JP2019091201A - 検査作業支援装置、方法、およびプログラム - Google Patents

検査作業支援装置、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業者の習熟度に応じて提示する検査項目を階層的に変更でき、習熟度に依らず一定の形式で検査結果を記録する。【解決手段】検査ガイド部15Cが、検査項目リスト14Aのうち作業者の習熟度に応じた階層から検査項目データを順次取得して、対応する検査内容ガイダンスを検査端末20に提示し、検査結果記録部15Dが、検査内容ガイダンスに対して検査端末20から返送された、検査対象の良/不良に関する検査結果を、記憶部14の当該検査項目データに関する検査結果データ14Eに順次記録し、この際、階層のうち最下位層より上位層の検査項目データに関する検査結果が不良を示す場合にのみ、予め設定されている確認ガイダンスを検査端末20に提示し、確認ガイダンスに対して検査端末20から返送された不良内容に基づいて、当該検査項目データの下位層に位置する各検査項目データに関する検査結果データ14Eを記録する。【選択図】 図1

Description

本発明は、作業者による検査作業を支援する検査作業支援技術に関する。
工場で生産された製品や施設に設置されている設備などの検査対象を、予め設定されている検査項目に基づいて作業員が目視や測定により検査する場合、検査精度と作業効率という相反する課題が存在する。
例えば、検査作業に慣れた熟練者は、検査対象の目視検査結果を記録する際、いくつか複数の検査項目に関する検査結果を一括して記録する傾向がある。一方、検査作業に不慣れな未熟者は、検査項目を1つずつ確認して検査結果を記録する傾向がある。
したがって、熟練者のように検査結果を一括して記録する方法によれば、未実施の検査項目を合格と記録してしまい、検査精度が低下して不具合を含む製品が出荷される場合がある。一方、未熟者のように検査項目を1つずつ確認して検査結果を記録する方法によれば、作業効率が低下する。また、検査項目を読み上げて検査結果を音声入力することも試みられているが、未熟者に合わせて検査項目を1つずつ読み上げた場合、熟練者であるにも関わらず作業効率が低下することになる。この際、作業効率を考慮して熟練者に対して検査項目のスキップを許可してしまうと、未実施の検査項目を見逃す原因となり、検査精度が低下する。
従来、このような検査精度と作業効率という相反する課題を解決する技術として、作業者の習熟度に応じて作業指示情報を提示する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。この技術は、習熟度に応じた作業指示情報を予め設定しておき、実際に検査作業を行う作業者の習熟度を入力し、当該習熟度と対応する作業指示情報を提示するようにしたものである。
特開2005−346274号公報
しかしながら、このような従来技術では、作業者の習熟度に応じた作業指示情報を提示できるものの、習熟度に応じて作業指示情報を階層的に変更するものではないため、作業者の習熟度と作業内容の組み合わせの適用範囲が狭いという問題点があった。また、検査結果が習熟度によって異なる形式で記録・保存されるため、検査結果を確認する際、異なる習熟度の作業者に関する検査結果についてはそれぞれ別個に解析する必要があり、確認作業負担が増大するという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、作業者の習熟度に応じて提示する検査項目を階層的に変更できるとともに、習熟度に依らず一定の形式で検査結果を記録できる検査作業支援技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる検査作業支援装置は、作業者が検査対象を検査する際に用いる検査端末と通信回線を介して接続されて、予め設定されている各検査項目に関する前記作業者の検査作業を支援するための検査内容ガイダンスを前記検査端末へ提示する検査作業支援装置であって、前記作業者の習熟度に対応する複数の階層を有し、これら階層ごとに、当該階層と対応する習熟度に応じた粒度を持つ検査項目と当該検査項目に関する検査内容ガイダンスとの組からなる検査項目データが、1つまたは複数登録されている検査項目リストを記憶する記憶部と、前記検査項目リストのうち前記作業者の習熟度に応じた階層から検査項目データを順次取得して、当該検査項目データに含まれる検査内容ガイダンスを前記検査端末に提示する検査ガイド部と、前記検査内容ガイダンスに対して前記検査端末から返送された、前記検査対象の良/不良に関する検査結果を、当該検査項目データに関する検査結果データとして、前記記憶部に順次記録する検査結果記録部とを備え、前記検査結果記録部は、前記階層のうち最下位層より上位層の検査項目データに関する検査結果が不良を示す場合にのみ、予め設定されている確認ガイダンスを前記検査端末に提示し、前記確認ガイダンスに対して前記検査端末から返送された不良内容に基づいて、当該検査項目データの下位層に位置する各検査項目データに関する検査結果データを記録するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記検査作業支援装置の一構成例は、前記記憶部が、前記検査端末から返送された前記検査結果および前記不良内容の候補と、これら候補を正規化した標準語との対応関係を示す辞書データを記憶し、前記辞書データに基づいて、前記検査端末から返送された前記検査結果および前記不良内容を標準語に正規化する正規化処理部をさらに備え、前記検査結果記録部は、前記正規化処理部で正規化された前記検査結果および前記不良内容に基づいて、検査項目データに関する検査結果データを記録するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記検査作業支援装置の一構成例は、前記検査結果記録部が、前記不良内容を前記上位層の検査項目データの配下層に位置する各検査項目データの検査項目と比較し、前記不良内容と一致した検査項目が存在した場合、当該検査項目の検査項目データに関する検査結果として不良を記録するