JP2019082264A - ベーパーチャンバ - Google Patents

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義勝 稲垣
Yoshikatsu Inagaki
義勝 稲垣
大輝 竹村
Daiki TAKEMURA
大輝 竹村
川畑 賢也
Kenya Kawabata
賢也 川畑
博史 青木
Hiroshi Aoki
博史 青木
智明 虎谷
Tomoaki Toratani
智明 虎谷
恵人 藤井
Shigeto Fujii
恵人 藤井
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【課題】ウィック構造体の毛細管力が向上することで、液相の作動流体の流通性が円滑化され、さらに、軽量化されたベーパーチャンバを提供する。【解決手段】一方の板状体と該一方の板状体と対向する他方の板状体とにより空洞部が形成されたコンテナと、前記空洞部に封入された作動流体と、前記空洞部に収容された、ガラスファイバを備えるウィック構造体と、を備えるベーパーチャンバ。【選択図】図1

Description

本発明は、ウィック構造体の毛細管力が向上することで、作動流体の流通性が円滑化され、さらに、軽量化されたベーパーチャンバに関するものである。
電気・電子機器に搭載されている半導体素子等の電子部品は、高機能化に伴う高密度搭載等により、発熱量が増大し、近年、その冷却がより重要となっている。また、電子部品等の発熱体は、電子機器の小型化から、狭小空間に配置されることがある。狭小空間に配置された電子部品等の発熱体の冷却方法として、ベーパーチャンバ、平面型ヒートパイプ、扁平型ヒートパイプ等が使用されることがある。また、電子機器の高機能化から、冷却を要する部位の面積が増大化する場合があり、これに応じて、ベーパーチャンバ、平面型ヒートパイプ、扁平型ヒートパイプ等の面積の増大化が要求される場合がある。
狭小空間に配置されるヒートパイプとしては、例えば、密閉容器であるコンテナの長手方向に沿って延びるように形成され、凝縮部で凝縮された作動液を毛細管力によって蒸発部へ還流させる還流用ウィックと、還流用ウィックによって蒸発部に還流された作動液を、毛細管力によって蒸発部内に拡散させる液拡散用ウィックとを含む扁平型のヒートパイプが提案されている(特許文献1)。特許文献1では、還流用ウィックとしては、複数本の金属細線からなる金属製の細線束によって形成されている。
しかし、特許文献1のように、複数本の金属細線からなるウィック構造体をヒートパイプに収容すると、ヒートパイプの面積が増大化した場合に、ヒートパイプの重量が増してしまい、結果として、ヒートパイプが搭載される電子器機等を十分には軽量化できないという問題があった。
また、毛細管力を向上させるために、例えば、金属細線の極細線化が図られるが、複数本の金属細線からなるウィック構造体では極細線化が困難であり、毛細管力をさらに改善させることが難しいという問題があった。従って、複数本の金属細線からなるウィック構造体では、放熱部から受熱部への作動流体の還流特性をさらに向上させることは難しいという問題があった。
特開2016−23821号公報
上記事情に鑑み、本発明は、ウィック構造体の毛細管力が向上することで、液相の作動流体の流通性が円滑化され、さらに、軽量化されたベーパーチャンバを提供することを目的とする。
本発明の態様は、一方の板状体と該一方の板状体と対向する他方の板状体とにより空洞部が形成されたコンテナと、前記空洞部に封入された作動流体と、前記空洞部に収容された、ガラスファイバを備えるウィック構造体と、を備えるベーパーチャンバである。
本発明の態様は、前記コンテナの材料が、銅、アルミニウム、ステンレス鋼、チタン、銅合金、アルミニウム合金及びチタン合金からなる群から選択された少なくとも1種であるベーパーチャンバである。
