JP2019033140A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ラッチアップの発生を防止して、さらにコンタクト抵抗を低減して、耐圧を向上できる半導体装置および半導体装置の製造方法を提供する。【解決手段】半導体装置は、第1導電型の第1半導体層1と、第2導電型の第2半導体層2と、第1導電型の第3半導体層5と、第2導電型の第1半導体領域6と、第1トレンチ18と、第1トレンチ18間に設けられた第2トレンチ19と、を備える。第2トレンチ19の内部に絶縁層20が設けられ、絶縁層20の表面に、第3半導体層5よりも不純物濃度の高い第1導電型の第2半導体領域7が設けられる。【選択図】図1

Description

この発明は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
産業用または電気自動車用といった様々な用途の電力変換装置において、その中心的な役割を果たすパワー半導体デバイスへの低消費電力化に対する期待は大きい。パワー半導体デバイスの中でも、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)は、伝導度変調効果により低オン電圧が達成でき、また電圧駆動のゲート制御で制御が容易であるため、その使用が確実に定着してきている。特にシリコンウェハーの表面に設けたトレンチにゲート電極を形成するトレンチゲート型IGBTは、電子の反転層(チャネル)の密度(総チャネル長)を大きくすることができるので、オン電圧を低くすることができる。
図13は、従来のIGBTの構造を示す断面図である。図13に示すIGBTでは、p型コレクタ層1のおもて面上にエピタキシャル成長により、n型ドリフト層2、p型ベース層5を順に積層してなるエピタキシャル基体を用いて構成される。p型コレクタ層1のおもて面側には、トレンチ18が設けられている。トレンチ18の側壁に沿ってゲート絶縁膜8が設けられ、ゲート絶縁膜8の内側にゲート電極9が設けられている。また、p型ベース層5の内部に、n+型エミッタ領域6およびp+型コンタクト領域7が設けられている。
また、n+型エミッタ領域6およびp+型コンタクト領域7の表面にn+型エミッタ領域6およびp+型コンタクト領域7に接するエミッタ電極11が設けられている。エミッタ電極11は層間絶縁膜10によりゲート電極9と電気的に絶縁されている。また、p型コレクタ層1の裏面上にコレクタ電極12が設けられている。
このようなIGBTでは、ゲート電極9−エミッタ電極11間に正電圧を印加することでチャネルに反転層が形成され、電子がn型ドリフト層2に注入され、また、コレクタ電極12からホール(正孔)が注入されるようになり、IGBTがオンになる。また、ゲート電極9−エミッタ電極11間の電圧を0Vまたは負電圧を印加することで電子およびホールの注入がストップして、IGBTがオフになる。
ここで、IGBTがオフになるとき、n+型エミッタ領域6−p型ベース層5−n型ドリフト層2で構成される寄生npnトランジスタが動作する虞がある。この動作によりラッチアップが発生して、電極間に電流が流れ続けてIGBTが破壊される場合がある。
このラッチアップでは、p型ベース層5の電位がn+型エミッタ領域6の電位より高いほど、増幅動作をしやすくなる。このため、エミッタ電極11とn+型エミッタ領域6との接続部にp型ベース層5より高不純物濃度のp+型コンタクト領域7が設けられている。p+型コンタクト領域7により、p型ベース層5とn+型エミッタ領域6との電位差が発生しにくくなり、ラッチアップを防ぐことができる。
例えば、トレンチゲート型半導体装置において、オン抵抗を低く保ちながら、耐圧低下を防止するため、p型ベース層とn-型ドリフト層との間にp型ベース層に接し、トレンチの絶縁膜とn-型ドリフト層を介して対向するようにp-型層を設けた構造がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−167711号公報
