JP2019053272A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体およびガイド部材の帯電を抑制することにより、画像不良および搬送不良の発生を抑制することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、転写部21と、定着装置10と、転写部21および定着装置10の間に配置され、用紙搬送路4の下面を画定する絶縁性の第1ガイド部材30と、第1ガイド部材30の上面をカバーし、電気的に接地された導電性のカバー部材50と、第1ガイド部材30の上面から突出するとともに、用紙搬送路4の下面を構成し、且つ、用紙搬送方向に延びるとともに用紙幅方向に所定の間隔を隔てて配置される複数のリブ31と、を有する。複数のリブ31は、第1ガイド部材30またはカバー部材50に対して着脱可能に取り付けられているとともに、静電気拡散性材料により形成されている。【選択図】図12

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、転写部と定着部との間に配置され、記録媒体をガイドするガイド部材を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機やプリンター等の電子写真方式の画像形成装置は、感光体ドラムや中間転写ベルト等である像担持体の表面にトナー像が担持され、像担持体の表面に担持されたトナー像を転写部で記録媒体に転写した後、記録媒体を定着部に送り込み、定着部でトナー像を記録媒体に定着した後、記録媒体を排出トレイ等に搬送する。
このような画像形成装置として、例えば特許文献1には、転写部と定着部との間に、記録媒体の下面をガイドするガイド部材が設けられた画像形成装置が開示されている。ガイド部材の上面には、記録媒体搬送方向に延びるとともに記録媒体搬送路に突出する複数のリブが設けられている。
特開2007−17888号公報
ところで、例えば印字率の高い記録媒体やカラー画像が広範囲に形成される記録媒体に定着処理を施す場合、良好な定着性を確保するために定着部の記録媒体搬送速度を低下させる場合がある。特許文献1の画像形成装置では、定着部の記録媒体搬送速度が転写部の記録媒体搬送速度に比べて低くなった場合、記録媒体に撓みが生じ、記録媒体がガイド部材のリブに強く擦れる。これにより、静電気が発生して記録媒体およびガイド部材が帯電し、記録媒体上の未定着トナーが乱れたり、記録媒体がガイド部材に張り付いたりする。このため、画像不良が発生したり、搬送不良が生じたりするという問題点がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、記録媒体およびガイド部材の帯電を抑制することにより、画像不良および搬送不良の発生を抑制することが可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の局面に係る画像形成装置は、像担持体に担持されたトナー像を記録媒体に転写する転写部と、トナー像を記録媒体に定着させる定着部と、転写部および定着部の間に配置され、記録媒体が搬送される記録媒体搬送路の下面を画定する絶縁性のガイド部材と、ガイド部材の上面をカバーし、電気的に接地された導電性のカバー部材と、ガイド部材の上面から突出するとともに、記録媒体搬送路の下面を構成し、且つ、記録媒体搬送方向に延びるとともに記録媒体搬送方向と直交する幅方向に所定の間隔を隔てて配置される複数のリブと、を備える。複数のリブは、ガイド部材またはカバー部材に対して着脱可能に取り付けられているとともに、静電気拡散性材料により形成されている。
本発明の第1の局面に係る画像形成装置によれば、リブは、静電気拡散性材料により形成されている。これにより、定着部の記録媒体搬送速度が転写部の記録媒体搬送速度に比べて低くなり、記録媒体に撓みが生じた場合であっても、記録媒体がリブに強く擦れて記録媒体およびガイド部材が帯電するのを抑制することができる。このため、記録媒体上の未定着トナーが乱れたり、記録媒体がガイド部材に張り付いたりするのを抑制することができるので、画像不良および搬送不良の発生を抑制することができる。
また、リブは、ガイド部材またはカバー部材に対して着脱可能に取り付けられている。これにより、リブがガイド部材と一体で形成される場合と異なり、ガイド部材を静電気拡散性材料により形成する必要がない。なお、ガイド部材は、通常、現像装置、転写装置および像担持体の導通部分とそれぞれ接触しているため、ガイド部材を導電性材料や静電気拡散性材料により形成すると、画像不良が生じる。このため、ガイド部材は絶縁性を有するように形成されている。また、ガイド部材を静電気拡散性材料により形成すると、ガイド部材のコストが高くなるので、リブのみを静電気拡散性材料により形成することによって、ガイド部材のコストを抑制することができる。