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記検査作業支援装置の一構成例は、前記検査結果記録部が、前記不良内容を前記上位層の検査項目データの配下層に位置する各検査項目データの検査項目と比較し、前記不良内容と一致した検査項目が存在しない場合、前記不良内容との一致度が最も高い検査項目の検査項目データに関する検査結果として前記不良内容を記録するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記検査作業支援装置の一構成例は、前記検査ガイド部が、前記検査端末からの検査項目レベルの変更指示に応じて、前記作業者の習熟度を変更し、変更後の習熟度に対応した階層から、選択中の検査項目データに関する新たな検査項目データを再選択し、当該新たな検査項目データに含まれる検査内容ガイダンスを前記検査端末に提示するようにしたものである。
また、本発明にかかる検査作業支援方法は、作業者が検査対象を検査する際に用いる検査端末と通信回線を介して接続されて、予め設定されている各検査項目に関する前記作業者の検査作業を支援するための検査内容ガイダンスを前記検査端末へ提示する検査作業支援装置、で用いられる検査作業支援方法であって、記憶部が、前記作業者の習熟度に対応する複数の階層を有し、これら階層ごとに、当該階層と対応する習熟度に応じた粒度を持つ検査項目と当該検査項目に関する検査内容ガイダンスとの組からなる検査項目データが、1つまたは複数登録されている検査項目リストを記憶する記憶ステップと、検査ガイド部が、前記検査項目リストのうち前記作業者の習熟度に応じた階層から検査項目データを順次取得して、当該検査項目データに含まれる検査内容ガイダンスを前記検査端末に提示する検査ガイドステップと、検査結果記録部が、前記検査内容ガイダンスに対して前記検査端末から返送された、前記検査対象の良/不良に関する検査結果を、当該検査項目データに関する検査結果データとして、前記記憶部に順次記録する検査結果記録ステップとを備え、前記検査結果記録ステップは、前記階層のうち最下位層より上位層の検査項目データに関する検査結果が不良を示す場合にのみ、予め設定されている確認ガイダンスを前記検査端末に提示し、前記確認ガイダンスに対して前記検査端末から返送された不良内容に基づいて、当該検査項目データの下位層に位置する各検査項目データに関する検査結果データを記録するステップを含むものである。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、前述したいずれかの検査作業支援装置を構成する各部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、作業者の習熟度に応じて提示する検査項目が階層的に変更されるため、作業者の習熟度と作業内容の組み合わせの適用範囲が広くなり、結果として、作業者の習熟度に合致した検査内容ガイダンスを作業者に提示することが可能となる。したがって、初級者には細かな検査内容ガイダンスを提示でき、検査漏れを回避できる。また、上級者には大まかな検査内容ガイダンスを提示でき、高い検査効率を得ることができる。
また、初級者より上位の中級者さらには上級者の検査結果が、初級者と同じ一定形式で記録されるため、習熟度が異なる作業者による検査結果を、解析などの作業負担を要することなく容易に確認することが可能となる。また、得られた検査結果を同一レベルで比較することができ、極めて誤差の少ない価値の高い統計結果を得ることができる。
検査作業支援システムの構成を示すブロック図である。 検査項目リストの構成例である。 確認ガイダンスの構成例である。 作業者リストの構成例である。 辞書データの構成例である。 検査結果データの構成例である。 検査作業支援動作を示すシーケンス図である。 検査結果記録動作を示すシーケンス図である。 検査作業支援動作例(初級者)を示すシーケンス図である。 検査作業支援動作例(中級者)を示すシーケンス図である。 検査作業支援動作例(上級者)を示すシーケンス図である。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
[検査作業支援システム]
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかる検査作業支援システム1について説明する。図1は、検査作業支援システムの構成を示すブロック図である。
この検査作業支援システム1は、図1に示すように、作業者が検査対象を検査する際に用いる1つまたは複数の検査端末20と、これら検査端末20と通信回線Lを介して接続されて、予め設定されている各検査項目に関する作業者の検査作業を支援するための検査内容ガイダンスを各検査端末20へ提示する検査作業支援装置10とを備えている。
[検査作業支援装置]
次に、図1を参照して、検査作業支援装置10の構成について詳細に説明する。
検査作業支援装置10は、全体としてサーバ装置やパーソナルコンピュータなどの情報処理装置からなり、主な機能部として、通信I/F部11、操作入力部12、画面表示部13、記憶部14、および演算処理部15を備えている。これら機能部は検査作業支援装置10内に設けられたデータバスB1を介して相互に接続されている。
通信I/F部11は、通信回線Lを介して検査端末20との間でデータ通信を行う機能を有している。
操作入力部12は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して出力する機能を有している。
画面表示部13は、LCDなどの画面表示装置からなり、操作メニュー画面、設定画面、検査結果画面などの各種画面を画面表示する機能を有している。
記憶部14は、ハードディスクドライブや半導体メモリなどの記憶装置からなり、演算処理部15で実行される各種処理で用いる処理データやプログラム14Pを記憶する機能を有している。
プログラム14Pは、演算処理部15を構成するCPUで実行されるプログラムであり、外部装置や記録媒体(共に図示せず)から読み込まれて予め記憶部14に格納される。