しかしながら、従来技術では、n+型エミッタ領域6とp+型コンタクト領域7との拡散バランスが適切でないと、電流が大きくなった場合にラッチアップが発生する場合がある。それぞれの領域の不純物濃度、それぞれの領域の深さ、n+型エミッタ領域6とp+型コンタクト領域7との不純物濃度比、深さの比を適切に設定しないとn+型エミッタ領域6とp+型コンタクト領域7との電位差を寄生npnトランジスタがオン状態とならない電圧以下とすることができないためである。また、p+型コンタクト領域7とエミッタ電極11とのコンタクト抵抗が高いと、ラッチアップが発生する場合がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ラッチアップの発生を防止して、さらにコンタクト抵抗を低減して、耐圧を向上できる半導体装置および半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置は、次の特徴を有する。第1導電型の第1半導体層のおもて面に第2導電型の第2半導体層が設けられる。前記第2半導体層の、前記第1半導体層側に対して反対側に第1導電型の第3半導体層が設けられる。前記第3半導体層の内部に選択的に、前記第2半導体層よりも不純物濃度の高い第2導電型の第1半導体領域が設けられる。前記第1半導体領域および前記第3半導体層を貫通して前記第2半導体層に達する第1トレンチが設けられる。前記第1半導体領域および前記第3半導体層を貫通して前記第2半導体層に達する、前記第1トレンチ間に第2トレンチが設けられる。前記第1トレンチの内部にゲート絶縁膜を介してゲート電極が設けられる。前記第2トレンチの内部に絶縁層が設けられる。前記第2トレンチの内部の前記絶縁層の表面に、前記第3半導体層よりも不純物濃度の高い第1導電型の第2半導体領域が設けられる。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記絶縁層は、前記第2トレンチの底から、前記第3半導体層と前記第2半導体層との界面より前記第1半導体領域側で、前記第1半導体領域と前記第3半導体層との界面に達しない高さまで設けられることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記高さは、オフ時に前記第3半導体層と前記第2半導体層との界面から前記第1半導体領域側に延びる空乏層の高さより高いことを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記絶縁層は、前記第2トレンチの底を覆う膜であることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記第2半導体領域は、前記第1半導体領域の、前記第1半導体層側に対して反対側の表面まで設けられることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記絶縁層は、不純物が添加されないポリシリコンまたは酸化膜であることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記絶縁層は、不純物濃度が1.0×1013/cm3以下のポリシリコンであることを特徴とする。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、次の特徴を有する。まず、第1導電型の第1半導体層のおもて面に第2導電型の第2半導体層を形成する第1工程を行う。次に、前記第2半導体層の、前記第1半導体層側に対して反対側に第1導電型の第3半導体層を形成する第2工程を行う。次に、前記第3半導体層の内部に選択的に、前記第2半導体層よりも不純物濃度の高い第2導電型の第1半導体領域を形成する第3工程を行う。次に、前記第1半導体領域および前記第3半導体層を貫通して前記第2半導体層に達する第1トレンチを形成する第4工程を行う。次に、前記第1半導体領域および前記第3半導体層を貫通して前記第2半導体層に達する、第2トレンチを前記第1トレンチ間に形成する第5工程を行う。次に、前記第1トレンチの内部にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する第6工程を行う。次に、前記第2トレンチの内部に絶縁層を形成する第7工程を行う。次に、前記第2トレンチの内部の前記絶縁層の表面に、前記第3半導体層よりも不純物濃度の高い第1導電型の第2半導体領域を形成する第8工程を行う。
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記第2トレンチは、前記第1トレンチと同一の前記第5工程で形成されることを特徴とする。
