドウ以外のウィンドウで記載することで、メモの内容まで共有せずに済むため、好適である。
図3は、ユーザ端末1の機能構成を示すブロック図である。なお、画面共有のソース側のユーザ端末1とシンク側のユーザ端末1とは、基本的に同一の構成であるため、以下では両者を区別することなく説明する。
図3に示すように、ユーザ端末1は、操作受付部11と、表示部12と、記憶部13と、通信部14と、制御部15と、を含んで構成される。
ユーザ情報は、例えば、年齢、住所、氏名等のユーザに関する情報であり、また、属性情報は、例えば、画面サイズ、表示可能な解像度、CPU性能等の表示に関する情報である。グループは、ユーザ端末1(ユーザ)の所属を示す情報であり、会社名、部署等の情報を含む。
実行状況は、ユーザ端末1において現在実行されている処理を示し、例えば、当該ユーザ端末1において現在動画アプリケーションが実行中であることや、現在TV放送を視聴中であるといったことを示す。通信状況は、当該ユーザ端末1と自身との間の通信状況を示す情報である。
図5(A)に示すように、表示画面210は、ステータスバー211を含む。表示制御部151は、このステータスバー上に、画面共有を行う複数の他のユーザ端末1の夫々に対応付けた複数のアイコン212,213,214を表示する。アイコン212,213,214は、画面共有開始操作を受付可能なアイコンであり、例えば、アイコン212が操作されると、端末Bのユーザ端末1に対して画面共有要求が通知され、端末Bのユーザ端末1との間で表示画面が共有されることになる。
また、表示制御部151は、他のユーザ端末1との画面共有を開始すると、当該ユーザ端末1に対応するアイコンに画面共有実行中であることを示すステータスを表示することとしてもよい。
図5(C)では、表示ウィンドウ215において、例えば、動画再生アプリケーションにおいて著作権保護された動画のような画面共有ができないコンテンツが再生されている。この場合、表示制御部151は、ステータスバー211にアイコンを表示しない。他方、図5(D)では、表示ウィンドウ216において、例えば、動画再生アプリケーションにおいて著作権保護等されておらず画面共有可能なコンテンツが再生されている。この場合、表示制御部151は、ステータスバー211にアイコン212,213,214を表示し、他のユーザ端末1との間の画面共有を容易に行えるようにしている。
また、判定部153は、他のユーザ端末1におけるコンテンツの利用状況に基づいて判定を行うことができ、例えば、所定のコンテンツを利用している他のユーザ端末1に対しては表示画面の共有が不可能であると判定し、当該コンテンツを利用していない他のユーザ端末1に対しては表示画面の共有が可能であると判定する。
また、判定部153は、他のユーザ端末1の電池残量に基づいて判定を行うことができ、例えば、他のユーザ端末1の電池残量が所定の容量よりも高い、又は当該他のユーザ端末1が充電中である場合に表示画面の共有が可能であると判定し、他のユーザ端末1の電池残量が所定の容量よりも低く、かつ、充電中ではない場合には表示画面の共有が不可能であると判定する。
このとき、実行部154は、他のユーザ端末1のステータスに応じた仕様で、画面共有を行う。ステータスに応じた画面共有の詳細については後述するが、実行部154は、例えば、他のユーザ端末1が対応する解像度に基づいて共有する表示画面の画質を低画質(SD)又は高画質(HD)に制御する。また、実行部154は、例えば、他のユーザ端末1との間の通信状況に基づいて共有する表示画面に対応する画面データを低データ量の画面データ又は高データ量の画面データに制御する。
以上、本発明の画面共有システムSを構成するユーザ端末1の機能構成について説明した。続いて、図6を参照して、ユーザ端末1間で表示画面を共有する際の動作例について説明する。なお、図6において、表示画面220は、あるユーザ端末1の表示部12に表示される表示画面を示し、表示画面230は、当該ユーザ端末1と表示画面を共有する他のユーザ端末1の表示部12に表示される表示画面を示す。
このようにして表示画面の共有が開始すると、図6(D)に示すように、表示画面220のステータスバー221に表示されていた端末Bに対応するアイコン222に、画面共有実行中であることを示すステータス222Aが表示される。
続いて、図7〜図10を参照して、他のユーザ端末1のステータスに応じた仕様で行われる画面共有の動作例について説明する。以下では、ステータスに応じた画面共有の一例として、ユーザ端末1間の通信状況に応じた仕様で行われる画面共有(図7及び図8)、ユーザ端末1を用いるユーザが属するグループに応じた仕様で行われる画面共有(図9及び図10)を例にとり説明する。
図7は、通信状況に応じた仕様で表示画面を共有する際のユーザ端末1の処理の流れを示すフローチャートであり、図8は、表示画面を共有するユーザ端末1に表示されるステータスバー250の一例を示す図である。
なお、通信状況が不良である端末Bのユーザ端末1については、例えば、判定部153が、ステータスに基づいて画面共有を不可と判定し、表示画面の共有を行わない。
図9は、グループに応じた仕様で表示画面を共有する際のユーザ端末1の処理の流れを示すフローチャートであり、図10は、グループに応じた仕様で表示画面を共有する際にユーザ端末1に表示される表示画面270の一例を示す図である。図11は、グループに応じた仕様で表示画面を共有する際の表示画面の別例であり、ソース側のユーザ端末1に表示される表示画面280及びシンク側のユーザ端末1に表示される表示画面290の一例を示す図である。
グループに応じた画面共有は、例えば、このような会議の場において利用することができる。
もちろん、ユーザに対して社外秘データであるか否かを問い合わせることで、社外秘データを含むか否かを判定することとしてもよい。例えば、表示画面上に「共有を許可しますか?」といったメッセージを表示し、表示画面に現在表示されている表示ウィンドウの共有可否をユーザが設定可能にすることで実現することができる。なお、共有可否の設定は、表示画面に現在表示されている複数の表示ウィンドウに対して、個別又は一括で行うことができる。
