JP2019015798A - 光通信モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】高い光結合効率を実現することができる光通信モジュールを提供する。【解決手段】光通信モジュールは、光結合部材3と光素子4とを備える。光結部材3は、第1の面3aと、第1の面の逆側に位置する第2の面3bと、第1の面から第2の面に向かって延在する第1の非貫通穴33と、第2の面から第1の面に向かって延在する第2の非貫通穴34と、第1及び第2の非貫通穴の間に設けられるレンズ35と、を有する。光素子4は、発光領域又は受光領域の少なくとも一方である光学領域43を表面に有し、当該光学領域43が第1の非貫通穴33に対向するように光結合部材3の第1の面33に実装される。光通信モジュールでは、レンズ35は、第1の非貫通穴33側に第1のレンズ面35aを含み、第1の非貫通穴33の中心軸、第1のレンズ面35aの光軸、及び、第2の非貫通穴34の中心軸が同一軸線上に位置している。【選択図】図4
Description
本発明は、光通信モジュールに関する。
特許文献1には、光半導体素子と光ファイバとが対向した構造を有する光モジュールが開示されている。この光モジュールでは、光半導体素子は、その受発光面が保持部材の保持穴の開口側に対向するように保持部材にマウントされており、保持穴に挿入された光ファイバと光結合するようになっている。
上述した光モジュールでは、受発光素子と光ファイバとの結合がいわゆる直接光結合(バットジョイント結合)であり、発光素子の開口数(NA:Numerical Aperture)が光ファイバのNAよりも大きい場合には発光素子からの光のすべてを光ファイバ内に閉じ込めることができないため、光の結合ロスが生じてしまう。一方、受光素子の受光径が光ファイバからの出射光の径よりも小さい場合には、光ファイバからの光の一部を受光素子で受光できないため、光の結合ロスが生じてしまう。このような光モジュールでは、デバイスの特性から、応答速度が速い発光素子(例えばVCSELなど)ではNAが大きくなり、一方、応答速度が速い受光素子では受光径が小さくなる傾向にある。従って、要求される応答速度が速くなると、上述した光モジュール構成では高い光結合効率を実現することが困難になる。
本発明は、高い光結合効率を実現することができる光通信モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光通信モジュールは、光結合部材と光素子とを備える。光結合部材は、第1の面と、第1の面の逆側に位置する第2の面と、第1の面から第2の面に向かって延在する第1の非貫通穴と、第2の面から第1の面に向かって延在する第2の非貫通穴と、第1及び第2の非貫通穴の間に設けられるレンズと、を有する。光素子は、発光領域又は受光領域の少なくとも一方である光学領域を表面に有し、当該光学領域が第1の非貫通穴に対向するように光結合部材の第1の面に実装される。レンズは、第1の非貫通穴側に第1のレンズ面を含み、第1の非貫通穴の中心軸、第1のレンズ面の光軸、及び、第2の非貫通穴の中心軸が同一軸線上に位置している。
本発明の一態様に係る光通信モジュールによれば、高い光結合効率を実現することができる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態を列記して説明する。本発明の一態様に係る光通信モジュールは、第1の面と、第1の面の逆側に位置する第2の面と、第1の面から第2の面に向かって延在する第1の非貫通穴と、第2の面から第1の面に向かって延在する第2の非貫通穴と、第1及び第2の非貫通穴の間に設けられるレンズとを有する光結合部材と、発光領域又は受光領域の少なくとも一方である光学領域を表面に有し、当該光学領域が第1の非貫通穴に対向するように光結合部材の第1の面に実装された光素子と、を備え、レンズは、第1の非貫通穴側に第1のレンズ面を含み、第1の非貫通穴の中心軸、第1のレンズ面の光軸、及び、第2の非貫通穴の中心軸が同一軸線上に位置している。
最初に本発明の実施形態を列記して説明する。本発明の一態様に係る光通信モジュールは、第1の面と、第1の面の逆側に位置する第2の面と、第1の面から第2の面に向かって延在する第1の非貫通穴と、第2の面から第1の面に向かって延在する第2の非貫通穴と、第1及び第2の非貫通穴の間に設けられるレンズとを有する光結合部材と、発光領域又は受光領域の少なくとも一方である光学領域を表面に有し、当該光学領域が第1の非貫通穴に対向するように光結合部材の第1の面に実装された光素子と、を備え、レンズは、第1の非貫通穴側に第1のレンズ面を含み、第1の非貫通穴の中心軸、第1のレンズ面の光軸、及び、第2の非貫通穴の中心軸が同一軸線上に位置している。
この光通信モジュールでは、光結合部材は、第1及び第2の非貫通穴の間にレンズを有し、このレンズが第1の非貫通穴側に第1のレンズ面を備えている。そして、第1の非貫通穴の中心軸、第1のレンズ面の光軸、及び、第2の非貫通穴の中心軸が同一軸線上に位置している。このため、第2の非貫通穴に光ファイバが挿入された場合に、第1のレンズ面は、光素子からの光または光ファイバからの光を好適に集光等することができる。すなわち、光素子(発光素子)のNAが光ファイバのNAより大きくても、光素子(発光素子)からの光を第1のレンズ面によって集光等の調整を行い、結合ロスが生じないように光ファイバに入射させ、光の結合ロスを低減することができる。また、光素子(受光素子)の受光径が光ファイバからの出射光の径より小さくても、光ファイバからの光を第1のレンズ面によって集光等の調整を行い、結合ロスが生じないように光素子に入射させ、光の結合ロスを低減することができる。よって、この光通信モジュールによれば、高い光結合効率を実現することが可能である。なお、この光通信モジュールの構成は、光素子(発光素子)のNAが光ファイバのNAより大きい場合や光素子(受光素子)の受光径が光ファイバからの出射光の径より小さい場合に適用されることが好ましいが、これに限定されるものではなく、光素子(発光素子)のNAが光ファイバのNAよりも小さい場合や光素子(受光素子)の受光径が光ファイバからの出射光の径よりも大きい場合に適用されてももちろんよい。この場合でも高い光結合効率を実現することができる。以下の態様でも同様である。
