JP2019042824A - ロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信信号の衝突を防止し、かつ、通信の遅延を抑制することができるロボットシステムを提供する。【解決手段】複数のサーボモータを有するロボット2と、ロボット2を操作するロボットコントローラ1とを備えているロボットシステムA1において、ロボット1は、対応するサーボモータをそれぞれ制御する各コントローラ21〜24を備えている。そして、ロボットコントローラ1と各コントローラ21〜24とは、半二重通信を行っており、ロボットコントローラ1は、各コントローラ21〜24に同じ通信信号を送信する際に、一斉送信を行わずに、いずれか1つに通信信号を送信し、送信先のコントローラ(21,22,23,24)から返信信号を受信したときに、他のコントローラ(21,22,23,24)に前記通信信号を送信する。また、ロボットコントローラ1および各コントローラ21〜24は、衝突検知時間の経過を待たずに信号の送信を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットとロボットコントローラとの間で半二重通信を行うロボットシステムに関する。
ロボットとコントローラとの接続線を減少させるために、接続を電源線だけにして、電力線搬送通信により通信を行うシステムが知られている。例えば、特許文献1には、操作装置側の第1制御部と、エンドエフェクタ側の第2制御部とが、電源ケーブルを用いた電力線搬送通信により通信を行う産業用ロボットが開示されている。
図6は、2つのエンドエフェクタを備える産業用ロボットの概略を示すブロック図である。操作装置100の電源部110に接続する電源線300は、途中で分岐して、第1エンドエフェクタ200の電源部210、および、第2エンドエフェクタ250の電源部260に接続している。電源部110は、電源線300を介して、電源部210および電源部260に電力を供給する。操作装置100の通信部120は、電源線300を介した電力線搬送通信により、第1エンドエフェクタ200の通信部220、および、第2エンドエフェクタ250の通信部270と通信を行う。操作装置100の制御部130は、通信部120および通信部220を介して、制御部230に第1エンドエフェクタ200の操作信号を送信し、通信部120および通信部270を介して、制御部280に第2エンドエフェクタ250の操作信号を送信する。したがって、操作装置100と第1エンドエフェクタ200および第2エンドエフェクタ250との間を接続する接続線を削減することができる。
通信部120と各通信部220,270とは、送信および受信で同じ周波数帯を利用して、半二重通信を行う。通信部120と各通信部220,270とは、同じ電源線300を介して通信を行うので、通信信号の衝突が発生しうる。例えば、操作装置100が第1エンドエフェクタ200および第2エンドエフェクタ250に一斉通信で通信信号を送信した場合、何の対策もしていないと、第1エンドエフェクタ200および第2エンドエフェクタ250が受信した通信信号に対する返信信号を同時に送信するので、通信信号の衝突が発生する。通信信号の衝突を抑制するために、制御部130および各制御部230,280は、送信前に、衝突検知のためのランダムな時間(以下では、「衝突検知時間」とする)の経過を待ってから、通信信号の送信を行う。
図7は、図6に示す産業用ロボットにおける、例えば起動信号の送信時の通信シーケンスを説明するためのシーケンス図である。当該通信シーケンスでの通信の場合、操作装置100が起動信号を一斉に送信しても、第1エンドエフェクタ200および第2エンドエフェクタ250は、返信信号の送信時にそれぞれ衝突検知時間を設定して、衝突検知時間の経過を待ってから返信信号を送信する。図7では、第1エンドエフェクタ200が衝突検知時間t1を設定し、第2エンドエフェクタ250が衝突検知時間t2を設定して、それぞれ返信信号を送信している。衝突検知時間t1,t2は、それぞれランダムに設定されるので、同じ時間になることは少ない。また、返信信号の送信時に他からの返信信号が送信されていれば送信を遅らせる。したがって、通信信号の衝突を抑制することができる。
特開2013−129003号公報