記憶部14で記憶する主な処理データとして、検査項目リスト14A、確認ガイダンス14B、作業者リスト14C、辞書データ14D、および検査結果データ14Eがある。
検査項目リスト14Aは、作業者が検査対象を検査する際に検査すべき検査項目が登録されているリストである。検査項目リスト14Aは、作業者の習熟度に対応する複数の階層を有し、これら階層ごとに、当該階層と対応する習熟度に応じた粒度を持つ検査項目と当該検査項目に関する検査内容ガイダンスとの組からなる検査項目データが、1つまたは複数登録されている。これら検査項目データには、習熟度が低くなるほど細かな粒度の検査項目が登録されている。
図2は、検査項目リストの構成例である。ここでは、検査項目データを識別するための検査項目IDごとに、当該検査項目データが属する階層、当該階層と対応する習熟度、検査項目、および検査内容ガイダンスが、組として登録されている。
以下では、作業者の習熟度として初級者、中級者、上級者を示すL1,L2,L3の3つの習熟度を設け、これらL1,L2,L3に対応する階層として、最下位層、中間層、最上位層を設けた場合を例として説明するが、習熟度および階層の数は3つに限定されるものではなく、2つでもよく4つ以上であってもよい。
図2の例では、検査項目ID「100」には、最上位層に位置する習熟度L3の検査項目データが登録されており、検査項目および検査内容ガイダンスとして「目視検査」および「目視検査は?」が設定されている。
また、検査項目ID「110」には、検査項目ID「100」の配下の中間層に位置する習熟度L2の検査項目データが登録されており、検査項目および検査内容ガイダンスとして「上部」および「上部は?」が設定されている。
また、検査項目ID「111」には、検査項目ID「110」の配下の最下位層に位置する習熟度L1の検査項目データが登録されており、検査項目および検査内容ガイダンスとして「ひび」および「上部のひびは?」が設定されている。
また、検査項目ID「112」には、検査項目ID「110」の配下の最下位層に位置する習熟度L1の検査項目データが登録されており、検査項目および検査内容ガイダンスとして「ゆがみ」および「上部のゆがみは?」が設定されている。
確認ガイダンス14Bは、最下位層に相当する最低習熟度L1(初級者)より上級、すなわち中間層に相当する中間習熟度L2(中級者)または最上位層に相当する最高習熟度L3(上級者)の検査項目データに関する検査結果が不良を示す場合、不良の内容を確認するためのガイダンスである。
図3は、確認ガイダンスの構成例である。ここでは、利用者の習熟度ごとに、当該習熟度の検査項目データで用いる確認ガイダンスが登録されている。
図3の例では、最高習熟度L3(上級者)の確認ガイダンスとして「NG部位は?」と「NG理由は?」が登録されており、中間習熟度L2(中級者)の確認ガイダンスとして「NG理由は?」が登録されている。
なお、これら確認ガイダンスの内容は、任意の検査対象の上部を目視検査する場合を例としたものであり、上記登録例に限定されるものではなく、検査内容に応じて任意の内容のガイダンスを登録すればよい。
また、ここでは、確認ガイダンスを利用者の習熟度ごとに設定した場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、検査項目データごとに個別の確認ガイダンスを設定してもよい。これにより、検査項目データごとに不良の内容を確認する方法や手順が異なる場合にも対応できる。
作業者リスト14Cは、検査作業支援システム1を利用する作業者の習熟度や認証情報を示す作業者データのリストである。
図4は、作業者リストの構成例である。ここでは、作業者を識別するための作業者IDごとに、習熟度、作業者名、認証情報(パスワード)が、組として登録されている。
図4の例では、作業者ID「USER1」には、習熟度がL1(上級者)の作業者名「(公序良俗違反につき、不掲載)太郎」に関する作業者データが登録されている。また、作業者ID「USER2」には、習熟度がL2(中級者)の作業者名「(公序良俗違反につき、不掲載)次郎」に関する作業者データが登録されており、作業者ID「USER3」には、習熟度がL1(初級者)の作業者名「(公序良俗違反につき、不掲載)花子」に関する作業者データが登録されている。
辞書データ14Dは、検査端末20から返送された検査結果および不良内容を標準語に正規化するための辞書データである。
図5は、辞書データの構成例である。ここでは、検査結果および不良内容に関する標準語ごとに、当該標準語と同じ語彙を有する検査結果および不良内容の候補語に関するリストが登録されている。
図5の例では、標準語「OK」には「合格」や「正常」などの候補語が登録されており、標準語「NG」には「不合格」や「異常」などの候補語が登録されている。また、標準語「ひび」には「ひび割れ」や「クラック」などの候補語が登録されており、標準語「ゆがみ」には「ひずみ」や「変形」などの候補語が登録されている。
検査結果データ14Eは、作業者が検査対象を検査して得られた検査結果を示すデータである。
図6は、検査結果データの構成例である。ここでは、検査結果データを識別するための検査結果IDごとに、検査を実施した検査日時および作業者ID、検査対象を識別するための検査対象ID、検査の内容を示す検査項目IDおよび検査項目、検査結果および不良内容が、組として登録されている。
図6の例では、検査結果ID「001」には、検査日時「2017/04/03/ 11:20:30」に作業者ID「USER1」が検査対象「1234」を検査した検査結果データが登録されており、具体的には検査項目ID「111」の検査項目「目視検査,上部,ひび」に関する検査結果が「OK」であったことを示している。
また、検査結果ID「005」には、検査日時「2017/04/03/ 11:21:40」に作業者ID「USER2」が検査対象「1236」を検査した検査結果データが登録されており、具体的には検査項目ID「111」の検査項目「目視検査,上部,ひび」に関する検査結果が「NG」であったことを示している。
また、検査結果ID「011」には、検査日時「2017/04/03/ 11:23:30」に作業者ID「USER3」が検査対象「1238」を検査した検査結果データが登録されており、具体的には検査項目ID「110」の検査項目「目視検査,上部,その他」に関する検査結果が「NG」で、不良内容が「きず」であったことを示している。
