JP2019029133A - 取付装置及び照明装置 - Google Patents
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Abstract
Description
光源ユニット取付部を有する器具本体と、プレート部を有し、前記プレート部の一方の面の側に光源が配置され、前記プレート部の前記一方の面の裏側である他方の面の側が前記光源ユニット取付部と対向した状態で前記光源ユニット取付部に着脱自在に取り付けられる光源ユニットとを備えている照明装置の取付装置であって、
前記器具本体に固定される器具側取付部と、
前記器具側取付部と対をなすように前記光源ユニットに固定され、前記器具側取付部と連結されるユニット側取付部と
を備え、
前記ユニット側取付部は、
一箇所に配置される一つの固定部によって、前記プレート部に固定されている。
<***構成の説明***>
図1〜図19を参照して実施の形態1を説明する。
図1に示すように、照明装置10は、天井、壁などの図14に示す取付部300に取り付けられる長手形状の照明装置であり、長手方向Xに延びた長尺状の照明装置である。なお、光源ユニット100、器具本体200も同様に照明装置10の長手方向Xに沿った長手形状である。光源ユニット100、器具本体200の長手方向、短手方向は、照明装置10と同様に、長手方向X、短手方向Yと呼ぶ。図1〜図3に示すように、照明装置10は、光源ユニット100と、光源ユニット100が着脱可能に取り付けられる器具本体200とを備える。
照明装置10は、器具本体200と光源ユニット100との位置関係は、前者が上で、後者が下であってもよいし、両者が左右に位置するような関係であってもよいし、互いに斜めに位置するような関係であってもよい。また、この照明装置10は、長手方向あるいは短手方向に複数連結して使用される場合がある。
図4は、光源ユニット100の分解斜視図である。図5は、光源ユニット100の斜視図である。図6は、連結具150の斜視図である。図4、図5に示すように、光源ユニット100は、プレート部110、発光素子基板120、カバー130、電源装置140、2つの連結具150を有する。プレート部110は、長手方向に延びた板状の平面部111を有する。平面部111の一面側は、発光素子120aが実装された発光素子基板120が取り付けられる基板取付面部111aである。他面は電源装置140、連結具150が取り付けられる電源取付面部111bである。
また、プレート部110は、長手方向Xに延びる側壁をなす一対のプレート側部112を備える。プレート側部112の端部には、カバー係合部133と係合するプレート係合部112aが形成されている。
図4に示すように、プレート部110は、長尺状の平板である平面部111と、平面部111の短手方向の両端が折り曲げられて形成されるプレート側部112とを有し、短手方向に切る断面が略コ字形状である。基板取付面部111aには、発光素子基板120が取り付けられる。また、基板取付面部111aの裏面である電源取付面部111bには、発光素子基板120に電力を供給する電源装置140と、2つの連結具150とが取り付けられる。
図4に示すように、光源ユニット100は、発光素子120aとしてLED素子が用いられている。詳しくは、波長が440〜480〔nm〕の青色光を出射するLEDチップ上に青色光を黄色光に波長変換する蛍光体を配してパッケージ化された面実装部品である疑似白色LED素子が用いられる。
例えば、発光素子120aであるLEDはパッケージ化された面実装部品以外の砲弾型、COBなどの態様であってもよい。また、光源ユニット100は、LED素子以外の光源素子を用いたものであってもよく、例えば、有機エレクトロルミネッセンス(Organic−Electroluminescence;以下、有機ELと称する)、レーザダイオード(LD)などの固体発光素子を使用することもできる。
詳しくは、長手方向の長さが基板120bまたはプレート部110の長手方向の長さと略等しい、長尺の有機EL素子1つを発光素子120aとして用い、有機EL素子の長手方向と基板120bまたはプレート部110の長手方向が並行になるように配置してもよい。
図4に示すように、カバー130は、発光素子120aを覆って長手方向に延びる。また、カバー130は、発光素子120aの発光面と対向するカバー前面部132とカバー前面部132の短手方向Yの両端部と繋がるカバー側部131とを有する。カバー130は、カバー側部131がプレート部110の短手方向Yの端部であるプレート側部112を覆うようにしてプレート部110に取り付けられる。
電源装置140は、平面部111の電源取付面部111bに取り付けられている。
図7は連結具150の6面図である。2つの連結具150は、平面部111の他面側である電源取付面部111bの長手方向Xの両端部側にそれぞれ取り付けられている。連結具150は、後述する器具本体200の板ばね230とともに、光源ユニット100を引っ張ることで器具本体200に取り付ける引張機構部9010を構成する。連結具150は、後述する器具本体200が備える板ばね230に連結し、光源ユニット100を器具本体200に固定する。
図8(b)(c)はそれぞれ、側辺部152cが全部曲線、側辺部152cのうち破線部分が曲線の場合を示す。
図11は、器具本体200の斜視図である。器具本体200は、本体部210と、本体部210の両端部に取り付けられる端板部220とを備える。器具本体200は長手形状である。本体部210は、短手方向の断面形状がコの字状に折り曲げられて形成され、長手方向Xに延びた凹部211を備える。実施の形態1では、本体部210は、板金が折り曲げられて形成される。なお、器具本体200を形成する本体部210および端板部220は、金属以外の材料を用いて形成されてもよく、例えば、樹脂材料を用いて形成されていてもよい。図2に示すように、器具本体200にはa,b,c,dの矩形をなす開口が形成されており、この開口から光源ユニット100の一部が収納される。
図14の器具本体200の短手方向の幅L(0)は、例えば、230mmである。また、照明装置10の傾斜部211dは、水平面から角度θ傾斜している。
照明装置の短手方向の幅が照明装置10の短手方向の幅L(0)の0.6〜0.7倍であってもよく、具体的には150mmの幅を採用することができる。この際、照明装置の傾斜部の水平面からの角度θは、図14の角度θよりも大きくなる。
照明装置は、器具本体が光を反射させる構成を備えていないトラフタイプの照明器具を備えたものであってもよい。
直付けタイプの照明装置の別の例として、器具本体の傾斜部が凹部211の下方に向かって広がるように形成された反射笠タイプの照明器具を備えたものであってもよい。
照明装置は、天井面等の取付部に形成された取付孔に埋め込まれて取り付けられる埋込タイプの照明器具を備えたものであってもよい。照明装置の短手方向の幅は、例えば100mm〜150mm程度の寸法を採用することができる。
埋め込みタイプの照明装置は、Cチャンネル回避型の照明器具を備えたものであってもよい。埋め込まれる器具本体の高さが低く、照明装置の短手方向の幅は、例えば、220mm程度の寸法を採用することができる。
なお、上述した光源ユニット、器具本体、および照明器具は、いずれも長手形状の例であるが、これ限らず、正方形、円形、多角形など他の形状であってもよい。
図9は、板ばね230の正面図である。図10は、板ばね230の斜視図である。実施の形態1では、図15、図16で後述するが、板ばね230の幅寸法は全体にわたって同じ寸法W3である。
(1)第1平坦部L1は、長手形状の一方の端部から長手方向に向かう。第1平坦部L1はねじで底面部211aに固定される。
(2)第1曲げ部M1は、第1平坦部L1の終わりに、第1曲げ半径R1で形成される。(3)第2平坦部L2は、第1曲げ半径R1で第1角度θ1に曲げられて第1平坦部L1から立ち上がる。第2平坦部L2は、可動の軸になる。
(4)第2曲げ部M2は、第2平坦部L2の終わりに、第1曲げ半径R1と反対向きに第2曲げ半径R2で形成される。
(5)第3平坦部L3は、第2曲げ半径R2で鋭角の第2角度θ2に曲げられて延びる。(6)第3曲げ部M3は、第3平坦部L3の終わりに、第2曲げ半径R2と反対向きに第3曲げ半径R3で形成される。第3曲げ部M3は、光源ユニット100が器具本体200に装着完了となる直前に連結具150の板部1501に当たることで、円弧部Eの摺動を制御する。
(7)第4平坦部L4は、第3曲げ半径R3で鋭角の第3角度θ3に曲げられて延びる。(8)第4曲げ部M4は、第4平坦部L4の終わりに、第3曲げ半径R3と反対向きに第4曲げ半径R4で形成される。