しかしながら、操作装置100、第1エンドエフェクタ200および第2エンドエフェクタ250が衝突検知時間の経過後に通信信号の送信を行うために、通信に時間がかかるという問題がある。また、この問題は、電力線搬送通信に限定されるものではなく、無線通信においても発生する。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、通信信号の衝突を防止し、かつ、通信の遅延を抑制することができるロボットシステムを提供することを目的としている。
本発明の第1の側面によって提供されるロボットシステムは、複数の駆動部を有するロボットと、前記ロボットを操作するロボットコントローラとを備えており、前記ロボットは、前記駆動部ごとに、対応する駆動部をそれぞれ制御する駆動コントローラを備えており、前記ロボットコントローラと前記駆動コントローラとは、半二重通信を行っており、前記ロボットコントローラは、複数の前記駆動コントローラに同じ通信信号を送信する際に、一斉送信を行わずに、複数の前記駆動コントローラのうちのいずれか1つに前記通信信号を送信し、送信先の駆動コントローラから返信信号を受信したときに、他の駆動コントローラに前記通信信号を送信し、前記ロボットコントローラおよび前記駆動コントローラは、衝突検知のためのランダムな時間である衝突検知時間の経過を待たずに信号の送信を行うことを特徴とする。この構成によると、ロボットコントローラは、複数の駆動コントローラに通信信号を一斉送信するのではなく、複数の駆動コントローラの1つずつに通信信号を送信し、送信先の駆動コントローラから返信信号を受信したときに、次の駆動コントローラに通信信号を送信する。したがって、通信信号の衝突を防止することができる。また、ロボットコントローラおよび駆動コントローラは衝突検知時間の経過を待たずに信号の送信を行う。したがって、通信にかかる時間を短縮することができ、通信の遅延を抑制することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ロボットコントローラは、前記通信信号を送信した駆動コントローラから、所定時間内に返信信号を受信しない場合は、当該駆動コントローラに再度、前記通信信号を送信する。この構成によると、通信に失敗した場合に、返信信号の受信を待ち続けてしまうことを防止できる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ロボットコントローラは、前記駆動コントローラへの前記通信信号の再送信を所定回数行っても、返信信号を受信できなかった場合には、他の駆動コントローラに前記通信信号を送信する。この構成によると、通信の失敗に対する再送信を際限なく行うことを防止でき、通信時間が長くなることを抑制することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ロボットコントローラと前記駆動コントローラとは、電力線搬送通信を行う。この構成によると、通信専用の接続線を設ける必要がない。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ロボットは、ワークの搬送を行う搬送ロボットである。この構成によると、ロボットコントローラと搬送ロボットとの通信において、通信信号の衝突を防止し、かつ、通信の遅延を抑制することができる。
本発明によると、ロボットコントローラは、複数の駆動コントローラに通信信号を一斉送信するのではなく、複数の駆動コントローラの1つずつに通信信号を送信し、送信先の駆動コントローラから返信信号を受信したときに、次の駆動コントローラに通信信号を送信する。したがって、通信信号の衝突を防止することができる。また、ロボットコントローラおよび駆動コントローラは衝突検知時間の経過を待たずに信号の送信を行う。したがって、通信にかかる時間を短縮することができ、通信の遅延を抑制することができる。
