JP2019060407A - シリンダ装置 - Google Patents

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直也 坂本
Naoya Sakamoto
直也 坂本
繁 岩田
Shigeru Iwata
繁 岩田
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Abstract

【課題】製造を容易化することができるシリンダ装置を提供する。【解決手段】バルブ部材に設けられ、ロッドが移動したときに流体が流通する流路と、流路を開閉する円環状のバルブと、流路を閉じる方向にバルブを軸方向に押圧する保持部材81とを備え、保持部材81は、環状の板状部材であり、外周側に、径方向外側に延出しバルブに向けて屈曲する脚部91が周方向に複数設けられ、脚部91同士の間には、脚部91が屈曲する方向と同じ向きに折り曲げられた折曲部95が少なくとも一箇所設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、シリンダ装置に関する。
厚肉部と、その内側の薄肉部とを有するバルブを、バルブ本体に別部材を溶接固定して形成するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−150574号公報
シリンダ装置において、製造を容易化する要求がある。
本発明は、製造を容易化することができるシリンダ装置の提供を目的とする。
本発明は、流路を開閉する円環状のバルブと、前記流路を閉じる方向に前記バルブを軸方向に押圧する保持部材と、を備え、前記保持部材が、環状の板状部材であり、外周側に、径方向外側に延出し前記バルブに向けて屈曲する脚部が周方向に複数設けられ、前記脚部同士の間には、該脚部が屈曲する方向と同じ向きに折り曲げられた折曲部が少なくとも一箇所設けられる構成とした。
本発明によれば、製造を容易化することができる。
本発明に係る第1実施形態の緩衝器を示す断面図である。 本発明に係る第1実施形態の緩衝器のボディバルブ周辺を示す拡大断面図である。 本発明に係る第1実施形態の緩衝器のリーフスプリングを示すもので、(a)は平面図、(b)は断面図である。 本発明に係る第1実施形態の緩衝器のリーフスプリングの中間成形体を示すもので、(a)は平面図、(b)は断面図である。 本発明に係る第1実施形態の緩衝器のピストン周辺を示す拡大断面図である。 本発明に係る第2実施形態の緩衝器のリーフスプリングを示す平面図である。 本発明に係る第2実施形態の緩衝器のリーフスプリングの中間成形体を示す平面図である。
[第1実施形態]
本発明に係る第1実施形態を図1〜図5を参照して以下に説明する。
第1実施形態のシリンダ装置11は、流体として油液が封入される油圧緩衝器である。シリンダ装置11は、図1に示すように、円筒状の内筒12と、有底円筒状の外筒13とを有する複筒式のシリンダ14を有している。外筒13は、円筒状の胴部材17と有底円筒状の底部材18とからなっており、胴部材17の軸方向の一端を閉塞するように底部材18が嵌合し溶接されている。胴部材17の軸方向の他端側は開口部19となっている。胴部材17は、内筒12より大径であり、内筒12を覆うように内筒12と同軸状に配置されている。内筒12と外筒13との間はリザーバ室21となっている。なお、本発明は複筒式に限らずシリンダが一つの単筒のシリンダ装置にも適用可能である。
シリンダ装置11は、ピストンロッド23(ロッド)とピストン24(バルブ部材)とナット25とを有している。ピストン24は、ピストンロッド23の軸方向の一端部にナット25によって連結されている。ピストン24は、ピストンロッド23と一体的に移動する。
ピストンロッド23は、内筒12および外筒13の中心軸線上に配置されて、内筒12および外筒13の内部に挿入されており、その軸方向一端側が内筒12および外筒13から外部に、すなわちシリンダ14から外部に延出している。ピストンロッド23は、取付軸部27と主軸部28とを有している。取付軸部27は、ピストン24が取り付けられる部分であり、ピストンロッド23のシリンダ14内への挿入先端側に形成されている。主軸部28は、取付軸部27よりも大径となっている。主軸部28には、軸方向の中間位置に円環状のリテーナ29が固定されており、リテーナ29の取付軸部27とは反対には、円環状の弾性材料からなる緩衝体30が、内側に主軸部28を挿通させて設けられている。
ピストン24は、シリンダ14の内筒12内に摺動可能に嵌装されており、内筒12内を二つの室32および室33に区画している。言い換えれば、ピストン24は、シリンダ14内に摺動可能に嵌装され、シリンダ14内を少なくとも2室に区画している。ピストン24は、一端がシリンダ14の外部へ延出されたピストンロッド23の他端側に連結されている。ピストンロッド23は、室32,33のうちの室32を貫通するように配置されており、よって、室32は、シリンダ装置11において主にピストンロッド23が配置されるロッド側の室となっている。なお、単筒のシリンダ装置の場合、室33の室32とは反対側にフリーピストンが設けられ、このフリーピストンで室33の室32とは反対側にガス室が画成される。
