JP2019045104A - 廃棄物焼却炉ボイラ - Google Patents

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翔太 川崎
彰人 菅野
Akihito Sugano
彰人 菅野
北川 尚男
Hisao Kitagawa
尚男 北川
内山 武
Takeshi Uchiyama
武 内山
達将 野田
Tatsumasa Noda
達将 野田
陽平 武山
Yohei Takeyama
陽平 武山
山本 浩
Hiroshi Yamamoto
浩 山本
以昌 山口
Mochimasa Yamaguchi
以昌 山口
中山 剛
Takeshi Nakayama
剛 中山
平山 敦
Atsushi Hirayama
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Abstract

【課題】伝熱管へのダスト付着によるボイラ閉塞を防ぎながらボイラを小型化する。【解決手段】廃棄物焼却炉10に連設され、伝熱管6を水平方向に複数配設した伝熱管群が、高さ方向に複数段配設されていて、排ガスとの熱交換により蒸気を発生して更に過熱する廃棄物焼却炉ボイラ20であって、隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管6の軸間距離の1/10〜1/2ずれた位置となるように配設されていると共に、燃料ガスと酸化剤ガスを高圧下で混合し燃焼して圧力波を発生させボイラ内に圧力波を放出する圧力波発生装置62,63を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、廃棄物焼却炉に連設され、伝熱管を水平方向に複数配設した伝熱管群が、高さ方向に複数段配設されていて、排ガスとの熱交換により蒸気を発生して更に過熱する廃棄物焼却炉ボイラに係り、特に、伝熱管に付着するダストによるボイラ閉塞を防ぎながら、ボイラを小型化することが可能な廃棄物焼却炉ボイラに関する。
発電設備を有するごみ焼却施設の運営において、発電量・売電量の維持と向上は、ごみの安定処理に次ぐ最重要項目のひとつである。
ごみ焼却施設における発電は、焼却炉でのごみの燃焼から得られる高温の排ガスからボイラにて熱回収を行い、所定の温度・圧力の蒸気を発生させてタービン発電機に導入することにより行われている。
ボイラは、排ガスからの放射熱を受けて蒸気を発生させる放射伝熱面を備える放射室、排ガスと伝熱管(ボイラ管とも称する)の対流伝熱面との熱交換により蒸気を発生し更に過熱する対流伝熱室とを備えている。
放射室には、排ガス流路を囲む鋼製側壁の外側に加温水を流通させ放射加熱により蒸気を発生させる放射伝熱管が放射伝熱面として配設されている。
対流伝熱室には、排ガス流路内に排ガスと接触して対流伝熱により蒸気を発生させ更に過熱する伝熱管(過熱器とも称する)が対流伝熱面として配設されている。対流伝熱面は水平方向に伝熱管が複数配設された伝熱管群が高さ方向に複数段配設されて構成されている。
対流伝熱室には、排ガス流路内に水を加熱して加温水とする伝熱管を有するエコノマイザが配設されることがある。
廃棄物焼却炉ボイラの過熱器伝熱管による熱交換の際、伝熱管の収熱効率(排ガスの熱エネルギーを回収して蒸気発生させる効率)を向上させ、従来の廃棄物焼却炉ボイラと同等もしくは同等以上の熱エネルギーを回収することができ、かつ伝熱管数を低減してボイラを小型化することができ建設コストを低減することが望まれている。収熱効率を高めるためには、伝熱管表面と排ガスとの接触効率(多くの排ガスと効率良く接触して熱交換する)を高めることが必要である。
ごみ焼却において発生する排ガス中には、塩素・硫黄・重金属類等を含む小粒径のダスト(灰とも称する)が含まれるが、これらがボイラの放射伝熱面、対流伝熱面に付着すると、その付着ダストが断熱材の役割をするので収熱効率が低下する。それにより、熱回収効率も低下する。その結果、蒸気発生量が低下し、タービン発電機の発電量が減少する。その他にも、伝熱管同士の間隙が付着ダストにより閉塞し、排ガスの流通に支障が生じることもある。
このため、付着したダストを定期的に除去する設備が必要となる。対流伝熱面に付着するダストを除去する技術として、石炭ボイラや多くのボイラでの実績のある装置として蒸気式スートブロワ(SB)が挙げられる。蒸気式スートブロワは複数のノズルから水蒸気を伝熱管に向けて噴射し、伝熱管表面に付着したダストを剥離し除去するもので、定期的なタイミングで噴射される。
過熱器の伝熱管群は一般的に水平方向と高さ方向との配設位置が、図1に模式的に示す如く、伝熱管6が高さ方向断面で碁盤目状に配設されている。又、特許文献1や2には、図2に模式的に示す如く、伝熱管6を高さ方向断面で千鳥状に配設して、碁盤目状配設と同等の体積内に配設できる伝熱管数を増加し伝熱面積を増加させるとともに、排ガス流れの上流側段の伝熱管同士の隙間を通る排ガスを、下流側段の伝熱管に向かって流通させ接触効率を向上させて収熱効率を向上させることが記載されている。