本発明の第1実施形態の画像形成装置の構造を示した断面図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の転写部および定着装置周辺の構造を示した断面図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材周辺の構造を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材周辺の構造を示した分解斜視図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置のカバー部材の構造を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材周辺の構造を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材周辺の構造を示した断面図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材の用紙搬送方向下流側の端部周辺の構造を示した断面図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材の用紙搬送方向下流側の端部周辺の構造を示した断面図であり、用紙に撓みが生じた状態を示した図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材周辺の構造を示した分解斜視図であり、カバー部材を取り除いた状態を示す図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置のリブ周辺の構造を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置のリブ周辺の構造を示した分解斜視図であり、カバー部材を取り除いた状態を示す図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置のリブ周辺の構造を示した断面図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置のリブの用紙搬送方向下流側の係合部周辺の構造を示した断面斜視図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置のカバー部材および本体フレーム周辺の構造を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置のカバー部材およびアース板金の構造を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態の画像形成装置のアース板金を本体フレームに取り付けた状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態の画像形成装置のリブの用紙搬送方向下流側の係合部周辺の構造を示した断面斜視図である。 本発明の第2実施形態の画像形成装置のリブの用紙搬送方向下流側の係合部周辺の構造を示した断面斜視図である。 本発明の第3実施形態の画像形成装置のリブ周辺の構造を示した断面図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置のリブの構造を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置のリブおよびカバー部材の構造を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置のカバー部材の構造を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置のリブの用紙搬送方向下流側の圧入部周辺の構造を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置のリブの用紙搬送方向下流側の圧入部周辺の構造を示した平面図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置のリブの用紙搬送方向上流側の圧入部周辺の構造を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置のリブの用紙搬送方向上流側の圧入部周辺の構造を示した平面図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置のリブおよびカバー部材の構造を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材周辺の構造を示した分解斜視図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材周辺の構造を示した斜視図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材周辺の構造を示した断面図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材の用紙搬送方向下流側の端部周辺の構造を示した断面図である。 本発明の第4実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材の用紙搬送方向上流側の端部周辺の構造を示した断面図である。 本発明の第5実施形態の画像形成装置のリブの用紙搬送方向下流側の係合部周辺の構造を示した断面斜視図である。 本発明の第5実施形態の画像形成装置のリブの用紙搬送方向下流側の係合部周辺の構造を示した断面斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1〜図17を参照して、本発明の第1実施形態の画像形成装置100について説明する。図1に示すように、画像形成装置100(ここではモノクロプリンター)には、装置本体(画像形成装置本体)1の下部に積載された用紙(記録媒体)を収容する給紙カセット2が備えられている。なお、図1では右側を画像形成装置100の前方側として図示している。給紙カセット2の上方には、装置本体1の前方から後方へ略水平に延び、更に上方へ延びて装置本体1の上面に形成された排紙部3に至る用紙搬送路4が形成されており、この用紙搬送路4に沿って上流側から順に、ピックアップローラー5、フィードローラー6、画像形成部9、定着装置(定着部)10及び排出ローラー対11が配置されている。