また、上記の構成によれば、第1及び第2の非貫通穴の間にレンズが設けられる構成であることから、光ファイバを第2の非貫通穴に固定する際に接着剤を用いた場合であっても、第1の非貫通穴側に設けられる光素子の光学面に接着剤が触れてしまうといったことを予防することができる。その結果、光素子の光学面等に設けられる金属(電極等)と接着剤とが反応してしまうことがなくなり、また接着剤に含まれる樹脂による応力が光素子にかかったりもしないため、光モジュールの信頼性を高めることができる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、第1の非貫通穴の第1の面から第1のレンズ面までの深さは、第1の非貫通穴の直径よりも短くてもよい。この場合、加熱手段によって光素子を光結合部材に接合する際に、第1の非貫通穴付近における光結合部材の熱変形を抑制することができる。よって、光通信モジュールの信頼性を向上できる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、第2の非貫通穴の直径は、第2の面からレンズまで一定であってもよい。この場合、例えば第2の非貫通穴に挿入される光ファイバを軸ずれすることなく精度よく保持できる。よって、光通信モジュールによる光結合効率を高くすることができる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、第1の非貫通穴の直径は、第1の面からレンズまで一定であり、且つ、第2の非貫通穴の直径と同等であってもよい。この場合、光結合部材の対称性が向上するため、加熱手段によって光素子を光結合部材に接続する場合において光結合部材全体における熱変形が均等になりやすく、不均等な熱変形が生じ難くなる。よって、この態様によれば、光通信モジュールの信頼性を向上できる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、光結合部材は、第1の面上に第1の電極を更に有し、光素子は、光学領域と同じ側に第2の電極を更に有し、第1の電極と第2の電極とが電気的に接続されていてもよい。この場合、簡単な構成で光素子を光結合部材を介して外部の基板などに電気的に接続できる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、光結合部材の第1の電極と光素子の第2の電極とがAuSn半田を介して接合されていてもよい。この場合、AuSn半田を融解して光素子を光結合部材に接合することができるため、例えば、AuやCuのバンプを形成しておいて熱や超音波により光素子を光結合部材に接合する場合に比べて、光素子と第1のレンズ面との距離の精度を高め、これにより光結合効率を向上することができる。また、AuSn半田を用いた接合、第1の電極と第2の電極との接合強度、すなわち光結合部材と光素子との接合強度を高めることも可能である。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、レンズは、所定の波長の通信光が透過可能であってもよい。この場合、レンズによる通信光の吸収が抑制されるため、光結合効率を更に向上させることができる。なお、ここでいう「通信光が透過可能」とは、厚さ1mmで所定の通信光(例えば波長850nmの光)の全光線透過率が90%以上であることを意味し、例えば、JIS K 7361−1に準拠して測定することができる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、光結合部材は、第1及び第2の非貫通穴を内部に構成する本体部を有し、本体部は、可視光に対して透明な材料から形成されていてもよい。この場合、視認性が向上することから、例えば光結合部材に光素子を実装する場合に各部材の相互の位置関係が分かりやすいため、よりスムーズに各部材を実装することができる。なお、ここでいう「可視光に対して透明」とは、厚さ1mmで可視光(例えば波長480nm〜670nmの光)の全光線透過率が60%以上であることを意味し、例えば、JIS K 7361−1に準拠して測定することができる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、レンズは、本体部と一体に形成されていてもよい。この場合、第1の非貫通穴の中心軸、第1のレンズ面の光軸、及び、第2の非貫通穴の中心軸を同一軸線上に位置させることが容易に実現でき、光軸ずれや各部品間の距離の変動などを小さくすることができる。その結果、簡単な構成で光結合効率を高めることが可能となる。また、レンズと本体部とを一体に形成しているため、光通信モジュールの製作コストを低減することもできる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、レンズは、本体部と同じ材料から形成されていてもよい。この場合、環境温度が変化した場合であっても、光結合部材の本体部とレンズとの線膨張係数の違いによる応力変形が生じ難いため、レンズの光軸ずれや各部材間の距離の変動が小さくなる。よって、この態様によれば、光通信モジュールの動作温度範囲を広くとることができ、温度変動があった場合でも高い光結合効率を実現することができる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、本体部は、耐熱材料により形成されていてもよい。この場合、光結合部材の耐熱性(リフロー耐性)を向上させることができる。また、光結合部材の本体部が耐熱材料から形成されることにより、例えば、実装精度の高いAuSn半田を高温(融点280℃前後)で融解して光素子を光結合部材に接合する場合であっても光結合部材側での熱変動が少ないため、実装の位置精度を高めることができる。