本発明の態様は、前記ウィック構造体が、前記ガラスファイバからなるベーパーチャンバである。
本発明の態様は、前記ウィック構造体が、前記ガラスファイバを束ねて形成されたガラス糸を織ったガラスクロスを備えるベーパーチャンバである。
本発明の態様は、前記ガラスクロスが、重ねられているベーパーチャンバである。
本発明の態様は、前記ガラス糸が、毛細管力を生じる凹凸構造を有する多孔質体であるベーパーチャンバである。
本発明の態様は、前記一方の板状体及び/または前記他方の板状体に、空洞部方向へ窪んだ凹部が形成されているベーパーチャンバである。
本発明の態様は、前記一方の板状体及び/または前記他方の板状体に、空洞部方向へ突出した突起部が形成されているベーパーチャンバである。
本発明の態様は、前記コンテナの周縁が、レーザ溶接で封止されているベーパーチャンバである。
本発明の態様は、前記コンテナの内面に、酸化被膜が形成されているベーパーチャンバである。
本発明の態様は、前記酸化被膜が、非晶質体であるベーパーチャンバである。
本発明の態様によれば、ウィック構造体としてガラスファイバを備える部材を用いることにより、ウィック構造体の極細線化が可能となってウィック構造体の毛細管力が向上する。よって、ウィック構造体中における液相の作動流体の流通性が円滑化される。さらに、ウィック構造体としてガラスファイバを備える部材を用いることにより、ベーパーチャンバを軽量化することができる。
本発明の態様によれば、前記ガラス糸が毛細管力を生じる凹凸構造を有する多孔質体であることにより、多孔質体ではないガラス糸からなるガラスクロスと比較して、優れた毛細管力を有しつつ、軽量化、例えば、1〜50質量%の軽量化も達成することができる。
本発明の態様によれば、一方の板状体及び/または他方の板状体に、空洞部方向へ窪んだ凹部が形成されていることにより、空洞部が減圧されていてもコンテナの変形が防止されて、空洞部を確実に確保することができる。
本発明の態様によれば、一方の板状体及び/または他方の板状体に、空洞部方向へ突出した突起部が形成されていることにより、空洞部が減圧されていてもコンテナの変形が防止されて、空洞部を確実に確保することができる。
本発明の第1実施形態例に係るベーパーチャンバの側面断面図である。 本発明の第2実施形態例に係るベーパーチャンバの側面断面図である。 本発明の第3実施形態例に係るベーパーチャンバの側面断面図である。
以下に、本発明の第1実施形態例に係るベーパーチャンバについて、図面を用いながら説明する。図1に示すように、本発明の第1実施形態例に係るベーパーチャンバ1は、対向する2枚の板状体、すなわち、一方の板状体11と一方の板状体11と対向する他方の板状体12とを重ねることにより空洞部13が形成された平面視(ベーパーチャンバ1の平面に対して鉛直方向からの視認)矩形状の平面型であるコンテナ10と、空洞部13内に封入された作動流体(図示せず)とを有している。また、空洞部13の内部空間には、毛細管構造を有するウィック構造体15が収容されている。また、他方の板状体12の内面とウィック構造体15との間の空間部が、気相の作動流体が流通する蒸気流路18となっている。
一方の板状体11は平板状である。他方の板状体12も平板状であるが、中央部が凸状に塑性変形されている。他方の板状体12の、外側に向かって突出し、凸状に塑性変形された部位が、コンテナ10の凸部14であり、凸部14の内部が空洞部13となっている。空洞部13は、脱気処理により減圧されている。
ウィック構造体15は、平面型であるコンテナ10の平面に沿って、平面状に延在している。ウィック構造体15は、ガラスファイバを備える部材である。すなわち、ウィック構造体15は、ガラスファイバを含む部材であれば、ガラスファイバに加えてガラスファイバ以外の部材、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、チタン合金等の金属からなる細線や前記金属粉の焼結体等の金属部材も含まれていてもよい。なお、ベーパーチャンバ1では、ウィック構造体15は、ガラスファイバからなる部材であり、より具体的には、ガラスファイバを束ねて形成されたガラス糸を織ったガラスクロスである。従って、ウィック構造体15には、ガラス以外の部材は用いられていない。
