JP2019020809A - 監視装置、セルフ端末及び監視方法 - Google Patents

監視装置、セルフ端末及び監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金融機関等の店舗に顧客と同行者が来店する場合に、効率的に同行者の行動を顧客に気づかせることを課題とする。【解決手段】同行者Bが店舗の出口から出たならば、該同行者Bの顔画像が監視カメラ11からサーバ装置30に送信され、サーバ装置30は、同行者Bと連れ立って来店した顧客Aを特定するとともに、該顧客Aが電子記帳機20を操作中であると判定すると、電子記帳機20の操作表示部に「お客さまご注意ください。お連れ様が店舗の外に出られた可能性があります。」などの注意喚起のメッセージを表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関等の店舗に顧客と同行者が来店する場合に、効率的に同行者の行動を顧客に気づかせることができる監視装置、セルフ端末及び監視方法に関する。
従来、子供が保護者から離れて行動し、事件や事故に巻き込まれる事案が問題となっているため、保護者が安心するための従来技術が知られている。
例えば、特許文献1には、子供が所持する移動端末の位置情報を定期的に取得し、この移動端末の位置情報によって行動予定から外れていることが検知されると、同行者が保持する移動端末に測位指示して位置情報を取得し、子供と同行者との距離が予め定めた距離を越えている場合に、待機端末に異常通知を送信する技術が開示されている。
特開2008−113184号公報
しかしながら、上記の特許文献1のものは、位置情報を取得できることを前提とするため、位置情報が取得できない金融機関の店舗等の屋内に子供が所在する場合には、適用することができない。
特に、親子連れで金融機関の店舗に来店し、親がセルフ端末で取引処理を行っている間に子供が店舗から出てしまったような場合に、親が子供の行動に気づかず、結果的に子供が事件又は事故に巻き込まれてしまう可能性がある。
これらのことから、金融機関等の店舗に親子連れで来店したような場合に、いかにして子供の行動を親に気づかせるかが重要な課題となっている。かかる課題は、取引を行う顧客とその同行者が来店する場合についても同様に生ずる課題である。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、金融機関等の店舗に顧客と同行者が来店する場合に、効率的に同行者の行動を顧客に気づかせることができる監視装置、セルフ端末及び監視方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、顧客により取引情報が入力操作されるセルフ端末と通信可能に接続された監視装置であって、前記セルフ端末を入力操作する顧客に同行する同行者を検出する同行者検出部と、前記同行者による所定の行為の発生を検知する検知部と、前記検知部により所定の行為の発生が検知されたことを条件として、前記セルフ端末に対して所定の情報の報知指示を行う報知指示部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記同行者検出部は、所定の撮像装置で撮像された画像に基づいて、前記セルフ端末を入力操作する顧客に同行する同行者を検出することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記同行者は、前記セルフ端末を入力操作する顧客に同行する児童を含む被保護者であることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記検知部は、所定の撮像装置で撮像された画像に基づいて、前記同行者による所定の行為の発生を検知することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記検知部は、前記同行者が顧客以外の人物とともに若しくは単独で前記セルフ端末が配設された店舗から退出する場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記検知部は、前記同行者が前記セルフ端末から所定の距離以上離隔した場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記検知部は、前記同行者が所定の立入禁止区域に侵入した場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記検知部は、前記同行者が所定の位置から移動した場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記検知部は、前記同行者があらかじめ設定された領域で所定の時間以上停止した場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記検知部は、前記セルフ端末が配設された店舗に配設された店内機器に前記同行者が近接した場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記所定の行為は、前記同行者の動きから予測される予測行為が含まれることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記報知指示部は、前記同行者検出部により前記顧客に同行する同行者が検出された場合に、前記セルフ端末に対して同行者に関する事前注意喚起に係る情報の報知指示を行うことを特徴とする。
