JP2019083867A - 注射液自動吸引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンプルの切断及びシリンジへの注射液の吸引までの工程を、簡便かつ安全に行う注射液自動吸引装置を提供すること【解決手段】内部に注射液が収容されたアンプルの状態を制御するアンプル制御部と、シリンジの状態を制御するシリンジ制御部と、を備えた注射液自動吸引装置であって、前記アンプル制御部は、前記アンプルを切断するアンプル切断ユニットを有し、前記シリンジ制御部は、前記シリンジの内部への前記注射液の吸引を行う注射液吸引ユニットを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、アンプルに収容された注射液の吸引等の作業を自動で行う装置に係るものである。
従来から、注射液を収容する容器として、アンプルが広く用いられている。
アンプルとは、主に小容量の注射液の収容に用いられる、薄いガラス素材で形成された密閉容器である。通常、切断用のくびれ部が形成されており、ガラス素材としては、内部の注射液にガラスの成分が溶け出さないようにするため、ホウケイ酸ガラス(硬質ガラス)が用いられている。また、酸素等のガスが混入する恐れが無く、内部を無菌状態に保つことができるといった利点を有している。
一方、注射液を取り出す際には、両手を用いて、くびれ部を起点に切断するため、ガラス片が内部に混入したり、切断面で怪我をしたりする恐れがあった。また、アンプルは壊れやすいため、誤って落とした場合には、ガラス片が散乱し危険であり、注射液も無駄になってしまう。
このような問題点を解決するために、特許文献1には、複数のプラスチックアンプルが並列し、隣接するプラスチックアンプル間に切り離し線が形成された複連プラスチックアンプルを、切り離し線に沿って切り離す、切り離し装置が記載されている。
また、特許文献2には、複数のアンプルを一度に切断でき、しかも、使用者の負担を軽減することが可能なアンプル切断装置が記載されている。
特許第3417713号公報 特開2000−43990号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の装置は、何れもアンプルの切断作業の負担のみを軽減するものであり、その後の、内部の注射液のシリンジへの注入作業に関しては一切言及されていない。
このシリンジへの注入作業は、医師や看護師が人力で行うことが通常であり、大きな手間となる。特に大病院では、用いるアンプル及びシリンジの本数が膨大であることから、注入作業に大変な時間と労力が必要となる。このため、他の業務に支障をきたすばかりか、長時間の作業による集中力の低下により、注射針等で怪我をする恐れがある。
本発明は上記のような実状に鑑みてなされたものであり、アンプルの切断及びシリンジへの注射液の吸引までの工程を、簡便かつ安全に行う注射液自動吸引装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、
内部に注射液が収容されたアンプルの状態を制御するアンプル制御部と、シリンジの状態を制御するシリンジ制御部と、を備えた注射液自動吸引装置であって、
前記アンプル制御部は、前記アンプルを切断するアンプル切断ユニットを有し、
前記シリンジ制御部は、前記シリンジの内部への前記注射液の吸引を行う注射液吸引ユニットを有することを特徴とする。
本発明によれば、医師や看護師等使用者は、装置の動作を、アンプルが、アンプル切断ユニットにより切断され、アンプル内部の注射液が、注射液吸引ユニットによりシリンジの内部に吸引されるように、制御することが可能となる。これにより、使用者の、アンプルの切断及びシリンジへの注射液の吸引に費やす労力を軽減させることが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記アンプル制御部は、
前記アンプルを複数載置可能なアンプル載置トレーユニットと、
前記アンプルを所定の位置に搬送するアンプル搬送ユニットと、を有することを特徴とする。
このような構成とすることで、使用者は、装置の動作を、複数のアンプルが、アンプル搬送ユニットにより、アンプル載置トレーユニットからアンプル切断ユニットに搬送されるように、制御することが可能となる。即ち、使用者は、複数のアンプルの切断を行うために、複数のアンプルをアンプル載置トレーユニットに載置するのみで良く、アンプルの切断に費やす労力が、さらに軽減される。
本発明の好ましい形態では、前記シリンジ制御部は、
前記シリンジを複数載置可能なシリンジ載置トレーユニットと、
前記シリンジを所定の位置に搬送するシリンジ搬送ユニットと、を有することを特徴とする。
このような構成とすることで、使用者は、装置の動作を、複数のシリンジが、シリンジ搬送ユニットにより、シリンジ載置トレーユニットから注射液吸引ユニットに搬送されるように、制御することが可能となる。即ち、使用者は、複数のシリンジの吸引を行うために、複数のシリンジをシリンジ載置トレーユニットに載置するのみで良く、シリンジへの注射液の吸引に費やす労力が、さらに軽減される。
本発明の好ましい形態では、前記シリンジ載置トレーユニットには、注射針を載置可能であることを特徴とする。
このような構成とすることで、使用者は、装置の動作を、注射液の吸引が完了したシリンジの先端に、注射針が装着されるように、制御することが可能となる。これにより、使用者が注射針により怪我をすることなく、シリンジを患者への処置に適用可能な状態とすることが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記アンプル制御部は、前記アンプルの切断位置を決定する切断位置決定ユニットを有することを特徴とする。
このような構成とすることで、使用者は、装置の動作を、アンプルが正確な切断位置に沿って、アンプル切断ユニットにより切断されるように、制御することが可能となる。これにより、切断時のアンプルのひび割れや破損、内部へのガラス片の混入等を防止することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記シリンジ制御部は、前記シリンジの先端に装着される吸引ノズルを載置する、吸引ノズル載置ユニットを有することを特徴とする。
このような構成とすることで、使用者は、装置の動作を、注射液の吸引前に、複数のシリンジの先端に吸引ノズルが装着されるように、制御することが可能となる。即ち、シリンジの先端に吸引ノズルが装着されることで、アンプルの規格によらず、注射液の吸引を確実に行うことが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記アンプル制御部は、前記アンプルに付されたラベルの情報を読み取る、アンプル情報検出センサを有することを特徴とする。