ウィック構造体15の厚さは、ベーパーチャンバ1の使用状況に応じて適宜選択可能であるが、例えば、0.1mm〜0.2mmを挙げることができる。ウィック構造体15の厚さは、例えば、複数のガラスクロスを積み重ねたり、1枚のガラスクロスを折り曲げたりして、ガラスクロスを厚さ方向に重ねることで調整することができる。
ガラスクロスを構成するガラス糸の性状は、特に限定されないが、ベーパーチャンバ1では、ガラス糸の表面部等に、毛細管力を生じる微細な凹凸を有する多孔質体構造のガラス糸が使用されている。該ガラス糸であることにより、多孔質体構造ではないガラス糸からなるガラスクロスと比較して、優れた毛細管力を有しつつ、軽量化、例えば、1〜50質量%の軽量化も達成することができる。
ベーパーチャンバ1では、ウィック構造体15は、一方の板状体11の内面に接した状態で空洞部13に収容されている。また、他方の板状体12の内面と第1のウィック構造体15表面との間の空間部が、主に気相の作動流体が流通する蒸気流路18となっている。
図1に示すように、空洞部13側に相当する他方の板状体12の内面には、支柱部17(図1では、複数の支柱部17)が凸設されている。ベーパーチャンバ1では、他方の板状体12外面に複数の凹部を設けることで、支柱部17が形成されている。支柱部17は、減圧されている空洞部13の内部空間を維持する機能を有する。支柱部17は、他方の板状体12の内面から一方の板状体11方向へ延在している。また、支柱部17の先端部は、ウィック構造体15と接している。支柱部17の平面視の形状(ベーパーチャンバ1の平面に対して鉛直方向から視認した形状)は、特に限定されず、例えば、丸形、矩形等が挙げられる。また、支柱部17の側面視の形状は、特に限定されないが、例えば、図1に示すように、矩形状となっている。支柱部17と支柱部17の間の空間部が、蒸気流路18となる。支柱部17の高さは、ベーパーチャンバ1の厚さ、一方の板状体11と他方の板状体12の厚さ、ウィック構造体15の厚さに応じて適宜選択され、例えば、0.1〜0.8mmを挙げることができる。
他方の板状体12外面の凹部である支柱部17の形成方法としては、例えば、他方の板状体12をプレス加工して凹部を設ける方法が挙げられる。この場合、支柱部17は、他方の板状体12と一体成形されており、支柱部17の材料は、他方の板状体12の材料と同じとなる。
コンテナ10の材料としては、例えば、銅、アルミニウム、ステンレス鋼、チタン、銅合金、アルミニウム合金、チタン合金等を挙げることができる。これらは、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。ベーパーチャンバ1の厚さとしては、例えば、0.3〜1.0mmを挙げることができ、一方の板状体11と他方の板状体12の厚さは、例えば、それぞれ、0.1mmを挙げることができる。
また、一方の板状体11と他方の板状体12の周縁部全周を接合することで、密閉容器であるコンテナ10が形成される。接合方法としては、特に限定されず、例えば、拡散接合、ろう付け、レーザ溶接、超音波溶接、摩擦接合、圧接接合等を挙げることができる。このうち、優れた生産性と封止性の点からレーザ溶接が好ましい。また、接合幅としては、例えば、0.3超〜2.5mmを挙げることができる。
また、空洞部13に封入される作動流体としては、コンテナ10の材料との適合性に応じて、適宜選択可能であり、例えば、水を挙げることができ、その他に、代替フロン、フルオロカーボン類、シクロペンタン、エチレングリコール、これらと水との混合物等を挙げることができる。