シリンダ14の内筒12内には、流体としての油液が封入されることになり、シリンダ14内の内筒12と外筒13との間のリザーバ室21には、流体としての油液および高圧(20〜30気圧程度)のガスが封入される。つまり、内筒12と外筒13とを有するシリンダ14には流体が封入されている。なお、リザーバ室21内には、高圧ガスにかえて大気圧の空気を封入してもよい。
シリンダ装置11は、ロッドガイド35とシール部材36とベースボディ37(バルブ部材)とを有している。ロッドガイド35は、シリンダ14におけるピストンロッド23の外部突出側の端部位置に配置されており、段付き形状で、大径側が外筒13の開口部19側に嵌合されると共に小径側が内筒12の一端側に嵌合されている。シール部材36は、外筒13の開口部19側の端部であって軸方向におけるロッドガイド35よりも外側に配置されている。
ベースボディ37は、軸方向一側が他側よりも小径となる段差状をなしている。ベースボディ37は、大径側が外筒13の底部材18に対し径方向に位置決めされて当接しており、小径側が内筒12の他端側に嵌合している。ベースボディ37は、シリンダ14に対して位置固定となっている。ベースボディ37は、シリンダ14内の室33と上記したリザーバ室21とを区画している。言い換えれば、ベースボディ37は、シリンダ14内に嵌装され、シリンダ14内を少なくとも2室に区画している。
ベースボディ37は、シリンダ14内の軸方向のロッドガイド35およびシール部材36とは反対のボトム側に配置されている。内筒12は、軸方向の一端側がベースボディ37の小径側に嵌合し、軸方向の他端側が外筒13に大径側で嵌合するロッドガイド35の小径側に嵌合している。
ロッドガイド35およびシール部材36は、いずれも環状の形状である。ロッドガイド35およびシール部材36のそれぞれの内側にピストンロッド23の主軸部28が摺動可能に挿通される。ロッドガイド35は、ピストンロッド23を、その径方向移動を規制しつつ軸方向移動可能に支持する。シール部材36は、その内周部で、軸方向に移動するピストンロッド23の外周部に摺接して、内筒12内の油液と外筒13内のリザーバ室21の高圧ガスおよび油液とが外部に漏洩するのを防止する。
外筒13の底部材18には、軸方向の胴部材17とは反対側に、取付アイ41が溶接により固定されている。室32,33のうち、シリンダ14の底部材18側の室33は、シリンダ14内のボトム側の室となっている。
胴部材17は、底部材18とは反対側の開口部19に径方向内方に延出する係止部42を有している。上記したシール部材36およびロッドガイド35は、胴部材17の開口部19側に嵌合されている。係止部42は、胴部材17における開口部19の端部位置から径方向内方に突出しており、シール部材36をロッドガイド35との間に挟持する。
図2に示すように、ベースボディ37は、軸方向に貫通する嵌合穴51が径方向の中央に形成されて円環状をなしている。ベースボディ37には、嵌合穴51の周囲に、いずれもベースボディ37を軸方向に貫通する複数(図2では断面とした関係上一カ所のみ図示)の流路52と、いずれもベースボディ37を軸方向に貫通する複数の流路53とが形成されている。流路52は、ベースボディ37の径方向において流路53よりも外側に配置されている。ベースボディ37に設けられた、これらの流路52,53は、室33とリザーバ室21とを連通可能となっている。
ベースボディ37の軸方向の室33側の端部には、外側シート部56、中間シート部57および内側シート部58が形成されている。外側シート部56は、ベースボディ37の径方向における流路52よりも外側に円環状に形成されており、中間シート部57は、ベースボディ37の径方向における流路52と流路53との間に円環状に形成されている。内側シート部58は、ベースボディ37の径方向における流路53と嵌合穴51との間に円環状に形成されている。
ベースボディ37の軸方向のリザーバ室21側には、外側シート部61および内側シート部62が形成されている。外側シート部61は、ベースボディ37の径方向における流路52と流路53との間に円環状に形成されており、内側シート部62は、ベースボディ37の径方向における流路53と嵌合穴51との間に円環状に形成されている。
ベースボディ37の軸方向のリザーバ室21側には、流路52よりも径方向外側に、外側シート部61よりも室33とは反対側に突出する円環状の足部63が形成されている。足部63には、これを径方向に貫通する通路溝64が形成されている。ベースボディ37は足部63において外筒13の底部材18に当接する。流路52,53は、通路溝64を介して、室33とリザーバ室21とを連通可能となっている。
ベースボディ37は、嵌合穴51においてリベット66の軸部67に嵌合している。リベット66は、軸部67の一端側に軸部67よりも大径の頭部68を有しており、軸部67の他端側には、加締められて軸部67よりも大径に形成された加締部69を有している。