(9)円弧部Eは、第4曲げ半径R4で鈍角の第4角度θ4に曲げられて第1平坦部L1の向かう長手方向に延びると共に第2平坦部L2の立ち上がる方向に凸となる円弧形状の部分である。円弧部Eは、連結具150の上辺部152aと当接して摺動する摺動部である。
(10)屈曲部Kは、円弧部Eの端部が屈曲されたものであり、連結具150の上辺部152aに引っ掛けられる。
端子台240には外部電源に接続される電源電線が接続される。また、端子台240には器具本体200を長手方向に連結した場合に隣接する器具本体に電力や信号を送る送り電線が接続される。よって、凹部211内には、電源電線、送り電線が配設される。
次に、図12〜図14を用いて、作業者が、天井などの取付部300に予め取り付けられた器具本体200に対して、光源ユニット100を取り付ける作業を説明する。図12は、光源ユニット100が器具本体200に取り付けられる前の状態を示す。図13は、光源ユニット100の器具本体200への取付工程を説明する図である。図14は、光源ユニット100の器具本体200への取り付け後における断面を示す。図14(a)は短手方向Yを法線方向とする面による断面であり、図14(b)は長手方向Xを法線方向とする面による断面である。ここで、器具本体200の取付部300への取り付けは、天井から吊り下げられている吊ボルトに固定する方法、ねじなどの固定具により直接天井に固定する方法などがある。
図13において、
(a)は、光源ユニット100が器具本体200に取り付けられる前の状態を示す。
(b)は、作業者が板ばね230の円弧部Eの曲率が大きくなるように、板ばね230を弾性変形させた状態で光源ユニット100の先端部233を連結具150に連結した状態を示す。
(c)は、円弧部Eの裏側Eaが連結具150の上辺部152aに対して摺動する状態を示す。
(d)は、光源ユニット100が器具本体200に取り付けられた状態を示す。
図13(a)において、器具本体200では、底面部211aに板ばね230の固定部231がねじにより固定されている。光源ユニット100は器具本体200に取り付けられていない状態である。
次に、図13(b)では、板ばね230が、第2平坦部L2を回転の中心として、円弧部Eが底面部211aに対して略垂直状態になるように弾性変形した状態である。
作業者は、両方の連結具150について、開口152に板ばね230の先端部233から板ばね230をくぐらせる。作業者は、板ばね230の先端部233を、連結具150の開口152の上辺部152aに引っ掛けて、光源ユニット100を器具本体200に吊り下げる。この状態は光源ユニット100の仮取付状態である。2つの板ばね230は、器具本体200の両端部分に配置されており、光源ユニット100は2つの板ばね230で器具本体200に対して略平行な状態で姿勢を維持して吊り下げられる。
次に、図13(c)において、作業者が、カバー側部131をつかんで光源ユニット100を取付側(上方)に持ち上げると、板ばね230の円弧部Eの裏面Eaが、開口152の上辺部152aに対して、バネの復元力によって摺動する。この板ばね230の円弧部Eの摺動作用は、作業者が光源ユニット100を取付側(上方)に持ち上げると、板ばね230が自ら元の形状に戻ろうとすることによるが、作業者が板ばね230を気にすることなく、板ばね230は連結具150に対して摺動しながら元の形状に戻る。
次に、図13(d)において、作業者が、器具本体200の凹部211に光源ユニット100を押し上げると、連結具150の上端部151が凹部211の底面部211aに当接する。このとき板ばね230は、器具本体200への光源ユニット100の装着が完了する直前では円弧部Eの摺動が抑制される。そして、器具本体200への光源ユニット100の装着が完了すると、板ばね230の円弧部Eが、連結具150の開口152の上辺部152aと押し合う状態で、開口152の上辺部152aに対して位置決めされる。
このとき、板ばね230が内側箇所で上辺部152aを支持する際のバネ定数は、図13(b)において、先端部233で光源ユニット100を支持する際のバネ定数に対してはるかに大きい。これは、板ばね230では第1平坦部L1が器具本体200に固定されるので、第1平坦部L1を固定端とする片持ち梁として大まかに見積もることができる。板ばね230では、ほとんど弾性変形しない第1曲げ部M1と第4曲げ部M4との直線距離(スパン)は、第1曲げ部M1と先端部233との距離(スパン)の、例えば1/5〜1/6程度である。片持ち梁ではスパンはバネ定数に3乗で影響する。すなわち、第4曲げ部M4におけるバネ定数は、1/5であれば先端部233におけるバネ定数の125倍であり、1/6であれば先端部233におけるバネ定数の216倍である。このため、作業者が、器具本体200の凹部211への光源ユニット100の押し上げ(押し込み)を完了すると、板ばね230の第4曲げ部M4の内側箇所が、連結具150に形成された開口152の上辺部152aを支持することができる。つまり、第4曲げ部M4の内側箇所で、光源ユニット100の自重を支えることができる。
次に、光源ユニット100を器具本体200から取り外す作業について説明する。光源ユニット100を取り外す作業は、上述した取り付ける作業の逆の手順となる。
(1)図13(d)のように、作業者は、光源ユニット100が器具本体200に取り付けられた状態から、カバー側部131を掴んで、光源ユニット100を略水平の状態のまま照射側(下方)に引き下げる。
(2)作業者は、光源ユニット100を図13(c)を経て図13(b)の状態まで引き下げ、板ばね230の先端部233を連結具150の開口152から外す。
(3)以上の手順で、作業者は、器具本体200から光源ユニット100を取り外す。
次に、図15、図16を用いて、実施の形態1の作用効果を説明する。図15は、板ばね230と連結具150との係合関係を示す図である。図16は、図15を補足するための図である。実施の形態1において、開口152は、下辺部152bの長さ寸法W1、上辺部152aの長さ寸法W2の台形形状である。
長さ関係は、
W1>W2
である。
図15に示すように、下辺部152bの長さ寸法W1に対して上辺部152aの長さ寸法W2が短い。そして、実施の形態1では、板ばね230の幅寸法W3は、先端部233から固定部231にわたって同じ寸法である。図15に示すように、板ばね230の幅寸法W3は開口152の上辺部152aの長さ寸法W2と略同じである。図16は、作用効果を説明するための概念図である。図16に示すように、光源ユニット100が器具本体200に装着された状態において、板ばね230の円弧部Eの裏面Eaは、上辺部152aに当たっている。かつ、裏面Eaが上辺部152aに当たっている箇所の板ばね230の幅方向の両側は、開口152の上辺部152aにつながる両側の側辺部152cの一部によって、短手方向Yの移動が規制される。
このため、連結具150が配置された光源ユニット100は、板ばね230が配置された器具本体200に対して、短手方向Yにおいて位置決めされることになる。したがって、短手方向Yにおける器具本体200と光源ユニット100との中心を一致させた状態で、光源ユニット100を器具本体200に装着できる。また、光源ユニット100から照射される光の光軸を、器具本体200の短手方向における中心に一致させたい場合には、容易に一致させることができる。また、光源ユニット100を挟んで長手方向Xに沿って形成される、光源ユニット100と器具本体200との二箇所の隙間は略同等の間隔となるので、バランスが維持され意匠性も優れる。
光源ユニット100は、板ばね230の内側箇所が開口152の上辺部152aに密着した状態で、取付側(上方)に強く引張り上げられて器具本体200に装着される。つまり、板ばね230が取り付けられている器具本体200の底面部211aと、連結具150が取り付けられているプレート部110の電源取付面部111bとは、互いに平行であり挿抜方向Z(図14)を法線方向とすることになる。このため、光源ユニット100は、器具本体200に対する長手方向Xまわり、つまり長手方向XをX軸とみた場合、X軸まわりの光源ユニット100の取り付け角度601(図14(b))を決めることができる。したがって、光源ユニット100は、器具本体200に対して、長手方向Xまわりに関して傾いて装着されることはなく、光源ユニット100から照射される光は一定の向きを維持できる。また、長手方向Xまわりの角度が正しく決められることで、光源ユニット100を挟んで長手方向Xに沿って形成される、光源ユニット100と器具本体200との二箇所の隙間は略同等の間隔となり、バランスが維持されるため意匠性にも優れる。
