JP2019019691A - バイナリー発電装置 - Google Patents

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裕寿 脇阪
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Abstract

【課題】発電機を冷却するためのラインの閉塞を防止することができるバイナリー発電装置を提供する。【解決手段】バイナリー発電装置1は、作動媒体を循環させる作動媒体循環ラインL3が接続された蒸発器2および凝縮器4と、蒸発器2および凝縮器4の間に設けられて、作動媒体循環ラインL3が接続された膨張機3aと膨張機3aに連結された発電機3bとを含む膨張発電機3と、発電機3bを冷却するための冷却源が通る母管側冷却ラインL4と、発電機3bに設けられて、冷却源によって冷却される冷却媒体を循環させる冷却媒体循環ラインL10と、母管側冷却ラインL4および冷却媒体循環ラインL10が接続されて、冷却源と冷却媒体との熱交換により冷却媒体を冷却する間接熱交換器7と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、バイナリー発電装置に関する。
特許文献1に記載されるように、低温廃熱から電力としてエネルギー回収するため、低沸点の作動媒体を用いた発電装置が知られている。また特許文献2に記載されるように、温泉水等を熱源として利用し、低沸点の作動媒体を蒸発させてオーガニックランキンサイクルによる発電を行うバイナリー発電装置が知られている。
特開2000−110514号公報 特開2017−2833号公報
バイナリー発電装置では、発電機が発熱するため、発電機を冷却する必要がある。発電機の冷却方法として、バイナリー発電装置に備わる凝縮器に用いる冷却水を分流させ、発電機側へ導入して冷却を行うという方法が考えられる。しかしながら、使用する冷却水にスケール成分やその他の不純物などが含まれている場合、発電機内の流路においてスケールの析出や不純物の堆積が生じ得る。スケールの析出や不純物の堆積は、冷却水ラインの閉塞を招き得る。冷却水ラインが閉塞することで、発電機の冷却不良が生じ得る。その結果、発電機の損傷を引き起こす可能性もある。
本発明は、発電機を冷却するためのラインの閉塞を防止することができるバイナリー発電装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るバイナリー発電装置は、作動媒体を循環させる作動媒体循環ラインが接続された蒸発器および凝縮器と、蒸発器および凝縮器の間に設けられて、作動媒体循環ラインが接続された膨張機と膨張機に連結された発電機とを含む膨張発電機と、発電機を冷却するための冷却源が通る冷却源取込みラインと、発電機に設けられて、冷却源によって冷却される冷却媒体を循環させる冷却媒体循環ラインと、冷却源取込みラインおよび冷却媒体循環ラインが接続されて、冷却源と冷却媒体との熱交換により冷却媒体を冷却する間接熱交換器と、を備える。
このバイナリー発電装置によれば、膨張発電機の発電機には、冷却媒体が循環する冷却媒体循環ラインが設けられる。冷却媒体循環ライン内の冷却媒体は、間接熱交換器において、冷却源によって冷却される。このように、冷却源と冷却媒体とは、間接熱交換器によって縁切りされており、冷却媒体循環ラインは、閉じたループを形成している。よって、冷却源にスケール成分やその他の不純物などが含まれている場合でも、冷却媒体にはそのような物質は混入せず、その結果として冷却媒体循環ラインの閉塞が防止される。
いくつかの態様において、冷却源は、凝縮器に接続された冷却水ラインを通る冷却水であり、冷却源取込みラインは、冷却水ラインの凝縮器よりも上流側から分岐している。この場合、凝縮器において、作動媒体を冷却し凝縮させるために用いられる冷却水を、発電機を冷却するために用いることができる。すなわち、母管から冷却水を取り込む(引き込む)ので、冷却源を別途設ける必要がない。
