JP2019041964A - 調理器具用つまみ - Google Patents

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【課題】蓋からの取り外しをスムーズに行うことができる調理器具用つまみを提供する。【解決手段】蓋14の表面に吸着可能な磁石12と、前記表面の法線に対して磁石12を傾斜させて、蓋14に吸着した磁石12をこの蓋14から斜め方向に引き離す傾動機構13と、を備えた調理器具用つまみを構成し、小さい力で、蓋14からつまみ10の取り外しをスムーズに行い得るようにする。【選択図】図2

Description

この発明は、鍋などの調理器具に用いられる蓋のつまみに関する。
一般的な鍋の蓋は、その上面側中央部につまみが固定されている。このため、この蓋を複数枚重ねると、このつまみの突出分だけ蓋同士の間に空間ができ、多くの収納スペースを要するという問題がある。
この問題を解決すべく、例えば、特許文献1には、鍋蓋の鍋蓋本体とつまみとを着脱自在として、鍋蓋本体を収納するときは、このつまみを取り外して、鍋蓋本体を複数枚重ねることによりコンパクトに収納可能とした鍋蓋が開示されている。鍋蓋本体の材質は磁性体金属であり、この鍋蓋本体の中央部には、円錐台形の凸部が形成されている。また、つまみの下部には、円錐台形の凹部が形成されており、この凹部の頂部に強力磁石が設けられている。そして、鍋蓋本体に強力磁石を吸着させて、つまみを鍋蓋本体に固定している。
鍋蓋本体の凸部およびつまみの凹部は、いずれも円錐台形に形成されているため、つまみの装着を容易に行うことができるとともに、つまみの横ズレを防止することができる(特許文献1の段落0004〜0005、図2など参照)。
特開2004−16375号公報
特許文献1に示す構成においては、鍋蓋とつまみとの横ずれが防止されるため、両者を強力に吸着固定できる反面、つまみの取り外しの際に、このつまみを強力磁石の磁束密度が最も高い垂直方向に引き離す必要があるため大きな力を要する。このため、つまみの取り外しをスムーズに行うことができないという問題があった。
そこで、この発明は、蓋からのつまみの取り外しをスムーズに行うことを課題とする。
上記の課題を解決するため、この発明では、蓋の表面に吸着可能な磁石と、前記表面の法線に対して前記磁石を傾斜させて、前記蓋に吸着した前記磁石をこの蓋から斜め方向に引き離す傾動機構と、を備えた調理器具用つまみを構成した。
このように、磁石を蓋の表面の法線に対して傾斜させると、蓋との間の吸着に関与する磁束密度が急速に低下し、この磁石を前記法線の方向に引き離す場合と比較して、大幅に小さい力でつまみの取り外しをスムーズに行うことができる。
前記構成においては、前記傾動機構が、前記蓋の表面に沿うように設けられるベース部と、前記ベース部に対し、回動軸を介して回動可能に設けられた回動レバーと、を有し、前記磁石が、前記回動レバーの回動先端部に設けられており、前記ベース部に対し前記回動レバーを相対回動することにより、前記磁石が前記蓋の表面に吸着した状態から所定角度だけ傾動させる構成とするのが好ましい。
このように、使用者による回動レバーの操作で、磁石を傾動させる構成とすることにより、蓋からのつまみの引き離しを小さい力で簡便に行うことができる。
傾動機構をベース部と回動レバーで構成した態様においては、前記ベース部および前記回動レバーの端部にそれぞれ脚部を形成し、前記磁石に前記蓋を吸着させた状態で、前記脚部を接地することにより前記蓋を自立可能とした構成とすることができる。
蓋を寝かせた状態でテーブルの上などに置くと、この蓋の面積分の多くのスペースを要し、テーブル上に他の調理器具や食材を置くための十分なスペースが確保できなくなることがある。このように、蓋を自立させることによって、テーブル上に邪魔にならないようにこの蓋を置くことができるため、調理の際の作業効率を高めることができる。
傾動機構をベース部と回動レバーで構成した態様においては、前記ベース部に、前記回動レバーの前記回動先端部と対向可能な挟持部が形成されており、前記ベース部に対し前記回動レバーを相対回動した際に、前記回動先端部と前記挟持部が接近して、調理器具の外周縁部を挟持する取っ手として機能する構成とすることができる。
このように、ベース部の挟持部と、回動レバーの回動先端部との間で取っ手を構成して、このつまみに多機能をもたせることにより、調理器具の付属品の数を減らすことができ、収納の際の一層のコンパクト化を図ることができる。
この発明に係る調理器具用つまみにおいては、蓋に吸着させた磁石を、傾動機構でこの蓋から斜め方向に引き離す構成を採用した。このように構成したことにより、磁石を蓋の表面の法線方向に引き離す場合と比較して、大幅に小さい力でつまみの取り外しをスムーズに行うことができる。
この発明に係る調理器具用つまみの一実施形態を示し、(a)は側面図、(b)は底面図 図1(b)中のII−II線に沿う断面図 図1に示す調理器具用つまみの使用態様を示す斜視図 蓋を吸着させた状態を示す断面図 蓋を引き離した状態を示す断面図 図1に示す調理器具用つまみの他の使用態様を示す斜視図 図1に示す調理器具用つまみで鍋のみを保持した状態を示す部分断面図 図1に示す調理器具用つまみで鍋と蓋を保持した状態を示す部分断面図 調理器具一式を収納した状態を示す部分断面図
この発明に係る調理器具用つまみ10(以下、単に「つまみ」という。)の一実施形態を図1〜図9を用いて説明する。このつまみ10は、アウトドアや家庭内で使用される鍋などの調理器具11に使用される。このつまみ10は、磁石12と、傾動機構13と、を主要な構成要素としている。