画像形成部9は、電子写真プロセスによって用紙に所定のトナー像を形成するものであり、図1において時計回り方向に回転可能に軸支された像担持体である感光体ドラム14と、この感光体ドラム14の周囲に配置される帯電装置15、現像装置16、クリーニング装置17、用紙搬送路4を挟んで感光体ドラム14に対向するように配置される転写ローラー18、感光体ドラム14の上方に配置される露光装置(LSU)19、及び除電装置から構成されている。
パーソナルコンピューター等の上位装置から画像データが入力されると、先ず、帯電装置15によって感光体ドラム14の表面を一様に帯電させる。次いで、露光装置19からのレーザービームにより感光体ドラム14上に入力された画像データに基づく静電潜像が形成される。さらに、現像装置16により静電潜像にトナーが付着されて感光体ドラム14の表面にトナー像が形成される。
感光体ドラム14の表面に形成されたトナー像は、転写ローラー18により感光体ドラム14と転写ローラー18とのニップ部(転写ニップ部)に供給された用紙へと転写される。トナー像が転写された用紙は、感光体ドラム14から分離されて定着装置10に向けて搬送される。この定着装置10は、用紙搬送方向に対し画像形成部9の下流側に配置されており、画像形成部9においてトナー像が転写された用紙は、定着装置10に備えられた加熱ローラー22、及びこの加熱ローラー22に圧接される加圧ローラー23によって加熱、加圧され、用紙に転写されたトナー像が定着される。そして、画像形成部9及び定着装置10において画像形成がなされた用紙は、排出ローラー対11によって排紙部3に排出される。
次に、転写ローラー18および定着装置10周辺の構造について説明する。図2に示すように、転写ローラー18は、感光体ドラム14に圧接しており、感光体ドラム14に担持されたトナー像を用紙に転写する転写部21を形成している。転写部21と定着装置10との間には、用紙搬送路(記録媒体搬送路)4の下面を画定し用紙の下面をガイドする樹脂製の第1ガイド部材(ガイド部材)30および第2ガイド部材40が設けられている。
第2ガイド部材40は、第1ガイド部材30に対して用紙搬送方向(矢印A方向)下流側に配置されており、用紙を定着ニップ部に向けてガイドする。第2ガイド部材40の上面には、用紙搬送方向に延びるとともに用紙搬送路4の内側に突出するリブ41が用紙幅方向(用紙搬送方向と直交する方向)に複数形成されている。複数のリブ41によって、用紙搬送路4の下面が構成されている。第2ガイド部材40の用紙搬送方向上流端(図2の右側端部)は、第1ガイド部材30の用紙搬送方向下流端(図2の左側端部)に比べて、用紙搬送路4とは反対側(下側)に配置されている。すなわち、第1ガイド部材30と第2ガイド部材40との境界部分に段差部が形成されている。このため、定着装置10の用紙搬送速度が転写部21の用紙搬送速度に比べて低くなった場合、用紙は段差部に入り込むように撓む。
第1ガイド部材30の上面には図3および図4に示すように、用紙搬送方向に延びるとともに用紙搬送路4の内側に突出するリブ31が用紙幅方向に所定の間隔を隔てて複数設けられている。複数のリブ31によって、用紙搬送路4の下面が構成されている。
また、第1ガイド部材30の上面には、電気的に接地されたSUS(ステンレス鋼)などの金属板からなるカバー部材50が配置されている。カバー部材50には図5に示すように、リブ31と対向して配置され、リブ31が貫通する複数のスリット51が形成されている。
カバー部材50の用紙搬送方向上流側の端部には図6に示すように、係合穴が形成された3個の係合部52が設けられており、用紙搬送方向下流側の端部には図5に示すように、係合穴が形成された5個の係合部52が設けられている。第1ガイド部材30の用紙搬送方向上流側の端部には図6に示すように、係合部52に係合される3個の係合突起32が設けられており、用紙搬送方向下流側の端部には図4に示すように、係合部52に係合される5個の係合突起32が設けられている。係合部52を係合突起32に係合させることによって、カバー部材50が第1ガイド部材30に固定されている。
カバー部材50を第1ガイド部材30に取り付けた状態で、第1ガイド部材30のリブ31は、カバー部材50のスリット51から用紙搬送路4の内側(上側)に突出している。図7に示すように、リブ31のカバー部材50のスリット51に対する突出量は、用紙搬送方向の下流側から上流側に向かって徐々に小さくなっている。具体的には、リブ31の用紙搬送方向上流側の部分のカバー部材50に対する突出量H1は、0.5mm以上1.0mm以下に設定されており、リブ31の用紙搬送方向下流側の部分のカバー部材50に対する突出量H2は、1.5mm以上2.0mm以下に設定されている。
リブ31のスリット51に対する突出量を用紙搬送方向の下流側から上流側に向かって徐々に小さくする方法としては、様々な方法が挙げられる。例えば、第1ガイド部材30の上面に対するリブ31の突出量を変化させてもよいし、カバー部材50の厚みを変化させてもよい。本実施形態では、第1ガイド部材30の上面に対するリブ31の突出量およびカバー部材50の厚みを略一定にしているが、カバー部材50の下流側の部分を第1ガイド部材30の上面に接触させ、カバー部材50の上流側の部分を第1ガイド部材30の上面から浮かせる(隙間を持たせて配置する)ことによって、突出量H1を突出量H2よりも小さくしている。
リブ31の上端(用紙搬送路4の内側の端部)は、用紙搬送路4の下面を構成する搬送部31aと、搬送部31aに対して用紙搬送方向下流側に配置される傾斜部31cと、搬送部31aおよび傾斜部31cを接続する曲面部31bと、を含んでいる。