図17は、図15に対する変形例1を説明する図である。
図18は、図15に対する変形例2を示す図である。
図19は、実施の形態1の別の変形例を説明する図である。
図17では開口152は長方形であり、つまり上辺部152a、下辺部152bの両方が、長さ寸法W1である。また板ばね230は、先端部233の幅寸法W4が、第4曲げ部M4に向かうにしたがって、次第に幅寸法W4よりも広い幅寸法W3にまで増加していく形状である。つまり第4曲げ部M4から先端部233の方向にみれば、先端部233に向かって幅がしだいに狭くなる、テーパ形状の板ばね230である。そして、上辺部152aの長さ寸法W1は、板ばね230の幅寸法W3と略同一であり、光源ユニット100が器具本体200に取り付けられた状態では、連結具150と板ばね230との連結状態は、図16で述べた状態と同じになる。よって変形例1の場合も、図16の場合と同様の作用効果を得ることができる。
図18では開口152は台形であるが、上辺部152aのほうが、下辺部152bよりも長い。
つまり、
長さ寸法W2>長さ寸法W1
である。
また板ばね230は、変形例1と同じテーパ形状である。そして、上辺部152aの長さ寸法W2は、板ばね230の幅寸法W3と略同一であり、光源ユニット100が器具本体200に取り付けられた状態では、連結具150と板ばね230との連結状態は、図16で述べた状態と同じになる。よって変形例2の場合も、図16の場合と同様の作用効果を得ることができる。
図19は、板ばね230の向きを反対にした変形例である。つまり図11では、2つの板ばね230は、長手方向Xにおいて、先端部233が反対方向を向いている。
これに対して図19の場合は、長手方向Xにおいて、先端部233が向き合う配置である。板ばね230の向きに合わせて連結具150も配置される。変形例3は図16の構成、変形例1及び変形例2のそれぞれと組み合わせることができる。変形例3の場合も図16で述べたのと同じ状態になる。よって変形例3の場合も、図16の場合と同様の作用効果を得ることができる。
図20、図21を参照して実施の形態2を説明する。図20は、摺動ガイド211aaを示す斜視図である。図21は、摺動ガイド211aaを説明する断面図で、(a)は長手方向の縦断面図、(b)は短手方向の断面図である。実施の形態2は、器具本体200の底面部211aに、板ばね230の摺動をガイドする摺動ガイド211aaを配置して、連結具150、板ばね230に加え、さらに摺動ガイド211aaによって短手方向Yの位置決定、及び長手方向Xまわりの角度決定を確実にする構成である。
したがって、図16で述べた状態を、一対の摺動ガイド211aaによって、さらに確実にすることができる。
図22〜図24を参照して、実施の形態3を説明する。実施の形態3は、板ばね230と連結具150とからなる引張機構部9010が、さらに器具側嵌合部9212を有する。実施の形態3では、連結具150の有する連結側嵌合部9151である上端部151と、器具本体200に形成された器具側嵌合部9212とが嵌りあうことで、引張機構部9010が、実施の形態1と同様の、短手方向Yの位置決め、長手方向Xまわりの角度決めの機能を有する。
図23に示すように、器具本体200に配置された器具側嵌合部9212は、連結側嵌合部9151である上端部151に嵌ることで上端部151を拘束する。つまり、器具側嵌合部9212は、上端部151に嵌ることで光源ユニット100の短手方向Yの位置決めと、光源ユニット100の長手方向Xまわりの取り付け角度を決めることができる。実施の形態1の場合は、板ばね230の円弧部Eの裏面Eaは、上辺部152aに当たり、かつ、裏面Eaが上辺部152aに当たっている箇所の板ばね230の幅方向の両側は、開口152の上辺部152aにつながる両側の側辺部152cの一部によって、短手方向Yの移動が規制されることが必要であった。しかし実施の形態3の場合、板ばね230と連結具150との関係は、板ばね230が連結具150を引っ張るだけでよい。なお、図16の説明で述べた短手方向Yの移動規制を加えてもよいことはもちろんである。
図24(b)は、上端部151が凸の円弧形状である連結具150を示す。図24では、凸の円弧形状の上端部151が、凹の円弧形状の器具側嵌合部9212に嵌ることで、光源ユニット100の短手方向Yの位置決め及び光源ユニット100の長手方向Xまわりの取り付け角度決めが可能となる。
図25〜図27を参照して実施形態4を説明する。図25、図26、図27は実施の形態3の図22、図23、図24に対応する。実施の形態4は、実施の形態3に対して、器具側嵌合部9212と上端部151の凹凸関係が逆の場合である。凹凸関係を逆にしても実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
その場合、引張機構部9010は、光源ユニット100に配置される板ばね230と、器具本体200に配置される連結具150とを備える。連結具150は板ばね230を器具本体200の方向に引っ張ることになる。連結具150は板状の板部1501を有し、板部1501は、板ばね230が挿入される開口152であり板ばね230が当接する縁9152aの幅の両端9152cで板ばね230を拘束する開口152が形成される。
図28、図29を参照して実施の形態5を説明する。なお、実施の形態5では、実施の形態1〜4と異なる構成を中心に説明し、実施の形態1〜4と同じ構成については、説明を省略する。図28は、実施の形態5に係る連結具150を説明する図である。図29は、実施の形態5に係る連結具150を用いた光源ユニット100の作用効果を説明する図である。
光源ユニット100を器具本体200に取り付ける際には、配線作業と配線確認作業が行われる。このとき、光源ユニット100は、器具本体200の板ばね230が光源ユニット100の連結具150に引っ掛けられることによって、器具本体200に吊り下げられる。図29の破線の楕円範囲に示すように、長手方向を軸として光源ユニット100をいずれかの回転方向に回転させると、板ばね230が傾斜辺部152dと当接する角度で光源ユニット100の回転が規制され、当該角度で光源ユニット100の姿勢が維持される。つまり、作業者が配線作業または配線確認作業を行う際に、光源ユニット100の配線部を作業者側に向けた状態で保持することができるため、作業者は、配線作業と配線確認作業を確実に行うことができる。このため、電源電線、送り電線を光源ユニット100と器具本体200との間に挟み込んでしまう配線不良、これら電線の接続不良を防ぐことができる。
図30を参照して実施の形態5の別の例を説明する。なお、実施の形態1〜4と同じ構成については、説明を省略する。
図30に示すように、別の例における連結具150は、開口152を形成する上辺部152aの両側部に傾斜辺部152eが形成されている。傾斜辺部152eの中央側は上辺部152aと繋がっており、傾斜辺部152eの外側は側辺部152cと繋がっている。なお、図30において、傾斜辺部152eと側辺部152cとは円弧状の接続辺部152ceを介して繋がる形態となっているが、この形態に限定されず、傾斜辺部152eと側辺部152cとは円弧状の接続辺部152ceを介さずに直接繋がっていてもよい。
図30の場合は、光源ユニット100を器具本体200に取り付ける際には、配線作業と配線確認作業が行われる。このとき、光源ユニット100は、器具本体200の板ばね230が光源ユニット100の連結具150に引っ掛けられることによって、器具本体200に吊り下げられる。図30の破線の楕円範囲に示すように、長手方向を軸として光源ユニット100をいずれかの回転方向に回転させると、板ばね230が傾斜辺部152eと当接する角度で光源ユニット100の回転が規制され、当該角度で光源ユニット100の姿勢が維持される。つまり、作業者が配線作業または配線確認作業を行う際に、光源ユニット100の配線部を作業者側に向けた状態で保持することができるため、作業者は、配線作業と配線確認作業を確実に行うことができる。このため、電源電線、送り電線を光源ユニット100と器具本体200との間に挟み込んでしまう配線不良、これら電線の接続不良を防ぐことができる。
図31、図32を参照して実施の形態6を説明する。なお、実施の形態6では、実施の形態1〜5と異なる構成を中心に説明し、実施の形態1〜5と同じ構成については、説明を省略する。図31は、実施の形態5に係る連結具150を説明する図である。図32は、実施の形態5に係る連結具150を用いた光源ユニット100の作用効果を説明する図である。