第1実施形態に係る搬送ロボットシステムの概略を示す全体外観図である。 第1実施形態に係る搬送ロボットシステムの概略を示すブロック図である。 第1実施形態に係る搬送ロボットシステムにおける通信シーケンスを説明するためのシーケンス図である。 制御部が行う送信処理と第1軸制御部が行う受信処理とを説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る搬送ロボットシステムの概略を示すブロック図である。 従来の産業用ロボットの概略を示すブロック図である。 従来の産業用ロボットにおける、例えば起動信号の送信時の通信シーケンスを説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図4は、第1実施形態に係る搬送ロボットシステムを説明するための図である。図1は、第1実施形態に係る搬送ロボットシステムの概略を示す全体外観図である。図2は、第1実施形態に係る搬送ロボットシステムの概略を示すブロック図である。図3は、第1実施形態に係る搬送ロボットシステムにおける通信シーケンスを説明するためのシーケンス図である。図4は、ロボットコントローラ1の制御部13が行う送信処理と、昇降コントローラ21の第1軸制御部213が行う受信処理とを説明するためのフローチャートである。
図1に示すように、搬送ロボットシステムA1は、搬送ロボット2、搬送ロボット2に電力を供給し、かつ、搬送ロボット2を操作するロボットコントローラ1、および、搬送ロボット2とロボットコントローラ1とを接続する電源線3を備えている。
搬送ロボット2は、カセット内に多段収納された半導体基板などのワークを取り出したり、当該ワークをカセットに収納したりする作業を行うロボットである。図1に示すように、搬送ロボット2は、支持部4、旋回部5、第1アーム機構6、および第2アーム機構7を備えている。支持部4は、床面や真空チャンバに固定されており、旋回部5を昇降移動可能に、かつ、旋回可能に支持している。旋回部5は、支持部4の内部に配置されている。旋回部5は、支持部4の開口部から突出するようにして、昇降移動可能に設けられている。また、旋回部5は、支持部4に対して、鉛直方向の軸周りに旋回可能に設けられている。第1アーム機構6は、リンク機構であり、旋回部5に対して、鉛直方向に延びる軸周りに回動可能に設けられている下部アーム、下部アームの先端部分に対して、鉛直方向に延びる軸周りに回動可能に設けられている上部アーム、および、上部アームの先端部分に対して、鉛直方向に延びる軸周りに回動可能に設けられているハンドを備えている。下部アーム、上部アームおよびハンドがそれぞれ連動して回動することで、ハンドは所定の方向(図1においては左右方向)に移動する。第2アーム機構7も、第1アーム機構6と同様の構造である。第1アーム機構6と第2アーム機構7とは、それぞれ互いに独立して制御される。
搬送ロボット2は、旋回部5を旋回させることで各ハンドの移動する方向を変更し、旋回部5を昇降移動させることで各ハンドの鉛直方向の位置を変更し、第1アーム機構6の各部を回動させることで第1アーム機構6のハンドを移動させ、第2アーム機構7の各部を回動させることで第2アーム機構7のハンドを移動させる。搬送ロボット2は、これらの各動作によって、カセット内のワークを取り出したり、ワークをカセットに収納したりする。
旋回部5を昇降移動させるための駆動機構は、例えばボールねじ機構である。ボールねじ機構を駆動させる第1軸サーボモータ(図示なし)を制御することで、旋回部5の昇降位置が制御される。ボールねじ機構および第1軸サーボモータは、例えば支持部4に配置されている。旋回部5を旋回させるための駆動機構は、例えば歯車機構である。歯車機構を駆動させる第2軸サーボモータ(図示なし)を制御することで、旋回部5の旋回位置が制御される。歯車機構および第2軸サーボモータは、例えば支持部4に配置されている。第1アーム機構6を駆動させる第3軸サーボモータ(図示なし)を制御することで、第1アーム機構6のハンドの移動方向の位置が制御される。第3軸サーボモータは、例えば旋回部5に配置されている。第2アーム機構7を駆動させる第4軸サーボモータ(図示なし)を制御することで、第2アーム機構7のハンドの移動方向の位置が制御される。第4軸サーボモータは、例えば旋回部5に配置されている。
図2に示すように、搬送ロボット2は、昇降コントローラ21、旋回コントローラ22、第1アームコントローラ23、および第2アームコントローラ24を備えている。昇降コントローラ21は、第1軸サーボモータの近く(例えば支持部4)に配置され、第1軸サーボモータを制御する。昇降コントローラ21は、電源部211、通信部212および第1軸制御部213を備えている。電源部211は、第1軸制御部213に電力を供給する。通信部212は、ロボットコントローラ1の通信部12と通信を行う。第1軸制御部213は、第1軸サーボモータを制御するものであり、CPU、ROM、RAMおよび入出力インターフェイスなどを備えたマイクロコンピュータによって実現されている。旋回コントローラ22は、第2軸サーボモータの近く(例えば支持部4)に配置され、第2軸サーボモータを制御する。旋回コントローラ22は、電源部221、通信部222および第2軸制御部223を備えている。電源部221は、第2軸制御部223に電力を供給する。通信部222は、ロボットコントローラ1の通信部12と通信を行う。第2軸制御部223は、第2軸サーボモータを制御するものであり、マイクロコンピュータによって実現されている。