なお、ここで用いられる「耐熱材料」としては、石英ガラスや各種の耐熱樹脂(例えば、ポリアリレート系樹脂のUポリマー(登録商標)、環状オレフィン系樹脂のARTON(登録商標)、テラリンク(登録商標)などの熱可塑性樹脂、又は、エポキシやシリコーンなどの熱硬化性樹脂)を例示することができるが、これらに限定されるものではない。なお、上記の石英ガラスや耐熱樹脂は透明材料としても用いることができる場合がある。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、光結合部材は、第2の非貫通穴内に設けられ、第2の非貫通穴に挿入される光ファイバの先端位置をレンズから離れた位置に規制する停止面を更に有していてもよい。この場合、光ファイバの位置精度を高めることにより、光結合効率をさらに高めることができる。しかも、光ファイバを第2の非貫通穴に挿入する際に、光ファイバが光素子と接触するのがより確実に防止されるため、光ファイバの挿入作業が容易になり、装置全体の生産性を向上することができる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールでは、レンズは、第2の非貫通穴側に第2のレンズ面を含み、第2のレンズ面の光軸は第2の非貫通穴の中心軸と一致していてもよい。この場合、第1の非貫通穴側に設けられる第1のレンズ面に加え、第2の非貫通穴側に第2のレンズ面が設けられることになり、光結合効率をさらに高めることができる。
本発明の一態様に係る光通信モジュールは、第2の非貫通穴に挿入される光ファイバを更に備えてもよい。この場合、光ファイバを備えた光通信モジュールを構成でき、光素子と光ファイバとの光結合を予め調整しておくことが可能となる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の実施形態に係る光通信モジュールについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
以下、本発明の実施形態に係る光通信モジュールについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の一態様に係る光通信モジュールの斜視図である。図1に示すように、光通信モジュール1は、回路基板2、光結合部材3、光素子4、複数の光ファイバ5、及び、駆動回路6を備えている。回路基板2は、X−Y面に沿って延びる主面2aを有し、主面2a上に光結合部材3と駆動回路6とが実装されている。光素子4は、例えば面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)などの発光素子又はフォトダイオード(PD:Photo Diode)などの受光素子若しくは両者の混合であり、光結合部材3の一方の面3aの略中央に実装されている。光素子4は、光結合部材3の面3a上に設けられた複数の電極31と回路基板2の主面2a上に設けられた複数の電極61とを介して、駆動回路6に電気的に接続される。詳細は後述するが、光結合部材3によりこの光素子4と光学的に結合される光ファイバ5は、光結合部材3の面3aとは逆側の面3bに設けられた複数の非貫通穴34(図4参照)それぞれに挿入され、一端が保持される。
図2は、図1に示す光通信モジュールを構成する光結合部材3の斜視図である。図2に示すように、光結合部材3は、その本体部30の外形が直方体形状を呈している。本体部30は、可視光に対して透明な材料から形成されており、例えば、石英ガラス、熱可塑性樹脂(ポリアリレート系樹脂(例えばUポリマー(登録商標))、環状オレフィン系樹脂(例えばARTON(登録商標))又はテラリンク(登録商標)等)、又は、熱硬化性樹脂(エポキシ又はシリコーン等)から形成することができる。透明材料から形成される光結合部材3の本体部30では、例えば、厚さ1mmの場合において波長480〜670nmの可視光に対しての全光線透過率を60%以上とすることができ、これにより、光素子4を光結合部材3に実装する際に相互の位置関係を確認しながら行うことが可能となる。また、光結合部材3の本体部30は耐熱材料から形成されていてもよく、例えば上述した透明且つ耐熱性の樹脂から本体部30を形成することもできる。光結合部材3(本体部30)が耐熱性を有することにより、光素子4を光結合部材3に実装する際や光結合部材3を回路基板2にリフロープロセスで実装する際の熱による影響(膨張、変形等)を低減することができる。
光結合部材3の第1の面3aには、複数(本実施形態では8本)の第1の電極31と、複数(本実施形態では8個)のメカニカルパッド32とが設けられている。また、光結合部材3の第1の面3aには、逆側に位置する第2の面3bに向かってその途中まで延在する複数(本実施形態では4個)の非貫通穴33が設けられている。第1の電極31、メカニカルパッド32及び第1の非貫通穴33の数は、光素子4に含まれる受光領域又は発光領域(以下「受発光領域」とも記す。)の数(本実施形態では4個の発光領域又は受光領域)に対応しており、1つの受発光領域に対して、一対の第1の電極31と、1個あるいは2個(本実施形態では2個)のメカニカルパッド32と、1個の第1の非貫通穴33とが設けられている。なお、光結合部材3の本体部30は、例えば第1及び第2の面3a,3b間の距離(厚み)が1mm程度の微小な部材であってもよい。