上述した発明によれば、第2トレンチを形成し、第2トレンチの内部には、絶縁層または絶縁膜とp+型コンタクト領域(第1導電型の第2半導体領域)が設けられている。これにより、オフ時に、コレクタ電極側からホール電流がp+型コンタクト領域に注入されるようになり、寄生npnトランジスタにホール電流が注入されない。このため、寄生npnトランジスタは動作せず、ラッチアップを抑制することができる。
また、p+型コンタクト領域を、減圧CVD法により形成することで不純物濃度を高くすることができ、エミッタ電極とのコンタクト抵抗が低減してラッチアップをさらに抑制することができる。また、底に絶縁層または絶縁膜を有する第2トレンチが、第1トレンチの間に設けられているため、トレンチの本数が増えて、第2トレンチがない従来構造よりも耐圧が向上する。さらに、第1トレンチおよび第2トレンチを同じ工程で形成することにより、コストアップを抑制することができる。
本発明にかかる半導体装置および半導体装置の製造方法によれば、ラッチアップの発生を防止して、さらにコンタクト抵抗を低減して、耐圧を向上できるという効果を奏する。
実施の形態にかかるIGBTの構造を示す断面図である。 実施の形態にかかるIGBTの製造途中の状態を示す断面図である(その1)。 実施の形態にかかるIGBTの製造途中の状態を示す断面図である(その2)。 実施の形態にかかるIGBTの製造途中の状態を示す断面図である(その3)。 実施の形態にかかるIGBTの製造途中の状態を示す断面図である(その4)。 実施の形態にかかるIGBTの製造途中の状態を示す断面図である(その5)。 実施の形態にかかるIGBTの製造途中の状態を示す断面図である(その6)。 実施の形態にかかるIGBTの製造途中の状態を示す断面図である(その7)。 実施の形態にかかるIGBTの製造途中の状態を示す断面図である(その8)。 実施の形態にかかるIGBTの製造途中の状態を示す断面図である(その9)。 実施の形態にかかるIGBTの他の構造を示す断面図である。 実施の形態にかかるMOSFETの構造を示す断面図である。 従来のIGBTの構造を示す断面図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置および半導体装置の製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。本明細書および添付図面においては、nまたはpを冠記した層や領域では、それぞれ電子または正孔が多数キャリアであることを意味する。また、nやpに付す+および−は、それぞれそれが付されていない層や領域よりも高不純物濃度および低不純物濃度であることを意味する。+および−を含めたnやpの表記が同じ場合は近い濃度であることを示し濃度が同等とは限らない。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態)
本発明にかかる半導体装置として、IGBTを例に説明する。図1は、実施の形態にかかるIGBTの構造を示す断面図である。図1には、2つの単位セル(素子の機能単位)のみを示し、これらに隣接する他の単位セルを図示省略する。図1に示す実施の形態にかかる半導体装置は、シリコン(Si)からなる半導体基体(シリコン基体:半導体チップ)のおもて面(p型ベース層5側の面)側にMOS(Metal Oxide Semiconductor)ゲートを備えたIGBTである。
半導体基体は、単結晶シリコンからなるp型コレクタ層(第1導電型の第1半導体層)1上にn型ドリフト層(第2導電型の第2半導体層)2およびp型ベース層(第1導電型の第3半導体層)5を順にエピタキシャル成長させてなる。MOSゲートは、p型ベース層5と、n+型エミッタ領域(第2導電型の第1半導体領域)6、p+型コンタクト領域7、第1トレンチ18、ゲート絶縁膜8およびゲート電極9で構成される。具体的には、n型ドリフト層2のエミッタ側(エミッタ電極11側)の表面層には、p型ベース層5が設けられている。隣り合う第1トレンチ18間に第2トレンチ19が設けられ、p型ベース層5の表面にn+型エミッタ領域6が設けられている。
第1トレンチ18は、基体おもて面からn+型エミッタ領域6およびp型ベース層5を貫通してn型ドリフト層2に達する。第1トレンチ18の内部には、第1トレンチ18の側壁に沿ってゲート絶縁膜8が設けられ、ゲート絶縁膜8の内側にゲート電極9が設けられている。ゲート電極9のエミッタ側端部は、基体おもて面から外側に突出していてもいなくてもよい。ゲート電極9は、図示省略する部分でゲートパッド(不図示)に電気的に接続されている。層間絶縁膜10は、第1トレンチ18に埋め込まれたゲート電極9を覆うように基体おもて面全面に設けられている。