ベースボディ37の軸方向の底部材18とは反対側には、板状部材であるディスクバルブ71(バルブ)が設けられている。ディスクバルブ71は、板厚方向に貫通する嵌合穴72が中央に形成されて円環状をなしており、嵌合穴72においてリベット66の軸部67に嵌合している。ディスクバルブ71は、外側シート部56および中間シート部57に当接して流路52を閉じ、少なくとも外側シート部56から離間して流路52を開く。すなわち、ディスクバルブ71は流路52を開閉する。ディスクバルブ71には、軸方向に貫通する貫通穴73が嵌合穴72よりも径方向外側に形成されている。貫通穴73は、中間シート部57と内側シート部58との間に配置されている。
ディスクバルブ71の軸方向のベースボディ37とは反対側には、ディスクバルブ71を軸方向において流路52を閉じる方向に押圧し、ディスクバルブ71を流路52を閉じた状態に保持するように付勢するリーフスプリング81(保持部材)が設けられている。リーフスプリング81は、図3に示すように、板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴82が中央に形成されて環状をなしている。
リーフスプリング81は、嵌合穴82が形成された基板部85を有している。基板部85は、嵌合穴82が中央に形成された円環状の基板本体部86と、基板本体部86の外周部から径方向外方に若干突出する複数、具体的には三箇所の基板突出部87とを有している。これら基板突出部87は、基板本体部86の周方向の等間隔位置に配置されている。これら基板突出部87は、基板本体部86と同一平面に配置されており、よって、基板部85は全体として平坦な平板状をなしている。
リーフスプリング81は、基板本体部86の外周側の隣り合う基板突出部87と基板突出部87との間位置から径方向外方に延出する脚部91を有している。脚部91は、三箇所の基板突出部87の各間位置に一箇所ずつ形成されており、よって、複数、具体的には三箇所形成されている。脚部91は、基板本体部86に対し基端側を基点として基板本体部86の軸方向の一側に屈曲しており、基板本体部86から径方向に離れる延出先端側ほど基板本体部86から軸方向一側に離れるように傾斜している。よって、リーフスプリング81には、外周側に、平板状の基板部85から径方向外側に延出し基板部85に対し軸方向一側に向けて屈曲する脚部91が周方向に複数設けられている。
リーフスプリング81は、基板突出部87の先端側を基点として軸方向一側に折り返された形状の折曲部95を有している。折曲部95は、基板部85に対し、脚部91が屈曲する方向と同じ向きに折り曲げられて、基板部85に当接している。折曲部95は、基板突出部87のそれぞれの先端側を基点として形成されており、よって、複数、具体的には三箇所形成されている。折曲部95は、リーフスプリング81の周方向において、三箇所の脚部91の隣り合うもの同士の各間位置に一箇所ずつ設けられている。リーフスプリング81は、基板部85と折曲部95とが重なった部分が厚肉部96となっており、基板部85のみの部分が厚肉部96よりも厚さが薄い薄肉部97となっている。リーフスプリング81には、周方向において厚肉部96と薄肉部97とが交互に等間隔で配置されている。
ここで、リーフスプリング81は、図4に示すように、プレス成形により、まず、基板部85とすべての折曲部95とが同一平面状に配置された中間成形体81Aの状態に形成される。その後、この中間成形体81Aに、曲げ加工ですべての折曲部95が折り曲げられて、リーフスプリング81となる。このとき、折曲部95は、リーフスプリング81の全体を加熱して曲げ加工する熱間曲げ等で折り曲げられる。リーフスプリング81は、一つの板材から基板部85と複数の脚部91と複数の折曲部95とを有する形状に一体成形されている。
図2に示すように、リーフスプリング81は、嵌合穴82においてリベット66の軸部67に嵌合することになり、基板部85よりも脚部91および折曲部95が軸方向のディスクバルブ71側に位置する向きでディスクバルブ71に重ねられる。よって、リーフスプリング81の外周側には、基板部85から径方向外側に延出しディスクバルブ71に向けて屈曲する脚部91が周方向に複数設けられ、基板部85からディスクバルブ71に向けて突出する折曲部95が複数設けられている。複数の脚部91は、いずれもディスクバルブ71の外側シート部56と中間シート部57との間位置に当接している。
リーフスプリング81の軸方向のディスクバルブ71とは反対側には、ディスクバルブ71の所定量以上の変形を規制する規制部材101が設けられている。規制部材101は、板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴102が中央に形成されて円環状をなしている。規制部材101は、嵌合穴102においてリベット66の軸部67に嵌合している。規制部材101には、軸方向に貫通する貫通穴103が嵌合穴102よりも径方向外側に形成されている。