また、本発明は、顧客による取引情報の入力操作を受け付ける受付部と、前記入力操作を行う顧客に同行する同行者を検出する同行者検出部と、前記同行者による所定の行為の発生を検知する検知部と、前記検知部により所定の行為の発生が検知されたことを条件として、所定の情報の報知処理を行う報知処理部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、顧客により取引情報が入力操作されるセルフ端末と、該セルフ端末と通信可能に接続された監視装置とを有する監視システムにおける監視方法であって、前記監視装置が、前記セルフ端末を入力操作する顧客に同行する同行者を検出する同行者検出工程と、前記監視装置が、前記同行者による所定の行為の発生を検知する検知工程と、前記監視装置が、前記検知工程により所定の行為の発生が検知されたことを条件として、前記セルフ端末に対して所定の情報の報知指示を行う報知指示工程と、前記セルフ端末が、前記監視装置からの報知指示に応答して所定の情報を報知処理する報知処理工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、金融機関等の店舗に顧客と同行者が来店する場合に、効率的に同行者の行動を顧客に気づかせることが可能となる。特に、顧客がセルフ端末を操作している間に、同行者が迷子になる事態や危険行為を行う事態を防止することが可能となる。
図1は、実施例1に係る監視システムの概念を説明するための説明図である。 図2は、図1に示した監視システムのシステム構成を示す図である。 図3は、図2に示した電子記帳機の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、図2に示した電子記帳機の操作画面の一例を示す図である。 図5は、図2に示した電子記帳機の警告表示の一例を示す図である。 図6は、図2に示したサーバ装置の構成を示す機能ブロック図である。 図7は、監視条件の設定画面の一例を示す図である。 図8は、図2に示したサーバ装置による同行者の検出処理手順を示すフローチャートである。 図9は、図8のステップS102に示した同行者判定処理手順を示すフローチャートである。 図10は、図4に示したサーバ装置による同行者監視時の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、同行者が電子記帳機から一定の距離離れたことを検知する変形例1を説明するための説明図である。 図12は、同行者が立入禁止区域に立ち入ったことを検知する変形例2を説明するための説明図である。 図13は、同行者が待機場所から離れたことを検知する変形例3を説明するための説明図である。 図14は、店舗内で顧客が行き交う動線に同行者が滞在することを検知する変形例4を説明するための説明図である。 図15は、同行者による店舗内に配設された店内装置の操作を検知する変形例5を説明するための説明図である。 図16は、実施例2に係る監視システムの概念を説明するための説明図である。 図17は、図16に示した電子記帳機の構成を示す機能ブロック図である。 図18は、図16に示した電子記帳機の監視処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る監視装置、セルフ端末及び監視方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下の実施例では、親子連れで金融機関の店舗に来店し、親である顧客がセルフ端末を用いて取引操作を行っている間に、同行者である子供の行動を監視する場合について説明する。
<実施例1に係る監視システムの概念>
まず、実施例1に係る監視システムの概念について説明する。図1は、実施例1に係る監視システムの概念を説明するための説明図である。ここでは、顧客(親)と同行者(子供)が連れ立って金融機関の店舗に来店し、顧客Aが電子記帳機20を操作している状況を示している。なお、顧客Aと同行者Bは、店舗への来店時に図示しない監視カメラで撮像される。顧客Aの顔画像と同行者Bの顔画像は、関連付けられてサーバ装置30の記憶部に記憶される。
顧客Aが電子記帳機20に対する操作を開始する場合に、電子記帳機20に設けられたカメラで該顧客Aの顔画像が撮像され、サーバ装置30に通知される。サーバ装置30は、該顧客Aの顔画像を記憶部に記憶された顔画像と照合し、同一人物の顔画像が記憶されている場合には、顧客Aに同行する同行者Bの顔画像を監視対象として特定する。
一方、店舗には、店舗の出口から退出する人物を撮像する監視カメラ11が設けられており、監視カメラ11で撮像された人物の画像はサーバ装置30に送信される。このため、例えば同行者Bが店舗の出口から出たならば、該同行者Bの顔画像が監視カメラ11からサーバ装置30に送信される。
サーバ装置30は、監視対象である同行者Bの顔画像と、監視カメラ11から送信された人物の顔画像とを照合し、両顔画像が同一人物であると判定したならば、電子記帳機20の操作表示部に「お客さまご注意ください。お連れ様が店舗の外に出られた可能性があります。」などの注意喚起のメッセージを表示する。
これにより、電子記帳機20を操作中の顧客Aは、同行者Bが店舗の外に出た事実をリアルタイムで把握することができる。このため、顧客Aは、電子記帳機20の操作を中断し、同行者Bを連れ戻す等の対応を迅速に行うことが可能となる。
<監視システムのシステム構成>
次に、本実施例1に係る監視システムのシステム構成について説明する。図2は、図1に示した監視システムのシステム構成を示す図である。同図に示すように、この金融機関の店舗には、監視カメラ10と、監視カメラ11と、電子記帳機20と、窓口端末50と、窓口タブレット40とが配設され、これらの装置とサーバ装置30がそれぞれ通信可能に接続されている。