第2トレンチ19は、基体おもて面からn+型エミッタ領域6およびp型ベース層5を貫通してn型ドリフト層2に達する。第1トレンチ19の内部には、絶縁層20とp+型コンタクト領域7が設けられている。絶縁層20は、第2トレンチ19の底から、n型ドリフト層2とp型ベース層5との界面より高く、かつn+型エミッタ領域6とp型ベース層5との界面に達しない高さh1まで設けられている。また、p+型コンタクト領域7は、絶縁層20の表面からn+型エミッタ領域6のp型コレクタ層1側の表面まで設けられている。
このように、p+型コンタクト領域7は、n+型エミッタ領域6より深い位置まで設けられている。これにより、オフ時に、矢印Aのようにコレクタ電極12側からのホール電流がp+型コンタクト領域7に注入されるようになり、n+型エミッタ領域6−p型ベース層5−n型ドリフト層2で構成される寄生npnトランジスタにホール電流が注入されない。このため、寄生npnトランジスタは動作せず、ラッチアップを抑制することができる。
また、高さh1は、オフ時にn型ドリフト層2とp型ベース層5との界面からn+型エミッタ領域6側に延びる空乏層の高さより高いことが好ましい。空乏層の高さより低いと、オフ時にn型ドリフト層2から直接p+型コンタクト領域7にホール電流が注入されるようになり、ホール電流の集中により電界集中が発生する虞があるためである。
第2トレンチ19の底に設けられている絶縁層20は、不純物が添加されないポリシリコンまたは酸化膜であることが好ましい。また、不純物が添加されないポリシリコンとは、不純物濃度が1.0×1013/cm3以下のポリシリコンのことである。この絶縁層20により、オフ時にホール電流が第2トレンチ19の底に集中することがなくなり、熱分布が均一化され、耐量が低下することを防ぐことができる。また、オフ時に第2トレンチ19の底に電界が集中して耐圧が低下することを防ぐことができる。
底に絶縁層20を有する第2トレンチ19が、第1トレンチ18の間に設けられているため、トレンチの本数が増えて、トレンチの密度が高くなるため、第2トレンチ19がない従来構造よりも耐圧が向上する。
また、第2トレンチ19と第1トレンチ18は同一の深さでなくてもよい。ただし、深さが違いすぎると等電位面がずれるため、第2トレンチ19の深さは、第1トレンチ18と同じ深さであることが好ましい。この場合、n型ドリフト層2の等電位面の凹凸が少なくなり、特定の場所に電界集中が発生しにくくなる。
また、p+型コンタクト領域7は、不純物濃度が1.0×1016/cm3以上1.0×1021/cm3以下であり、p型ベース層5より高濃度に設けられている。このため、エミッタ電極11とのコンタクト抵抗が低減して、ラッチアップをさらに抑制することができる。
エミッタ電極11は、層間絶縁膜10に開口されたコンタクトホールを介してn+型エミッタ領域6およびp+型コンタクト領域7に接するとともに、層間絶縁膜10によってゲート電極9と電気的に絶縁されている。エミッタ電極11と層間絶縁膜10との間に、例えばエミッタ電極11からゲート電極9側への金属原子の拡散を防止するニッケルシリサイド膜を設けてもよい。エミッタ電極11上には、エミッタ電極パッド(不図示)が設けられている。半導体基体の裏面(p型コレクタ層1の裏面)には、コレクタ電極12が設けられている。
(実施の形態にかかる半導体装置の製造方法)
次に、実施の形態にかかる半導体装置の製造方法について説明する。図2〜10は、実施の形態にかかるIGBTの製造途中の状態を示す断面図である。まず、n型ドリフト層2となるn型半導体基板を用意する。
次に、n型半導体基板のおもて面に、フォトリソグラフィ技術によって所望の開口部を有する図示しないイオン注入用マスクを例えば酸化膜で形成する。このイオン注入用マスクをマスクとして、p型不純物のイオン注入を行い、n型半導体基板の表面層にp型ベース層5を形成する。次に、イオン注入用マスクを除去する。なお、p型ベース層5は、イオン注入でなく、n型半導体基板のおもて面上にエピタキシャル成長させることで形成してもよい。次に、n型半導体基板の、p型ベース層5と反対側の表面に、p型コレクタ層1をエピタキシャル成長させる。ここまでの状態が図2に記載される。