図32の破線の楕円範囲に示すように、連結具150の上端部151aをこのような形状としたことによって、光源ユニット100を器具本体200に取り付ける際には、電源電線、送り電線が、短手方向における外側に向って誘導される。つまり、電源電線、送り電線は図32の矢印702,703の方向に誘導されるので、上端部151aと底面部211aとの間に電源電線、送り電線を挟み込んでしまう配線不良を防ぐことができる。
図33から図97を参照して、実施の形態7を説明する。
実施の形態7は、上記の実施の形態で述べた連結具150のバリエーションである17種類の連結具を説明する。
実施の形態7では、連結具150のバリエーションの連結具として、連結具1−1から連結具1−17の17種類を説明する。
連結具1−1から連結具1−17のすべてに共通する場合は、連結具1−Nのように記載する場合がある。
実施の形態7では、連結具1−Nのプレート部110の平面部111への取付方法と、連結具1−Nと板ばね230との係合における光源ユニット100の姿勢維持とを説明する。
以下、図面を用いて連結具1−1から順に説明する。なお、実施の形態7では凹部211を収容凹部211と記載する。
また実施の形態7では、取付装置600を説明する。取付装置600は、天井のような取付部300に、器具本体200と光源ユニット100とを備えている照明装置10の器具本体200が取り付けられている場合に、光源ユニット100を器具本体200に取り付けるための装置である。
図33は連結具1−1の斜視図である。図34は連結具1−1の別の斜視図である。図35は連結具1−1の正面図であり、A方向からみた図である。図36は連結具1−1を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図である。
連結具1−1は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10a、第1固定板部20a、第2固定板部30aを備えている。バネ挿入部10aは、開口15aが形成された開口形成部11a、一対の側部12a、上端部13aを備えている。第1固定板部20aは、固定用孔21a−3が形成されている。第2固定板部30aは、ねじ受孔31a−3が形成されている。
平面部111には、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ突き出た一対の突出部114と、ねじ孔113とが形成されている。
図36に示すように、突出部114は、固定用孔21a−3を突き抜けて、カシメ加工されて連結具1−1を平面部111へ固定する。また、図36に示すように、ねじ119が、平面部111に第2固定板部30aを固定する。
(1)連結具1−1は、一箇所に配置された固定手段で平面部111に固定可能である。つまり、図33等では、ねじ119と突出部114によって連結具1−1を平面部111に固定しているが、ねじ119のみ一箇所で、連結具1−1を平面部111に固定してもよい。この場合、作業工程が少なくなる効果がある。
(2)図33等で説明したように、連結具1−1は、ねじ119と突出部114という2種類の固定手段によって平面部111に固定可能である。よって、光源ユニット100の重量に応じて固定手段を追加できるので、多様な光源ユニット100に適用可能となる効果がある。
(3)また、図36に示すように、ねじ孔113はねじ119で塞がれている。つまり、連結具1−1の平面部111への取り付けに伴って形成された開口は塞がれるので、開口からごみや虫がカバー130の内部に入ることを防止できる効果がある。
(4)図37は、器具本体200に対して光源ユニット100を、図29(a)の状態で維持することを示す模式的な図である。連結具1−1の開口15aは、後述する連結具1−2の開口15b−1のように、光源ユニット100の姿勢を維持することはできない形状である。このため、光源ユニット100の姿勢を維持できるようにするため、連結具1−1は、維持補助部22aを有している。維持補助部22aと、開口15aとによって、連結具1−1は、図29(a)の状態で、光源ユニット100を器具本体200に対して、後述する連結具1−2のように姿勢を維持できる。つまり、図37の場合、板ばね230は、開口15aと維持補助部22aとに引っ掛かることで光源ユニット100の図29(a)の状態で姿勢が維持される。維持補助部22aは、光源ユニット100の姿勢維持を補助する機能を有する。連結具1−1は維持補助部22aとともに、図37に示すように、光源ユニット100と器具本体200とが離隔している状態で、光源ユニット100のプレート部110の長手方向に沿う2つの側辺のうち一方の側辺111−1が他方の側辺111−2よりも収容凹部211の底をなす底面部211aに対して近い位置に存在するように、光源ユニット100の姿勢を維持する。このため、図37の場合は、図29(a)の状態で作業者が光源ユニット100から手を離しても図29(a)の状態が維持される。このため、光源ユニット100の短手方向の一方の端が下がった状態であるので、作業者は、連結具1−2が配置された側の電源取付面部111bが見やすくなる。よって、作業は、電源取付面部111bが見やすい状態で、両手を用いて、電源取付面部111bの側の配線作業を行うことができる効果がある。以上の光源ユニットの姿勢維持については、後述の連結具1−2は維持補助部22aを必要とすることなく、連結具1−1と同様の効果を有する。
図38は連結具1−2の斜視図である。図39は連結具1−2の別の斜視図である。図40は連結具1−2の正面図であり、A方向からみた図である。図41は連結具1−2を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図である。
連結具1−2は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10b、第1固定板部20b、第2固定板部30bを備えている。バネ挿入部10bは、開口15b−1が形成された開口形成部11b、一対の側部12b、上端部13bを備えている。第1固定板部20bは、ねじ受孔21b−2が形成されている。第2固定板部30bは、接続部22bによって第1固定板部20bに接続しており、固定用孔31b−3が形成されている。
平面部111には、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ突き出た一対の突出部114と、ねじの貫通孔115Aが開けられたねじ用凸部115とが形成されている。ねじ用凸部115は、凸形状部である。
図41に示すように、突出部114は、固定用孔31b−3を突き抜けて、カシメ加工されて連結具1−2を平面部111へ固定する。また、図41に示すように、ねじ119が、ねじ用凸部115に第1固定板部20bを固定する。
(1)連結具1−2は、一箇所に配置された固定手段で平面部111に固定可能である。つまり、図38等では、ねじ119と突出部114によって連結具1−2を平面部111に固定しているが、ねじ119のみ一箇所で、連結具1−2を平面部111に固定してもよい。
図41に示すように、連結具1−2は、発光素子基板120との間にプレート部110を挟むようにしてプレート部110に固定されている。第1の固定部641であるねじ119は、電源取付面部111bと基板取付面部111aとを貫通している状態で、連結具1−2をプレート部110に固定しており、ねじ119のみで連結具1−2をプレート部110に固定してもよい。つまり、突出部114を用いることなく、一箇所に配置される一つの固定部630であるねじ119によって、連結具1−2は、プレート部110に固定されてもよい。連結具1−2は、凸形状部であるねじ用凸部115を介して、一つの固定部630であるねじ119によってプレート部110に固定される。この場合、作業工程が少なくなる効果がある。
なお、絞り形状のねじ用凸部115は、貫通孔115A以外は完全に閉塞している。よって、連結具1−2をプレート部110にねじ119で固定した後に発光素子基板120を平面部111に接着部材で貼合する場合、接着部材がねじ用凸部115に捕捉され、平面部111の電源取付面部111bの側に漏れ出すことがない。また、ねじ用凸部115に捕捉された接着部材によって、ねじ119の先端が固定されるため、ねじ119が緩んだり外れたりするリスクが小さくなる。
(2)また、図41に示すように、連結具1−2が平面部111に固定されることに関して、電源取付面部111bよりも下方、つまり、基板取付面部111aよりも、発光素子基板120の側へ突き出るものがない。
図41に示すように、発光素子基板120は基板取付面部111aに配置されており、第1の固定部641であるねじ119と第2の固定部642である突出部114とは、基板取付面部111aの裏面である電源取付面部111bから基板取付面部111aに向かう方向において、基板取付面部111aよりも突出しない。
