JP2019019610A - ドア用ハンドルユニット、ドアハンドル、並びにドアハンドル取付座 - Google Patents
ドア用ハンドルユニット、ドアハンドル、並びにドアハンドル取付座 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019019610A JP2019019610A JP2017140767A JP2017140767A JP2019019610A JP 2019019610 A JP2019019610 A JP 2019019610A JP 2017140767 A JP2017140767 A JP 2017140767A JP 2017140767 A JP2017140767 A JP 2017140767A JP 2019019610 A JP2019019610 A JP 2019019610A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- core
- hole
- mounting
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
Description
また、ドアの厚さ方向における両端面のそれぞれには、上記した角芯用孔の開口部分を囲むように、円環状のハンドル取付座が取り付けられた状態となっている。すなわち、角芯がハンドル取付座の中心孔を通過して延びた状態となっている。
さらに、ドアを挟んだ両側で、角芯の長手方向における両端部のそれぞれに対し、ドアハンドルが取り付けられた状態となっている。
このような理由から、ハンドルユニット、すなわち、ドアハンドル及びその周辺部材を適宜交換したいという需要があった。
このため、ドアハンドルを付け替える際、ドアに形成されている孔の位置や形状に合うもの、すなわち、ドアの加工状態に対応しているハンドルユニットしか取り付けられないという問題があった。
したがって、角芯用孔や錠前に挿通した規定の姿勢の角芯に対して、ドアハンドルを取り付ける際、ドアハンドルの角孔が角芯に嵌り込むように、ドアハンドルの姿勢を角芯の周方向で調整する必要がある。
この場合、前者の姿勢の角芯に対応するドアハンドルは、前者の姿勢の角芯に取り付けた際に規定の姿勢となる一方で、後者の姿勢の角芯に取り付けると、当然のことながら、規定の姿勢から角芯の周方向に45度ずれた姿勢となる。そして、このドアハンドルを規定の姿勢で後者の角芯に取り付けようした場合、ドアハンドルの角孔に角芯を挿入できず、取り付けができない。
つまり、前者の姿勢の角芯に対応するドアハンドルは、後者の姿勢の角芯に対し、規定の姿勢での取り付けができないものとなる。同様に、後者の姿勢の角芯に対応するドアハンドルは、前者の姿勢の角芯に対し、規定の姿勢での取り付けができないものとなる。
すなわち、一のドアに規定通り取り付け可能なドアハンドル取付座は、座取付用孔と角芯用孔の位置関係が異なる他のドアに対し、実質的に取り付けが不可能であった。
なお、以下の説明において、上下方向は、特に断りのない限り、図1で示される状態、すなわち、戸板部材2への取り付け時であって外力が加わらない状態を基準として説明する。また、特に断りのない限り、戸板部材2の厚さ方向を前後方向とし、図1の手前側を前方とする。
このハンドルユニット1は、図2で示されるように、2つで1対のハンドル部10(ドアハンドル)と、2つのハンドル取付座11(ドアハンドル取付座)と、芯部材12と、スペーサ部材13とを備えた構造となっている。
ケース挿入孔2cは、戸板部材2の側部に開口を有し、厚さ方向と直交する方向に窪んだ有底孔であって、ラッチ錠3を収納する空間を形成する。
芯部材挿通孔2aは、座取付用孔2bよりも径の大きな孔であり、ケース挿入孔2cが形成する空間を通過して延びている。
すなわち、角芯連結部26は、把持部25の延び方向における片側端部周辺と連続しており、把持部25の延び方向と角芯連結部26の延び方向が互いに直交する方向となる。
この角芯取外用孔37は、一部が固定用孔36よりもやや奥側に位置しており、その長手方向の長さは、角芯連結部26の周方向の長さの5分の1程度の長さとなっている。
詳細には、ハンドル側係合部38は、角芯連結部26の内周面側から外周面側へ向かって窪んだ部分であり、角芯連結部26の長手方向に沿って延びている。
ここで、ハンドル側係合部38の長手方向における片側端部は、収容孔28の開口側の端部と同一平面上に位置しており、この片側端部に形成されるハンドル側係合部38の開口面は、収容孔28の開口面と一体の開口面を形成している。そして、ハンドル側係合部38は、片側端部に位置する開口面から奥側へ向かって延びている。言い換えると、ハンドル側係合部38は、略直方体状の空間を形成する部分となっており、形成される空間は、長手方向における片側端部が外部に開放された空間となっている。
本実施形態では、図4(a)、図4(c)で示されるように、第1係合部38a乃至第6係合部38fの6つのハンドル側係合部38が形成されている。そして、第1係合部38a乃至第3係合部38cからなる3つの係合部が一つの組となっており、第1の係合部群(ハンドル側係合部群)を形成している。対して、第4係合部38d乃至第6係合部38fからなる3つの係合部がもう一つの組となっており、第2の係合部群(ハンドル側係合部群)を形成している。
そして、収容孔28の周方向において、これら第2係合部38bと第3係合部38cの間となる位置に第1係合部38aが位置している。すなわち、第2係合部38bから、収容孔28の周方向で90度離れた位置に第1係合部38aが位置し、第1係合部38aから同方向で90度離れた位置に第3係合部38cが位置している。したがって、第1係合部38a乃至第3係合部38cは、収容孔28の周方向で間隔を空けて並列しており、より詳細には、それぞれが等間隔に並んだ状態となっている。