規制部材101の軸方向のリーフスプリング81とは反対側には、規制部材101よりも小径のスペーサ105が設けられている。スペーサ105は、板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴106が中央に形成されて円環状をなしている。スペーサ105は、嵌合穴106においてリベット66の軸部67に嵌合しており、その軸方向の規制部材101とは反対側にリベット66の加締部69が当接している。
ベースボディ37の軸方向の底部材18側には、ディスクバルブ111が配置されている。ディスクバルブ111は、板状部材である複数枚の単体ディスク112が重ねられて構成されている。これらの単体ディスク112は、板厚方向に貫通する嵌合穴113が中央に形成されて円環状をなしており、嵌合穴113においてリベット66の軸部67に嵌合している。
ディスクバルブ111は、最も外側シート部61および内側シート部62側の単体ディスク112が外側シート部61および内側シート部62に当接して流路53を閉じ、外側シート部61から離間して内側の流路53を開く。すなわち、ディスクバルブ111は流路53を開閉する。ディスクバルブ111には、最も外側シート部61および内側シート部62側の単体ディスク112の外周部に外側シート部61に当接した状態で外側シート部61を径方向に横断する切欠部114が形成されている。
ディスクバルブ111の軸方向のベースボディ37とは反対側には、ディスクバルブ111の最小外径よりも小径の小径ディスク121が設けられている。小径ディスク121は板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴122が中央に形成されて円環状をなしている。小径ディスク121は、嵌合穴122においてリベット66の軸部67に嵌合している。
小径ディスク121の軸方向のディスクバルブ111とは反対側には、ディスクバルブ111の所定量以上の変形を規制する規制部材125が設けられている。規制部材125は、板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴126が中央に形成されて円環状をなしている。規制部材125は、嵌合穴126においてリベット66の軸部67に嵌合している。規制部材125の軸方向の小径ディスク121とは反対側にリベット66の頭部68が当接している。
ここで、組み立て時には、規制部材125、小径ディスク121、ディスクバルブ111、ベースボディ37、ディスクバルブ71、リーフスプリング81、規制部材101およびスペーサ105を、加締部69が形成される前の軸部67に嵌合させながら、この順にリベット66に組み付け、この状態で、軸部67を加締めて加締部69を形成する。すると、リベット66の頭部68と加締部69とが、規制部材125、小径ディスク121、ディスクバルブ111、ベースボディ37、ディスクバルブ71、リーフスプリング81、規制部材101およびスペーサ105を軸方向に軸力をもってクランプすることになる。その結果、ディスクバルブ111、ディスクバルブ71およびリーフスプリング81は、いずれも内周側が軸方向に軸力をもってクランプされることになる。
このとき、リーフスプリング81は、基板部85が規制部材101に軸力をもって当接し、複数の折曲部95がディスクバルブ71の内周側に軸力をもって当接する。また、複数の脚部91は、それぞれの基端側がディスクバルブ71からディスクバルブ71の軸方向に離間し、先端側がディスクバルブ71の外周側に当接する。ディスクバルブ71の外側シート部56からのリフト量は、外側シート部56に当接する状態のディスクバルブ71と規制部材101との軸方向距離によって決まることになり、よって、リーフスプリング81の複数の折曲部95の厚みによっても決まる。
なお、リーフスプリング81は、軸力を受けることによって折曲部95の基端側が破断して折曲部95が基板部85から分離してしまうことが例えあったとしても、折曲部95は基板部85とディスクバルブ71とに軸力をもって挟持されているため、これらの間から外れることはない。
ディスクバルブ71と、リーフスプリング81と、ベースボディ37の外側シート部56および中間シート部57とが、流路52を開閉可能であって、流路52を介する室33からリザーバ室21への油液の流れを規制する一方、流路52を介するリザーバ室21から室33への油液の流れを許容するチェックバルブとしてのバルブ機構131を構成している。
バルブ機構131は、ピストンロッド23がシリンダ14からの突出量を増大させる伸び側に移動しピストン24が室32側に移動して室33の圧力が下降すると流路52を開いて、リザーバ室21から室33に流路52を介して油液を流通させることになるが、その際にリザーバ室21から室33内に実質的に減衰力を発生させずに油液を流すバルブ機構である。ベースボディ37に設けられた流路52には、ピストンロッド23が伸び側に移動したときに油液が流通する。