又、出願人の先行特許である特許文献3には、ボイラのダスト除去に圧力波発生装置を用いることが記載されている。
特許第5329213号公報(請求項2、段落0006、0007) 特許第5875720号公報(請求項7、段落0044〜0046、0075、図4、図5) 特許第5971438号公報
廃棄物焼却炉ボイラの過熱器伝熱管による熱交換の際、伝熱管の収熱効率を向上し、ボイラを小型化することが望まれている。特許文献1や2に記載されているように過熱器管を千鳥状配設にすることで収熱効率向上が期待される。しかし、ダスト除去に用いられているスートブロー装置8では、図2に示すように千鳥状配設された伝熱管6に対して噴射蒸気を当てても三段目の伝熱管の付着ダスト7を十分に除去することができず、付着ダスト7の厚さが増大し伝熱管同士の空隙を閉塞してボイラ閉塞に到ることが懸念される。
本発明は、このような問題点を解決するべくなされたもので、ダスト付着によるボイラ閉塞が生じることがなく、伝熱管の収熱効率を向上させ、小型化することができる廃棄物焼却炉ボイラを提供することを課題とする。
本発明は、廃棄物焼却炉に連設され、伝熱管を水平方向に複数配設した伝熱管群が、高さ方向に複数段配設されていて、排ガスとの熱交換により蒸気を発生して更に過熱する廃棄物焼却炉ボイラであって、隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/10〜1/2ずれた位置となるように配設されていると共に、燃料ガスと酸化剤ガスを高圧下で混合し燃焼して圧力波を発生させボイラ内に圧力波を放出する圧力波発生装置を備えることにより、前記課題を解決したものである。
又、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、下記に列挙するように配設することができる。
ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管、2次過熱器、3次過熱器及び1次過熱器を有する場合、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記スクリーン管と前記2次過熱器との間と、前記3次過熱器と前記1次過熱器との間に配設することができる。
又、ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管、3次過熱器、2次過熱器及び1次過熱器を有する場合、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記スクリーン管と前記3次過熱器との間と、前記2次過熱器と前記1次過熱器との間に配設することができる。
又、ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管、水平蒸発管、2次過熱器、1次過熱器及びエコノマイザを有する場合、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記水平蒸発管と前記2次過熱器との間と、前記1次過熱器と前記エコノマイザとの間に配設することができる。
又、ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管、2次過熱器、1次過熱器、水平蒸発管及びエコノマイザを有する場合、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記スクリーン管と前記2次過熱器との間と、前記水平蒸発管と前記エコノマイザとの間に配設することができる。
又、ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管、過熱器、第1エコノマイザ及び第2エコノマイザを有する場合、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記スクリーン管と前記過熱器との間と、前記第1エコノマイザと前記第2エコノマイザとの間に配設することができる。
又、ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室の高さが10m以上20m以下である場合、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、高さ方向配設間隔が3m以上7m以下で2個以上6個以下配設することができる。
以下、廃棄物焼却炉ボイラであって、隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/10〜1/2ずれた位置となるように配設されていることとする本発明の原理を説明する。