具体的には、ねじ119は、基板取付面部111aと電源取付面部111bとを貫通するように形成された貫通孔115Aを貫通し、先端119Aが基板取付面部111aの位置に配置された状態あるいは基板取付面部111aの位置よりも電源取付面部111bの側に配置された状態で、連結具1−2をプレート部110に固定する。よって、発光素子基板120の位置によらず、連結具1−2を自由に平面部111に配置できる効果がある。
なお図38、図41に示すように、プレート部110は、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ凹む形状で電源取付面部111bへ凸形状に突き出ており貫通孔115Aが形成された凸形状部であるねじ用凸部115を有している。なお、貫通孔115Aは、閉塞されている。図41に示すように、例えば貫通孔115Aは、ねじ119の軸で閉塞される。
(3)図38等で説明したように、連結具1−2は、第1の固定部641であるねじ119と、第2の固定部642である突出部114という2種類の固定手段によって平面部111に固定可能である。よって、光源ユニット100の重量に応じて固定手段を追加できるので、多様な光源ユニット100に適用可能となる効果がある。
後述のように連結具1−2は取付装置600−3の構成要素であるが、連結具1−2はユニット側取付部620に相当する。ユニット側取付部620である連結具1−2は、プレート部110に、上記のように、第1の固定部641と、第1の固定部641と種類の異なる第2の固定部642とによって、固定されている。
(4)また、図41に示すように、ねじ用凸部115の貫通孔115Aはねじ119で塞がれている。つまり、連結具1−2の平面部111への取り付けに伴って形成された開口は塞がれるので、開口からごみや虫がカバー130の内部に入ることを防止できる効果がある。
(5)図42は、器具本体に対して光源ユニット100を、図29(a)の状態で維持することを示す図である。連結具1−2の開口15b−1は、図29(a)の状態で、光源ユニット100を器具本体200に対して、姿勢を維持することができる。つまり、図42の場合、開口15b−1の形状は、板ばね230が開口15b−1の縁に引っ掛かる形状となっている。このため、図42の場合は、図29(a)の状態で作業者が光源ユニット100から手を離しても図29(a)の状態が維持される。このため、光源ユニット100の短手方向の一方の端が下がった状態であるので、作業者は、連結具1−2が配置された側の電源取付面部111bが見やすくなる。よって、作業は、電源取付面部111bが見やすい状態で、両手を用いて、電源取付面部111bの側の配線作業を行うことができる効果がある。
また、連結具1−Nは、器具側取付部610である板ばね230とプレート部110との間に配置されている。
また、連結具1−Nは、器具本体200とプレート部110との間に配置されている。
図43は連結具1−3の斜視図である。図44は連結具1−3の別の斜視図である。図45は連結具1−3の正面図であり、A方向からみた図である。図46は連結具1−3を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な側面図である。
連結具1−3は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10c、第1固定板部20c、第2固定板部30cを備えている。バネ挿入部10cは、開口15c−1が形成された開口形成部11c、一対の側部12c、上端部13cを備えている。第1固定板部20cは、挿込部21c−4が形成されている。第2固定板部30cは、接続部22cによって第1固定板部20cに接続しており、ねじ受孔31c−2が形成されている。
平面部111には、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ切り起こされた一対の起立部116と、ねじの貫通孔115Aが開けられたねじ用凸部115とが形成されている。
図46に示すように、ねじ119が、ねじ用凸部115に第2固定板部30cを固定する。また、挿込部21c−4が一対の起立部116どうしの間に挿し込まれている。図43、図46に示すように、挿込部21c−4の先端は、起立部116から出でいる。
(1)連結具1−3は、一箇所に配置された固定手段で平面部111に固定可能である。つまり、図43等では、ねじ119と挿込部21c−4とによって連結具1−3を平面部111に固定しているが、ねじ119のみ一箇所で、連結具1−3を平面部111に固定してもよい。この場合、作業工程が少なくなる効果がある。
(2)また、図46に示すように連結具1−3が平面部111に固定されることに関して、電源取付面部111bよりも下方、つまり、基板取付面部111aよりも、発光素子基板120の側へ突き出るものがない。よって、発光素子基板120の位置によらず、連結具1−3を自由に平面部111に配置できる効果がある。
(3)図43等で説明したように、連結具1−3は、ねじ119と挿込部21c−4という2種類の固定手段によって平面部111に固定可能である。よって、光源ユニット100の重量に応じて固定手段を追加できるので、多様な光源ユニット100に適用可能となる効果がある。
挿込部21c−4と一対の起立部116とはスライド構造を構成する。スライド構造は、スライド方向と交差する方向、つまり挿込部21c−4が挿し込まれる方向と直交する方向に対して移動を規制する機能を有する。スライド構造は、特定の方向に対する移動を規制し得る固定である。スライド構造の効果として、照明装置10を長期間使用した後に、ねじ固定あるいはかしめ固定の固定手段に構造疲労が発生した場合でもスライド構造のサポートを加えることにより、光源ユニットの脱落を防ぐことができる。
(4)また、図46に示すように、ねじ用凸部115の貫通孔115Aはねじ119で塞がれている。さらに、起立部116の形成にともなってできた開口118は挿込部21c−4で塞がれる。つまり、連結具1−3の平面部111への取り付けに伴って形成された開口は塞がれるので、開口からごみや虫がカバー130の内部に入ることを防止できる効果がある。
(5)また、連結具1−3の開口15c−1は、連結具1−2の開口15b−1と同様の形状であり、連結具1−3も開口15c−1の縁によって、光源ユニット100の姿勢を図29(a)の状態に維持できる。
図47は連結具1−4の斜視図である。図48は連結具1−4の別の斜視図である。図49は連結具1−4の正面図であり、A方向からみた図である。図50は連結具1−4を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図である。
連結具1−4は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10d、第1固定板部20dを備えている。バネ挿入部10dは、開口15dが形成された開口形成部11d、一対の側部12d、上端部13dを備えている。第1固定板部20dは、ねじ受孔21d−2と、一対の挿込部22d−4と形成されている。一対の挿込部22d−4は、第1固定板部20dから起立し、先端が平面部111に対向するように曲がっているL字形状である。
平面部111には、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ切り起こされたブリッジ部117が形成されている。ブリッジ部117には、ねじ孔117Aと、挿込部22d−4が通る切り欠き部117Bが形成されている。
図50は、A方向からみた断面に相当する。図50に示すように、一対の挿込部22d−4は、平面部111の面上に載っている状態である。ねじ119は、第1固定板20dをブリッジ部117に固定する。
(1)連結具1−4は、一箇所に配置された固定手段で平面部111に固定されている。つまり、一箇所のねじ119により、第1固定板20dがブリッジ部117に固定されている。よって、簡易な構成で連結具1−4を平面部111に固定できる効果がある。
なお、ブリッジ部117の形成により平面部111に形成される開口117C(図47)は、平面部111の長手方向Xの中心線111d(図4)上に位置する。中心線111dは平面部111の短手方向Yの中央を通る基準線である。中心線111d上には発光素子基板120が配置される。よって開口117Cをテープで塞がなくても、発光素子基板120を基板取付面部111aに貼り付けることで完全に開口117Cを塞ぐことができる。