そして、収容孔28の周方向において、これら第5係合部38eと第6係合部38fの間となる位置に第4係合部38dが位置している。上記した第1の係合部群と同様に、第2の係合部群に属する3つの係合部もまた、収容孔28の周方向で等間隔に並んだ状態となっている。
その一方で、第2の係合部群における第4係合部38dと第5係合部38eの間と、第4係合部38dと第6係合部38fの間に、第1の係合部群に属する係合部である第1係合部38aと、第3係合部38cがそれぞれ位置している。
つまり、一方の係合部群に属する各係合部の間に、他の係合部群に属する係合部が位置し、且つ、他の係合部群に属する各係合部の間に、一方の係合部群が位置した状態となるように、一方の係合部群と他の係合部群とがそれぞれ所定間隔を空けて並列している。
ここで、調整部材収納部29の奥側端部に位置する面には、手前側に突出する環状突起43が形成されている。この環状突起43は、角芯連結部26の周方向に延びて円環状に連続する部分であり、その内周面が角芯配置部30の内周面の一部分を形成している。
つまり、角芯配置部30は、環状突起43の突出端から奥側に向かって延びる孔となっている。言い換えると、角芯配置部30は、一部分が調整部材収納部29の内部に位置した状態となっている。
また、収納筒部52では、図6(a)、図7で示されるように、長手方向における片側端部側であって露出筒部51側の部分が、他方端部側の部分に比べてより肉厚な筒状部分となっている。つまり、収納筒部52の内部では、他方端部側の部分が、片側端部側と比べて中心軸回りに形成される空間がより広くなるように形成されている。
これに対し、他方端部側の部分では、収納筒部52の周方向に沿って一部途切れつつ円環状に連続する板状部分が外周面を形成しており、この板状部分が、上記した芯挿通孔55を囲む厚肉部分よりも厚さの薄い部分となっている。そして、この板状部分によって囲まれた部分が部材配置空間56となっており、大部分において、横断面の面積が芯挿通孔55よりも大きくなっている。
この内部傾斜面66は、芯挿通孔55の開口面が形成される面である。そして、第2挿通溝61b(詳しくは後述する)側が最も露出筒部51側に近く、第1挿通溝61a(詳しくは後述する)側が最も露出筒部51側から遠くなるように傾斜する傾斜面となっている。
そして、筒側第1係合部60aは、他の2つの係合部(筒側第2係合部60b、筒側第3係合部60c)と比べて長手方向の長さが長くなっている。その一方で、他の2つの長手方向の長さは同一の長さであり、これらは同形の部分となっている。つまり、筒側係合部群60に属する3つの係合部のうち、一つの係合部のみが他の係合部とは異なる形状となっている。
さらに、収納筒部52の周方向において、筒側第2係合部60bと筒側第3係合部60cの間となる位置に筒側第1係合部60aが位置している。すなわち、筒側第2係合部60bから、収納筒部52の周方向で90度離れた位置に筒側第1係合部60aが位置し、筒側第1係合部60aから同方向で90度離れた位置に筒側第3係合部60cが位置している。したがって、筒側係合部群60の3つの係合部は、収納筒部52の周方向で間隔を空けて並列しており、それぞれが等間隔に並んだ状態となっている。
第1挿通溝61aと第2挿通溝61bは、いずれも収納筒部52の長手方向における端部のうち、部材配置空間56の開放部分が位置する端部から、露出筒部51側へ向かって延びる溝状部分となっている。そして、第1挿通溝61aと第2挿通溝61bは、いずれも収納筒部52の外周面から内周面までを貫通しており、収納筒部52の長手方向に沿って延びる部分である。すなわち、これらは部材配置空間56と外部を連通する溝状部分となっている。
なお、ここでいう「幅方向」とは、2つの溝の長手方向と直交し、且つ、2つの溝の離間方向(各溝の深さ方向であり、図6(d)の上下方向)と直交する方向である。つまり、第1挿通溝61aと第2挿通溝61bの幅方向は、図6(d)の左右方向と同方向であり、筒側第2係合部60bと筒側第3係合部60cの離間方向と同方向である。
また、第2挿通溝61bは、第1挿通溝61aよりも幅方向の長さが長くなっている。そして、第2挿通溝61bと第1挿通溝61aの離間方向(図6(d)の上下方向)を視線方向とした平面視において、第1挿通溝61aは、その全域が第2挿通溝61bの一部と重なるように形成されている。
詳細には、第2挿通溝61bの幅方向における中心位置は、上下方向を視線方向とした平面視において収納筒部52の中心軸と重なる位置となっている。
これに対し、第1挿通溝61aの幅方向における中心位置は、上下方向を視線方向とした平面視において、より筒側第2係合部60b側の位置となっている。そして、第1挿通溝61aの幅方向における片側端部は、上下方向を視線方向とした平面視において収納筒部52の中心軸と重なる位置となっている。
板係止用溝62a,62bは、図6(a)等で示されるように、いずれも略コ字状に延びており、大別して導入部70と、中間部71と、係止溝部72に区画される溝状部分となっている。
ここで、2つの板係止用溝62a,62bのそれぞれの導入部70は、部材配置空間56の開放端側に位置する端部同士が、収納筒部52の周方向で180度離れた位置にそれぞれ形成されている。
ここで、係止溝部72は、延び方向に端部に位置する面と、収納筒部52の周方向における両端にそれぞれ位置する面の3面で囲まれた部分である。そして、収納筒部52の周方向における両端にそれぞれ位置する面のうち、導入部70側に位置する面に窪み部72aが形成されている。この窪み部72aは、導入部70側へ向かって窪んだ部分である。
具体的に説明すると、中心孔75の内周面を形成する四面のうちで離間対向する所定の2面の離間方向(図5の上下方向)で離れた位置に、支点側突起47bと操作側突起47cとがそれぞれ形成されている。そして、中心孔75の内周面を形成する四面のうちで他の2面の離間方向を幅方向としたとき、操作側突起47cは支点側突起47bよりも幅方向の長さが長くなっている。