監視カメラ10は、店舗に来店した顧客を撮像する撮像装置であり、この監視カメラ10で撮像された顧客の画像がサーバ装置30に通知される。顧客と同行者が連れ立って店舗に来店した場合には、顧客と同行者を含む画像がサーバ装置30に通知される。
監視カメラ11は、店舗から退出する顧客を撮像する撮像装置であり、この監視カメラ11で撮像された顧客の顔画像がサーバ装置30に通知される。同行者が店舗外に退出した場合には、この同行者の顔画像がサーバ装置30に通知される。
電子記帳機20は、店舗のロビー等に配設され、顧客が取引伝票を起票するための装置であり、電子記帳機20で起票された伝票データはサーバ装置30に送信され、サーバ装置30上で一時記憶される。そして、顧客が窓口担当者から呼び出されたならば、サーバ装置30に一時記憶された伝票データが該当する窓口に配設された窓口タブレット40に送信される。かかる電子記帳機20を用いることにより、顧客が手書き伝票を記入する必要をなくすことができる。なお、かかる電子記帳機20にはカメラ23が設けられており、このカメラ23により操作者である顧客の顔画像を撮像し、撮像された顧客の顔画像がサーバ装置30に通知される。
窓口端末50は、窓口にそれぞれ設けられ、伝票処理を行う装置である。ここではその詳細な説明については省略するが、この窓口端末50は、勘定系システムに接続され、各種の取引を行う際に利用される。
窓口タブレット40は、窓口にそれぞれ設けられ、電子記帳機20で生成された伝票データを表示する装置である。この窓口タブレット40は、窓口端末50と通信可能に接続されていない。このため、金融取引を行う場合には、窓口タブレット40に表示した伝票データを印刷し、その印刷結果を窓口端末50で読み取る等の処理を行う。厳正な管理が必要となる勘定系システムに窓口タブレット40を接続するとセキュリティ上の問題が生ずるためである。
サーバ装置30は、電子記帳機20と窓口タブレット40の間の伝票データの授受を行うだけではなく、電子記帳機20を操作する顧客の同行者が店外に出た場合に、電子記帳機20に警告表示等を行わせるための処理を行う。
具体的には、監視カメラ10で撮像された画像データのうち、顧客である親と同行者である子供が含まれている画像を抽出し、それぞれの顔画像を切り出し、顧客及び同行者の顔画像をそれぞれ関連付けて記憶部に記憶する。そして、電子記帳機20から操作者の顔画像を受信したならば、該操作者の顔画像が同行者を伴う顧客の顔画像のいずれかと一致するかを判定し、一致する顧客の顔画像が存在する場合には、該顧客に関連付けられた同行者を監視対象として特定する。その後、監視カメラ11から送信された顔画像が同行者Bの顔画像と一致する場合には、電子記帳機20に警告指示を行い、電子記帳機20は注意を喚起するメッセージを操作画面に表示する。なお、スピーカ24から音声により警告を報知することもできる。
<電子記帳機20の構成>
次に、図2に示した電子記帳機20の構成について説明する。図3は、電子記帳機20の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、電子記帳機20は、表示操作部21、カードリーダ22、カメラ23、スピーカ24、通信部25、記憶部26及び制御部27を有する。
表示操作部21は、タッチパネル式の液晶パネル等からなり、操作入力を受け付けることができる表示デバイスである。この表示操作部21には、取引種別や取引内容を入力するためのボタン等を表示し、顧客による選択入力を受け付ける。カードリーダ22は、顧客が所持するキャッシュカード等に記録された口座情報を読み取る読取装置である。
カメラ23は、電子記帳機20を操作する顧客の顔画像を撮像する撮像装置であり、スピーカ24は、注意喚起等の音声を出力する出力デバイスである。通信部25は、LAN等の有線回線又は無線回線を介してサーバ装置30等とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部26は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスであり、伝票データ26a及び警告表示データ26b等を記憶する。伝票データ26aは、顧客により作成された取引伝票を示す伝票データであり、例えば、出金伝票データの場合には、預金種類、口座番号、名義人氏名及び出金金額等の情報が含まれる。警告表示データ26bは、サーバ装置30から警告表示指示を受け付けた場合に表示操作部21に表示するメッセージが含まれる。例えば、「お客さまご注意ください。お連れ様が店舗の外に出られた可能性があります。」等のメッセージが該当する。
制御部27は、電子記帳機20を全体制御する制御部であり、伝票データ生成部27a、伝票データ通知部27b、撮像処理部27c、画像送信部27d及び警告処理部27eを有する。実際には、伝票データ生成部27a、伝票データ通知部27b、撮像処理部27c、画像送信部27d及び警告処理部27eに対応するプログラムを不揮発性メモリ又は磁気ディスク装置などの記憶装置に記憶しておき、これらのプログラムをメモリにロードしてCPU(Central Processing Unit)で実行することで、対応するプロセスが起動することになる。
伝票データ生成部27aは、顧客が望む取引種別を受け付け、取引種別に対応する伝票の項目を表示し、かかる項目に対する入力操作を受け付けて伝票データ26aを生成する処理部である。生成された伝票データ26aは記憶部26に記憶される。伝票データ通知部27bは、伝票データ生成部27aによって生成された伝票データ26aをサーバ装置30へ送信する処理部である。
撮像処理部27cは、電子貴重機20の操作を開始する顧客の顔画像を撮像するようカメラ23に撮像指示を行う処理部であり、画像送信部27dは、カメラ23により撮像された顧客の顔画像をサーバ装置30に送信する処理部である。