第1アームコントローラ23は、第3軸サーボモータの近く(例えば旋回部5)に配置され、第3軸サーボモータを制御する。第1アームコントローラ23は、電源部231、通信部232および第3軸制御部233を備えている。電源部231は、第3軸制御部233に電力を供給する。通信部232は、ロボットコントローラ1の通信部12と通信を行う。第3軸制御部233は、第3軸サーボモータを制御するものであり、マイクロコンピュータによって実現されている。第2アームコントローラ24は、第4軸サーボモータの近く(例えば旋回部5)に配置され、第4軸サーボモータを制御する。第2アームコントローラ24は、電源部241、通信部242および第4軸制御部243を備えている。電源部241は、第4軸制御部243に電力を供給する。通信部242は、ロボットコントローラ1の通信部12と通信を行う。第4軸制御部243は、第4軸サーボモータを制御するものであり、マイクロコンピュータによって実現されている。なお、搬送ロボット2は、各サーボモータを駆動するための電力を供給するための電源部を備えているが、説明を省略する。当該電源部には、外部電源から直接電力を供給してもよいし、電源線3とは別に設けた電源線を介してロボットコントローラ1から供給するようにしてもよい。「第1軸サーボモータ」、「第2軸サーボモータ」、「第3軸サーボモータ」および「第4軸サーボモータ」が本発明の「駆動部」に相当し、「昇降コントローラ21」、「旋回コントローラ22」、「第1アームコントローラ23」および「第2アームコントローラ24」が本発明の「駆動コントローラ」に相当する。
第1軸制御部213、第2軸制御部223、第3軸制御部233および第4軸制御部243は、ロボットコントローラ1から入力される制御信号に応じて、それぞれ、第1軸サーボモータ、第2軸サーボモータ、第3軸サーボモータおよび第4軸サーボモータを駆動させ、各サーボモータの回動位置を検出するエンコーダの検出信号を、それぞれ、通信部212,222,232,242に出力して送信させる。また、ロボットコントローラ1から入力される信号に対する返信信号や、データ送信指令に対応するデータを送信させる。
図2に示すように、ロボットコントローラ1は、電源部11、通信部12および制御部13を備えている。電源部11は、外部電源から供給される電圧を所定の電圧に変換して、制御部13に供給する。また、電源部11は、電源線3を介して、搬送ロボット2にも電力を供給する。電源線3は搬送ロボット2の内部で分岐して、各電源部211,221,231,241に接続されている。これにより、電源部11は、搬送ロボット2の各コントローラ21〜24の電源部211,221,231,241に電力を供給する。
通信部12は、搬送ロボット2の各通信部212,222,232,242と通信を行う。通信部12と、搬送ロボット2の各通信部212,222,232,242とは、電源線3を介した電力線搬送通信を行う。通信部12は、制御部13より入力される信号を変調して電源線3に重畳させることで、搬送ロボット2に信号を送信する。また、通信部12は、電源線3に重畳された信号を受信し、復調して制御部13に出力する。搬送ロボット2の各通信部212,222,232,242も同様にして、それぞれ、第1軸制御部213、第2軸制御部223、第3軸制御部233、第4軸制御部243より入力される信号を送信し、受信した信号を出力する。通信部12と各通信部212,222,232,242とは、電源線3を介して、同じ周波数帯を利用する半二重通信を行う。