伝熱管を水平方向に複数配設した伝熱管群が、高さ方向に複数段配設されている廃棄物焼却炉ボイラにおいて、伝熱管6が高さ方向断面で碁盤目状に配設されているボイラでは、図1に示すように、碁盤目状配設の伝熱管6の隙間をスートブロー8から噴射される蒸気9が通る構造になっている。蒸気9が通過する位置では付着ダスト7を効率よく除去でき、蒸気9の通過する空隙を維持することができるため、伝熱管群の伝熱管の空隙が閉塞される問題(閉塞リスクという)は生じない。
ただしこのような碁盤目状配設の伝熱管のボイラでは、スートブロー8の噴射蒸気9が伝熱管6の側面(3時、9時位置)を通過し、この位置の付着ダスト7は除去されるが、伝熱管6の上下位置(0時、6時位置)では付着ダスト7が除去されず付着したままの状態になりやすい。そのためダスト付着部では伝熱効率が低下し収熱効率が悪くなるため、所望の熱エネルギー量を回収して所望の蒸気発生量を得るためには伝熱管数を多くする必要があり、ボイラ全体を大型化しなければならないという問題があった。
図2は収熱効率向上を図るため伝熱管6を千鳥状に配設し、伝熱管と排ガスとの接触効率を高くしたものである。図2に示すように、このような千鳥状配設ではスートブロー8の噴射蒸気9が三段目の伝熱管にまで到達できないため、付着ダスト7による伝熱管6の閉塞が生じるリスクが高くなるという問題が生じる。
そこで本発明では、図3に示すように伝熱管6を千鳥状配設とし、収熱効率を向上させるとともに、付着ダスト7を除去する手段として圧力波発生装置を備えることとしている。圧力波放出ノズル60から放出された圧力波61が伝熱管6を振動させて付着ダスト7を脱落させるため、伝熱管6の配置場所や円周方向位置に拘らず付着ダスト7を落とすことができ、伝熱管6を千鳥状配設にしても閉塞が生じるリスクを小さくできる。
次に、伝熱管の千鳥状配設の詳細について説明する。
本発明では、隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/10〜1/2ずれた位置となるように配設されている。
従来の碁盤目状の伝熱管配設は図4に高さ方向断面を示すように、水平方向(列方向)、高さ方向(段方向)とも整列された状態であり、隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置が、同じ位置となっている。
一方、千鳥状の伝熱管配設では、隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/10〜1/2ずれた位置となるように配設されている。伝熱管の水平方向(列方向)の軸間距離をLとした時、図5に示すように、1つ上段の伝熱管群において、伝熱管軸の水平方向の位置を、1/2Lずれた位置とするように配置した場合には、伝熱管は上流側の段の伝熱管同士の間隙を流れて流入する排ガスの流れに対して、対向するように配設されるため、排ガスと伝熱管の接触面積を多く設けることができ、接触効率が高くなり最も収熱効率がよくなる。一方、閉塞が生じるリスクが高くなる。ここで、伝熱管の管径が16〜20mm程度の場合には、伝熱管の水平方向(列方向)の軸間距離Lは50〜70mm程度となる。
さらに図6に示すように、1つ上段の伝熱管群において、伝熱管軸の水平方向の位置を、1/3Lずれた位置とするように配設した場合には、図5の場合よりは収熱効率で劣るものの、閉塞リスクは下がる。このように伝熱管軸の水平方向の位置をずらす長さを小さくしていくと、碁盤目状配設に近くなっていき、収熱効率は低下するため、千鳥状配設で収熱効率向上の効果を得るためには図7で示すように、伝熱管軸の水平方向の位置を、1/10L以上ずれた位置とする必要がある。
そのため、本発明では、隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/10〜1/2ずれた位置となるように配設されている。
本発明では、圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、高さ10m以上20m以下の対流伝熱室に高さ方向配設間隔が3m以上7m以下で2個以上6個以下配設することとするが、このことは、下記の根拠に基づく。
即ち、対流伝熱室に配設する圧力波放出ノズルの高さ方向配設間隔を3m以上7m以下とすることにより、圧力波放出ノズルから放出する圧力波により対流伝熱室の伝熱管に振動と風圧を与え付着ダストを剥離除去する作用が及ぶ範囲を、隣接して配設された圧力波放出ノズルによる範囲同士との間に隙間が生じることなく設けることができる。圧力波放出ノズルの高さ方向配設間隔を3m未満とすると、隣接する圧力波放出ノズルから放出する圧力波同士が干渉して圧力波の作用効果が低下する。一方、圧力波放出ノズルの高さ方向配設間隔を7mより広くすると、圧力波の作用効果が及ぶ範囲を、隣接して配設された圧力波放出ノズルによる範囲同士との間に隙間が生じることなく設けることができなくなる不具合が生じるので好ましくない。