警告処理部27eは、サーバ装置30から警告表示指示を受信した場合に、記憶部26に記憶された警告表示データ26bを表示操作部21に表示制御する処理部である。なお、音声報知を行う場合には、記憶部26に記憶された図示しない音声データを再生してスピーカ24から出力させる。
<電子記帳機20の操作例>
次に、図3に示した電子記帳機20の操作について表示画面の一例を用いて説明する。図4及び図5は、図3に示した電子記帳機20の表示操作部21に表示される表示画面の一例を示す図である。
まず、電子記帳機20の表示操作部21には、図4(a)に示す取引種別の選択画面が表示されている。ここでは、「入金」、「出金」、「新規」、「振込」、「相談」、「融資」の項目が設けられている場合を示している。顧客がいずれかの項目を押下操作すると、カメラ23により顧客の顔画像が撮像される。
例えば、顧客が「出金」を押下操作すると、図4(b)に示す出金処理画面が表示操作部21に表示される。この出金処理画面上で、預金種類、口座番号、お名前(名義人氏名)、出金金額を入力操作すると、出金伝票データが生成される。
ここで、顧客の同行者が店舗外に出たならば、サーバ装置30から電子記帳機20に警告表示指示が行われ、この警告表示指示を受け付けた電子記帳機20は、図5に示す警告メッセージを表示操作部21に表示する。ここでは、「お客さまご注意ください。お連れ様が店舗の外に出られた可能性があります。」とのメッセージを有するウインドウをポップアップ表示した場合を示している。なお、このウインドウの一部に店舗外に出る同行者の画像を表示することもできる。
ここで、顧客が、図5に示す「確認」ボタンを押下操作すると、入力処理が中断され、作成中の出金伝票データが記憶部26に一時保存される。同行者を連れ戻した顧客が所定の操作を行うことで、記憶部26に一時保存された出金伝票データを読み出し、出金伝票データの作成を継続することができる。なお、入力処理が中断されたならば、他の顧客が電子記帳機20を利用することもできる。
<サーバ装置30の構成>
次に、図2に示したサーバ装置30の構成について説明する。図6は、図2に示したサーバ装置30の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、サーバ装置30は、入力部31、表示部32、通信部33、記憶部34及び制御部35を有する。
入力部31は、キーボードやマウス等の入力デバイスであり、表示部32は、液晶パネル等の表示デバイスである。通信部33は、有線回線又は無線回線を介して監視カメラ10、監視カメラ11、電子記帳機20及び窓口タブレット40とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部34は、ハードディスク装置又は不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスであり、監視画像34a、顧客画像34b、同行者画像34c及び伝票データ34d等を記憶する。監視画像34aは、監視カメラ10により撮像された店舗へ来店する顧客の画像データである。顧客が単独で店舗に来店した場合には、監視画像34aに顧客のみが含まれ、顧客が同行者とともに来店した場合には、監視画像34aに顧客と同行者の双方が含まれる。なお、監視画像34aには、例えば「0001」等の識別情報が付与される。
顧客画像34bは、顧客と同行者の双方が含まれる監視画像34aから顧客の顔の部分を切り出した部分画像であり、例えば監視画像34aの識別情報に「k」を付与した「0001k」等の識別情報が付与される。また、同行者画像34cは、顧客と同行者の双方が含まれる監視画像34aから同行者の顔の部分を切り出した部分画像であり、例えば監視画像34aの識別情報に「d」を付与した「0001d」等の識別情報が付与される。このようにすることで、顧客画像34bに対応する同行者画像34cを特定することができる。
伝票データ34dは、電子記帳機20から受け付けた伝票データに呼出番号を対応づけたデータである。この伝票データ34dは、窓口タブレット40に送信され、窓口担当者により適宜修正される。
制御部35は、サーバ装置30を全体制御する制御部であり、伝票データ処理部35a、監視画像取得部35b、同行者検出部35c、同行者監視部35d及び警告指示部35eを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、対応するプロセスを起動させることになる。
伝票データ処理部35aは、電子記帳機20から伝票データ26aを受け付けたならば、呼出番号を対応づけた伝票データ34dとして記憶部34に記憶する。そして、窓口担当者の呼出操作により該当する呼出番号の顧客が呼び出される場合に、該呼出番号に対応する伝票データ34dを窓口タブレット40に送信する。
監視画像取得部35bは、監視カメラ10から画像を取得し、例えば「0001」等の識別情報を対応づけて監視画像34aとして記憶部34に記憶する処理部である。また、記憶部34に記憶された監視画像34aに顧客と同行者の双方が含まれる場合には、監視画像34aに含まれる顧客の顔画像を切り出して顧客画像34bとして記憶部34に記憶するとともに、監視画像34aに含まれる同行者の顔画像を切り出して同行者画像34cとして記憶部34に記憶する。なお、顧客画像34bには、例えば「0001k」等の識別情報が付与され、同行者画像34cには、例えば「0001d」等の識別情報が付与される。
