JP2019077547A - 画像形成装置および画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ラベルシートに画像を形成する場合でも、搬送ジャムを抑制できる画像形成装置および画像形成システムを提供することである。【解決手段】実施形態の画像形成装置は、シート供給部と、カバー供給部と、レジストローラと、センサと、制御部と、画像形成部と、転写部と、定着部とを持つ。シート供給部は、シートを供給する。カバー供給部は、シートに重ねられてシートの周縁部の少なくとも一部を覆うカバーを供給する。レジストローラは、シートとカバーとを重ねてシート積層体とする。センサは、レジストローラにおけるシートとカバーとの重なりを検知して検知信号を発する。制御部は、検知信号に基づいてレジストローラを駆動させてシート積層体を導く。画像形成部は、トナー像を形成する。転写部は、トナー像をシート積層体のシートに転写して画像を形成する。定着部は、シート積層体を加熱して画像をシートに定着させる。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、画像形成装置および画像形成システムに関する。
画像形成装置は、シートに画像を形成することができる。前記シートは、ラベルシート(ラベル紙)でもよい。ラベルシートは、表面基材と剥離紙とを有する。表面基材と剥離紙とは、粘着剤によって貼付される。画像形成装置では、ラベルシートに画像を形成すると、ラベルシートが定着器等で加熱および加圧されることにより、粘着剤がシート端縁からはみ出すことがある。シート端縁からはみ出した微量の粘着剤は、搬送ガイド、搬送ローラ等に付着することがある。粘着剤が搬送ガイド、搬送ローラ等に堆積すると、搬送ジャムが生じる可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、ラベルシートに画像を形成する場合でも、搬送ジャムを抑制できる画像形成装置および画像形成システムを提供することである。
実施形態の画像形成装置は、シート供給部と、カバー供給部と、レジストローラと、センサと、制御部と、画像形成部と、転写部と、定着部とを持つ。前記シート供給部は、シートを供給する。前記カバー供給部は、前記シートに重ねられて前記シートの周縁部の少なくとも一部を覆うカバーを供給する。前記レジストローラは、前記シートとカバーとを重ねてシート積層体とする。前記センサは、前記レジストローラにおける前記シートとカバーとの重なりを検知して検知信号を発する。前記制御部は、前記検知信号に基づいて前記レジストローラを駆動させて前記シート積層体を導く。前記画像形成部は、トナー像を形成する。前記転写部は、前記トナー像を前記シート積層体の前記シートに転写して画像を形成する。前記定着部は、前記シート積層体を加熱して前記画像を前記シートに定着させる。
以下、実施形態の画像形成装置および画像形成システムを、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の画像形成装置10を用いた画像形成システム200の構成図である。画像形成システム200は、画像形成装置10と、後処理装置300とを備える。以下、画像形成装置10の一例として、Multi Function Peripheral(以下「MFP」という。)10を挙げて説明する。
図1に示すように、MFP10は、スキャナ12、コントロールパネル13および本体部14を備える。スキャナ12は、原稿画像を読み取る。コントロールパネル13は、入力キーと表示部とを備える。例えば、入力キーは、ユーザによる入力を受け付ける。スキャナ12、コントロールパネル13および本体部14は、それぞれ制御部を備える。MFP10は、各制御部を統括する制御部であるシステム制御部100を備える。
本体部14は、給紙部1(シート供給部)、カバー供給部2、搬送部3、第1センサ4(図2参照)、第2センサ5(図2参照)、プリンタ部18等を備える。
本体部14は、給紙部1(シート供給部)、カバー供給部2、搬送部3、第1センサ4(図2参照)、第2センサ5(図2参照)、プリンタ部18等を備える。