圧力波放出ノズルを下限の個数2個以上配設することにより、圧力波放出ノズルから放出する圧力波により伝熱管に振動と風圧を受けさせ付着ダストを剥離除去する作用が及ぶ範囲を、隣接して配設された圧力波放出ノズルによる範囲同士との間に隙間が生じることなく設けることができる。一方、上限の個数6個より多く配設すると、隣接する圧力波放出ノズルから放出する圧力波同士が干渉して圧力波の作用効果が低下することが生じたり、上限の個数より多く配設しても付着ダストを剥離除去する作用効果が増大することなく、かえって装置コストや運転コストが増大するという不具合が生じるため好ましくない。
本発明によれば、廃棄物焼却炉に連設され、伝熱管を水平方向に複数配設した伝熱管群が、高さ方向に複数段配設されていて、排ガスとの熱交換により蒸気を発生して更に過熱する廃棄物焼却炉ボイラであって、伝熱管を千鳥状配設としても、ダスト付着によるボイラ閉塞が生じることがなく、伝熱管の収熱効率を向上させ、小型化することができる廃棄物焼却炉ボイラを提供することができる。
本発明の原理を説明するための、従来の基盤目状配置の伝熱管とスートブローの組合せを模式的に示す断面図 同じく、従来の千鳥状配設の伝熱管とスートブローの組合せを模式的に示す断面図 同じく、本発明による千鳥状配設の伝熱管と圧力波放出ノズルの組合せを模式的に示す断面図 本発明の原理を説明するための、従来の基盤目状配設の伝熱管の例を示す断面図 同じく、隣り合う段の伝熱管群において、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/2ずれた位置となるように配設された千鳥状配設の伝熱管を示す断面図 同じく、隣り合う段の伝熱管群において、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/3ずれた位置となるように配設された千鳥状配設の伝熱管を示す断面図 同じく、隣り合う段の伝熱管群において、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/10ずれた位置となるように配設された千鳥状配設の伝熱管を示す断面図 本発明の実施形態の全体構成を示す断面図 本発明の実施形態である対流伝熱室の圧力波放出ノズルの配設位置を示す図
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態及び実施例に記載した内容により限定されるものではない。又、以下に記載した実施形態及び実施例における構成要件には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。更に、以下に記載した実施形態及び実施例で開示した構成要素は適宜組み合わせてもよいし、適宜選択して用いてもよい。
本発明が適用される、図8に示す如く、焼却炉10に連設され、排ガスから熱回収するためのボイラ20は、排ガスの流通路を屈曲せしめる2つの変向部21、22により区分され、排ガス流れ方向の上流側から、第1放射室26、第2放射室28、及び対流伝熱室30を備えている。焼却炉10から排ガスを受け入れる第1放射室26の入口近傍はガス混合室24となっている。焼却炉10から導入される排ガスは、第1放射室26の下方から上方へ、第2放射室28の上方から下方へ、対流伝熱室30の下方から上方へ流通される。
前記第1放射室26及び第2放射室28は、排ガスからの放射熱を受けて蒸気を発生させる放射伝熱面をそれぞれ備えている。
前記対流伝熱室30は、排ガス流れ方向の上流側から、スクリーン管32、2次過熱器34、3次過熱器36、1次過熱器38、及び第2エコノマイザ42を備えている。2次過熱器34、3次過熱器36、1次過熱器38は、それぞれ、水平方向に配列した複数の伝熱管を高さ方向に多段に設けた伝熱管群を備えており、伝熱管が対流伝熱面を構成しており、排ガスとの熱交換により蒸気を発生して更に過熱するようにされている。スクリーン管32は伝熱管が旗形に備えられ対流伝熱室30に導入される排ガスを冷却するようにされている。
ボイラ20の下流側には別置エコノマイザ50が接続されている。別置エコノマイザ50内には第1エコノマイザ51が配設され、別置エコノマイザ50の第1エコノマイザ51と対流伝熱室30の第2エコノマイザ42には伝熱管が配設され、排ガスとの熱交換により水が加熱され加温水が生成され、ボイラ20に供給される。
ボイラ20の対流伝熱室30に備えられる過熱器34、36、38及び第2エコノマイザ42は、それぞれ、水平方向に配列した複数の伝熱管を高さ方向に多段に設けた伝熱管群を備えており、隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/10〜1/2ずれた位置となるように配設されている。
