JP2019047644A - 回転電機のロータ、および、回転電機の冷却方法 - Google Patents

回転電機のロータ、および、回転電機の冷却方法 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却液に含まれる異物を低減できるロータを提供する。【解決手段】回転電機のロータ12は、ロータコア20と、前記ロータコア20の内部または外周面において周方向に配設された複数の永久磁石24と、を備える。前記ロータコア20の内部には、冷却液が流れる1以上の第一流路26であって、軸方向に延びるとともに前記ロータ12の外部に連通する1以上の第一流路26と、前記第一流路26から径方向外側に延びるとともに、その末端が閉塞している1以上の第二流路28と、が形成されている。【選択図】図1

Description

本明細書は、回転電機のロータ、特にその冷却構造、および、回転電機の冷却方法を開示する。
周知の通り、回転電機は、その駆動に伴い発熱し、温度上昇する。かかる回転電機を冷却するために、従来から、回転電機の各部に冷却液を流して冷却することが提案されている。
例えば、特許文献1には、ロータコア内に、軸方向に延びる流路を設け、当該流路に冷却液を流すことが提案されている。流路に供給された冷却液は、ロータコアの軸方向両端面から外部に出る。そして、このロータコアの軸方向端面から出た冷却液が、遠心力により外周側に位置するステータに向かって飛散することで、ステータも冷却される。
特開2014−176235号公報
ここで、通常、こうした冷却に用いられる冷却液は、所定の経路を循環させながら繰り返し使用されることが多い。例えば、ロータコアから噴出してステータに当てられた冷却液は、回収されて冷却された後、再度、回転軸等を介してロータコアに供給される。そのため、冷却液は、長期間、使用し続けると、循環経路途中にある部材から摩耗剥離した異物が混入することがある。特に、冷却液を回転電機だけでなく、ギヤ等の機械部品の周辺にも流す場合、ギヤ等の機械部品同士が噛み合うことで摩耗剥離した金属粉が、冷却液に混入することがある。
かかる異物が混入した冷却液を用いた場合、冷却対象物と異物とが衝突し、冷却対象物の損傷を招くことがあった。特に、ロータコアからステータコイルに噴出する冷却液に異物が混入していると、ステータコイルのエナメル被覆の劣化等を招く。また、冷却液に異物が多量に混入していると、冷却液が流れる流路が目詰まりする恐れもある。
そこで、本明細書では、冷却液に含まれる異物を低減できるロータコア、および、回転電機の冷却方法を開示する。
本明細書で開示する回転電機のロータは、ロータコアと、前記ロータコアの内部または外周面において周方向に配設された複数の永久磁石と、を備えた回転電機のロータであって、前記ロータコアの内部には、冷却液が流れる1以上の第一流路であって、軸方向に延びるとともに前記ロータの外部に連通する1以上の第一流路と、前記第一流路から径方向外側に延びるとともに、その末端が閉塞している1以上の第二流路と、が形成されている、ことを特徴とする。
かかる構成とすることで、第一流路に流れる冷却液に含まれる異物は、ロータの回転に伴い生じる遠心力により、第二流路に流れ込み、留まる。その結果、第一流路に流れる冷却液に含まれる異物を低減できる。
前記第一流路は、前記永久磁石よりも径方向内側に形成されており、前記第二流路の末端は、当該第二流路の末端に到達した磁性材料からなる異物を、前記永久磁石が磁気吸引可能な位置にあってもよい。
かかる構成とすることで、磁性材料からなる異物は、遠心力に加え、永久磁石の磁力も受けるため、より確実に第二流路に流れ込み、留まる。結果として、第一流路に流れる冷却液に含まれる異物をより確実に低減できる。また、ロータの回転が停止した後も、磁性材料からなる異物が、第一流路に戻ることを防止できる。
また、前記第一流路は、前記冷却液の流入口を有しており、前記第二流路の少なくとも一つは、前記第一流路の前記流入口と同じ軸方向位置から延びていてもよい。
冷却液の流入口、すなわち、冷却液の流れの上流端と同じ軸方向位置に、第二流路を設けることで、異物を冷却液の流れの上流端でキャッチすることができ、下流に流れる異物を低減できる。
また、前記ロータコアは、複数の鋼板を軸方向に積層した積層体であり、前記第一流路の長尺方向は、軸方向と平行であってもよい。