このような構成とすることで、使用者は、装置の動作を、切断前のアンプルに付されたラベルの情報が、アプル情報検出センサにより読み取られるように、制御することが可能となる。これにより、例えば、使用期限の切れた注射液の使用や、載置するアンプルの種類の誤認等を防止することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記注射液吸引ユニットは、シリンジの先端の角度を変更可能であることを特徴とする。
このような構成とすることで、使用者は、装置の動作を、シリンジがアンプルの内部に挿入された際に、シリンジの先端の角度が変更されるように、制御することが可能となる。これにより、アンプルの底面周縁部の注射液を吸引することができ、注射液の吸い残しを防止することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記アンプル切断ユニットは、前記アンプルの頭部を押圧する切断ヘッドを有することを特徴とする。
このような構成とすることで、使用者は、装置の動作を、アンプル切断ユニットに載置されたアンプルの頭部が、切断ヘッドにより押圧されることで切断されるように、制御することが可能となる。これにより、クランプで把持して切断するような大掛かりなユニットが不要となり、簡便な動作でアンプルを切断することができるため、装置全体を軽量かつコンパクトにすることが可能となる。
本発明に係る注射液自動吸引方法は、アンプル切断ユニットにより、内部に注射液が収容されたアンプルを切断する第一工程と、注射液吸引ユニットにより、シリンジの内部への前記注射液の吸引を行う第二工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、アンプルの切断及びシリンジへの注射液の吸引までの工程を、簡便かつ安全に行う注射液自動吸引装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の正面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の平面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置のアンプル載置トレーユニットを示す図であって、(a)平面図、(b)A−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置のアンプル載置トレーユニットを示す図であって、(a)正面図、(b)B−B線断面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置のアンプル搬送ユニットの概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の切断位置決定ユニットの平面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の切断位置決定ユニットを示す図であって、図5におけるA方向から見た図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置のアンプル切断ユニットの平面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置のアンプル切断ユニットを示す図であって、(a)図7におけるB方向から見た図、(b)図7におけるC方向から見た図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の注射液吸引ユニットを示す図であって、(a)正面図、(b)側面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置のシリンジ載置トレーユニットを示す図であって、(a)平面図、(b)A−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置のシリンジ載置トレーユニットを示す図であって、(a)正面図、(b)B−B線断面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置のシリンジ搬送ユニットを示す図であって、(a)正面図、(b)側面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の吸引ノズル載置ユニットを示す図であって、(a)正面図、(b)平面図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の動作説明の図であり、アンプル搬送工程1を示す図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の動作説明の図であり、切断位置決定工程及びアンプル搬送工程2を示す図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の動作説明の図であり、アンプル切断工程及びシリンジ搬送工程1を示す図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の動作説明の図であり、シリンジ搬送工程1を示す図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の動作説明の図であり、シリンジ搬送工程2を示す図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の動作説明の図であり、シリンジ搬送工程2及び注射液吸引工程を示す図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の動作説明の図であり、注射液吸引工程を示す図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の動作説明の図であり、注射液吸引工程を示す図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の動作説明の図であり、シリンジ搬送工程3を示す図である。 本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置の動作説明の図であり、シリンジ搬送工程3を示す図である。
以下、図1〜図24を用いて、本発明の実施形態に係る注射液自動吸引装置について説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。
また、これらの図において、符号1は、本実施形態に係る注射液自動吸引装置を示す。
また、これらの図の中で大文字のX、Y及びZで示す軸方向おいて、矢印の先端方向を前方、基端方向を後方と称することとする。