図2は、MFP10の一部の構成図である。以下の説明において、搬送方向V1は、シートSおよびカバーCの搬送方向である。幅方向V2(図5参照)は、シートSの一面と平行であって搬送方向V1と直交する方向である。図1に示すように、シートSおよびカバーCの搬送方向V1において給紙部1およびカバー供給部2側を「上流側」とする。また、搬送方向V1において排紙部20側(図1参照)を「下流側」とする。
図2に示すように、給紙部1は、給紙カセット1aと、ピックアップローラ1b(送出部)とを備える。給紙カセット1aは、複数のシートS(記録媒体)を収納する。シートSは、ラベルシートであってもよい。ピックアップローラ1bは、給紙カセット1a内の複数のシートSのうち最も上にあるシートSに当接して、このシートSを給紙カセット1aから搬送部3に送り出す。
カバー供給部2は、カバー供給カセット2aと、ピックアップローラ2b(送出部)とを備える。カバー供給カセット2aは、複数のカバーCを収納する。ピックアップローラ2bは、カバー供給カセット2a内の複数のカバーCのうち最も上にあるカバーCに当接して、このカバーCをカバー供給カセット2aから搬送部3に送り出す。
搬送部3は、シート搬送路3Aと、カバー搬送路3Bと、レジストローラ33とを有する。シート搬送路3Aは、第1シート搬送ローラ31Aと、第2シート搬送ローラ31Bとを備える。カバー搬送路3Bは、カバー搬送ローラ31Cを備える。
第1シート搬送ローラ31Aおよび第2シート搬送ローラ31Bは、給紙部1から取り出されたシートSを、レジストローラ33に向けて搬送する。第2シート搬送ローラ31Bは、第1シート搬送ローラ31Aに対してシートSの搬送方向の下流側に配置されている。
カバー搬送ローラ31Cは、カバー供給部2から取り出されたカバーCを、レジストローラ33に向けて搬送する。
第1シート搬送ローラ31Aおよび第2シート搬送ローラ31Bは、給紙部1から取り出されたシートSを、レジストローラ33に向けて搬送する。第2シート搬送ローラ31Bは、第1シート搬送ローラ31Aに対してシートSの搬送方向の下流側に配置されている。
カバー搬送ローラ31Cは、カバー供給部2から取り出されたカバーCを、レジストローラ33に向けて搬送する。
図3は、レジストローラ33の構成図である。図3に示すように、レジストローラ33は、第1ローラ33aと第2ローラ33bとを備える。レジストローラ33は、第1ローラ33aと第2ローラ33bの間でカバーCとシートSとを積層させてシート積層体Lとする。第1ローラ33aおよび第2ローラ33bは、図示しない駆動源により回転駆動する。レジストローラ33は、シート積層体Lを転写部6(図1参照)に向けて搬送する。
図1に示すシステム制御部100は、第1ローラ33aおよび第2ローラ33bの回転駆動および停止を制御する。
図1に示すシステム制御部100は、第1ローラ33aおよび第2ローラ33bの回転駆動および停止を制御する。
図2に示すように、第1センサ4は、レジストローラ33に近接する位置であって、レジストローラ33よりもカバーCの搬送方向の上流側の位置に設けられている。
第1センサ4は、カバーCを検知する。例えば、第1センサ4は光センサである。第1センサ4は、発光部4aと、受光部4bとを備える。発光部4aは光を照射する。受光部4bは、発光部4aからの光を受光する。例えば、発光部4aはLD(レーザダイオード)、LED(発光ダイオード)等である。例えば、受光部4bはPD(フォトダイオード)等である。発光部4aと、受光部4bとは、カバーCの搬送経路を挟んで対向配置される。受光部4bは、発光部4aが発する光がカバーCによって遮られると、第1検知信号をシステム制御部100に送る。なお、第1センサ4は、光センサに限らず、例えば、アクチュエータを備えるマイクロスイッチであってもよい。
第1センサ4は、カバーCを検知する。例えば、第1センサ4は光センサである。第1センサ4は、発光部4aと、受光部4bとを備える。発光部4aは光を照射する。受光部4bは、発光部4aからの光を受光する。例えば、発光部4aはLD(レーザダイオード)、LED(発光ダイオード)等である。例えば、受光部4bはPD(フォトダイオード)等である。発光部4aと、受光部4bとは、カバーCの搬送経路を挟んで対向配置される。受光部4bは、発光部4aが発する光がカバーCによって遮られると、第1検知信号をシステム制御部100に送る。なお、第1センサ4は、光センサに限らず、例えば、アクチュエータを備えるマイクロスイッチであってもよい。