次に、フォトリソグラフィ技術によって所望の開口部を有する図示しないイオン注入用マスクを例えば酸化膜で形成する。このイオン注入用マスクをマスクとして、n型不純物のイオン注入を行い、p型ベース層5の表面層にn+型エミッタ領域6を形成する。次に、イオン注入用マスクを除去する。
次に、イオン注入された領域に対して、活性化アニールを施す。例えば、活性化アニールは1700℃で行う。これにより、p型ベース層5、n+型エミッタ領域6にイオン注入された不純物が活性化される。ここまでの状態が図3に記載される。
次に、フォトリソグラフィおよびエッチングにより、p型ベース層5、n+型エミッタ領域6を貫通して、n型ドリフト層2の内部に達する第1トレンチ18および第2トレンチ19を形成する。トレンチ形成時のマスクには酸化膜を用いる。次に、第1トレンチ18および第2トレンチ19のダメージを除去するための等方性エッチングや、第1トレンチ18および第2トレンチ19の底部、および、第1トレンチ18および第2トレンチ19の開口部の角を丸めるための水素アニールを施してもよい。等方性エッチングと水素アニールはどちらか一方のみを行ってもよい。また、等方性エッチングを行った後に水素アニールを行ってもよい。水素アニールは、例えば、1500℃で行う。
次に、半導体基体のおもて面、第1トレンチ18および第2トレンチ19の内壁に沿ってゲート絶縁膜8を形成する。次に、第1トレンチ18および第2トレンチ19に埋め込むように例えばポリシリコンを堆積しエッチングすることで、第1トレンチ18および第2トレンチ19の内部にゲート電極9となるポリシリコンを残す。その際、エッチバックしてポリシリコンを基体表部より内側に残すようにエッチングしてもよく、パターニングとエッチングを施すことでポリシリコンが基体表部より外側に突出していてもよい。ここまでの状態が図4に記載される。
上述したように、第1トレンチ18および第2トレンチ19は、同じ工程で形成されるが、別の工程で形成することも可能である。ただし、第1トレンチ18および第2トレンチ19を同じ工程で形成することにより、コストアップを抑制することができるため、同じ工程で形成されることが好ましい。また、第1トレンチ18および第2トレンチ19は、同じ深さであることが好ましいため、この点からも同じ工程で形成されることが好ましい。
次に、n+型エミッタ領域6のおもて面上に、レジストを塗布して、パターニングにより第2トレンチ19に対応する部分が開口したフォトレジスト膜21を形成する。ここまでの状態が図5に記載される。次に、このフォトレジスト膜21をマスク(遮蔽膜)として、ウェットエッチングすることで、第2トレンチ19内部のポリシリコンおよびゲート絶縁膜8をエッチバックすることで取り除く。ここまでの状態が図6に記載される。
次に、フォトレジスト膜21を除去する。ここまでの状態が図7に記載される。次に、第2トレンチ19の底から、n型ドリフト層2とp型ベース層5との界面より高く、かつn+型エミッタ領域6のp型コレクタ層1側の面に達しない高さまで、不純物が添加されないポリシリコンまたは酸化膜からなる絶縁層20を形成する。ここまでの状態が図8に記載される。
次に、半導体基体のおもて面、第2トレンチ19の内壁および絶縁層20の表面に沿ってp型の不純物を添加したポリシリコン22を堆積させる。ポリシリコン22の堆積は、例えば、大気圧以下の圧力中で反応を行う減圧CVD(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長)法で行う。減圧CVD法で行うことにより、拡散やイオン注入よりも高不純物のポリシリコン22の堆積が可能になり、高不純物濃度のp+型コンタクト領域7を形成することができる。このため、p+型コンタクト領域7とエミッタ電極11とのコンタクト抵抗を低減させることができ、ラッチアップをさらに抑制することができる。ここまでの状態が図9に記載される。
次に、堆積したポリシリコン22をエッチバックして、第2トレンチ19の内部のみに残す。これにより、n+型エミッタ領域6の、p型コレクタ層1側に対して反対側の表面までp+型コンタクト領域7が形成される。ここまでの状態が図10に記載される。