図3は、図1に示す光通信モジュールを構成する光素子4の斜視図である。図3に示すように、光素子4は、例えばVCSELチップであり、基板41と、複数(本実施形態では4個)のチャンネル42とを有している。複数のチャンネル42は、Y軸方向に沿って基板41の面41a上に並んで配置されている。Y軸方向におけるそれぞれのチャンネル42間の中心間隔は、Y軸方向におけるそれぞれの非貫通穴33間の中心間隔に対応する。各チャンネル42は、表面42aを有しており、表面42a上に、発光領域43と、発光領域43と同じ側にアノード電極44(第2の電極)と、発光領域43と同じ側にカソード電極45(第2の電極)と、電気的に他の部材から絶縁されているメカニカルパッド46と、を有している。上記では光素子4が共通の基板41上に複数の発光領域43が形成されて一体化されている場合について説明したが、各発光領域43あるいは受光領域43が個別の基板に形成されていてもよい。また、上記では光素子4が発光素子の場合について説明したが、光素子4は、PDなどの受光素子であってもよく、発光素子と受光素子とが混在するものであってもよく、更に、1つの発光又は受発領域のみを有する素子から構成されていてもよい。光素子4が、発光素子と受光素子とが混在する場合は、発光素子と受光素子とが、それぞれ別の共通の基板上に形成されていてもよい。なお、光素子4が1つの発光又は受発領域のみを有する素子から構成されている場合には、1つの第1の非貫通穴33等が光結合部材3に設けられることになる。
次に、図4を参照して、光通信モジュール1における光結合部材3と光素子4との接続構造についてより詳細に説明する。図4は、図1に示す光通信モジュール1を構成する光結合部材3と光素子4との接続構造を示す断面図である。
図4に示すように、光結合部材3は、本体部30の内部の略中央に、第1の非貫通穴33と、第2の非貫通穴34と、第1及び第2の非貫通穴33,34間に位置するレンズ35と、第2の非貫通穴34に挿入される光ファイバ5と、を備えている。また、光素子4は、表面42a(受発光領域43)が第1の非貫通穴33に対向するように光結合部材3の面3a上に実装されている。光結合部材3の電極31と光素子4の電極44,45、及び光結合部材3のメカニカルパッド32と光素子4のメカニカルパッド46とは、例えばAuSn半田層47を介して接合されているが、Au又はCuバンプによって接合されてもよい。なお、図4では、光素子4における1つの受発光領域(チャンネル42)43に対応する、第1及び第2の非貫通穴33,34とレンズ35と光ファイバ5とについて説明するが、他の受発光領域43に対応する非貫通穴等の構成も同様であり、ここでは、その説明は省略する。なお、本実施形態ではAuSn半田層47は予め光素子4の電極44,45、及びメカニカルパッド46に形成され(図3参照)、光結合部材3の電極31、及びメカニカルパッド32と接合されているが、AuSn半田層47が予め光結合部材3の電極31、及びメカニカルパッド32に形成され、光素子4の電極44,45、及びメカニカルパッド46と接合されていてもよい。
光結合部材3の第1の非貫通穴33は、第1の面3aから第2の面3bに向かってその途中に配置されるレンズ35まで延在する穴である。本体部30の第1の面3aには、例えば4つの第1の非貫通穴33がY軸方向に沿って順に形成されている(図2参照)。第1の非貫通穴33の直径は、第1の面3aから後述するレンズ35の第1のレンズ面35aまで一定であり、例えば128μm程度とすることができる。また、第1の非貫通穴33の深さT2(第1の面3aから第1のレンズ面35aまでの最短距離)は、例えば80μm程度とすることができ、第1の非貫通穴33の直径より短く、またレンズ35のX方向に沿った長さより短くなるように構成されている。
光結合部材3の第2の面3bには、複数(本実施形態では4個)の第2の非貫通穴34が形成されている。第2の非貫通穴34は、第2の面3bから第1の面3aに向かってその途中に配置されるレンズ35まで延在する穴である。本体部30の第2の面3bには、例えば4つの第2の非貫通穴34がY軸方向に沿って順に形成されている。第2の非貫通穴34の直径は、第2の面3bから後述するレンズ35の第2のレンズ面35bまで一定であり、例えば128μm程度とすることができる。なお、第2の非貫通穴34の直径は、第1の非貫通穴33の直径と同等であってもよいが、異なっていてもよい。また、第2の非貫通穴34の深さ(第2の面3bから第2のレンズ面35bまでの最短距離)は、例えば、第1の非貫通穴33の深さより長くなるように構成されている。
第1の非貫通穴33と第2の非貫通穴34との間には、レンズ35が設けられている。レンズ35は、光結合部材3の本体部30と一体的に形成されていてもよいし、本体部30の第1及び第2の非貫通穴33,34に対応する穴を貫通する穴の途中にレンズ部材を挿入又は圧入して所定の位置に固定することで形成されてもよい。レンズ35は、所定波長の通信光が透過可能である材料から形成されており、例えば、波長が850nm程度の光に対して厚さが1mmの場合に全光線透過率が90%以上であることが好ましい。また、レンズ35は、本体部30と同じ材料から形成されていてもよい。
レンズ35には、第1の非貫通穴33側に第1のレンズ面35aが設けられており、第2の非貫通穴34側に第2のレンズ面35bが設けられている。第1のレンズ面35aは、第1の面3a側に凸となっており、光素子4からの光を平行光にコリメートする機能を有し、第2のレンズ面35bは、第2の面3b側に凸となっており、第1のレンズ面35aから入射された平行光を集光して光ファイバ5のコア5bへ入射する機能を有している。このようなレンズ35のX方向に沿った長さは例えば200μm程度であり、その外径は例えば128μm程度とすることができる。光結合部材3では、光素子4からの光を高い光結合効率で光ファイバ5のコア5bへ入射させるために、第1の非貫通穴33の中心軸、レンズ35の第1及び第2のレンズ面35a,35bの光軸、及び、第2の非貫通穴34の中心軸(光ファイバ5の光軸)が同一軸線L上に位置するように構成されている。
光結合部材3の第2の非貫通穴34のレンズ35側には、当該穴に挿入される光ファイバ5の先端5aの位置をレンズ35から離れた位置に規制する停止部材36が更に設けられている。停止部材36は、X軸に沿って延びる筒状を呈しており、その外径は例えば128μm程度とすることができ、その長さは例えば135μm程度とすることができる。停止部材36は、第1の停止面36aと第2の停止面36bとを有している。第1の停止面36aは、レンズ35の第2のレンズ面35bの外周に当接しており、停止部材36がそれ以上、奥に入らないように構成されている。第2の停止面36bは、第2の面3b側に位置しており、光ファイバ5の先端5aと当接し、光ファイバ5がそれ以上奥に入らないようにしている。停止部材36は、光結合部材3の本体部30と一体的に形成されていてもよい。