次に、本発明の第1実施形態例に係るベーパーチャンバ1の動作について、図1を用いながら説明する。ベーパーチャンバ1のうち、発熱体100と熱的に接続された部位(発熱体100と接触している部位)が受熱部として機能する。ベーパーチャンバ1が発熱体100から受熱すると、空洞部13に封入された液相の作動流体が、受熱部にて液相から気相へ相変化し、相変化した気相の作動流体が、蒸気流路18を流通してベーパーチャンバ1の受熱部から放熱部へ移動する。受熱部から放熱部へ移動した気相の作動流体は、放熱部にて潜熱を放熱して、気相から液相へ相変化する。放熱部にて放出された潜熱は、さらにベーパーチャンバ1の外部環境へ放出される。放熱部にて気相から液相へ相変化した作動流体は、ガラスクロスにて形成されたウィック構造体15の毛細管力にて、放熱部から受熱部へ還流される。
ベーパーチャンバ1は、ウィック構造体15としてガラスファイバを備える部材を用いることにより、ウィック構造体15の極細線化が可能となってウィック構造体15の毛細管力が向上する。よって、ウィック構造体15中における液相の作動流体の流通性が円滑化される。さらに、ウィック構造体15としてガラスファイバを備える部材を用いることにより、ベーパーチャンバ1を軽量化することができる。
次に、本発明の第2実施形態例に係るベーパーチャンバついて、図面を用いながら説明する。なお、第1実施形態例に係るベーパーチャンバと同じ構成要素については、同じ符号を用いて説明する。
第1実施形態例に係るベーパーチャンバ1では、他方の板状体12外面に凹部を設けることで支柱部17が形成されていたが、これに代えて、図2に示すように、第2実施形態例に係るベーパーチャンバ2では、他方の板状体12内面に空洞部13方向へ突出した突起部を設けることで支柱部27が形成されている。従って、ベーパーチャンバ2の他方の板状体12外面には、凹部は形成されていない。前記突起部である支柱部27でも、減圧されている空洞部13の内部空間を維持する機能を有する。
支柱部27の形成方法としては、例えば、他方の板状体12内面をエッチング処理して突起部を設ける方法が挙げられる。この場合、支柱部27は、他方の板状体12と一体成形されており、支柱部27の材料は、他方の板状体12の材料と同じとなる。
次に、本発明の第3実施形態例に係るベーパーチャンバについて、図面を用いながら説明する。なお、第1、第2実施形態例に係るベーパーチャンバと同じ構成要素については、同じ符号を用いて説明する。
図3に示すように、第3実施形態例に係るベーパーチャンバ3では、ガラスファイバを備えるウィック構造体15上に、さらに、他のウィック構造体35が設けられている。他のウィック構造体35は、ウィック構造体15と同様に、平面型であるコンテナ10の平面に沿って、平面状に延在している。ベーパーチャンバ3では、ウィック構造体15上に、他のウィック構造体35が重ねられた態様となっている。他のウィック構造体35の材料としては、ガラスファイバ以外の材料、例えば、金属メッシュ、銅粉等の金属粉を固めた焼結体等を挙げることができる。すなわち、ベーパーチャンバ3では、ガラスファイバを備えるウィック構造体15と、ウィック構造体15とは別部材であるガラスファイバを備えていないウィック構造体(他のウィック構造体35)と、を有している。
ベーパーチャンバ3では、他方の板状体12の内面と他のウィック構造体35表面との間の空間部が、主に気相の作動流体が流通する蒸気流路18となっている。
また、第1実施形態例に係るベーパーチャンバ1及び第2実施形態例に係るベーパーチャンバ2では、他方の板状体12と一体成形された支柱部17、27が設けられていたが、これに代えて、図3に示すように、第3実施形態例に係るベーパーチャンバ3では、他のウィック構造体35に、他方の板状体12の内面方向へ突起している支柱部37が設けられている。ベーパーチャンバ3では、他方の板状体12を有するコンテナ10に支柱部は設けられていない。