かかる構成とすることで、ロータコアを構成する鋼板の種類数を低減できる。
また、各第一流路には、軸方向に間隔を空けて複数の第二流路が接続されていてもよい。
第二流路を複数設けることで、冷却液がロータコアから噴出する前に、当該冷却液に混入する異物をより確実にキャッチできる。結果として、冷却液に含まれる異物による、ステータの損傷を効果的に防止できる。
本明細書で開示する回転電機の冷却方法は、ロータと、前記ロータと同心に配されたステータと、前記ロータの中心に固着されて前記ロータとともに回転する回転軸と、を備えた回転電機の冷却方法であって、前記ロータは、ロータコアと、前記ロータコアの内部または外周面において周方向に配設された複数の永久磁石と、を有しており、前記ロータコアの内部には、冷却液が流れる1以上の第一流路であって、軸方向に延びるとともに前記ロータの外部に連通する1以上の第一流路と、前記第一流路から径方向外側に延びるとともに、その末端が閉塞している1以上の第二流路と、が形成されており、冷却液への混入が予想される異物よりも比重が小さい冷却液を、前記第一流路に供給することで前記回転電機を冷却する。
異物よりも比重が小さい冷却液を流すことで、冷却液より比重の重い異物は、遠心分離作用により、第二流路に流れ込み、留まる。結果として、第一流路に流れる冷却液に含まれる異物を低減できる。
本明細書で開示するロータコアおよび回転電機の冷却方法によれば、第一流路に流れる冷却液に含まれる異物は、ロータの回転に伴い生じる遠心力により、第二流路に流れ込み、留まる。その結果、第一流路に流れる冷却液に含まれる異物を低減できる。
回転電機の概略縦断面図である。 図1のA−A線におけるロータの断面図である。 図1のB−B線におけるロータの断面図である。 図1のC−C線におけるロータの断面図である。 図1のD部拡大図である。 他のロータの一例を示す図である。 他のロータの一例を示す図である。 他のロータの一例を示す図である。 電磁鋼板の他の一例を示す図である。 電磁鋼板の他の一例を示す図である。
以下、回転電機10の構成について図面を参照して説明する。図1は、回転電機10の概略縦断面図である。また、図2Aは、図1におけるA−A線におけるロータ12の断面図である。同様に、図2Bは、図1におけるB−B線、図2Cは、図1におけるC−C線におけるロータ12の断面図である。なお、以下の説明において、「軸方向」、「径方向」、「周方向」とは、ロータ軸方向、ロータ径方向、ロータ周方向の意味である。
回転電機10は、ロータコア20の内部に永久磁石24が埋め込まれた永久磁石同期回転電機である。この回転電機10は、ロータ12およびステータ14を備えている。ステータ14は、その内周に複数のティースが形成された略環状のステータコア18と、各ティースに巻回されたステータコイル19と、を有する。ロータ12は、このステータ14の内側に、ステータ14と同心に配される。ロータ12の外周面とステータ14の内周面との間には、ほぼ均一な距離のギャップが存在している。
ロータ12は、ロータコア20および当該ロータコア20に埋め込まれた永久磁石24を備えている。ロータコア20の中心には、回転軸16が挿通されている。回転軸16は、ロータコア20に強固に固着されており、ロータ12とともに回転する。また、回転軸16は、ベアリング(図示せず)等を介してモータケース(図示せず)に回転自在に支持されている。
ロータコア20は、複数の電磁鋼板22を軸方向に積層して構成される。なお、図1では、見易さのために各電磁鋼板22の厚みを大きく図示しているが、実際には、各電磁鋼板22は、十分に薄く、一つのロータコア20は、図1に示す場合よりも多数の電磁鋼板22で構成されている。各電磁鋼板22は、図2A〜図2Cに示すように、円盤形状であり、例えば、ケイ素電磁鋼板等である。ロータコア20の外周近傍には、永久磁石24を埋め込むための磁石孔が複数形成されている。複数の磁石孔は、ロータコア20の周方向に均等に並んでおり、各磁石孔は、ロータコア20を軸方向に貫通している。