図1及び図2に示すように、注射液自動吸引装置1は、アンプル制御部Aとして、複数のアンプルaを載置可能なアンプル載置トレーユニット11と、アンプル載置トレーユニット11に載置されたアンプルaを所定の位置に搬送するアンプル搬送ユニット12と、アンプルaの切断位置を決定する切断位置決定ユニット13と、アンプルaを切断位置に沿って切断するアンプル切断ユニット14と、を備えている。
また、シリンジ制御部Cとして、アンプルa内の注射液を吸引する注射液吸引ユニット15と、複数のシリンジcを載置可能なシリンジ載置トレーユニット16と、シリンジ載置トレーユニット16に載置されたシリンジcを所定の位置に搬送するシリンジ搬送ユニット17と、吸引ノズルsを載置する吸引ノズル載置ユニット18と、を備えている。
さらに、上記した各ユニットの動作速度や動作開始のタイミング、動作停止の位置等を制御する制御ユニット19を備えている。
制御ユニット19以外のユニットが収納されている筺体1aの上面には、筺体内部の空気を清浄する清浄器1bが設けられている。
また、制御ユニット19の底面にはキャスター1cが設けられており、注射液自動吸引装置1を任意の場所に容易に移動させることができる。
さらに、筺体の側面には、操作パネル1d及びボタン部1eが設けられている。注射液自動吸引装置1の使用者は、操作パネル1dを用いることで、例えば、各ユニットの稼働状態の監視及び制御や、各トレーユニット上のアンプルa及びシリンジcの状態の確認等を行うことができる。ボタン部1eには、電源のオン・オフの切り替えボタンや、非常停止ボタン等が含まれる。
<各ユニットの構成説明>
以下、図3〜図14を用いて、上記した注射液自動吸引装置1の各ユニットの具体的な構成について説明する。
ここで、筺体1aの底面を土台Fと称することとする。
なお、アンプル搬送ユニット12、注射液吸引ユニット15、シリンジ搬送ユニット17が有するX軸移動手段、Y軸移動手段及びZ軸移動手段として、上面にスライダが設けられたロボシリンダを想定している。
また、アンプル搬送ユニット12、アンプル切断ユニット14、注射液吸引ユニット15、吸引ノズル載置ユニット18が有するスライドテーブルとして、例えば、加圧空気の流入出により摺動動作を制御するエアスライドテーブルが好適に用いられる。
図3及び図4に示すように、アンプル載置トレーユニット11は、アンプル載置トレー111と、回転ユニット112と、カップリング部材113と、支持筺体114と、ステッピングモータユニットMと、原点検出センサOと、を有している。
詳述すれば、アンプル載置トレー111の底面に回転ユニット112が連結され、回転ユニット112は、カップリング部材113を介して、ステッピングモータユニットMと連結されている。また、回転ユニット112、カップリング部材113、ステッピングモータユニットM及び原点検出センサOは、支持筺体114内部に、安定的に支持された状態で収められている。
アンプル載置トレー111は、略円盤形状であり、上面に複数のアンプル載置孔111aが同心円状に広がっていくようにして設けられている。
図3(a)では、合計で60個のアンプルaを載置可能となっているが、アンプル載置孔111aの数は特に限定されない。
回転ユニット112は、アンプル載置トレー111の底面に連結されるトレー用ステージ112aと、トレー用ステージ112aを水平方向に回転自在に支持する回転シャフト112bと、回転シャフト112bが挿通される軸受け112cと、により構成される。
ステッピングモータユニットMは、軸部Maと、内部にモータが内蔵された本体部Mbと、接続部Mcと、により構成され、接続部Mcにより、制御ユニット19に電気的に接続されている。
本体部Mbは、制御ユニット19により、所定の時間間隔で、所定の角度ずつ回転するように制御されており、これに同期して軸部Maが回転する。
なお、以下に示す他のユニットが有するステッピングモータユニットMも、同様の構成である。
アンプル載置トレーユニット11においては、カップリング部材113を介して連結されている回転ユニット112が、ステッピングモータユニットMの回転に同期して回転する。
なお、アンプル載置トレーユニット11を構成するステッピングモータユニットMは、土台Fの下部に格納されている。
原点検出センサOは、センサドグOaと、原点回転センサObと、により構成される。
センサドグOaとして、例えば、スリットカムが用いられる。また、原点回転センサObとして、例えば、フォトセンサが用いられる。このようにすることで、注射液自動吸引装置1起動時に、原点回転センサObが、スリットカムのスリット位置を検出し、制御ユニット19へ伝達することで、ステッピングモータユニットMが原点に回転させられる。
なお、以下に示す他のユニットが有する原点検出センサOも、同様の構成である。
支持筺体114は、支持テーブル114aと、6本の支柱114bと、ステッピングモータユニットMの本体部Mb上部に取り付けられるモータプレート114cと、ベアリングハウジング114dと、により構成される。
なお、図4(a)において、図4(b)に示す切断面を明確にするために、支持筺体114内部の部材を点線で示している。
図5に示すように、アンプル搬送ユニット12は、支持部材121と、搬送ユニット122と、移載ユニット123と、を有している。
支持部材121は、アンプル搬送ユニット12が載置される支持テーブル121aと、支持テーブル121aを水平面と平行となるように支持する4本の支柱121bと、により構成される。
搬送ユニット122は、Y軸移動手段122aと、スライドレール122bと、スライドガイド122cと、Y軸移動手段122aに沿ってY軸方向に摺動可能なX軸移動手段122dと、により構成される。
Y軸移動手段122a及びスライドレール122bは、共にY軸方向と平行となるように、支持テーブル121aに設けられている。また、スライドレール122bの上面にはスライドガイド122cがY軸方向に摺動自在に嵌め合わされており、X軸移動手段122dを、円滑な摺動動作を確保しつつ安定的に支持している。
X軸移動手段122dは、X軸方向と平行となるように、Y軸移動手段122a及びスライドガイド122cに設けられている。
移載ユニット123は、X軸移動手段122dに設けられ、X軸移動手段122dに沿ってX軸方向に摺動可能であり、略L字状のベース部材123aと、スライドテーブル123bと、略長方形状薄板状のベース部材123cと、アンプル搬送用クランプ123dと、により構成される。
ベース部材123aは、X軸方向から見て略L字状であり、X軸移動手段122dの上面に設けられている。
スライドテーブル123bは、ベース部材123aのZ軸方向と平行な面に設けられ、Z軸方向に摺動自在に構成されている。