この場合、検査端末20からの検査結果が検査項目と一致しなかったため、検査端末20から通知された不良内容「きず」が登録されている。
演算処理部15は、CPUおよびその周辺回路を備え、記憶部14のプログラム14Pを読み出してCPUで実行することにより、CPUとプログラム14Pとを協働させて、各種処理部を実現する。
演算処理部15で実現される主な処理部として、データ処理部15A、検査ガイド部15C、正規化処理部15B、および検査結果記録部15Dがある。
データ処理部15Aは、通信回線Lを介して検査端末20との間で、検査項目ガイダンス、確認ガイダンス、検査結果、不良内容などの各種データを、リアルタイムでやり取りするためのサーバ機能を有している。具体的な各種データのやり取りについては、公知のリアルタイム通信用プロトコルやプログラムを用いればよい。
検査ガイド部15Cは、記憶部14の検査項目リスト14Aのうち、作業者の習熟度に応じた階層から検査項目データを順次選択して、当該検査項目データに含まれる検査内容ガイダンスを、データ処理部15Aから検査端末20に提示する機能と、検査端末20からの検査項目レベルの変更指示に応じて作業者の習熟度を変更し、変更後の習熟度に対応した階層から、選択中の検査項目データに関連する新たな検査項目データを再選択し、当該検査項目データに含まれる検査内容ガイダンスを検査端末20に提示する機能とを有している。
正規化処理部15Bは、記憶部14の辞書データ14Dに基づいて、データ処理部15Aで受信した検査端末20からの検査結果および不良内容を標準語に正規化する機能を備えている。
検査結果記録部15Dは、検査ガイド部15Cから提示された検査内容ガイダンスに対して検査端末20から返送された、検査対象の良/不良に関する検査結果を、当該検査項目データに関する検査結果データ14Eとして、記憶部14に順次記録する機能と、階層のうち最下位層より上位層の検査項目データに関する検査結果が不良を示す場合にのみ、予め設定されている確認ガイダンスを検査端末20に提示し、確認ガイダンスに対して検査端末20から返送された不良内容に基づいて、当該検査項目データの下位層に位置する各検査項目データに関する検査結果データ14Eを記録する機能とを有している。
また、検査結果記録部15Dは、不良内容を上位層の検査項目データの配下層に位置する各検査項目データの検査項目と比較し、不良内容と一致した検査項目が存在した場合、当該検査項目の検査項目データに関する検査結果として不良内容を記録する機能と、不良内容を上位層の検査項目データの配下層に位置する各検査項目データの検査項目と比較し、不良内容と一致した検査項目が存在しない場合、不良内容との一致度が最も高い検査項目の検査項目データに関する検査結果として不良内容を記録する機能とを有している。
[検査端末]
次に、図1を参照して、検査端末20の構成について詳細に説明する。
検査端末20は、全体としてタブレットやスマートホンなどの携帯情報端末からなり、主な機能部として、通信I/F部21、操作入力部22、画面表示部23、記憶部24、端末処理部25、および機器I/F部26を備えている。これら機能部は検査端末20内に設けられたデータバスB2を介して相互に接続されている。
通信I/F部21は、通信回線Lを介して検査作業支援装置10との間でデータ通信を行う機能を有している。
操作入力部22は、タッチパネルなどの操作入力装置からなり、作業者の操作を検出して出力する機能を有している。
画面表示部23は、LCDなどの画面表示装置からなり、操作メニュー画面、検査結果入力画面などの各種画面を画面表示する機能を有している。
記憶部24は、半導体メモリなどの記憶装置からなり、端末処理部25で実行される各種処理で用いる処理データやプログラム24Pを記憶する機能を有している。
プログラム24Pは、端末処理部25を構成するCPUで実行されるプログラムであり、外部装置や記録媒体(共に図示せず)から読み込まれて予め記憶部24に格納される。
端末処理部25は、CPUおよびその周辺回路を備え、記憶部24のプログラム24Pを読み出してCPUで実行することにより、CPUとプログラム24Pとを協働させて、各種処理部を実現する。
端末処理部25で実現される主な処理部として、データ送受信部25Aおよび音声入出力部25Bがある。
データ送受信部25Aは、通信回線Lを介して検査作業支援装置10との間で、検査項目ガイダンス、確認ガイダンス、検査結果、不良内容などの各種データを、リアルタイムでやり取りするためのクライアント機能と、検査作業支援装置10から受信した検査項目ガイダンスや確認ガイダンスを音声入出力部25Bや画面表示部23へ出力する機能と、音声入出力部25Bや操作入力部22から入力された検査結果や不良内容を検査作業支援装置10へ送信する機能とを有している。具体的な各種データのやり取りについては、公知のリアルタイム通信用プロトコルやプログラムを用いればよい。
音声入出力部25Bは、データ送受信部25Aで受信した検査作業支援装置10からの検査項目ガイダンスや確認ガイダンスを取得して、機器I/F部26を介して音声合成処理装置31へ出力する機能と、音声認識処理装置32から機器I/F部26を介して入力された検査結果や不良内容を取得してデータ送受信部25Aへ出力する機能とを有している。
機器I/F部26は、USB(Universal Serial Bus)などの一般的な機器I/F回路からなり、バーコードリーダ30、音声合成処理装置31、音声認識処理装置32との間でデータ通信を行う機能を有している。
バーコードリーダ30は、検査対象に付与されているバーコードを読み取って、機器I/F部26へ入力する端末機器である。
音声合成処理装置31は、機器I/F部26から出力された検査項目ガイダンスや確認ガイダンス(テキストデータ)を音声合成処理し、得られた音声信号をスピーカ(図示せず)から出力する装置である。
音声認識処理装置32は、作業者の音声信号をマイク(図示せず)で検出して音声認識処理し、得られた検査結果や不良内容(テキストデータ)を機器I/F部26へ入力する装置である。