第2センサ5は、第1シート搬送ローラ31Aと第2シート搬送ローラ31Bとの間に設けられている。第2センサ5は、シートSを検知する。例えば、第2センサ5は光センサである。第2センサ5は、発光部5aと、受光部5bとを備える。
発光部5aは光を照射する。受光部5bは、発光部5aからの光を受光する。例えば、発光部5aはLD、LED等である。例えば、受光部5bはPD等である。発光部5aと、受光部5bとは、シートSの搬送経路を挟んで対向配置される。受光部5bは、発光部5aが発する光がシートSによって遮られると、第2検知信号をシステム制御部100に送る。なお、第2センサ5は、光センサに限らず、例えば、アクチュエータを備えるマイクロスイッチであってもよい。
発光部5aは光を照射する。受光部5bは、発光部5aからの光を受光する。例えば、発光部5aはLD、LED等である。例えば、受光部5bはPD等である。発光部5aと、受光部5bとは、シートSの搬送経路を挟んで対向配置される。受光部5bは、発光部5aが発する光がシートSによって遮られると、第2検知信号をシステム制御部100に送る。なお、第2センサ5は、光センサに限らず、例えば、アクチュエータを備えるマイクロスイッチであってもよい。
図1に示すように、プリンタ部18は、シートSに画像を形成する。例えば、プリンタ部18は、スキャナ12によって読み取られた原稿画像の情報に基づいて画像形成を行う。プリンタ部18は、中間転写ベルト21(中間転写体)を備える。プリンタ部18は、バックアップローラ40、従動ローラ41およびテンションローラ42で中間転写ベルト21を支持する。バックアップローラ40は、駆動部(不図示)を備える。中間転写ベルト21は矢印M方向に走行する。
プリンタ部18は、4組の画像形成ステーション22Y,22M,22C,22K(画像形成部)を備える。各画像形成ステーション22Y,22M,22C,22Kは、各々Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)およびK(ブラック)の画像形成用とされる。画像形成ステーション22Y,22M,22C,22Kは、中間転写ベルト21の走行方向に沿って並列に配置される。
以下、各画像形成ステーション22Y,22M,22C,22Kのうち、Y(イエロー)の画像形成ステーション22Yを例に挙げて説明する。なお、画像形成ステーション22M、22C,22Kについては、画像形成ステーション22Yと同様の構成を備えるため、詳細な説明を省略する。
画像形成ステーション22Yは、感光体ドラム24(感光体)、帯電チャージャ26(帯電器)、露光走査ヘッド27(露光部)、現像装置28(現像器)、および1次転写ローラ30を備える。帯電チャージャ26、露光走査ヘッド27、現像装置28は、感光体ドラム24の周囲に配置される。感光体ドラム24は矢印N方向に回転する。
画像形成ステーション22Yは、1次転写ローラ30を備える。1次転写ローラ30は、中間転写ベルト21を介して感光体ドラム24と対向する。画像形成ステーション22Yは、感光体ドラム24を帯電チャージャ26で帯電後、露光走査ヘッド27により露光する。画像形成ステーション22Yは、感光体ドラム24上に静電潜像を形成する。現像装置28は、トナーとキャリアとにより形成される二成分の現像剤を用い、感光体ドラム24上の静電潜像を現像する。
1次転写ローラ30は、感光体ドラム24に形成されるトナー像を中間転写ベルト21に1次転写する。画像形成ステーション22Y,22M,22C,22Kは、1次転写ローラ30により、中間転写ベルト21上にカラートナー像を形成する。カラートナー像は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)およびK(ブラック)のトナー像を順次重ねて形成される。
プリンタ部18は、転写部6を備える。転写部6は、バックアップローラ40と、2次転写ローラ32とを備える。2次転写ローラ32は、中間転写ベルト21を介してバックアップローラ40と対向する。2次転写ローラ32は、シートSに、中間転写ベルト21上のカラートナー像を一括して2次転写し、画像を形成する。