アンプル搬送用クランプ123dは、ベース部材123cを介して、スライドテーブル123bに設けられている。アンプル搬送用クランプ123dとしては、例えば、加圧空気の流入出により開閉動作を制御するエアチャックが好適に用いられる。
図6及び図7に示すように、切断位置決定ユニット13は、アンプル載置ユニット131と、位置決定センサ132と、アンプル情報検出センサ133と、載置検出センサ134と、ステッピングモータユニットMと、を有している。
アンプル載置ユニット131は、載置用クランプ131aと、回転シャフト131bと、クランプ開閉用シリンダ131cと、回転伝達手段131dと、支持テーブル131eと、4本の支柱131fと、により構成される。
回転シャフト131bは、載置用クランプ131aの底面に連結されている。また、回転シャフト131bの直下に設けられたクランプ開閉用シリンダ131cが、回転シャフト131bを押圧することで、載置用クランプ131aの開閉が行われる。さらに、回転シャフト131bは、回転伝達手段131dを介してステッピングモータユニットMに連結されている。回転伝達手段131dとしては、例えば、複数(図7では2つ)の平歯車が好適に用いられる。
支持テーブル131eには挿通孔が設けられており、この挿通孔に回転シャフト131bを挿通させることで、支持テーブル131eに載置用クランプ131aが載置されている。
位置決定センサ132は、載置用クランプ131aに載置されたアンプルaの頭部に設けられているカッティングマークXの位置を検出するためのもので、略四角柱状のベース部材132aと、センサ部132bと、により構成される。
アンプル情報検出センサ133は、載置用クランプ131aに載置されたアンプルaに付されたラベルの情報を読み取るためのもので、略四角柱状のベース部材133aと、センサ部133bと、により構成される。
載置検出センサ134は、支持テーブル131eに、上面視で対角線上に2つ設けられており、アンプルaがアンプル載置ユニット131に載置されているか否かを検出する。
図8及び図9に示すように、アンプル切断ユニット14は、駆動ユニット141と、複数のアンプル受け142と、切断ユニット143と、切断時用アンプルストッパー144と、吸引時用アンプルストッパー145と、載置検出センサ146と、支持部材147と、ダストボックス148と、ステッピングモータユニットMと、原点検出センサOと、を有している。
駆動ユニット141は、2つの駆動プーリ141aと、駆動ベルト141bと、従動シャフト141cと、回転シャフト141dと、回転伝達手段141eと、により構成される。
2つの駆動プーリ141aは、Y軸方向に直列に配置され、これらに駆動ベルト141bが、適切な張力を保持した状態で巻き付けられている。また、各駆動プーリ141aのX軸方向両側に支持部材147が設けられ、各駆動プーリ141a及び各支持部材147に設けられた挿通孔に、従動シャフト141c及び回転シャフト141dを挿通させられている。こうすることで、各駆動プーリ141aがY軸方向に回転可能に支持される。また、回転シャフト141dは、回転伝達手段141eを介して、ステッピングモータユニットMに連結されている。回転伝達手段141eとしては、例えば、駆動ベルト及び駆動プーリが好適に用いられる。
アンプル受け142は、略四角柱状であり、アンプルaの胴部と略同径のアンプル載置孔142aが上面中央に設けられ、駆動ベルト141bに間隔を空けて複数配置されている。
切断ユニット143は、略四角柱状のベース部材143aと、スライドテーブル143bと、アーム143cと、切断ヘッド143dと、により構成される。
詳述すれば、ベース部材143aに、X軸方向に摺動可能なスライドテーブル143bが設けられ、スライドテーブル143bにアーム143cが設けられている。また、アーム143cの先端に切断ヘッド143dが設けられている。
切断時用アンプルストッパー144は、略四角柱状のベース部材144aと、スライドテーブル144bと、アーム144cと、ストッパーヘッド144dと、により構成される。
詳述すれば、ベース部材144aに、X軸方向に摺動可能なスライドテーブル144bが設けられ、スライドテーブル144bに、上面視で略L字状のアーム144cが設けられている。また、アーム144cの先端にストッパーヘッド144dが設けられている。
吸引時用アンプルストッパー145は、略四角柱状のベース部材145aと、シリンダ145bと、ストッパーヘッド145cと、により構成される。
詳述すれば、ベース部材145aに、Y軸方向に摺動可能なシリンダ145bが設けられ、シリンダ145bの先端にストッパーヘッド145cが設けられている。シリンダ145bとしては、例えば、ロッドタイプのロボシリンダが好適に用いられる。
載置検出センサ146は、支持部材147の上部に、上面視で対角線上に2つ設けられており、アンプルaがアンプル受け142に載置されているか否かを検出する。
ダストボックス148は、頭部回収用ダストボックス148aと、胴部回収用ダストボックス148bと、により構成される。
頭部回収用ダストボックス148aは、駆動ユニット141を挟んで、切断ユニット143と対向する位置に設けられている。
胴部回収用ダストボックス148bは、吸引時用アンプルストッパー145のベース部材145aの下部近傍に設けられている。
なお、アンプル切断ユニット14を構成するステッピングモータユニットMは、土台Fの下部に格納されている。
また、図9(b)において、切断ユニット143、回転伝達手段141e、ステッピングモータユニットM、原点検出センサOは、省略している。
図10に示すように、注射液吸引ユニット15は、Y軸移動ユニット151と、吸引角変更ユニット152と、Z軸移動ユニット153と、吸引用クランプユニット154と、保持用クランプユニット155と、ステッピングモータユニットMと、原点検出センサOと、を有している。
Y軸移動ユニット151は、薄板状のベース部材151aと、スライドレール151bと、スライドガイド151cと、Y軸移動手段151dと、Y方向から見て略L字状の駆動ブロック151eと、により構成される。
スライドレール151bは、Y軸方向と平行となるようにベース部材151aに設けられ、スライドレール151bの上面にはスライドガイド151cがY軸方向に摺動自在に嵌め合わされている。Y軸移動手段151dは、Y軸方向と平行となるように、かつスライドレール151bと隣接するように設けられている。
Y軸移動手段151dは、駆動ブロック151eを介して、後述するベース部材152aに連結されている。
吸引角変更ユニット152は、薄板状のベース部材152aと、下側板152bと、上側板152cと、回転シャフト152dと、回転伝達手段152eと、により構成される。
ベース部材152aは、水平面と平行となるように、スライドガイド151cに設けられている。