ディスクバルブ111と、ベースボディ37の外側シート部61とが、ベースボディ37の流路53を開閉可能であって、流路53およびディスクバルブ71の貫通穴73を介してリザーバ室21から室33に油液が流れるのを抑制する一方、ディスクバルブ71の貫通穴73およびベースボディ37の流路53を介して室33からリザーバ室21に油液が流れるのを許容するバルブ機構132を構成している。
バルブ機構132は、そのディスクバルブ111の切欠部114が、流路53を介してリザーバ室21と室33とを常時連通させる固定オリフィスを構成している。バルブ機構132は、ピストンロッド23がシリンダ14への進入量を増大させる縮み側に移動しピストン24が室33側に移動して室33の圧力が上昇すると流路53を開いて、室33からリザーバ室21に流路53を介して油液を流通させることになり、その際に減衰力を発生させる縮み側の減衰バルブ機構となっている。ベースボディ37に設けられた流路53には、ピストンロッド23が縮み側に移動したときに油液が流通する。
ここで、ピストンロッド23が伸び側に移動して、そのシリンダ14からの突出量が増大すると、ピストンロッド23が突出した分の油液が、リザーバ室21からディスクバルブ71を開きつつ流路52を介して室33に流れる。逆にピストンロッド23が縮み側に移動して、そのシリンダ14への進入量が増大すると、ピストンロッド23が進入した分の油液が室33からディスクバルブ111を開きつつ流路53を介してリザーバ室21に流れることになる。
リベット66、規制部材125、小径ディスク121、ディスクバルブ111、ベースボディ37、ディスクバルブ71、リーフスプリング81、規制部材101およびスペーサ105が、一体的に組み立てられてボディバルブ135を構成している。
図5に示すように、ピストン24は、軸方向に貫通する嵌合穴151が径方向の中央に形成されて円環状をなしている。ピストン24には、この嵌合穴151の周囲にピストン24をいずれも軸方向に貫通する複数の流路152と複数の流路153とが形成されている。ピストン24は、嵌合穴151においてピストンロッド23の取付軸部27に嵌合する。流路152は、ピストン24の径方向において流路153よりも外側に形成されている。ピストン24に設けられた、これらの流路152,153は、室32と室33とを連通可能となっている。
ピストン24の軸方向の室32側の端部には、外側シート部156、中間シート部157および内側シート部158が形成されている。外側シート部156は、ピストン24の径方向における流路152よりも外側に円環状に形成されており、中間シート部157は、ピストン24の径方向における流路152と流路153との間に円環状に形成されている。内側シート部158は、ピストン24の径方向における流路153と嵌合穴151との間に円環状に形成されている。
ピストン24の軸方向の室33側には、外側シート部161および内側シート部162が形成されている。外側シート部161は、ピストン24の径方向における流路153よりも外側に円環状に形成されており、内側シート部162は、ピストン24の径方向における流路153と嵌合穴151との間に円環状に形成されている。
ピストン24の軸方向の室32側には、板状部材であるディスクバルブ171(バルブ)が設けられている。ディスクバルブ171は、板厚方向に貫通する嵌合穴172が中央に形成されて円環状をなしており、嵌合穴172においてピストンロッド23の取付軸部27に嵌合している。ディスクバルブ171は、外側シート部156および中間シート部157に当接して流路152を閉じ、少なくとも外側シート部156から離間して流路152を開く。すなわち、ディスクバルブ171は流路152を開閉する。ディスクバルブ171には、軸方向に貫通する貫通穴173が嵌合穴172よりも径方向外側に形成されている。貫通穴173は、中間シート部157と内側シート部158との間に配置されている。
ディスクバルブ171の軸方向のピストン24とは反対側には、ディスクバルブ171を軸方向において流路152を閉じる方向に押圧し、ディスクバルブ171を流路152を閉じた状態に保持するように付勢するリーフスプリング181(保持部材)が設けられている。リーフスプリング181は、板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴182が中央に形成されて環状をなしている。リーフスプリング181は、リーフスプリング81と同様の部品であり、基板部85と同様の基板部185と、脚部91と同様の脚部191と、折曲部95と同様の折曲部195とを有しており、厚肉部96と同様の厚肉部196と、薄肉部97と同様の薄肉部197とを有している。