磁石12として、蓋14の表面に吸着してこの蓋14を持ち上げるのに十分な磁力を有するドーナツ状磁石を使用している。磁石の種類は特に限定されないが、例えば、フェライト磁石やネオジム磁石等を採用することができる。
傾動機構13は、蓋14の表面の法線に対して磁石12を傾斜させて、蓋14に吸着した磁石12を、この蓋14から斜め方向に引き離す機能を有する。この傾動機構13は、ベース部15と、回動レバー16とから構成されている。
ベース部15は、外形が長方形板状の部材であって、その一端側には貫通孔が形成された環状部17が、他端側には脚部18が形成されている。また、ベース部15の長さ方向の中ほどには、後述する回動レバー16の回動先端部19と対向可能な挟持部20が形成されている。このつまみ10の使用状態(蓋14への吸着状態)において、ベース部15は、蓋14の表面に沿うように設けられる(図3、図4参照)。
回動レバー16は、ベース部15に対し、回動軸21を介して回動可能に設けられている。磁石12は、回動レバー16の一端側に、保持部材22を介して固定されている。回動レバー16の回動先端部19の挟持部20に臨む側には、突起部23が形成されている。回動レバー16の他端側には、脚部24が形成されている。
図4に示すように、つまみ10が蓋14に吸着した状態においては、回動レバー16に設けられた磁石12は、ベース部15に形成された環状部17の貫通孔の中に収まった状態となっている。調理器具(鍋)11から蓋14を取り外したら、図4中に矢印で示すように、ベース部15に対し回動レバー16を相対回動する。すると、図5に示すように、回動レバー16に設けられた磁石12が、蓋14の表面の法線に対して傾斜し、蓋14に吸着した磁石12をこの蓋14から斜め方向に(図5中の矢印参照)引き離すことができる。
このように、つまみ10を構成したことにより、この磁石12を法線方向に引き離す場合と比較して、大幅に小さい力でつまみ10の取り外しをスムーズに行うことができる。
図6に示すように、つまみ10に設けられた磁石12に蓋14を吸着させた状態で、つまみ10に形成された2本の脚部18、24をテーブル面などに接地することにより、このつまみ10をスタンドとして、蓋14を自立させることもできる。蓋14を寝かせた状態でテーブルの上などに置くと、この蓋14の面積分の多くのスペースを要し、テーブル上に他の調理器具や食材を置くための十分なスペースが確保できなくなることがある。このように、蓋14を自立させることによって、テーブル上に邪魔にならないようにこの蓋14を置くことができるため、調理の際の作業効率を高めることができる。
また、図7に示すように、図3などで示した使用状態に対して、このつまみ10の上下を反転させ、ベース部15に形成された脚部18と、回動レバー16に形成された脚部24が互いに接近するように、ベース部15に対して回動レバー16を相対回転する(ベース部15と回動レバー16を一緒に握り締める)。すると、このつまみ10で、ベース部15に形成された挟持部20と回動レバー16に形成された回動先端部19との間で調理器具11の外周縁部を挟持する取っ手として機能させることもできる。
特に、回動先端部19に突起部23を設けたことにより、この突起部23と挟持部20との間に調理器具11が強く挟み込まれるため、その挟み込み状態が安定する。このため、調理器具11の持ち運びの際に不用意に取っ手が外れて、調理器具11を落とすのを防止することができる。
また、図8に示すように、蓋14の外周縁部の形状を調理器具11の外周縁部に沿う形状とすることにより、調理器具11に蓋14をした状態のまま取っ手として機能させることもできる。このように、蓋14をした状態のまま取っ手を設けることにより、持ち運びの際に調理器具11内の調理済みの料理などがこぼれるのを防止することができる。
調理器具11の蓋14に、この発明に係るつまみ10を採用することにより、蓋14の上部の出っ張りがなくなり、図9に示すように、サイズの異なる調理器具11a、11b、11cと蓋14a、14b、14cを入れ子式に収納しやすくなる。このため、収納時のコンパクト化を図ることができる。特に、上記のように、つまみ10に取っ手としての機能をもたせることにより、調理器具11の付属品の数を減らすことができ、収納の際の一層のコンパクト化を図ることができる。
また、複数の調理器具11などをまとめてコンパクトに収納可能としたことにより、収納時の美観も向上することができる。さらに、つまみ10自体を調理器具11cの中に収納することで、特にアウトドアにおける利便性を向上することができる。
また、このつまみ10は、蓋14の大きさに関係なく使用できるため、各蓋14の大きさに対応した複数のつまみ10を用意する必要がない。このため、付属品の数を減らすことができ、収納の際の更なるコンパクト化を図ることができる。
また、蓋14のつまみ10を着脱自在としたことにより、この蓋14の形状によっては(例えば、図5に示す蓋14参照)、つまみ10が付いていない状態で、この蓋14を料理の食材を一時的に置いておくための皿として利用することもできる。このため、料理のための多くの道具を持ち運ぶ必要性がなくなる。
上記の実施形態は全ての点において例示に過ぎず、蓋14からのつまみ10の取り外しをスムーズに行う、というこの発明の課題を解決し得る限りにおいて、磁石12の配置、傾動機構13の構成などを適宜変更することができる。
10 調理器具用つまみ
11 調理器具
12 磁石
13 傾動機構
14 蓋
15 ベース部
16 回動レバー
17 環状部
18 (ベース部の)脚部
19 回動先端部
20 挟持部
21 回動軸
22 保持部材
23 突起部
24 (回動レバーの)脚部