曲面部31bは図8に示すように、用紙幅方向から見て円弧状(曲線状)に形成されている。
傾斜部31cは、用紙幅方向から見て直線状に形成されている。また、傾斜部31cは、用紙搬送方向下流側に向かって下向きに傾斜している。傾斜部31cは、搬送部31aの用紙搬送方向下流側の端部31dに対して45度以下(例えば、約15度以上約25度以下)の角度で傾斜している。このため、定着装置10の用紙搬送速度が転写部21の用紙搬送速度に比べて低くなり、用紙に撓みが生じた場合、図9に示すように用紙Pは曲面部31bおよび傾斜部31cに沿って撓む。なお、傾斜部31cが端部31dに対して45度よりも大きい角度で傾斜している場合や、搬送部31aと傾斜部31cとが曲面部31bではなく傾斜面で接続されている場合は、用紙Pと傾斜部31cとの間や、用紙Pと傾斜面との間に、隙間が生じる。
また、図8に示すように、カバー部材50の用紙搬送方向下流側の端部は、傾斜部31cの延長線L31cに対して用紙搬送路4の内側(上側)に突出しないように配置されている。これにより、用紙Pがカバー部材50に接触するのを抑制することができる。
第1ガイド部材30は図10に示すように、用紙搬送方向および用紙幅方向に広がるように形成されている。
第1ガイド部材30は、絶縁樹脂により形成されており、1×1011Ω以上の表面抵抗値を有する。
その一方、リブ31は、静電気拡散性材料により形成されており、ここでは、導電剤を含有する樹脂により形成されている。リブ31は、1×10Ω以上、1×1011Ω未満の表面抵抗値を有する。このため、リブ31は、帯電しにくく、かつ電荷をゆるやかに拡散させる機能を有する。
リブ31は図11および図12に示すように、第1ガイド部材30に対して着脱可能に取り付けられている。具体的には、リブ31には、第1ガイド部材30に係合する係合部35が一体で形成されている。係合部35は、用紙搬送方向下流側に向かって開口するコの字状に形成されている。また、係合部35は、リブ31の用紙搬送方向の上流側端部および下流側端部のそれぞれに形成されている。第1ガイド部材30には図13に示すように、係合部35に係合される被係合部36が一体で形成されている。被係合部36は、第1ガイド部材30のうちのスリット51の上流側端部および下流側端部に対応する位置に設けられている。なお、係合部35および被係合部36はそれぞれ、本発明の「係合部」および「被係合部」の一例である。
係合部35は、被係合部36を上下方向に挟み込む上挟持部35aおよび下挟持部35bを有する。上挟持部35aおよび下挟持部35bは、被係合部36の厚みと略同じ間隔を隔てて配置されている。
リブ31が第1ガイド部材30に対して用紙搬送方向上流側から下流側にスライドされることにより、図13および図14に示すように上挟持部35aおよび下挟持部35bによって被係合部36を挟持し、係合部35が被係合部36に係合する。
図15に示すように、転写部21(図2参照)、第1ガイド部材30、第2ガイド部材40および定着装置10(図2参照)の用紙幅方向の一方側には、これらを保持する板金製の本体フレーム1aが設けられている。本体フレーム1aは、グランド電位になっている。カバー部材50には図16に示すように、アース板金60が接触されている。アース板金60は、弾性変形可能で復元力によってカバー部材50の係合部52に接触する接触片61と、本体フレーム1aにネジ65(図17参照)を用いて固定されるネジ孔62aが形成された固定片62と、転写ローラー18の下方に配置された本体フレーム(図示せず)にネジ(図示せず)を用いて固定されるネジ孔63aが形成された固定片63と、を有する。カバー部材50は、アース板金60を介して本体フレーム1aおよび図示しない本体フレームにアース接続されている。
本実施形態では、上記のように、リブ31は、静電気拡散性材料により形成されている。これにより、定着装置10の用紙搬送速度が転写部21の用紙搬送速度に比べて低くなり、用紙Pに撓みが生じた場合であっても、用紙Pがリブ31に強く擦れて用紙Pおよび第1ガイド部材30が帯電するのを抑制することができる。このため、用紙P上の未定着トナーが乱れたり、用紙Pが第1ガイド部材30に張り付いたりするのを抑制することができるので、画像不良および搬送不良の発生を抑制することができる。なお、リブ31を導電性材料(1×10Ω未満の表面抵抗値を有する材料)により形成した場合(リブ31の導電性が高すぎた場合)、用紙P上の未定着トナーがリブ31に引き付けられ、画像不良が発生する。
また、上記のように、リブ31は、第1ガイド部材30に対して着脱可能に取り付けられている。これにより、リブ31が第1ガイド部材30と一体で形成される場合と異なり、第1ガイド部材30を静電気拡散性材料により形成する必要がない。なお、第1ガイド部材30は、現像装置16、転写部21および感光体ドラム14の導通部分とそれぞれ接触しているため、第1ガイド部材30を導電性材料や静電気拡散性材料により形成すると、画像不良が生じる。このため、第1ガイド部材30は絶縁性を有するように形成されている。また、第1ガイド部材30を静電気拡散性材料により形成すると、第1ガイド部材30のコストが高くなるので、リブ31のみを静電気拡散性材料により形成することによって、第1ガイド部材30のコストを抑制することができる。
また、上記のように、リブ31は、係合部35を有し、第1ガイド部材30は、係合部35に係合される被係合部36を有する。これにより、リブ31を第1ガイド部材30に対して容易に着脱可能に取り付けることができる。