2つの下側板152bは、X軸方向に間隔を置いて、ベース部材152aに立設されている。
2つの上側板152cは、X軸方向に間隔を置いて、外面が下側板152bの内面に接するようにして設けられている。また、2つの下側板152b及び2つの上側板152cは、回転シャフト152dがX軸方向と平行となるように挿通されることで、連結されている。
回転シャフト152dは、回転伝達手段152eによりステッピングモータユニットMに連結されている。回転伝達手段152eとしては、例えば、複数(図10では2つ)の平歯車が好適に用いられる。
このような構成により、上側板152cがY軸方向に回転可能となっている。
Z軸移動ユニット153は、薄板状のベース部材153aと、Z軸移動手段153bと、により構成される。
ベース部材153aは、Z軸方向と平行となるように、2つの上側板152cに設けられている。
Z軸移動手段153bは、ベース部材153aのZ軸方向と平行な面に設けられている。
吸引用クランプユニット154は、X軸方向から見て略L字状のベース部材154aと、スライドテーブル154bと、吸引用クランプ154cと、により構成される。
ベース部材154aは、Z軸移動手段153bに設けられている。
スライドテーブル154bは、ベース部材154aのZ軸方向と平行な面に設けられ、Z軸方向に摺動自在に構成されている。
吸引用クランプ154cは、スライドテーブル154bの下方端部に設けられ、シリンジcのプランジャを把持することができる。
保持用クランプユニット155は、スライドテーブル155aと、保持用クランプ155bと、により構成される。
スライドテーブル155aは、ベース部材154aの水平面と平行な面に設けられ、Y軸方向に摺動自在に構成されている。
保持用クランプ155bは、スライドテーブル155aのY軸方向端部に設けられ、シリンジcのバレルを把持することができる。
吸引用クランプ154c及び保持用クランプ155bにより、シリンジcを、その先端が鉛直下向きとなるような状態で、把持することができる。
図11及び図12に示すように、シリンジ載置トレーユニット16は、シリンジ載置トレー161と、回転ユニット162と、カップリング部材163と、支持筺体164と、ステッピングモータユニットMと、原点検出センサOと、を有している。
詳述すれば、シリンジ載置トレー161の底面に回転ユニット162が連結され、回転ユニット162は、カップリング部材163を介して、ステッピングモータユニットMと連結されている。また、回転ユニット162、カップリング部材163、ステッピングモータユニットM及び原点検出センサOは、支持筺体164内部に、安定的に支持された状態で収められている。
シリンジ載置トレー161は、略円盤形状であり、上面に複数のシリンジ載置孔161aが同心円状に広がっていくようにして設けられている。また、患者に注射を行う際にシリンジcの端部に装着される注射針iを載置するための複数の注射針載置孔161bが、各シリンジ載置孔161aの半径方向外側の近傍に設けられている。
図11(a)では、合計で30個のシリンジc及び注射針iが載置可能となっているが、シリンジ載置孔161aの数は特に限定されない。
なお、シリンジ載置トレーユニット16を構成するステッピングモータユニットMは、土台Fの下部に格納されている。
図12(a)において、図12(b)に示す切断面を明確にするために、支持筺体164内部の部材を点線で示している。
回転ユニット162、カップリング部材163、支持筺体164は、アンプル載置トレーユニット11の構成要素と同一の態様であるため説明を省略する。
図13に示すように、シリンジ搬送ユニット17は、Y軸移動ユニット171と、Z軸移動ユニット172と、X軸移動手段173と、回転ユニット174と、搬送用クランプユニット175と、を有している。
Y軸移動ユニット171は、薄板状のベース部材171aと、スライドレール171bと、スライドガイド171cと、Y軸移動手段171dと、Y方向から見て略L字状の駆動ブロック171eと、により構成される。
ベース部材171aに、Y軸方向と平行となるように、スライドレール171bが設けられ、スライドレール171bの上面にはスライドガイド171cがY軸方向に摺動自在に嵌め合わされている。Y軸移動手段171dは、Y軸方向と平行となるように、かつスライドレール171bと隣接するように設けられている。
Y軸移動手段171dは、駆動ブロック171eを介して、後述するベース部材172aに連結されている。
Z軸移動ユニット172は、薄板状のベース部材172a、172bと、側板172cと、Z軸移動手段172dと、により構成される。
ベース部材172aは、水平面と平行となるように、スライドガイド171cに設けられ、2つの側板172cは、X軸方向に間隔を置いて、ベース部材172aに立設されている。
ベース部材172bは薄板状であり、Z軸方向と平行となるように、2つの側板172cに設けられている。
Z軸移動手段172dは、ベース部材172bのZ軸方向と平行な面に設けられている。
X軸移動手段173は、Z軸移動手段172dに設けられて、Z軸移動手段172dに沿ってZ軸方向に摺動可能である。
回転ユニット174は、軸部174aと、内部にロータリーアクチュエータが内蔵された本体部174bと、により構成される。
軸部174aは、本体部174bの底面から突出するように、ロータリーアクチュエータに連結されており、ロータリーアクチュエータの回転に同期して回転する。
搬送用クランプユニット175は、X軸方向から見て略L字状のベース部材175aと、シリンジ搬送用クランプ175bと、により構成される。
ベース部材175aは、軸部174aに連結されている。
シリンジ搬送用クランプ175bは、ベース部材175aのZ軸方向と平行な面に設けられ、シリンジcのバレルを把持することができる。
図14に示すように、吸引ノズル載置ユニット18は、略四角柱状のベース部材181と、スライドテーブル182と、吸引ノズルストッパー183と、吸引ノズルストッカー184と、を有している。
詳述すれば、ベース部材181の上面に、X軸方向に摺動可能なスライドテーブル182が設けられ、スライドテーブル182の上面に、薄板状の吸引ノズルストッパー183が設けられている。また、吸引ノズルストッカー184は、ベース部材181のZ軸方向と平行な面に設けられ、吸引ノズルを載置するための吸引ノズル載置孔184aが設けられている。
また、吸引ノズルストッパー183には、吸引ノズルsを押圧し固定するための溝183aが設けられている。
<装置の動作説明>
以下、図15〜図24を用いて、注射液自動吸引装置1の動作について説明する。
なお、以下に説明する動作は、1本のアンプルa内部の注射液を1本のシリンジc内部に吸引し、シリンジcを、患者への処置に適用可能な状態とするまでの各工程を説明したものである。