これら音声合成処理装置31と音声認識処理装置32は、いわゆるヘッドセットとして一体に構成されたものであってもよい。
なお、本実施の形態では、検査作業支援装置10と検査端末20との間でやり取りする、検査項目ガイダンス、確認ガイダンス、検査結果、および不良内容が、テキストデータで構成されている場合を例として説明するが、これに限定されるものではなく、音声データで構成されていてもよい。この場合、音声合成処理装置31と音声認識処理装置32に代えて、音声データを音声信号に復号して出力したり、入力された音声信号を音声データに符号化するコーデックを用いればよい。
[本実施の形態の動作]
次に、図7および図8を参照して、本実施の形態にかかる検査作業支援装置10の検査作業支援動作について説明する。図7は、検査作業支援動作を示すシーケンス図である。図8は、検査結果記録動作を示すシーケンス図である。
ここでは、検査端末20において、検査内容ガイダンスや確認ガイダンスについては、音声合成処理装置31を介して音声信号により作業者に出力し、検査結果や不良内容については、音声認識処理装置32を介して作業者の音声信号で入力する場合を例として説明する。
まず、検査端末20において、操作入力部22で作業者による認証要求操作が検出された場合(ステップ100)、データ送受信部25Aは、操作入力部22から入力された、さらには記憶部24に登録されている、作業者IDやパスワードなどの認証情報に基づいて、検査作業支援装置10との間で作業者認証を実行する(ステップ101)。
検査作業支援装置10のデータ処理部15Aは、記憶部14の作業者リスト14Cに基づいて検査端末20との間で作業者認証を実行し(ステップ101)、認証成功に応じて、検査端末20を使用する作業者の習熟度を特定する(ステップ102)。
続いて、操作入力部22で作業者による検査対象入力操作が検出された場合(ステップ103)、データ送受信部25Aは、入力された検査対象に固有の検査対象IDを検査作業支援装置10へ通知する(ステップ104)。この際、検査対象IDは、操作入力部22から操作入力してもよく、バーコードリーダ30で検査対象から検査対象IDを示すバーコードを読み取ってもよい。
検査作業支援装置10の検査ガイド部15Cは、検査端末20から検査対象IDが通知された場合、記憶部14の検査項目リスト14Aに登録されている各検査項目データのうちから、当該検査対象IDに対応する検査項目データを特定する(ステップ105)。
次に、検査ガイド部15Cは、特定した検査項目データのうちから、作業者の習熟度に応じた未検査の検査項目データを1つ選択し(ステップ110)、選択検査項目データに含まれている検査内容ガイダンスを、データ送受信部25Aを介して検査端末20へ提示する(ステップ111)。この際、検査手順に順序が存在する場合、特定した検査項目データのうちから、検査手順に応じて未検査の検査項目データが順次選択される。
データ送受信部25Aは、検査作業支援装置10から検査内容ガイダンスを受信した場合、音声入出力部25Bを介して音声合成処理装置31から作業者へ音声信号で出力する(ステップ112)。これに応じて、利用者が検査対象を検査し、データ送受信部25Aは、利用者から音声信号で音声認識処理装置32に入力された検査結果を、音声入出力部25Bを介して取得し(ステップ113)、検査作業支援装置10へ通知する(ステップ114)。
なお、データ送受信部25Aは、検査中に、操作入力部22または音声認識処理装置32から検査項目レベルの上げ下げが入力された場合、検査項目レベルの上げ下げを示す変更指示を検査作業支援装置10へ通知するようにしてもよい。
これにより、検査ガイド部15Cは、検査端末20から検査項目レベルの変更指示があった場合、その変更指示の内容に応じて作業者の習熟度を上げ下げすることにより変更し、変更後の習熟度に対応した階層から、選択中の選択検査項目データに関連する新たな検査項目データを再選択し、新たな選択検査項目データに含まれている検査内容ガイダンスを、データ送受信部25Aを介して検査端末20へ提示する。
検査ガイド部15Cは、検査端末20から通知された検査結果を、正規化処理部15Bで正規化した後(ステップ115)、作業者の習熟度を確認する(ステップ116)。
ここで、作業者の習熟度が最低習熟度L1(初級者)である場合(ステップ116:YES)、検査ガイド部15Cは、記憶部14の検査結果データ14Eのうち、選択検査項目データの検査結果欄に、正規化により得られた正規化検査結果、すなわちOK/NG(良/不良)を記録する(ステップ117)。
この後、検査ガイド部15Cは、検査対象に関する作業者の習熟度に応じた検査が完了したか確認し(ステップ119)、未検査の検査項目データが存在しており、検査が完了していない場合(ステップ119:NO)、ステップ110に戻って、次の未検査の検査項目データに関する検査内容ガイダンスを提示する。
一方、ステップ119において、未検査の検査項目データが存在せず、検査対象に関する作業者の習熟度に応じた検査が完了した場合(ステップ119:YES)、一連の検査作業支援動作を終了する。
また、ステップ116において、作業者の習熟度が最低習熟度L1(初級者)ではない場合、すなわち、作業者の習熟度が中間習熟度L2(中級者)あるいは最高習熟度L3(上級者)である場合(ステップ116:NO)、検査ガイド部15Cは、図8に示す不良内容確認処理を実行する(ステップ118)。
図8の不良内容確認処理において、検査ガイド部15Cは、まず、正規化検査結果がOKかどうかを確認し(ステップ130)、OKを示す場合(ステップ131:YES)、選択検査項目データの配下の最下位層に位置する最下位層検査項目データを選択し(ステップ131)、記憶部14の検査結果データ14Eのうち、これらすべての最下位層検査項目データの検査結果欄に、正規化検査結果が示すOKを記録し(ステップ132)、一連の不良内容確認処理を終了する。