また、上記のように、係合部35は、リブ31の用紙搬送方向の上流側端部および下流側端部に設けられているとともに、用紙搬送方向下流側に向かって開口するコの字状に形成されている。これにより、リブ31を第1ガイド部材30に対して用紙搬送方向下流側にスライドさせることにより、係合部35を被係合部36に容易に係合させることができる。また、リブ31は用紙Pにより用紙搬送方向下流側に力(摩擦力)を受けるので、係合部35が被係合部36から外れるのを容易に抑制することができる。
また、上記のように、第1ガイド部材30の上面をカバーし、電気的に接地された導電性のカバー部材50を設けることによって、トナーと同極性に少しだけ帯電している用紙Pに対する鏡像力がカバー部材50に発生し、その鏡像力により用紙Pがカバー部材50に引き寄せられる。このため、用紙Pを第1ガイド部材30に沿って搬送することができ、用紙Pの搬送を安定化させることができる。
また、リブ31のカバー部材50に対する突出量を、用紙搬送方向の下流側から上流側に向かって小さくすることによって、用紙Pの先端(用紙搬送方向下流端)をより早く第1ガイド部材30に沿わせることができるので、用紙Pの搬送をより安定化させることができる。また、用紙搬送方向下流側においてリブ31のカバー部材50に対する突出量H2を比較的大きくすることができるので、用紙搬送方向下流側において用紙Pがカバー部材50に接触するのを抑制することができる。これにより、用紙P上の未定着トナーが散乱するのを抑制することができるので、画像不良の発生をより抑制することができる。なお、用紙搬送方向上流側では、転写部21で用紙Pがニップされており用紙Pに腰が付与された状態になっているので、リブ31のカバー部材50に対する突出量H1を比較的小さくしても、用紙Pがカバー部材50に接触するのを抑制することができる。
また、上記のように、リブ31は、用紙搬送路4の下面を構成する搬送部31aと、用紙搬送方向下流側に向かって下向きに傾斜する傾斜部31cと、搬送部31aおよび傾斜部31cを接続する曲面部31bと、を含む。これにより、定着装置10の用紙搬送速度が転写部21の用紙搬送速度に比べて低くなり、用紙Pに撓みが生じた場合、用紙Pは曲面部31bおよび傾斜部31cに沿って撓むので、用紙Pとリブ31との接触面積が小さくなるのを抑制することができる。このため、用紙Pがリブ31に対して局所的に接触するのを抑制することができるので、用紙Pがリブ31に強く擦れるのをより抑制することができる。このため、用紙Pおよび第1ガイド部材30が帯電するのをより抑制することができる。
また、上記のように、傾斜部31cは、搬送部31aの用紙搬送方向下流側の端部31dに対して45度以下の角度で傾斜している。これにより、傾斜部31cに用紙Pをより沿いやすくすることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では図18および図19に示すように、リブ31の係合部35の上挟持部35aおよび下挟持部35bは、被係合部36の厚みよりも大きい間隔を隔てて配置されている。
上挟持部35aと被係合部36との間、及び下挟持部35bと被係合部36との間、の少なくとも一方には、スペーサー38が挿入されている。スペーサー38は、所定の厚みを有する樹脂やゴムによって形成されている。なお、図18および図19では、用紙搬送方向下流側に配置される係合部35および被係合部36のみを図示しているが、用紙搬送方向上流側に配置される係合部35および被係合部36も同様に構成されている。
例えば、図18に示すように、上挟持部35aと被係合部36との間にスペーサー38を挿入すれば、リブ31の用紙搬送方向上流側の部分のカバー部材50に対する突出量H1(図7参照)は、約1.0mmになり、リブ31の用紙搬送方向下流側の部分のカバー部材50に対する突出量H2(図7参照)は、約2.0mmになる。また、図19に示すように、下挟持部35bと被係合部36との間にスペーサー38を挿入すれば、リブ31の用紙搬送方向上流側の部分のカバー部材50に対する突出量H1は、約0.5mmになり、リブ31の用紙搬送方向下流側の部分のカバー部材50に対する突出量H2は、約1.5mmになる。
なお、上挟持部35aと被係合部36との間、及び下挟持部35bと被係合部36との間、の両方にスペーサー38を挿入してもよい。このように構成すれば、突出量H1を例えば1.0mmよりも大きく、1.5mmよりも小さい範囲で任意の大きさに設定することが可能であるとともに、突出量H2を例えば1.5mmよりも大きく、2.0mmよりも小さい範囲で任意の大きさに設定することが可能である。
第2実施形態のその他の構造は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、係合部35の上挟持部35aおよび下挟持部35bは、被係合部36の厚みよりも大きい間隔を隔てて配置されており、上挟持部35aと被係合部36との間、及び下挟持部35bと被係合部36との間、の少なくとも一方には、スペーサー38が挿入されている。これにより、リブ31の高さ位置を変更して用紙Pとリブ31との接触力を調整することができるので、用紙Pがリブ31に強く擦れるのを容易に抑制することができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