リーフスプリング181は、嵌合穴182においてピストンロッド23の取付軸部27に嵌合することになり、基板部185よりも脚部191および折曲部195が軸方向のディスクバルブ171側に位置する向きでディスクバルブ171に重ねられる。よって、リーフスプリング181の外周側には、基板部185から径方向外側に延出しディスクバルブ171に向けて屈曲する脚部191が周方向に複数設けられ、基板部185からディスクバルブ171に向けて突出する折曲部195が複数設けられている。複数の脚部191は、いずれもディスクバルブ171の外側シート部156と中間シート部157との間位置に当接している。
リーフスプリング181の軸方向のディスクバルブ171とは反対側には、リーフスプリング181の基板部185と略同外径の小径ディスク198が設けられている。小径ディスク198は、板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴199が中央に形成されて円環状をなしている。小径ディスク198は、嵌合穴199においてピストンロッド23の取付軸部27に嵌合している。
小径ディスク198の軸方向のリーフスプリング181とは反対側には、ディスクバルブ171の所定量以上の変形を規制する規制部材201が設けられている。規制部材201は、板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴202が中央に形成されて円環状をなしている。規制部材201は、嵌合穴202においてピストンロッド23の取付軸部27に嵌合している。規制部材201には、軸方向に貫通する貫通穴203が嵌合穴202よりも径方向外側に形成されている。規制部材201には、その軸方向の小径ディスク198とは反対側に、ピストンロッド23の取付軸部27よりも大径の主軸部28が当接している。
ピストン24の軸方向の室33側には、内側シート部62と略同外径の複数枚のスペーサ206が設けられている。これらスペーサ206は、板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴207が中央に形成されて円環状をなしている。これらスペーサ206は嵌合穴207においてピストンロッド23の取付軸部27に嵌合している。
スペーサ206の軸方向のピストン24とは反対側には、ディスクバルブ211が配置されている。ディスクバルブ211は、板状部材である複数枚の単体ディスク212が重ねられて構成されている。これらの単体ディスク212は、板厚方向に貫通する嵌合穴213が中央に形成されて円環状をなしており、嵌合穴213においてピストンロッド23の取付軸部27に嵌合している。ディスクバルブ211は、最も外側シート部161側の単体ディスク112が外側シート部161およびスペーサ206に当接して流路153を閉じ、外側シート部161から離間して流路153を開く。すなわち、ディスクバルブ211は流路153を開閉する。ディスクバルブ211には、最も外側シート部161側の単体ディスク212の外周部に外側シート部161に当接した状態で外側シート部161を径方向に横断する切欠部214が形成されている。
ディスクバルブ211のスペーサ206とは反対側には、ディスクバルブ211の最小外径よりも小径の小径ディスク221が設けられている。小径ディスク221は板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴222が中央に形成されて円環状をなしている。小径ディスク221は、嵌合穴222においてピストンロッド23の取付軸部27に嵌合している。
小径ディスク221のディスクバルブ211とは反対側には、規制ディスク231が設けられており、規制ディスク231の小径ディスク221とは反対側には、規制部材232が設けられている。これら規制ディスク231および規制部材232は、ディスクバルブ211の所定量以上の変形を規制する。規制ディスク231は、板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴235が中央に形成されて円環状をなしている。規制ディスク231は、嵌合穴235においてピストンロッド23の取付軸部27に嵌合している。規制部材232は、板状部材であり、板厚方向に貫通する嵌合穴236が中央に形成されて円環状をなしている。規制部材232は、嵌合穴236においてピストンロッド23の取付軸部27に嵌合している。規制部材232には、軸方向の規制ディスク231とは反対側に、取付軸部27に螺合するナット25が当接している。
ここで、組み立て時には、規制部材201、小径ディスク198、リーフスプリング181、ディスクバルブ171、ピストン24、スペーサ206、ディスクバルブ211、小径ディスク221、規制ディスク231および規制部材232を、それぞれ取付軸部27を嵌合させながら、この順にピストンロッド23に組み付け、この状態で、取付軸部27にナット25を螺合させる。すると、ピストンロッド23の主軸部28とナット25とが、規制部材201、小径ディスク198、リーフスプリング181、ディスクバルブ171、ピストン24、スペーサ206、ディスクバルブ211、小径ディスク221、規制ディスク231および規制部材232を軸方向に軸力をもってクランプすることになる。その結果、ディスクバルブ211、ディスクバルブ171およびリーフスプリング181は、いずれも内周側が軸方向に軸力をもってクランプされることになる。