一方、ステップ130において、正規化検査結果がNGを示す場合(ステップ130:NO)、検査ガイド部15Cは、記憶部14の確認ガイダンス14Bから、利用者の習熟度に応じた未確認の確認ガイダンスを1つ選択し(ステップ150)、選択確認ガイダンスを、データ送受信部25Aを介して検査端末20へ提示する(ステップ151)。この際、確認手順に順序が存在する場合、利用者の習熟度に応じた確認ガイダンスのうちから、確認手順に応じて確認の確認ガイダンスが順次選択される。
データ送受信部25Aは、検査作業支援装置10から不良内容を確認するための確認ガイダンスを受信した場合、音声入出力部25Bを介して音声合成処理装置31から作業者へ音声信号で出力する(ステップ152)。これに応じて、利用者が不良内容を確認し、データ送受信部25Aは、利用者から音声信号で音声認識処理装置32に入力された不良内容を、音声入出力部25Bを介して取得し(ステップ153)、検査作業支援装置10へ通知する(ステップ154)。
検査ガイド部15Cは、検査端末20から通知された不良内容を受け取って記憶部14に一時保存し、不良内容の確認が完了したか確認する(ステップ155)。
ここで、未確認の確認ガイダンスが存在しており、不良内容の確認が未完了の場合(ステップ155:NO)、ステップ150に戻って、次の未確認の検査項目データに関する検査内容ガイダンスを提示する。
一方、ステップ155において、未確認の確認ガイダンスが存在せず、不良内容の確認が完了した場合(ステップ155:YES)、検査結果記録部15Dは、検査端末20から通知されたすべての不良内容を、正規化処理部15Bで正規化し(ステップ160)、得られた正規化不良内容と選択検査項目データの配下の各階層に位置する検査項目データの検査項目と比較する(ステップ161)。
ここで、検査項目が各正規化不良内容と一致する検査項目データが存在する場合(ステップ161:YES)、検査結果記録部15Dは、記憶部14の検査結果データ14Eのうち、一致した一致検査項目データの検査結果欄に、検査結果NGを記録し(ステップ162)、一連の不良内容確認処理を終了する。
また、ステップ161において、検査項目が各正規化不良内容と一致する検査項目データが存在しない場合(ステップ161:NO)、検査結果記録部15Dは、上記比較結果に基づいて最も一致度が高い検査項目データを選択し(ステップ163)、記憶部14の検査結果データ14Eのうち、当該検査項目データの不良内容欄に、正規化不良内容を記録し(ステップ164)、一連の不良内容確認処理を終了する。
[動作例]
次に、本実施の形態にかかる検査作業支援装置10の検査作業支援動作例について、作業者の習熟度ごとに説明する。
以下では、検査項目リスト14Aが図2の内容で登録されており、確認ガイダンス14Bが図3の内容で登録されているものとして説明する。
まず、図9を参照して、作業者の習熟度がL1(初級者)である場合の検査作業支援動作例について説明する。図9は、検査作業支援動作例(初級者)を示すシーケンス図である。
作業者の習熟度がL1(初級者)である場合、検査作業支援装置10では、検査項目リスト14Aのうちから、最下位層に位置する検査項目ID「111」と検査項目ID「112」の検査項目データが、支援に用いる検査項目データとして順に選択される。
まず、検査作業支援装置10において、検査項目ID「111」の検査内容ガイダンス「上部のひびは?」が選択されて検査端末20へ提示され、これに対して検査端末20から検査結果「OK」が返送された場合、図6の検査結果ID「001」に示すように、検査項目ID「111」の検査結果データとして「OK」が記録される。
次に、検査作業支援装置10において、検査項目ID「112」の検査内容ガイダンス「上部のゆがみは?」が選択されて検査端末20へ提示され、これに対して検査端末20から検査結果「NG」が返送された場合、図6の検査結果ID「002」に示すように、検査項目ID「112」の検査結果データとして「NG」が記録される。
次に、図10を参照して、作業者の習熟度がL2(中級者)である場合の検査作業支援動作例について説明する。図10は、検査作業支援動作例(中級者)を示すシーケンス図である。
作業者の習熟度がL2(中級者)である場合、検査作業支援装置10では、検査項目リスト14Aのうち中間層に位置する検査項目ID「110」の検査項目データが、支援に用いる検査項目データとして順に選択される。
まず、検査作業支援装置10において、検査項目ID「110」の検査内容ガイダンス「上部は?」が選択されて検査端末20へ提示され、これに対して検査端末20から検査結果「OK」が返送された場合、図6の検査結果ID「003」,「004」に示すように、検査項目ID「110」の配下の最下位層に位置する検査項目データである、検査項目ID「111」と検査項目ID「112」の検査結果データとして「OK」がそれぞれ記録される。
一方、検査端末20から検査結果「NG」が返送された場合、検査作業支援装置10において、習熟度L2(中級者)に対応する確認ガイダンス「上部の不良内容は?」が選択されて検査端末20へ提示され、これに対して検査端末20から不良内容「ひび」が返送された場合、不良内容「ひび」が検査項目ID「110」の配下の検査項目ID「111」と検査項目ID「112」の検査項目と比較される。
この場合、不良内容「ひび」が検査項目ID「111」の検査項目「ひび」と一致するため、図6の検査結果ID「005」に示すように、検査項目ID「111」の検査結果データとして「NG」が記録される。なお、検査項目ID「112」の検査項目「ゆがみ」とは一致しないため、図6の検査結果ID「006」に示すように、検査項目ID「112」の検査結果欄は未検査を示す空欄「−」が記録される。
次に、図11を参照して、作業者の習熟度がL3(上級者)である場合の検査作業支援動作例について説明する。図11は、検査作業支援動作例(上級者)を示すシーケンス図である。
作業者の習熟度がL3(上級者)である場合、検査作業支援装置10では、検査項目リスト14Aのうち最上位層に位置する検査項目ID「100」の検査項目データが、支援に用いる検査項目データとして順に選択される。