抜止板部49は、円環状に連続する薄板状の抜止板本体49aと、抜止板本体49aの外周面から外側へ突出する2つの突起体部49bとが一体に形成された部材である。
2つの突起体部49bは、抜止板本体49aの外周面のうち、周方向で180度離れた位置にそれぞれ形成されており、互いに離れる方向へ突出している。
すなわち、抜止板部49の取り付けでは、2つの突起体部49bをそれぞれ異なる導入部70に挿入し、2つの突起体部49bのそれぞれが導入部70の奥側端部(露出筒部51側の端部)に位置した状態で、抜止板部49を収納筒部52の周方向に回転させる。すると、抜止板部49が付勢部材48によって押圧されることで、2つの突起体部49bがそれぞれ係止溝部72に入り込んだ状態となる。つまり、抜止板本体49aは、付勢部材48から部材配置空間56の開放端側へ向かう力を受けた状態となる。
この芯部材12は、スペーサ部材13を取り付けた状態で芯挿通孔55に挿通され、ハンドル部10に取り付けられる部材となっている。
より詳細には、角芯のうち、長手方向に沿って延びる4つの角部分の一つを部分的に欠落させ、この欠落部分に長手方向に沿って延びる溝部12aを形成している。
この溝部12aの底面は、湾曲面となっており、芯部材12の中心軸側へ向かって凸となるように湾曲している。
スペーサ取付孔12bは、溝部12aの底面に開口面が形成される貫通孔であり、芯部材12の横断面を基準として、欠落させた角部分とその対角とを結ぶ対角線に沿って延びている。つまり、スペーサ取付孔12bは、直線状に延びた孔であり、その延び方向が芯部材12の中心軸と直交する方向となっている。
また、この芯部材12は、適宜な部分を面取りしたものとなっている。例えば、長手方向の端部に位置する角部分であって、3辺と連続する角部分等が面取りされている。
すなわち、スペーサ部材13の延び方向における一端側が折り曲げられ、曲げ部分から直線状に延びる取付用挿通部13bが形成されている。そして、スペーサ部材13の他の部分がスペーサ本体部13aとなっている。
そして、スペーサ部材13が芯部材12に取り付けられた状態では、スペーサ本体部13aは、両端部分が溝部12aの底面に接触し、その間に位置する部分が溝部12aの底面から離れた位置に配された状態となる。
つまり、スペーサ本体部13aは、延び方向における両端部よりもその間に位置する部分が、より芯部材12から離れるように、微細に屈曲しつつ延びている。
なお、この取付座本体82は、角部分が丸みを帯びた形状となっている。つまり、側周面の一部であって、上面と側面の境界となる部分と、下面と側面の境界となる部分とが湾曲面となっている。また、周壁面の適宜な部分には、化粧カバー84と係合するための係合部が形成されている。
この第1縦取付部88aでは、開口形状が縦長長方形状となる凹部の底面のうち、左右方向の中心近傍となる位置に締結用孔90が形成されている。また、締結用孔90よりも左右方向の一方端側に近い位置と、締結用孔90よりも左右方向の他方端側に近い位置のそれぞれに、レール部91を形成するレール片91a,91bが一つずつ形成されている。
この締結用孔90は、2つのレール片91a,91bの間で延びる孔となっている。
この凹凸面部は、正面視形状が三角形となる突起部分が上下方向で多数並列して形成されている。具体的には、それぞれの突起部分の外形が、凹部の深さ方向(取付座本体82の厚さ方向)に延びる略三角柱状であり、それぞれの突起部分の正面視形状が、頂角が左右方向における端部側に位置する三角形状となっている。
第2縦取付部88bは、各部の上下方向の長さや形成位置が異なるものの、第1縦取付部88aと同様の構造であるので、各部に同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
第1横取付部88cでは、2つのレール片91a,91bが上下方向で間隔を空けて並列しており、一方の上側面と他方の下側面とが、凹凸面部が形成される外側面となっている。そして、2つのレール片91a,91bがそれぞれ左右方向に沿って互いに平行となるように延びており、その間で、締結用孔90が同方向に延びている。
つまり、第1横取付部88cは、第1縦取付部88aを正面視(図10(b)参照)で90度回転させ、さらに長さを短くしたような形状となっている。したがって、締結用孔90やレール部91は、延び方向及び長さが異なるものの第1縦取付部88aと同様の構造であるので、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
第2横取付部88dは、各部の形成位置が異なるものの、第1横取付部88cと同様の構造であるので、各部に同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
なお、以下の説明において、摺動固定片83の長手方向と短手方向とは、外側表面側からみた平面視における長手方向及び短手方向とし、摺動固定片83の厚さ方向とは、外側表面及び裏面と直交する方向(図11(b)の奥行き方向)とする。
また、摺動固定片83の裏面側には、2つのレール受部95が形成されており、一方が長手方向の片側端部よりの位置に設けられ、他方が長手方向の他方側端部よりの位置に設けられている。さらに、摺動固定片83には、摺動固定片83を厚さ方向に貫通する締結要素挿通孔96(取付側孔部)が形成されている。
詳細には、締結用凹部93を囲む側壁部分のうち、摺動固定片83の短手方向における両端側に位置する部分(図11(a)における上下端に位置する部分)が欠落し、外部と連通した状態となっている。
ここで、2つのレール受部95は、図11(b)で示されるように、背面視で対称形状(左右対称形状)となっている。すなわち、摺動固定片83の中心を通過しつつ摺動固定片83の短手方向に沿って延びる仮想線を挟んで対称形状となっている。