同行者検出部35cは、電子記帳機20を操作する顧客の顔画像(以下、「操作者顔画像」と言う)を受信したならば、該顧客に同行する同行者を検出する処理部である。具体的には、操作者顔画像を記憶部34に記憶された顧客画像34bと照合処理し、操作者顔画像に該当する顧客画像34bが存在するか否かを判定する。かかる照合処理を行う際には、周知の相互相関係数等を用いることができる。
その結果、操作者顔画像に該当する顧客画像34bが存在しない場合には、同行者が存在しないと判定する。これに対して、操作者顔画像に該当する顧客画像34bが存在する場合には、同行者が存在すると判定し、該顧客画像34bに対応する同行者画像34cを特定する。
同行者監視部35dは、同行者検出部35cにより検出された同行者を監視する処理部である。具体的には、監視カメラ11から送信された画像と同行者検出部35cにより検出された同行者画像34cを照合処理する処理部である。かかる照合処理には、周知の照合処理技術を用いることができる。その結果、監視カメラ11から送信された画像に同行者画像34cの顔画像が含まれる場合には、同行者が店舗から出たものと判定する。
警告指示部35eは、同行者監視部35dにより同行者が店舗から出たと判定された場合に、警告表示指示を電子記帳機20に送信する処理部である。なお、この警告表示指示を受信した電子記帳機20は、表示操作部21に警告表示を行う。
次に、監視条件の設定画面の一例について説明する。図7は、監視条件の設定画面の一例を示す図である。同図に示すように、ここでは店舗に来店した顧客を撮像する監視カメラ10を「1号機」に設定し、店舗から退店する顧客を撮像する監視カメラ11を「2号機」とした状況を示している。また、監視時間が「XX分」と設定され、顧客が電子記帳機20の操作を開始し、同行者の監視を開始した時点からXX分が経過すると、注意喚起のメッセージ表示を行わない状況を示している。
<同行者の検出処理手順>
次に、図2に示したサーバ装置30による同行者の検出処理手順について説明する。図8は、図2に示したサーバ装置30による同行者の検出処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、顧客が店舗に来店したならば、監視カメラ10により顧客を撮像し、撮像された画像をサーバ装置30が取得する(ステップS101)。なお、この画像は監視画像34aとして記憶部34に記憶される。
その後、サーバ装置30は、この監視画像34aに同行者が含まれるか否かを判定する(ステップS102)。かかる同行者判定については後述する。その結果、同行者なしと判定された場合には(ステップS103;No)、ステップS101に移行する。
これに対して、同行者有りと判定された場合には(ステップS103;Yes)、顧客と同行者の画像を対応付けて記憶する(ステップS104)。具体的には、顧客の顔画像を含む部分画像を切り出して顧客画像34bとして記憶部34に記憶されるとともに、同行者の顔画像を含む部分画像を切り出して同行者画像34cとして記憶部34に記憶される。なお、すでに説明したように、顧客画像34bと同行者画像34cにはそれぞれ関連する識別情報を付与して、関連づけられる。
そして、所定の終了操作がなされていない場合には(ステップS105;No)、ステップS101に移行して同様の処理を繰り返し、終了操作がなされたならば(ステップS105;Yes)、上記一連の処理を終了する。
次に、図8のステップS102に示した同行者判定処理手順について説明する。図9は、図8のステップS102に示した同行者判定処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、監視画像34aに複数の人物が含まれているか否かを判定し(ステップS201)、複数の人物が含まれていないと判定された場合には(ステップS201;No)、同行者無しと判定する(ステップS202)。
これに対して、複数の人物が含まれていると判定された場合には(ステップS201;Yes)、人物のうちの1名が児童であるか否か(例えば、身長が130cm未満であるか否か)を判定し(ステップS203)、人物のいずれも児童でなければ(ステップS203;No)、同行者無しと判定する(ステップS202)。
一方、人物のうちの1名が児童である場合には(ステップS203;Yes)、同行者有りと判定する(ステップS204)。このように、ここでは「児童であること(例えば、身長が130cm未満であること)」を同行者であるための条件としている。親子連れの親が子供を見失い、迷子等となる事態を防ぐためである。
<サーバ装置30の処理手順>
次に、図4に示したサーバ装置30による同行者監視時の処理手順について説明する。図10は、図4に示したサーバ装置30による同行者監視時の処理手順を示すフローチャートである。ここでは、すでに顧客画像34b及び同行者画像34cが記憶部34に記憶されているものとする。
同図に示すように、顧客による電子記帳機20の操作開始に応答して、電子記帳機20から顧客の画像を取得したならば(ステップS301)、該顧客に同行する同行者が存在するか否かを判定する(ステップS302)。具体的には、顧客の画像と記憶部34に記憶された顧客画像34bを照合処理し、一致する顧客画像34bが存在しなければ、同行者が存在しないと判定し(ステップS303;No)、後述するステップS307に移行する。
これに対して、一致する顧客画像34bが存在するならば、同行者が存在すると判定し(ステップS303;Yes)、該顧客画像34bに対応づけられた同行者画像34cが同行者の顔画像として特定される。
その後、かかる同行者画像34cを利用して、同行者が店舗から出たか否かを監視する(ステップS304〜S305)。具体的には、監視カメラ11から受信した画像に、特定された同行者の顔画像(同行者画像34c)が含まれるか否かを判定し、同行者の顔画像が含まれる場合には、同行者が店舗から出たものと判定する。