この場合、ユーザ端末1は、社外者が用いる端末Bのユーザ端末1に対応するアイコン273を暗く表示し、操作不可能にする。一方で、ユーザ端末1は、同じ会社の社員が用いる端末C,Dのユーザ端末1に対応するアイコン274,275を明るく表示し、操作可能にする。
図11(A)に示すように、ソース側のユーザ端末1の表示画面280が、シンク側のユーザ端末1の表示画面290に表示され、ソース側のユーザ端末1とシンク側のユーザ端末1との間で表示画面が共有されている。図11(A)では、ソース側のユーザ端末1において「ファイルB」が開かれようとしている。
もちろん、画面共有中に新たに表示しようとするデータについては、デフォルトで非共有としておき、ソース側のユーザ端末1のユーザが共有を許可した場合にシンク側のユーザ端末1に表示することとしてもよい。
以上、本発明の画面共有システムSの一実施形態について説明した。以上説明した画面共有システムSによれば、以下の効果を期待できる。
また、画面共有システムSでは、アイコンとともに、当該アイコンに対応する他のユーザ端末1のステータスも併せて表示するため、他のユーザ端末1の状況を表示画面の共有を望むユーザ自身が把握することができ好適である。
例えば、表示画面の一部の表示ウィンドウのみを共有する場合に、共有している表示ウィンドウと共有していない表示ウィンドウを、ソース側のユーザ端末1のユーザが一目で把握することができ、好適である。
11・・・操作受付部
12・・・表示部
13・・・記憶部
14・・・通信部
15・・・制御部
151・・・表示制御部
152・・・受信部
153・・・判定部
154・・・実行部
Claims (7)
- 複数の端末装置の間で表示画面を共有する画面共有システムであって、
前記端末装置は、
表示画面を共有する他端末装置を識別する端末識別情報に対応付けて、前記他端末装置を用いるユーザに関するユーザ情報と、前記ユーザが属するグループについての情報とを記憶する記憶部と、
前記他端末装置の端末識別情報と、前記他端末装置の現在の状況を示す状況情報とを前記他端末装置から受信する受信部と、
前記端末識別情報に関連付けられた前記ユーザ情報と、前記他端末装置が前記端末装置と同一グループに属することを示すステータスと、前記他端末装置の前記状況情報と、画面共有開始操作を受付可能なアイコンとを表示部に表示する表示制御部と、
前記アイコンに対する操作を受け付ける操作受付部と、
前記操作受付部が前記アイコンに対する操作を受け付けると前記端末装置の表示画面に対応する画面データを生成し、生成した前記画面データを前記他端末装置に送信することにより画面共有を開始する実行部と、
を備える画面共有システム。 - 前記表示制御部は、前記他端末装置との画面共有を開始すると、当該他端末装置に対応する前記アイコンに画面共有実行中であることを示すステータスを表示する、
請求項1に記載の画面共有システム。 - 前記実行部は、前記他端末装置に対して画面共有開始要求を通知するとともに、当該通知に伴い前記他端末装置から開始許可通知を受けると、前記画面共有を開始する、
請求項1又は2に記載の画面共有システム。 - 前記実行部は、前記他端末装置から画面共有開始要求を受けると、前記画面共有を開始する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の画面共有システム。 - 前記表示制御部は、前記端末装置に表示されている表示画面の一部の領域を対象として前記他端末装置との前記画面共有を開始し、前記画面共有している領域を特定するための情報を前記表示部に表示する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の画面共有システム。 - 複数の端末装置の間で表示画面を共有する画面共有方法であって、
前記端末装置が実行する、
表示画面を共有する他端末装置を識別する端末識別情報と、前記他端末装置の現在の状況を示す状況情報とを前記他端末装置から受信するステップと、
前記端末識別情報と、前記他端末装置を用いるユーザに関するユーザ情報と、前記ユーザが属するグループについての情報とが関連付けて記憶された記憶部を参照することにより、前記端末識別情報に関連付けられた前記ユーザ情報と、前記他端末装置が前記端末装置と同一グループに属することを示すステータスと、前記他端末装置の前記状況情報と、画面共有開始操作を受付可能なアイコンとを表示部に表示するステップと、
前記アイコンに対する操作を受け付けるステップと、
前記アイコンに対する操作を受け付けると前記端末装置の表示画面に対応する画面データを生成し、生成した前記画面データを前記他端末装置に送信することにより画面共有を開始するステップと、
を備える画面共有方法。 - 複数の端末装置の間で表示画面を共有するためのプログラムであって、
前記端末装置に、
表示画面を共有する他端末装置を識別する端末識別情報と、前記他端末装置の現在の状況を示す状況情報とを前記他端末装置から受信する受信部、
前記端末識別情報と、前記他端末装置を用いるユーザに関するユーザ情報と、前記ユーザが属するグループについての情報とが関連付けて記憶された記憶部を参照することにより、前記端末識別情報に関連付けられた前記ユーザ情報と、前記他端末装置が前記端末装置と同一グループに属することを示すステータスと、前記他端末装置の前記状況情報と、画面共有開始操作を受付可能なアイコンとを表示部に表示する表示制御部、
前記アイコンに対する操作を受け付ける操作受付部、
前記操作受付部が前記アイコンに対する操作を受け付けると前記端末装置の表示画面に対応する画面データを生成し、生成した前記画面データを前記他端末装置に送信することにより画面共有を開始する実行部、
としての機能を実現させるためのプログラム。
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