(2)また、図50に示すように、連結具1−4が平面部111に固定されることに関して、電源取付面部111bよりも下方、つまり、基板取付面部111aよりも、発光素子基板120の側へ突き出るものがない。よって、発光素子基板120の位置によらず、連結具1−4を自由に平面部111に配置できる効果がある。
(3)なお、連結具1−4の開口15dは、連結具1−1の開口15aと同様の形状である。連結具1−4も連結具1−1と同様に、維持補助部を設けることで、光源ユニット100の姿勢を図29(a)の状態に維持できる。
図51は連結具1−5の斜視図である。図52は連結具1−5の別の斜視図である。図53は連結具1−5の正面図であり、A方向からみた図である。図54は連結具1−5を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図であり、図5のA−Aに相当する。
連結具1−5は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10e、第1固定板部20e、第2固定板部30eを備えている。バネ挿入部10eは、開口15eが形成された開口形成部11e、一対の側部12e、上端部13eを備えている。第1固定板部20eは、ねじ受孔21e−2が形成されている。第2固定板部30eは、接続部22eによって第1固定板部20eに接続しており、ねじ受孔31e−3が形成されている。
平面部111には、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ切り起こされた一対の起立部116と、ねじの貫通孔115Aが開けられたねじ用凸部115とが形成されている。
図54に示すように、ねじ119が、ねじ用凸部115に第1固定板部20eを固定する。また、挿込部31e−4が一対の起立部116どうしの間に挿し込まれている。
(1)連結具1−5は、一箇所に配置された固定手段で平面部111に固定可能である。つまり、図51等では、ねじ119と挿込部31e−4とによって連結具1−5を平面部111に固定しているが、ねじ119のみ一箇所で、連結具1−5を平面部111に固定してもよい。この場合、作業工程が少なくなる効果がある。
(2)また、図54に示すように、連結具1−5が平面部111に固定されることに関して、電源取付面部111bよりも下方、つまり、基板取付面部111aよりも、発光素子基板120の側へ突き出るものがない。よって、発光素子基板120の位置によらず、連結具1−5を自由に平面部111に配置できる効果がある。
(3)図51等で説明したように、連結具1−5は、ねじ119と挿込部31e−4という2種類の固定手段によって平面部111に固定可能である。よって、光源ユニット100の重量に応じて固定手段を追加できるので、多様な光源ユニット100に適用可能となる効果がある。
(4)また、図51、図54に示すように、ねじ用凸部115の貫通孔115Aはねじ119で塞がれている。さらに、起立部116の形成にともなってできた開口118も挿込部31e−4で塞がれる。つまり、連結具1−5の平面部111への取り付けに伴って形成された開口は塞がれるので、開口からごみや虫がカバー130の内部に入ることを防止できる効果がある。
図55は連結具1−6の斜視図である。図56は連結具1−6の別の斜視図である。図57は連結具1−6の正面図であり、A方向からみた図である。図58は連結具1−6を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図である。
連結具1−6は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10f、第1固定板部20f、第2固定板部30fを備えている。バネ挿入部10fは、開口15fが形成された開口形成部11f、一対の側部12f、上端部13fを備えている。第1固定板部20fには、一対の挿込部21f−4が形成されている。第2固定板部30fには、ねじ受孔31f−2が形成されている。
平面部111には、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ切り起こされたブリッジ部117が形成されている。ブリッジ部117には、ねじ孔117Aと、挿込部21f−4が通る切り欠き部117Bが形成されている。
一対の挿込部22f−4の先端が、一対の切り欠き部117Bを通って、ブリッジ部117の下に入る。図58に示すように、ねじ119は、第2固定板30fをブリッジ部117に固定する。
(1)連結具1−6は、一箇所に配置された固定手段で平面部111に固定可能である。つまり、一箇所のねじ119により、第1固定板20fをブリッジ部117に固定する。よって、簡易な構成で連結具1−6を平面部111に固定できる効果がある。
(2)また、図58に示すように、連結具1−6が平面部111に固定されることに関して、電源取付面部111bよりも下方、つまり、基板取付面部111aよりも、発光素子基板120の側へ突き出るものがない。よって、発光素子基板120の位置によらず、連結具1−6を自由に平面部111に配置できる効果がある。
図59は連結具1−7の斜視図である。図60は連結具1−7の別の斜視図である。図61は連結具1−7の正面図であり、A方向からみた図である。図62は連結具1−7を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図である。
連結具1−7は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10g、第1固定板部20g、第2固定板部30gを備えている。バネ挿入部10gは、開口15g−1が形成された開口形成部11g、一対の側部12g、上端部13gを備えている。第1固定板部20gは、ねじ受孔21g−2が形成されている。第2固定板部30gは、接続部22gによって第1固定板部20gに接続しており、挿込部31g−4が形成されている。また、第1固定板部20gから第2固定板部30gにわたる開口32gが形成されている。
平面部111には、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ切り起こされた一対の起立部116と、ねじの貫通孔115Aが開けられたねじ用凸部115とが形成されている。
図62に示すように、ねじ119が、ねじ用凸部115に第1固定板部20gを固定する。また、挿込部31g−4が一対の起立部116どうしの間に挿し込まれている。図59、図62に示すように、挿込部31g−4の先端は、起立部116から出でいる。
(1)連結具1−7は、一箇所に配置された固定手段で平面部111に固定可能である。つまり、図59等では、ねじ119と挿込部31g−4とによって連結具1−7を平面部111に固定しているが、ねじ119のみ一箇所で、連結具1−7を平面部111に固定してもよい。この場合、作業工程が少なくなる効果がある。
(2)また、図62に示すように連結具1−7が平面部111に固定されることに関して、電源取付面部111bよりも下方、つまり、基板取付面部111aよりも、発光素子基板120の側へ突き出るものがない。よって、発光素子基板120の位置によらず、連結具1−7を自由に平面部111に配置できる効果がある。
(3)図59等で説明したように、連結具1−7は、ねじ119と挿込部31g−4という2種類の固定手段によって平面部111に固定可能である。よって、光源ユニット100の重量に応じて固定手段を追加できるので、多様な光源ユニット100に適用可能となる効果がある。
(4)また、図62に示すように、ねじ用凸部115の貫通孔115Aはねじ119で塞がれている。さらに、起立部116の形成にともなってできた開口118は挿込部31g−4で塞がれる。つまり、連結具1−7の平面部111への取り付けに伴って形成された開口は塞がれるので、開口からごみや虫がカバー130の内部に入ることを防止できる効果がある。
(5)また、連結具1−7の開口15g−1は、連結具1−2の開口15b−1と同様の形状であり、連結具1−7も開口15g−1の縁によって、光源ユニット100の姿勢を図29(a)の状態に維持できる。
図63は連結具1−8の斜視図である。図64は連結具1−8の別の斜視図である。図65は連結具1−8の正面図であり、A方向からみた図である。
図66は連結具1−9の斜視図である。図67は連結具1−9の別の斜視図である。
図68は連結具1−9の正面図であり、A方向からみた図である。