その結果、同行者が店舗から出たと判定された場合には(ステップS305;Yes)、電子記帳機20に警告表示指示を通知する(ステップS306)。この警告表示指示を受信した電子記帳機20は、表示操作部21に警告表示を行う。
所定の終了操作がなされるまでの間、かかる一連の処理を繰り返し(ステップS307;No)、終了操作がなされたならば(ステップS307;Yes)、上記一連の処理を終了する。
上述してきたように、本実施例1では、顧客により取引情報が入力操作される電子記帳機20と通信可能に接続されたサーバ装置30が、電子記帳機20を入力操作する顧客に同行する同行者を検出し、同行者による店舗からの退店を検知し、同行者の店舗からの退店が検知されたことを条件として、電子記帳機20に対して警告表示指示を行い、この警告表示指示を受けた電子記帳機20が表示操作部21上に警告メッセージを表示するよう構成したので、金融機関等の店舗に例えば親子連れで来店する場合に、効率的に同行者である子供の行動を顧客である親に気づかせることが可能となる。
ところで、上記の実施例1では、「同行者である子供の店舗からの退店を検知する」場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、同行者による他の行為を検知する場合に適用することもできる。このため、以下では、同行者の他の行為を検知する変形例について説明する。
<変形例1>
まず、同行者が電子記帳機20から一定の距離(例えば、10m)離れたことを検知する場合について説明する。図11は、同行者が電子記帳機20から一定の距離離れたことを検知する変形例1を説明するための説明図である。この場合は、電子記帳機20から一定距離離れた同行者を撮像できる位置、画角に監視カメラ11を設置する。そして、実施例1と同様の処理を行うことにより、同行者が電子記帳機20から一定の距離離れた場合に、「お連れ様が離れられた可能性があります。」等のメッセージを電子記帳機20の表示操作部21に警告表示することができる。
<変形例2>
次に、同行者が立入禁止区域(例えば、店舗のバックヤード)に立ち入ったことを検知する場合について説明する。図12は、同行者が立入禁止区域に立ち入ったことを検知する変形例2を説明するための説明図である。この場合は、立入禁止区域に立ち入った同行者を撮像できる位置、画角に監視カメラ11を設置する。そして、実施例1と同様の処理を行うことにより、同行者が立入禁止区域に立ち入った場合に、「お連れ様が立入禁止区域に入られた可能性があります。」等のメッセージを電子記帳機20の表示操作部21に警告表示することができる。
<変形例3>
次に、同行者が待機場所(例えば、窓口付近に設置された椅子)から同行者が離れたことを検知する場合について説明する。図13は、同行者が待機場所から離れたことを検知する変形例3を説明するための説明図である。この場合は、待機場所から離れた同行者を撮像できる位置、画角に監視カメラ11を設置する。そして、実施例1と同様の処理を行うことにより、同行者が待機場所から離れた場合に、「お連れ様が待機場所から離れられた可能性があります。」等のメッセージを電子記帳機20の表示操作部21に警告表示することができる。
<変形例4>
次に、店舗内で顧客が行き交う動線(例えば、通路)に同行者が滞在することを検知する場合について説明する。図14は、店舗内で顧客が行き交う動線に同行者が滞在することを検知する変形例4を説明するための説明図である。この場合は、顧客が行き交う動線に滞在する同行者を撮像できる位置、画角に監視カメラ11を設置する。そして、実施例1と同様の処理を行うことにより、同行者が例えば通路に滞在する場合に、「お連れ様が通路で遊ばれている可能性があります。」等のメッセージを電子記帳機20の表示操作部21に警告表示することができる。
<変形例5>
次に、同行者による店舗内に配設された店内装置(例えば、両替機)の操作を検知する場合について説明する。図15は、同行者による店舗内に配設された店内装置の操作を検知する変形例5を説明するための説明図である。この場合は、同行者による店内機器の操作を撮像できる位置、画角に監視カメラ11を設置する。そして、実施例1と同様の処理を行うことにより、同行者が店内装置を操作する場合に、「お連れ様が店内装置で遊ばれている可能性があります。」等のメッセージを電子記帳機20の表示操作部21に警告表示することができる。
ところで、上記実施例1では、監視カメラ10、監視カメラ11及び電子記帳機20に設けたカメラ23により撮像された画像を用いて、同行者の行動監視を行う場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像処理を伴わずに同行者を検知する場合に適用することもできる。そこで、本実施例2では、近距離無線通信可能なタグを用いて、同行者の行動監視を行う場合を示すこととする。
<実施例2に係る監視システムの概念>
まず、実施例2に係る監視システムの概念について説明する。図16は、実施例2に係る監視システムの概念を説明するための説明図である。ここでは、顧客(親)と同行者(子供)が連れ立って金融機関の店舗に来店し、顧客Aが電子記帳機60を操作している状況を示している。また、同行者Bは、ブルートゥース(登録商標)による無線通信可能なBLE(Bluetooth Low Energy)タグB1を所持し、このBLEタグB1からは周期的にBLEタグを一意に特定するIDを含む電波が送信されているものとする。