したがって、一方のみを詳細に説明し、他方の詳細な説明を省略する。
このレール挿通用溝98は、摺動固定片83を短手方向で貫通しつつ延びる溝状部分となっている。すなわち、摺動固定片83の側周面のうちで短手方向の両端に位置する2面を貫通し、延び方向の両端端部で外部と連通している。
より詳細には、摺動固定片83の長手方向において中心側から端部側へ延びる第1の部分と、摺動固定片83の短手方向に沿って延びる第2の部分と、第1の部分とは逆向きに延びる第3の部分とが連続して形成されている。
このとき、第1の部分は、摺動固定片83の長手方向で中心側に位置する端部が、レール挿通用溝98と連続している。また、第2の部分は、レール挿通用溝98よりも摺動固定片83の長手方向における端部側に位置し、延び方向の両端側がそれぞれ第1の部分と第3の部分に連続する部分となっている。第3の部分もまた、摺動固定片83の長手方向で中心側に位置する端部が、レール挿通用溝98と連続している。
つまり、摺動固定片83の長手方向に沿って延びる2つの溝状部分と、摺動固定片83の短手方向に沿って延びる1つの溝状部分とが連続して一連の溝状部分となっている。
ここで、図11(b)の上方から見た平面視(摺動固定片83の短手方向を視線方向とした平面視)において、係合板部100の一部とレール挿通用溝98の開口面とが重なった状態となっている。つまり、レール挿通用溝98の開口面から摺動固定片83の短手方向で離れた位置に、係合板部100の締結要素挿通孔96側の一部が位置している。
この凹凸面は、上記した固定片取付部88のレール片91a,91bに形成された凹凸面と係合可能な面であり、上記の凹凸面と同様に、略三角柱状の突起部分が多数並列して形成される部分となっている。つまり、係合板部100もまた、鋸刃状の凹凸面部を備えた構造となっている。
即ち、この隆起片部101は、レール挿通用溝98の締結要素挿通孔96側に位置する側壁面と一体に形成され、摺動固定片83の長手方向における中心側から端部側へ向かって隆起する部分となっている。
すなわち、隆起片部101は、係合板部100から摺動固定片83の長手方向で離れた位置に形成され、係合板部100の凹凸面が形成されていない部分と対向している。言い換えると、係合板部100の突出方向における基端側の一部のみと対向している。
より詳細には、摺動固定片83の長手方向における中心近傍であり、短手方向における中心近傍に形成される孔となっている。
つまり、締結要素挿通孔96は、延び方向の一部に、横断面の形状が他とは異なる部分、すなわち、横断面の形状が円形となる部分を有している。そして、当該部分では、横断面の面積が他よりも小さくなっている。
すなわち、化粧カバー84は、立板状部分84aと周壁部分84bによって囲まれ、周壁部分84bの突出端側が開放された空間(図9では図示しない)を形成している。そして、この空間に取付座本体82を嵌入可能となっている。
なお、この芯挿通孔105は、取付座本体82への取り付け時に芯挿通孔87と重なる位置に形成されている。
つまり、化粧カバー84を取付座本体82に取り付けた状態では、取付座本体82の側周面の外側に周壁部分84bが位置した状態となる。そして、取付座本体82の側周面と、周壁部分84bのそれぞれに形成された係合部同士が係合し、化粧カバー84の意図しない脱落を抑制(防止)可能となっている。
まず、図13で示されるように、ハンドル本体20に角芯位置調整部材21を固定し、ハンドル部10を形成する。このとき、角芯位置調整部材21は、ハンドル本体20の収容孔28に収容された状態となり、角芯位置調整部材21の筒側係合部群60と、ハンドル本体20のハンドル側係合部38とが係合した状態となる。
つまり、筒側係合部群60とハンドル側係合部38とは、対となる係合部として機能する部分であり、互いに係合する。
すなわち、角芯位置調整部材21は、取り付け時に戸板部材2側からみた平面視において、芯挿通孔55の開口形状が四角形状となる第1姿勢(図13(a)左図参照)での取り付けが可能となっている。さらに、同平面視において、芯挿通孔55の開口形状がひし形となる第2姿勢(図13(b)左図参照)でも取り付け可能となっている。
なお、このとき選択される姿勢は、ラッチ錠3の芯挿通用孔107の形状に応じて決定する。この芯挿通用孔107は、ラッチ錠3に形成される貫通孔であり、芯部材12を挿通するための貫通孔となっている。
ここで、角芯位置調整部材21の長手方向は、芯部材12の挿通方向でもある(詳しくは後述する)。したがって、第1姿勢と第2姿勢の一方の姿勢は、取り付け時における芯部材12の延び方向と同方向に延びる角芯位置調整部材21の中心軸を回転軸として、他方の姿勢から所定角度(45度)回転させた姿勢となっている。
すなわち、上記したように、ハンドル側係合部38は、複数の係合部群(第1の係合部群と第2の係合部群)を含むものであり、複数の係合部群のうちのいずれか1つを選択して筒側係合部群60と係合させることが可能となっている。つまり、筒側係合部群60に対し、複数の係合部群を選択的に係合させることが可能となっている。
つまり、筒側第1係合部60aは、ハンドル側係合部38の第1係合部38aと第4係合部38dのいずれかと係合可能であり、ハンドル側係合部38の他の係合部とは係合しない形状となっている。
具体的に説明すると、固定用凹部64は、収納筒部52の周方向に沿って延びる溝状部分となっている(図6(c)参照)。このため、角芯位置調整部材21を第1姿勢(図13(a)参照)と、第2姿勢(図13(b)参照)のいずれの姿勢としても、固定用凹部64の一部と固定用孔36とが重なった状態となる。
対して、固定ネジ23の挿入方向における先端側の部分は、固定用凹部64の一部に入り込んだ状態となる。このことにより、角芯位置調整部材21の着脱方向(図14の左右方向であり、角芯連結部26の長手方向)の移動が規制された状態となる。