光結合部材3の第1の面3aの第1の非貫通穴33の下側には、Z軸方向に沿って下面3cまで延在する第1の電極31が設けられている。図2に示すように、複数の第1の電極31は、Y軸方向に沿って配列されている。一対の第1の電極31が1つの第1の非貫通穴33に対応する。また、光結合部材3の第1の面3aの第1の非貫通穴33の上側には、略円盤状のメカニカルパッド32が設けられている。図2に示すように、複数のメカニカルパッド32は、Y軸方向に沿って配列されている。1つあるいは2つのメカニカルパッド32が一対の第1の電極31と1つの第1の非貫通穴33に対応する。
また、図4に示されるように、光素子4は、光結合部材3に対向するように配置されている。具体的には、光素子4は、それぞれのチャンネル42が第1の非貫通穴33それぞれに対向するように、光結合部材3の第1の面3aに実装されている。このような実装により、チャンネル42の表面42aが第1の非貫通穴33それぞれに対向する。また、光素子4のチャンネル42は、発光領域43を有しており、発光領域43から発光される光の光軸が軸線L上に位置するように調整されている。また、光素子4の電極44,45は、AuSn半田層47を介して光結合部材3の第1の電極31にそれぞれ接合され、さらに図1に示した電極61を介して駆動回路6に接続される。なお、光素子4のメカニカルパッド46は、光結合部材3のメカニカルパッド32にAuSn半田層47を介して接合され、光素子4が光結合部材3の第1の面3aと平行となるように実装される。
光ファイバ5は、第2の非貫通穴34に挿入されている。光ファイバ5は、その先端5aが停止部材36の第2の停止面36bに当接するように、第2の非貫通穴34に挿入されている。つまり、光ファイバ5の先端位置は停止部材36の第2の停止面36bにより規制されている。これにより、光結合部材3に対する光ファイバ5の位置が定められる。また、光ファイバ5の外径は、例えば125μm程度とすることができ、第2の非貫通穴の直径と略同等(やや小さい)外径であり、これにより、光ファイバ5の光軸が第1及び第2のレンズ面35a,35bの光軸に容易に一致される。なお、光ファイバ5は、フェルールを用いて第2の非貫通穴34に挿入される構成であってもよい。
ここで、再び図1を参照する。上述した構成を備えた光通信モジュール1では、例えば集積回路(IC:Integrated Circuit)から構成される駆動回路6が、電極61、電極31及び電極44,45を介して光素子4に電気的に接続されており、駆動回路6からの電気信号により光素子4の受発光が制御される。光学素子が発光素子の場合、光通信モジュール1では、光素子4からの光が光結合部材3のレンズ35を介して光ファイバ5に入射される。より具体的には、図4に示すように、まず、駆動回路により電極等を介して駆動信号が光素子4に入力されると、光素子4のチャンネル42による発光が実行され、その光Cがレンズ35の第1のレンズ面35aに入射される。レンズ35に入射された光Cは、第1のレンズ面35aによりコリメート光にされてレンズ35をX軸方向に沿って伝搬し、第2のレンズ面35bにおいて集光する。そして、この集光した光Cが光ファイバ5のコア5bに入射される。一方、光素子4が受光素子である場合には、光ファイバ5を伝搬してきた光Cは、レンズ35の第2のレンズ面35bに入射される。レンズ35に入射された光Cは、第2のレンズ面35bによりコリメート光にされてレンズ35をX軸方向に沿って伝搬し、第1のレンズ面35aにおいて集光される。そして、この集光された光Cが受光素子である光素子4に入射される。光素子4に入射された光は光素子4にて光電変換され、電気信号が駆動回路6に出力される。なお、この光通信モジュール1では、光素子4と駆動回路6とが回路基板2上の電極61等を介して接続されており、光素子4と駆動回路6との間にボンディングワイヤを設ける構成ではないため、装置の低背化を図ることができている。
以上に説明した光通信モジュール1によって得られる作用効果について説明する。光通信モジュール1では、光結合部材3は、第1の非貫通穴33及び第2の非貫通穴34の間にレンズ35を設けている。レンズ35は、第1の非貫通穴33側に第1のレンズ面35aを備えている。そして、第1の非貫通穴33の中心軸、第1のレンズ面35aの光軸、及び、第2の非貫通穴34の中心軸が同一の軸線L上に位置している。このため、第2の非貫通穴34に光ファイバ5が挿入された場合に、第1のレンズ面35a又は第2のレンズ面35bは、光素子4からの光又は光ファイバ5からの光をコリメートしたり、集光したりすることができる。また、光素子4のNAが光ファイバ5のNAよりも大きくても、第1及び第2のレンズ面35a,35bが光素子4からの光のNAを調整して光ファイバ5に入射させるため、光の結合ロスを低減することができる。さらに、光素子4(受光素子)の受光径が光ファイバ5からの出射光の径より小さくても、第1及び第2のレンズ面35a,35bが光ファイバ5からの光を集光して光素子4に入射させるため、光の結合ロスを低減することができる。よって、この光通信モジュール1によれば、高い光結合効率を実現することができる。
また、第1及び第2の非貫通穴33,34間にレンズ35を設けているため、第2の非貫通穴34に光ファイバ5を固定するための接着剤が導入されたとしても、光素子4まで接着剤が浸入してしまうのを抑制することができる。これにより、光素子4と接着剤との反応が抑制され、装置の信頼性を向上することができる。
また、本実施形態では、第1の非貫通穴33の第1の面3aから第1のレンズ面35aまでの深さが第1の非貫通穴33の直径よりも短くなっている。このため、加熱手段によって光素子4を光結合部材3に接続する場合においても、第1の非貫通穴33付近における光結合部材3の熱変形が抑制される。よって、光通信モジュール1の信頼性を向上できる。