制御部13は、ロボットコントローラ1を制御するものであり、マイクロコンピュータによって実現されている。制御部13は、ROMに予め記憶された制御プログラムを実行することにより、ロボットコントローラ1を制御する。また、制御部13は、あらかじめ設定されている処理手順に従って搬送ロボット2を動作させるために、通信部12を介して、搬送ロボット2と信号の送受信を行う。具体的には、制御部13は、第1軸サーボモータ、第2軸サーボモータ、第3軸サーボモータおよび第4軸サーボモータを駆動させるための制御信号を、通信部12を介して、搬送ロボット2に送信する。そして、各エンコーダによって検出された検出信号を受信して、搬送ロボット2の状態を認識する。また、制御部13は、搬送ロボットシステムA1の起動時に、第1軸制御部213、第2軸制御部223、第3軸制御部233および第4軸制御部243を制御するためのプログラムやデータを送信し、起動信号を送信する。また、制御部13は、第1軸制御部213、第2軸制御部223、第3軸制御部233および第4軸制御部243に設定する初期パラメータをそれぞれ個別に送信する。また、制御部13は、搬送ロボットシステムA1の作業終了時に、終了信号を送信する。そして、データ送信指令を送信して、第1軸制御部213、第2軸制御部223、第3軸制御部233および第4軸制御部243が送信したデータを受信する。
本実施形態において、制御部13は、通信を行う際、衝突検知時間を設定せず、衝突検知時間の経過を待たずに、通信部12に通信信号を出力して、送信させる。また、制御部13は、各コントローラ21〜24に同じ通信信号を送信する場合でも、各コントローラ21〜24に一斉に通信信号を送信することはしない。この場合、制御部13は、いずれか1つのコントローラ(21,22,23,24)に通信信号を送信し、これに対しての返信信号を受信してから、別のコントローラ(21,22,23,24)に同じ通信信号を送信する。また、第1軸制御部213、第2軸制御部223、第3軸制御部233および第4軸制御部243も、制御部13と同様、通信を行う際、衝突検知時間を設定せず、衝突検知時間の経過を待たずに、それぞれ通信部212,222,232,242に通信信号を出力して、送信させる。第1軸制御部213、第2軸制御部223、第3軸制御部233および第4軸制御部243は、ロボットコントローラ1から通信信号を受信した場合、受信した通信信号に対応する処理を行って、すぐに返信信号を送信する。
つまり、ロボットコントローラ1と、昇降コントローラ21、旋回コントローラ22、第1アームコントローラ23、および第2アームコントローラ24との通信シーケンスは、図3のようになっている。
図3に示すように、当該通信シーケンスでは、ロボットコントローラ1は、例えば昇降コントローラ21に通信信号を送信して、昇降コントローラ21からの返信信号を受信してから、旋回コントローラ22に通信信号を送信する。そして、旋回コントローラ22からの返信信号を受信してから、第1アームコントローラ23に通信信号を送信し、第1アームコントローラ23からの返信信号を受信してから、第2アームコントローラ24に通信信号を送信する。したがって、通信信号の衝突は発生しない。また、各コントローラ21〜24は、衝突検知時間を設定せず、すぐに返信信号を送信するので、受信から送信までの時間が短い。同様に、ロボットコントローラ1も、衝突検知時間を設定せず、すぐに次の通信信号を送信するので、受信から送信までの時間が短い。したがって、通信にかかる時間を短縮し、通信の遅延を抑制することができる。
搬送ロボットシステムA1は、ロボットコントローラ1が、各コントローラ21〜24にそれぞれ設定する初期パラメータを送信する場合や、搬送ロボット2の動作のために、各サーボモータを駆動させるための制御信号を送信する場合だけでなく、ロボットコントローラ1が各コントローラ21〜24に同じ通信信号を送信する場合でも、当該通信シーケンスで通信を行う。ロボットコントローラ1が各コントローラ21〜24に同じ通信信号を送信する場合というのは、例えば、起動時に、サーボモータを制御するためのプログラムやデータを送信する場合や、起動信号を送信する場合、搬送ロボットシステムA1の作業終了時に、終了信号を送信する場合などがある。
次に、通信処理の処理手順について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図4は、ロボットコントローラ1の制御部13が行う送信処理と、昇降コントローラ21の第1軸制御部213が行う受信処理とを説明するためのフローチャートである。旋回コントローラ22の第2軸制御部223、第1アームコントローラ23の第3軸制御部233、および第2アームコントローラ24の第4軸制御部243が行う受信処理は、昇降コントローラ21の第1軸制御部213が行う受信処理と同様である。