ベーパーチャンバ3では、支柱部37は、他のウィック構造体35と一体であり、支柱部37の材料は、他のウィック構造体35の材料と同じとなっている。支柱部37は、例えば、他のウィック構造体35を、支柱部37を有する形状に加工することで形成することができる。
支柱部37の先端部は、他方の板状体12の内面と接している。従って、他のウィック構造体35に設けられた支柱部37でも、減圧されている空洞部13の内部空間を維持する機能を有する。
次に、本発明のベーパーチャンバの他の実施形態例について説明する。第1〜第3実施形態例に係るベーパーチャンバのコンテナの内面に、さらに、酸化被膜が形成されていてもよい。酸化被膜の組成としては、例えば、コンテナに用いられている金属の酸化物を挙げることができる。また、酸化被膜の構造としては、例えば、結晶体、非晶質体を挙げることができる。コンテナの内面に酸化被膜が形成されていることにより、コンテナ内面の腐食を防止することができ、コンテナの耐久性が向上する。
第1、第2実施形態例に係るベーパーチャンバでは、他方の板状体に支柱部が設けられていたが、これに代えて、ウィック構造体の配置を調整して一方の板状体に支柱部が設けられてもよく、一方の板状体と他方の板状体とに支柱部が設けられてもよい。また、第1〜第3実施形態例に係るベーパーチャンバでは、支柱部が設けられていたが、使用状況に応じて、支柱部は設けられていなくてもよい。
本発明のベーパーチャンバは、ウィック構造体の毛細管力が向上することで、液相の作動流体の流通性が円滑化され、さらに、軽量化できるので、広汎な分野で利用可能であり、例えば、携帯用の情報端末や2in1タブレット等のパーソナルコンピュータなどの高機能化された電子機器の分野で利用価値が高い。
1、2、3 ベーパーチャンバ
10 コンテナ
11 一方の板状体
12 他方の板状体
13 空洞部
15 ウィック構造体
17、27、37 支柱部
18 蒸気流路

Claims (11)

  1. 一方の板状体と該一方の板状体と対向する他方の板状体とにより空洞部が形成されたコンテナと、
    前記空洞部に封入された作動流体と、
    前記空洞部に収容された、ガラスファイバを備えるウィック構造体と、
    を備えるベーパーチャンバ。
  2. 前記コンテナの材料が、銅、アルミニウム、ステンレス鋼、チタン、銅合金、アルミニウム合金及びチタン合金からなる群から選択された少なくとも1種である請求項1に記載のベーパーチャンバ。
  3. 前記ウィック構造体が、前記ガラスファイバからなる請求項1または2に記載のベーパーチャンバ。
  4. 前記ウィック構造体が、前記ガラスファイバを束ねて形成されたガラス糸を織ったガラスクロスを備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載のベーパーチャンバ。
  5. 前記ガラスクロスが、重ねられている請求項4に記載のベーパーチャンバ。
  6. 前記ガラス糸が、毛細管力を生じる凹凸構造を有する多孔質体である請求項4または5に記載のベーパーチャンバ。
  7. 前記一方の板状体及び/または前記他方の板状体に、空洞部方向へ窪んだ凹部が形成されている請求項1乃至6のいずれか1項に記載のベーパーチャンバ。
  8. 前記一方の板状体及び/または前記他方の板状体に、空洞部方向へ突出した突起部が形成されている請求項1乃至6のいずれか1項に記載のベーパーチャンバ。
  9. 前記コンテナの周縁が、レーザ溶接で封止されている請求項1乃至8のいずれか1項に記載のベーパーチャンバ。
  10. 前記コンテナの内面に、酸化被膜が形成されている請求項1乃至9のいずれか1項に記載のベーパーチャンバ。
  11. 前記酸化被膜が、非晶質体である請求項10に記載のベーパーチャンバ。
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