また、本実施形態では、第1の非貫通穴33の第1の面3aから第1のレンズ面35aまでの深さがレンズ35の長さよりも短くなっている。このため、加熱手段によって光素子4を光結合部材3に接続する場合においても、第1の非貫通穴33付近における光結合部材3の熱変形が抑制される。よって、光通信モジュール1の信頼性を向上できる。
また、本実施形態では、第2の非貫通穴34の直径が第2の面3bからレンズ35まで一定である。これにより、第2の非貫通穴34に挿入される光ファイバ5を確実に光結合部材3により支持することができ、光ファイバ5と光素子4との光軸ずれを抑制することができる。
また、本実施形態では、第1の非貫通穴33の直径は、第1の面3aからレンズ35まで一定であり、且つ、第2の非貫通穴34の直径と同等である。この場合、光結合部材3の対称性が向上するため、加熱手段によって光素子4を光結合部材3に接続する場合においても、熱による変動が均一となり、第1の非貫通穴33付近における光結合部材3の熱変形が抑制される。よって、光通信モジュール1の信頼性を向上できる。
また、本実施形態では、光結合部材3は、第1の面3a上に第1の電極31を有し、光素子4は、第1の面3aに対向する表面42a上に第2の電極44,45を有し、第1の電極31と第2の電極44,45とが電気的に接続されている。このため、簡単な構成で、光素子4を外部の駆動回路6に電気的に接続することができる。しかも、この構成であれば、光素子4と駆動回路6とをボンディングワイヤで連結する必要がなくなるため、光通信モジュール1の低背化を実現し易くなる。
また、本実施形態では、光結合部材3の第1の電極31と光素子4の第2の電極44,45とがAuSn半田層47を介して接合されている。このようにAuSn半田を融解して光素子4を光結合部材3に接合することができるため、例えば、AuやCuのバンプを形成しておいて熱や超音波により光素子4を光結合部材3に接合する場合に比べて、光素子4と第1のレンズ面35aとの距離の精度を高め、光通信モジュール1の光結合効率を高めることができる。なお、AuSn半田を用いて接合する場合には、AuやCuのバンプを用いて接合する場合に比べて、製造公差や実装公差を10分の1程度に低減することも可能である。
また、本実施形態では、レンズ35は、所定の波長の通信光Cを透過可能な材料から形成されている。この場合、レンズ35による通信光Cの吸収が抑制されるため、光結合効率をさらに向上できる。
また、本実施形態では、光結合部材3の本体部30は、可視光に対して透明な材料から形成されていてもよい。この場合、視認性が向上されるため、光結合部材3に対して光素子4を実装する際に相互の位置関係を何れの方向からでも確認し易くなるため、よりスムーズに各部材を実装することができる。なお、本体部30は、可視光に対して透明でない材料から構成されていてもよい。
また、本実施形態では、レンズ35は、光結合部材3の本体部30と同じ材料から形成されていてもよい。この場合、環境温度が変化した際であっても、光結合部材3の本体部30とレンズ35との線膨張係数の違いによる応力変形が生じ難いため、レンズ35の光軸ずれや各部材間の距離の変化を小さなものとすることができる。その結果、光通信モジュール1の動作温度範囲を広くとることができる。
また、本実施形態では、光結合部材3の本体部30は、耐熱材料により形成されている。この場合、光結合部材3の耐熱性を向上することができる。これにより、例えば、AuSn半田を融解してAuSn半田層47により光素子4を光結合部材3に接合することができ、実装の位置精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、光結合部材3は、第2の非貫通穴34内に設けられ、第2の非貫通穴34に挿入される光ファイバ5の先端位置をレンズ35から離れた位置に規制する停止面36bを更に有している。この場合、光ファイバ5の位置精度を高めることによって、光結合効率をさらに高めることができる。しかも、光ファイバ5を第2の非貫通穴34に挿入する際に、光ファイバ5が光素子4と接触するのがより一層抑制されるため、光ファイバ5の挿入作業をより容易に行うことができ、装置全体の生産性を向上できる。
また、本実施形態では、レンズ35は、第2の非貫通穴34側に第2のレンズ面35bを更に備え、第2のレンズ面35bの光軸が第1のレンズ面35aの光軸や第2の非貫通穴34の中心軸と一致している。このため、この光通信モジュール1によれば、光素子4と光ファイバ5との光結合効率をさらに高めることができる。
また、本実施形態では、光通信モジュール1は、第2の非貫通穴34に挿入される光ファイバ5を更に備えていてもよい。この場合、光ファイバ5を備えた光通信モジュール1を構成でき、光素子4と光ファイバ5との光結合を予め調整しておくことが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、第1の非貫通穴33の直径は、第1の面3aからレンズ35の第1のレンズ面35aまで一定でなくてもよく、例えば、第1の面3aからレンズ35の第1のレンズ面35aに向けて減少する構造であってもよい。また、第2の非貫通穴34の直径は、第2の面3bからレンズ35の第2のレンズ面35bまで一定でなくてもよく、第2の面3bからレンズ35の第2のレンズ面35bに向けて減少する構造であってもよい。更に、第1の非貫通穴33の直径と第2の非貫通穴34の直径とは同等でなくてもよい。
また、光通信モジュールを次のような構成とすることもできる。なお、以下の変形例では、上記の実施形態と相違する点を主に説明し、共通する点についてはその説明を省略する。