次に、ゲート電極9およびp+型コンタクト領域7を覆うように、半導体基体のおもて面全面に層間絶縁膜10を形成する。層間絶縁膜10は、例えば、NSG(None−doped Silicate Glass:ノンドープシリケートガラス)、PSG(Phospho Silicate Glass)、BPSG(Boro Phospho Silicate Glass)、HTO(High Temperature Oxide)、あるいはそれらの組み合わせで形成される。次に、層間絶縁膜10およびゲート絶縁膜8をパターニングしてコンタクトホールを形成し、n+型エミッタ領域6およびp+型コンタクト領域7を露出させる。
次に、半導体基体のおもて面側に、例えばスパッタ法でニッケル(Ni)膜を形成する。次に、シンタリング(熱処理)により半導体部(n+型エミッタ領域6およびp+型コンタクト領域7)とニッケル膜とを反応させてニッケルシリサイド膜を形成することで、半導体部とのオーミックコンタクトを形成する。なお、層間絶縁膜10とニッケル膜との間にTiN(窒化チタン)膜を形成してもよい。
次に、n+型エミッタ領域6に接するように、エミッタ電極11を形成する。エミッタ電極11は、ニッケルシリサイド膜を覆うように形成されてもよいし、コンタクトホール内にのみ残してもよい。
次に、コンタクトホールを埋め込むようにエミッタ電極パッドを形成する。エミッタ電極パッドを形成するために堆積した金属層の一部をゲートパッドとしてもよい。p型コレクタ層1の裏面には、コレクタ電極12のコンタクト部にスパッタ蒸着などを用いてニッケル(Ni)膜、チタン(Ti)膜などの金属膜を形成する。この金属膜は、Ni膜、Ti膜を複数組み合わせて積層してもよい。その後、金属膜がシリサイド化してオーミックコンタクトを形成するように、高速熱処理(RTA:Rapid Thermal Annealing)などのアニールを施す。その後、例えばTi膜、Ni膜、金(Au)を順に積層した積層膜などの厚い膜を電子ビーム(EB:Electron Beam)蒸着などで形成し、コレクタ電極12を形成する。
上述したエピタキシャル成長およびイオン注入においては、n型不純物(n型ドーパント)として、例えば、シリコンに対してn型となる窒素(N)やリン(P)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)などを用いればよい。p型不純物(p型ドーパント)として、例えば、シリコンに対してp型となるホウ素(B)やアルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)、タリウム(Tl)などを用いればよい。このようにして、図1に示すIGBTが完成する。
図11は、実施の形態にかかるIGBTの他の構造を示す断面図である。図11に示すように、他の構造のIGBTは、絶縁層20の代わりに絶縁膜23が設けられ、絶縁膜23が、第2トレンチ19の底の部分を覆う膜状になっている。例えば、絶縁膜23は、第1トレンチ18のゲート絶縁膜8を底の部分のみ残した形状となっている。
絶縁膜23は、絶縁層20と同様に、n型ドリフト層2とp型ベース層5との界面より高く、かつn+型エミッタ領域6とp型ベース層5との界面に達しない高さh1まで設けられている。絶縁膜23は、同様に、オフ時にn型ドリフト層2から直接p+型コンタクト領域7にホール電流が注入されることを防いでいる。
また、絶縁膜23は、例えば、実施の形態の製造方法において、図5において酸化膜をエッチバックする際に、第2トレンチ19の底の部分の酸化膜を残すことで形成することができる。また、図8において、第2トレンチ19の底の部分のみに酸化膜を形成することにより形成することもできる。
以上、説明したように、実施の形態によれば、第2トレンチを形成し、第2トレンチの内部には、絶縁層または絶縁膜とp+型コンタクト領域が設けられている。これにより、オフ時に、コレクタ電極側からホール電流がp+型コンタクト領域に注入されるようになり、寄生npnトランジスタにホール電流が注入されない。このため、寄生npnトランジスタは動作せず、ラッチアップを抑制することができる。
また、p+型コンタクト領域を、減圧CVD法により形成することで不純物濃度を高くすることができ、エミッタ電極とのコンタクト抵抗が低減してラッチアップをさらに抑制することができる。また、底に絶縁層または絶縁膜を有する第2トレンチが、第1トレンチの間に設けられているため、トレンチの本数が増えて、第2トレンチがない従来構造よりも耐圧が向上する。さらに、第1トレンチおよび第2トレンチを同じ工程で形成することにより、コストアップを抑制することができる。