また、これらの図おいて、図16(b)以外のステッピングモータユニットM及び原点検出センサOは、省略している。
<アンプル搬送工程1>
まず、アンプル搬送ユニット12において、X軸移動手段122d及び移載ユニット123が、Y軸移動手段122aによりY軸方向前方に摺動し、アンプル載置トレーユニット11の上方で停止する(図15(a)の動作a)。詳述すれば、位置座標としてアンプルピックアップポイントP1が設定されており、アンプル搬送用クランプ123dとアンプルピックアップポイントP1のXY軸方向における位置座標が同一となった時点で、Y軸方向の摺動が一時停止される。
なお、説明の便宜上、アンプル載置トレーユニット11には、アンプルaが1本のみ載置されている状態としている。
次に、アンプル搬送用クランプ123dが、スライドテーブル123bにより鉛直下方に摺動し、アンプルaを把持する。そして、スライドテーブル123bが鉛直上方に摺動することにより、アンプルaがピックアップされる。(図15(b)の動作b)
次に、X軸移動手段122d及び移載ユニット123が、Y軸移動手段122aによりY軸方向後方に摺動し、切断位置決定ユニット13の上方で停止する(図15(b)の動作c)。詳述すれば、アンプル搬送用クランプ123dと載置用クランプ131aの中心のXY軸方向における位置座標が同一となった時点で、Y軸方向の摺動が一時停止される。
次に、アンプル搬送用クランプ123dが、スライドテーブル123bにより鉛直下方に摺動し、アンプルaを載置用クランプ131aに載置する(図15(b)の動作d)。そして、クランプ開閉用シリンダ131cが、回転シャフト131bを押圧することで、載置用クランプ131aが閉じられ、アンプルaが固定される(図15(b)の動作e)。
なお、図15(b)において、説明の便宜上、切断位置決定ユニット13の回転伝達手段131d、位置決定センサ132、アンプル情報検出センサ133及び載置検出センサ134は、省略している。
<切断位置決定工程>
まず、切断位置決定ユニット13において、載置検出センサ134が、載置用クランプ131aにアンプルaが載置されたことを検出する(図16(a)の動作f)。そして、回転シャフト131bが、回転伝達手段131dを介してステッピングモータユニットMにより回転する。これにより、載置用クランプ131aが回転する(図16(a)の動作g)。
次に、位置決定センサ132が、アンプルaに付されたカッティングマークXを検知する(図16(a)の動作h)と、カッティングマークXと切断ユニット143における切断ヘッド143dとが対向するように、載置用クランプ131aが回転し、対向した時点で一時停止する。
また、この切断位置決定工程と並行して、アンプル情報検出センサ133により、アンプルaに付されたラベルの情報を読み取る(図16(a)の動作i)。ラベルの情報としては、例えば、使用期限や、注射液の品種等が挙げられる。
<アンプル搬送工程2>
まず、アンプル搬送用クランプ123dが、スライドテーブル123bにより鉛直下方に摺動し、載置用クランプ131a上のアンプルaを把持する。そして、スライドテーブル123bが鉛直上方に摺動することにより、アンプルaがピックアップされる(図16(b)の動作j)。
次に、移載ユニット123が、X軸移動手段122dによりX軸方向前方に摺動し、アンプル切断ユニット14の上方で停止する(図16(b)の動作k)。詳述すれば、位置座標として切断ポイントP2が設定されており、アンプル搬送用クランプ123dと切断ポイントP2の位置座標が同一となった時点で、X軸方向の摺動が一時停止される。
次に、アンプル搬送用クランプ123dが、スライドテーブル123bにより鉛直下方に摺動し、アンプルaをアンプル受け142のアンプル載置孔142aに載置する(図16(b)の動作l)。
なお、図16(b)において、説明の便宜上、アンプル切断ユニット14の吸引時用アンプルストッパー145は、省略している。
<アンプル切断工程>
まず、アンプル切断ユニット14において、載置検出センサ146が、アンプル受け142にアンプルaが載置されたことを検出する(図17(a)の動作m)。そして、切断時用アンプルストッパー144のスライドテーブル144bにより、アーム144c及びストッパーヘッド144dが、X軸方向前方に摺動する(図17(a)の動作n)。そして、アンプルaは、ストッパーヘッド144dにより、アンプル載置孔142aの内壁に押圧されることで固定される。
次に、切断ユニット143におけるスライドテーブル143bにより、アーム143c及び切断ヘッド143dが、X軸方向後方に摺動する(図17(a)の動作o)。そして、切断ヘッド143dは、アンプルaの頭部に接触した時点で回転を開始する(図17(a)の動作p)。切断ヘッド143dは板カムとなっているため、位置が固定された状態で回転することで、アンプルaの頭部に押圧力が加わり、アンプルaの頭部を切断することができる。
切断されたアンプルaの頭部は、頭部回収用ダストボックス148a内部に落下し、回収される(図17(a)の動作q)。
<シリンジ搬送工程1>
まず、シリンジ搬送ユニット17において、Y軸移動ユニット171以外の部材が、Y軸移動ユニット171によりY軸方向前方に摺動し、シリンジ載置トレーユニット16の上方で停止する(図17(b)の動作r)。詳述すれば、位置座標としてシリンジピックアップポイントP3が設定されており、シリンジ搬送用クランプ175bとシリンジピックアップポイントP3のXY軸方向における位置座標が同一となった時点で、Y軸方向の摺動が一時停止される。
なお、説明の便宜上、シリンジ載置トレーユニット16には、シリンジc及び注射針iが1本のみ載置されている状態としている。
次に、X軸移動手段173、回転ユニット174及び搬送用クランプユニット175が、Z軸移動ユニット172により鉛直下方に摺動し、シリンジcを把持する。そして、上記3部材が、Z軸移動ユニット172により鉛直上方に摺動し、シリンジcがピックアップされる(図18(a)の動作s)。
次に、Y軸移動ユニット171以外の部材が、Y軸移動ユニット171によりY軸方向後方に摺動し、吸引ノズルストッカー184の上方で停止する(図18(b)の動作t)。詳述すれば、位置座標として吸引ノズル装着ポイントP4が設定されており、シリンジ搬送用クランプ175bにより把持したシリンジcの先端と吸引ノズル装着ポイントP4の位置座標が同一となった時点で、Y軸方向の摺動が一時停止される。
次に、X軸移動手段173、回転ユニット174及び搬送用クランプユニット175が、Z軸移動ユニット172により鉛直下方に摺動することで、シリンジcの先端に吸引ノズルsが装着される。そして、上記3部材が、Z軸移動ユニット172により、鉛直上方に摺動する(図18(b)の動作u)。
<シリンジ搬送工程2>