連結具1−9は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10i、第1固定板部20i、第2固定板部30iを備えている。バネ挿入部10iは、開口15iが形成された開口形成部11i、一対の側部12i、上端部13iを備えている。第1固定板部20iは、ねじ受孔21i−2が形成されている。第2固定板部30iは、接続部22iによって第1固定板部20iに接続しており、挿込部31i−4が形成されている。また、第1固定板部20iから第2固定板部30iにわたる開口32iが形成されている。
平面部111の構成は、連結具1−7の場合と同じである。
連結具1−9は、平面部111への取り付け状態は連結具1−7と同じであり、特徴及び効果も連結具1−7と同じである。
図69は連結具1−10の斜視図である。図70は連結具1−10の別の斜視図である。図71は連結具1−10の正面図であり、A方向からみた図である。
図72は連結具1−11の斜視図である。図73は連結具1−11の別の斜視図である。図74は連結具1−11の正面図であり、A方向からみた図である。図75は連結具1−11を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図である。
連結具1−11は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10m、第1固定板部20mを備えている。バネ挿入部10mは、開口15mが形成された開口形成部11m、一対の側部12m、上端部13mを備えている。第1固定板部20mは、長孔形状の位置決め用孔21m−3と、挿込部22m−4が形成されている。
平面部111には、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ切り起こされた一対の起立部116と、位置決め用突起部114Aとが形成されている。
図72に示すように、挿込部22m−4が一対の起立部116に挿し込まれる。図75に示すように、位置決め用突起部114Aが位置決め用孔21m−3の端に当たり、位置決めされる。また、連結具1−11では、第1の固定部20mに、平面部111がカシメ加工で固定される。
(1)図75に示すように、連結具1−11が平面部111に固定されることに関して、電源取付面部111bよりも下方、つまり、基板取付面部111aよりも、発光素子基板120の側へ突き出るものがない。よって、発光素子基板120の位置によらず、連結具1−11を自由に平面部111に配置できる効果がある。
(2)図72等で説明したように、連結具1−11は、カシメ加工と挿込部22m−4という2種類の固定手段によって平面部111に固定可能である。よって、光源ユニット100の重量に応じて固定手段を追加できるので、多様な光源ユニット100に適用可能となる効果がある。
(3)また、挿込部22m−4が一対の起立部116に挿し込まれた際には、起立部116の形成にともない形成された開口118を、挿込部22m−4が塞ぐ。つまり、連結具1−11の平面部111への取り付けに伴って形成された開口は塞がれるので、開口からごみや虫がカバー130の内部に入ることを防止できる効果がある。
図76は連結具1−12の斜視図である。図77は連結具1−12の別の斜視図である。図78は連結具1−12の正面図であり、A方向からみた図である。
図79は連結具1−13の斜視図である。図80は連結具1−13の別の斜視図である。図81は連結具1−13の正面図であり、A方向からみた図である。図82は連結具1−13を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図である。
連結具1−13は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10p、第1固定板部20pを備えている。バネ挿入部10pは、開口15pが形成された開口形成部11p、一対の側部12p、上端部13pを備えている。第1固定板部20pには、挿込部21p−4が形成されており、挿込部21p−4にはアーチ形状に切り起こされた一対のしぼり部22p−3が形成されている。また第1固定板部20pには、一対の側部23pが形成されている。
平面部111には、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ切り起こされた一対の起立部116と、係合用突起部114Bとが形成されている。
図79に示すように、挿込部21p−4が一対の起立部116に挿し込まれる。その際、一対の係合用突起部114Bが、対応するしぼり部22p−3と係合する。挿込部21p−4は起立部116に挿し込まれた状態でカシメ加工される。カシメ位置は一対の起立部116の間にある。
(1)連結具1−13は、一箇所に配置された固定手段で平面部111に固定可能である。つまり、図79等では、カシメ加工と、挿込部21p−4及び絞り部22p−3とによって、連結具1−13は平面部111に固定している。しかしカシメ加工のみで、連結具1−13を平面部111に固定してもよい。この場合、作業工程が少なくなる効果がある。
(2)また、図82に示すように、連結具1−13が平面部111に固定されることに関して、電源取付面部111bよりも下方、つまり、基板取付面部111aよりも、発光素子基板120の側へ突き出るものがない。よって、発光素子基板120の位置によらず、連結具1−13を自由に平面部111に配置できる効果がある。
(3)図79等で説明したように、連結具1−13は、カシメ加工と、絞り部22p−3との2種類の固定手段によって平面部111に固定可能である。よって、光源ユニット100の重量に応じて固定手段を追加できるので、多様な光源ユニット100に適用可能となる効果がある。
(4)また、図82に示すように、起立部116の形成にともなってできた開口118は挿込部21p−4で塞がれる。つまり、連結具1−13の平面部111への取り付けに伴って形成された開口は塞がれるので、開口からごみや虫がカバー130の内部に入ることを防止できる効果がある。
図83は連結具1−14の斜視図である。図84は連結具1−14の別の斜視図である。図85は連結具1−14の正面図であり、A方向からみた図である。図86は連結具1−14を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図である。
連結具1−14は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10r、第1固定板部20r、第2固定板部30rを備えている。バネ挿入部10rは、開口15rが形成された開口形成部11r、一対の側部12r、上端部13rを備えている。第1固定板部20rには、ねじ受孔21r−2が形成されている。第2固定板部30rには挿込部31r−4が形成されている。第2固定板部30rには開口32rが形成されている。
平面部111には、ねじの貫通孔115Aが開けられたねじ用凸部115と、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ切り起こされた一対の起立部116とが形成されている。
図83に示すように、挿込部31r−4が一対の起立部116に挿し込まれる。その際、図86に示すように、ねじ受孔21r−2と、ねじ用凸部115との位置が合う。
(1)連結具1−14は、一箇所に配置された固定手段で平面部111に固定可能である。つまり、図83等では、ねじ119と、挿込部31r−4とによって、連結具1−14は平面部111に固定している。しかし、ねじ119のみで連結具1−14を平面部111に固定してもよい。この場合、作業工程が少なくなる効果がある。
(2)また、図86に示すように、連結具1−14が平面部111に固定されることに関して、電源取付面部111bよりも下方、つまり、基板取付面部111aよりも、発光素子基板120の側へ突き出るものがない。よって、発光素子基板120の位置によらず、連結具1−14を自由に平面部111に配置できる効果がある。
(3)図83等で説明したように、連結具1−14は、ねじ119と、挿込部31r−4との2種類の固定手段によって平面部111に固定可能である。よって、光源ユニット100の重量に応じて固定手段を追加できるので、多様な光源ユニット100に適用可能となる効果がある。
(4)起立部116の形成にともなってできた開口118は挿込部31r−4で塞がれる。また、ねじ用凸部115の貫通孔115Aはねじ119で塞がれる。つまり、連結具1−14の平面部111への取り付けに伴って形成された開口は塞がれるので、開口からごみや虫がカバー130の内部に入ることを防止できる効果がある。
図87は連結具1−15の斜視図である。図88は連結具1−15の別の斜視図である。図89は連結具1−15の正面図であり、A方向からみた図である。図90は連結具1−15を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図である。