実施の形態では、IGBTについて説明してきたが、本発明はMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:絶縁ゲート型電解効果トランジスタ)に適用することも可能である。図12は、実施の形態にかかるMOSFETの構造を示す断面図である。
図12に示すように、実施の形態にかかるMOSFETは、n+型半導体基板31の第1主面(おもて面)にn型ドリフト層2が堆積されている。
+型半導体基板31は、例えば窒素(N)がドーピングされた単結晶半導体基板である。n型ドリフト層2は、n+型半導体基板31よりも低い不純物濃度で、例えば窒素がドーピングされている低濃度n型ドリフト層である。n型ドリフト層2の、n+型半導体基板31側に対して反対側の表面側は、p型ベース層5が設けられている。以下、n+型半導体基板31とn型ドリフト層2とp型ベース層5とを併せて半導体基体とする。
図12に示すように、n+型半導体基板31の第2主面(裏面、すなわち半導体基体の裏面)には、ドレイン電極34が設けられている。ドレイン電極34の表面には、ドレイン電極パッド(不図示)が設けられている。
半導体基体の第1主面側(p型ベース層5側)には、隣り合う第1トレンチ18間に第2トレンチ19が設けられ、p型ベース層5の表面にn+型ソース領域32が設けられている。
第1トレンチ18は、基体おもて面からn+型ソース領域32およびp型ベース層5を貫通してn型ドリフト層2に達する。第1トレンチ18の内部には、第1トレンチ18の側壁に沿ってゲート絶縁膜8が設けられ、ゲート絶縁膜8の内側にゲート電極9が設けられている。ゲート電極9のソース側端部は、基体おもて面から外側に突出していてもいなくてもよい。ゲート電極9は、図示省略する部分でゲートパッド(不図示)に電気的に接続されている。層間絶縁膜10は、第1トレンチ18に埋め込まれたゲート電極9を覆うように基体おもて面全面に設けられている。
第2トレンチ19は、基体おもて面からn+型ソース領域32およびp型ベース層5を貫通してn型ドリフト層2に達する。第1トレンチ19の内部には、絶縁層20とp+型コンタクト領域7が設けられている。絶縁層20とp+型コンタクト領域7の構成は、IGBTの場合と同様である。また、MOSFETでも絶縁層20の代わりに絶縁膜23を設けることも可能である。
層間絶縁膜10は、半導体基体の第1主面側の全面に、第1トレンチ18に埋め込まれたゲート電極9を覆うように設けられている。ソース電極33は、層間絶縁膜10に開口されたコンタクトホールを介して、n+型ソース領域32およびp+型コンタクト領域7に接する。ソース電極33は、層間絶縁膜10によって、ゲート電極9と電気的に絶縁されている。ソース電極33上には、ソース電極パッド(不図示)が設けられている。
図12では、2つのトレンチMOS構造のみを図示しているが、さらに多くのトレンチ構造のMOSゲート(金属−酸化膜−半導体からなる絶縁ゲート)構造が並列に配置されていてもよい。
ここで、MOSFETは、ユニポーラトランジスタであるため、バイポーラトランジスタのIGBTと異なりオフ時にラッチアップは発生しない。しかし、本発明の構造を取ることにより、p+型コンタクト領域を、不純物濃度がp型ベース層より高濃度に設けることができる。このため、ソース電極とのコンタクト抵抗を低減することができる。また、底に絶縁層または絶縁膜を有する第2トレンチが、第1トレンチの間に設けられているため、トレンチの本数が増えて、第2トレンチがない従来構造よりも耐圧が向上する。さらに、第1トレンチおよび第2トレンチを同じ工程で形成することにより、コストアップを抑制することができる。
以上において本発明では、半導体基板の第1主面上にMOSゲート構造を構成した場合を例に説明したが、これに限らず、半導体の種類(例えば、炭化珪素(SiC)など)、基板主面の面方位などを種々変更可能である。また、本発明では、各実施の形態では第1導電型をp型とし、第2導電型をn型としたが、本発明は第1導電型をn型とし、第2導電型をp型としても同様に成り立つ。
以上のように、本発明にかかる半導体装置は、電力変換装置や種々の産業用機械などの電源装置などに使用される高耐圧半導体装置に有用であり、特に、トレンチ構造を有する高耐圧半導体装置に適している。
1 p型コレクタ層
2 n型ドリフト層
5 p型ベース層
6 n+型エミッタ領域
7 p+型コンタクト領域
8 ゲート絶縁膜
9 ゲート電極
10 層間絶縁膜
11 エミッタ電極