制御部13が行う送信処理は、ロボットコントローラ1が搬送ロボット2に通信信号を送信するとき、例えば、起動時のプログラムやデータの送信、起動信号の送信、初期パラメータの送信、各サーボモータを駆動させるための制御信号の送信、作業終了時の終了信号やデータ送信指令の送信などのときに実行される。
まず、送信する通信信号に応じた準備が行われる(S1)。また、送信先を示す変数Nに初期値「1」が設定され、送信のリトライ回数を示す変数Rに初期値「0」が設定される。次に、第N軸制御部に通信信号が送信される(S2)。具体的には、制御部13は、第N軸制御部を受け取り対象に設定して、通信部12に通信信号を出力し、通信部12に送信させる。このとき、制御部13は、衝突検知時間を設定することなく、すぐに通信信号を送信させる。次に、第N軸制御部から返信信号を受信したか否かが判別される(S3)。返信信号を受信していない場合(S3:NO)、通信信号の送信時から計時されている時間が所定時間を経過したか否かが判別される(S4)。所定時間は適宜設定されている。所定時間を経過していない場合(S4:NO)、ステップS3に戻る。そして、返信信号を受信する(S3:YES)か、所定時間を経過する(S4:YES)まで、ステップS3,S4の判別が繰り返される。
ステップS4において、所定時間を経過した場合(S4:YES)、通信が失敗したと判断され、送信のリトライ回数を示す変数Rが「2」であるか否かが判別される(S5)。すなわち、第N軸制御部への送信のリトライを2回したか否かが判別される。変数Rが「2」でない場合(S5:NO)、すなわち、まだリトライをしていない(R=0)か、リトライが1回目(R=1)である場合、変数Rを「1」増加させて(S6)、ステップS2に戻って、第N軸制御部への送信のリトライが行われる。変数Rが「2」の場合(S5:YES)、すなわち、リトライが2回目(R=2)である場合、第N軸制御部への送信は中止して、ステップS8に進む。この場合、第N軸制御部への送信を中止した回数がカウントされる。所定の期間にこのカウントが例えば3回あった場合は、通信に異常があると判定され、通信異常に対応するための処理が行われる。なお、本実施形態では、リトライを2回行う場合について記載しているが、リトライを行う回数は限定されない。リトライを行う回数は1回だけでもよいし、3回以上としてもよい。また、リトライを行わず、1度通信を失敗すれば当該送信を中止するようにしてもよい。また、所定時間の経過を判別せず、返信信号を受信するまで、ステップS3を繰り返すようにしてもよい。
ステップS3において、返信信号を受信した場合(S3:YES)、第N軸制御部への送信が成功したと判断され、返信信号に対応した処理が行われる(S7)。例えば、返信信号が、サーボモータを駆動させるための制御信号に対するエンコーダによる検出信号である場合は、当該検出信号が制御にフィードバックされる。また、返信信号が、データ送信指令に対して読み出されたデータである場合は、当該データは図示しない記憶部に記憶される。そして、送信先を示す変数Nが「4」であるか否かが判別される(S8)。変数Nと比較される数値は、送信先の数に応じて設定される。本実施形態では、送信先が第1軸制御部213、第2軸制御部223、第3軸制御部233および第4軸制御部243の4つなので、変数Nが「4」と比較される。変数Nが「4」でない場合(S8:NO)、すなわち、まだすべての送信先に送信を行っていない場合、変数Nを「1」増加させて(S9)、ステップS2に戻って、第N軸制御部への送信が行われる。このとき、リトライ回数を示す変数Rは初期値「0」に戻される。変数Nが「4」の場合(S8:YES)、すなわち、すべての送信先に送信を行った場合、送信処理は終了される。
第1軸制御部213が行う受信処理は、搬送ロボットシステムA1が起動されたときに開始される。