このように、筒側係合部群60及びハンドル側係合部38と、固定ネジ23とは、いずれも角芯位置調整部材21の移動を規制する移動規制部材として機能し、それぞれ異なる方向への移動を規制する。すなわち、本実施形態のハンドル部10は、2つの異なる移動規制部を有する構造となっている。
すなわち、角芯取外用孔37は、角芯連結部26の周方向に延びる長孔部分となっている(図4(b)参照)。したがって、角芯位置調整部材21が第1姿勢(図13(a)参照)と、第2姿勢(図13(b)参照)のいずれの姿勢で取り付けられても、第2挿通溝61bと角芯取外用孔37の一部とが重なった状態となる。
つまり、マイナスドライバー等の公知の工具を第2挿通溝61bと角芯取外用孔37の連通孔に挿通し、操作側突起47cを適宜押圧することで、係止板部47の姿勢を変更することが可能となる。
このとき、付勢部材48は、係止板部47を常時押圧するので、ハンドル本体20(角芯位置調整部材21)に外力が加わらない状態では、係止板部47は傾斜姿勢を維持した状態となる。また、係止板部47が傾斜姿勢をとると、第2挿通溝61bと角芯取外用孔37の一部が連なって形成される連通孔と、操作側突起47cとが平面視で重なる位置に配された状態となる。つまり、取り付け時における下方側からみたとき、操作側突起47cが目視で確認可能な位置に配される。
すなわち、使用者が操作側突起47cを角芯配置部30側に押圧した場合等、係止板部47の一部に付勢部材48に抗する力が加わることで、傾斜姿勢から挿通可能姿勢へ移行する。
つまり、少なくとも一方のハンドル部10を形成した後、ハンドル部10に対して芯部材12及びスペーサ部材13を取り付ける工程を実施する。
このとき、図8、図15で示されるように、スペーサ部材13は、スペーサ本体部13aの延び方向における片側端部であって、取付用挿通部13bとは連続しない端部側から芯挿通孔55に挿入される。
つまり、スペーサ部材13は、挿入方向における先端側の一部のみが、芯挿通孔55の内部に配された状態となる。
このことにより、芯部材12の外周面もまた芯挿通孔55の内周壁に押し当てられ、芯部材12を抜けにくくすることが可能となる。すなわち、芯部材12を芯挿通孔55に略丁度嵌り込む形状や大きさにせずとも、芯部材12を強固に嵌め込んだ状態とすることが可能となる。
具体的に説明すると、芯部材12及びスペーサ部材13が芯挿通孔55に挿入されると、芯部材12の挿入方向における先端側が芯挿通孔55を通過して部材配置空間56へ至り、傾斜姿勢をとる係止板部47に当接する(図16(a)参照)。
すなわち、係止板部47が傾斜姿勢をとるとき、芯部材12の挿入方向に対して垂直となる面に中心孔75を投影した投影面の面積が、挿通可能姿勢の場合と比べて小さくなる。このことにより、係止板部47が挿通可能姿勢を取るときに比べ、芯部材12を中心孔75に挿通させ難くなる。
つまり、係止板部47は、一時的に挿通可能姿勢へと移行した後、傾斜姿勢に戻る方向に回動し、図16(c)で示されるように、中心孔75の開口縁近傍の部分が芯部材12の側面に当接する。このことにより、係止板部47が芯部材12を挿入方向と交わる方向に押圧し、芯部材12を引き抜き難い状態で取り付けることが可能となる。
なお、芯部材12を取り外すときは、上記したように、マイナスドライバー等の公知の工具を第2挿通溝61bと角芯取外用孔37の連通孔に挿通し、操作側突起47cを適宜押圧することで係止板部47を挿通可能姿勢へと移行させる。このことにより、芯部材12の引き抜きが可能となり、芯部材12のハンドル部10からの取り外しが可能となる。
本実施形態では、4つの固定片取付部88のうち、第1縦取付部88aと第2縦取付部88bの2つの固定片取付部88に摺動固定片83を取り付けている。
具体的に説明すると、本実施形態のハンドル取付座11は、様々な戸板に取り付けることを想定しており、取付孔の位置や数が異なる戸板に対して取り付け可能となっている。
このことから、ハンドル取付座11は、座取付用孔2bの数や位置に応じて、使用する摺動固定片83の数や配置位置を変更可能となっており、摺動固定片83を係合させる固定片取付部88もまた選択的に使用可能となっている。つまり、摺動固定片83の数や配置位置に応じて、複数の固定片取付部88から1以上を選択し、摺動固定片83と係合させる構造となっている。
すなわち、2つのレール受部95のレール挿通用溝98に対し、2つのレール片91a,91bをそれぞれ挿通した状態とし、レール片91a,91bの一部が摺動固定片83の内部で延びた状態とする。このとき、レール片91a,91bの延び方向とレール挿通用溝98の延び方向が同一の方向となる。そして、摺動固定片83は、長手方向が2つのレール片91a,91bの離間方向と同方向となる姿勢となる。
すなわち、2つのレール片91a,91bは、その離間方向の外側に位置する凹凸面部が係合板部100の凹凸面部と接触し、同方向で内側に位置する面は、隆起片部101(図12等参照)が形成されるレール挿通用溝98の側壁部分と接触している。
つまり、2つの係合板部100は、摺動固定片83をレール片91a,91bに沿って移動させている間、先端側部分同士が互いに離れる方向に移動するような変形と、互いに近づく方向へ移動するような変形を繰り返す。
つまり、2つの係合板部100は、レール片91a,91bの長手方向で連続する各部のそれぞれと係合可能であり、摺動固定片83の配置位置に対応するいずれかの一部と係合する部分となっている。言い換えると、摺動固定片83をレール片91a,91bの異なる部分に係合させることで、摺動固定片83の配置位置が変更される。
すなわち、2つのレール片91a,91bそれぞれが、隆起片部101(図12等参照)が形成されるレール挿通用溝98の側壁部分であり、それぞれ異なる側壁部分に押し当てられて密着することで、間に位置する略直方体状の部分を挟み込んだ状態となる。