図5は、図1に示す光通信モジュールを構成する光結合部材と光素子との接続構造の変形例を示す断面図である。図5に示すように、変形例に係る光通信モジュールでは、光素子4が接合される光結合部材3Aの内部構成が光結合部材3と相違している。光結合部材3Aでは、光結合部材3と異なり、レンズ35Aが第1のレンズ面35aのみを備えており、他方の第2のレンズ面35bを備えておらず、その代わりに平坦な面35cを備えている。また、光結合部材3Aは、停止部材36を有しておらず、光ファイバ5がレンズ35の平坦な面35cに直接当接するようになっている。このような光結合部材3Aを有する光通信モジュールでも、上記と同様に、光素子4からの光を第1のレンズ面35aにより集光して光ファイバ5のコア5bに入射させることができ、また、光ファイバ5からの光を第1のレンズ面35aにより集光して光素子4(受光素子)に入射させることができる。つまり、1つのレンズ面を有するレンズ35Aであっても、高い光結合効率を実現することが可能である。他の作用効果も同様に奏することができる。
また、上述した光通信モジュール1では、光素子4は回路基板2上に設けられた電極61を介して駆動回路6に接続されていたが、図6に示すような光通信モジュール1Aであってもよい。この光通信モジュール1Aでは、光素子4は、電極62、ワイヤ63、第1の電極31及び第2の電極44,45を介して、駆動回路6に電気的に接続されている。また、図7に示すように、光通信モジュール1Bでは、光素子4は、回路基板上の電極62、ワイヤ63、第1の電極31及び第2の電極44,45を介して、駆動回路6に電気的に接続されていてもよい。このような構成であっても高い光結合効率を実現することが可能である。
以下、比較例及び実施例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
比較例及び実施例において、諸条件における光結合効率(フレネル損失考慮)を算出するシミュレーションを行った。まず、比較例及び実施例において共通する条件について説明する。実施例に係る光通信モジュールの構成は、図4及び図5に示す接続構造を有するものを用い、光素子4をVCSEL素子とした。また、光素子4のNAを0.24とし、光ファイバ5のNAを0.2とした。光素子4の発光領域43のサイズは7.5μmとした。また、光結合部材3と光素子4との接合方法は、AuSn半田接合及びバンプ接合の2種類にした。
比較例については、レンズ結合部材がレンズ35及び停止部材36を有さず、第1の面3aから第2の面3bまで形成された貫通穴に挿入された光ファイバ5が、光素子4といわゆるバットジョイント結合する、従来構造による接続構造を有する光通信モジュールを用いた。比較例では、光素子4の発光領域43から光ファイバ5の先端5aまでの距離をパラメータT1として、シミュレーションを行った。図8に示されるように、比較例では、距離T1が長くなるにつれて、光結合効率が大幅に低下した。なお、比較例の光通信モジュールでは、距離T1が0のときであっても、光結合効率が最大70%程度であった。
また、実施例として、実施形態に係る光通信モジュール1(第1実施例、図4参照)、及び変形例に係る光通信モジュール(第2実施例、図5参照)の両方において、シミュレーションを行った。
第1実施例(図4参照)では、AuSn半田接合の接合公差、バンプ接合の接合公差、光素子4の発光領域43から第1のレンズ面35aまでの距離T2、第2のレンズ面35bから光ファイバ5の先端5aまでの距離T3、をパラメータとして、シミュレーションを行った。表1に示されるように、第1実施例では、半田接合の接合公差に相当する±2μm(製造公差及び実装公差を含む)の公差を設定してシミュレーションを行ったところ、光結合効率が85%程度に維持されることが確認できた。また、バンプ接合の接合交差に相当する±20μm(製造交差及び実装交差を含む)の公差を設定してシミュレーションを行ったところ、公差が−20μm〜0μmまでの間では、光結合効率が85%程度に維持されることが確認できたが、0μmから20μmに向かって、その光結合効率がやや低下することが確認できた。
また、図9に示されるように、第1実施例において、距離T3を一定にして距離T2を変動させた場合であっても、T2が100μmまでは光結合効率を85%程度に維持できることが確認できた。また、図10に示されるように、第1実施例において、距離T2を一定にして距離T3を変動させた場合であっても、T3が200μmまでは光結合効率を80%〜85%程度に維持できることが確認できた。
また、第2実施例(図5参照)では、半田接合の接合公差、バンプ接合の接合公差、及び、光素子4の発光領域43から第1のレンズ面35aまでの距離T2、をパラメータとして、シミュレーションを行った。表2に示されるように、第2実施例では、半田接合の接合公差に相当する±2μm(製造公差及び実装公差を含む)の公差を設定してシミュレーションを行ったところ、光結合効率が94%程度に維持されることが確認できた。また、バンプ接合の接合交差に相当する±20μm(製造交差及び実装交差を含む)の公差を設定してシミュレーションを行ったところ、公差が−20μm〜0μmまでの間では、光結合効率が94%程度に維持できることが確認できたが、0μm〜20μmに向かって、その光結合効率がやや低下することが確認できた。
また、図11に示されるように、第2実施例では、距離T2を変動させた場合であっても、T2が60μm〜110μmの間では、光結合効率を80%以上とすることが出来ることが確認できた。つまり、高い光結合効率を維持できることが確認できた。
以上より、実施例に示すようなレンズ35を内部に備えた光結合部材を用いて光素子4と光ファイバ5とを光学的に結合することにより、比較例のようなバットジョイント結合に比べて、高い結合効率を実現できることが確認できた。また、光素子4をAuSn半田接合により光結合部材3に接合すると、バンプ接合の場合に比べて公差を小さくすることができることから、より高い光結合効率を実現できることも確認できた。
次に、上記第1実施例、及び比較例に対応する光通信モジュールを以下の内容にて作製して、光伝送特性を評価した。まず、第1及び第2の非貫通穴33,34、停止面36bを含む停止部材36、第1及び第2のレンズ面35a,35bを含むレンズ35、第1の電極31、及びAuSn半田層47を有する光結合部材3を、耐熱ガラスであるテンパックスを用いて作製した。次に、第2の電極44,45が第1の電極31に設けられたAuSn半田層47に対向して接触するように配置した。次に、AuSn半田層47の温度を280℃程度まで上昇させて、AuSn半田層47を溶融させて、光素子4を光結合部材3に接合した。そして、これらの接合体をワイヤで駆動回路に電気的に接続し、回路基板に実装した。