まず、制御部13から通信信号を受信したか否かが判別される(S21)。通信信号を受信していない場合(S21:NO)、ステップS21に戻って、通信信号を受信するまで、ステップS21の判別が繰り返される。通信信号を受信した場合(S21:YES)、当該通信信号に対応した処理が行われる(S22)。例えば、受信した通信信号がサーボモータを駆動させるための制御信号の場合は、第1軸制御部213は、当該制御信号に応じて第1軸サーボモータを駆動させ、エンコーダによって第1軸サーボモータの回動位置を検出する。また、受信した通信信号がデータ送信指令の場合は、第1軸制御部213は、当該データ送信指令に応じたデータを読み出す。そして、制御部13に返信信号が送信されて(S23)、ステップS21に戻る。このとき、第1軸制御部213は、衝突検知時間を設定することなく、すぐに返信信号を送信する。第1軸制御部213が受信した通信信号がサーボモータを駆動させるための制御信号の場合は、エンコーダによる検出信号が返信信号として送信される。また、第1軸制御部213が受信した通信信号がデータ送信指令の場合は、読み出されたデータが返信信号として送信される。
なお、図4のフローチャートに示す通信処理は一例であって、制御部13が行う送信処理、および、第1軸制御部213が行う受信処理は、上述したものに限定されない。
次に、本実施形態に係る搬送ロボットシステムA1の作用および効果について説明する。
本実施形態によると、制御部13は、各コントローラ21〜24に通信信号を送信する場合、いずれか1つのコントローラ(21,22,23,24)に通信信号を送信し、これに対しての返信信号を受信してから、別のコントローラ(21,22,23,24)に通信信号を送信する。したがって、通信信号の衝突を防止することができる。また、通信信号の衝突が発生しないので、衝突検知時間を設定する必要がない。制御部13、第1軸制御部213、第2軸制御部223、第3軸制御部233、および第4軸制御部243は、通信を行う際、衝突検知時間を設定せず、衝突検知時間の経過を待たずにすぐに送信を行う。したがって、通信にかかる時間を短縮することができ、通信の遅延を抑制することができる。なお、制御部13は一斉送信を行わずに、各コントローラ21〜24に通信信号をそれぞれ送信するが、通信信号の送信から返信信号の受信までにかかる時間は、衝突検知時間と比べて短いので、4回の送受信を行っても、衝突検知時間の経過を待つ場合よりも短い時間で通信を行うことができる。
各サーボモータを駆動させるための制御信号、および、エンコーダによる検出信号の送信時にも、衝突検知時間の経過を待たないので、搬送ロボット2の動作を、滑らかにすることができる。搬送ロボット2の1つの動作のためには、制御部13から第1軸制御部213への制御信号の送信、第1軸制御部213から制御部13への検出信号の送信、制御部13から第2軸制御部223への制御信号の送信、第2軸制御部223から制御部13への検出信号の送信、制御部13から第3軸制御部233への制御信号の送信、第3軸制御部233から制御部13への検出信号の送信、制御部13から第4軸制御部243への制御信号の送信、および、第4軸制御部243から制御部13への検出信号の送信の8回の通信が必要になる。発明者らの実験によると、1つの動作のための通信時間を、衝突検知を行う場合と比べて、約20%短縮することができた。これにより、搬送ロボット2を滑らかに動作させることができるようになった。
本実施形態によると、制御部13は、第N軸制御部(N=1,2,3,4)に通信信号を送信したときに、返信信号が受信されない状態が所定時間経過した場合、再度通信信号を送信する。これにより、通信が失敗したときに、返信信号の受信を待ち続けてしまうことを防止できる。また、本実施形態によると、制御部13は、第N軸制御部への送信のリトライを2回しても、返信信号を受信できなかった場合には、第N軸制御部への送信は中止して、他の第N軸制御部への送信を開始する。これにより、送信のリトライを際限なく行うことを防止でき、通信時間が長くなることを抑制することができる。
本実施形態においては、搬送ロボット2が4個のサーボモータを備えている場合について説明したが、これに限られない。2個または3個であってもよいし、5個以上であってもよい。また、本実施形態においては、ロボットコントローラ1が搬送ロボット2のサーボモータを制御するコントローラと通信を行う場合について説明したが、これに限られない。搬送ロボット2の各ハンドは、例えば、ワークを保持するための保持機構や、ワークを検出するためのセンサを備えている。各ハンドに、当該保持機構を制御したり、当該センサの検出信号を送信するためのコントローラを設けて、ロボットコントローラ1が当該コントローラとも通信を行うようにしてもよい。