本実施形態においては、前記対流伝熱室30の伝熱管に付着したダストを除去するために、燃料ガスと酸化剤ガスを高圧下で混合し燃焼して圧力波を発生させボイラ内に圧力波を放出する圧力波発生装置を備える。詳しくは、燃料ガス(例えばメタンガス)と酸化剤ガス(例えば酸素ガス)を混合ガスホルダ内で高圧下で混合し、例えば点火プラグで着火し爆発燃焼させて圧力波を発生させ圧力波放出ノズル60(図3参照)からボイラ内部に圧力波61(図3参照)を放出させる2台の圧力波発生装置62、63が設けられている。
ここで、圧力波発生装置62、63の圧力波放出ノズルは、前記対流伝熱室30の伝熱管近傍に配設されている。
前記対流伝熱室30に設ける圧力波発生装置62、63の圧力波放出ノズルは、それぞれ、スクリーン管32と2次過熱器34との間、及び、3次過熱器36と1次過熱器38との間に設けることができる。また、これらの位置に設けられたマンホール(図示省略)に圧力波放出ノズルを取り付けることができる。
ここで、対流伝熱室30の高さが10m以上20m以下であるとき、該対流伝熱室30に設ける圧力波発生装置62、63の圧力波放出ノズルの高さ方向配設間隔は、3m以上7m以下とすることができる。
図示しない制御盤から与えられる指示により、前記圧力波発生装置62、63は、混合ガスを点火プラグで点火して爆発燃焼させ圧力波を発生させる。
具体的には、圧力波発生装置の混合ガスホルダにメタンガスと酸素ガスを充填・混合し、点火プラグで着火し、爆発燃焼させる。爆発燃焼時の混合ガスホルダ内の圧力は例えば最高53.2barに達する。これにより、ボイラ20内の圧力波放出ノズル60先端からボイラ20内部に圧力波61が放出される。その際、伝熱管に振動及び風圧を与え、付着ダスト7を剥離し除去する。圧力波放出ノズル60から放出される圧力波が、伝熱管に付着ダストを剥離させる程度の振動及び風圧を与える範囲は、圧力波放出ノズルから上方及び下方へそれぞれ3.5m程度の範囲である。そのため、対流伝熱室30における圧力波放出ノズルの高さ方向配設間隔を7m以下とすることが好ましく、付着ダストを剥離させる作用が及ぶ範囲を、隣接する範囲との間に隙間が生じることなく設けることができる。さらに、圧力波放出ノズルの高さ方向配設間隔を3m以上とすることが好ましく、隣接する圧力波放出ノズルから放出する圧力波同士が干渉して圧力波の作用効果が低下することなく、伝熱管の付着ダストを確実に剥離させることができる。このように、対流伝熱室30の伝熱管群に十分な振動と風圧を与えるためには、圧力波放出ノズルの高さ方向配設間隔を3m以上7m以下とすることが好ましい。
図9に、本発明の実施形態である対流伝熱室30の種々の構成に対応した、圧力波放出ノズルの配設位置を示す。それぞれの実施形態において、過熱器、水平蒸発管及びエコノマイザは、それぞれ、水平方向に配列した複数の伝熱管を高さ方向に多段に設けた伝熱管群を備えており、隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/10〜1/2ずれた位置となるように配設されている。スクリーン管は伝熱管が旗形に備えられ対流伝熱室に導入される排ガスを冷却するようにされている。
実施形態Aは、対流伝熱室30が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管32、2次過熱器34、3次過熱器36及び1次過熱器38を有するボイラで、前記対流伝熱室30の対流伝熱面に付着したダストを除去するための、燃料ガスと酸化剤ガスを高圧下で混合し燃焼して圧力波を発生させボイラ内へ圧力波を放出する圧力波発生装置を設け、該圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記スクリーン管32と前記2次過熱器34との間と、前記3次過熱器36と前記1次過熱器38との間に配設している。
なお、実施形態A’のように、前記1次過熱器38の下流側(即ち最下流側)に第2エコノマイザ42が設けられていたり、実施形態A”のように、同じく前記1次過熱器38の下流側(即ち最下流側)に水平蒸発管44が設けられていても良い。
ここで、前記水平蒸発管44は、エコノマイザにより加温された水を加熱し、蒸気を発生させる伝熱管である。
実施形態Bは、対流伝熱室30が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管32、3次過熱器36、2次過熱器34及び1次過熱器38を有するボイラ20で、圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記スクリーン管32と前記3次過熱器36との間と、前記2次過熱器34と前記1次過熱器38との間に配設している。さらに、前記1次過熱器38の下流側(即ち最下流側)に第2エコノマイザ42が設けられていたり、同じく前記1次過熱器38の下流側(即ち最下流側)に水平蒸発管44が設けられていても良い。