まず、検査作業支援装置10において、検査項目ID「100」の検査内容ガイダンス「目視検査は?」が選択されて検査端末20へ提示され、これに対して検査端末20から検査結果「OK」が返送された場合、図6の検査結果ID「007」,「008」に示すように、検査項目ID「100」の配下の最下位層に位置する検査項目データである、検査項目ID「111」と検査項目ID「112」の検査結果データとして「OK」がそれぞれ記録される。
一方、検査端末20から検査結果「NG」が返送された場合、検査作業支援装置10において、習熟度L3(上級者)に対応する確認ガイダンス「目視検査のNG部位は?」が選択されて検査端末20へ提示され、これに対して検査端末20から不良内容「上部」が返送されたものとする。続いて、確認ガイダンス「目視検査の不良内容は?」が選択されて検査端末20へ提示され、これに対して検査端末20から不良内容「きず」が返送されたものとする。
この後、検査作業支援装置10において、不良内容「上部」と「きず」が検査項目ID「100」の配下の検査項目ID「110」、検査項目ID「111」、および検査項目ID「112」の検査項目と比較される。
この場合、不良内容「上部」が検査項目ID「110」の検査項目「上部」と一致するが、不良内容「きず」が検査項目ID「111」と検査項目ID「112」のいずれの検査項目とも一致しない。
このため、最も一致度が高い検査項目ID「110」が選択され、図6の検査結果ID「011」に示すように、検査項目ID「110」の不良内容欄として「きず」が記録され、検査結果欄は未検査を示す空欄「−」が記録される。この際、一致する検査項目が存在しなかったため、検査項目として「その他」が記録される。
なお、検査項目ID「111」,「112」の検査項目「ひび」と「ゆがみ」は、不良内容「上部」や「きず」と一致しないため、図6の検査結果ID「009」,「010」に示すように、これら検査項目ID「111」,「112」の検査結果欄は未検査を示す空欄「−」が記録される。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、記憶部14で、作業者の習熟度に対応する複数の階層を有し、これら階層ごとに、当該階層と対応する習熟度に応じた粒度を持つ検査項目と当該検査項目に関する検査内容ガイダンスとの組からなる検査項目データが、1つまたは複数登録されている検査項目リスト14Aを予め記憶しておき、検査ガイド部15Cが、検査項目リスト14Aのうち作業者の習熟度に応じた階層から検査項目データを順次取得して、当該検査項目データに含まれる検査内容ガイダンスを検査端末20に提示するようにしたものである。
また、検査結果記録部15Dが、検査内容ガイダンスに対して検査端末20から返送された、検査対象の良/不良に関する検査結果を、記憶部14の当該検査項目データに関する検査結果データ14Eに順次記録し、この際、階層のうち最下位層より上位層の検査項目データに関する検査結果が不良を示す場合にのみ、予め設定されている確認ガイダンスを検査端末20に提示し、確認ガイダンスに対して検査端末20から返送された不良内容に基づいて、当該検査項目データの下位層に位置する各検査項目データに関する検査結果データ14Eを記録するようにしたものである。
これにより、作業者の習熟度に応じて提示する検査項目が階層的に変更されるため、作業者の習熟度と作業内容の組み合わせの適用範囲が広くなり、結果として、作業者の習熟度に合致した検査内容ガイダンスを作業者に提示することが可能となる。したがって、初級者には細かな検査内容ガイダンスを提示でき、検査漏れを回避できる。また、上級者には大まかな検査内容ガイダンスを提示でき、高い検査効率を得ることができる。
また、初級者より上位の中級者さらには上級者の検査結果が、初級者と同じ一定形式で記録されるため、習熟度が異なる作業者による検査結果を、解析などの作業負担を要することなく容易に確認することが可能となる。また、得られた検査結果を同一レベルで比較することができ、極めて誤差の少ない価値の高い統計結果を得ることができる。
また、本実施の形態において、記憶部14で、検査端末20から返送された検査結果および不良内容の候補と、これら候補を正規化した標準語との対応関係を示す辞書データ14Dを予め記憶しておき、正規化処理部15Bが、この辞書データ14Dに基づいて、検査端末20から返送された検査結果および不良内容を標準語に正規化し、検査結果記録部15Dが、正規化処理部15Bで正規化された検査結果および不良内容に基づいて、検査項目データに関する検査結果データ14Eを記録するようにしてもよい。
これにより、効率よく、かつ、ばらつきのない検査結果データ14Eを得ることができる。
また、本実施の形態において、検査結果記録部15Dが、不良内容を上位層の検査項目データの配下層に位置する各検査項目データの検査項目と比較し、不良内容と一致した検査項目が存在した場合、当該検査項目の検査項目データに関する検査結果として不良(NG)を記録するようにしてもよい。また、不良内容と一致した検査項目が存在しない場合、不良内容との一致度が最も高い検査項目の検査項目データに関する検査結果として不良内容を記録するようにしてもよい。
これにより、上位層の検査項目データに関する不良内容に基づいて、配下層に位置する各検査項目データの検査結果を漏れなく記録することができる。
また、本実施の形態において、検査ガイド部15Cが、検査端末20からの検査項目レベルの変更指示に応じて、作業者の習熟度を変更し、、変更後の習熟度に対応した階層から、選択中の検査項目データに関する新たな検査項目データを再選択し、当該新たな検査項目データに含まれる検査内容ガイダンスを検査端末20に提示するようにしてもよい。