各磁石孔には、磁極を構成する永久磁石24が埋め込まれている。永久磁石24は、軸方向視で略長方形をしており、ロータ12径方向に磁化されている。この複数の永久磁石24は、磁極の極性が周方向に交互に並ぶように、周方向に均等に配置される。なお、ここで例示した永久磁石24の形状および個数は、一例であり、回転電機10の求められる特性に応じて適宜、変更されてもよい。したがって、永久磁石24は、例えば、略円弧状でもよい。また、2以上の永久磁石24で一つの磁極を構成してもよい。例えば、ロータコア20の外周側に向かって略V字状に広がるような姿勢で配置された2つの永久磁石24で一つの磁極を構成してもよい。さらに、図2A〜図2Cでは、8つの永久磁石24で8磁極を構成する例を挙げているが、永久磁石24で構成される磁極数は、偶数であれば、特に限定されない。さらに、永久磁石24は、ロータコア20の内部ではなく、ロータコア20の外周面に設けられてもよい。
回転軸16およびロータコア20には、ロータ12およびステータ14を冷却するための冷却液が通る流路が形成されている。流路は、回転軸16内に形成された軸内流路40と、ロータコア20内に形成されたコア内流路と、に大別される。軸内流路40は、回転軸16の軸心を通る穴である。軸内流路40は、回転軸16の一端から、回転軸16のほぼ中央まで延びた後、径方向に分岐し、ロータコア20の内周端まで延びる。
コア内流路は、軸方向に延びる第一流路26と、第一流路26から径方向外側に延びる第二流路28と、第一流路26と軸内流路40とを接続する第三流路30と、に大別される。第一流路26は、ロータコア20を軸方向に貫通しており、ロータ12の外部と連通している流路である。この第一流路26は、周方向に間隔を空けて複数設けられている。この第一流路26の個数および配置は、特に限定されないが、図示例では、第一流路26は、磁極と同数、すなわち、8つ設けられている。また、第一流路26の位置は、特に限定されない。ただし、後述するように、冷却液に含まれる異物を永久磁石24の磁力で吸引保持する場合には、第一流路26は、永久磁石24よりも径方向内側に位置することが望ましい。また、この場合、第一流路26の周方向位置は、永久磁石24の周方向範囲R(図2A参照)内であることも望ましい。ただし、図2Aで、二点鎖線で示すように、第一流路〜第三流路26〜30は、磁極と磁極との間に設けられてもよい。また、第一流路26は、ロータ12の回転バランスを保つために、周方向に均等に設けられることが望ましい。さらに、第一流路26は、その長尺方向が、軸方向成分を含むのであれば、必ずしも、ロータ12の軸方向と完全平行である必要はなく、ロータ12の軸方向に対して傾斜していてもよい。ただし、後述するように第一流路26を構成するための電磁鋼板22の種類を低減するためには、第一流路26は、ロータ12軸方向と平行方向に延びることが望ましい。
第二流路28は、後述するように、冷却液に混入した異物をキャッチして保持するための流路である。この第二流路28は、第一流路26から径方向外側、より望ましくは、永久磁石24に近づく方向に延びている。また、第二流路28の末端(径方向外側端部)は、永久磁石24よりも径方向内側位置において閉塞している。したがって、この第二流路28に流れ込んだ冷却液、および、当該冷却液に混入する異物は、原則として、外部に抜けずに、当該第二流路28に留まることになる。
一つの第一流路26に接続される第二流路28の個数は、特に限定されず、1つでもよく、2以上でもよい。図示例では、一つの第一流路26に、三つの第二流路28が軸方向に間隔を空けて接続されている。ここで、第二流路28の少なくとも一つは、第一流路26の冷却液の流入口26iと、同じ軸方向位置に設けられることが望ましい。冷却液の流入口26iとは、第一流路26の上流端となる。かかる上流端と同じ軸方向位置に、第二流路28を設けることで、冷却液に含まれる異物を、上流端でキャッチでき、下流に流れる異物の量を低減できる。
第三流路30は、軸内流路40と、第一流路26と、を接続する流路で、ロータコア20の内周端から第一流路26まで径方向に延びる流路である。この第三流路30は、ロータ12の軸方向略中央にのみ設けられている。