12 コレクタ電極
18 第1トレンチ(トレンチ)
19 第2トレンチ
20 絶縁層
21 フォトレジスト膜
22 ポリシリコン
23 絶縁膜
31 n+型半導体基板
32 n+型ソース領域
33 ソース電極
34 ドレイン電極

Claims (9)

  1. 第1導電型の第1半導体層と、
    前記第1半導体層のおもて面に設けられた第2導電型の第2半導体層と、
    前記第2半導体層の、前記第1半導体層側に対して反対側に設けられた第1導電型の第3半導体層と、
    前記第3半導体層の内部に選択的に設けられた、前記第2半導体層よりも不純物濃度の高い第2導電型の第1半導体領域と、
    前記第1半導体領域および前記第3半導体層を貫通して前記第2半導体層に達する第1トレンチと、
    前記第1半導体領域および前記第3半導体層を貫通して前記第2半導体層に達する、前記第1トレンチ間に設けられた第2トレンチと、
    前記第1トレンチの内部にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、
    前記第2トレンチの内部に設けられた絶縁層と、
    前記第2トレンチの内部の前記絶縁層の表面に設けられた、前記第3半導体層よりも不純物濃度の高い第1導電型の第2半導体領域と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記絶縁層は、前記第2トレンチの底から、前記第3半導体層と前記第2半導体層との界面より前記第1半導体領域側で、前記第1半導体領域と前記第3半導体層との界面に達しない高さまで設けられることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記高さは、オフ時に前記第3半導体層と前記第2半導体層との界面から前記第1半導体領域側に延びる空乏層の高さより高いことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記絶縁層は、前記第2トレンチの底を覆う膜であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の半導体装置。
  5. 前記第2半導体領域は、前記第1半導体領域の、前記第1半導体層側に対して反対側の表面まで設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の半導体装置。
  6. 前記絶縁層は、不純物が添加されないポリシリコンまたは酸化膜であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体装置。
  7. 前記絶縁層は、不純物濃度が1.0×1013/cm3以下のポリシリコンであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体装置。
  8. 第1導電型の第1半導体層のおもて面に第2導電型の第2半導体層を形成する第1工程と、
    前記第2半導体層の、前記第1半導体層側に対して反対側に第1導電型の第3半導体層を形成する第2工程と、
    前記第3半導体層の内部に選択的に、前記第2半導体層よりも不純物濃度の高い第2導電型の第1半導体領域を形成する第3工程と、
    前記第1半導体領域および前記第3半導体層を貫通して前記第2半導体層に達する第1トレンチを形成する第4工程と、
    前記第1半導体領域および前記第3半導体層を貫通して前記第2半導体層に達する、第2トレンチを前記第1トレンチ間に形成する第5工程と、
    前記第1トレンチの内部にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する第6工程と、
    前記第2トレンチの内部に絶縁層を形成する第7工程と、
    前記第2トレンチの内部の前記絶縁層の表面に、前記第3半導体層よりも不純物濃度の高い第1導電型の第2半導体領域を形成する第8工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 前記第2トレンチは、前記第1トレンチと同一の前記第5工程で形成されることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
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