プリンタ部18は、定着部34を備える。定着器34は、ヒートローラ34aと、加圧ローラ34bとを備える。ヒートローラ34aは、加熱部34a1(図2参照)を内蔵している。例えば、加熱部34a1はヒータランプ、IHヒータ等である。加圧ローラ34bは、ヒートローラ34aとの間でシート積層体Lを加圧する。定着部34は、ヒートローラ34aと加圧ローラ34bによって、シート積層体LのシートSに熱および圧力を加えて画像を定着させる。
ヒートローラ34aは、シート積層体LのカバーC側に配置されている。これによって、カバーCによる熱遮断効果を高め、かつ、シートSの印刷面を効率よく加熱できる。
ヒートローラ34aは、シート積層体LのカバーC側に配置されている。これによって、カバーCによる熱遮断効果を高め、かつ、シートSの印刷面を効率よく加熱できる。
MFP10は、プリンタ部18で、シートSに定着トナー画像を形成する。MFP10は、画像定着後のシートSを排紙部20に送る。
次に、シートSについて説明する。シートSは、ラベルシートであってもよい。図4は、ラベルシートの一例の模式図である。図4に示すように、ラベルシート80は、表面基材81と、粘着剤層83と、剥離紙82とを備える。表面基材81の一方の面(第1の面)は印刷面81aである。表面基材81の他方の面(第2の面)は貼付面81bである。剥離紙82は、粘着剤層83によって、表面基材81の貼付面81bに剥離可能に貼付されている。例えば、ラベルシート80の平面視形状は矩形状である。例えば、ラベルシート80は、A4,B5等の定形の単票である。
次に、カバーCについて説明する。図5は、カバーCの一例の模式図である。カバーCは、平面視において矩形状の窓部C1を有する矩形枠状のシート状物である。カバーCは、シートSに重ねられてシートSの周縁部S1を全周にわたって覆う。例えば、カバーCの外形はシートSの外形と同じ形状である。そのため、カバーCがシートSに重ねられた状態では、平面視においてカバーCの周縁とシートSの周縁とは一致している。カバーCの窓部C1は、シートSと重ねられた状態で、シートSの中央領域S2(シートSの周縁部S1を除く領域)を露出させる。カバーCは、ラベルシート80の表面基材81の印刷面81a側に重ねられる(図4参照)。例えば、カバーCの厚さは、0.1〜0.5mmとしてよい。
カバーCの熱伝導率は、シートSの熱伝導率より低いことが好ましい。熱伝導率の測定は、JIS R 2606(2001)に準じて行うことができる。熱伝導率の測定には、迅速熱伝導率計QTM−500(京都電子工業株式会社製)を使用できる。カバーCの材質としては、ポリウレタン(例えばウレタンフォーム)、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの樹脂が挙げられる。カバーCの材質は、シリカエアロゲルなどでもよい。例えば、ウレタンフォームの熱伝導率は、0.021W/(m.K)である。シリカエアロゲルの熱伝導率は、0.02W/(m.K)である。なお、例えば、汎用の紙の熱伝導率は、0.05W/(m.K)である。
図6は、後処理装置300の構造を示す模式図である。後処理装置300は、MFP10から搬送されたシートSに後処理を行う。例えば、後処理はステイプル処理、パンチ処理、折り処理、ソート処理、製本処理等である。後処理装置300は、第1排出部301と、第2排出部302と、分離部303とを備える。例えば、分離部303は板状の部材である。分離部303は、MFP10から搬送されたシート積層体LをシートSとカバーCとに分離し、シートSを第1排出部301に向ける。分離部303は、カバーCを第2排出部302に向ける。
次に、MFP10の動作の例について説明する。
図2に示すように、システム制御部100(図1参照)は、レジストローラ33の第1ローラ33aおよび第2ローラ33bを停止させておく。
次いで、カバー供給部2のピックアップローラ2bは、カバーCをカバー供給部2から取り出す。カバー搬送ローラ31Cは、カバーCをレジストローラ33に送る。カバーCは、レジストローラ33の第1ローラ33aおよび第2ローラ33bに突き当たって停止する。第1センサ4はカバーCを検知し、第1検知信号をシステム制御部100に送る。