こうした第一〜第三流路26〜30は、三種類の電磁鋼板22a〜22cに形成されたスリット36a〜36cで構成される。具体的には、ロータコア20は、第一〜第三流路26〜30に対応するスリット36aが形成された第一鋼板22a(図2A参照)と、第一流路26に対応するスリット36bが形成された第二鋼板22b(図2B)と、第一流路26および第二流路28に対応するスリット36cが形成された第三鋼板22c(図2C)と、で構成される。ここで、第一流路26の長尺方向を、軸方向と平行方向とすれば、第一流路26に対応する孔位置が、いずれの鋼板22においても変化しないことになる。そのため、かかる構成とすることで、第二鋼板22bの種類数を低減できる。
なお、図1では、第一鋼板22aを一枚だけとしているが、実際には、複数の第一鋼板22aを軸方向に連続して並べる。第一鋼板22aを連続して積層する枚数を変えることで、第二流路28および第三流路30の軸方向の寸法、ひいては、第二、第三流路28,30の断面積が変化する。同様に、図1では、一枚の第三鋼板22cの両側に第二鋼板22bを配しているが、複数の第三鋼板22cを軸方向に連続して並べてもよい。第三鋼板22cを連続して積層する枚数を変えることで、第二流路28の軸方向の寸法、ひいては、第二流路28の断面積が変化する。
次に、こうした回転電機10の冷却方法について説明する。回転電機10の駆動に伴い回転電機10が発熱し、回転電機10の冷却が必要となれば、回転軸16の一端から、軸内流路40に、冷却液を供給する。この冷却液は、ポンプ等により、回転電機10の外部に設けられた冷却液供給源(図示せず)から供給される。軸内流路40に供給された冷却液は、続いて、第三流路30を介して第一流路26に流れ込む。第一流路26に流れ込んだ冷却液は、軸方向両側に分岐して第一流路26内を通過する。この通過の過程で、ロータコア20からの熱が冷却液に奪われることで、ロータコア20の冷却が図られる。
第一流路26を通過した冷却液は、最終的には、ロータ12の軸方向端面から外部に放出される。このとき、冷却液は、ロータ12の回転に伴い生じる遠心力を受けているため、径方向外側に吹き出し、ステータ14、特に、ステータコイル19のコイルエンドへと向かう。そして、冷却液が、ステータ14に当たることで、ステータ14も冷却されることになる。その後、冷却液は、重力により、モータケースの底部に落下する。落下した冷却液は、適宜、回収され、冷却された後、冷却液供給源に戻される。
ここで、これまでの説明で明らかな通り、回転電機10の冷却に用いられる冷却液は、所定の経路を循環して、繰り返し使用される。この場合、冷却液を長期間、使用し続けると、循環経路途中にある部材から摩耗剥離した異物が冷却液に混入することがある。特に、冷却液として、オートマチックトランスミッションフルード(ATF)と呼ばれる潤滑油を用いた場合、当該冷却液は、回転電機10だけでなく、ギヤ等の機械部品にも供給される。この場合、冷却液には、機械部品同士が擦れ合って生じる金属粉が混入しやすくなる。例えば、車両の動力源の一つとして車両に搭載される回転電機10の場合、当該回転電機10の近くに変速機を構成するためのギヤ群が設けられることが多い。この場合、回転電機10を冷却するための冷却液(ATF等)を、このギヤ群にも流すことが多く、その場合、ギヤ同士の噛み合い時に発生する金属粉が冷却液に混入しやすくなる。
このように異物、特に、硬い金属粉が混入した冷却液を使用し続けると、冷却液と接触する回転電機10、特にステータコイル19の被膜等の劣化を招く。また、冷却液に混入する異物が多いと、冷却液流路の目詰まりが生じる場合もある。
第二流路28は、こうした冷却液に混入した異物、特に、磁性材料から成る異物(金属粉)を、冷却液から除去するために設けられている。また、こうした異物を確実に第二流路28に導くために、冷却液は、混入が想定されている異物、換言すれば、第二流路28でキャッチしたい異物よりも比重(密度)が小さい液体、例えば、ATFを冷却液として用いている。かかる構成とすることで、冷却液に混入する異物を低減できる。
これについて図3を参照して説明する。図3は、図1のD部の概略拡大図である。高速回転しているロータ12に供給された冷却液は、遠心力の影響で、径方向外側に進もうとする。したがって、冷却液がロータ12に供給されると、比較的、短時間で、第二流路28は、冷却液で満たされる。ただし、第二流路28の末端は、閉塞しているため、一度、第二流路28が冷却液で満たされると、新たな冷却液は、殆ど、第二流路28に流入しなくなる。結果として、冷却液の殆どは、第二流路28には進まず、第一流路26を軸方向に進むことになる。