また、電子記帳機20を操作する顧客Aは、同行者BのBLEタグB1のIDを記憶する携帯端末を所持しており、顧客Aの携帯端末から同行者BのBLEタグB1のIDを電子記帳機60に通知することとする。これにより、電子記帳機60に設けられたBLE受信機61が、同行者Bの電波を受信することで、同行者Bが電子記帳機60の近傍(BLE電波の通達距離の範囲内)に所在することを検知することができる。
ここで、図16に示すように、電子記帳機60に設けられたBLE受信機61が同行者BのBLEタグB1から送信される電波を受信できなくなったならば、電子記帳機60の表示操作部上に「お客さまご注意ください。お連れ様が電子記帳機から離れられた可能性があります。」との警告メッセージを表示する。
これにより、電子記帳機60を操作中の顧客Aは、同行者Bが顧客Aから離れた事実をリアルタイムで把握することができる。このため、顧客Aは、電子記帳機60の操作を中断し、同行者Bを連れ戻す等の対応を迅速に行うことが可能となる。
<電子記帳機60の構成>
次に、図16に示した電子記帳機60の構成について説明する。図17は、図16に示した電子記帳機60の構成を示す機能ブロック図である。ここで、実施例1の電子記帳機20と同様の構成部位には同一の符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
図17に示すように、電子記帳機60は、表示操作部21、カードリーダ22、BLE受信機61、スピーカ24、通信部25、記憶部26及び制御部27を有する。BLE受信機61は、BLEタグから送信される電波を受信する受信機である。
記憶部26は、伝票データ26a及びタグID62が記憶される。タグID62は、顧客の携帯端末を介して受信した同行者が所持するBLEタグのタグIDである。なお、ここではその詳細な説明を省略するが、携帯端末と電子記帳機60は、各所の近距離無線(赤外線通信等)を用いてタグIDを授受することとする。
制御部27は、電子記帳機60を全体制御する制御部であり、伝票データ生成部27a、伝票データ通知部27b、同行者検知部63、同行者監視部64及び警告処理部65を有する。
同行者検知部63は、顧客が電子記帳機60の操作を開始する前に該顧客の携帯端末から同行者が所持するBLE端末61のIDを受信して記憶部26にタグID62として記憶するとともに、同行者のBLE端末B1から受信した電波に含まれるIDと記憶部26に記憶されたタグID62とが一致することを条件に、同行者の存在を検知する。
同行者監視部64は、記憶部26に記憶されたタグID62を監視対象として、該タグID62を含む電波の到来を監視する。電波を受信できなくなったならば、同行者が電子記帳機60から所定の距離以上離れたものと判定する。実際には、電波環境等の影響による電波の瞬断を考慮して、一定期間(例えば、10秒)電波を受信できないことを条件として同行者が電子記帳機60から離れたと判定する。
警告処理部65は、同行者間渋64によりタグID62を含む電波が受信されない場合に、表示操作部21に警告表示を行う処理部である。なお、音声報知を行う場合には、音声データを再生してスピーカ24から出力させる。
<監視処理手順>
次に、本実施例2に係る電子記帳機60による同行者の監視処理手順について説明する。図18は、図17に示した電子記帳機60による監視処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、電子記帳機60は、顧客の携帯端末から同行者の所持するBLEタグB1のタグIDを受信し(ステップS401)、記憶部26に記憶する。その後、同行者の所持するBLEタグB1のタグIDを含む電波をサーチし(ステップS402)、該当する電波を検知しない場合には(ステップS403;No)、エラー処理を行う(ステップS404)。
これに対して、該当する電波を検知した場合には(ステップS403;Yes)、所定時間(例えば、10秒)受信不可となるか否かを監視する(ステップS405、ステップS406;No)。そして、所定時間(例えば、10秒)、電波を受信できない状況が発生したならば(ステップS406;Yes)、表示操作部21上に警告メッセージを表示する(ステップS407)。かかる処理を終了操作がなされるまで繰り返し(ステップS408;No)、終了操作がなされたならば(ステップS408;Yes)、上記一連の処理を終了する。
上述してきたように、本実施例2では、同行者が所持するBLEタグB1から送信される電波を電子記帳機60が受信できるか否かによって同行者の検知を行い、同行者を検知できない場合に電子記帳機60の表示操作部21上に警告メッセージを表示するよう構成したので、金融機関等の店舗に例えば親子連れで来店する場合に、効率的に同行者である子供の行動を顧客である親に気づかせることが可能となる。
なお、上記実施例1及び2では、顧客が電子記帳機を操作する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ATM(Automatic Teller Machine)又は税公金処理装置等の各種セルフ端末を顧客が操作する場合に適用することもできる。また、警告表示を行う場合に、音声による報知を行うこともできる。また、ロビースタッフ等に通報することができる。
また、同行者の位置情報を取得できる場合には、かかる位置情報を用いて立入禁止区域への立ち入り等を検知することもできる。また、同行者の移動経路から立入禁止区域への立ち入りを予測して検知することもできる。
また、顧客が電子記帳機の操作を行う際に、他の保護者が同行者と共に存在する場合には、監視対象から除外して警告を行わないよう構成することもできる。例えば、両親と子供が来店し、母親が電子記帳機を操作する場合に、子供と父親が一緒に待機している場合には、監視対象から除外することができる。