まず、注射液吸引ユニット15において、保持用クランプ155bが、スライドテーブル155aにより、Y軸方向前方に摺動する(図19(a)の動作v)。
次に、搬送用クランプユニット175が、回転ユニット174により、注射液吸引ユニット15が載置されている方向に90度回転する(図19(b)の動作w)。このとき、シリンジ搬送用クランプ175bは、保持用クランプ155bよりも、Y軸方向前方に位置している。
次に、回転ユニット174及び搬送用クランプユニット175が、X軸移動手段173によりX軸方向に摺動し、シリンジ搬送用クランプ175bと保持用クランプ155bのX方向における位置座標が同一となった時点で、X軸方向の摺動が一時停止される(図20(a)の動作x)。
次に、保持用クランプ155bが、スライドテーブル155aにより、さらにY軸方向前方に摺動し、シリンジcを把持する。(図20(a)の動作y)。そして、シリンジ搬送用クランプ175bが開くことにより、シリンジcが、保持用クランプ155bに受け渡される。
次に、保持用クランプ155bが、スライドテーブル155aによりY軸方向後方に摺動することにより、シリンジcが、保持用クランプ155b及び吸引用クランプ154cによって把持される(図20(a)の動作z)。そして、シリンジ搬送ユニット17は、シリンジ搬送工程1が開始する以前の初期位置に戻る。
<注射液吸引工程>
まず、アンプル切断ユニット14において、回転シャフト141dが、回転伝達手段141eを介してステッピングモータユニットMにより回転する。これにより、駆動プーリ141aが回転し、駆動ベルト141bが駆動する。そして、アンプル受け142及びアンプルaが、位置座標として設定された吸引ポイントP5まで移動し、回転動作が一時停止される(図20(b)の動作aa)。
次に、吸引時用アンプルストッパー145のシリンダ145bにより、ストッパーヘッド145cが、Y軸方向前方に摺動する(図20(b)の動作ab)。そして、アンプルaは、ストッパーヘッド145cにより、アンプル載置孔142aの内壁に押圧されることで固定される。
次に、注射液吸引ユニット15において、Y軸移動ユニット151以外の部材が、Y軸方向にY軸移動ユニット151に沿って摺動する。そして、シリンジcに装着された吸引ノズルsの先端と吸引ポイントP5のXY軸方向における位置座標が同一となった時点で、Y軸方向の摺動が一時停止される(図21(a)の動作ac)。
次に、吸引用クランプユニット154及び保持用クランプユニット155が、Z軸移動ユニット153により、鉛直下方に摺動する。そして、吸引ノズルsがアンプルa内に挿入され、吸引ノズルsの先端がアンプルaの底面に接触した時点で、鉛直下方の摺動が一時停止される(図21(a)の動作ad)。
次に、吸引用クランプ154cが、スライドテーブル154bにより鉛直上方に動くことで、シリンジcのプランジャ端部のフランジに引っ掛かる。これにより、プランジャが鉛直上方に引き上げられ、アンプルa内の注射液の吸引が行われる(図21(b)の動作ae)。
次に、Z軸移動ユニット153、吸引用クランプユニット154及び保持用クランプユニット155が、吸引角変更ユニット152により、Y軸方向前方に傾くようにして回転する(図22(a)の動作af)。これにより、吸引ノズルsの先端がアンプルa内の底面周縁部に接触し、吸引ノズルsの先端が鉛直下向きの状態では吸引できなかった注射液の吸引を行う(図22(a)の動作ag)。
上記したように、注射液を吸引するための動作ae及び動作agは、吸引角変更前及び変更後で段階的に行われる。
次に、Z軸移動ユニット153、吸引用クランプユニット154及び保持用クランプユニット155が、吸引角変更ユニット152によりY軸方向後方に回転し、吸引ノズルsの先端が鉛直下向きの状態に戻される(図22(b)の動作ah)。そして、吸引用クランプユニット154及び保持用クランプユニット155が、Z軸移動ユニット153により、鉛直上方に摺動する(図22(b)の動作ai)。
次に、駆動プーリ141aの回転により、駆動ベルト141bが駆動し、アンプル受け142及びアンプルaがY軸方向後方に移動する。そして、中身が空となったアンプルaは、重力により胴部回収用ダストボックス148b内部に落下し、回収される(図22(b)の動作aj)。
なお、説明の便宜上、図20(b)〜図22(b)において、載置検出センサ146は、省略している。
<シリンジ搬送工程3>
注射液吸引ユニット15からシリンジ搬送ユニット17への、シリンジcの受け渡しは、シリンジ搬送工程2と逆の工程を辿るため、説明を省略する。
シリンジ搬送ユニット17にシリンジcが受け渡された後、搬送用クランプユニット175が、回転ユニット174により90度回転する。そして、シリンジcが、Y軸移動ユニット171及びX軸移動手段173により、吸引ノズル装着ポイントP4に摺動する(図23(a)の動作ak)。
次に、吸引ノズルsが、Z軸移動ユニット172により、吸引ノズルストッカー184の吸引ノズル載置孔184aに挿入される(図23(a)の動作al)。この際、吸引ノズルストッパー183が、スライドテーブル182によりX軸方向後方に摺動することにより、吸引ノズルsが、吸引ノズル載置孔184aの内壁に押圧され、固定される(図23(a)の動作am)。
そして、シリンジcをZ軸移動ユニット172により鉛直上方に摺動させることで、吸引ノズルsが、シリンジcから脱離する(図23(a)の動作an)。
次に、Y軸移動ユニット171以外の部材が、Y軸移動ユニット171によりY軸方向前方に摺動し、シリンジ載置トレーユニット16の上方で停止する。詳述すれば、位置座標として注射針装着ポイントP6が設定されており、シリンジcの先端と注射針装着ポイントP6の位置座標が同一となった時点で、Y軸方向の摺動が一時停止される(図23(b)の動作ao)。
次に、X軸移動手段173、回転ユニット174及び搬送用クランプユニット175が、Z軸移動ユニット172により鉛直下方に摺動することで、シリンジcの先端に注射針iが装着される(図23(b)の動作ap)。そして、シリンジcは、シリンジ搬送用クランプ175bから解放される。
次に、X軸移動手段173、回転ユニット174及び搬送用クランプユニット175が、Z軸移動ユニット172により鉛直上方に摺動し、シリンジ搬送ユニット17は、シリンジ搬送工程1が開始する以前の初期位置に戻る(図24の動作aq)。
<トレー回転工程>
まず、アンプル載置トレーユニット11において、ステッピングモータユニットMが作動し、回転ユニット112を介して、アンプル載置トレー111が回転する。これにより、切断前の新たなアンプルaが、アンプルピックアップポイントP1に位置させられることとなる(図示せず)。
なお、この工程は、アンプル搬送工程1におけるアンプルaがピックアップされた後であれば、何れのタイミングで行っても良い。