このとき、リーフスプリング181は、基板部185が小径ディスク198に軸力をもって当接し、複数の折曲部195がディスクバルブ171の内周側に軸力をもって当接する。また、複数の脚部191は、それぞれの基端側がディスクバルブ171からディスクバルブ171の軸方向に離間し、先端側がディスクバルブ171の外周側に当接する。ディスクバルブ171の外側シート部156からのリフト量は、外側シート部156に当接する状態のディスクバルブ171と規制部材201との軸方向距離によって決まることになり、よって、リーフスプリング181の複数の折曲部195の厚みによっても決まる。
ディスクバルブ171と、リーフスプリング181と、ピストン24の外側シート部156および中間シート部157とが、流路152を開閉可能であって、流路152を介する室32から室33への油液の流れを規制する一方、流路152を介する室33から室32への油液の流れを許容するチェックバルブとしてのバルブ機構241を構成している。バルブ機構241は、ピストンロッド23がシリンダ14への進入量を増大させる縮み側に移動しピストン24が室33側に移動して室33の圧力が上昇すると流路152を開いて、室33から室32に流路152を介して油液を流通させることになるが、その際に室33から室32内に実質的に減衰力を発生させずに油液を流すバルブ機構である。ピストン24に設けられた流路152には、ピストンロッド23が縮み側に移動したときに油液が流通する。
ディスクバルブ211と、ピストン24の外側シート部161とが、ピストン24の流路153を開閉可能であって、流路153およびディスクバルブ171の貫通穴173を介して室33から室32に油液が流れるのを抑制する一方、ディスクバルブ171の貫通穴173およびピストン24の流路153を介して室32から室33に油液が流れるのを許容するバルブ機構242を構成している。バルブ機構242は、そのディスクバルブ211の切欠部214が、流路153を介して室32と室33とを常時連通させる固定オリフィスを構成している。バルブ機構242は、ピストンロッド23がシリンダ14からの突出量を増大させる伸び側に移動しピストン24が室32側に移動して室32の圧力が上昇すると流路153を開いて、室32から室33に流路153を介して油液を流通させることになり、その際に減衰力を発生させる伸び側の減衰バルブ機構となっている。ピストン24に設けられた流路153には、ピストンロッド23が伸び側に移動したときに油液が流通する。
特許文献1には、厚肉部と、その内側の薄肉部とを有するバルブを、バルブ本体に別部材を溶接固定して形成するものが記載されている。このバルブは、初期たわみをつけた減衰力特性を出すことを目的とするものである。ところで、シリンダ装置において、製造を容易化する要求がある。
第1実施形態のシリンダ装置11は、流路52を閉じる方向にディスクバルブ71を押圧するリーフスプリング81が、径方向外側に延出しディスクバルブ71に向けて屈曲する脚部91を周方向に複数設け、脚部91同士の間に、脚部91が屈曲する方向と同じ向きに折り曲げられた折曲部95を設けた構成となっている。よって、リーフスプリング81に形成した折曲部95で脚部91の基端側をディスクバルブ71から離すことができる。よって、脚部91の基端側をディスクバルブ71から軸方向に離すために別のリテーナを設ける必要がなくなり、部品点数を減らすことができる。したがって、組み立て時に組み付ける部品数を減らすことができるため、組み付け工数を減らすことができ、製造を容易化することができる。
また、リテーナが欠品するとディスクバルブ71のリフト量が小さくなって所望の減衰力特性を得られない状況が発生してしまうことから、ボディバルブ135の組み立て後にリテーナの欠品を検査する必要があるが、リテーナのかわりにリーフスプリング81に一体に折曲部95を形成しているため、リテーナの欠品を検査する必要がなくなる。よって、検査工数を減らすことができ、この点からも製造を容易化することができる。
折曲部95は、リーフスプリング81の全体を加熱して曲げ加工する熱間曲げで形成されるため、曲げ加工により折曲部95の基端部に破断等が生じることを抑制できる。
ピストン24に設けられてディスクバルブ171を押圧するリーフスプリング181も同様の構成であるため、同様の効果を発揮する。
[第2実施形態]
次に、本発明に係る第2実施形態を主に図6,図7に基づいて第1実施形態との相違部分を中心に説明する。なお、第1実施形態と共通する部位については、同一称呼、同一の符号で表す。
第2実施形態では、リーフスプリング81が第1実施形態に対し一部異なっている。なお、リーフスプリング181についても、同様に変更することが可能である。