実施形態Cは、前記対流伝熱室30が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管32、水平蒸発管44、2次過熱器34、1次過熱器38及び第2エコノマイザ42を有するボイラで、圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記水平蒸発管44と前記2次過熱器34との間と、前記1次過熱器38と前記第2エコノマイザ42との間に配設している。
なお、上記実施形態A、A’、A”、B、Cでは、いずれも図8に示した別置エコノマイザ50が設けられ、その中に第1エコノマイザ51が設けられている。
次に、別置エコノマイザ50を設けず、対流伝熱室30内に第1エコノマイザ51及び第2エコノマイザ42を設けた実施形態C’、D、Eについて説明する。
実施形態C’では、実施形態Cと同様の構成において、対流伝熱室30内の第2エコノマイザ42の下流側(即ち最下流側)に第1エコノマイザ51が設けられており、実施形態Cと同様に、圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記水平蒸発管44と前記2次過熱器34との間と、前記1次過熱器38と前記第2エコノマイザ42との間に配設している。
又、実施形態Dは、前記対流伝熱室30が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管32、2次過熱器34、1次過熱器38、水平蒸発管44及び第1、第2エコノマイザ51、42を有するボイラで、圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記スクリーン管32と前記2次過熱器34との間と、前記水平蒸発管44と前記第1エコノマイザ51との間に配設している。
又、実施形態Eは、前記対流伝熱室30が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管32、過熱器46、第1エコノマイザ51及び第2エコノマイザ42を有するボイラで、圧力波発生装置の圧力波放出ノズルを、前記スクリーン管32と前記過熱器46との間と、前記第1エコノマイザ51と前記第2エコノマイザ42との間に配設している。
実施形態A、A’、A”、B、Eでは、前記対流伝熱室30の過熱器へ、放射室の放射伝熱面で加熱され発生した蒸気を供給し、蒸気を加熱して加熱蒸気とするが、実施形態C、C’、Dのように、水平蒸発管44を設ける場合は、これに加えて対流伝熱室30でも蒸気を発生させる。
なお、前記対流伝熱室30の高さは10m以上20m以下とし、前記圧力波放出ノズルの高さ方向配設間隔は3m以上7m以下とすることができる。
ここで、実施形態A、A’、A”が請求項2に対応し、実施形態Bが請求項3に対応し、実施形態C、C’が請求項4に対応し、実施形態Dが請求項5に対応し、実施形態Eが請求項6に対応している。
上記の実施形態A〜Dでは、全ての過熱器、水平蒸発管及びエコノマイザにおいて、隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置を、伝熱管の軸間距離の1/10〜1/2ずれた位置とするように、すなわち千鳥状に配設されている。本発明の他の実施形態として、過熱器の一部や水平蒸発管において、隣り合う段の伝熱管群が伝熱管軸の水平方向の位置を同じ位置とするように、すなわち碁盤目状に配設してもよい。
実施形態A、A’、A”では、3段の過熱器のうち最上流側の2次過熱器34の伝熱管を碁盤目状に配設し、他の3次過熱器36、1次過熱器38、第2エコノマイザ42及び水平蒸発管44の伝熱管を千鳥状に配設してもよい。
実施形態Bでは、3段の過熱器のうち最上流側の3次過熱器36の伝熱管を碁盤目状に配設し、他の2次過熱器34、1次過熱器38の伝熱管を千鳥状に配設してもよい。
実施形態C、C’では、最上流位置に配設された水平蒸発管44の伝熱管を碁盤目状に配設し、他の2次過熱器34、1次過熱器38、第2エコノマイザ42及び第1エコノマイザ51の伝熱管を千鳥状に配設してもよい。また、水平蒸発管44と2次過熱器34の伝熱管を碁盤目状に配設し、他の1次過熱器38、第2エコノマイザ42及び第1エコノマイザ51の伝熱管を千鳥状に配設してもよい。
実施形態Dでは、2次過熱器34の伝熱管を碁盤目状に配設し、他の1次過熱器38、水平蒸発管44、第1エコノマイザ51及び第2エコノマイザ42の伝熱管を千鳥状に配設してもよい。