いくつかの態様において、冷却源は作動媒体であり、冷却源取込みラインは、作動媒体循環ラインの凝縮器よりも下流側であって蒸発器の上流側から分岐している。この場合、作動媒体循環ラインを循環する作動媒体を、発電機を冷却するために用いることができる。作動媒体は蒸発器において加熱されるが、間接熱交換器における冷却媒体との熱交換により、作動媒体の予熱が可能である。
本発明のいくつかの態様によれば、冷却源にスケール成分やその他の不純物などが含まれている場合でも、冷却媒体循環ラインの閉塞が防止される。
本発明の第1実施形態に係るバイナリー発電装置の概略構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るバイナリー発電装置の概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1を参照して、第1実施形態に係るバイナリー発電装置1について説明する。バイナリー発電装置1は、比較的低温の熱源を利用して発電を行う装置である。バイナリー発電装置1は、たとえば工場や源泉井戸等といった低温の廃熱(熱源)が得られる場所に設置されて、廃熱からのエネルギー回収を行う。バイナリー発電装置1は、たとえば、廃熱から熱を受け取った温水を用いて発電を行うことができるように構成されている。バイナリー発電装置1は、たとえば5〜20kW程度の出力で発電可能な小型の発電システムである。バイナリー発電装置1は、たとえばオーガニックランキンサイクル(Organic Rankine Cycle;ORC)が採用された装置である。バイナリー発電装置1では、温水とバイナリー発電装置1内の作動媒体との間で、熱交換が行われる。バイナリー発電装置1に用いられる作動媒体は、水よりも沸点の低い冷媒であり、たとえば代替フロン等である。
図1に示されるように、バイナリー発電装置1は、蒸発器2と、膨張発電機3と、凝縮器4とを備える。バイナリー発電装置1は、これらの蒸発器2、膨張発電機3および凝縮器4に接続されて作動媒体の循環ラインを形成する作動媒体循環ラインL3と、この作動媒体循環ラインL3に設けられた作動媒体循環ポンプ8とを備える。作動媒体循環ラインL3は、作動媒体循環ポンプ8から吐出される作動媒体を循環させる。本明細書において、「ライン」は、内部を流体が流れる配管もしくは管路、または、空間を意味する。
作動媒体循環ラインL3は、蒸発器2の下流側であって凝縮器4の上流側に設けられる第1部L3aと、凝縮器4の下流側であって蒸発器2の上流側に設けられる第2部L3bとを含む。第1部L3aには主として気相の作動媒体が流れ、第2部L3bには主として液相の作動媒体が流れる。本明細書において、「上流」および「下流」は、内部の流体の流れを基準とする。
蒸発器2は、熱源によって加熱された温水(熱源)11と作動媒体との熱交換により、作動媒体を加熱する。蒸発器2には、温水ラインL1が通ると共に、作動媒体循環ラインL3が通る。蒸発器2には、第1部L3aの上流端が接続されると共に、第2部L3bの下流端が接続される。蒸発器2は、たとえば向流式の熱交換器である。蒸発器2は、並流式の熱交換器であってもよい。蒸発器2として、複数の熱交換器が設けられてもよい。
凝縮器4は、作動媒体と冷却水(冷却源)12との熱交換により、作動媒体を冷却および凝縮し、液化する。凝縮器4には、冷却水ラインL2が通ると共に、作動媒体循環ラインL3が通る。凝縮器4には、第1部L3aの下流端が接続されると共に、第2部L3bの上流端が接続される。冷却水ラインL2には、たとえば冷却塔等の冷却手段が接続されてもよい。凝縮器4は、たとえば向流式の熱交換器である。凝縮器4は、並流式の熱交換器であってもよい。凝縮器4として、複数の熱交換器が設けられてもよい。