上記第1実施形態においては、電力線搬送通信を行う場合について説明したが、これに限られない。無線通信を行う場合を、第2実施形態として以下に説明する。
図5は、第2実施形態に係る搬送ロボットシステムA2の概略を示すブロック図である。図5において、第1実施形態に係る搬送ロボットシステムA1(図2参照)と同一または類似の要素には、同一の符号を付している。図5に示すように、搬送ロボットシステムA2は、各通信部12,212,222,232,242が、電力線搬送通信を行うのではなく、無線通信を行う点で、第1実施形態に係る搬送ロボットシステムA1と異なる。第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記第1または第2実施形態においては、本発明に係るロボットシステムを搬送ロボットシステムとした場合について説明したが、これに限られない。本発明に係るロボットシステムは、例えば溶接ロボットシステムなどの他のロボットシステムであってもよい。本発明は、ロボットとロボットを操作するロボットコントローラとを備えたロボットシステムにおいて、ロボットの各部とロボットコントローラとが半二重通信を行う場合に、適用することができる。
本発明に係るロボットシステムは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るロボットシステムの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A2 :搬送ロボットシステム
1 :ロボットコントローラ
11 :電源部
12 :通信部
13 :制御部
2 :搬送ロボット
21 :昇降コントローラ(駆動コントローラ)
211 :電源部
212 :通信部
213 :第1軸制御部
22 :旋回コントローラ(駆動コントローラ)
221 :電源部
222 :通信部
223 :第2軸制御部
23 :第1アームコントローラ(駆動コントローラ)
231 :電源部
232 :通信部
233 :第3軸制御部
24 :第2アームコントローラ(駆動コントローラ)
241 :電源部
242 :通信部
243 :第4軸制御部
4 :支持部
5 :旋回部
6 :第1アーム機構
7 :第2アーム機構
3 :電源線

Claims (5)

  1. 複数の駆動部を有するロボットと、前記ロボットを操作するロボットコントローラと、
    を備えており、
    前記ロボットは、前記駆動部ごとに、対応する駆動部をそれぞれ制御する駆動コントローラを備えており、
    前記ロボットコントローラと前記駆動コントローラとは、半二重通信を行っており、
    前記ロボットコントローラは、複数の前記駆動コントローラに同じ通信信号を送信する際に、一斉送信を行わずに、複数の前記駆動コントローラのうちのいずれか1つに前記通信信号を送信し、送信先の駆動コントローラから返信信号を受信したときに、他の駆動コントローラに前記通信信号を送信し、
    前記ロボットコントローラおよび前記駆動コントローラは、衝突検知のためのランダムな時間である衝突検知時間の経過を待たずに信号の送信を行う、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  2. 前記ロボットコントローラは、前記通信信号を送信した駆動コントローラから、所定時間内に返信信号を受信しない場合は、当該駆動コントローラに再度、前記通信信号を送信する、
    請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記ロボットコントローラは、前記駆動コントローラへの前記通信信号の再送信を所定回数行っても、返信信号を受信できなかった場合には、他の駆動コントローラに前記通信信号を送信する、
    請求項2に記載のロボットシステム。
  4. 前記ロボットコントローラと前記駆動コントローラとは、電力線搬送通信を行う、
    請求項1ないし3のいずれかに記載のロボットシステム。
  5. 前記ロボットは、ワークの搬送を行う搬送ロボットである、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のロボットシステム。
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