連結具1−15は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10s、第1固定板部20s、第2固定板部30sを備えている。バネ挿入部10sは、開口15sが形成された開口形成部11s、一対の側部12s、上端部13sを備えている。第1固定板部20sは、全体が挿込部21s−4になっている。第2固定板部30sは、一対の平板からなっている。
平面部111には、基板取付面部111aから電源取付面部111bの方向へ切り起こされたブリッジ部117が形成されている。
挿込部21s−4は、ブリッジ部117に挿し込まれている。また、第2固定板部30sをなす、一対の平板のそれぞれには、第2固定板部30sを平面部111に固定するため、カシメ加工が施されている。
(一箇所で固定)
(1)連結具1−15は、カシメ加工のみで平面部111に固定してもよい。この場合、作業工程が少なくなる。
(2)図90に示すように、連結具1−15が平面部111に固定されることに関して、電源取付面部111bよりも下方、つまり、基板取付面部111aよりも、発光素子基板120の側へ突き出るものがない。よって、発光素子基板120の位置によらず、連結具1−15を自由に平面部111に配置できる効果がある。
(3)図87等で説明したように、連結具1−15は、カシメ加工と挿込部21s−4という2種類の固定手段によって平面部111に固定可能である。光源ユニット100の重量化に耐えることができる。
(4)また、挿込部21s−4が一対の起立部116に挿し込まれた際には、起立部116の形成にともない形成された開口118を、挿込部21s−4が塞ぐ。つまり、連結具1−15の平面部111への取り付けに伴って形成された開口は塞がれるので、開口からごみや虫がカバー130の内部に入ることを防止できる効果がある。
図91は連結具1−16の斜視図である。図92は連結具1−16の別の斜視図である。図93は連結具1−16の正面図であり、A方向からみた図である。
連結具1−16は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10t、第1固定板部20tを備えている。バネ挿入部10tは、開口15tが形成された開口形成部11t、一対の側部12t、上端部13tを備えている。第1固定板部20tには、二箇所に開口21t−2が形成されている。また、側部12tからは、側部12tに対して直角方向に張出部13tが張り出している。張出部13tの先端には挿込部13t−4が形成されている。挿込部13t−4は合計四箇所ある。
平面部111には、四箇所に係合用開口118Aが形成されている。また平面部111には、二箇所に切起し部116Aが形成されている。
いる。
図91に示すように、四箇所の係合用開口118Aに挿込部13t−4が挿入され、切起し部116Aが開口21t−2に嵌る。この状態で、第1固定板部20tが平面部111にカシメ加工によって固定されている。
この場合、工程が簡素化される。また、連結具1−16は、二箇所の開口21t−2に二箇所の切起し部116Aが嵌ることのみによって、連結具1−16を平面部111に固定してもよい。この場合、カシメ加工を行わないので工程が簡素化される。
図94は連結具1−17の斜視図である。図95は連結具1−17の別の斜視図である。図96は連結具1−17の正面図であり、A方向からみた図である。図97は連結具1−17を平面部111に取り付けた状態を示す、模式的な断面図である。
連結具1−17は、板ばね230が挿入されるバネ挿入部10u、第1固定板部20uを備えている。バネ挿入部10uは、開口15uが形成された開口形成部11u、一対の側部12u、上端部13uを備えている。第1固定板部20uには、ねじ受孔21u−2が形成されている。また、側部12uからは、側部12uに対して直角方向に張出部13uが張り出している。張出部13uの先端には挿込部13u−4が形成されている。挿込部13u−4は合計二箇所ある。
平面部111には、二箇所に係合用開口118Aが形成されている。また平面部111には、ねじの貫通孔115Aが開けられたねじ用凸部115が形成されている。
図94に示すように、二箇所の係合用開口118Aに挿込部13u−4が挿入される。また、ねじ119によってねじ用凸部115に第1固定板部20uが固定される。
つまり、一箇所のねじ119のみによって連結具1−17を平面部111に固定する。
この場合、工程が簡素化される。
ユニット側取付部620が弾性具661の場合、器具側取付部610は、弾性具661と連結する連結具662である。いずれの場合も、連結具1−Nは、光源ユニット100と器具本体200とが離隔している状態で、光源ユニット100のプレート部110の2つの側辺のうち一方の側辺111−1が他方の側辺111−2よりも凹部211の底をなす底面部211aに対して近い位置に存在するように、光源ユニット100の姿勢を維持する。
姿勢維持部650は、器具側取付部610と、ユニット側取付部620とのいずれかに配置されてよい。姿勢維持部650が器具側取付部610に配置されるのは、例えば、器具側取付部610が連結具1−Nの場合であり、姿勢維持部650がユニット側取付部620に配置されるのは、例えばユニット側取付部620が連結具1−Nの場合である。
Claims (10)
- 光源ユニット取付部を有する器具本体と、プレート部を有し、前記プレート部の一方の面の側に光源が配置され、前記プレート部の前記一方の面の裏側である他方の面の側が前記光源ユニット取付部と対向した状態で前記光源ユニット取付部に着脱自在に取り付けられる光源ユニットとを備えている照明装置の取付装置であって、
前記器具本体に固定される器具側取付部と、
前記器具側取付部と対をなすように前記光源ユニットに固定され、前記器具側取付部と連結されるユニット側取付部と
を備え、
前記ユニット側取付部は、
一箇所に配置される一つの固定部によって、前記プレート部に固定されている取付装置。 - 前記器具本体は、
収容凹部が形成されており、
前記光源ユニットは、
一部が前記収容凹部に収容された状態で前記器具本体に取り付けられる、
請求項1に記載の取付装置。 - 前記器具側取付部と前記ユニット側取付部とは、
着脱自在に連結される請求項1または請求項2に記載の取付装置。 - 前記プレート部は、
前記一方の面から前記他方の面の方向へ凹む形状で前記他方の面へ凸形状に突き出ている凸形状部を有し、
前記ユニット側取付部は、
前記凸形状部を介して、前記一つの固定部によって前記プレート部に固定されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の取付装置。 - 前記凸形状部は、
貫通孔が形成されており、
前記ユニット側取付部は、
前記貫通孔を貫通している前記一つの固定部によって前記プレート部に固定されている請求項4に記載の取付装置。 - 前記一つの固定部は、
先端が前記一方の面よりも前記他方の面の側に配置された状態で、前記ユニット側取付部を前記プレート部の前記他方の面に固定する請求項5に記載の取付装置。 - 前記取付装置は、
複数の前記ユニット側取付部を備えており、
前記プレート部は、長手形状であり、
複数の前記ユニット側取付部は、
前記プレート部の長手方向に沿って、離隔して配置されている請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の取付装置。 - 前記器具側取付部と前記ユニット側取付部とのどちらかは、
弾性具であり、
前記器具側取付部が前記弾性具の場合、前記ユニット側取付部は、前記弾性具と連結する連結具であり、
前記ユニット側取付部が前記弾性具の場合、前記器具側取付部は、前記弾性具と連結する連結具であり、
前記連結具は、
前記光源ユニットと前記器具本体とが離隔している状態で、前記光源ユニットの前記プレート部の2つの側辺のうち一方の側辺が他方の側辺よりも前記収容凹部の底をなす底面部に対して近い位置に存在するように、前記光源ユニットの姿勢を維持する請求項2に記載の取付装置。 - 前記器具側取付部は、
弾性具であり、
前記ユニット側取付部は、前記弾性具と連結する連結具である請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の取付装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の取付装置を備える照明装置。
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