冷却水ラインL2は、冷却手段等から冷却水12を供給するための供給部L2aと、凝縮器4内に設けられて作動媒体を冷却するための冷却部L2bと、凝縮器4における熱交換後の冷却水を冷却手段等に戻すための戻り部L2cとを含む。
膨張発電機3は、蒸発器2および凝縮器4の間に設けられている。膨張発電機3は、たとえばタービン型の膨張機3aと、膨張機3aに連結された発電機3bとを含んでいる。膨張機3aには、作動媒体循環ラインL3の第1部L3aが接続されている。膨張発電機3は、蒸発器2で加熱されて蒸発した作動媒体を用いてタービンを回転させ、発電機3bで発電を行う。発電機3bには、電力変換器が接続されている。電力変換器は、たとえば、AC−DCコンバータ、系統連系コンバータ、および、絶縁トランス等の機器を含む。なお、膨張発電機3における膨張機3aの型式は、タービン型に限られず、他の型式でもよい。
作動媒体循環ラインL3の第2部L3bには、リザーバタンク6が設けられている。このリザーバタンク6は、第2部L3b内を流れる作動媒体を貯留する。上記した作動媒体循環ポンプ8は、第2部L3bのリザーバタンク6よりも下流側であって蒸発器2の上流側に設けられている。
バイナリー発電装置1では、膨張発電機3の冷却が必要とされる。バイナリー発電装置1は、膨張発電機3の発電機3bを冷却するための特別な機構を備える。以下、その冷却機構について説明する。
バイナリー発電装置1では、発電機3bを冷却するための間接的な冷却源として、冷却水ラインL2を通る冷却水12が用いられる。より詳細には、バイナリー発電装置1は、冷却水ラインL2の供給部L2aから分岐して、冷却水ラインL2の戻り部L2cに合流する母管側冷却ライン(冷却源取込みライン)L4を備える。すなわち、母管側冷却ラインL4が、冷却水ラインL2の凝縮器4よりも上流側から分岐しており、これによって母管側冷却ラインL4には、冷却水ラインL2を通る冷却水12が導入(分流)される。
母管側冷却ラインL4には、たとえば、冷却水取込みポンプ9と流量計14とが設けられる。流量計14は、たとえば性能低下を検知するためのインターロック用センサである。冷却水ラインL2からの冷却水12の取水量(分流率)は、冷却水取込みポンプ9および流量計14によって適宜調整され得る。
更に、膨張発電機3の発電機3bには、冷却媒体を循環させる冷却媒体循環ラインL10が設けられる。より詳細には、冷却媒体循環ラインL10は、閉じたループを形成している。したがって、冷却媒体循環ラインL10内の冷却媒体は、空気に触れることがない。発電機3bには、冷却媒体循環ラインL10の一部である冷却部L10aが設けられている。この冷却部L10aは、たとえば、発電機3bの周囲に形成された冷却ジャケットである。冷却媒体循環ラインL10には、水等の作動媒体が封入されている。なお、作動媒体は、水に限られず、たとえばブライン等の不凍液であってもよい。
冷却媒体循環ラインL10には、たとえば、冷却媒体循環ポンプ10と流量計15とが設けられる。冷却媒体循環ポンプ10は、小流量タイプの小型ポンプである。流量計15は、たとえば作動媒体の漏れを検知するためのセンサである。
バイナリー発電装置1は、冷却水12と冷却媒体との熱交換により冷却媒体を冷却する間接熱交換器7を備える。間接熱交換器7には、上記した母管側冷却ラインL4および冷却媒体循環ラインL10が接続されている。間接熱交換器7は、たとえばプレート式の熱交換器である。間接熱交換器7は、たとえば向流式の熱交換器である。間接熱交換器7は、並流式の熱交換器であってもよい。間接熱交換器7における熱交換量(すなわち発電機3bの冷却熱量)は、冷却媒体循環ポンプ10および流量計15によって適宜調整され得る。間接熱交換器7は、凝縮器4等に比して、小型の熱交換器である。