また、比較例として、レンズ面を有していない光接続構造300を上記と同様に製作して、回路基板に実装した。
次に、これらの実装基板を評価用の基板に乗せ、まずは室温において25Gbpsでの光伝送特性を評価した。その結果、レンズ面を有する第1実施例に係る光通信モジュール1を有する実装基板では、送信波形におけるマスクマージンが40%程度であって、BER=1E−12における最小受信感度が−10dBmであったのに対し、レンズ面を有していない比較例に係る光通信モジュールを有する実装基板では、送信波形におけるマスクマージンが10%程度であって、BER=1E−12における最小受信感度が−5dBmであった。以上により、本発明の一実施形態に係る構造を用いることにより、光伝送特性を飛躍的に向上できることが確認できた。
次に、85℃において25Gbpsでの光伝送特性を評価した。その結果、レンズ面を有する第1実施例に係る光通信モジュール1を有する実装基板では、送信波形においてアイ開口及びエラーフリー(BER<1E−12)を確認できたが、レンズ面を有していない比較例に係る光通信モジュールを有する実装基板では、送信波形のアイは閉じ気味でBER=1E−12ではエラーフリーにならなかった。以上により、本発明の一実施形態に係る構造を用いることにより、動作温度範囲を飛躍的に広げられることが確認できた。
更に、レンズ面を有する第1実施例に係る光通信モジュールを有する実装基板では、通常のリフロー温度である265℃の熱履歴を印加した後に、室温及び85℃における光伝送特性評価を行ったが、熱履歴前後で光伝送特性に変化はなく、リフロー耐性を有することも確認できた。
以上により、光結合効率が高く、かつ、広い温度範囲で動作する光通信モジュールの実現が可能となることが分かった。
1,1A,1B…光通信モジュール、3,3A…光結合部材、3a…第1の面、3b…第2の面、30…本体部、31…第1の電極、33…第1の非貫通穴、34…第2の非貫通穴、35…レンズ、35a…第1のレンズ面、35b…第2のレンズ面、36b…停止面、4…光素子、42…チャンネル、42a…表面、44,45…第2の電極、47…AuSn半田層、5…光ファイバ、L…軸線、C…通信光。
Claims (14)
- 第1の面と、前記第1の面の逆側に位置する第2の面と、前記第1の面から前記第2の面に向かって延在する第1の非貫通穴と、前記第2の面から前記第1の面に向かって延在する第2の非貫通穴と、前記第1及び第2の非貫通穴の間に設けられるレンズとを有する光結合部材と、
発光領域又は受光領域の少なくとも一方である光学領域を表面に有し、当該光学領域が前記第1の非貫通穴に対向するように前記光結合部材の前記第1の面に実装される光素子と、を備え、
前記レンズは、前記第1の非貫通穴側に第1のレンズ面を含み、
前記第1の非貫通穴の中心軸、前記第1のレンズ面の光軸、及び、前記第2の非貫通穴の中心軸が同一軸線上に位置している、
光通信モジュール。 - 前記第1の非貫通穴の前記第1の面から前記第1のレンズ面までの深さは、前記第1の非貫通穴の直径よりも短い、
請求項1に記載の光通信モジュール。 - 前記第2の非貫通穴の直径は、前記第2の面から前記レンズまで一定である、
請求項1又は請求項2に記載の光通信モジュール。 - 前記第1の非貫通穴の直径は、前記第1の面から前記レンズまで一定であり、且つ、前記第2の非貫通穴の直径と同等である、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の光通信モジュール。 - 前記光結合部材は、前記第1の面上に第1の電極を更に有し、
前記光素子は、前記光学領域と同じ側に第2の電極を更に有し、
前記第1の電極と前記第2の電極とが電気的に接続されている、
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の光通信モジュール。 - 前記光結合部材の前記第1の電極と前記光素子の前記第2の電極とがAuSn半田を介して接合されている、
請求項5に記載の光通信モジュール。 - 前記レンズは、所定の波長の通信光が透過可能である、
請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の光通信モジュール。 - 前記光結合部材は、前記第1及び第2の非貫通穴を内部に構成する本体部を有し、
前記本体部は、可視光に対して透明な材料から形成されている、
請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の光通信モジュール。 - 前記レンズは、前記本体部と一体に形成されている、
請求項8に記載の光通信モジュール。 - 前記レンズは、前記本体部と同じ材料から形成されている、
請求項8又は請求項9に記載の光通信モジュール。 - 前記本体部は、耐熱材料により形成されている、
請求項8〜請求項10の何れか一項に記載の光通信モジュール。 - 前記光結合部材は、前記第2の非貫通穴内に設けられ、前記第2の非貫通穴に挿入される光ファイバの先端位置を、前記レンズから離れた位置に規制する停止面を更に有する、
請求項1〜請求項11の何れか一項に記載の光通信モジュール。 - 前記レンズは、前記第2の非貫通穴側に第2のレンズ面を含み、前記第2のレンズ面の光軸は前記第2の非貫通穴の中心軸と一致している、
請求項1〜請求項12の何れか一項に記載の光通信モジュール。 - 前記第2の非貫通穴に挿入される光ファイバを更に備える、
請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の光通信モジュール。
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