JP2019078532A - 発光性化粧シート、機器操作システム - Google Patents

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Abstract

【課題】意匠性と耐傷性を両立することが可能な、発光性化粧シート及び機器操作システムを提供する。【解決手段】機器操作システムが備える発光性化粧シート1は、圧電素子を有する検知センサ部4aと、圧電素子で検出した情報に応じて発光する照明機能部4cを含む透光性の筐体層4と、筐体層4に積層され、光の透過部8aと光の遮蔽部8bとが絵柄に応じて形成された隠蔽シート層8と、隠蔽シート層8に積層され、模様が印刷された意匠性表面保護層12を備え、検知センサ部4aは、筐体層4とアクリル基材部4bに挟まれ、且つ平面視で透過部8aと重ならない位置に配置され、照明機能部4cは、平面視で検知センサ部4a及びアクリル基材部4bと重ならず、且つ透過部8aと重なる位置に配置され、透過部8aと意匠性表面保護層12は、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が40%以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、壁面や床面にセンサ及び情報を報知する機能を付加した発光性化粧シートと、発光性化粧シートを備えた機器操作システムに関する。
住宅や家具等に適用する建材に備えたセンサを用いて人の動きを検知する技術として、例えば、特許文献1に開示されている技術がある。
特許文献1に開示されている技術では、床材において人の有無を確認する床センサを備えるシステムであり、閾値を設けた制御を実行することで、圧電素子を有する検知センサを有する床材に人が着席したか離席したかを判断する。
特開2014−232089号公報
ところで、近年では、内装に用いる建材として、例えば、木目調の意匠性や、機能としての耐傷性が要求されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、センサの機能を十分に発揮するとともに、建材として要求される意匠性と耐傷性を両立する発光性化粧シート(木目調デバイス)を形成することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、意匠性と耐傷性を両立することが可能な、発光性化粧シートと、発光性化粧シートを備えた機器操作システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、筐体層と、隠蔽シート層と、意匠性表面保護層を備える発光性化粧シートである。筐体層は、透光性を有しており、圧電素子を有する検知センサ部と、アクリル素材で形成されたアクリル基材部と、検知センサ部が圧電素子により検出した情報に応じて発光する照明機能部を含む。隠蔽シート層は、筐体層に積層され、且つ予め設定した絵柄に応じて、光を透過する透過部と光を遮蔽する遮蔽部とが形成されている。意匠性表面保護層は、隠蔽シート層に積層され、且つ予め設定した模様が印刷されている。そして、検知センサ部は、筐体層のうち隠蔽シート層と対向する面と反対側の面とアクリル基材部に挟まれ、且つ平面視で透過部と重ならない位置に配置されている。これに加え、照明機能部は、平面視で、検知センサ部及びアクリル基材部と重ならず、且つ透過部と重なる位置に配置されている。また、隠蔽シート層のうち透過部は、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が40%以上であり、意匠性表面保護層は、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が40%以上である。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様は、発光性化粧シートと、発光性化粧シートが備える検知センサ部が圧電素子により検出した情報に応じて機器の動作を制御する動作制御部を備える機器操作システムである。そして、透過部及び遮蔽部は、機器の操作を案内する操作案内表示が視認されるように形成されている。
本発明の一態様によれば、模様(例えば、木目調)に応じた意匠性を有する意匠性表面保護層により、意匠性と耐傷性を両立することが可能となる。これに加え、隠蔽シート層及び意匠性表面保護層の全光線透過率を規定することで、光を透過するデバイスとして適用することが可能な、発光性化粧シートを提供することが可能となる。
また、本発明の一態様によれば、検知センサ部が圧電素子により検出した情報に応じて、透過した光により機器の操作を案内する操作案内表示が視認されるとともに、例えば、照明機器等、建築物に設けられている機器の動作を制御することが可能となる。
本発明の第一実施形態における発光性化粧シートの構成を表す断面図である。 本発明の第一実施形態における機器操作システムの構成を表すブロック図である。
図面を参照して、本発明の実施形態を以下において説明する。以下の説明で参照する図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚さと平面寸法との関係や、各層の厚さの比率等は、現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚さや寸法は、以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
さらに、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質や、それらの形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることが可能である。また、以下の説明における「左右」や「上下」の方向は、単に説明の便宜上の定義であって、本発明の技術的思想を限定するものではない。よって、例えば、紙面を90度回転すれば「左右」と「上下」とは交換して読まれ、紙面を180度回転すれば「左」が「右」になり、「右」が「左」になることは勿論である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(発光性化粧シート)
図1を参照して、第一実施形態の発光性化粧シート1の構成について説明する。
第一実施形態では、一例として、発光性化粧シート1を、建築物(家屋等)の壁面に設置した場合について説明する。
発光性化粧シート1は、図1中に表すように、基材2と、筐体層4と、第一接着層6と、隠蔽シート層8と、第二接着層10と、意匠性表面保護層12を備える。
(基材)
基材2は、例えば、樹脂フィルムを用いて形成されたシート状の層である。
基材2を形成する樹脂フィルムは、特に限定されるものではなく、既知の樹脂フィルムを用いることが可能である。
(筐体層)
筐体層4は、基材2に積層されている。
また、筐体層4は、アクリル素材で形成されており、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が90[%]以上である。すなわち、筐体層4は、透光性を有している。なお、基材2のうち、筐体層4が積層される面と反対側の面は、建築物の壁面を形成する壁材に接着されている。
筐体層4の厚さは、2[mm]以上6[mm]以下の範囲内である。
また、筐体層4は、検知センサ部4aと、アクリル基材部4bと、照明機能部4cを含む。なお、図1中には、説明のために、検知センサ部4a、アクリル基材部4b、照明機能部4cの配置イメージを仮想的に図示している。
(検知センサ部)
検知センサ部4aは、筐体層4のうち隠蔽シート層8と対向する面と反対側の面とアクリル基材部4bに挟まれており、圧電素子(図示せず)を有している。
また、検知センサ部4aは、平面視で透過部8aと重ならない位置に形成されている。
なお、透過部8aの説明は、後述する。
また、「平面視」とは、基材2、筐体層4、第一接着層6、隠蔽シート層8、第二接着層10、意匠性表面保護層12を積層した方向(図1では上下方向)から発光性化粧シート1を見た視点である。なお、図1中では、発光性化粧シート1の上側(意匠性表面保護層12の側)から見た視点を、「平面視」と規定する。
検知センサ部4aが有する圧電素子は、予め設定された値を超える圧力を受けると、照明機能部4cが有するLED素子へ信号を出力する。
(アクリル基材部)
アクリル基材部4bは、アクリル素材で形成されており、検知センサ部4aを間に挟んで、筐体層4のうち隠蔽シート層8と対向する面と反対側の面と対向している。
(照明機能部)
照明機能部4cは、LED素子(図示せず)を有している。
照明機能部4cが有するLED素子は、検知センサ部4aが有する圧電素子から入力を受けた信号に応じて発光する。
また、照明機能部4cは、平面視で、検知センサ部4a及びアクリル基材部4bと重ならず、且つ透過部8aと重なる位置に配置されている。