母管側冷却ラインL4や間接熱交換器7は、たとえばステンレス製である。これにより、母管側においてスケールの析出や不純物の堆積が進んだとしても、薬液洗浄によってそれらの除去が可能になっている。冷却塔が開放型である場合等は、冷却水に不純物(たとえば温泉地における硫黄分等)が混入しやすいが、そのような冷却水を用いる場合でもメンテナンス性が高められている。
上記した蒸発器2、膨張発電機3、凝縮器4、リザーバタンク6、間接熱交換器7、作動媒体循環ラインL3、母管側冷却ラインL4、および冷却媒体循環ラインL10等は、筐体50内に収納されてもよい。
本実施形態のバイナリー発電装置1によれば、膨張発電機3の発電機3bには、冷却媒体が循環する冷却媒体循環ラインL10が設けられる。冷却媒体循環ラインL10内の冷却媒体は、間接熱交換器7において、冷却水12によって冷却される。このように、冷却水12と冷却媒体とは、間接熱交換器7によって縁切りされており、冷却媒体循環ラインL10は、閉じたループを形成している。よって、冷却水12にスケール成分やその他の不純物などが含まれている場合でも、冷却媒体にはそのような物質は混入せず、その結果として冷却媒体循環ラインL10の閉塞が防止される。特に、発電機3bの冷却ジャケットは流路が広いため、流速が落ちることで、スケールの析出や不純物の堆積がしやすい。その場合でも、冷却媒体にはスケール成分や不純物が含まれない(または含まれても極少量である)ことにより、スケールの析出や不純物の堆積が防止される。なお、発電機3bのケーシングにはアルミニウムが使用され得るが、スケール等を除去するためには強酸性の薬液が使用されることがある。そのため、アルミニウム製の発電機3bのケーシングを薬液洗浄することは難しいが、本実施形態では、そのような必要もない。なお、発電機3bが冷却されるのに伴って、膨張機3aのケーシングが冷却されてもよい。
凝縮器4において、作動媒体を冷却し凝縮させるために用いられる冷却水12を、発電機3bを冷却するために用いることができる。すなわち、母管である冷却水ラインL2から冷却水12を取り込む(引き込む)ので、冷却源を別途設ける必要がない。
続いて、図2を参照して、第2実施形態に係るバイナリー発電装置について説明する。第2実施形態に係るバイナリー発電装置1Aが第1実施形態のバイナリー発電装置1と違う点は、冷却水ラインL2と発電機3bとの間に設けられた冷却媒体循環ラインL10および間接熱交換器7に代えて、作動媒体循環ラインL3の第2部L3bと発電機3bとの間に設けられた作動媒体予熱ライン(冷却源取込みライン)L6および間接熱交換器17を備えた点である。
作動媒体予熱ラインL6は、作動媒体循環ラインL3のリザーバタンク6よりも下流側であって作動媒体循環ポンプ8よりも上流側から分岐し、その作動媒体循環ポンプ8と蒸発器2との間に合流している。これによって、作動媒体予熱ラインL6には、作動媒体循環ラインL3を通る作動媒体が導入(分流)される。すなわち、バイナリー発電装置1Aでは、作動媒体の一部が、発電機3bを冷却するための間接的な冷却源となっている。作動媒体予熱ラインL6に導入される作動媒体は、たとえば液相(場合によって気相を含む)である。
作動媒体予熱ラインL6には、たとえば、作動媒体取込みポンプ19と流量計16とが設けられる。流量計16は、たとえば性能低下を検知するためのインターロック用センサである。作動媒体循環ラインL3からの作動媒体の取込量(分流率)は、作動媒体取込みポンプ19および流量計16によって適宜調整され得る。
膨張発電機3の発電機3bには、冷却媒体を循環させる冷却媒体循環ラインL20が設けられる。より詳細には、冷却媒体循環ラインL20は、閉じたループを形成している。したがって、冷却媒体循環ラインL20内の冷却媒体は、空気に触れることがない。発電機3bには、冷却媒体循環ラインL20の一部である冷却部L20aが設けられている。この冷却部L20aは、たとえば、発電機3bの周囲に形成された冷却ジャケットである。冷却媒体循環ラインL20には、水等の作動媒体が封入されている。なお、作動媒体は、水に限られず、たとえばブライン等の不凍液であってもよい。