Claims (4)

  1. 蓋(14)の表面に吸着可能な磁石(12)と、
    前記表面の法線に対して前記磁石(12)を傾斜させて、前記蓋(14)に吸着した前記磁石(12)をこの蓋(14)から斜め方向に引き離す傾動機構(13)と、
    を備えた調理器具用つまみ。
  2. 前記傾動機構(13)が、
    前記蓋(14)の表面に沿うように設けられるベース部(15)と、
    前記ベース部(15)に対し、回動軸(21)を介して回動可能に設けられた回動レバー(16)と、
    を有し、前記磁石(12)が、前記回動レバー(16)の回動先端部(19)に設けられており、前記ベース部(15)に対し前記回動レバー(16)を相対回動することにより、前記磁石(12)が前記蓋(14)の表面に吸着した状態から所定角度だけ傾動させる請求項1に記載の調理器具用つまみ。
  3. 前記ベース部(15)および前記回動レバー(16)の端部にそれぞれ脚部(18、24)を形成し、前記磁石(12)に前記蓋(14)を吸着させた状態で、前記脚部(18、24)を接地することにより前記蓋(14)を自立可能とした請求項2に記載の調理器具用つまみ。
  4. 前記ベース部(15)に、前記回動レバー(16)の前記回動先端部(19)と対向可能な挟持部(20)が形成されており、前記ベース部(15)に対し前記回動レバー(16)を相対回動した際に、前記回動先端部(19)と前記挟持部(20)が接近して、調理器具(11)の外周縁部を挟持する取っ手として機能する請求項2または3に記載の調理器具用つまみ。
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