一方、冷却液に混入する異物100は、冷却液よりも比重が大きいため、冷却液よりも大きな遠心力を受けることになる。その結果、異物100は、冷却液の流れに抗して、より径方向外側に進もうとする。したがって、第二流路28が冷却液で満たされた状態であっても、異物100は、当該第二流路28内に進む。すなわち、遠心分離の作用により、第二流路28の末端には、冷却液よりも比重の大きい異物100が溜まっていくことになる。
また、第二流路28は、永久磁石24に近づく方向に延びている。したがって、異物100のうち、磁性材料からなる異物(以下「磁性異物」と呼ぶ)は、遠心分離の作用に加え、この永久磁石24の磁力の影響も受けることになる。結果として、磁性異物は、より確実に、第二流路28の末端へと進む。
以上の通り、冷却液に混入する異物100は、遠心分離の作用、および、永久磁石24の磁力の作用により、第二流路28を進み、当該第二流路28の末端で留まる。そして、これにより、循環利用される冷却液に含まれる異物を低減できる。結果として、異物による冷却液流路の目詰まりや、冷却対象物の損傷を効果的に防止できる。
また、ロータ12においては、永久磁石24が最も発熱しやすく、高温になりやすい。かかる永久磁石24は、過度に高温になると不可逆的に減磁することがあるため、永久磁石24は、効率的に冷却されることが望まれる。本例では、永久磁石24近傍まで延びる第二流路28を設けているため、冷却液を、永久磁石24の近傍まで導くことができ、永久磁石24をより効果的に冷却できる。
なお、第二流路28の冷却液は、上述した通り、一度、ロータ12が回転し始めると、その後は、殆ど、入れ替わらない。したがって、第二流路28内の冷却液による冷却効果は、やや低いと言える。ただし、第二流路28の冷却液が、ロータコア20および永久磁石24より高温にならない限りは、当該冷却液が永久磁石24の近傍に位置することで、永久磁石24の冷却効果はあるといえる。また、第二流路28と第一流路26とで冷却液の温度差が大きくなれば、当該温度差を小さくするために、冷却液の流入出が多少、生じる。そして、これにより、第二流路28内の冷却液が過度に高温になることが防止され、当該冷却液による永久磁石24の冷却が図られる。つまり、第二流路28を設けることで、循環利用される冷却液に混入している異物100を低減できるばかりでなく、永久磁石24の冷却効率も向上できる。
なお、第二流路28の末端は、永久磁石24が、当該第二流路28の末端に到達した磁性異物を磁気吸引可能な位置に設定されることが望ましい。かかる構成とすれば、ロータ12が減速または回転停止した後(遠心力が低下またはゼロになった後)でも、磁性異物を第二流路28内に保持し続けることができる。
また、第二流路28の少なくとも一つは、第一流路26の冷却液の流入口26i、すなわち、第一流路26の上流端と同じ軸方向位置に設けられることが望ましい。かかる構成とすることで、第一流路26の上流側で異物100をキャッチ、除去できるため、当該異物100による第一流路26の損傷等が効果的に防止できる。
また、第二流路28の少なくとも一つは、軸方向中央付近に設けられることが望ましい。これは、永久磁石24の熱は、軸方向中央付近に籠もりやすいからである。かかる軸方向中央付近に、永久磁石24近傍まで延びる第二流路28を設けることで、永久磁石24をより効果的に冷却できる。
さらに、第二流路28は、軸方向に間隔を空けて複数設けることが望ましい。かかる構成とすることで、第一流路26の上流側でキャッチできなかった異物100も、下流側でキャッチでき、最終的にロータ12から噴出される冷却液に含まれる異物100をより確実に低減できる。そして、これにより、異物100に起因するステータコイル19の被膜の損傷等を効果的に防止できる。