図6に示すように、第2実施形態のリーフスプリング81は、複数の折曲部95のそれぞれが、基板突出部87の先端部から折り曲げられて、リーフスプリング81の径方向の内方に延出する本体部251と、本体部251の先端部からリーフスプリング81の周方向両側にそれぞれ延出する延出部252とを有している。言い換えれば、折曲部95のリーフスプリング81の径方向における内側の先端部が、リーフスプリング81の周方向に延出する延出部252を有している。なお、第1実施形態と同様、複数の折曲部95は、基板突出部87の先端部から脚部91が屈曲する方向と同じ向きに折り曲げられている。
延出部252は、これに近接する脚部91と嵌合穴82との間に入り込んで、近接する脚部91に対しリーフスプリング81の周方向において重なり合うことになる。よって、リーフスプリング81の周方向において隣り合う折曲部95同士が、互いの対向する延出部252同士を近接させる。これにより、基板部85と折曲部95とが重なり合う厚肉部96が、リーフスプリング81の全周にわたってほぼ円環状に連続するように広がる。
延出部252は、嵌合穴82と同軸の円弧状をなしている。折曲部95のリーフスプリング81の径方向における内端縁部253は、本体部251および両側の延出部252にわたって形成されており、嵌合穴82と同軸で嵌合穴82よりも若干大径の円弧状をなしている。
ここで、第2実施形態のリーフスプリング81は、図7に示すように、プレス成形により、まず、基板部85とすべての折曲部95とが同一平面状に配置された中間成形体81Aの状態に形成される。その後、この中間成形体81Aに、曲げ加工ですべての折曲部95が折り曲げられて、リーフスプリング81となる。このときも、折曲部95は熱間曲げ等で折り曲げられる。リーフスプリング81は、一つの板材から基板部85と、複数の脚部91と、延出部252を含む複数の折曲部95とを有する形状に一体成形されている。
第2実施形態によれば、リーフスプリング81は、折曲部95のリーフスプリング81の径方向における内側の先端部は、リーフスプリング81の周方向に延出する延出部252を有するため、複数の折曲部95がディスクバルブ71に軸力をもって当接する際に、リーフスプリング81の全周にわたってほぼ連続するように当接する。したがって、脚部91の基端部の支持剛性を高めることができ、脚部91のバネ特性を安定させることができる。
なお、第1,第2実施形態では、リーフスプリング81に折曲部95が、リーフスプリング181に折曲部195が、それぞれ複数箇所設けられる場合を例にとり説明したが、リーフスプリング81に折曲部95が、リーフスプリング181に折曲部195が、それぞれ少なくとも一箇所設けられていればよい。また、脚部91の数も、三箇所に限られず、複数箇所設けられていれば良い。
以上の実施形態の第1の態様の緩衝器は、流体が封入されるシリンダと、前記シリンダ内に嵌装され、該シリンダ内を少なくとも2室に区画するバルブ部材と、一端側が前記シリンダの外部へ延出するロッドと、前記バルブ部材に設けられ、前記ロッドが移動したときに流体が流通する流路と、前記流路を開閉する円環状のバルブと、前記流路を閉じる方向に前記バルブを軸方向に押圧する保持部材と、を備えるシリンダ装置であって、前記保持部材は、環状の板状部材であり、外周側に、径方向外側に延出し前記バルブに向けて屈曲する脚部が周方向に複数設けられ、前記脚部同士の間には、該脚部が屈曲する方向と同じ向きに折り曲げられた折曲部が少なくとも一箇所設けられていることを特徴とする。
また、第2の態様は、第1の態様において、前記折曲部の前記保持部材の径方向における内側の先端部は、前記保持部材の周方向に延出する延出部を有することを特徴とする。
11 シリンダ装置
14 シリンダ
21 リザーバ室(室)
23 ピストンロッド(ロッド)
24 ピストン(バルブ部材)
32,33 室
52,152 流路
71,171 ディスクバルブ(バルブ)
81,181 リーフスプリング(保持部材)
91,191 脚部
95,195 折曲部
252 延出部

Claims (2)

  1. 流体が封入されるシリンダと、
    前記シリンダ内に嵌装され、該シリンダ内を少なくとも2室に区画するバルブ部材と、
    一端側が前記シリンダの外部へ延出するロッドと、
    前記バルブ部材に設けられ、前記ロッドが移動したときに流体が流通する流路と、
    前記流路を開閉する円環状のバルブと、
    前記流路を閉じる方向に前記バルブを軸方向に押圧する保持部材と、
    を備えるシリンダ装置であって、
    前記保持部材は、
    環状の板状部材であり、
    外周側に、径方向外側に延出し前記バルブに向けて屈曲する脚部が周方向に複数設けられ、
    前記脚部同士の間には、該脚部が屈曲する方向と同じ向きに折り曲げられた折曲部が少なくとも一箇所設けられていることを特徴とするシリンダ装置。
  2. 前記折曲部の前記保持部材の径方向における内側の先端部は、前記保持部材の周方向に延出する延出部を有することを特徴とする請求項1に記載のシリンダ装置。
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