次に、シリンジ載置トレーユニット16において、ステッピングモータユニットMが作動し、回転ユニット162を介して、シリンジ載置トレー161が回転する。これにより、注射液を吸引する前の新たなシリンジcが、シリンジピックアップポイントP3に位置させられることとなる(図示せず)。
このように、アンプル載置トレー111及びシリンジ載置トレー161を、何れも略円盤形状とすることで、状態を制御するアンプルa及びシリンジcの切り替えを、回転動作により行うことができる。即ち、各トレーの前後の動作が不要となり、注射液自動吸引装置1全体をコンパクトにすることができる。
また、原点検出センサOが設けられた各ユニットについては、動作途中で注射液自動吸引装置1の電源を切った場合に、再度電源を入れると、原点検出センサOにより、予め決められた所定の位置に回帰させられる。
以上の一連の動作、即ち、各ユニットの動作速度や動作開始のタイミング、動作停止の位置等は、制御ユニット19により制御されることで、円滑に自動で行われる。
本実施形態によれば、以上の一連の動作が繰り返されることにより、アンプル載置トレー111に載置した全てのアンプルaが切断され、シリンジ載置トレー161に載置した全てのシリンジcが、患者への処置に適用可能な状態、即ち、内部に注射液が充填され、先端に注射針iが装着された状態となる。
また、アンプル制御部Aが、切断位置決定ユニット13を有していることで、切断時のアンプルaのひび割れや破損、内部へのガラス片の混入等を防止することが可能となる。
また、シリンジ制御部Cが、吸引ノズル載置ユニット19を有していることで、アンプルaの規格によらず、注射液の吸引を確実に行うことが可能となる。
また、切断位置決定ユニット13に、アンプル情報検出センサ133が設けられていることにより、使用期限の切れた注射液の使用や、載置するアンプルaの種類の誤認等を防止することが可能となる。
また、注射液吸引ユニット15が、シリンジcの先端の角度を変更可能であることにより、注射液の吸い残しを防止することが可能となる。
また、アンプル切断ユニット14が、アンプルaの頭部を押圧する切断ヘッド143dを有することで、簡便な動作でアンプルaを切断することができ、注射液自動吸引装置1全体を軽量かつコンパクトにすることが可能となる。
なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
1 注射液自動吸引装置
A アンプル制御部
11 アンプル載置トレーユニット
111 アンプル載置トレー
112 回転ユニット
113 カップリング部材
114 支持筺体
12 アンプル搬送ユニット
121 支持部材
122 搬送ユニット
123 移載ユニット
13 切断位置決定ユニット
131 アンプル載置ユニット
132 位置決定センサ
133 アンプル情報検出センサ
134 載置検出センサ
14 アンプル切断ユニット
141 駆動ユニット
142 アンプル受け
143 切断ユニット
144 切断時用アンプルストッパー
145 吸引時用アンプルストッパー
146 載置検出センサ
147 支持部材
148 ダストボックス
C シリンジ制御部
15 注射液吸引ユニット
151 Y軸移動ユニット
152 吸引角変更ユニット
153 Z軸移動ユニット
154 吸引用クランプユニット
155 保持用クランプユニット
16 シリンジ載置トレーユニット
161 シリンジ載置トレー
162 回転ユニット
163 カップリング部材
164 支持筺体
17 シリンジ搬送ユニット
171 Y軸移動ユニット
172 Z軸移動ユニット
173 X軸移動手段
174 回転ユニット
175 搬送用クランプユニット
18 吸引ノズル載置ユニット
181 ベース部材
182 スライドテーブル
183 吸引ノズルストッパー
184 吸引ノズルストッカー
19 制御ユニット
1a 筺体
1b 清浄器
1c キャスター
1d 操作パネル
1e ボタン部
a アンプル
c シリンジ
i 注射針
s 吸引ノズル
M ステッピングモータユニット
O 原点検出センサ
F 土台
X カッティングマーク

Claims (10)

  1. 内部に注射液が収容されたアンプルの状態を制御するアンプル制御部と、シリンジの状態を制御するシリンジ制御部と、を備えた注射液自動吸引装置であって、
    前記アンプル制御部は、前記アンプルを切断するアンプル切断ユニットを有し、
    前記シリンジ制御部は、前記シリンジの内部への前記注射液の吸引を行う注射液吸引ユニットを有することを特徴とする注射液自動吸引装置。
  2. 前記アンプル制御部は、
    前記アンプルを複数載置可能なアンプル載置トレーユニットと、
    前記アンプルを所定の位置に搬送するアンプル搬送ユニットと、を有することを特徴とする、請求項1に記載の注射液自動吸引装置。
  3. 前記シリンジ制御部は、
    前記シリンジを複数載置可能なシリンジ載置トレーユニットと、
    前記シリンジを所定の位置に搬送するシリンジ搬送ユニットと、を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の注射液自動吸引装置。
  4. 前記シリンジ載置トレーユニットには、注射針を載置可能であることを特徴とする、請求項3に記載の注射液自動吸引装置。
  5. 前記アンプル制御部は、前記アンプルの切断位置を決定する切断位置決定ユニットを有することを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の注射液自動吸引装置。
  6. 前記シリンジ制御部は、前記シリンジの先端に装着される吸引ノズルを載置する、吸引ノズル載置ユニットを有することを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の注射液自動吸引装置。
  7. 前記アンプル制御部は、前記アンプルに付されたラベルの情報を読み取るアンプル情報検出センサを有することを特徴とする、請求項1〜6の何れかに記載の注射液自動吸引装置。
  8. 前記注射液吸引ユニットは、前記シリンジの先端の角度を変更可能であることを特徴とする、請求項1〜7の何れかに記載の注射液自動吸引装置。
  9. 前記アンプル切断ユニットは、前記アンプルの頭部を押圧する切断ヘッドを有することを特徴とする、請求項1〜8の何れかに記載の注射液自動吸引装置。
  10. アンプル切断ユニットにより、内部に注射液が収容されたアンプルを切断する第一工程と、
    注射液吸引ユニットにより、シリンジの内部への前記注射液の吸引を行う第二工程と、を備えることを特徴とする注射液自動吸引方法。
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