なお、これまで説明した構成は、一例であり、少なくとも、ロータコア20内に軸方向に延びる第一流路26と、第一流路26から径方向外側に延びて末端が閉塞する第二流路28と、が設けられているのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。例えば、これまでの説明では、第二流路28を、径方向にストレートに延びる形状としているが、図4に示すように、第二流路28の末端を、径方向外側に進んだ後、軸方向外側に延び、その後、さらに径方向内側に進む、略J字状としてもよい。このとき、径方向外側端面は、径方向外側に向かうにつれて軸方向外側に進むような傾斜面28aとしておく。かかる構成とすれば、ロータ12の回転中、異物100は、図4の矢印Eで示すように、遠心力により当該傾斜面28aに沿って、軸方向外側端部まで進む。その後、ロータ12の回転が停止し、遠心力がなくなったとする。このとき、非磁性体からなる異物100は、重力に従って動く。第二流路28の末端をJ字状としておけば、異物100が、重力により永久磁石24から離れる方向(例えば図4に示す矢印F方向)に動いたとしても、第一流路26に戻ることはなく、第二流路28内に留まる。つまり、第二流路28の末端を略J字状としておけば、第二流路28でキャッチされた、非磁性体からなる異物100が、循環利用される冷却液に戻ることを防止できる。
また、これまでの説明では、第一流路26の長尺方向を、ロータ12の軸方向と平行としているが、第一流路26は、ロータ12の軸方向に対して傾斜していてもよい。例えば、図5に示すように、第一流路26は、冷却液の流入口26iから軸方向外側に向かうに従って径方向外側に向かうように傾斜していてもよい。かかる構成とすれば、第一流路26を流れる冷却液の流速をより向上でき、冷却効率をより向上できる。すなわち、回転中心からの距離が大きくなるほど、遠心力は、大きくなる。そのため、第一流路26を、図5に示すように傾斜させた場合、第一流路26は、軸方向中央(上流側)よりも、軸方向外側(下流側)のほうが、第一流路26内に作用する遠心力が大きくなる。換言すれば、図5の第一流路26では、軸方向に沿って遠心力差が生じることになる。この遠心力差があることにより、軸方向中央に供給された冷却液は、遠心力のより大きい方向、すなわち、軸方向外側へと進みやすくなる。結果として、第一流路26を流れる冷却液の流速を向上でき、冷却効率をより向上できる。
また、図6に示すように、複数の第二流路28のうち少なくとも一つは、径方向外側に向かうにつれて軸方向外側(冷却液の流れの下流側)に向かうように傾斜していてもよい。かかる構成とすれば、第一流路26に沿って軸方向に流れていた異物100が、第二流路28へと分岐しやすくなる。結果として、冷却液に混入する異物100をより確実に低減できる。
また、これまでの説明では、径方向に長く延びる流路を、一種類の電磁鋼板22で構成していたが、径方向に長く延びる流路は、複数種類の電磁鋼板22で構成してもよい。例えば、図2Aに示した第一鋼板22aは、第一〜第三流路26〜30に対応するスリット36aが形成されている。図2Aから明らかな通り、このスリット36aは、径方向に長く延びている。かかるスリット36aは、磁束の流れを妨げる磁気抵抗となる。特に、リラクタンストルクを生成するためのq軸磁束は、図7A、図7Bにおいて、破線で示すように、磁極と磁極の間(突極)からロータ12内に入り、d軸を横断した後、隣接する突極から抜ける。径方向に長く延びるスリット36aは、こうしたq軸磁束の流れを妨げ、リラクタンストルクの低下を招く。そこで、径方向に長く延びるスリット36aが形成された第一鋼板22に替えて、図7A、図7Bに示す第四鋼板22dおよび第五鋼板22eを用いてもよい。第四鋼板22dには、内周端近傍に延びる内側スリット36iと、永久磁石24近傍に形成された外側スリット36oと、が形成されている。内側スリット36iと外側スリット36oは、繋がっておらず、両者の間には、磁路として機能する鋼板材料が存在している。したがって、この場合、リラクタンストルクを生成するq軸磁束は、内側スリット36iと外側スリット36oの間を通る。
また、第五鋼板22eには、内側スリット36iと外側スリット36oを連結するための中間スリット36mが形成されている。中間スリット36mの内周端は、内側スリット36iの外周端よりも径方向内側に位置しており、中間スリット36mの外周端は、外側スリット36oの内周端よりも径方向外側に位置している。また、中間スリット36mから永久磁石24までの幅は、十分に磁束が流れる幅となっている。したがって、この場合、リラクタンストルクを生成するq軸磁束は、中間スリット36mと永久磁石24の間を通る。