(第一接着層)
第一接着層6は、筐体層4と隠蔽シート層8との間に介装する層であり、筐体層4と隠蔽シート層8とを接着して結合させる。
第一接着層6の材料としては、例えば、ウレタン樹脂系接着剤を用いることが可能である。
(隠蔽シート層)
隠蔽シート層8は、予め設定した絵柄に応じて、光を透過する透過部8aと光を遮蔽する遮蔽部8bとが形成された層であり、第一接着層6を間に挟んで、筐体層4に積層されている。したがって、隠蔽シート層8は、照明機能部4cが有するLED素子が発光した際に、絵柄を発現させる機能を有する層である。
第一実施形態では、一例として、遮蔽部8bに対する透過部8aの配置を、発光性化粧シート1を設置した室内に存在する機器の操作の仕方を案内する内容のテキストを形成する配置とした場合について説明する。なお、機器についての説明は、後述する。すなわち、透過部8a及び遮蔽部8bは、機器の操作を案内する操作案内表示が視認されるように形成されている。
また、隠蔽シート層8のうち透過部8aは、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が40[%]以上である。
(第二接着層)
第二接着層10は、隠蔽シート層8と意匠性表面保護層12との間に介装する層であり、隠蔽シート層8と意匠性表面保護層12とを接着して結合させる。
第二接着層10の材料としては、第一接着層6と同様、例えば、ウレタン樹脂系接着剤を用いることが可能である。
(意匠性表面保護層)
意匠性表面保護層12は、予め設定した模様が印刷されたポリオレフィン系樹脂シートを用いて形成されており、第二接着層10を間に挟んで、隠蔽シート層8に積層されている。すなわち、意匠性表面保護層12は、発光性化粧シート1の意匠層と表面保護層として機能する層である。
第一実施形態では、一例として、意匠性表面保護層12に印刷されている模様を、木目柄とした場合について説明する。
また、意匠性表面保護層12は、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が40[%]以上である。
(機器操作システム)
図1を参照しつつ、図2を用いて、第一実施形態の機器操作システム100の構成について説明する。
機器操作システム100は、図2中に表すように、発光性化粧シート1と、動作制御部20を備える。
動作制御部20は、制御線を介して発光性化粧シート1と接続されており、なお、制御線は、有線であってもよいし無線であってもよい。
また、動作制御部20は、検知センサ部4aが圧電素子により検出した情報に応じて、機器30の動作を制御する。
具体的には、検知センサ部4aが圧電素子により検出した振動に基づいて、壁面を叩くノック操作のパターンを判定し、判定されたノック操作のパターンに応じて機器30の動作を制御する。なお、「ノック操作」とは、機器30の操作に関連して行われる、発光性化粧シート1が設置された位置をノックする操作である。
第一実施形態では、一例として、機器30を、照明装置とカーテン駆動装置とした場合について説明する。
照明装置は、発光性化粧シート1を設置した室内を照明する装置である。
カーテン駆動装置は、発光性化粧シート1を設置した室内に設けられたカーテンを開閉する装置である。
以上により、動作制御部20は、室内に存在するユーザに向けて機器30の操作を案内する操作案内表示を行い、ユーザにより行われた操作を検出すると、機器30にコマンドを出力する。コマンドの入力を受けた機器30は、入力されたコマンドに応じた動作を実行する。
(動作・作用)
以下、図1及び図2を参照して、第一実施形態の発光性化粧シート1と、機器操作システム100を用いて行う動作と作用を説明する。
ユーザが、照明装置またはカーテン駆動装置を操作しようとするにあたり、まず、操作案内表示が行われていない(顕現されていない)状態で、室内において発光性化粧シート1が設けられた位置の周辺に対し、1回のみノック操作を行う。なお、以降の説明では、操作案内表示が行われていない状態で、1回のみ行うノック操作を、「操作案内表示指示操作」と記載する場合がある。
操作案内表示指示操作が行われ、発光性化粧シート1に対し、検知センサ部4aが有する圧電素子が予め設定された値を超える圧力を受けると、圧電素子が、照明機能部4cが有するLED素子へ信号を出力する。
圧電素子から信号の入力を受けたLED素子は、圧電素子から入力を受けた信号に応じて発光する。