これにより、検査途中であっても、検査端末20に提示する検査内容ガイダンスが、作業者の実際の習熟度に合わない場合には、検査端末20で検査項目レベルの変更指示を行うことにより、変更後の習熟度に応じた検査内容ガイダンスに切り替えることができる。したがって、提示される検査内容ガイダンスが細かすぎる場合には、習熟度を上げることにより作業効率を高めることができ、提示される検査内容ガイダンスが大まかすぎる場合には、習熟度を下げることにより検査精度を高めることができる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1…検査作業支援システム、10…検査作業支援装置、11…通信I/F部、12…操作入力部、13…画面表示部、14…記憶部、14A…検査項目リスト、14B…確認ガイダンス、14C…作業者リスト、14D…辞書データ、14E…検査結果データ、14P…プログラム、15…演算処理部、15A…データ処理部、15B…正規化処理部、15C…検査ガイド部、15D…検査結果記録部、20…検査端末、21…通信I/F部、22…操作入力部、23…画面表示部、24…記憶部、24P…プログラム、25…端末処理部、25A…データ送受信部、25B…音声入出力部、26…機器I/F部、30…バーコードリーダ、31…音声合成処理装置、32…音声認識処理装置、B1,B2…データバス、L…通信回線。

Claims (7)

  1. 作業者が検査対象を検査する際に用いる検査端末と通信回線を介して接続されて、予め設定されている各検査項目に関する前記作業者の検査作業を支援するための検査内容ガイダンスを前記検査端末へ提示する検査作業支援装置であって、
    前記作業者の習熟度に対応する複数の階層を有し、これら階層ごとに、当該階層と対応する習熟度に応じた粒度を持つ検査項目と当該検査項目に関する検査内容ガイダンスとの組からなる検査項目データが、1つまたは複数登録されている検査項目リストを記憶する記憶部と、
    前記検査項目リストのうち前記作業者の習熟度に応じた階層から検査項目データを順次選択して、当該検査項目データに含まれる検査内容ガイダンスを前記検査端末に提示する検査ガイド部と、
    前記検査内容ガイダンスに対して前記検査端末から返送された、前記検査対象の良/不良に関する検査結果を、当該検査項目データに関する検査結果データとして、前記記憶部に順次記録する検査結果記録部とを備え、
    前記検査結果記録部は、前記階層のうち最下位層より上位層の検査項目データに関する検査結果が不良を示す場合にのみ、予め設定されている確認ガイダンスを前記検査端末に提示し、前記確認ガイダンスに対して前記検査端末から返送された不良内容に基づいて、当該検査項目データの下位層に位置する各検査項目データに関する検査結果データを記録する
    ことを特徴とする検査作業支援装置。
  2. 請求項1に記載の検査作業支援装置において、
    前記記憶部は、前記検査端末から返送された前記検査結果および前記不良内容の候補と、これら候補を正規化した標準語との対応関係を示す辞書データを記憶し、
    前記辞書データに基づいて、前記検査端末から返送された前記検査結果および前記不良内容を標準語に正規化する正規化処理部をさらに備え、
    前記検査結果記録部は、前記正規化処理部で正規化された前記検査結果および前記不良内容に基づいて、検査項目データに関する検査結果データを記録する
    ことを特徴とする検査作業支援装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の検査作業支援装置において、
    前記検査結果記録部は、前記不良内容を前記上位層の検査項目データの配下層に位置する各検査項目データの検査項目と比較し、前記不良内容と一致した検査項目が存在した場合、当該検査項目の検査項目データに関する検査結果として不良を記録することを特徴とする検査作業支援装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の検査作業支援装置において、
    前記検査結果記録部は、前記不良内容を前記上位層の検査項目データの配下層に位置する各検査項目データの検査項目と比較し、前記不良内容と一致した検査項目が存在しない場合、前記不良内容との一致度が最も高い検査項目の検査項目データに関する検査結果として前記不良内容を記録することを特徴とする検査作業支援装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の検査作業支援装置において、
    前記検査ガイド部は、前記検査端末からの検査項目レベルの変更指示に応じて、前記作業者の習熟度を変更し、変更後の習熟度に対応した階層から、選択中の前記検査項目データに関連する新たな検査項目データを再選択し、当該新たな検査項目データに含まれる検査内容ガイダンスを前記検査端末に提示することを特徴とする検査作業支援装置。
  6. 作業者が検査対象を検査する際に用いる検査端末と通信回線を介して接続されて、予め設定されている各検査項目に関する前記作業者の検査作業を支援するための検査内容ガイダンスを前記検査端末へ提示する検査作業支援装置、で用いられる検査作業支援方法であって、
    記憶部が、前記作業者の習熟度に対応する複数の階層を有し、これら階層ごとに、当該階層と対応する習熟度に応じた粒度を持つ検査項目と当該検査項目に関する検査内容ガイダンスとの組からなる検査項目データが、1つまたは複数登録されている検査項目リストを記憶する記憶ステップと、
    検査ガイド部が、前記検査項目リストのうち前記作業者の習熟度に応じた階層から検査項目データを順次取得して、当該検査項目データに含まれる検査内容ガイダンスを前記検査端末に提示する検査ガイドステップと、
    検査結果記録部が、前記検査内容ガイダンスに対して前記検査端末から返送された、前記検査対象の良/不良に関する検査結果を、当該検査項目データに関する検査結果データとして、前記記憶部に順次記録する検査結果記録ステップとを備え、
    前記検査結果記録ステップは、前記階層のうち最下位層より上位層の検査項目データに関する検査結果が不良を示す場合にのみ、予め設定されている確認ガイダンスを前記検査端末に提示し、前記確認ガイダンスに対して前記検査端末から返送された不良内容に基づいて、当該検査項目データの下位層に位置する各検査項目データに関する検査結果データを記録するステップを含む
    ことを特徴とする検査作業支援方法。
  7. コンピュータを、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の検査作業支援装置を構成する各部として機能させるためのプログラム。
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