そして、この第四鋼板22dと第五鋼板22eを上下に重ねると、内側スリット36iと中間スリット36mが軸方向に連通し、中間スリット36mと外側スリット36oが軸方向に連通し、結果として、第一〜第三流路26〜30に対応する流路が形成される。一方で、上述した通り、いずれの鋼板22d,22eにおいても、q軸磁束が通るための磁路が十分に確保されるため、リラクタンストルクの低下を低減できる。
また、これまでの説明では、冷却液は、軸方向中央位置から第一流路26に供給しているが、冷却液の供給位置は、特に限定されず、冷却液は、第一流路26の軸方向一端近傍から供給されてもよい。また、第一流路26は、最終的に、ロータ12外部と連通していればよく、必ずしも、ロータコア20を貫通していなくてもよい。したがって、例えば、第一流路26を軸方向両端において閉鎖するとともに、当該軸方向両端の近傍に、第一流路26からロータコア20の外周端まで延びる放出用流路を設け、冷却液をロータコア20の外周面から噴出させてもよい。さらに、これまで説明した永久磁石24や、流路の個数、形状、位置は、全て一例であり、適宜、変更されてもよい。さらに、これまでの説明ではステータ14の内側にロータ12を配したインナーロータ型の回転電機10を例に挙げて説明したが、本明細書で開示した技術は、アウタロータ型の回転電機10に適用されてもよい。
10 回転電機、12 ロータ、14 ステータ、16 回転軸、18 ステータコア、19 ステータコイル、20 ロータコア、22 電磁鋼板、24 永久磁石、26 第一流路、26i 流入口、28 第二流路、30 第三流路、40 軸内流路、100 異物。

Claims (6)

  1. ロータコアと、前記ロータコアの内部または外周面において周方向に配設された複数の永久磁石と、を備えた回転電機のロータであって、
    前記ロータコアの内部には、
    冷却液が流れる1以上の第一流路であって、軸方向に延びるとともに前記ロータの外部に連通する1以上の第一流路と、
    前記第一流路から径方向外側に延びるとともに、その末端が閉塞している1以上の第二流路と、
    が形成されている、ことを特徴とする回転電機のロータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記第一流路は、前記永久磁石よりも径方向内側に形成されており、
    前記第二流路の末端は、当該第二流路の末端に到達した磁性材料からなる異物を、前記永久磁石が磁気吸引可能な位置にある、
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  3. 請求項1または2に記載の回転電機のロータであって、
    前記第一流路は、前記冷却液の流入口を有しており、
    前記第二流路の少なくとも一つは、前記第一流路の前記流入口と同じ軸方向位置から延びている、
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の回転電機のロータであって、
    前記ロータコアは、複数の鋼板を軸方向に積層した積層体であり、
    前記第一流路の長尺方向は、軸方向と平行である、
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の回転電機のロータであって、
    各第一流路には、軸方向に間隔を空けて複数の第二流路が接続されている、ことを特徴とする回転電機のロータ。
  6. ロータと、前記ロータと同心に配されたステータと、前記ロータの中心に固着されて前記ロータとともに回転する回転軸と、を備えた回転電機の冷却方法であって、
    前記ロータは、ロータコアと、前記ロータコアの内部または外周面において周方向に配設された複数の永久磁石と、を有しており、
    前記ロータコアの内部には、
    冷却液が流れる1以上の第一流路であって、軸方向に延びるとともに前記ロータの外部に連通する1以上の第一流路と、
    前記第一流路から径方向外側に延びるとともに、その末端が閉塞している1以上の第二流路と、
    が形成されており、
    冷却液への混入が予想される異物よりも比重が小さい冷却液を、前記第一流路に供給することで前記回転電機を冷却する、
    ことを特徴とする回転電機の冷却方法。
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