LED素子が発光した光は、筐体層4、透過部8a、意匠性表面保護層12を順に透過し、操作案内表示を顕現させる。これにより、ユーザは、壁面にて操作案内表示を視認することが可能となる。
このとき、隠蔽シート層8は、遮蔽部8bに対する透過部8aの配置を、発光性化粧シート1を設置した室内に存在する機器の操作の仕方を案内する内容のテキストを形成する配置として形成されている。
具体的には、照明装置の点灯(オン)及び消灯(オフ)の操作の仕方を案内する内容のテキストと、カーテンを開く操作の仕方を案内する内容のテキストと、カーテンを閉じる操作の仕方を案内する内容のテキストを形成する配置である。これは、照明装置のオン及びオフを行うために1回のノック操作を行う内容のテキストと、カーテンを開くために2回のノック操作を行う内容のテキストと、カーテンを閉じるために3回のノック操作を行う内容のテキストである。
なお、操作案内表示が表示された状態は、機器30に所定の動作を行わせるためのノック操作が受け付け可能な状態であるため、操作案内表示を視認することで、ユーザは、機器30を動作させるためのノック操作が受け付け可能な状態であることを確認する。
上記の操作案内表示指示操作により操作案内表示を表示させた状態で、照明装置を点灯または消灯させたい場合、ユーザは、1回のノック操作(照明オンオフ操作)を行う。
そして、照明装置は、照明オンオフ操作が行われるまで消灯状態であった場合には、照明オンオフ操作が行われたことに応じて点灯するように動作する。一方、照明装置は、照明オンオフ操作が行われるまで点灯状態であった場合には、照明オンオフ操作が行われたことに応じて消灯するように動作する。
また、操作案内表示指示操作により操作案内表示を表示させた状態で、カーテンを開きたい場合、ユーザは、2回連続によるノック操作(カーテン開操作)を行う。そして、カーテン駆動装置は、カーテン開操作が行われたことに応じて、カーテンが開くように駆動する。
また、カーテンが開いていく動作を停止させたい場合、ユーザは、カーテンが開いている動作中(開動作中)に、再度、カーテン開操作と同じ2回連続によるノック操作を行う。すなわち、開動作中における2回のノック操作は、開動作の停止を指示する開動作停止指示操作である。
また、操作案内表示指示操作により操作案内表示を表示させた状態で、カーテンを閉じたい場合には、ユーザは、3回連続によるノック操作(カーテン閉操作)を行う。そして、カーテン駆動装置は、カーテン閉操作が行われたことに応じて、カーテンを閉じるように駆動する。
また、カーテンが閉じていく動作を停止させたい場合、ユーザは、カーテンが閉じている動作中(閉動作中)において、再度、カーテン閉操作と同じ3回連続によるノック操作を行えばよい。すなわち、閉動作中における3回のノック操作は、閉動作の停止を指示する閉動作停止指示操作である。
なお、操作案内表示は、例えば、照明オンオフ操作、カーテン開操作、カーテン閉操作のうちのいずれも検出せずに一定時間が経過した時点で消去してもよい。すなわち、操作案内表示の表示が消去された状態では、操作案内表示が表示されていた箇所は、通常の壁面として発光性化粧シート1の模様(木目柄)が見えているのみであり、操作案内表示の存在や形跡は認識されない。
このため、第一実施形態の発光性化粧シート1及び機器操作システム100であれば、壁面をノックすることにより機器30を操作することが可能となる。ここで、壁面をノックするノック操作は、壁面における特定の位置に対してではなく、ノック操作に応じて壁面に生じた振動をセンサ部が検出可能な範囲であれば、壁面におけるいずれの位置に対しても行うことが可能である。
すなわち、例えば、タッチセンサを備える表示入力パネルの背面側に感圧センサを備えることで、表示入力パネル上を押圧したことに応じて感圧センサが圧力を検知し、圧力の検知に応じて表示入力パネルが表示を開始する構成を適用することも考えられる。
しかしながら、このような構成では、ユーザが操作可能な範囲は、表示入力パネルに対応する部分に限定される。
これに対し、第一実施形態の発光性化粧シート1及び機器操作システム100であれば、上記のように、壁面に生じた振動をセンサ部が検出可能な範囲であれば、壁面において操作案内表示が表示される部分以外の領域までが操作可能な範囲となる。
これにより、ハンディタイプのリモートコントローラ等を備えていない構成であっても、例えば、壁面に設置したスイッチにより操作を行う場合と比較して、ユーザが機器30を操作可能な物理的範囲を拡張することが可能となる。