このように、過熱器のうち最上流側の過熱器や最上流位置に配置される水平蒸発管の伝熱管を碁盤目状に配設し、他の過熱器、最上流位置以外の位置に配置される水平蒸発管、第1エコノマイザ及び第2エコノマイザの伝熱管を千鳥状に配設するようにすることにより、排ガス中のダスト付着による伝熱管間隙の閉塞が生じるリスクが高い位置の過熱器では伝熱管を碁盤目状に配設することで、閉塞のリスクを回避することができ、他の位置の過熱器では伝熱管を千鳥状に配設して、収熱効率を向上させることができる。
なお、前記実施例では、本発明を都市ごみ焼却炉に連設されたボイラに適用していたが、本発明の適用対象はこれに限定されず、他のボイラに適用してもよい。
10…焼却炉
20…ボイラ
30…対流伝熱室
32…スクリーン管
34…2次過熱器
36…3次過熱器
38…1次過熱器
42…第2エコノマイザ
44…水平蒸発管
46…過熱器
50…別置エコノマイザ
51…第1エコノマイザ
60…圧力波放出ノズル
61…圧力波
62、63…圧力波発生装置

Claims (7)

  1. 廃棄物焼却炉に連設され、伝熱管を水平方向に複数配設した伝熱管群が、高さ方向に複数段配設されていて、排ガスとの熱交換により蒸気を発生して更に過熱する廃棄物焼却炉ボイラであって、
    隣り合う段の伝熱管群は、伝熱管軸の水平方向の位置が、伝熱管の軸間距離の1/10〜1/2ずれた位置となるように配設されていると共に、
    燃料ガスと酸化剤ガスを高圧下で混合し燃焼して圧力波を発生させボイラ内に圧力波を放出する圧力波発生装置を備えることを特徴とする廃棄物焼却炉ボイラ。
  2. ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管、2次過熱器、3次過熱器及び1次過熱器を有し、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルが、前記スクリーン管と前記2次過熱器との間と、前記3次過熱器と前記1次過熱器との間に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物焼却炉ボイラ。
  3. ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管、3次過熱器、2次過熱器及び1次過熱器を有し、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルが、前記スクリーン管と前記3次過熱器との間と、前記2次過熱器と前記1次過熱器との間に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物焼却炉ボイラ。
  4. ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管、水平蒸発管、2次過熱器、1次過熱器及びエコノマイザを有し、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルが、前記水平蒸発管と前記2次過熱器との間と、前記1次過熱器と前記エコノマイザとの間に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物焼却炉ボイラ。
  5. ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管、2次過熱器、1次過熱器、水平蒸発管及びエコノマイザを有し、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルが、前記スクリーン管と前記2次過熱器との間と、前記水平蒸発管と前記エコノマイザとの間に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物焼却炉ボイラ。
  6. ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室が排ガス流れ方向で上流側からスクリーン管、過熱器、第1エコノマイザ及び第2エコノマイザを有し、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルが、前記スクリーン管と前記過熱器との間と、前記第1エコノマイザと前記第2エコノマイザとの間に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物焼却炉ボイラ。
  7. ボイラが対流伝熱室を備え、該対流伝熱室の高さが10m以上20m以下であって、前記圧力波発生装置の圧力波放出ノズルが、高さ方向配設間隔が3m以上7m以下で2個以上6個以下配設されていることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物焼却炉ボイラ。
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