また、店内にマイクを設置するとともに、同行者が大声を出していることを音声と画像で検知した場合に、警告メッセージを表示するよう構成することもできる。
また、上記実施例1及び2で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明に係る監視装置、セルフ端末及び監視方法は、金融機関等の店舗に顧客と同行者が来店する場合に、効率的に同行者の行動を顧客に気づかせる場合に有用である。
A 顧客、操作者
B 同行者(子供)
B1 BLEタグ
10、11 監視カメラ
11 監視カメラ
20、60 電子記帳機
21 表示操作部
23 カメラ
24 スピーカ
25、33 通信部
26、34 記憶部
26a 伝票データ
26b 警告表示データ
27 制御部
27a 伝票データ生成部
27b 伝票データ通知部
27c 撮像処理部
27d 画像送信部
27e 警告処理部
30 サーバ装置
34a 監視画像
34b 顧客画像
34c 同行者画像
34d 伝票データ
35b 監視画像取得部
35c 同行者検出部
35d 同行者監視部
35e 警告指示部
62 タグID
63 同行者検知部
64 同行者監視部
65 警告処理部

Claims (14)

  1. 顧客により取引情報が入力操作されるセルフ端末と通信可能に接続された監視装置であって、
    前記セルフ端末を入力操作する顧客に同行する同行者を検出する同行者検出部と、
    前記同行者による所定の行為の発生を検知する検知部と、
    前記検知部により所定の行為の発生が検知されたことを条件として、前記セルフ端末に対して所定の情報の報知指示を行う報知指示部と
    を備えたことを特徴とする監視装置。
  2. 前記同行者検出部は、
    所定の撮像装置で撮像された画像に基づいて、前記セルフ端末を入力操作する顧客に同行する同行者を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記同行者は、前記セルフ端末を入力操作する顧客に同行する児童を含む被保護者であることを特徴とする請求項1又は2に記載の監視装置。
  4. 前記検知部は、
    所定の撮像装置で撮像された画像に基づいて、前記同行者による所定の行為の発生を検知する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の監視装置。
  5. 前記検知部は、
    前記同行者が顧客以外の人物とともに若しくは単独で前記セルフ端末が配設された店舗から退出する場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の監視装置。
  6. 前記検知部は、
    前記同行者が前記セルフ端末から所定の距離以上離隔した場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の監視装置。
  7. 前記検知部は、
    前記同行者が所定の立入禁止区域に侵入した場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の監視装置。
  8. 前記検知部は、
    前記同行者が所定の位置から移動した場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の監視装置。
  9. 前記検知部は、
    前記同行者があらかじめ設定された領域で所定の時間以上停止した場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の監視装置。
  10. 前記検知部は、
    前記セルフ端末が配設された店舗に配設された店内機器に前記同行者が近接した場合に、前記同行者による所定の行為が発生したと検知する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の監視装置。
  11. 前記所定の行為は、前記同行者の動きから予測される予測行為が含まれることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の監視装置。
  12. 前記報知指示部は、
    前記同行者検出部により前記顧客に同行する同行者が検出された場合に、前記セルフ端末に対して同行者に関する事前注意喚起に係る情報の報知指示を行う
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の監視装置。
  13. 顧客による取引情報の入力操作を受け付ける受付部と、
    前記入力操作を行う顧客に同行する同行者を検出する同行者検出部と、
    前記同行者による所定の行為の発生を検知する検知部と、
    前記検知部により所定の行為の発生が検知されたことを条件として、所定の情報の報知処理を行う報知処理部と
    を備えたことを特徴とするセルフ端末。
  14. 顧客により取引情報が入力操作されるセルフ端末と、該セルフ端末と通信可能に接続された監視装置とを有する監視システムにおける監視方法であって、
    前記監視装置が、前記セルフ端末を入力操作する顧客に同行する同行者を検出する同行者検出工程と、
    前記監視装置が、前記同行者による所定の行為の発生を検知する検知工程と、
    前記監視装置が、前記検知工程により所定の行為の発生が検知されたことを条件として、前記セルフ端末に対して所定の情報の報知指示を行う報知指示工程と、
    前記セルフ端末が、前記監視装置からの報知指示に応答して所定の情報を報知処理する報知処理工程と
    を含んだことを特徴とする監視方法。
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