冷却媒体循環ラインL20には、たとえば、冷却媒体循環ポンプ20と流量計18とが設けられる。冷却媒体循環ポンプ20は、小流量タイプの小型ポンプである。流量計18は、たとえば作動媒体の漏れを検知するためのセンサである。
間接熱交換器17には、作動媒体予熱ラインL6および冷却媒体循環ラインL20が接続されている。間接熱交換器17は、たとえばプレート式の熱交換器である。間接熱交換器17は、たとえば向流式の熱交換器である。間接熱交換器17は、並流式の熱交換器であってもよい。間接熱交換器17における熱交換量(すなわち発電機3bの冷却熱量)は、冷却媒体循環ポンプ20および流量計18によって適宜調整され得る。間接熱交換器17は、凝縮器4等に比して、小型の熱交換器である。
本実施形態のバイナリー発電装置1Aによっても、バイナリー発電装置1と同様の作用・効果が奏される。また、作動媒体循環ラインL3を循環する作動媒体を、発電機3bを冷却するために用いることができる。作動媒体は蒸発器2において加熱されるが、間接熱交換器17における冷却媒体との熱交換により、作動媒体の予熱が可能になっている。
なお、図2に示される作動媒体予熱ラインL6および作動媒体取込みポンプ19の構成とは違って、作動媒体循環ポンプ8よりも下流側から作動媒体を取り込んで作動媒体循環ポンプ8よりも上流側に戻してもよい(その場合、作動媒体は逆向きに流れる)。しかし、上記したバイナリー発電装置1Aにおける流れの向きの方が好ましい。バイナリー発電装置1Aのように、作動媒体循環ポンプ8の上流側から作動媒体を取り込んで作動媒体循環ポンプ8の下流側に戻すことにより、間接熱交換器17で温められた作動媒体が、作動媒体循環ポンプ8を経ることなく蒸発器2に供給される。よって、作動媒体循環ポンプ8の付近のみの温度が徐々に上昇することが防止される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られない。冷却源として、他の流体が用いられてもよい。バイナリー発電装置1の外部から冷却源が供給されてもよい。
1、1A バイナリー発電装置
2 蒸発器
3 膨張発電機
3a 膨張機
3b 発電機
4 凝縮器
7 間接熱交換器
8 作動媒体循環ポンプ
10 冷却媒体循環ポンプ
11 温水
12 冷却水
17 間接熱交換器
20 冷却媒体循環ポンプ
L3 作動媒体循環ライン
L4 母管側冷却ライン(冷却源取込みライン)
L6 作動媒体予熱ライン(冷却源取込みライン)
L10、L20 冷却媒体循環ライン

Claims (3)

  1. 作動媒体を循環させる作動媒体循環ラインが接続された蒸発器および凝縮器と、
    前記蒸発器および前記凝縮器の間に設けられて、前記作動媒体循環ラインが接続された膨張機と前記膨張機に連結された発電機とを含む膨張発電機と、
    前記発電機を冷却するための冷却源が通る冷却源取込みラインと、
    前記発電機に設けられて、前記冷却源によって冷却される冷却媒体を循環させる冷却媒体循環ラインと、
    前記冷却源取込みラインおよび前記冷却媒体循環ラインが接続されて、前記冷却源と前記冷却媒体との熱交換により前記冷却媒体を冷却する間接熱交換器と、を備える、バイナリー発電装置。
  2. 前記冷却源は、前記凝縮器に接続された冷却水ラインを通る冷却水であり、
    前記冷却源取込みラインは、前記冷却水ラインの前記凝縮器よりも上流側から分岐している、請求項1に記載のバイナリー発電装置。
  3. 前記冷却源は前記作動媒体であり、
    前記冷却源取込みラインは、前記作動媒体循環ラインの前記凝縮器よりも下流側であって前記蒸発器の上流側から分岐している、請求項1に記載のバイナリー発電装置。
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