第3実施形態では図20に示すように、複数のリブ31をそれぞれ上方に付勢する圧縮コイルバネからなる複数の付勢部材39が設けられている。付勢部材39は、リブ31の長手方向(用紙搬送方向)中央部の下面を上方に付勢する。また、付勢部材39のバネ定数は、後述するように用紙Pからリブ31にかかる押圧力によって圧縮可能に設定されている。なお、リブ31の下面には、付勢部材39が係止される突起(図示せず)が設けられていてもよい。この場合、突起は、付勢部材39の上流側の部分と下流側の部分とをそれぞれ係止するように、2個設けられていてもよい。
第1ガイド部材30には、付勢部材39の下端を支持する支持部33aと、支持部33aの上方に配置され付勢部材39が挿通される開口部33bと、が設けられている。
リブ31の係合部35の上挟持部35aおよび下挟持部35bは、上記第2実施形態と同様、被係合部36の厚みよりも大きい間隔を隔てて配置されている。
通常状態(図20の状態、用紙Pが通過していない状態又は用紙Pからリブ31にかかる押圧力が所定値未満の状態)では、付勢部材39の付勢力により下挟持部35bが被係合部36に押圧され、リブ31が上限位置に配置される。すなわち、下挟持部35bは、被係合部36に当接することによりリブ31の上限位置を規制する。
その一方、用紙Pからリブ31に所定値以上の押圧力がかかると、付勢部材39は圧縮され、リブ31が下方に移動し、用紙Pとリブ31との接触力が小さくなる。このとき、上挟持部35aが被係合部36に当接すると、リブ31が下限位置に配置される。すなわち、上挟持部35aは、被係合部36に当接することによりリブ31の下限位置を規制する。
第3実施形態のその他の構造は、上記第1および第2実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、リブ31を上方向に付勢する付勢部材39が設けられている。これにより、用紙Pからリブ31に押圧力がかかるとリブ31が下方向に移動し、用紙Pとリブ31との接触力を弱めることができるので、用紙Pがリブ31に強く擦れるのを容易に抑制することができる。
第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
第4実施形態では、上記第1〜第3実施形態とは異なり、複数のリブ131が導電性のカバー部材150に対して着脱可能に取り付けられる場合について説明する。
複数のリブ131は図21および図22に示すように、カバー部材150に対して着脱可能に取り付けられている。具体的には、リブ131には、用紙幅方向に突出する圧入部135が形成されている。圧入部135は、リブ131の用紙搬送方向の上流側端部および下流側端部のそれぞれに形成されている。カバー部材150には図23に示すように、用紙搬送方向に延びるとともに用紙幅方向に所定の間隔を隔てて複数のスリット151が形成されている。スリット151には図24〜図27に示すように、圧入部135と対向する位置に、スリット151の内側に突出するとともに圧入部135を挟持する被圧入部153が形成されている。被圧入部153は、スリット151の用紙搬送方向の上流側端部および下流側端部のそれぞれに形成されている。
リブ131がスリット151に対して下方向から挿入されることにより、図24、図26および図28に示すように圧入部135が被圧入部153に圧入されるとともに、リブ131がスリット151を介してカバー部材150の上面から突出する。本実施形態では図29および図30に示すように、リブ131がカバー部材150に取り付けられた後で、カバー部材150が第1ガイド部材30に取り付けられる。
また、図21に示すように、リブ131の用紙搬送方向の上流側端部および下流側端部のそれぞれの下端部には、スリット151の縁部を越えて用紙幅方向に延出し、リブ131のスリット151への挿入量を規制する規制部137が一体で形成されている。規制部137は、スリット151の縁部に係合し、リブ131がスリット151から上方に抜け出るのを防止する。
また、図31〜図33に示すように、カバー部材150が第1ガイド部材30に取り付けられた状態で、規制部137の下面は第1ガイド部材30に当接し、規制部137の上面はカバー部材150に当接している。これにより、リブ131のカバー部材150に対する突出量が規定されている。リブ131のカバー部材150に対する突出量は、上記第1実施形態と同様、用紙搬送方向の下流側から上流側に向かって徐々に小さくなっている。リブ131の用紙搬送方向上流側の部分のカバー部材150に対する突出量H1は、0.5mm以上1.0mm以下に設定されており、リブ131の用紙搬送方向下流側の部分のカバー部材150に対する突出量H2は、1.5mm以上2.0mm以下に設定されている。
リブ131の上端(用紙搬送路4の内側の端部)は、上記第1実施形態と同様、用紙搬送路4の下面を構成する搬送部31aと、搬送部31aに対して用紙搬送方向下流側に配置される傾斜部31cと、搬送部31aおよび傾斜部31cを接続する曲面部31bと、を含んでいる。傾斜部31cは、搬送部31aの用紙搬送方向下流側の端部31dに対して45度以下(例えば、約15度以上約25度以下)の角度で傾斜している。
なお、上記第1実施形態と同様、複数のリブ131は静電気拡散性材料により形成され、カバー部材150は導電性の金属材料で形成されており、アース板金60を介して本体フレーム1aおよび図示しない本体フレームにアース接続されている。
第4実施形態のその他の構造は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、複数のリブ131は、電気的に接地された導電性のカバー部材150に対して着脱可能に取り付けられている。リブを静電気拡散性材料により形成した場合であっても、長期的には、用紙Pがリブに擦れることによって、リブの帯電量が徐々に増加する。しかしながら、本実施形態では、リブ131を電気的に接地された導電性のカバー部材150に取り付けることによって、リブ131が帯電したとしてもリブ131からカバー部材150に電気を逃がすことができる。このため、リブ131が帯電するのを半永久的に抑制することができる。