図2に示すように、システム制御部100(図1参照)は、レジストローラ33の第1ローラ33aおよび第2ローラ33bを停止させておく。
次いで、カバー供給部2のピックアップローラ2bは、カバーCをカバー供給部2から取り出す。カバー搬送ローラ31Cは、カバーCをレジストローラ33に送る。カバーCは、レジストローラ33の第1ローラ33aおよび第2ローラ33bに突き当たって停止する。第1センサ4はカバーCを検知し、第1検知信号をシステム制御部100に送る。
給紙部1のピックアップローラ1bは、シートSを給紙部1から取り出す。第1シート搬送ローラ31Aおよび第2シート搬送ローラ31Bは、シートSを搬送する。第2センサ5はシートSを検知し、第2検知信号をシステム制御部100に送る。シートSは、レジストローラ33の第1ローラ33aおよび第2ローラ33bに突き当たって停止する。これにより、シートSとカバーCとは少なくとも一部が重ねられる。
システム制御部100(図1参照)は、第1検知信号および第2検知信号に基づいて、シートSがカバーCに重ねられたと判定する。例えば、システム制御部100は、第2検知信号の後、所定の時間が経過したときに、シートSがレジストローラ33に到達してカバーCに重ねられたと判定することができる。
図3に示すように、システム制御部100は、レジストローラ33の第1ローラ33aおよび第2ローラ33bを回転駆動し、シート積層体Lを転写部6(図1参照)に向けて搬送する。
図1に示すように、転写部6において、2次転写ローラ32は、シートSに、中間転写ベルト21上のカラートナー像を一括して2次転写し、画像を形成する。この際、中間転写ベルト21上のトナー像は、カバーCの窓部C1を通してシートSの中央領域S2に転写される(図5参照)。中間転写ベルト21および2次転写ローラ32は、シート積層体Lを定着部34に向けて搬送する。
定着部34は、ヒートローラ34aと加圧ローラ34bによって(図2参照)、シート積層体LのシートSに熱および圧力を加えて画像を定着させる。搬送ローラ35は、画像定着後のシート積層体Lを排紙部20に送る。
定着部34は、ヒートローラ34aと加圧ローラ34bによって(図2参照)、シート積層体LのシートSに熱および圧力を加えて画像を定着させる。搬送ローラ35は、画像定着後のシート積層体Lを排紙部20に送る。
図6に示すように、排紙部20で排出されたシート積層体Lは、後処理装置300の分離部303でシートSとカバーCとに分離される。シートSは第1排出部301に搬送される。カバーCは第2排出部302に搬送される。
実施形態のMFP10では、カバーCがシートSの周縁部S1(図5参照)に重ねられるため、カバーCがない場合に比べて、定着部34においてシートSの周縁部S1に加えられる熱を抑えることができる。よって、シートSからの粘着剤のはみ出しを起こりにくくすることができる。これにより、粘着剤が搬送ガイド、搬送ローラ等に付着するのを抑制できる。したがって、MFP10では、シートSの搬送ジャムは起こりにくくなる。
MFP10では、カバーCがシートSの周縁部S1に重ねられるため、定着部34のヒートローラ34aはシートSの周縁部S1には接触しない。そのため、定着部34においてシートSの周縁部S1に加えられる熱を抑えることができる。
MFP10では、カバーCがシートSの周縁部S1に重ねられるため、定着部34のヒートローラ34aはシートSの周縁部S1には接触しない。そのため、定着部34においてシートSの周縁部S1に加えられる熱を抑えることができる。
以下、変形例について説明する。
図7は、カバーCの他の例であるカバーCAの模式図である。図7に示すように、カバーCAの幅W1は、シートSの幅W2より大きい。シート積層体LAは、カバーCAがシートSに重ねられた構成である。なお、幅W1,W2は、幅方向V2の寸法である。
図7は、カバーCの他の例であるカバーCAの模式図である。図7に示すように、カバーCAの幅W1は、シートSの幅W2より大きい。シート積層体LAは、カバーCAがシートSに重ねられた構成である。なお、幅W1,W2は、幅方向V2の寸法である。