すなわち、使用者は、摺動固定片83を所定位置まで移動させるだけで、摺動固定片83が位置ずれせず、固定用部材110を挿通する作業(詳しくは後述する)をやり易いものとなっている。
より詳細には、頭部112a、回転止め部112b、円筒部112cが長手方向の片側端部側からこの順で並んでおり、その内部には、長手方向の片側端部から他方側端部までを貫通する貫通孔が形成されている。
つまり、回転止め部112b側に位置する端部と、その反対側に位置する端部のそれぞれに、互いに平行となる面が形成されている。そして、この反対側に位置する端部には、第2固定部材112を貫通して延びる貫通孔の開口面(図2では図示しない、図17(a)参照)が形成されている。
つまり、第2固定部材112は、頭部112a、回転止め部112b、円筒部112cの順に細くなっていく形状となっている。
このとき、上記したように、座取付用孔2bには、逆側から第2固定部材112が挿通されるので、座取付用孔2bの内部に第2固定部材112の円筒部112cが位置することとなる(図示しない)。
したがって、第1固定部材111を座取付用孔2bに挿通し、第1固定部材111と円筒部112cと螺合させることで、第1固定部材111と第2固定部材112が一体に固定された状態となる。
また、摺動固定片83の締結用凹部93に、第1固定部材111の頭部と、第2固定部材112の頭部112aとが位置することとなる。
このことにより、2つの取付座本体82が戸板部材2に取り付けられた状態となる。
したがって、摺動固定片83の配置位置を変更することで、この取り付け用孔の位置が変更される構造となっている。
そして、戸板部材2の厚さ方向で、化粧カバー84の芯挿通孔105と、取付座本体82の芯挿通孔87と、戸板部材2の芯部材挿通孔2aと、もう一方の取付座本体82の芯挿通孔87と、もう一方の化粧カバー84の芯挿通孔105が重なった状態となる。
ここで、ケース挿入孔2cに収納されたラッチ錠3の芯挿通用孔107は、芯部材挿通孔2aと重なる位置に配される。つまり、上記した芯挿通孔105、芯挿通孔87、芯部材挿通孔2a等によって形成される一連の連通孔の中途部分に、芯挿通用孔107が位置する状態となる。
そして、芯部材12の長手方向における端部側であり、ハンドル部10に取り付けられていない端部側に対し他方のハンドル部10を取り付ける。このことにより、芯部材12の長手方向における両端側のそれぞれに、ハンドル部10が取り付けられた状態となり、ドア4の取手回りが完成する。
なお、このラッチ錠203は、プレートの奥側に位置するケース部分の大きさが上記したラッチ錠3よりも大きくなっており、より詳細には、取り付け時における上下方向の長さが長くなっている。
この調整用孔115aは、芯部材12の挿入方向を視線方向とした平面視において、その形状が、孔調整部材115を装着した芯挿通用孔207の形状と相似形となっており、芯挿通用孔207よりも面積が小さくなっている。
角芯位置調整部材21を3以上の姿勢で取り付け可能としてもよい。このとき、それぞれの姿勢は、いずれか一の姿勢から上記と同様の回転軸でそれぞれ異なる角度だけ回転させた姿勢であってもよい。
たとえば、戸板に形成された座を取り付つけるための孔が、上記のように上下方向で間隔を空けて並列するのでなく、錠前の挿入方向で間隔を空けて並列していた場合、第1横取付部88c及び第2横取付部88dに対して摺動固定片83を取り付けてもよい。
また、戸板に形成された孔の位置によっては、3以上の摺動固定片83を取り付けてもよい。すなわち、第1縦取付部88aと第2縦取付部88bからなる縦取付部と、第1横取付部88cと第2横取付部88dからなる横取付部に、それぞれ1以上の摺動固定片83を取り付けてもよい。さらにまた、全ての固定片取付部88に摺動固定片83を取り付けてもよく、いずれか一つのみの固定片取付部88に摺動固定片83を取り付けてもよい。これらは、摺動固定片83の取り付け位置同様、戸板に形成された座を取り付つけるための孔に応じて適宜変更してもよい。
2 戸板部材
4 ドア
10 ハンドル部(ドアハンドル)
11 ハンドル取付座(ドアハンドル取付座)
12 芯部材
20 ハンドル本体
21 角芯位置調整部材(位置調整部材)
28 収容孔(調整部材収納孔)
38 ハンドル側係合部
47 係止板部(係止板)
48 付勢部材
60 筒側係合部群(調整側係合部群)
60a 筒側第1係合部(調整側係合部)
60b 筒側第2係合部(調整側係合部)
60c 筒側第3係合部(調整側係合部)
82 取付座本体
83 摺動固定片(取付片部)
88 固定片取付部
91 レール部
96 締結要素挿通孔(取付側孔部)
110 固定用部材
Claims (10)
- ドアの取手部分及びその周辺を形成するドア用ハンドルユニットであって、
前記取手部分を形成するドアハンドルと、芯部材を少なくとも有し、
前記ドアハンドルは、ハンドル本体と、当該ハンドル本体に取り付け可能な位置調整部材を備えており、前記位置調整部材を介して前記芯部材を取り付け可能であり、
前記位置調整部材は、複数の姿勢から一の姿勢を選択して取り付け可能であり、
前記ハンドル本体に対する前記位置調整部材の取り付け時の姿勢を変更することで、前記ドアハンドルに取り付けた前記芯部材の姿勢が異なる姿勢となることを特徴とするドア用ハンドルユニット。 - 前記複数の姿勢は、第1姿勢と第2姿勢を含むものであり、
取り付け時における前記芯部材の延び方向と同方向に延びる前記位置調整部材の中心軸を基準軸としたとき、
前記第1姿勢と前記第2姿勢は、互いに他方の姿勢から前記基準軸を回転軸として所定の回転角度だけ回転させた姿勢であることを特徴とする請求項1に記載のドア用ハンドルユニット。 - 前記ハンドル本体には、前記位置調整部材の少なくとも一部を収納可能な調整部材収納孔が形成されており、
前記調整部材収納孔の内周面には、1又は複数のハンドル側係合部によって構成されるハンドル側係合部群が複数形成され、