また、上記のように、リブ131は、スリット151に取り付けられている。これにより、リブ131をカバー部材150に対して容易に着脱可能に取り付けることができる。
また、上記のように、リブ131は、用紙搬送方向に突出しスリット151に圧入される圧入部135を有し、スリット151には、圧入部135と対向する位置に被圧入部153が形成されている。これにより、リブ131をスリット151に容易に取り付けることができる。
また、上記のように、リブ131は、第1ガイド部材30とカバー部材150との間に配置されるとともにスリット151の縁部に係合する規制部137を有する。これにより、リブ131がスリット151から上方に抜け出るのを防止することができる。
第4実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第5実施形態)
第5実施形態では図34および図35に示すように、リブ131の規制部137は、上記第4実施形態よりも板厚が薄く形成されている。
規制部137と第1ガイド部材30との間、及び規制部137とカバー部材150との間、の少なくとも一方には、リブ131のカバー部材150に対する突出量を調整するスペーサー38が挿入されている。なお、図34および図35では、用紙搬送方向下流側に配置される規制部137のみを図示しているが、用紙搬送方向上流側に配置される規制部137も同様に構成されている。
例えば、図34に示すように、規制部137と第1ガイド部材30との間にスペーサー38を挿入すれば、リブ131の用紙搬送方向上流側の部分のカバー部材150に対する突出量H1(図31参照)は、約1.0mmになり、リブ131の用紙搬送方向下流側の部分のカバー部材150に対する突出量H2(図31参照)は、約2.0mmになる。また、図35に示すように、規制部137とカバー部材150との間にスペーサー38を挿入すれば、リブ131の用紙搬送方向上流側の部分のカバー部材150に対する突出量H1は、約0.5mmになり、リブ131の用紙搬送方向下流側の部分のカバー部材150に対する突出量H2は、約1.5mmになる。
なお、規制部137と第1ガイド部材30との間、及び規制部137とカバー部材150との間、の両方にスペーサー38を挿入してもよい。このように構成すれば、突出量H1を例えば1.0mmよりも大きく、1.5mmよりも小さい範囲で任意の大きさに設定することが可能であるとともに、突出量H2を例えば1.5mmよりも大きく、2.0mmよりも小さい範囲で任意の大きさに設定することが可能である。
第5実施形態のその他の構造は、上記第4実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、規制部137と第1ガイド部材30との間、及び規制部137とカバー部材150との間、の少なくとも一方には、スペーサー38が挿入されている。これにより、リブ131の高さ位置を変更して用紙Pとリブ131との接触力を調整することができるので、用紙Pがリブ131に強く擦れるのを容易に抑制することができる。
第5実施形態のその他の効果は、上記第4実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、モノクロプリンターに本発明を適用した例について示したが、本発明はこれに限らない。言うまでもなく、カラープリンター、モノクロ複写機、カラー複写機、デジタル複合機、ファクシミリ等の他の画像形成装置であってもよい。
また、上記実施形態では、像担持体として感光体ドラム14を用いる例について示したが、像担持体として中間転写ベルト(中間転写体)を用いてもよい。すなわち、中間転写ベルトに担持されたトナー像を記録媒体に転写する転写部と、定着部と、の間に配置されるガイド部材およびカバー部材に本発明を適用してもよい。
また、例えば上記第1〜第3実施形態では、複数のリブ31が互いに別体で形成されている例について示したが、複数のリブ31は連結部を介して一体で形成されていてもよい。このように構成すれば、リブ31の第1ガイド部材30に対する着脱作業性を向上させることができる。同様に、例えば上記第4および第5実施形態では、複数のリブ131が互いに別体で形成されている例について示したが、複数のリブ131は連結部を介して一体で形成されていてもよい。このように構成すれば、リブ131のカバー部材150に対する着脱作業性を向上させることができる。なお、上記第3実施形態の構成において複数のリブ31を一体で形成する場合、付勢部材39をリブ31毎に設ける必要はない。例えば、付勢部材39を、用紙幅方向の中央に1個だけ設けてもよいし、用紙幅方向の両側に1個ずつ設けてもよい。
また、上述した実施形態および変形例の構成を適宜組み合わせて得られる構成についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
4 用紙搬送路(記録媒体搬送路)
10 定着装置(定着部)
14 感光体ドラム(像担持体)
21 転写部
30 第1ガイド部材(ガイド部材)
31、131 リブ
31a 搬送部
31b 曲面部
31c 傾斜部
31d 端部(搬送部の記録媒体搬送方向下流側の端部)
35 係合部
35a 上挟持部
35b 下挟持部
36 被係合部
38 スペーサー
39 付勢部材
50、150 カバー部材
51、151 スリット
100 画像形成装置