図8に示すように、後処理装置300(図6参照)では、分離部303に代えて、一対のストッパ304を用いてもよい。一対のストッパ304の幅方向V2の離間距離W3は、カバーCAの幅W1より小さい。離間距離W3は、シートSの幅W2より大きい。ストッパ304は、平面視においてカバーCAがシートSから幅方向V2の外方に張り出した部分に当接させることができる。ストッパ304は、カバーCAの搬送方向V1の移動を規制する。ストッパ304は、シートSの移動を許容する。シートSは、2つのストッパ304の間を通って搬送される。これによって、カバーCAをシートSから容易に分離できる。
なお、カバーは、シートの周縁部の全周を覆うことが好ましいが、シートの周縁部の一部のみを覆ってもよい。すなわち、カバーは、シートの周縁部の少なくとも一部を覆う形状であればよい。画像形成装置は、感光体ドラムからシートにトナー像を直接転写してもよい。画像形成装置は、インクジェット式の画像形成装置であってもよい。実施形態の画像形成装置で使用するセンサは、カバーのみがレジストローラに突き当たったときのカバーの厚さ方向の光透過性と、カバーとシートとがレジストローラに突き当たったときのシート積層体の厚さ方向の光透過性の差に基づいてカバーとシートの重なりを検知してもよい。シートとカバーとを重ねてシート積層体とするローラは、レジストローラに限らず、シートを搬送する機能をもつ搬送ローラであればよい。この搬送ローラは、転写部よりも搬送方向の上流側に設けられる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、カバーがシートの周縁部に重ねられるため、定着部においてシートの周縁部に加えられる熱を抑えることができる。そのため、シートからの粘着剤のはみ出しを起こりにくくできる。よって、粘着剤が搬送ローラ等に付着するのを抑制できる。したがって、シートの搬送ジャムは起こりにくくなる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…給紙部(シート供給部)、2…カバー供給部、4…第1センサ、5…第2センサ、6…転写部、22Y,22M,22C,22K…画像形成ステーション(画像形成部)、33…レジストローラ、34…定着部、34a…ヒートローラ、34b…加圧ローラ、80…ラベルシート、100…システム制御部、200…画像形成システム、300…後処理装置、304…ストッパ、C,CA…カバー、C1…窓部、L,LA…シート積層体、S…シート、S1…周縁部、W1…カバーの幅、W2…シートの幅
Claims (5)
- シートを供給するシート供給部と、
前記シートに重ねられて前記シートの周縁部の少なくとも一部を覆うカバーを供給するカバー供給部と、
前記シートとカバーとを重ねてシート積層体とするレジストローラと、
前記レジストローラにおける前記シートとカバーとの重なりを検知して検知信号を発するセンサと、
前記検知信号に基づいて前記レジストローラを駆動させて前記シート積層体を導く制御部と、
トナー像を形成する画像形成部と、
前記トナー像を前記シート積層体の前記シートに転写して画像を形成する転写部と、
前記シート積層体を加熱して前記画像を前記シートに定着させる定着部と、
を備えた画像形成装置。 - 前記定着部は、前記シート積層体を加熱するヒートローラと、前記ヒートローラとの間で前記シート積層体を加圧する加圧ローラとを備え、
前記ヒートローラは、前記シート積層体の前記カバー側に配置されている、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記カバーは、前記シートの周縁部を除く領域を露出させる窓部を有する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記カバーは、熱伝導率が前記シートより低い、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の画像形成装置と、前記画像形成装置を経た前記シートに後処理を施す後処理装置とを備え、
前記カバーは、前記シートに比べて、前記シート積層体の搬送方向に対し直交する方向の幅が大きく、
前記後処理装置は、前記カバーが前記シートから張り出した部分が当接するストッパを備え、
前記ストッパは、前記カバーの移動を規制することによって前記カバーを前記シートから分離する、画像形成システム。
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