前記位置調整部材の外周面には、1又は複数の調整側係合部によって構成される調整側係合部群が形成されており、
前記調整側係合部群は、複数の前記ハンドル側係合部群のそれぞれと係合可能であり、前記ハンドル本体に前記位置調整部材を取り付けた状態で、いずれか一の前記ハンドル側係合部群と係合するものであり、
前記調整側係合部群と前記位置調整部材とが係合することで、前記位置調整部材の所定方向への移動が規制されることを特徴とする請求項1又は2に記載のドア用ハンドルユニット。 - 前記位置調整部材は、調整部材本体に対して係止板と、当該係止板を所定方向に押圧する付勢部材とが取り付けられてユニット化されたものであり、
前記係止板は、前記芯部材を挿通可能な芯挿通孔を有しており、
前記芯部材が前記位置調整部材を介して前記ドアハンドルに取り付けられた状態では、前記芯挿通孔に前記芯部材が挿通された状態となり、さらに前記芯挿通孔の周辺部分が前記芯部材と接触して前記芯部材が抜け止めされることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のドア用ハンドルユニット。 - 固定用部材により戸板部材に固定されるドアハンドル取付座をさらに有し、
前記ドアハンドル取付座は、前記固定用部材を挿入するための挿入孔部を有しており、取付座本体と、当該取付座本体に取り付けられる取付片部とを備え、
前記取付片部は、取付側孔部を有しており、
前記取付側孔部は、前記挿入孔部の少なくとも一部を形成する孔であり、
前記取付座本体に対する前記取付片部の取り付け位置を変更することで、前記挿入孔部の位置を変更可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のドア用ハンドルユニット。 - 前記取付座本体は、前記取付片部を取り付けるための固定片取付部を有しており、
前記固定片取付部には、前記取付片部と係合するレール部が設けられ、
前記取付片部は、前記レール部と接触した状態を維持したまま摺動可能に取り付けられており、前記レール部に所定方向への移動を規制されつつ、前記レール部の長手方向に沿って移動させることが可能であることを特徴とする請求項5に記載のドア用ハンドルユニット。 - 前記取付片部は、前記レール部の各部分に対して係合可能であり、前記取付片部を前記レール部の異なる部分に係合させることで、前記取付座本体に対する前記取付片部の取り付け位置が変更されることを特徴とする請求項6に記載のドア用ハンドルユニット。
- 前記固定片取付部は、複数形成されており、
少なくとも一の前記固定片取付部と他の一の前記固定片取付部とは、それぞれに属する前記レール部の延び方向が異なるものであり、
複数の前記固定片取付部から一以上の前記固定片取付部を選択して、前記取付片部を取り付け可能であることを特徴とする請求項6又は7に記載のドア用ハンドルユニット。 - ドアの取手部分を形成するドアハンドルであって、
ハンドル本体と、当該ハンドル本体に取り付け可能な位置調整部材とを備え、
前記位置調整部材を介して外部の芯部材を取り付け可能であり、
前記位置調整部材は、複数の姿勢から一の姿勢を選択して前記ハンドル本体に取り付け可能であり、
前記ハンドル本体に対する前記位置調整部材の取り付け時の姿勢を変更することで、前記芯部材の異なる姿勢での取り付けが可能となることを特徴とするドアハンドル。 - 固定用部材により戸板部材に固定されるドアハンドル取付座であって、
前記固定用部材を挿入するための挿入孔部を有しており、
取付座本体と、当該取付座本体に取り付けられる取付片部とを備え、
前記取付片部は、取付側孔部を有しており、
前記取付側孔部は、前記挿入孔部の少なくとも一部を形成する孔であり、
前記取付座本体に対する前記取付片部の取り付け位置を変更することで、前記挿入孔部の位置を変更可能であることを特徴とするドアハンドル取付座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017140767A JP7012337B2 (ja) | 2017-07-20 | 2017-07-20 | ドア用ハンドルユニット、ドアハンドル、並びにドアハンドル取付座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017140767A JP7012337B2 (ja) | 2017-07-20 | 2017-07-20 | ドア用ハンドルユニット、ドアハンドル、並びにドアハンドル取付座 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019019610A true JP2019019610A (ja) | 2019-02-07 |
JP7012337B2 JP7012337B2 (ja) | 2022-01-28 |
Family
ID=65353928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017140767A Active JP7012337B2 (ja) | 2017-07-20 | 2017-07-20 | ドア用ハンドルユニット、ドアハンドル、並びにドアハンドル取付座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7012337B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022127990A1 (de) * | 2020-12-15 | 2022-06-23 | Rahrbach Gmbh | Betätigungsbaugruppe zur betätigung eines türverschlusses |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585558U (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-13 | 昭和ロツク株式会社 | 扉錠 |