また、機器30を操作可能な物理的範囲が拡張されたうえで、複数の機器30に対するいずれの操作も、ノック操作による振動を検知センサ部4aが検出可能な同じ物理的範囲において、行うことが可能となる。
すなわち、第一実施形態の発光性化粧シート1及び機器操作システム100であれば、複数の操作項目ごとに対応する操作が行われる場所を、特定の範囲に集約させることが可能となる。これにより、ユーザは、複数の機器30をそれぞれ操作する際に、別の場所に移動するような必要がない。
また、機器30の操作は、壁面を、操作項目に応じて回数を変えてノックするという操作である。つまり、ユーザは、ノック操作の回数によって、使用する機器30の選択と機器30に行わせる動作を選択することが可能となる。このような操作は、一旦覚えてしまえば、例えば、小さな子供や老人等でも簡単に行うことが可能である。また、このような操作の仕方について、ユーザに面白みを覚えさせることが可能である。
また、操作案内表示は、機器30に対する操作を行わないときには非表示であり、非表示の状態では、操作案内表示の表示箇所は通常の壁面と変わらない状態である。
このため、室内における美観を損なうことがなく、意匠性の高い空間を提供することも可能となる。また、操作を行うときのみ、壁面に操作案内表示が浮かび上がるように表示されることから、ユーザに面白みを感じさせることも可能である。
なお、上述した第一実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第一実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(第一実施形態の効果)
第一実施形態の発光性化粧シート1であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)筐体層4と、隠蔽シート層8と、意匠性表面保護層12を備える。筐体層4は、透光性を有し、圧電素子を有する検知センサ部4aと、アクリル素材で形成されたアクリル基材部4bと、検知センサ部4aが圧電素子により検出した情報に応じて発光する照明機能部4cを含む。隠蔽シート層8は、筐体層4に積層され、且つ予め設定した絵柄に応じて、光を透過する透過部8aと光を遮蔽する遮蔽部8bとが形成されている。意匠性表面保護層12は、隠蔽シート層8に積層され、且つ予め設定した模様が印刷されている。そして、検知センサ部4aは、筐体層4のうち隠蔽シート層8と対向する面と反対側の面とアクリル基材部4bに挟まれ、且つ平面視で透過部8aと重ならない位置に配置されている。また、照明機能部4cは、平面視で、検知センサ部4a及びアクリル基材部4bと重ならず、且つ透過部8aと重なる位置に配置されている。これに加え、隠蔽シート層8のうち透過部は、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が40[%]以上であり、意匠性表面保護層12は、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が40[%]以上である。
このため、模様に応じた意匠性を有することで化粧材を形成する意匠性表面保護層12によって、デバイスを形成する層である、筐体層4と隠蔽シート層8を隠蔽することが可能である。
これに加え、照明機能部4cが発光した際に、隠蔽シート層8の透過部8aを透過した光が、意匠性表面保護層12も透過するため、光を透過するデバイスとして適用することが可能となる。
その結果、意匠性と耐傷性を両立することが可能となるとともに、光を透過するデバイスとして適用することが可能な、発光性化粧シート1を提供することが可能となる。
また、発光性化粧シート1を、スイッチを表示するディスプレイとしても用いることが可能となり、スイッチデバイスとして機能を提供することが可能となる。
(2)意匠性表面保護層12が、ポリオレフィン系樹脂シートを用いて形成されている。
その結果、発光性化粧シート1に対し、製造コストの増加を抑制することが可能となる。
(3)意匠性表面保護層12に印刷されている模様を、木目柄とする。
その結果、発光性化粧シート1に対し、木目調の意匠性を付与することが可能となる。
(4)筐体層4が、アクリル素材で形成され、且つJIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が90[%]以上である。
その結果、照明機能部4cが発光した光を効率よく透過させることが可能となる。
(5)筐体層4の厚さが、2[mm]以上6[mm]以下の範囲内である。
その結果、発光性化粧シート1の強度が低下することを抑制することが可能となるとともに、照明機能部4cが発光した光の透過率が低下することを抑制することが可能となる。
また、第一実施形態の機器操作システム100であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(6)機器操作システム100が、発光性化粧シート1と、検知センサ部4aが圧電素子により検出した情報に応じて機器30の動作を制御する動作制御部20を備える。これに加え、透過部8a及び遮蔽部8bが、機器30の操作を案内する操作案内表示が視認されるように形成されている。
その結果、検知センサ部4aが圧電素子により検出した情報に応じて、透過部8aを透過した光により機器30の操作を案内する操作案内表示が視認されるとともに、例えば、照明機器等、建築物に設けられている機器30の動作を制御することが可能となる。
(変形例)
(1)第一実施形態では、意匠性表面保護層12に印刷されている模様を、木目柄としたが、これに限定するものではなく、意匠性表面保護層12に印刷されている模様を、例えば、石目柄や煉瓦柄としてもよい。
(2)遮蔽部8bに対する透過部8aの配置を、発光性化粧シート1を設置した室内に存在する機器の操作の仕方を案内する内容のテキストを形成する配置としたが、これに限定するものではない。
すなわち、例えば、壁面に接触した歩行者等に対し、壁面への接触を停止させるための注意を促すメッセージを視認させたい場合、遮蔽部8bに対する透過部8aの配置を、「壁に触れないで下さい」のテキストを形成する配置としてもよい。
この場合、発光性化粧シート1の構成を、壁面に接触した歩行者等に対し、木目調の意匠を保持した状態で、壁面への接触を停止させるための注意を促すメッセージを視認させる機能を発揮する構成とすることが可能となる。
第一実施形態を参照しつつ、以下、実施例1の発光性化粧シートについて説明する。
(実施例1)
実施例1の発光性化粧シートは、以下の手順で形成した。
・基材
基材の構成は、上述した第一実施形態と同様である。
・筐体層
押出製膜方法によって厚さ3[mm]に成型されたアクリル板を用いて、切削加工及び接着加工を行うことで形成した。接着加工は、(株)アクリサンデー製の接着剤であるアクリサンデー接着剤を用いて行った。
・検知センサ部
以下の手順により、厚さが1[mm]の鉄板に圧電センサを形成することで、検知センサ部を形成した。
まず、被コーティング物をプラス極(アース状態)に保持した状態で、コーティング噴霧機の先端に付属している電極針に、マイナス1[kV]以上90[kV]以下の範囲内に設定した高電圧を供給した。これにより、被コーティング物とコーティング噴霧機との両極間に電界を形成して保持した。
次に、コーティング噴霧機の不活性気体噴出ノズルから、不活性気体を被コーティング物に向けて噴射した。また、不活性気体の噴射と同時に、誘電性物質を溶媒に溶解して得た溶液である誘電性溶液を誘電性溶液ノズルより噴射した。そして、誘電性溶液の液滴にマイナスの電荷を与え、コーティング噴霧機に付属する電極針を被コーティング物に対向させた状態で移動させながら、微粒化噴霧を行うことにより、被コーティング物に前駆分極膜を形成した。
その後、電界コーティングを一旦停止し、被コーティング物に向けていたコーティング噴霧機の位置を被コーティング物よりも外側に移動させ、コーティング噴霧機の誘電性溶液ノズルに不活性気体を注入し、誘電性溶液ノズル内に残存する誘電性溶液を排出した。
次に、被コーティング物とコーティング噴霧機との両極間に電界のみを形成して保持し、前駆分極膜を分極させて被コーティング物に圧電・焦電性膜を形成した。
その後、電界コーティング及び電界分極において、電界コーティング及び電界分極して形成した分極膜に熱エネルギーを与えて乾燥させ、さらに、電界分極のみを行うことで、被コーティング物に圧電・焦電性膜を形成して、圧電センサを形成した。
・アクリル基材部
アクリル基材部の構成は、上述した第一実施形態と同様である。
・照明機能部
照明機能部の構成は、上述した第一実施形態と同様である。
・第一接着層
第一接着層の構成は、上述した第一実施形態と同様である。
・隠蔽シート層
厚さを0.3[mm]に形成したポリプロピレン樹脂製着色熱可塑性樹脂層に対し、30重量部のカーボンブラック顔料を添加し、押出製膜方法にて形成した。
上記の手順で形成した隠蔽シート層のうち透過部は、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が50[%]であった。全光線透過率は、日本電色工業株式会社の分光ヘーズメーター(NDH4000)を用いて測定した。
・第二接着層
第二接着層の構成は、上述した第一実施形態と同様である。
・意匠性表面保護層
ポリオレフィン系樹脂シートとして、厚さを0.07[mm]に形成したポリプロピレン樹脂製着色熱可塑性樹脂層を用い、ポリプロピレン樹脂製着色熱可塑性樹脂層に10重量部の酸化チタン顔料を添加した。
そして、押出製膜方を用いて、表面に絵柄模様層として二液ウレタン樹脂系バインダー樹脂製のグラビアインキにて木目柄を印刷した。
次に、木目柄の上に透明熱可塑性樹脂層として厚さが0.09[mm]の透明ポリプロピレン樹脂を押出しラミネートした。
さらに、透明熱可塑性樹脂層の上に表面保護層を形成する前に、乾燥後の塗布量が1.3[g/m]である二液ウレタン樹脂のリコート層に、乾燥後の塗布量が10[g/m]の紫外線硬化型塗料を塗布し、硬化させて形成した。
上記の手順で形成した意匠性表面保護層は、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が50[%]であった。全光線透過率は、日本電色工業株式会社の分光ヘーズメーター(NDH4000)を用いて測定した。
1…発光性化粧シート、2…基材、4…筐体層、4a…検知センサ部、4b…アクリル基材部、4c…照明機能部、6…第一接着層、8…隠蔽シート層、8a…透過部、8b…遮蔽部、10…第二接着層、12…意匠性表面保護層、20…動作制御部、30…機器、100…機器操作システム

Claims (6)

  1. 透光性を有する筐体層と、
    前記筐体層に積層され、且つ予め設定した絵柄に応じて、光を透過する透過部と光を遮蔽する遮蔽部とが形成された隠蔽シート層と、
    前記隠蔽シート層に積層され、且つ予め設定した模様が印刷された意匠性表面保護層と、を備え、
    前記筐体層は、圧電素子を有する検知センサ部と、アクリル素材で形成されたアクリル基材部と、前記検知センサ部が前記圧電素子により検出した情報に応じて発光する照明機能部と、を含み、
    前記検知センサ部は、前記筐体層のうち前記隠蔽シート層と対向する面と反対側の面と前記アクリル基材部に挟まれ、且つ平面視で前記透過部と重ならない位置に配置され、
    前記照明機能部は、前記平面視で、前記検知センサ部及び前記アクリル基材部と重ならず、且つ前記透過部と重なる位置に配置され、
    前記隠蔽シート層のうち透過部は、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が40%以上であり、
    前記意匠性表面保護層は、JIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が40%以上であることを特徴とする発光性化粧シート。
  2. 前記意匠性表面保護層は、ポリオレフィン系樹脂シートを用いて形成されていることを特徴とする請求項1に記載した発光性化粧シート。
  3. 前記意匠性表面保護層に印刷された前記模様は、木目柄であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した発光性化粧シート。
  4. 前記筐体層は、アクリル素材で形成され、且つJIS K7361に準拠して測定した全光線透過率が90%以上であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載した発光性化粧シート。
  5. 前記筐体層の厚さは、2mm以上6mm以下の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載した発光性化粧シート。
  6. 請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載した発光性化粧シートと、
    前記検知センサ部が前記圧電素子により検出した情報に応じて機器の動作を制御する動作制御部と、を備え、
    前記透過部及び前記遮蔽部は、前記機器の操作を案内する操作案内表示が視認されるように形成されていることを特徴とする機器操作システム。
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