135 圧入部
137 規制部
153 被圧入部
H1、H2 突出量
P 用紙(記録媒体)

Claims (15)

  1. 像担持体に担持されたトナー像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着部と、
    前記転写部および前記定着部の間に配置され、前記記録媒体が搬送される記録媒体搬送路の下面を画定する絶縁性のガイド部材と、
    前記ガイド部材の上面をカバーし、電気的に接地された導電性のカバー部材と、
    前記ガイド部材の上面から突出するとともに、前記記録媒体搬送路の下面を構成し、且つ、記録媒体搬送方向に延びるとともに前記記録媒体搬送方向と直交する幅方向に所定の間隔を隔てて配置される複数のリブと、
    を備え、
    前記複数のリブは、前記ガイド部材または前記カバー部材に対して着脱可能に取り付けられているとともに、静電気拡散性材料により形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数のリブは、前記ガイド部材に対して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数のリブは、前記ガイド部材に係合する係合部を有し、
    前記ガイド部材は、前記係合部に係合される被係合部を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記係合部は、前記被係合部を上下方向に挟み込む上挟持部および下挟持部を有し、
    前記上挟持部および前記下挟持部は、前記被係合部の厚みよりも大きい間隔を隔てて配置されており、
    前記上挟持部と前記被係合部との間、及び前記下挟持部と前記被係合部との間、の少なくとも一方には、スペーサーが挿入されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数のリブを上方向に付勢する付勢部材をさらに備え、
    前記係合部は、前記被係合部を上下方向に挟み込む上挟持部および下挟持部を有し、
    前記上挟持部および前記下挟持部は、前記被係合部の厚みよりも大きい間隔を隔てて配置されており、
    前記上挟持部は、前記被係合部に当接することにより前記リブの下限位置を規制し、
    前記下挟持部は、前記被係合部に当接することにより前記リブの上限位置を規制することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記係合部は、前記複数のリブの前記記録媒体搬送方向の上流側端部および下流側端部に設けられているとともに、記録媒体搬送方向下流側に向かって開口するコの字状に形成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記カバー部材には、前記複数のリブと対向して配置される複数のスリットが形成され、
    前記複数のリブは、前記複数のスリットを介して前記カバー部材の上面から突出し、
    前記リブの前記カバー部材に対する突出量は、前記記録媒体搬送方向の下流側から上流側に向かって小さくなっていることを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記複数のリブは、前記カバー部材に対して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記カバー部材には、前記記録媒体搬送方向に延びるとともに前記幅方向に所定の間隔を隔てて配置される複数のスリットが形成され、
    前記複数のリブは、前記複数のスリットに取り付けられているとともに、前記複数のスリットを介して前記カバー部材の上面から突出していることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記リブは、前記幅方向に突出し前記スリットに圧入される圧入部を有し、
    前記スリットには、前記圧入部と対向する位置に前記圧入部を挟持する被圧入部が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記複数のリブは、下端部から前記スリットの縁部を越えて前記幅方向に延出し、前記複数のリブの前記スリットへの挿入量を規制する規制部を有することを特徴とする請求項9または10に記載の画像形成装置。
  12. 前記規制部と前記ガイド部材との間、及び前記規制部と前記カバー部材との間、の一方に挿入され、前記複数のリブの突出量を調整するスペーサーをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記リブの前記カバー部材に対する突出量は、前記記録媒体搬送方向の下流側から上流側に向かって小さくなっていることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記リブは、前記記録媒体搬送路の下面を構成する搬送部と、前記搬送部に対して記録媒体搬送方向下流側に配置され、前記記録媒体搬送方向下流側に向かって下向きに傾斜する傾斜部と、前記搬送部および前記傾斜部を接続する曲面部と、を含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記傾斜部は、前記搬送部の前記記録媒体搬送方向下流側の端部に対して45度以下の角度で傾斜していることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
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