JPS58100962U (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-09 | 吉村 富雄 | クレセント錠 |
JPH0626247A (ja) * | 1992-03-09 | 1994-02-01 | Interlock Hardware Dev Ltd | 取っ手及び取っ手装着装置 |
JPH0632636U (ja) * | 1991-09-30 | 1994-04-28 | 淳三郎 河崎 | レバ―ハンドル |
JP2012062708A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | West Inx Ltd | 角芯の固定構造、並びに、ドアハンドル |
-
2017
- 2017-07-20 JP JP2017140767A patent/JP7012337B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585558U (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-13 | 昭和ロツク株式会社 | 扉錠 |
JPS58100962U (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-09 | 吉村 富雄 | クレセント錠 |
JPH0632636U (ja) * | 1991-09-30 | 1994-04-28 | 淳三郎 河崎 | レバ―ハンドル |
JPH0626247A (ja) * | 1992-03-09 | 1994-02-01 | Interlock Hardware Dev Ltd | 取っ手及び取っ手装着装置 |
JP2012062708A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | West Inx Ltd | 角芯の固定構造、並びに、ドアハンドル |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022127990A1 (de) * | 2020-12-15 | 2022-06-23 | Rahrbach Gmbh | Betätigungsbaugruppe zur betätigung eines türverschlusses |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7012337B2 (ja) | 2022-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3207151U (ja) | 係止保持装置 | |
KR101933713B1 (ko) | 체결 클립용 부품 및 그 체결 클립 | |
US8671721B2 (en) | Lock structure | |
US20180274265A1 (en) | Rotary locking device | |
US20150015003A1 (en) | Concealed fastener lockset | |
US20170190031A1 (en) | Magnetic Socket | |
JP2019019610A (ja) | ドア用ハンドルユニット、ドアハンドル、並びにドアハンドル取付座 | |
KR101748480B1 (ko) | 회전 방지용 가이드캡이 구비되는 버클락 조립구조 | |
CN104204578A (zh) | 膨胀式紧固件 | |
JP2012233337A (ja) | ダイヤル錠ユニット | |
US10273716B2 (en) | Rekeyable lock | |
US6981726B2 (en) | Easily disassembled structure of an auxiliary lock | |
TWI746677B (zh) | 鎖核心組件、圍罩及用於鎖核心的外殼 | |
US8881624B2 (en) | Tool handle | |
US20160130837A1 (en) | Lock assembly | |
TWI638078B (zh) | 鎖閂之拆裝方法及其結構 | |
JP2001295539A (ja) | 左右兼用ドアシステム | |
JP5719962B1 (ja) | 結合具および容器 | |
JP2020154168A (ja) | 光ケーブル用トレイ、把持具、及び光ケーブル用クロージャ | |
JP6808202B1 (ja) | 埋め込み用雌ネジ部材が埋め込まれた締結用部品、締結構造および埋め込み用雌ネジ部材が埋め込まれた締結用部品の製造方法 | |
JP7262773B2 (ja) | 固定構造 | |
US9708838B2 (en) | Vehicle door handle device | |
JP2016084627A (ja) | 携帯型の錠前用キー | |
KR200460414Y1 (ko) | 슬라이딩 도어용 손잡이 | |
JP6416306B1 (ja) | 背板固定構造体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200714 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211014 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7012337 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |